JPH0647741B2 - 塗膜密着性に優れた耐食性金属表面処理用組成物 - Google Patents

塗膜密着性に優れた耐食性金属表面処理用組成物

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JPH0647741B2
JPH0647741B2 JP58074247A JP7424783A JPH0647741B2 JP H0647741 B2 JPH0647741 B2 JP H0647741B2 JP 58074247 A JP58074247 A JP 58074247A JP 7424783 A JP7424783 A JP 7424783A JP H0647741 B2 JPH0647741 B2 JP H0647741B2
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【発明の詳細な説明】 本発明は金属の特に鉄および鉄合金表面の塗装下地処理
組成物に係り、さらに詳しくは特定の水溶性ポリマーを
乳化剤として使用し、α,β−モノエチレン系不飽和単
量体を乳化重合させて得られる特定粒径ならびに特定の
ガラス転移温度あるいは内部構造の硬い重合体粒子から
なる水性重合体エマルションと、全クロム量中の特定%
が3価クロムである水溶性クロム化合物を含む、塗膜密
着性と耐食性に優れた金属表面処理用組成物に関するも
のである。
鉄、亜鉛メッキ鋼板、アルミニウムその他の金属素地に
対し耐食性や塗膜密着性を良好ならしめる目的で各種の
化成処理が行なわれてきたが、合成ラテックスと水溶性
クロム化合物を主成分とした処理液を単に金属表面に塗
布するだけの、所謂塗布型ノンリンスクロメート処理剤
による金属表面処理法が、処理操作ならびに管理の容易
さ、排水汚染問題の回避、処理工程の短縮化などの点か
ら最近特に注目を集めている。このようなエマルション
と水溶性クロム化合物を配合した処理液を使用する金属
表面処理法として例えば特開昭50−57931号;特
公昭49−31026号、同49−40865、同50
−1889号等数多くの提案がなされたが、初期のこう
いった処理液で常に問題とされてきた点はエマルション
製造における界面活性剤、乳化剤の存在であった。すな
わちエマルション自体の安定性を保持する上で、非イオ
ン系やアニオン系の界面活性剤の使用は不可避的と考え
られ、他方この界面活性剤の存在は下地皮膜形成後引続
いて塗装した場合の塗膜の密着性、耐食性、耐湿性等に
著しい悪影響を及ぼすことはまた当然であったからであ
る。そこでエマルションの化学的安定性を製造時に界面
活性剤を使用せずに解決し、あわせてクロム化合物との
安定な配合組成物を得る目的で研究が続けられた結果、
水溶性有機高分子化合物をエマルション製造時に乳化剤
として使用する技術が提供されるにいたった。すなわち
特開昭51−74934号では特定のポリアクリル酸ま
たはそのアンモニウム塩の特定量を使用しα,β−エチ
レン性不飽和単量体を水溶性過硫酸塩の存在下に特定温
度で重合させて得られる重合体のエマルションを6価ク
ロム化合物と配合してなる組成物が、また特公昭56−
39393号では特定量のポリアクリル酸および/また
はアクリル酸コポリマーを乳化剤としてα,β−モノエ
チレン系不飽和単量体を乳化重合させて得られるエマル
ションと、水溶性クロム化合物と水溶性ホワイトカーボ
ンを主成分とした処理液を使用する金属の表面処理法が
各々示されている。このような水溶性有機高分子を乳化
剤として使用して得られるエマルションはそれ自体化学
的安定性にとみ、クロム化合物と配合した場合安定な処
理液を与え、耐食性、塗料密着性に優れた皮膜を与える
金属表面処理剤として有用である。しかしながら金属素
材の塗装下地処理方法を考える場合、単に処理表面と塗
料の密着性の良否のみならず、塗装後の金属を折りまげ
その他加工した時の塗膜密着性、耐スクラッチ性も充分
考慮される必要がある。そもそも折りまげ加工時の密着
