JPH0648777B2 - チューニング電圧の再設定方法 - Google Patents

チューニング電圧の再設定方法

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JPH0648777B2
JPH0648777B2 JP15509189A JP15509189A JPH0648777B2 JP H0648777 B2 JPH0648777 B2 JP H0648777B2 JP 15509189 A JP15509189 A JP 15509189A JP 15509189 A JP15509189 A JP 15509189A JP H0648777 B2 JPH0648777 B2 JP H0648777B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、TV(テレビジョン)受像機やVTR(ビデ
オテープレコーダ)等の放送受信機におけるチューニン
グ電圧の再設定方法に関する。
(ロ)従来の技術 第2図はVTRのボルテージシンセサイザ方式の選局装
置のブロック図を示しており、かかる選局装置は例えば
オーム社発行「テレビジョン画像工学ハンドブック」P
P.1028〜1029にも紹介されている。この選局
装置は、選局プリセット時にチューニング電圧を自動的
に変化させ、受信可能な放送信号が探局されるとチュー
ニング電圧の変化を停止し、所望の放送ならばユーザが
そのチューニング電圧をメモリに記憶させる操作をする
セミオート機能、あるいは受信可能な放送局を受信する
ためのチューニング電圧を全て自動的にメモリに記憶す
るフルオート機能を備えている。
第2図において、(1)はEPROM等のメモリであっ
て、各チャンネルに対応するチューニングデータ及びバ
ンドデータが格納されている。(2)はマイコン(マイク
ロコンピュータ)であって、該マイコン(2)を機能ブロ
ック化すると選局制御部(3)、水平同期信号カウンタ
(4)、有局、無局判別回路(5)、ウインドウコンパレータ
(6)からなる。キーボード(7)の操作によって所定のチャ
ンネルを選択すると選局制御部(3)はメモリ(1)からキー
ボード(7)によって選択されたチャンネルのチューニン
グ及びバンドデータ(a)を読み出し、チューニングデー
タはPWM(Pulse Width Modulation)信号(b)に変換さ
れ、それがLPF(ローパスフィルタ)(8)を通してチ
ューニング電圧(c)に変換されてチューナパック(9)のチ
ューナ部の同調素子(可変容量ダイオード)に印加され
る。また、バンドデータはBAND切換信号(d)に変換
されてチューナパック(9)のチューナ部のバンド切換え
回路に加えられ、これにより所定のバンドが選択され
る。前記チューナパック(9)はチューナ部として周知の
電子同調チューナとIF信号処理回路からなり、オーデ
ィオ及びビデオ信号(f)(g)の他、AFT出力電圧[AF
TS字特性電圧](h)を出力すると共に、内部にはアナ
ログAFT回路が備わっており、後述するように前記選
局制御部(3)の制御信号(e)によって、該アナログAFT
回路が作動する。前記チューナパック(9)から出力され
るビデオ信号(f)は同期分離回路(10)に供給され、そこ
で水平同期信号(Hs)が分離されてマイコン(2)の水平カ
ウンタ(4)に入力される。水平カウンタ(4)は水平同期信
号(Hs)の数を計数し、その計数値を有局・無局判別回路
(5)に入力する。有局・無局判別回路(5)は入力されるカ
ウント値に基づいて、それが所定の範囲内(6KHz〜2
6KHz)であれば有局と判断し、その範囲外であれば無
局と判断してその判別情報(i)を選局制御部(3)に与え
る。
第3図はチューナパック(9)から出力されるAFT出力
電圧[S字カーブ](h)[第3図(イ)]と前記判別情報
(i)[第3図(ハ)]を示しており、判別情報(i)は有局な
らばハイレベルの信号、無局ならばローレベルの信号と
なる。
前記チューナパック(9)から出力される第3図(イ)の如き
AFT出力電圧(h)はウインドウコンパレータ(6)に入力
される。ウインドウコンパレータ(6)は電源電圧をVDD
として、第1レベル[5/16VDD]と第2レベル[10/16
DD]が設定されており、その比較結果(a)、(b)[第3
図(ロ)]を選局制御部(3)に出力する。
次に、第4図のフローチャートを参照しながら従来のチ
ューニング電圧の再設定方法について述べる。尚、この
設定動作はマイコン(2)の選局制御部(3)の動作に相当す
る。
まず、リセットスイッチ(11)をオンにすると、(S1)水平
同期信号の周波数を見て、ステップ2(S2)で該周波数が
所定の範囲内(6KHz〜26KHz)にあるとき有局(放送
信号がある)とみなし、所定の範囲以外にあるとき無局
(放送信号がない)とみなして、無局であればリセット
