JPH0647461Y2 - 使捨ておむつ - Google Patents

使捨ておむつ

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JPH0647461Y2
JPH0647461Y2 JP1988169819U JP16981988U JPH0647461Y2 JP H0647461 Y2 JPH0647461 Y2 JP H0647461Y2 JP 1988169819 U JP1988169819 U JP 1988169819U JP 16981988 U JP16981988 U JP 16981988U JP H0647461 Y2 JPH0647461 Y2 JP H0647461Y2
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JP
Japan
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end flap
abdominal
wearer
absorber
waist
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988169819U
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JPH0288624U (ja
Inventor
真治 吉村
陽平 山本
隆久 高橋
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は使捨ておむつに係るものであって、赤ちゃん等
のおむつ被装着者への装着時に於ける作業性を良好とす
ることにより、被装着者へのおむつの自然な装着を可能
とし、装着不良を原因とする漏れ、不快感等の発生を防
止することを目的とするものである。
従来の技術 従来、液透過性の表面層と液不透過性の防漏層との間に
液吸収性の吸収層を介装して吸収体を形成した使捨てお
むつを、赤ちゃん等の被装着者に装着する場合、被装着
者を仰向け状態にし、被装着者の両足を持ち上げながら
尻部の下に吸収体の腰側を敷き、吸収体の股部を折曲し
て吸収体の腹側を腹部に当てがい、吸収体の腰側と吸収
体の腹側外面とを粘着テープで左右片側づつ止着して、
被装着者におむつを装着している。
しかしながら、この従来の使捨ておむつは、上記のごと
く粘着テープで片側づつ止着する場合、例えば吸収体の
右側の腰側と腹側とを先に粘着テープで固定しようとす
れば、左側は全く固定されていないから、吸収体は不自
然に右側に偏って引っ張られた状態で、まず右側が止着
固定される。次に左側を止着固定するが、上記右側への
偏り是正するため、今度は吸収体の左側の腰側を強く引
いた状態で、腹側に止着固定する。この状態に於て、こ
のおむつは腰側が強く引っ張られ、腹側は弛緩状態と成
り易く、特に吸収体の腰側や腹側に伸縮可能なウエスト
バンド等を形成したおむつの場合は、腹部へのおむつの
密着を不良とし、腹側からの漏れを生じるものとなる。
また上述のごとく、赤ちゃん等の被装着者を仰向け状態
にする必要があり、おむつの装着時に赤ちゃんが足をジ
タバタさせたり、横向き状態、俯き状態になって暴れる
と、吸収体を被装着者の尻部の下に敷く事すらできなか
ったり、吸収体をうまく腹部に当てがえなかったりし
て、装着に手間取るとともにおむつの装着時には、被装
着者を仰向け状態にしなければ装着出来ない等の欠点を
有していた。
考案が解決しようとする課題 本考案は上述のごとき課題を解決しようとするものであ
って、おむつを左右のいずれにも偏る事なく、被装着者
の体に装着できるとともにこの装着を、仰向けに寝かせ
た状態だけでなく、立たせた状態でも、また多少暴れた
りしても、容易に装着を行うことが出来るようにしよう
とするものである。
課題を解決するための手段 本考案は上述のごとき課題を解決するため、液透過性の
表面層と液不透過性の防漏層との間に液吸収性の吸収層
を介装して吸収体を形成したものに於いて、この吸収体
の腹側の端部両側に腹部エンドフラップを突出し、また
腰側の端部両側には腰部エンドフラップを突出し、この
腰部エンドフラップと腹部エンドフラップの対向面の少
なくともいずれか一方に対向面を止着するための止着部
を形成するとともに腹部エンドフラップの防漏層側に、
貼着部を形成し、この貼着部を吸収体の腹部側の外面に
固定して成るものである。
作用 上述のごとく構成したものに於いて、使捨ておむつを被
装着者に装着するには、仰向け状態でも、立たせた状態
でも良いが、一例に於て仰向け状態に於ける装着例を説
明すれば、腹部エンドフラップと腰部エンドフラップの
対向面を止着部で止着し、吸収体を環状とした状態で、
仰向け状態にある被装着者の両足を環状の吸収体内に挿
入し、吸収体の両側のサイドギャザー部から被装着者の
足を各々左右に露出して仮装着する。またこの仮装着
は、別の方法では、仰向け状態にある被装着者の尻部の
