JPH064891A - 偏芯調整装置 - Google Patents

偏芯調整装置

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JPH064891A
JPH064891A JP16235792A JP16235792A JPH064891A JP H064891 A JPH064891 A JP H064891A JP 16235792 A JP16235792 A JP 16235792A JP 16235792 A JP16235792 A JP 16235792A JP H064891 A JPH064891 A JP H064891A
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JP
Japan
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center
shaped object
disk
eccentricity
pattern
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16235792A
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English (en)
Inventor
Masaru Mukoda
勝 向田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】円盤状物体1の中心とその表面に形成されるパ
ターンの中心がずれがあっても回転機構部2の回転中心
と芯合せをすることが出来る。 【構成】測定時、光ディスク原盤などの円盤状物体1を
保持し回転する回転機構部2に装着し回転した状態で、
レーザ発振器3から円盤状物体1に形成されたパターン
上にレーザビーム4を照射する。そして円盤状物体1に
形成されたパターンによって回折する1次回折光5を光
位置センサ部で捕捉し、偏芯量算出部7は受光位置信号
aの変化量が小さくなるよう偏芯量補正信号bを出力し
位置調整部8は偏芯量補正信号bによって円盤状物体1
を移動し回転機構部2の回転中心と円盤状物体1上のパ
ターン中心との偏芯を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、偏芯調整装置に関し、
特に同心円あるいはスパイラル状に等ピッチでパターン
が形成された円盤状物体を保持し回転する回転機構部の
回転中心と前記円盤状物体に形成されたパターン中心と
の偏芯量を小さくするよう調整する偏芯調整装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の偏芯調整装置の一例におけ
る構成を示す図である。
【0003】従来の偏芯調整装置は、図3に示すよう
に、円盤状物体1を保持し回転する回転機構部2と、こ
の回転機構部2の回転テーブル上に固定された円盤状物
体1の中心を回転中心に位置決めする位置決めピン1
8,19,20とを有していた。そして、回転機構部2
の回転中心と円盤状物体に形成されたパターン中心との
偏芯量を円盤状物体2の外径によって調整していた。
【0004】この場合、例えば、円盤状物体を光ディス
ク原盤とすると、光ディスク原盤用のガラス基板の外径
精度は±0.1mm程度であるため位置決めピンは最大
径が入るよう固定されるので、ガラス基板を位置決めピ
ンにより位置決めしたときの回転機構部の回転中心とガ
ラス基板の外径中心とのズレは最大で200μm程度と
なる。
【0005】さらに、この円盤状物体1であるガラス基
板の外径中心と基板上に形成されたパターン中心とのズ
レがあった場合、回転機構部の回転中心とパターン中心
との偏芯は200μmを越えることも有る得る。
【0006】このような従来の偏芯調整装置を用いた光
ディスク原盤信号評価装置では、このような位置決めピ
ン18,19,20で外形を基準にし、芯合せを行った
後、光ヘッドはプッシュプル法等の公知の手法によりパ
ターン上にトラッキングをかけパターンからの再生信号
を検出していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の偏芯調
整装置は光ディスク原盤の信号評価装置に使用した場合
に、基板の中心とパターンの中心のずれを加味すると、
回転機構部の回転中心と原盤上に形成されたパターン中
心との偏芯量が200μm以上となることも考えられ、
芯合せを許容値内に出来ないことがある。この場合は、
光ヘッドのトラッキングの状態が劣化し、パターンから
の再生信号が乱れ、信号変調度等の評価が正確にできな
いという欠点があった。
【0008】本発明の目的は、基板の中心とパターンの
中心の位置ずれがあっても回転中心とパターンの中心と
を芯合せの出来る偏芯調整装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の偏芯調整装置
は、同心円状あるいはスパイラル状に等ピッチでパター
ンが形成される円盤状物体を保持し回転する回転機構部
と、この円盤状物体上にレーザビームを照射する光学系
と、前記円盤状物体のパターン面上からの1次回折光を
受光し受光位置を出力する光位置センサ部と、この光位
置センサ部の受光位置信号から前記回転機構部の回転中
心と前記円盤状物体に形成されたパターン中心との偏芯
量を算出し偏芯補正信号を出力する偏芯量算出部と、該
偏芯量算出部からの偏芯補正信号によって前記回転機構
部上での前記円盤状物体の位置を調整する位置調整部と
を備えている。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0011】図1は本発明の偏芯調整装置の一実施例に
おける構成を示す図である。この偏芯調整装置は、図1
に示すように、同心円状あるいはスパイラル状に等ピッ
チでパターンが形成された円盤状物体1を保持し回転す
る回転機構部2と、前記円盤状物体1上にレーザビーム
4を照射するレーザ発振器3と、円盤状物体1のパター
ン面上からの1次回折光5を受光し受光位置信号aを出
力する光位置センサ部6と、受光位置信号aから前記回
転機構部2の回転中心と前記円盤状物体1に形成された
パターン中心との偏芯量を算出し偏芯量補正信号bを出
力する偏芯量算出部7と、偏芯量補正信号bによって回
転機構部2上での円盤状物体1の位置を調整する位置調
整部8とで構成される。
【0012】すなわち、回転機構部2に保持され回転す
る円盤状物体1上にレーザ発振器3から出射されるレー
ザビーム4を円盤状物体1上に形成されたパターンに照
射し、そのパターンの位置によって生ずる回折光5を検
知し、基準位置と比較し、その差で円盤状物体1の位置
を補正することである。
【0013】例えば、回転機構部2の回転中心と円盤状
物体1に形成されたパターン中心とに偏芯がある場合、