性と耐スクラッチ性とは互に拮抗する要件であるが前記
特開昭51−74934号発明では加工密着性にのみ注
目し、耐スクラッチ性には何ら考慮がはらわれていない
し、また特公昭56−39393号ではエマルションと
水溶性クロム化合物と水溶性ホワイトカーボン3成分の
相乗作用に基づく効果であって、エマルションとクロム
化合物とからなる系での耐スクラッチ性、耐折りまげ性
に関しては何ら言及されていない。また3価クロムの量
が多いと原液の貯蔵安定性が劣るなどの問題も認められ
ている。
本発明者は先にエマルションとクロム化合物を主成分と
する金属表面処理用組成物であって、界面活性剤を含ま
ずともエマルション自体が安定であり、クロム化合物と
安定な配合物を与え、特に希釈前の原液貯蔵安定性に優
れ、塗膜化した場合耐食性、耐水性に優れた皮膜でしか
も耐スクラッチ性および常温ならびに低温での耐折りま
げ性の点で良好にバランスされた処理皮膜を与えうる金
属表面処理用組成物を得る目的で研究を進め、「ポリア
クリル酸および/またはアクリル酸とメタクリル酸、ア
クリルアミド類、メタクルアミド類および一般式 (式中Aは水素原子またはメチル基、RはC〜C
置換もしくは非置換アルキレン基、およびXは酸素原
子、リン原子および硫黄原子の少なくとも1個を有する
官能基を表す) で示される親水性モノマーの群から選ばれた少なくとも
1種とのコポリマーを乳化剤としてα,β−モノエチレ
ン系不飽和単量体を、該単量体100重量部に対し上記
乳化剤を固形分で5〜100重量部の割合で使用し、乳
化重合させて得られる、粒径が0.1〜3μの範囲内
で、且つ前記α,β−モノエチレン系不飽和単量体の一
部として分子内に2個以上のラジカル重合可能なエチレ
ン性不飽和基を有する単量体を用いて内部ゲル化を生ぜ
しめるが、あるいは前記α,β−モノエチレン系不飽和
単量体の選択によりガラス転移温度を15℃〜110℃
の範囲内とするかのいづれかにより得られる硬い重合体
粒子のエマルションと、全クロム量中の30〜50重量
%が3価クロムである水溶性クロム化合物を主成分と
し、エマルション固形分と金属クロムの重量割合が2:
1〜5:1であることを特徴とする折りまげ加工性と耐
スクラッチ性に優れた耐食性金属表面処理用組成物」を
見い出し特許出願した。(特願昭57−92663号) しかしながら金属、特に鉄および鉄合金表面に対する金
属表面処理用組成物として検討を重ねたところエマルシ
ョン固型分と金属クロムの重量割合が2:1未満1:9
以上のところで塗膜密着性が特に良好であることが見い
出されるに至った。
本発明におけるエマルションは乳化剤として特定の水溶
性ポリマーを特定割合で使用し通常のα,β−モノエチ
レン系不飽和単量体から生成重合体のガラス転移温度が
特定範囲になるよう選択するか、あるいは重合せしむべ
き単量体中に分子内に2個以上のラジカル重合可能なエ
チレン性不飽和基を有する単量体(以下多官能性単量体
と称す)の少なくとも1種を存在させ、乳化重合手段に
より製造せられる。
上記水溶性ポリマーはポリアクリル酸および/またはア
クリル酸とメタクリル酸、アクリルアミド類(例えばア
クリルアミド、およびN−メチロールアクリルアミ
ド)、メタクリルアミド類(例えばメタクリルアミドお
よびN−メチロールメタクリルアミド)、および上記一
般式で示される親水性モノマー(例えばXが酸素原子を
有する官能基である場合のモノマーとして、アクリル酸
2−ヒドロキシエチル、アクリル酸3−ヒドロキシブチ
ル、アクリル酸2,2−ビス(ヒドロキシメチル)エチ
ル、メタクリル酸2,3−ジヒドロキシプロピル、メタ
クリル酸3−ヒドロキシブチル等;Xがリン原子を有す
る官能基である場合のモノマーとしてモノ(2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート)アシドホスフェートおよび
モノ(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルメタクリレ
ート)アシドホスフェート等;またXが硫黄原子を有す
