JPH0647225U - 粉粒体均し装置 - Google Patents

粉粒体均し装置

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JPH0647225U
JPH0647225U JP9021792U JP9021792U JPH0647225U JP H0647225 U JPH0647225 U JP H0647225U JP 9021792 U JP9021792 U JP 9021792U JP 9021792 U JP9021792 U JP 9021792U JP H0647225 U JPH0647225 U JP H0647225U
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JP
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granular material
powder
leveling
granular
layer
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JP9021792U
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和三 森下
裕次 倉地
明夫 芳川
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A&D Co Ltd
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A&D Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直進型振動フィーダ等の粉粒体排出装置から
排出された粉粒体を均一の層にする。 【構成】 振動フィーダ10から排出された粉粒体は粉
粒体均し装置本体1の粉粒体拡散部3上流に落下し、同
粉粒体拡散部3の各粉粒体流路を経て扇状に拡散する。
粉粒体拡散部3を出た粉粒体は粉粒体層均し部4の均し
板7に至り、この均し板7を越える際に中央の稜線7a
を中心として左右に分散されることにより粉粒体拡散部
3の出口部に於ける粉粒体層の不均一が解消され、均一
な層に均されて装置から排出される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は粉粒体を均一の層状に均して排出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば食品加工の分野においては原料となる小麦粉等の粉体を水と混練する際 に、均一の層状に分散された粉体層に対して水を噴霧し、次の工程でこれを混練 する方法を実施することがある。この場合、混練を良好に行うためには粉体層が 均一に均(なら)されていることが前提条件となる。同様な技術的要請としては 粉体塗装を行う場合に粉体塗料の均しを行う必要がある等、その必要性は特定の 技術分野に限られるものではない。
【0003】 従来この種の技術的要請に対しては振動フィーダを用いた図5に示すような装 置が提供されている。即ち、図中符号50は粉粒体分散器であって、大型の樋状 に形成され、この粉粒体分散器は電磁力等を駆動源とする振動発生装置51によ り支持されている。この粉粒体分散器50は振動フィーダのトラフ等、粉粒体を 供給する装置52の下流側に配置され、同装置から供給される粉粒体を均一な層 に分散するように作動する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述の装置において、粉粒体供給装置52から排出された粉粒体53は同装置 の直下に位置する粉粒体分散器50の上流部に落下し、粉粒体落下部分を中心と して富士山の如く山形に層を成す。一方粉粒体分散器50は振動発生装置51に より振動しており、この振動と同粉粒体分散器50が斜めに配置されていること によって粉粒体53は粉粒体分散器50の端部に向かって移動する間に、前記山 形部分が徐々に均されて均一の層となってゆく。
【0005】 然し、粉粒体分散器50上の粉粒体53全体の流れを考察すると、振動により 粉粒体53の山形の頂上部分は徐々に裾野部分に向かって崩れるが、同粉粒体5 3自体の流速は粉粒体分散器50の幅方向においてはあまり変わらないため、粉 粒体移動の際、かなり長い距離において粉粒体層の断面が山形を維持してしまう 。このため均一な層として粉粒体を排出するには粉粒体分散器50の全長Lを長 く設定せねばならず、装置全体が大型化してしまう。
