JPH0648898B2 - 凸極回転電機の回転子 - Google Patents
凸極回転電機の回転子Info
- Publication number
- JPH0648898B2 JPH0648898B2 JP60026274A JP2627485A JPH0648898B2 JP H0648898 B2 JPH0648898 B2 JP H0648898B2 JP 60026274 A JP60026274 A JP 60026274A JP 2627485 A JP2627485 A JP 2627485A JP H0648898 B2 JPH0648898 B2 JP H0648898B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- rotor rim
- electric machine
- rotating electric
- ventilation groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/22—Rotating parts of the magnetic circuit
- H02K1/24—Rotor cores with salient poles ; Variable reluctance rotors
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/22—Rotating parts of the magnetic circuit
- H02K1/32—Rotating parts of the magnetic circuit with channels or ducts for flow of cooling medium
- H02K1/325—Rotating parts of the magnetic circuit with channels or ducts for flow of cooling medium between salient poles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は突極回転界磁形回転電機の回転子に係わり、特
に、ロータリム外周において、磁極相互間の通風冷却用
に設けられた通風凹溝の改良に関するものである。
に、ロータリム外周において、磁極相互間の通風冷却用
に設けられた通風凹溝の改良に関するものである。
従来一般に採用されているこの種回転子の要部構造を第
５図及び第６図に示す。この図において、回転軸１には
スパイダー２が装着され、そしてこの外周にはロータリ
ム３が装着されている。ロータリム３の外周には複数の
磁極用ダブテール５が設けられ、そこに磁極４が取付け
られる。この様な回転子で、従来、磁極間の空間スペー
スが小さい場合には通風スペースを確保し、冷却効果を
高めるためにたとえば実用新案出願広告40−5927に記載
のようにロータリム外周部に、磁極間にＵ字状の通風凹
溝７を設けていた。
５図及び第６図に示す。この図において、回転軸１には
スパイダー２が装着され、そしてこの外周にはロータリ
ム３が装着されている。ロータリム３の外周には複数の
磁極用ダブテール５が設けられ、そこに磁極４が取付け
られる。この様な回転子で、従来、磁極間の空間スペー
スが小さい場合には通風スペースを確保し、冷却効果を
高めるためにたとえば実用新案出願広告40−5927に記載
のようにロータリム外周部に、磁極間にＵ字状の通風凹
溝７を設けていた。
すなわち第５図および第６図において、冷却風が効率良
く磁極４のコイル６に接触し、充分このコイルを冷却す
るためには冷却風がコイル６に流入する前で磁極４の軸
方向全長に行き渡る必要がある。このためロータリムの
外周にＵ字状の通風凹溝７を設けて、冷却風が矢印Ｅ，
Ｆで示した如く、そこを通つて磁極の軸方向全長に分布
した後、半径方向に流れてコイル６を効果的に冷却する
ようにしている。
く磁極４のコイル６に接触し、充分このコイルを冷却す
るためには冷却風がコイル６に流入する前で磁極４の軸
方向全長に行き渡る必要がある。このためロータリムの
外周にＵ字状の通風凹溝７を設けて、冷却風が矢印Ｅ，
Ｆで示した如く、そこを通つて磁極の軸方向全長に分布
した後、半径方向に流れてコイル６を効果的に冷却する
ようにしている。
一方、磁極４は回転により遠心力（Ｐ矢印で示す）が生
ずるので、ロータリムの磁極用ダブテール５を介して結
合するようにしている。すなわちこのハメアイ部がその
力を支え、磁極を正規の位置に保持している。前述のハ
メアイ部には遠心力Ｐの分力Ｑが作用する。
ずるので、ロータリムの磁極用ダブテール５を介して結
合するようにしている。すなわちこのハメアイ部がその
力を支え、磁極を正規の位置に保持している。前述のハ
メアイ部には遠心力Ｐの分力Ｑが作用する。
この構造では、ロータリム３には磁極用ダブテール５と
Ｕ字状の通風凹溝７間の点ＡＢまたはＣＤ間が強度的に
は最も危険な個所となる。即ち、磁極４の遠心力Ｐの分
力Ｑによつて、ＡＢ間にはＱによるせん断力と、Ｑ×ｌ
なる曲げモーメントによる曲げ応力が生じ、ＡＢ部はそ
の合成応力に耐える必要があるが、機種によつては、Ａ
Ｂ間の寸法を強度上必要なまで大きくとることが困難と
なり、Ｕ字状の通風凹溝７までは有効な通風溝の設計が
不可能となる欠点があつた。
Ｕ字状の通風凹溝７間の点ＡＢまたはＣＤ間が強度的に