る官能基である場合のモノマーとしてスルホニルエチル
メタクリレート等)から選ばれた少なくとも1種とのコ
ポリマーであり、それらの1種または2種以上の混合物
で使用せられる。上記コポリマーにおけるアクリル酸と
他の親水性モノマーとの割合はエマルションの系の安定
性および金属素地に対する密着性等の点から通常全モノ
マー中アクリル酸含有量が50重量%以上、好ましくは
60重量%以上になるよう適宜選択される。
また乳化重合せしめられるべきα,β−モノエチレン系
不飽和単量体としては例えばアクリル酸エステル類(ア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸イソプ
ロピル、アクリル酸n-ブチル、アクリル酸2−エチルヘ
キシル、アクリル酸デシル、アクリル酸イソオクチル、
アクリル酸2−エチルブチル、アクリル酸オクチル、ア
クリル酸メトキシエチル、アクリル酸エトキシエチル、
アクリル酸3−エトキシプロピル等)、メタクリル酸エ
ステル類(メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸n-ブチ
ル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸n-ヘキシ
ル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸デシルオクチ
ル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸2−メチル
ヘキシル、メタクリル酸グリシジル、メタクリル酸2−
エトキシエチル、メタクリル酸セチル、メタクリル酸ベ
ンジル、メタクリル酸3−メトキシブチル等)、アクリ
ロニトリル、メタクリロニトリル、酢酸ビニル、塩化ビ
ニル、ビニルケトン、ビニルトルエンおよびスチレンが
あげられる。これらの1種もしくは2種以上の混合物で
使用に供する。またこれらに加えて上述の水溶性コポリ
マーの構成モノマーであるアクリルアミド類、メタクリ
ルアミド類および上記一般式で示される親水性モノマー
を少量添加してもよい。特にメタクリル酸2−ヒドロキ
シエチルなどのOH基を有するモノマーを添加すること
により、エマルション重合体は上記乳化剤中のCOOH
基と架橋構造をとることから、形成される下地皮膜は金
属素地との著しい密着性の向上が認められる。尚本発明
において必須ではないが、アクリロニトリルを全モノマ
ー中に5〜10%存在させればエマルション粒子と金属
表面との接着性が一段と改善せられ好ましいことも見出
されている。
本発明では後述の如く硬い重合体微粒子のエマルション
を使用するが、かかる硬い粒子の重合体を得る様態の1
つとして、内部ゲル化重合体が作られ、その場合には
α,β−エチレン系不飽和単量体の一部として、分子内
に2個以上のラジカル重合可能なエチレン性不飽和基を
有する多官能性単量体が用いられる。かかる多官能性単
量体としては、多価アルコールの重合性不飽和モノカル
ボン酸エステル、多塩基酸の重合性不飽和アルコールエ
ステル、および2個以上のビニル基で置換された芳香族
化合物などがあり、代表例としては下記のものがあげら
れる。
エチレングリコールジアクリレート、エチレングリコー
ルジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタク
リレート、テトラエチレングリコールジメタクリレー
ト、1,3−ブチレングリコールジメタクリレート、ト
リメチロールプロパントリアクリレート、トリメチロー
ルプロパントリメタクリレート、1,4−ブタンジオー
ルジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレ
ート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ペン
タエリスリトールジアクリレート、ペンタエリスリトー
ルトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアク
リレート、ペンタエリスリトールジメタクリレート、ペ
ンタエリスリトールトリメタクリレート、ペンタエリス
リトールテトラメタクリレート、グリセロールジメタク
リレート、グリセロールジアクリレート、グリセロール
アリロキシジメタクリレート、1,1,1−トリスヒド
ロキシメチルエタンジアクリレート、1,1,1−トリ
スヒドロキシメチルエタントリアクリレート、1,1,
1−トリスヒドロキシメチルエタンジメタクリレート、
1,1,1−トリスヒドロキシメチルエタントリメタク
リレート、1,1,1−トリスヒドロキシメチルプロパ
ンジアクリレート、1,1,1−トリスヒドロキシメチ
ルプロパントリアクリレート、1,1,1−トリスヒド
ロキシメチルプロパンジメタクリレート、1,1,1−
トリスヒドロキシメチルプロパントリメタクリレート、
トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレー
ト、トリアリルトリメリテート、ジアリルテレフタレー
ト、ジアリルフタレートおよびジビニルベンゼン。
本発明における乳化重合は水性媒体中、アルカリ金属イ
オンを有しない水溶性フリーラジカル触媒、例えば過硫
酸アンモニウムおよび2,2−アゾビス−(2−アミジ
ノプロパン)ハイドロクロライドの存在下、通常の条件
ならびに手法により実施せられる。例えば重合温度に保
持された当該乳化剤の全部もしくは一部を含む水(好ま
しくは脱イオン水)中に、所望により添加せられる多官
能性不飽和単量体、およびα,β−モノエチレン系不飽
和単量体とアルカリ金属イオンを有さない水溶性触媒
(例えば過硫酸アンモニウム)および要すれば当該乳化
剤の残部を含む水(好ましくは脱イオン水)とを別々の
滴下ロートから同時滴下せしめ、要すれば同温度で熟成
すればよい。重合は撹拌状態で行われ、重合温度として
は通常50℃〜90℃、重合時間(滴下時間+熟成時
間)は通常3〜7時間である。乳化剤の使用量は乳化重
合に供するα,β−モノエチレン系不飽和単量体100
重量部に対して固形分で5〜100重量部の範囲内に選
定せられる。上記使用量が5重量部未満であるとエマル
ション自体の貯蔵安定性が低下し、また100重量部を
こえて用いても、エマルション自体の貯蔵安定性および
水溶性クロム化合物に対する化学的安定性が特に良好に
なるということはなく、かえってエマルションの発泡と
いった問題が生じる。
本発明ではしかしながらかかる乳化重合手段で得られる
エマルション粒子についてその粒径が0.1〜3μの範
囲内にあることを必須とする。既に述べた如く不均一皮
膜の形成においてはエマルション粒子が粗にに分布し金
属表面の微細な凹凸のくぼみ部分にはまりこんで接着せ
られることが金属面との良好な接着性の上で必要であ
り、本発明者らの研究によればエマルション粒子の粒径
が0.1〜3μの範囲内にあるときに顕著な接着力が得
られ、特に好ましい粒径範囲は0.3μ〜2μであるこ
とも確かめられた。一般に乳化重合に於ては高速撹拌下
に加熱手段が用いられ微細なエマルション粒子が得られ
るが、操作条件により粒子径の制御が可能であることも
知られている。従って粒子径を上記範囲内とするための
最適条件は当業者により適宜選択せられよう。
本発明ではさらに別の重要な条件としてエマルション粒
子を剪断応力に対し抵抗の比較的大きい硬い粒子のもの
とするため、重合体のガラス転移温度(Tg )あるいは
内部ゲル化により規定した。エマルション粒子はその特
定粒径の故に金属表面の微細なくぼみ部分にはまりこむ
が、該粒子が比較的硬質であれば粒子近傍の応力緩和に
役立つことが考えられる。本発明者らは事実重合体のT
g が15℃〜110℃の範囲内、より好ましくは40℃
〜110℃の範囲内にあれば皮膜の折りまげ加工性、耐
スクラッチ性に於て著しい改善の得られることを見出し
た。重合体のTg が15℃に満たぬと諸性能中、特に耐
折りまげ性、耐スクラッチ性において充分な皮膜が得ら