【0006】 また粉粒体分散器50の幅方向に対して粉粒体の流れに直交するように堰板を 配置して、粉粒体がこの堰板を越えることにより粉粒体層を均一にする装置が提 案されている(実開昭59−33822号)。これにより前記粉粒体分散器50 の全長は前記構成に比較して短く設定できるが、この構成でも堰板に至る前の粉 粒体層はかなり明瞭な山形をしているため堰板を通過する際に、粉粒体分散器の 幅方向に対する粉粒体の分散は十分ではなく、粉粒体分散器50の全長の縮減に は一定の限度がある。なお、堰板を短い間隔で複数配置する方法も考えられるが 、このような構成とすると堰板群による粉粒体の移動阻止効果が大きくなり粉粒 体の流動を阻害することになる。反対に各堰板の配置間隔を大きく設定すればこ のような問題は生じないが、粉粒体分散器50の全長は当然長くなり、同粉粒体 分散器50の全長を短くするとういう技術的要請は達成されないことになる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上述の問題点に鑑み構成されたものであって、装置本体は粉粒体拡散 部とこの粉粒体拡散部に連接する粉粒体層均し部とからなり、かつ同装置本体は 振動発生装置により振動が加えられるよう構成され、粉粒体均し装置本体の粉粒 体拡散部には複数の仕切板によって粉粒体流路が形成され、かつ各仕切板は粉粒 体落下部を中心として放射状に配置されることにより、粉粒体流路は粉粒体落下 部を中心として下流部に向かって拡散されるよう形成され、粉粒体拡散部の下流 に位置する粉粒体層均し部には粉粒体流とほぼ直交するように一以上の粉粒体層 均し板が配置されてることを特徴とする粉粒体均し装置である。
【0008】
【作用】 粉粒体拡散部の中心に落下した粉粒体は粉粒体拡散部の各粉粒体流路に分散さ れ、粉粒体均し装置の幅方向において均一の層を成すようにしてそれぞれの流路 を通って流れ下る。更に粉粒体層均し部の粉粒体層均し板において各流路毎の粉 粒体流量の相違および各流路の境界部における筋状の粉粒体非流動部分が均され 、粉粒体拡散装置幅方向において均一の粉粒体層が形成される。
【0009】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を参考に具体的に説明する。
【0010】 図1および図2において、矢印1は粉粒体均し装置本体を示す。この粉粒体均 し装置本体1は粉粒体が流れる一種の樋であり、同分散装置本体1は電磁式振動 装置等の振動発生装置2により支持され、かつこの振動発生装置2が発生する振 動により粉粒体を移動させるよう構成されている。即ち振動発生装置2による振 動によって粉粒体を一定方向に移動させると言う点からみれば本装置は直進型振 動フィーダの変形であるともいえる。
【0011】 先ず粉粒体均し装置本体1は粉粒体流れの上流部に位置する粉粒体拡散部3と 、この粉粒体拡散部3の下流において同拡散部3に連接する粉粒体層均し部4と から成っている。このうち粉粒体拡散部3は下流に位置する粉粒体層均し部4に 向かって粉粒体通過断面積が増加するよう平面略扇型に形成されている。この扇 型の粉粒体拡散部3には複数枚(図示の場合は5枚)の仕切板5が粉粒体流れに ほぼ平行するように配置されることによって6筋の粉粒体流路6a、6b、6c 、6d、6e、6fが区画形成される(図2参照)。
【0012】 一方この粉粒体拡散部3に連接する粉粒体層均し部4には粉粒体層均し板(以 下単に「均し板」と称する)7が1以上(図示の場合は2)配置されている。図 示の均し板7は中央部に稜線7aが形成されるようにして折り曲げられ、かつこ の稜線7aは図4に示す如く粉粒体層均し部4の底面と所定の角度αを以て粉粒 体流下流に向かって上昇するよう斜めに配置固定されている。またこの稜線7a を中心としてその両側には粉粒体層均し部4の底面に向かって下降する斜面部7 b、7bが配置されている。なおこの斜面部7b、7bは、前記稜線7aと同様 の角度αを以てその斜面部端部までが粉粒体層均し部4の底面と斜めに位置する ように形成される外、図示の如く斜面部7b、7b端部側縁が粉粒体層均し部4 の底面に密着するよう各斜面部7b、7bを捩じって形成してもよい。
【0013】 次に上述の装置の作動状態について説明する。
【0014】 先ず粉粒体均し装置は粉粒体を排出する装置(図1の場合には振動フィーダ9 )の下流に配置されている。振動フィーダ10からは粉粒体が定量的に供給され 、同振動フィーダ10のトラフ10aから排出された粉粒体は粉粒体均し装置本 体1の粉粒体拡散部3の上流部に落下する。粉粒体均し装置本体1は振動発生装 置2により予め振動しており、落下した前記粉粒体はこの振動により下流に向か って流れることになる。即ち粉粒体拡散部3に落下した粉粒体は各仕切壁5によ り形成された粉粒体流路6a〜6fに分散され、各流路を経て流れ下る。
【0015】 図3は粉粒体拡散部3の各流路6a〜6fに於ける粉粒体流の断面を示すが、 振動フィーダ10から排出される粉粒体は粉粒体拡散部3の上流において、その 中央部を中心に落下する傾向を示すため、トラフ10aの幅が粉粒体拡散部3の 粉粒体落下部たる上流部の幅とほぼ同じであっても、前記各流路のうち中央部の 流路6c、6dは比較的流量が大きく、外側の流路に向かって漸次その流量が減 少する傾向を示す。また各流路6a〜6fの各々では流路中心部分の流速が大き く、仕切壁5の近傍ではその流速が小さくなるため、各流路における粉粒体層は 図示の如く仕切壁5の近傍の粉粒体層の層厚が大きくなる。
【0016】 このような状態で各流路6a〜6fの粉粒体は粉粒体拡散部3の平面形状に沿 って扇型に拡散して粉粒体層均し部4に至る。前述の如く中央の流路の粉粒体流 量が大きく、かつ各流路においては中央部分でより大量の粉粒体が流れる。この ため粉粒体拡散部3から排出された粉粒体は、仕切壁部分の粉粒体流量が少ない ため各流路に対応して筋状を呈し、かつ粉粒体流の中央ほどその流量が大きい状 態となっている。このような状態で最初の均し板7に至った粉粒体流は次のよう に挙動する。
