JPH0648061B2 - 可逆冷凍サイクル用四方逆転弁におけるスライドバルブ - Google Patents
可逆冷凍サイクル用四方逆転弁におけるスライドバルブInfo
- Publication number
- JPH0648061B2 JPH0648061B2 JP60270641A JP27064185A JPH0648061B2 JP H0648061 B2 JPH0648061 B2 JP H0648061B2 JP 60270641 A JP60270641 A JP 60270641A JP 27064185 A JP27064185 A JP 27064185A JP H0648061 B2 JPH0648061 B2 JP H0648061B2
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- Japan
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- valve
- slide valve
- refrigeration cycle
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- way reversing
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B41/00—Fluid-circulation arrangements
- F25B41/20—Disposition of valves, e.g. of on-off valves or flow control valves
- F25B41/26—Disposition of valves, e.g. of on-off valves or flow control valves of fluid flow reversing valves
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Sliding Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は空調装置等に用いられる可逆冷凍サイクル用四
方逆転弁におけるスライドバルブの改良に関するもので
ある。
方逆転弁におけるスライドバルブの改良に関するもので
ある。
可逆冷凍サイクル用逆転弁においては、シリンダ状の逆
転弁本体内の高圧室に圧縮機の吐出管に対する接続口
と、圧縮機の吸入管に対する接続口及び該接続口を挟ん
で２個の熱交換器用導管に対する接続口とを設け、吸入
管に対する接続口から２個の熱交換器用導管に対する接
続口にかけて設けた一連の切換用弁シートに椀状のスラ
イドバルブを摺接させ、該スライドバルブをピストンで
移動させることにより該スライドバルブの連通用内腔を
介して圧縮機の吸入管に対する接続口を２個の熱交換器
用導管に対する接続口に対して択一的に連通させること
により熱交換器に対する冷媒の流路を逆転させて冷，暖
の切り換えを行なっている。
転弁本体内の高圧室に圧縮機の吐出管に対する接続口
と、圧縮機の吸入管に対する接続口及び該接続口を挟ん
で２個の熱交換器用導管に対する接続口とを設け、吸入
管に対する接続口から２個の熱交換器用導管に対する接
続口にかけて設けた一連の切換用弁シートに椀状のスラ
イドバルブを摺接させ、該スライドバルブをピストンで
移動させることにより該スライドバルブの連通用内腔を
介して圧縮機の吸入管に対する接続口を２個の熱交換器
用導管に対する接続口に対して択一的に連通させること
により熱交換器に対する冷媒の流路を逆転させて冷，暖
の切り換えを行なっている。
このスライドバルブは最初は金属材で形成されていた
が、この場合には弁シートに対する平滑摺動面の加工に
手数を要すると共に高圧室内の高熱が熱伝導の良い該金
属製スライドバルブを介して吸入管の低温側に逃げてし
まいい、圧縮機の効率低下をきたすので、近時において
は、スライドバルブの主体部をＰＰＳ樹脂等の高分子材
料で形成し、摺動側に四弗化エチレン（商品名テフロ
ン）のシートを接合して弁シートとの摩擦抵抗を減少さ
せると共にシール性能を向上させるように工夫している
が、接合だけでは高温度、高圧力の環境下において接合
部の強度劣化により剥練するおそれがある。
が、この場合には弁シートに対する平滑摺動面の加工に
手数を要すると共に高圧室内の高熱が熱伝導の良い該金
属製スライドバルブを介して吸入管の低温側に逃げてし
まいい、圧縮機の効率低下をきたすので、近時において
は、スライドバルブの主体部をＰＰＳ樹脂等の高分子材
料で形成し、摺動側に四弗化エチレン（商品名テフロ
ン）のシートを接合して弁シートとの摩擦抵抗を減少さ
せると共にシール性能を向上させるように工夫している
が、接合だけでは高温度、高圧力の環境下において接合
