JPH0649394Y2 - 鍛造用金型取付装置 - Google Patents

鍛造用金型取付装置

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JPH0649394Y2
JPH0649394Y2 JP7416688U JP7416688U JPH0649394Y2 JP H0649394 Y2 JPH0649394 Y2 JP H0649394Y2 JP 7416688 U JP7416688 U JP 7416688U JP 7416688 U JP7416688 U JP 7416688U JP H0649394 Y2 JPH0649394 Y2 JP H0649394Y2
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JP
Japan
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die
punch
holder
recess
fixing holder
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JP7416688U
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JPH01177038U (ja
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博 薪木
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、鍛造用金型をプレスのスライド面に固定した
上部ダイホールダーに取付ける装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来の鍛造金型のプレスへの固定方法は、プレスの上部
ダイホールダー内に型固定スペーサー及び型締付クラン
ププレート等を用いてボルト締めしている。すなわち、
第5図(A)ないし(D)に示すように、上部ダイホー
ルダー1内に彫込まれた凹部に受板11をボルト12で固定
し、この中に型固定スペーサー13をボルト14で固定し、
更に、この中に型締付クランププレート15で金型パンチ
7の小径部d1に嵌合して支持した金型パンチ7の大径部
D1を嵌入し、型締付クランププレート15をボルト16で固
定して第5図(A)に示すように取付けしている。
別の固定方法を第6図に示す。
この従来例では、型固定スペーサー17に金型パンチ7の
大径部D2と小径部d2とを嵌合する凹部を彫込み、この部
分で金型パンチ7を支持した型固定スペーサー17(第6
図(C))を、受板11を固定した上部ダイホールダー1
内(第6図(B))にボルト18で固定することにより、
金型パンチ7を取付ける(第6図(A))。
これら従来の鍛造用金型取付装置による段取り作業は、
作業者が各部品を手で押え、上方向にボルト締めするこ
ととなるので、腰痛の原因となり、また、重量の有る金
型パンチが落下する危険が有る。
これを改善するものとして実開昭57-165334号公報に
は、プレスラムに固定した外側パンチホールダーの内側
両側にに水平方向のガイドを形成し、このガイドに内側
パンチホールダーで支持した金型パンチを横方向からス
ライドさせて挿入し、押え板で横方向から固定するよう
にしたものが提案されている。
〔解決しようとする課題〕
上述した従来の鍛造用金型取付装置は、段取り作業の困
難性及び安全性に問題があり、また、前記公開公報に開
示されたものでは、内側パンチホールダーを必要とする
上、金型パンチの支持固定が不十分で、鍛造作業中にパ
ンチ倒れを生ずるおそれが有る。
本考案は、上記の課題を解決し、鍛造金型パンチの交換
作業が容易且つ安全であり、作業能率の向上が図れると
共に、余分の部品を必要としない鍛造用金型取付装置を
提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
本考案は、プレスの上部ダイホールダーに取付固定する
型固定ホールダーに金型パンチの大径部及び段部の半円
弧状部を抱持する印篭凹部と開口部に沿つたスライド受
面とを形成し、該型固定ホールダーの印篭凹部に対向し
て金型パンチの他側の大径部及び段部の一部円弧状部を
抱持する印篭凹部及びその下部にスライド面を設けた前
記型固定ホールダーに締付け固定するブロックからなる
鍛造用金型取付装置である。
金型の交換作業は、金型パンチの大径部を型固定ホール
ダーの開口部から印篭凹部に横方向からスライドさせて
係合させる。型固定ホールダーの印篭凹部は、金型パン
チの大径部及び段部の少なくとも半円弧状部を抱持して
いるので、この状態で金型パンチが落下することはな
い。締付ブロックのスライド面を型固定ホールダーのス
ライド受面に載せて金型パンチ側に押込み、その印篭凹
部で金型パンチの他側の大径部及び段部の一部円弧状部
を抱持する。この状態で締付ボルトで締付ブロックを型
固定ホールダーに固定する。
金型パンチの大径部及び段部が型固定ホールダー及び締
付ブロックの印篭凹部で抱持され、締代をもつて固定さ
れるので、金型パンチの支持固定が十分となり、鍛造作
業中にパンチ倒れを生ずるおそれがない。
〔実施例〕
本考案の一実施例を図面について説明する。
第1図、第2図はそれぞれ分解した状態を示す平面図及
び側面図である。
図において、2は型固定ホールダーで、第3図、第4図
に示すようにプレスのスライド面に固定した上部ダイホ
ールダー1に取付けられて金型パンチ7を固定する部品
である。この型固定ホールダー2の内側には金型パンチ
7の上部の大径部Dの受部となる半円弧状凹部3とこれ
に接続する開口部4が形成されいて全体として馬蹄形と
なつていて、その半円弧状凹部3の下部には、金型パン
チ7の上部の大径部Dと小径部dとの段部aの受部とな
る円弧状の受部b,c,eが半円弧以上に亙つて形成され、
半円弧状凹部3と円弧状の受部b,c,eとが全体として金
型パンチを抱持する印篭部を形成すると共に、開口部4
の下部両側に締付ブロック8のスライド面gを支持する