動作を終了し(S3)、有局であればAFT出力電圧[AF
TのS字カーブ電圧]が5/16VDD(VDDは電源電圧)よ
り小さいかどうかの判断をする(S4)。このステップ(S4)
で〔AFT出力電圧〕≧5/16VDDならばチューニング電
圧をアップし続ける(S5)。そして、ステップ(S4)で[A
FT出力電圧]<5/16VDDであるとチューニング電圧を
ダウンさせる(S6)。そして、次に[AFT出力電圧]>
10/16VDDか否かの判断が成される(S7)。このステップ
(S7)で[AFT出力電圧]<10/16VDDであればステッ
プ6(S6)に戻るが、〔AFT出力電圧〕>10/16VDD
あれば次のステップ8(S8)で最小ステップ分だけチュー
ニング電圧がアップされ、これによってAFT出力電圧
はアナログAFTの引込み範囲内に入る。
尚、ここまでの選局装置のAFT動作は、ローパスフィ
ールタ(8)によって平滑されたチューニング電圧にAF
T電圧を加算するアナログAFTではなく、デジタルA
FTと呼ばれるAFT動作である。このデジタルAFT
とは、マイコン(2)にAFT電圧のデータを入力し、こ
のデータに応じて、PWM信号のデューティ比を微少変
動せしめてAFT動作を行うものである。
そして、次のステップ9(S9)でアナログAFT制御がな
され同調点への引込みを終了する(S10)。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところで、従来の方法では温度ドリフト等の影響でチュ
ーニング電圧が上方向にずれていて、[AFT出力電
圧]<5/16VDDの範囲に入っていると有局・無局判別手
段が無局状態(水平同期信号の周波数が20KHz以上)
と判断してしまい、この結果、リセットスイッチを入れ
ても最初のステップでリセット動作が終了して、所望の
放送局を選局できなくなってしまう。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、AFT出力電圧特性におけるアナログAFT
引込み範囲を規定するための下限値である第1レベル
と、上限値である第2レベルを設定し、放送信号の有無
(有局または無局)の判別結果に基づいて、AFT出力
電圧を前記第1レベルと第2レベルとの間に在る同調点
に再設定するための方法であって、 (イ)[AFT出力電圧]>[第2レベル]になるまでチ
ューニング電圧を制御し、[AFT出力電圧]>[第2
レベル]になれば、 (ロ)有局か無局かの判別を行い有局であれば、 (ハ)[AFT出力電圧]<[第1レベル]になるまでチ
ューニング電圧を制御し、[AFT出力電圧]<[第1
レベル]になると、 (ニ)[AFT出力電圧]>[第2レベル]になるまでチ
ューニング電圧を制御し、[AFT出力電圧]>[第2
レベル]になった時点で、 (ホ)AFT出力電圧が第1レベルと第2レベルの間の値
になるように最小ステップ分だけチューニング電圧を制
御する、 シーケンスを有し、チューニング電圧の再設定時におい
て、 [AFT出力電圧]<[第1レベル]のとき、上記(イ)
〜(ホ)の順でチューニング電圧の設定を行い、 [AFT出力電圧]>[第1レベル]のとき、上記(ロ)
〜(ホ)の順でチューニング電圧の設定を行うようにし
た。
(ホ)作用 上記構成によれば、リセット時に温度ドリフト等によっ
てチューニング電圧が上昇していても、所望の同調点に
引込みが可能となる。
(ヘ)実施例 以下、本発明のチューニング電圧の再設定方法の一実施
例について説明するが、VTRの選局装置としての回路
ブロック構成は第2図と同様でまたその動作波形図も第
3図と同様であるので、第2図及び第3図はそのまま援
用するが、選局制御部(3)の制御動作が本発明と従来例
とは異なる。
即ち、第1図のフローチャートは本発明における第2図
の選局制御部(3)の制御シーケンスを示している。
キーボード(7)の操作により所定のチャンネルを選択し
たとき、チューナパック(9)のチューナに加えられるチ
ューニング電圧が温度ドリフトにより正規の値よりずれ
ている場合、ユーザは第2図に示すリセットスイッチ(1
1)をオンにして受信画像を良好なものにしょうとする
が、このとき、選局制御部(3)は次のようなシーケンス
で行う。
まず、リセットスイッチ(11)がオンになると[ステップ
1(S1)]、[AFT出力電圧]<5/16VDDかどうかの判
断をステップ2(S2)で行う。この判断は具体的にウイン
ドウコンパレータ(6)のa出力及びb出力の状態で行わ
れ、今の場合(a出力、b出力)=(L、H)のとき
[AFT出力電圧]<5/16VDDと判断される。ステップ
(S2)で[AFT出力電圧]<5/16VDDと判断されるとチ
ューナパック(9)のチューナに印加するチューニング電
圧をダウンさせる[ステップ3(S3)]。
次に、選局制御部(3)はウインドウコンパレータ(6)の出