下に吸収層を上面にして吸収体の腰側を位置し、吸収体
の股部を折曲して吸収体の腹側を被装着者の腹部に当て
がい、腰部エンドフラップと腹部エンドフラップの対向
面の止着部を止着し、被装着者に仮装着しても良い。こ
のように、腹部エンドフラップと腰部エンドフラップと
を止着部により止着し、被装着者に吸収体を仮装着する
ものであるから、本装着の時に吸収体を一方に偏らせた
りすることがない。そして吸収層側で予め固定されてい
る腰部エンドフラップと腹部エンドフラップとを、腹部
エンドフラップ側を内側にして基端部から折曲し、この
腹部エンドフラップの防漏層側の貼着部を、吸収体の腹
部側の外面に固定する。従来方式のごとく、腹側と腰側
の、左右いずれかのエンドフラップを最初に、腹側に確
実に本固定してから、他方のエンドフラップを腹側に固
定するものではないから、腰部エンドフラップのみが伸
びて、腹部エンドフラップが伸びない等の不都合を生じ
ることが無いのは勿論、吸収体は止着されている腹部エ
ンドフラップと腰部エンドフラップとによって、被装着
者は少し緩る目のパンツを履いたのと同様の状態とな
り、被装着者が多少暴れる等の動きが有っても、外れた
り、ズレたりすることなく容易におむつの装着を可能と
する。
また被装着者を立たせておむつを装着する場合にも、腹
部エンドフラップと腰部エンドフラップとを予め止着固
定して吸収体を環状に形成すれば、パンツ等を履かせる
ごとく、被装着者の足を片足づつ、上記同様吸収体の両
側のサイドギャザー部から各々左右に露出すれば、立た
せた状態でも簡単に被装着者の股部に吸収体を被覆で
き、腹部エンドフラップの貼着部を吸収体の腹部に容易
に固定する事ができる。
実施例 以下本考案の一実施例を説明すれば、(1)は液透過性
の不織布等によって形成した表面層と、液不透過性のポ
リエチレンフィルム等で形成された防漏層(2)との間
に、液吸収性の綿状パルプ等によって形成した吸収層
(3)を介装して吸収体(4)を形成している。この吸
収体(4)の腹側の端部両側に腹部エンドフラップ
(5)を突出し、また腰側の端部両側には腰部エンドフ
ラップ(6)を突出している。この腰部エンドフラップ
(6)と腹部エンドフラップ(5)の対向面のいずれか
一方、またはその他方に止着部(7)を形成し、この止
着部(7)を、両面粘着テープ、ベロクロスファスナー
等で剥離可能に若しくは、剥離不能に止着固定してい
る。また吸収体(4)の両側には、サイドギャザー部
(8)を形成し、このサイドギャザー部(8)は、上記
の腹部と腰部のエンドフラップ(5)(6)の固定によ
り、被装着者(10)の足が挿通できる環状に接続され
る。また腹部エンドフラップ(5)の防漏層(2)側
に、粘着性のホットメルト等を塗布して貼着部(11)を
形成し、この貼着部(11)を吸収体(4)の腹部側の防
漏層(2)外面に固定し得るよう形成する。この固定は
第1図、第2図に示すごとく、防漏層(2)外面の貼着
該当部にポリプロピレンフィルム等により補強フィルム
(12)を貼着して、貼着部(11)との反復固定に耐えう
るように形成している。またこの貼着部(11)と補強フ
ィルム(12)をベルクロスファスナーにより形成しても
良い。
上述のごとく構成した使捨ておむつ(13)を被装着者
(10)に装着するには、仰向け状態でも、立たせた状態
でも良いが、一例に於て仰向け状態に於ける装着例を説
明すれば、腹部エンドフラップ(5)と腰部エンドフラ
ップ(6)の対向面を止着部(7)で止着し、吸収体
(4)を環状とした状態で、仰向け状態にある被装着者
(10)の両足を環状の吸収体(4)内に挿入し、吸収体
(4)の両側のサイドギャザー部(8)から被装着者
(10)の足を各々左右に露出して仮装着する。またこの
仮装着は、別の方法では、仰向け状態にある被装着者
(10)の尻部の下に吸収層(3)を上面にして吸収体
(4)の腰側を位置し、吸収体(4)の股部を折曲して
吸収体(4)の腹側を被装着者(10)の腹部に当てが
い、腰部エンドフラップ(6)と腹部エンドフラップ
(5)の対向面の止着部(7)を止着し、被装着者(1
0)に仮装着しても良い。このように、腹部エンドフラ
ップ(5)と腰部エンドフラップ(6)とを止着部
(7)により止着し、被装着者(10)に吸収体(4)を
仮装着するものであるから、本装着の時に、吸収体
(4)を一方に偏らせたりすることがない。そして、吸
収層(3)側で予め固定されている腰部エンドフラップ
(6)と、腹部エンドフラップ(5)とを、腹部エンド
フラップ(5)側を内側にして基端部(14)から折曲
し、この腹部エンドフラップ(5)の防漏層(2)側の
貼着部(11)を、吸収体(4)の腹部側の外面に固定す
る。従来方式のごとく、腹側と腰側の、左右いずれかの
エンドフラップを最初に腹側に確実に本固定してから、
他方のエンドフラップを腹側に固定するものではないか
ら、腰部エンドフラップ(6)のみが伸びて、腹部エン
ドフラップ(5)が伸びない等の不都合を生じることが