部の強度劣化により剥練するおそれがある。
本発明は上記した点に着目して為されたものであり、接
合部分をリベット等により機械的に補強することが困難
であることに鑑み、高分子材によるスライドバルブの成
形時において金型を利用して四弗化エチレンのシートを
一体的に固定するようにしたものである。
合部分をリベット等により機械的に補強することが困難
であることに鑑み、高分子材によるスライドバルブの成
形時において金型を利用して四弗化エチレンのシートを
一体的に固定するようにしたものである。
上記の目的を達成するため、本発明においては高分子材
で成形した主体部の摺動側に四弗化エチレンの摺接板を
接合して設けると共に該摺接板の両側部における開口を
形成した固定用折曲端部を該主体部内に埋込んで成形す
る構成を採用した。
で成形した主体部の摺動側に四弗化エチレンの摺接板を
接合して設けると共に該摺接板の両側部における開口を
形成した固定用折曲端部を該主体部内に埋込んで成形す
る構成を採用した。
第１，２図において、１は円筒状の逆転弁本体であり、
両端部に蓋２，３を設けて密閉し、その周面の一側に圧
縮機吐出管に接続する高圧ガス接続管４を接続し、他側
には圧縮機吸入管に接続する低圧ガス接続管５と室外熱
交換器（図示せず）に接続する導管６と室内熱交換器
（図示せず）に接続する導管７とを低圧ガス接続管５を
中央にして平滑面を有するシート８を介して接続する。
両端部に蓋２，３を設けて密閉し、その周面の一側に圧
縮機吐出管に接続する高圧ガス接続管４を接続し、他側
には圧縮機吸入管に接続する低圧ガス接続管５と室外熱
交換器（図示せず）に接続する導管６と室内熱交換器
（図示せず）に接続する導管７とを低圧ガス接続管５を
中央にして平滑面を有するシート８を介して接続する。
逆転弁本体１内には、上記弁シート８上を軸方向に摺動
し、低圧ガス接続管５を導管６，７に対して択一的に連
通させる連通用内腔９ａを有する椀状のスライドバルブ
９を両側のピストン体１０，１１に対して連結板１２に
より連結して設ける。ピストン体１０，１１の外側には
蓋２，３との間に圧力室R1，R2を形成し、蓋２，３には
圧力室R1，R2に対して高圧ガス又は低圧ガスを交互に切
換えて導入する抽気管１３，１４を設け、圧力室R1，R2
に導入されるガスの高低圧力差でピストン体１０，１１
に連結するスライドバルブ９を軸方向に移動し、高圧ガ
ス接続管４より導入される高圧冷媒ガスを接続管６と連
通させて室外熱交換器を凝縮器として用いて室内を冷房
し、又は高圧冷媒ガスを接続管７と連通させて室内熱交
換器を凝縮器として用いて室内を暖房する。
し、低圧ガス接続管５を導管６，７に対して択一的に連
通させる連通用内腔９ａを有する椀状のスライドバルブ
９を両側のピストン体１０，１１に対して連結板１２に
より連結して設ける。ピストン体１０，１１の外側には
蓋２，３との間に圧力室R1，R2を形成し、蓋２，３には
圧力室R1，R2に対して高圧ガス又は低圧ガスを交互に切
換えて導入する抽気管１３，１４を設け、圧力室R1，R2
に導入されるガスの高低圧力差でピストン体１０，１１
に連結するスライドバルブ９を軸方向に移動し、高圧ガ
ス接続管４より導入される高圧冷媒ガスを接続管６と連
通させて室外熱交換器を凝縮器として用いて室内を冷房
し、又は高圧冷媒ガスを接続管７と連通させて室内熱交
換器を凝縮器として用いて室内を暖房する。
スライドバルブ９の一側には移動方向と直交する方向の
導管１５が設けられ、暖房運転時において該導管１５は
高圧ガス接続管５を導管７と直通させてガス圧の損失を
防止している。
導管１５が設けられ、暖房運転時において該導管１５は
高圧ガス接続管５を導管７と直通させてガス圧の損失を
防止している。
スライドバルブ９の主体部ＡはＰＰＳ樹脂等により一体
的に成形し、その摺動側には四弗化エチレンの摺接板Ｂ
を固定する。摺接板Ｂは四弗化エチレン材により前記連
通用内腔９ａに対応する孔部９ａ′を有し、その両側部
には固定用折曲端部９ｂを有するように形成する。
的に成形し、その摺動側には四弗化エチレンの摺接板Ｂ
を固定する。摺接板Ｂは四弗化エチレン材により前記連
通用内腔９ａに対応する孔部９ａ′を有し、その両側部
には固定用折曲端部９ｂを有するように形成する。
上記主体部Ａの成形時において、金型（図示せず）に対
して摺接板Ｂを組合せ配置しておき、該金型内にＰＰＳ
樹脂を注入して主体部Ａを成形すると共に上記固定用折
曲端部９ｂを埋込んで一体化する。この際に、固定用折
曲端部９ｂに形成した開口９ｃ内に主体部Ａの樹脂が充
填されることにより結合強度を増大する。
して摺接板Ｂを組合せ配置しておき、該金型内にＰＰＳ
樹脂を注入して主体部Ａを成形すると共に上記固定用折
曲端部９ｂを埋込んで一体化する。この際に、固定用折
曲端部９ｂに形成した開口９ｃ内に主体部Ａの樹脂が充