は最も危険な個所となる。即ち、磁極４の遠心力Ｐの分
力Ｑによつて、ＡＢ間にはＱによるせん断力と、Ｑ×ｌ
なる曲げモーメントによる曲げ応力が生じ、ＡＢ部はそ
の合成応力に耐える必要があるが、機種によつては、Ａ
Ｂ間の寸法を強度上必要なまで大きくとることが困難と
なり、Ｕ字状の通風凹溝７までは有効な通風溝の設計が
不可能となる欠点があつた。
本発明はこれにかんがみなされたもので、その目的とす
るところは、充分な冷却風量の流入が可能で、かつロー
タリムに過大応力が発生することのないこの種回転電機
の回転子を提供するにある。
るところは、充分な冷却風量の流入が可能で、かつロー
タリムに過大応力が発生することのないこの種回転電機
の回転子を提供するにある。
すなわち本発明は、ロータリムの通風凹溝を、ダブテー
ル角部を支点とする包絡線で結んだ外周側に形成するよ
うになし所期の目的を達成するようにしたものである。
ル角部を支点とする包絡線で結んだ外周側に形成するよ
うになし所期の目的を達成するようにしたものである。
以下、第１図から第４図により、本発明の一実施例を説
明する。第１図は従来構造の第６図に対応した、本発明
の平面図である。この図において、ロータリム３の磁極
用ダブテール５には磁極４が装着されており、前記磁極
用ダブテール５の相互間には許容応力によつて作られる
包絡線によつて形成された通風溝８が設けられている。
冷却風はこの溝を通つて磁極の軸方向全長に分布し次い
で半径方向に流れてコイル６を冷却する。
明する。第１図は従来構造の第６図に対応した、本発明
の平面図である。この図において、ロータリム３の磁極
用ダブテール５には磁極４が装着されており、前記磁極
用ダブテール５の相互間には許容応力によつて作られる
包絡線によつて形成された通風溝８が設けられている。
冷却風はこの溝を通つて磁極の軸方向全長に分布し次い
で半径方向に流れてコイル６を冷却する。
包絡線からなる通風溝の設計法の一例を第２図及び第３
図により説明する。第２図は第１図における通風溝８の
部分を示す拡大図である。許容応力の包絡線は磁極用ダ
ブテール５となすある角度αの位置における、許容応力
となる長さＬを各々の任意の角度においてプロツトし、
その点を結んだ曲線として求められる。ある角度αの位
置におけるＬの求め方は、第３図において磁極の遠心力
によつて生ずる力をＱとすると、Ｑが作用するダブテー
ルの面ＩＧに対し、角度αなる線ＨＧ上において、ＨＧ
に垂直及び平行に作用する力はそれぞれ、 Ｑ１＝Ｑcosα Ｑ２＝Ｑsinα となり、磁極の長さをＺとし、許容応力となる長さＬと
すると、ＧＨにおける応力は、 この合成応力σが許容応力と等しくなるようなＬを算出
すれば良い。
図により説明する。第２図は第１図における通風溝８の
部分を示す拡大図である。許容応力の包絡線は磁極用ダ
ブテール５となすある角度αの位置における、許容応力
となる長さＬを各々の任意の角度においてプロツトし、
その点を結んだ曲線として求められる。ある角度αの位
置におけるＬの求め方は、第３図において磁極の遠心力
によつて生ずる力をＱとすると、Ｑが作用するダブテー
ルの面ＩＧに対し、角度αなる線ＨＧ上において、ＨＧ
に垂直及び平行に作用する力はそれぞれ、 Ｑ１＝Ｑcosα Ｑ２＝Ｑsinα となり、磁極の長さをＺとし、許容応力となる長さＬと
すると、ＧＨにおける応力は、 この合成応力σが許容応力と等しくなるようなＬを算出
すれば良い。
第１図に示す通風溝８の面積は許容応力上からとり得る
最大の広さを持つものとなり、当然のことながら、従来
構造のＵ字状やその他の形状の通風溝よりも面積が大と
なるので通風溝における通風能力も最大となり、依つて
冷却効果も最大となる。
最大の広さを持つものとなり、当然のことながら、従来
構造のＵ字状やその他の形状の通風溝よりも面積が大と
なるので通風溝における通風能力も最大となり、依つて
冷却効果も最大となる。
第４図は第２図の包絡線に近似した直線の組合せで通風
溝９を形成したものであり、通風溝９の加工が容易であ
り、かつ、冷却効果も同等に近いと考えられる実施例を
示すものである。
溝９を形成したものであり、通風溝９の加工が容易であ
り、かつ、冷却効果も同等に近いと考えられる実施例を
示すものである。
以上の如く、本発明によれば、ロータリム外周部の磁極
間に設ける通風溝を面積最大にとることが可能なので、
冷却風による磁極のコイルの冷却を効果を高めることが
可能となり、電機の性能向上に寄与するところ非常に大
である。かつ、従来のＵ字状、その他の通風溝の如く、
ロータリムの過大応力発生の欠点を解消できる。
間に設ける通風溝を面積最大にとることが可能なので、
冷却風による磁極のコイルの冷却を効果を高めることが
可能となり、電機の性能向上に寄与するところ非常に大
である。かつ、従来のＵ字状、その他の通風溝の如く、
ロータリムの過大応力発生の欠点を解消できる。
第１図は本発明の回転子の一実施例を示す要部平面図、
第２図は第１図の通風凹溝部の拡大図、第３図は第２図
のダブテール部に作用する力を説明する図、第４図は本
発明の他の実施例を示す要部平面図で、第５図は従来の
回転子の断面図、第６図は第５図のＩ−Ｉ方向矢視の平
面図である。 ３……ロータリム、４……磁極、５……磁極用ダブテー
ル、８……通風凹溝、９……通風凹溝。
第２図は第１図の通風凹溝部の拡大図、第３図は第２図
のダブテール部に作用する力を説明する図、第４図は本