【0017】 即ち、均し板7は中央の稜線7aを最高所として両側に下降するよう傾斜して いるため、均し板7に至った粉粒体流は図2の矢印の如く稜線7aを中心として 左右に別れるようにしてこの均し板7aを越える。これにより粉粒体流中央部分 の粉粒体流量の多い部分は左右の粉粒体流量の少ない部分に振り分けられ、粉粒 体層全体として均一化が図られる。またこの均一化により前記筋状の流動も解消 される。なお図示の構成では二つの均し板7aが配置されているが、この構成に 限定する趣旨ではなく、粉粒体の種類に対応して一つ配置したり或いは3以上配 置する等自由に決定できる。また図示の均し板7aでは明瞭に稜線7aが形成さ れる構成となっているが、このように稜線部分が明瞭に形成されず曲線を描くよ うに屈曲形成することも当然可能である。
【0018】 以上のようにして粉粒体排出装置から排出された粉粒体は粉粒体均し装置にお いて粉粒体層の層厚が均一となるよう分散さてベルトコンベア等の粉粒体受容部 (図示せず)に排出される。
【0019】
【考案の効果】
本考案は以上の如く、粉粒体拡散部とこの粉粒体拡散部に連接する粉粒体層な らし部とから装置本体が形成され、かつ同装置本体は振動発生装置により振動が 加えられるよう構成され、粉粒体均し装置本体の粉粒体拡散部には複数の仕切板 によって粉粒体流路が粉粒体落下部を中心として下流に向かって放射状に形成配 置されることにより、粉粒体は先ずこの粉粒体拡散部において大まかな粉粒体層 の均一化が図られ、さらに下流の粉粒体層均し部においてより一層の均一化が図 られるよう構成されているため、粉粒体層の均一化の効率が高く、短い粉粒体流 路においてほぼ完全な均一化を達成することができ、装置全体を小型化すること が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す粉粒体均し装置の斜視
図である。
【図2】図1に示す粉粒体均し装置の装置本体部の平面
図である。
【図3】図2のA−A線による断面図である。
【図4】図2のB−B線による断面図である。
【図5】従来の粉粒体均し装置の一部破断側面図であ
る。
【図6】図6のC−C線による断面図である。
【符号の説明】
1 粉粒体均し装置本体(本体部) 2 振動発生装置 3 粉粒体拡散部 4 粉粒体層均し部 5 仕切板 6a、6b、6c、6d、6e、6f 粉粒体流路 7 (粉粒体層)均し板 7a 稜線 7b 斜面部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 芳川 明夫 埼玉県北本市朝日1丁目243番地 株式会 社エー・アンド・デイ開発・技術センター 内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動発生装置により本体を振動させて同
    本体を移動する粉粒体層を均一化するようにした装置で
    あって、装置本体は粉粒体拡散部とその下流に設けられ
    た粉粒体層均し部とを有し、粉粒体拡散部には粉粒体落
    下部を中心として複数の粉粒体流路が下流に向かって扇
    状に拡散するよう区画形成され、この粉粒体拡散部下流
    に位置する粉粒体層均し部には1以上の粉粒体層均し板
    が配置されたことを特徴とする粉粒体均し装置。
  2. 【請求項2】 前記粉粒体層均し板は、中央部が稜線を
    形成し、かつこの稜線は粉粒体流の下流に向かって上昇
    するようにして粉粒体層均し部底面に対して所定の角度
    を成し、かつ前記稜線の両側は粉粒体層均し部底面に向
    かって下降する斜面部となっていることを特徴とする請
    求項1記載の粉粒体均し装置。
JP9021792U 1992-12-09 1992-12-09 粉粒体均し装置 Pending JPH0647225U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024048026A1 (ja) * 2022-08-30 2024-03-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 粉体量調整ユニット及び粉体塗工装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS539877A (en) * 1976-07-15 1978-01-28 Matsushita Electric Works Ltd Method of surface treatment of decorative laminate
JPS5340782A (en) * 1976-09-25 1978-04-13 Bayer Ag Novel pyrimidine *5* yl *thiono* *thiol**phosphoric acid *phosphonic acid* esters * esteramides and use of same as pesticide and mitecide

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960618