填されることにより結合強度を増大する。
本発明は上記した如くに、連通用内腔を有する略椀状の
弁体にして、高分子材で成形した主体部の摺動側に四弗
化エチレンの摺接板を接合して設けると共に該摺接板の
両側部における開口を形成した固定用折曲端部を該主体
部内に埋込んで成形して成るものであるから、主体部内
に埋込まれた固定用折曲端部を介して摺動板と弁体の主
体部との結合を強化し得ると共に、固定用折曲端部に形
成した開口内に主体部の樹脂が充填されることにより結
合強度が更に増大するものである。
弁体にして、高分子材で成形した主体部の摺動側に四弗
化エチレンの摺接板を接合して設けると共に該摺接板の
両側部における開口を形成した固定用折曲端部を該主体
部内に埋込んで成形して成るものであるから、主体部内
に埋込まれた固定用折曲端部を介して摺動板と弁体の主
体部との結合を強化し得ると共に、固定用折曲端部に形
成した開口内に主体部の樹脂が充填されることにより結
合強度が更に増大するものである。
第１図は可逆冷凍サイクル用四方逆転弁の断面図、第２
図は同上の作動状態図、第３図はスライドバルブの底面
図、第４図は第３図のIV−IV線断面図、第５図は第３図
のＶ−Ｖ線断面図である。 ９……スライドバルブ、９ａ……連通用内腔、Ａ……主
体部、Ｂ……摺接板、９ｂ……固定用折曲端部、９ｃ…
…開口。
図は同上の作動状態図、第３図はスライドバルブの底面
図、第４図は第３図のIV−IV線断面図、第５図は第３図
のＶ−Ｖ線断面図である。 ９……スライドバルブ、９ａ……連通用内腔、Ａ……主
体部、Ｂ……摺接板、９ｂ……固定用折曲端部、９ｃ…
…開口。
Claims (1)
- 【請求項１】連通用内腔を有する略椀状の弁体にして、
高分子材で成形した主体部の摺動側に四弗化エチレンの
摺接板を接合して設けると共に該摺接板の両側部におけ
る開口を形成した固定用折曲端部を該主体部内に埋込ん
で成形して成ることを特徴とする可逆冷凍サイクル用四
方逆転弁におけるスライドバルブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60270641A JPH0648061B2 (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 | 可逆冷凍サイクル用四方逆転弁におけるスライドバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60270641A JPH0648061B2 (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 | 可逆冷凍サイクル用四方逆転弁におけるスライドバルブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62132072A JPS62132072A (ja) | 1987-06-15 |
| JPH0648061B2 true JPH0648061B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=17488914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60270641A Expired - Lifetime JPH0648061B2 (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 | 可逆冷凍サイクル用四方逆転弁におけるスライドバルブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0648061B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016180484A (ja) * | 2015-03-25 | 2016-10-13 | 三菱重工業株式会社 | 切換弁およびこれを備えた空気調和装置 |
| JP6261008B2 (ja) * | 2015-06-09 | 2018-01-17 | 株式会社鷺宮製作所 | スライド式切換弁及び冷凍サイクルシステム |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54165324U (ja) * | 1978-05-12 | 1979-11-20 |
-
1985
- 1985-12-03 JP JP60270641A patent/JPH0648061B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62132072A (ja) | 1987-06-15 |
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