無いのは勿論、吸収体(4)は止着されている腹部エン
ドフラップ(5)と腰部エンドフラップ(6)とによっ
て、被装着者(10)は少し緩る目のパンツを履いたのと
同様の状態となり、被装着者(10)が多少暴れる等の動
きが有っても、外れたり、ズレたりすることなく容易に
使捨ておむつ(13)の装着を可能とする。
また第3図に示すごとく、被装着者(10)を立たせて使
捨ておむつ(13)を装着する場合にも、腹部エンドフラ
ップ(5)と、腰部エンドフラップ(6)とを予め止着
固定して吸収体(4)を環状に形成すれば、パンツ等を
履かせるごとく、被装着者(10)の足を片足づつ、上記
同様吸収体(4)の両側のサイドギャザー部(8)から
各々左右に露出すれば、立たせた状態でも簡単に被装着
者(10)の股部に吸収体(4)を被覆でき、腹部エンド
フラップ(5)の貼着部(11)を吸収体(4)の腹部に
容易に固定する事ができる。
また、この使捨ておむつ(13)の運搬、展示時には、貼
着部(11)を離形紙等で被覆しておき、装着時にこの離
形紙を剥がすようにすれば、貼着部(11)にゴミ等の付
着物が付着して貼着効果を下げるような事はない。
考案の効果 本考案は上述のごとく構成し、腹部エンドフラップと腰
部エンドフラップとを止着すれば、被装着者に仮装着で
き、綴る目のパンツを履いたのと同様の状態とし、おむ
つを左右のいずれにも偏る事なく、被装着者の体に装着
できるとともにこの装着を、仰向けに寝かせた状態だけ
でなく、立たせた状態でも、また多少暴れたりしても容
易に行うことが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであって第1図は斜視
図、第2図はエンドフラップの腹側への止着状態を示す
斜視図、第3図は被装着者を立たせた状態での装着過程
を示す斜視図である。 (1)……表面層 (2)……防漏層 (3)……吸収層 (4)……吸収体 (5)……腹部エンドフラップ (6)……腰部エンドフラップ (7)……止着部 (11)……貼着部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液透過性の表面層と液不透過性の防漏層と
    の間に液吸収性の吸収層を介装して吸収体を形成したも
    のに於いて、この吸収体の腹側の端部両側に腹部エンド
    フラップを突出し、また腰側の端部両側には腰部エンド
    フラップを突出し、この腰部エンドフラップと腹部エン
    ドフラップの対向面の少なくともいずれか一方に対向面
    を止着するための止着部を形成するとともに腹部エンド
    フラップの防漏層側に、貼着部を形成し、この貼着部を
    吸収体の腹部側の外面に固定する事を特徴とする使捨て
    おむつ。
JP1988169819U 1988-12-28 1988-12-28 使捨ておむつ Expired - Lifetime JPH0647461Y2 (ja)

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JP1988169819U JPH0647461Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 使捨ておむつ

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JPH0288624U JPH0288624U (ja) 1990-07-13
JPH0647461Y2 true JPH0647461Y2 (ja) 1994-12-07

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ID=31460218

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Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030158532A1 (en) * 2002-02-20 2003-08-21 Magee Luke R. Disposable absorbent article designed to facilitate an easy intuitive change
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JP6195300B2 (ja) * 2013-11-07 2017-09-13 花王株式会社 展開型の使い捨ておむつ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6269804A (ja) * 1985-09-17 1987-03-31 ユニ・チヤ−ム株式会社 使い捨て吸収性パンツおよびその製法

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