力を見て、[AFT出力電圧]>10/16VDDかどうか、
即ち(H、L)かどうかの判断をステップ4(S4)で行
う。
このステップ4(S4)で[AFT出力電圧]≦10/16VDD
ならばステップ3(S3)に戻り、[AFT出力電圧]>10
/16VDDならばステップ5(S5)に進む。
このステップ5(S5)の時点で、初めて選局制御部(3)は
有局・無局判別回路(5)の出力(i)[有局ならば“ハ
イ”、無局ならば“ロー”]をみて、無局ならば当該チ
ューニング電圧再設定動作を終了し(S6)、有局ならば次
のステップ7(S7)に進む。
ステップ7(S7)ではチューナパック(9)のチューナに与
えるチューニング電圧を増加せしめる。
そして、ステップ8(S8)において、選局制御部(3)はウ
インドウコンパレータ(6)の出力を見て、[AFT出力
電圧]<5/16VDDかどうか、即ち(L、H)がどうかの
判断を行い、(L、H)でなければステップ7(S7)に戻
る。ステップ8(S8)で[AFT出力電圧]<5/16VDD
判断されると次のステップ9(S9)に進む。
ステップ9(S9)ではチューナパック(9)のチューナに与
えるチューニング電圧を減少せしめる。
その後、ステップ10(S10)において、選局制御部(3)は
ウインドウコンパレータ(6)の出力をみて、[AFT出
力電圧]>10/16VDDかどうか、即ち(H、L)かどう
かの判断を行い、(H、L)でなければステップ9(S9)
に戻る。
ステップ10(S10)で[AFT出力電圧]>10/16VDD
あると判断されると次のステップ11(S11)に進む。
このステップ11(S11)では最小STEP分のチューニ
ング電圧(ΔV)[ΔVの値は各バンドによって異な
る]を増加させるよう選局制御部(3)がチューナパック
(9)のチューナにチューニング電圧を与える。この結
果、AFT電圧はA点とB点間に設定される。
尚、これまでのAFT動作は、従来技術の欄でも述べた
ようにデジタルAFT動作である。そして、この後、チ
ューナパック(9)内のAFT回路(図示せず)の動作に
よって、同調点までアナログAFT回路が引込み動作を
行い[ステップ12(S12)]、終了する[ステップ13
(S13)]。
また、上記フローチャートにおいて、ステップ2(S2)で
[AFT出力電圧]<5/16VDDでなければ、ステップ5
(S5)に移り、以下同様のシーケンスで制御が行われる訳
である。
(ト)発明の効果 以上のとおり本発明によれば、AFTの引込み範囲が広
くなり、この結果チューニング電圧が温度ドリフト等に
よって上方にずれたとしても、正規の同調点に設定する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のチューニング電圧の設定方法を説明す
るためのフローチャートを示す図、第2図は本発明を実
施したVTRの要部を示すブロック図、第3図はその動
作説明のための波形図、第4図は従来のチューニング電
圧の設定方法を説明するためのフローチャートを示す図
である。 (3)……選局制御部、(4)……水平カウンタ、(5)……有
局無局判別回路、(6)……ウインドウコンパレータ、(9)
……チューナパック、(11)……リセットスイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】AFT出力電圧特性におけるアナログAF
    T引込み範囲を規定するための下限値である第1レベル
    と、上限値である第2レベルを設定し、放送信号の有無
    (有局または無局)の判別結果に基づいて、AFT出力
    電圧を前記第1レベルと第2レベルとの間に在る同調点
    に再設定するための方法であって、 (イ)[AFT出力電圧]>[第2レベル]になるまでチ
    ューニング電圧を制御し、[AFT出力電圧]>[第2
    レベル]になれば、 (ロ)有局か無局かの判別を行い有局であれば、 (ハ)[AFT出力電圧]<[第1レベル]になるまでチ
    ューニング電圧を制御し、[AFT出力電圧]<[第1
    レベル]になると、 (ニ)[AFT出力電圧]>[第2レベル]になるまでチ
    ューニング電圧を制御し、[AFT出力電圧]>[第2
    レベル]になった時点で、 (ホ)AFT出力電圧が第1レベルと第2レベルの間の値
    になるように最小ステップ分だけチューニング電圧を制
    御する、 シーケンスを有し、チューニング電圧の再設定時におい
    て、 [AFT出力電圧]<[第1レベル]のとき、上記(イ)
    〜(ホ)の順でチューニング電圧の設定を行い、 [AFT出力電圧]>[第1レベル]のとき、上記(ロ)
    〜(ホ)の順でチューニング電圧の設定を行うようにした
    チューニング電圧の再設定方法。
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