JPH0648256A - ロアバックガーニッシュ - Google Patents

ロアバックガーニッシュ

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Publication number
JPH0648256A
JPH0648256A JP20514992A JP20514992A JPH0648256A JP H0648256 A JPH0648256 A JP H0648256A JP 20514992 A JP20514992 A JP 20514992A JP 20514992 A JP20514992 A JP 20514992A JP H0648256 A JPH0648256 A JP H0648256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative plate
rib
thickness
base end
top face
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20514992A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuji Nagata
卓二 永田
Ryoji Matsuoka
良治 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP20514992A priority Critical patent/JPH0648256A/ja
Publication of JPH0648256A publication Critical patent/JPH0648256A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リヤコンビランプとの見栄合わせのための外
観を損なうこと無くプレートの反りを少なくしたロアバ
ックガーニッシュ。 【構成】 長方形の化粧プレート1と、前記化粧プレー
トの上辺背面に立設される上面リブ3と、前記化粧プレ
ートの下辺背面に立設される下面リブと、前記化粧プレ
ートの両側背面に立設される側面リブとを一体的に透明
プラスチック材料で形成したロアバックガーニッシュに
おいて、前記上面リブ3の基端部から先端部にかけて厚
さを除々に薄くした。上面リブ3の基端部の肉厚は元の
ままの肉厚であるので、リアコンビランプとの見栄合わ
せのための外観を損なうことがない。また、上面リブ3
の肉厚は基端部から先端部にかけて除々に薄くして全体
的にその肉厚を薄くしたので、射出成形後の固化の進行
に他の部分との差が少なくなり、化粧プレート1の反り
が著しく減少した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は乗用車の背面のリヤコン
ビランプの間に装飾的に嵌め込まれるロアバックガーニ
ッシュに関する。
【0002】
【従来の技術】ロアバックガーニッシュは乗用車のリヤ
コンビランプの間に装飾的に嵌め込まれる化粧板であ
る。このロアバックガーニッシュは、透明なプラスチッ
ク材料で形成されるリヤコンビランプとの一体感を出し
意匠的効果を発揮するために、透明なプラスチック材料
で形成される。
【0003】ロアバックガーニッシュは、長方形の化粧
プレートと、化粧プレートの上辺背面に立設される上面
リブと、化粧プレートの下辺背面に立設される下面リブ
と、化粧プレートの両側背面に立設される側面リブとを
一体的に透明プラスチック材料で形成したものであっ
て、リヤコンビランプとの一体感を出すために、上面リ
ブの肉厚は化粧プレートより厚肉にして形成される。
【0004】なお、化粧プレートには反射板として機能
させるために裏面に微細な凹凸を設けたり、また意匠的
効果を発揮させるために化粧プレートの表面の両側中央
から中心に向けて凹溝を水平に設けたりする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに上面リブのみが厚肉であるロアバックガーニッシュ
を射出形成すると、冷却固化は肉厚の薄い化粧プレート
と下面および側面リブにおいて早く進行するため、離型
後の上面リブの均一な収縮が妨げられ、化粧プレートに
反りが生じるという不都合がある。
【0006】例えば、上面リブの肉厚が4.5mmで、
化粧プレートと下面および側面リブの肉厚が約その半分
である場合、前後方向の反りは上辺で9.0〜9.7m
m、中心部で6.9〜7.1mm、下辺で3.9〜4.
4mmであり、また上下方向の反りは2.5〜2.7m
mである。
【0007】そのため、成形品を再加熱してこの反りを
矯正するアニール処理を施す必要があり、矯正のために
余分な工程を必要とし、コスト高となりエネルギー消費
が増大するという問題点があった。
【0008】本発明は従来のロアバックガーニッシュを
成形する際に、上面リブの肉厚が厚いために、成形離型
後に反りが生ずるという問題点を解決するためになされ
たものであって、リアコンビランプとの見栄合わせのた
めの外観を損なうことなく、成形後の反りの少ないロア
バックガーニッシュを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】発明者等は先ずロアバッ
クガーニッシュの上面リブの肉厚を薄くすることを考え
た。しかし、単純に上面リブの肉厚を薄くすると、リア
コンビランプとの見栄を悪くする。そこで、上面リブの
根元部すなわち基端部をそのままにして、先端部にかけ
て肉厚を除々に薄くすることを着想して本発明を完成し
た。
【0010】本発明のロアバックガーニッシュは、長方
形の化粧プレートと、前記化粧プレートの上辺背面に立
設される上面リブと、前記化粧プレートの下辺背面に立
設される下面リブと、前記化粧プレートの両側背面に立
設される側面リブとを一体的に透明プラスチック材料で
形成したロアバックガーニッシュにおいて、前記上面リ
ブの基端部から先端部にかけて厚さを除々に薄くしたこ
とを要旨とする。
【0011】
【作用】本発明のロアバックガーニッシュの上面リブの
基端部の肉厚は元のままの肉厚であるので、リアコンビ
ランプとの見栄合わせのための外観を損なうことがな
い。また、上面リブの肉厚は基端部から先端部にかけて
除々に薄くして全体的にその肉厚を薄くしたので、射出
成形後の固化の進行に他の部分との差が少なくなり、化
粧プレートの反りが著しく減少した。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を従来例と対比して説明し、
本発明の効果を明らかにする。図4は本実施例で成形し
たロアバックガーニッシュの斜視図である。図4に示し