発明の他の実施例を示す要部平面図で、第５図は従来の
回転子の断面図、第６図は第５図のＩ−Ｉ方向矢視の平
面図である。 ３……ロータリム、４……磁極、５……磁極用ダブテー
ル、８……通風凹溝、９……通風凹溝。
Claims (1)
- 【請求項１】回転軸と共に回転するロータリム、該ロー
タリムの外周に所定間隔をおいて結合固定された磁極と
を備え、前記ロータリムの外周面で、かつ隣接ダブーテ
ル間には軸方向に延びた通風凹溝が形成されており、か
つ前記ロータリムと磁極との結合が、ロータリムに設け
られたダブーテル凸部の嵌め合せ係合によりなされてい
る突極回転電機の回転子において、ロータリムの通風凹
溝を、ダブーテル角部を支点とするロータリム材料の許
容応力の包絡線で結んだ線に沿ってその外側に形成する
ようにしたことを特徴とする凸極回転電機の回転子。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60026274A JPH0648898B2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 凸極回転電機の回転子 |
| US07/106,008 US4748354A (en) | 1985-02-15 | 1987-10-07 | Rotor for salient-pole machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60026274A JPH0648898B2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 凸極回転電機の回転子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61189144A JPS61189144A (ja) | 1986-08-22 |
| JPH0648898B2 true JPH0648898B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=12188703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60026274A Expired - Lifetime JPH0648898B2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 凸極回転電機の回転子 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4748354A (ja) |
| JP (1) | JPH0648898B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3574221B2 (ja) * | 1995-06-09 | 2004-10-06 | 三菱電機株式会社 | 回転電機の回転子 |
| GB9823924D0 (en) | 1998-11-03 | 1998-12-30 | Lucas Ind Plc | Electric machine and rotor for use therein |
| JP2019176712A (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-10 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | モータシャフト、回転子、モータ、送風機 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2974239A (en) * | 1958-09-17 | 1961-03-07 | Zd Y V I Plzen | Arrangement for dissipating heat generated in the field coils |
| US3514647A (en) * | 1968-09-30 | 1970-05-26 | Gen Electric | Cooling arrangement for dynamoelectric machines |
| JPS5643246U (ja) * | 1979-09-10 | 1981-04-20 | ||
| US4496863A (en) * | 1982-04-22 | 1985-01-29 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Salient-pole rotor of a rotary electric machine |
-
1985
- 1985-02-15 JP JP60026274A patent/JPH0648898B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-10-07 US US07/106,008 patent/US4748354A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61189144A (ja) | 1986-08-22 |
| US4748354A (en) | 1988-05-31 |
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