れない。他方Tg が110℃以上の重合体は通常使用せ
られるα,β−エチレン性不飽和単量体からは得られな
い。重合体のTg は重合せしむべきモノマーの種類、量
などからある程度の計算予算が可能であり、ガラス転移
温度を上記範囲内に設計することは当業者の容易になし
うるところである。重合体粒子はまた重合すべき単量体
成分の一部に前記の如き多官能性不飽和単量体を存在さ
せ、内部ゲル化を生ぜしめることによっても硬質化する
ことができる。この場合多官能性単量体の量に関しては
重合体粒子の内部ゲル化で硬質化が行なわれる限り特に
制限されるものではないが、通常本発明目的に対して
は、全単量体の0.01〜20重量%、特に好ましくは
0.1〜10重量%の範囲内で選択されれば十分であ
る。
上記の如くして得られたエマルションに対し本発明では
特定量の水溶性クロム化合物が加えられ金属表面処理用
組成物が調整せられる。
なお本発明にあって上記水溶性クロム化合物中の3価ク
ロムの含有比率が全クロム量中25〜50重量%、好ま
しくは30〜45重量%の範囲に設定されていることが
重要である。従って、かかる条件を満足させる範囲でCr
などのクロム化合物を予めホルマリン、過酸化水素
等で部分還元すればよい。3価クロム含有比率が25重
量%未満であると対折りまげ性などが劣化する。また5
0重量%をこえると処理剤として配合した場合原液安定
性が不良となる。
本発明の金属処理用組成物は、水(好ましくは脱イオン
水)に上記エマルションおよび水溶性クロム化合物を一
括混合して調整される。水の量を比較的少量として濃厚
な原液組成物として貯蔵し、使用に際しこれを水で適当
に希釈することも、あるいは水の量を比較的多量にし直
接処理液を調製することもできる。エマルションと水溶
性クロム化合物の配合割合は、エマルションの固形分と
金属クロムの重合割合で1:9以上2:1未満になるこ
とが必要であり、最も好ましい割合は1:2以上2:1
未満である。金属クロムの割合が上記範囲より小さいと
塗装板の耐食性が低下し、かつ下地皮膜と金属表面との
密着性も充分でない。
尚本発明の金属表面処理用組成物には、所望によりホワ
イトカーボン又はゾル状シリカを加えることもできる。
ここで言うホワイトカーボンとはそれ自体公知のもので
種類およびその市販品は以下の通りである。
I 微粒子無水ケイ酸(SiO分≧98%(重量%、以
下同様)で付着水や結合水が極めて少ないもの);具体
的には、気相法により生成されるフュームシリカ(以
下、気相法シリカと略す)としての市販品「アエロジ
ル」、「キヤボジル」等、電気アーク法により生成され
るシリカ(以下、アーク法シリカと略す)としての市販
品「フランジル」、「アークシリカ」等が例示される。
II 微粒子水和ケイ酸(80%≦SiO分<98%で不
着水や結合水が比較的多いもの)、具体的には、ケイ酸
塩を酸で分解し含水ケイ酸を精製して作る湿式法による
シリカ(以下、湿式シリカと略す)としての市販品「ハ
イジル」、「ウルトラジル」、「トクシル」、「カープ
レックス」等、ケイ酸のゲル化により生成したシリカゲ
ルを微粉砕したものとしての市販品「サイロイド」等が
例示される。
III 微粒子ケイ酸塩;具体的にはケイ酸カルシウム、
ケイ酸アルミニウム等が例示される。これらのホワイト
カーボン(I〜III)の内で、以下のものの使用が好ま
しい。
A 一次粒子の粒子径が0.1〜3μであり且つ当該処
理液中で凝集しにくくほとんど単粒子のままで懸濁存在
するような水不溶性ホワイトカーボン、および/または B 一次粒子の凝集性が大きく、一次粒子はコロイド次
元の粒子でも当該処理液中で凝集粒子として存在するよ
うな水不溶性ホワイトカーボン。
上記水不溶性ホワイトカーボンAとしては、微粒子ケイ
酸塩系のものが好ましい。例えば、ケイ酸アルミニウム
の市販品として「ASP」(エンゲルハードミネラル・
アンド・ケミカルコーポレーション社製)、「サテント
ン」(同社製)などのカオリン、焼成カオリンが挙げら
れる。更に、通常「ホワイトカーボン」とは呼ばれてい