たように、化粧プレート1は横長の長方形であって、そ
の表面の両側中央から中心に向けて凹溝2が水平に設け
られている。
【0013】図1は本発明の実施例1の図4のA−A線
における断面図を示したものであるが、上面リブ3の基
端部は従来の厚さである4.5mmそのままとし、先端
部にかけて肉厚を徐々に薄くして先端の肉圧を3mmと
した。
【0014】図2は本発明の実施例2の図4のA−A線
における断面図を示したものである。図2において、上
面リブ3の断面形状は実施例1と同じであるが、化粧プ
レート1の凹溝2の背面凸部4に図5の化粧プレートの
部分背面図および図6の図5のB−B線における断面図
に示すように、高さ0.5mmの断面略3角形または半
円形のギザギザが連続するローレット5を設けたもので
ある。
【0015】図3は従来例の図4のA−A線における断
面図を示したものであり、上面リブ3の厚さは基端部か
ら先端部まで同一で4.5mmとした。以上説明した形
状の実施例1、実施例2および従来例のロアバックガー
ニッシュを透明アクリル材を用い射出成形により成形
し、図4に示すA、B、C位置、すなわち化粧プレート
1の上辺、中央および下辺における反り、および高さ方
向の反りを測定した。反りは図面位置からの車両の前後
方向および上下方向すなわち化粧プレートの前後方向お
よび上下方向における変形位置を測定したものである。
得られた結果は表1にまとめて示した。なお、変化量の
単位はmmである。
【0016】
【表1】
【0017】表1に示したように、化粧プレートの前後
方向の反りは、上辺の反りが従来例の9.7mmであっ
たのに対し、本発明の実施例は2.8〜2.9mmであ
り、中央の反りは従来例の7.1mmに対して実施例は
2.3〜2.5mmであり、下辺の反りは従来例の4.
4mmに対して本発明の実施例は1.7mmであって、
化粧プレートの前後方向の反りが著しく減少したことが
判明した。また、上下方向の反りについても、従来例の
2.7mmに対して、本発明の実施例は0.9mmであ
って、上下方向の反りも減少したことが確認された。
【0018】なお、このローレット5を設けない実施例
1は、材料が透明であるため凹溝2の背面の凸部4が表
面から見えて、凹溝2を設けていない部分とで見る角度
により化粧プレートの厚さの変化が目立って見栄えの点
であまり好ましくなかったが、ローレット5を設けた実
施例2は、見る角度による板厚の変化が打ち消されて、
見栄えが良くなり意匠的な効果が得られた。
【0019】
【発明の効果】本発明のロアバックガーニッシュは以上
詳述したように、長方形の化粧プレートと、前記化粧プ
レートの上辺背面に立設される上面リブと、前記化粧プ
レートの下辺背面に立設される下面リブと、前記化粧プ
レートの両側背面に立設される側面リブとを一体的に透
明プラスチック材料で形成したロアバックガーニッシュ
において、前記上面リブの基端部から先端部にかけて厚
さを除々に薄くしたことを特徴とするものであって、上
面リブの基端部の肉厚は元のままの肉厚であるので、リ
アコンビランプとの見栄合わせのための外観を損なうこ
とがない。また、上面リブの肉厚は基端部から先端部に
かけて除々に薄くして全体的にその肉厚を薄くしたの
で、射出成形後の固化の進行に他の部分との差が少なく
なり、化粧プレートの反りが著しく減少した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の図4におけるA−A線にお
ける断面図である。
【図2】本発明の実施例2の図4におけるA−A線にお
ける断面図である。
【図3】本発明の従来例の図4におけるA−A線におけ
る断面図である。
【図4】本実施例で射出成形したロアバックガーニッシ
ュの斜視図である。
【図5】本発明の実施例2の化粧プレートの部分背面図
である。
【図6】図5のB−B線における断面図である。
【符号の説明】
1 化粧プレート 2 凹溝 3 上面リブ 4 背面凸部 5 ローレット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形の化粧プレートと、前記化粧プレ
    ートの上辺背面に立設される上面リブと、前記化粧プレ
    ートの下辺背面に立設される下面リブと、前記化粧プレ
    ートの両側背面に立設される側面リブとを一体的に透明
    プラスチック材料で形成したロアバックガーニッシュに
    おいて、前記上面リブの基端部から先端部にかけて厚さ
    を除々に薄くしたことを特徴とするロアバックガーニッ
    シュ。
JP20514992A 1992-07-31 1992-07-31 ロアバックガーニッシュ Pending JPH0648256A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20514992A JPH0648256A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 ロアバックガーニッシュ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20514992A JPH0648256A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 ロアバックガーニッシュ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0648256A true JPH0648256A (ja) 1994-02-22

Family

ID=16502237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20514992A Pending JPH0648256A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 ロアバックガーニッシュ

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JP (1) JPH0648256A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0513858B2 (ja) * 1985-12-26 1993-02-23 Toyota Motor Co Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0513858B2 (ja) * 1985-12-26 1993-02-23 Toyota Motor Co Ltd

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