スライド受面fが形成され、その内側側面の巾は、金型
パンチ7の小径部dを受け入れる寸法としてある。ま
た、型固定ホールダー2には上部ダイホールダー1に締
付ボルトで取付けるためのボルト孔5と締付ブロック8
を取付けるためのボルト用のネジ孔6が設けてある。
締付ブロック8には、金型パンチ7の大径部Dの受部と
なる弧状凹部9とその下部に金型パンチ7の段部aの受
部となる弧状の受部hが形成され、弧状凹部9と弧状の
受部hとが型固定ホールダー2の印篭部と対向して金型
パンチを支持する印篭部を形成すると共に、その下部に
はスライド面gが設けられている。また、締付ブロック
8には、締付ボルト用のボルト孔10と着脱時に指を掛け
る滑り止め溝20とが設けてある。
次に、金型の取付について説明する。
第4図に示すように、型固定ホールダー2のボルト孔5
に締付ボルト5′を挿入して型固定ホールダー2を上部
ダイホールダー1に固定して置き、金型パンチ7をスラ
イドさせてその大径部Dを型固定ホールダー2の半円弧
状凹部3に、段部aを型固定ホールダー2の受部b,c,e
に引き掛ける。この時には金型パンチ7の段部aの半円
周部とその近傍の部分が型固定ホールダー2の受部b,c,
eに引き掛つた状態となるので、金型パンチ7が落下す
るおそれがない。そこで、締付ブロック8のスライド面
gを型固定ホールダー2のスライド受面fに載せ、開口
部4に沿つて押込み、弧状凹部9を金型パンチ7の大径
部Dに受部hを段部aに当てる。第3図はこの状態を示
すものであるが、金型パンチ7は省略してある。
次に、ボルト孔10に締付ボルトを挿入し、ネジ孔6に締
代tで締付ブロック8を型固定ホールダー2に締付固定
する。以上により金型パンチ7の取付が完了する。
金型パンチ7の取付が完了した状態では、金型パンチ7
の大径部D及び段部aが型固定ホールダー2及び締付ブ
ロック8の印篭部により締代tで強固に締付保持され、
また、型固定ホールダー2と締付ブロック8とはスライ
ド面で係合しているので、鍛造時における金型パンチ倒
れが防止できる。
また、金型パンチの大径部D,小径部dの寸法を一種類に
統一して置くことにより、金型パンチを交換する場合
に、締付ブロックを型固定ホールダーから着脱するだけ
で、容易に異なる寸法の金型と交換することが可能とな
る。
〔考案の効果〕
本考案は、金型の装着に際し、金型をスライドさせて型
固定ホールダーに保持させてから締付ブロックを締付固
定するようにしたので、金型取付時の落下を防止でき、
金型交換の段取り作業が容易且つ安全で作業能率の向上
が図れると共に、余分の部品を必要とぜす、鍛造時にお
ける金型パンチ倒れが有効に防止できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示すもので第
1図は分解した状態を示す平面図、第2図は第1図のX-
X線による断面図、第3図は組付けた状態を示す平面
図、第4図は第3図のY-Y線による断面図、第5図及び
第6図はそれぞれ従来の固定手段を示すもので、第5図
(A)は組付けた状態を第5図(B)ないし(D)は分
解した状態を示す断面図、第6図(A)は組付けた状態
を第6図(B)ないし(C)は分解した状態を示す断面
図である。 1:上部ダイホールダー、2:型固定ホールダー 3:半円弧状凹部、4:開口部 5:ボルト孔、6:ネジ孔 7:金型パンチ、8:締付ブロック 9:弧状凹部、10:ボルト孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレスの上部ダイホールダー(1)に取付
    固定する型固定ホールダー(2)に金型パンチ(7)の
    大径部及び段部(a)の半円弧状部を抱持する印篭凹部
    (3)と該印篭凹部(3)の開口部(4)に沿ったスラ
    イド受面(f)とを形成し、該型固定ホールダー(2)
    の印篭凹部(3)に対向して金型パンチ(7)の他側の
    大径部及び段部(a)の一部円弧状部を抱持する印篭凹
    部(9)及びその下部にスライド面(g)を設けた、前
    記金型固定ホールダー(2)に締付け固定するブロック
    (8)からなることを特徴とする鍛造用金型取付装置。
JP7416688U 1988-06-03 1988-06-03 鍛造用金型取付装置 Expired - Lifetime JPH0649394Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7416688U JPH0649394Y2 (ja) 1988-06-03 1988-06-03 鍛造用金型取付装置

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JP7416688U JPH0649394Y2 (ja) 1988-06-03 1988-06-03 鍛造用金型取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01177038U JPH01177038U (ja) 1989-12-18
JPH0649394Y2 true JPH0649394Y2 (ja) 1994-12-14

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JP7416688U Expired - Lifetime JPH0649394Y2 (ja) 1988-06-03 1988-06-03 鍛造用金型取付装置

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JP4683705B2 (ja) * 2000-11-06 2011-05-18 株式会社アマダエンジニアリングセンター パンチプレス用金型装置

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JPH01177038U (ja) 1989-12-18

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