ないが、ケイ酸ジルコニウムなどの水不溶性ケイ酸塩、
およびケイ酸のゲル化により生成したシリカゲルを微粉
砕したもの(例えば「サイロイド」(ダビノン社製)、
「シルネックス」(水沢化学工業社製等)も使用不可能
である。
なお、微粒子ケイ酸塩系のものには、アルカリ金属イオ
ンを含み水分散液中でアルカリ側の pHを示すものが多
く、このようなものは当該処理液中に不要なアルカリ金
属イオンを持込み下地皮膜の耐湿性を悪くするので、使
用は避けるべきである。一般に、微粒子ケイ酸塩系ホワ
イトカーボンの約5%水分散液の pHが7以下のものを
選択使用すれば、実用上差支えない。
上記水不溶性ホワイトカーボンBとしては、一部の微粒
子無水ケイ酸や微粒子水和ケイ酸が相当する。例えば、
気相法シリカの市販品として「アエロジル300」(デ
グサ社製)、アーク法シリカの市販品として「TK80
0」(同社製)微粒子水和ケイ酸の市販品として「HK
125」(同社製)等がある。
この他、湿式シリカでも通常微細な一次粒子が二次凝集
してミクロサイズの粒子となっているので使用できる。
これらの湿式シリカも、その製法やグレードによっては
アルカリ金属イオンが残留もしくは積極的に吸着してい
るものがあり、これらは当該処理液中に下地皮膜の耐食
性や耐湿性にとって有害なアルカリ金属イオンを持込む
ので使用は避けるべきである。一般に、湿式シリカの約
5%水分散液の pHが7以下で、例えばNa イオンの含
有量がシリカ100に対して0.1以下であれば、実用
上差支えない。
またその安定性をそこなわない範囲で各種の金属イオン
(アルカリ金属イオンを除く)や無機イオンの供給源を
添加してもよい。このイオン添加により、金属表面によ
り均一で密着性の良い下地皮膜を形成することができ
る。かかる添加イオンとしては例えば、Zn2+、Co2+、Ni
2+、Fe2+、PO4 3-、F-、BF4 、SiF6 2-等があげられ
る。
本発明にかかる金属表面処理用組成物は各種金属(例え
ば鉄、亜鉛メッキ鋼、アルミニウムなど)の表面に通常
の方法(例えばロールコート法、ミストスプレー法およ
びディップ法)に従って塗布し、次いで適宜乾燥するこ
とにより所望の下地皮膜を形成することができる。かか
る下地皮膜の形成量は通常金属クロム皮膜量で5mg/
〜1g/mの範囲で選定すればよく、この範囲を
逸脱すると、得られる塗装板の加工性能が低下する傾向
にある。上記乾燥条件としては、下地皮膜中の水分を蒸
発させる程度のものであればよく、最高板温度は120
℃以下、好ましくは80℃〜110℃で1〜60秒が本
発明に適切である。この範囲外では、塗装後の塗膜の密
着性の向上に好ましくない結果の出る場合がある。形成
された皮膜は、当該処理液中のエマルションに界面活性
剤等の混入がなく、塗装後の耐食性や耐湿性が著しく良
好であり、更に加工性などの塗装密着性も著しく向上す
る。
このように本発明の処理用組成物は金属表面処理に使用
するに当り、処理液のメインテナンスを必要としないこ
とから、同じ組成の処理液を定期的に補充するだけでよ
く、連続的に均一塗装が容易に実施でき、乾燥により所
望の下地皮膜の形成が可能である。また処理液塗布後の
水洗、後処理工程は必要がなく工程の短縮化を可能なら
しめ、かつ汚染排水の処理設備も不要である。形成せら
れる皮膜は先に述べた如く良好な諸性能を示し、特に塗
膜密着性にすぐれており、金属の表面処理に極めて有用
である。処理原液の貯蔵安定性が良好なことも本発明組
成物の特徴である。
以下実施例、参考例および比較例により本発明を説明す
る。例文中「部」および「%」は「重量部」および「重
量%」を各々意味する。
エマルションの合成 参考例1(Tg の高いエマルションEM No.1) 撹拌器、還流冷却器、温度計および2個の滴下ロートを
備えたフラスコに脱イオン水150部およびアクリル酸
とメタクリル酸2−ヒドロキシエチルとを重量比8:2
の割合で共重合して得られる水溶性コポリマー(25%
水溶液、分子量MW66000)120部とを入れ撹拌
