JPH0647258U - 糸巻きシリンダーの芯棒 - Google Patents

糸巻きシリンダーの芯棒

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JPH0647258U
JPH0647258U JP8992192U JP8992192U JPH0647258U JP H0647258 U JPH0647258 U JP H0647258U JP 8992192 U JP8992192 U JP 8992192U JP 8992192 U JP8992192 U JP 8992192U JP H0647258 U JPH0647258 U JP H0647258U
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JP
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core rod
winding cylinder
hole
sphere
spring
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Application number
JP8992192U
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English (en)
Inventor
清一 北川
Original Assignee
清一 北川
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 糸巻きシリンダーの中心孔への脱着を容易に
行うことができると共に、糸巻きシリンダーの回転時、
芯振れの生じない糸巻きシリンダーの芯棒とする。 【構成】 断面が円形の芯棒本体１の先端付近で糸巻き
シリンダー２長の境界部に接する外側に、軸芯の垂直方
向に穴４を設ける。穴４内にスプリング６を介して球体
５を嵌入する。球体５の一部を穴４の上方より突出す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は糸巻きシリンダーの中心孔に挿通され糸巻きシリンダーを支持する芯 棒に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の糸巻きシリンダーの芯棒は図３の如く上下が偏平な芯棒Ａで上下部に軸 方向に板バネＢを設けていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
従来の芯棒は板バネの弾力で糸巻きシリンダーの中心孔内に嵌着しているので 板バネの弾力が強すぎると脱着に大きな力を要し、特に女性では作業が困難であ った。 又、逆に板バネの弾力が弱いと糸巻きシリンダーの回転中に芯棒が抜け出る欠 点があった。 又、従来の芯棒では、糸巻きシリンダーの中心孔に密着している部分は板バネ の部分のみであるから芯棒全体が密着せず回転時芯振れが生じ、撚りむらが起こ る原因ともなっている。
【０００４】 そこで本考案は、糸巻きシリンダーの中心孔への脱着を容易に行うことができ ると共に、糸巻きシリンダー回転時に芯振れの生じない糸巻きシリンダーの芯棒 を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案は、芯棒本体の先端付近で糸巻きシリンダー長 の境界部に接する外側に、軸芯の垂直方向に穴を設け、該穴にスプリングを介し て球体が嵌入されると共に、球体の一部が穴より突出していることを特徴とする ものである。
【０００６】
【作用】
本考案の作用を説明すれば、芯棒を先端から糸巻きシリンダーの中心孔へ挿入 すれば、芯棒の先端付近に設けた球体が中心孔の内壁に圧接しスプリングの弾力 に抗して芯棒の穴内に引っ込む。 そして芯棒の先端付近が中心孔を通り抜け球体部が中心孔より出れば、球体は スプリングの弾力で穴内よりその一部を突出させて中心孔の外縁に係合し、糸巻 きシリンダーを芯棒の鍔部と球体で挾着する。
【０００７】 又、芯棒を抜く場合は芯棒の先端を手で押せば球体はスプリングの弾力に抗し て穴内に引っ込み取り外すことができる。
【０００８】 このように、芯棒の脱着は球体の穴内への出入りによるものであるから、その 操作は軽く行うことができると共に、一旦球体が中心孔の外縁に係合するとずれ ることがない。 又、本考案芯棒は従来の芯棒のように、外周に板バネを取り付けることがない ので芯棒の形状は断面を円形に形成でき、従って、中心孔の内壁に密着した形状 となり、シリンダーの回転時芯振れの生ずることがない。
【０００９】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明すれば、図１は本考案芯棒の断面図 、図２は同上の使用形態を示した正面図、図３は従来の芯棒の斜視図である。 而して図中１は芯棒本体であり、断面が円形で糸巻きシリンダー２の中心孔３ の内壁に密着する外形を有している。 そして、芯棒本体１の先端付近で糸巻きシリンダー２長の境界部に接する外側 に、軸芯の垂直方向に穴４が設けられている。５は穴４内にスプリング６を介し て嵌入した球体である。球体５スプリング６の弾力で穴４より上方へ一部突出し ている。 尚、図中７は芯棒本体１の鍔部である。
【００１０】
【考案の効果】
本考案に依れば、芯棒の糸巻きシリンダーへの脱着は球体の出入りに依るため 小さな力で容易に行うことができる。 又、糸巻きシリンダーの回転時は球体が糸巻きシリンダーの中心孔の外縁に係 合しているので芯棒は脱却することがない。 又、芯棒の外周には従来の板バネのような余分なものが取り付けられていない ため芯棒の外周全体が糸巻きシリンダーの中心孔の内壁に密着でき、従って回転 時の芯振れがなくそれによる撚りむらの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案芯棒の一実施例を示した断面図である。
【図２】本考案芯棒の使用状態を示した正面図である。
【図３】従来の芯棒の斜視図である。
【符号の説明】
１ 芯棒 ２ シリンダー ３ 中心孔 ４ 穴 ５ 球体 ６ スプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 芯棒本体の先端付近で糸巻きシリンダー
    長の境界部に接する外側に、軸芯の垂直方向に穴を設
    け、該穴にスプリングを介して球体が嵌入されると共
    に、球体の一部が穴より突出していることを特徴とする
    糸巻きシリンダーの芯棒。
JP8992192U 1992-12-03 1992-12-03 糸巻きシリンダーの芯棒 Pending JPH0647258U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20120095194A (ko) * 2011-02-18 2012-08-28 (주)제이브이엠 보빈고정장치
CN105883485A (zh) * 2016-05-30 2016-08-24 吴江新劲纺织有限公司 一种纺织纱架用支撑装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS424893Y1 (ja) * 1964-11-19 1967-03-14

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