1次回折光5は光位置センサ部6のセンサ面上での受光
位置が変化し、光位置センサ部6は1次回折光5の受光
位置信号aを出力する。そして偏芯量算出部7は、受光
位置信号aから回転機構部2の回転中心と円盤状物体1
に形成されたパターン中心との偏芯量を算出し、偏芯量
が小さくなるよう偏芯量補正信号bを出力する。そして
位置調整部8では、偏芯量補正信号bに従って回転機構
部2に保持されている円盤状物体1の位置を調整する。
【0014】図2は回転機構部の回転中心と円盤状物体
に形成されたパターン中心との偏芯があった場合の光位
置センサ部上での1次回折光の受光位置を変化の状態を
示す図である。次にパターン中心と回転中心とのずれを
検出する手順を説明する。
【0015】光位置センサ部のセンサ面9を含む平面と
回転機構部の回転中心軸との交点が点10であり、レー
ザビームの光軸との交点が点12である。
【0016】回転機構部の回転中心と円盤状物体に形成
されたパターン中心との偏芯量を200μmとすると、
円盤状物体に形成されたパターン中心軸は、点10を中
心とする半径200μmの円11を前記平面上に描く。
【0017】センサ面9と円盤状物体のパターン面との
距離が100mm、パターンのピッチが2μm、パター
ン面上に照射するレーザビームの波長が632.8nm
の場合、光位置センサ部のセンサ面9上での1次回折光
の受光位置は、点12を中心とする半径16mm程度の
円13上で、点12から辺11への接線14,15でか
こまれた円弧16上を移動することとなる。
【0018】光位置センサ部として、例えば、浜松ホト
エレクトロニクス社製の位置検出素子を用いれば、1次
回折光の受光位置の変化に従って、受光位置信号のレベ
ルが変化する。
【0019】偏芯量算出部では、前記受光位置信号のレ
ベルの変化が小さくなるよう偏芯量補正信号を出力し、
位置調整部では、前記偏芯量補正信号に従って回転機構
部に保持されている円盤状物体の位置を調整して、回転
機構部の回転中心と円盤状物体上に形成されたパターン
中心との偏芯量を補正する。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は円盤状物体
の同心円パターンあるいはスパイラルパターンの中を光
学的に検出し、回転機構部の回転中心と前記パターン中
心との偏芯をモニタし、両者の中心位置を合せる位置調
整部を設けることによって、円盤状物体の中心と前記パ
ターンの中心がずれても、芯合せが出来、光ヘッドのト
ラッキングの状態が安定しパターンからの再生信号の信
号変調度等の評価が正確にできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の偏芯調整装置の一実施例における構成
を示す図である。
【図2】回転機構部の回転中心と円盤状物体に形成され
たパターン中心との偏芯があった場合の光位置センサ部
上での1次回折光の受光位置の変化の状態を示す図であ
る。
【図3】従来の偏芯調整装置の一例における構成を示す
図である。
【符号の説明】
1 円盤状物体 2 回転機構部 3 レーザ発振器 4 レーザビーム 5 1次回折光 6 光位置センサ部 7 偏芯量算出部 8 位置調整部 9 センサ面 17,18,19 位置決めピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心円状あるいはスパイラル状に等ピッ
    チでパターンが形成される円盤状物体を保持し回転する
    回転機構部と、この円盤状物体上にレーザビームを照射
    する光学系と、前記円盤状物体のパターン面上からの1
    次回折光を受光し受光位置を出力する光位置センサ部
    と、この光位置センサ部の受光位置信号から前記回転機
    構部の回転中心と前記円盤状物体に形成されたパターン
    中心との偏芯量を算出し偏芯補正信号を出力する偏芯量
    算出部と、該偏芯量算出部からの偏芯補正信号によって
    前記回転機構部上での前記円盤状物体の位置を調整する
    位置調整部とを備えることを特徴とする偏芯調整装置。
JP16235792A 1992-06-22 1992-06-22 偏芯調整装置 Withdrawn JPH064891A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16235792A JPH064891A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 偏芯調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16235792A JPH064891A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 偏芯調整装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH064891A true JPH064891A (ja) 1994-01-14

Family

ID=15753031

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16235792A Withdrawn JPH064891A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 偏芯調整装置

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JP (1) JPH064891A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007119475A1 (ja) * 2006-03-24 2007-10-25 Pioneer Corporation ディスク原盤露光装置及びその調整方法
JP2014163801A (ja) * 2013-02-25 2014-09-08 Canon Inc 偏芯検出装置、および偏芯検出方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007119475A1 (ja) * 2006-03-24 2007-10-25 Pioneer Corporation ディスク原盤露光装置及びその調整方法
US8335146B2 (en) 2006-03-24 2012-12-18 Nuflare Technology, Inc. Master disk exposing apparatus and the adjusting method therefor
JP2014163801A (ja) * 2013-02-25 2014-09-08 Canon Inc 偏芯検出装置、および偏芯検出方法

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