下80〜85℃に昇温する。次いでこれにメタクリル酸
メチル50部、スチレン30部、メタクリル酸2−ヒド
ロキシエチル10部およびメタクリル酸n-ブチル10部
からなる単量体混合物を一方のロートから、また過硫酸
アンモニウム2部および脱イオン水50部からなる触媒
溶液を他方のロートから3時間にわたって同時滴下す
る。滴下後さらに重合反応を完結させるため80〜85
℃で約2時間熟成を行う。得られる水性重合体は固形分
30.1%、 pH1.6、粒径0.2μ、Tg 89℃の
均一安定なエマルションであった。
参考例2(内部ゲル化エマルションEM No.2) 単量体混合物がメタクリル酸メチル50部、スチレン2
7部、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル10部、メタ
クリル酸n-ブチル10部およびジメタクリル酸エチレン
グリコール3部からなること以外は全て参考例1と同様
にして乳化重合した。得られた水性重合体は固形分3
0.0%、p H1.6で粒径0.55μの均一安定なエ
マルションであり、このエマルション粒子はキシレンに
溶解しなかった。
参考例3(アクリルニトリルを含み、Tg の高いエマル
ションEM No.3) 単量体混合物がメタクリル酸メチル50部、スチレン2
5部、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル10部、メタ
クリル酸n-ブチル10部およびアクリルニトリル5部か
らなる事以外は全て参考例1と同様にして乳化重合し
た。得られた水性重合体は固形分30.3%、 pH1.
6粒径0.2μ、Tg 点89℃の均一安定なエマルショ
ンであった。
参考例4(Tg の低い比較用エマルションEM No.
4) 単量体混合物がアクリル酸エチル75部、スチレン15
部、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル10部からなる
事以外は全て参考例1と同様にして乳化重合した。得ら
れた水性重合体は固形分30.2%、 pH1.6、粒径
0.2μ、Tg −2℃の均一安定なエマルションであっ
た。
実施例1 参考例1で得られたエマルションEM No.1(固形分
30.1%、平均粒径0.2μ、Tg 89℃)8.9部
と、無水クロム酸の17.1%水溶液に37%ホルマリ
ンを加え6価クロムの38%を3価クロムに還元して得
られるクロム水溶液30部 および脱イオン水61.1部を室温で撹拌混合し処理組
成物原液を作った。使用時この原液を脱イオン水で5倍
に希釈し処理液を調整した。エマルション固形分と金属
クロムの重量割合は1:1であった。
実施例2 参考例2で得られたエマルションEM No.2(固形分
30.0%、平均粒径0.55μ)12.0部、無水ク
ロム酸の17.1%水溶液に37%ホルマリンを加え6
価クロムの35%を3価クロムに還元して得られるクロ
ム水溶液40部、アエロジル300の10%分散液3
5.6部および脱イオン水12.4部を室温で撹拌混合
し、処理液原液を作り、使用時これを脱イオン水で5倍
に希釈し処理液を調整した。エマルション固形分と金属
クロムの重量割合は1:1、シリカと金属クロムの重量
割合は1:1であった。
実施例3 参考例3で得られたエマルションEM No.3(固形分
30.0%、平均粒径0.2μ)23.0部、17.1
%無水クロム酸水溶液を40%還元率になるようホルマ
リン処理して得たクロム水溶液30部、アエロジル30
0の10%分散液13.3部、脱イオン水33.7部を
用い実施例2と同様方法で処理原液を作り、脱イオン水
で希釈し処理液を調整した。エマルション固形分と金属
クロムの重量割合は1.9:1、シリカと金属クロムの
重量割合は1:2であった。
比較例1 参考例4で得られたエマルションEM No.4(固形分
30.2%、平均粒径0.2μ)12.0部、実施例3
で使用されたものと同じクロム水溶液40部、アエロジ
ル300の10%分散液35.6部、脱イオン水12.
4部から実施例3と同様方法で、エマルション固形分/
金属クロム=1/1、シリカ/金属クロム=1/1の処
理液を得た。
比較例2 参考例1のエマルション47.4部、実施例1で用いた
ものと同じクロム水溶液40部、アエロジル300の1
0%分散液12.8部からエマルション固形分/金属ク
ロム=4/1、シリカ/金属クロム=0.36/1の処
理液を得た。
比較例3 参考例2のエマルション0.6部、17.1%無水クロ
ム酸水溶液をホルマリンで30%の還元率になるよう処
理したクロム水溶液40部、アエロジル300の10%
分散液45.6部、脱イオン水13.8部を混合し、処
理原液を作り、脱イオン水で5倍に希釈して処理液を得
た。エマルション固形分/金属クロム=1/20、シリ
カ/金属クロム=1.3/1であった。
日本ペイント(株)社製商品名「リドリン53」で脱脂
した0.6mmtのSPC鋼板にクロム塗布量で50m g
/mになるように実施例1〜3、比較例1〜3の希釈
した表面処理用組成物を#3のバーコーター(wet 塗布
量5 g/m)でそれぞれ処理し、雰囲気温度80℃の
熱風乾燥炉にて1分間で乾燥したものについて次の試験
を実施した。
カーテンフローコーターで日本ペイント(株)製商品名
「ニッペプレコート220」を塗装し1分間セッティン
グした後熱風炉にて220℃×3分で焼付け膜厚30μ
に塗装し、その試験を実施し得られた結果を第1表に示
した。
日本ペイント(株)社製商品名「リドリン53」で脱脂
した0.6mmtの合金化電気亜鉛メッキ鋼板(表面は亜
鉛と鉄の合金)にクロム塗布量で50m g /mになる
ように実施例2および比較例1の脱イオン水で希釈した
表面処理用組成物を#3のバーコーター(wet 塗布量5
g/m)で処理し、雰囲気温度80℃の熱風炉にて1
分で乾燥したものに次いで静電塗装機でポリエステル系
粉体塗料日本ペイント(株)社製商品名「ニッペプレコ
ート300」を塗装し1分間セッティングした後熱風炉
にて230℃×5分で焼付け膜厚35μに塗装し折曲加
工性のテストをしたところ20℃のOT折曲で実施例2
は5点(異常ナシ)であったが比較例1では4点であっ
た。
更にショットプラスト処理をした厚さ10mmtの黒皮鋼
板で予め板温が80℃になるまで加温したものを50℃
に加温した実施例2、比較例1および3の処理液に浸漬
し、ただちに引き上げそのまま乾燥したところいずれも
クロム塗布量が400mg/mになった。次いで板温が
200℃になるまで予熱し直ちに変性ポリオレフィン
(三井石油化学製商品名アドマーNE050)を300
μ圧に圧着せしめ、更に予め加熱した厚さ3mmのポリエ
チレンフィルムを0.1Kg/cmの圧力下に圧着した。
得られた積層体は180゜ピール強度を20℃にて50
mm/minの速度で測定したところ次の値を得た。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)ポリアクリル酸および/またはアク
    リル酸とメタクリル酸、アクリルアミド類、メタクリル
    アミド類および一般式 (式中Aは水素原子またはメチル基、RはC〜C
    置換もしくは非置換アルキレン基、およびXは酸素原
    子、リン原子および硫黄原子の少なくとも1個を有する
    官能基を表す) で示される親水性モノマーの群から選ばれた少なくとも
    1種とのコポリマーを乳化剤として、分子内に2個以上
    のラジカル重合可能なエチレン性不飽和結合を有する多
    官能性単量体とα、β−モノエチレン系不飽和単量体と
    を、但し単量体全量に対し上記乳化剤を固形分換算で5
    〜100重量%使用し、乳化重合させて得られる、平均
    粒径0.1〜3μの、三次元架橋した硬質重合体粒子の
    エマルションと、 (b)全クロム量中の25〜50重量%が3価クロムで
    ある水溶性クロム化合物とを主成分とし、エマルション
    固形分と金属クロムの重量割合が1:9以上、2:1未
    満であることを特徴とする、鉄および鉄合金用の耐食性
    金属表面処理用組成物。
  2. 【請求項2】水溶性クロム化合物中の3価クロムの含有
    率が全クロム量中の30〜45重量%である特許請求の
    範囲第1項記載の組成物。
  3. 【請求項3】任意成分としてホワイトカーボン又はゾル
    状シリカを含む特許請求の範囲第1項記載の組成物。
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