JPH064716U - 光学装置 - Google Patents

光学装置

Info

Publication number
JPH064716U
JPH064716U JP5055792U JP5055792U JPH064716U JP H064716 U JPH064716 U JP H064716U JP 5055792 U JP5055792 U JP 5055792U JP 5055792 U JP5055792 U JP 5055792U JP H064716 U JPH064716 U JP H064716U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eyepiece
adapter
opening
optical device
screw portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5055792U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2592711Y2 (ja
Inventor
雅士 古野
Original Assignee
旭光学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=12862319&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH064716(U) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by 旭光学工業株式会社 filed Critical 旭光学工業株式会社
Priority to JP1992050557U priority Critical patent/JP2592711Y2/ja
Publication of JPH064716U publication Critical patent/JPH064716U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2592711Y2 publication Critical patent/JP2592711Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アイピースを接眼アダプターに対して所定の
位置関係で確実に支持させるとともに、その着脱をきわ
めて容易かつ円滑に行う。 【構成】 アイピース10の接眼レンズ12の支持枠1
3の対物側には、ガイド部11が突設される。ガイド部
11は、接眼アダプター20の開口部21に挿脱可能で
あり、アイピース10を接眼アダプター20に対して所
定の姿勢に案内する。ガイド部11の基端部外周面に
は、雄ねじ部14が形成される。雄ねじ部14は、ガイ
ド部11が基端部まで開口部21に挿入された際、接眼
アダプター20の雌ねじ部22に螺合可能となる。雌ね
じ部22は、開口部21の接眼側の端部内周面に形成さ
れる。開口部21は、ガイド部11を挿入されて雄ねじ
部14を雌ねじ部22に螺合されたアイピース10の光
軸が、望遠鏡本体の光軸に一致するように形成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、望遠鏡・顕微鏡等の各種光学装置に関し、詳しくは光学装置の本体 に、アイピース等の光学部材を取付けるための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に望遠鏡のアイピースは、望遠鏡本体にねじ込まれた接眼アダプタを介し て、光軸が望遠鏡本体の光軸に一致するように望遠鏡本体に取り付けられる。 従来、接眼アダプタへのアイピースの取付けは、接眼アダプタの開口部にアイ ピースのガイド部を光軸に沿って挿入し、このガイド部を、光軸と直角な方向か ら当接させた固定ネジによって固定して行われている。 また、アイピースに雄ねじ部を形成するとともに、接眼アダプタの開口部に雄 ねじ部を螺合可能な雌ねじ部を形成し、これら雄ねじ部および雌ねじ部を螺合さ せることによってアイピースを接眼アダプタに支持させるものもある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した前者のアイピース取付け構造では、固定ネジを光軸と直角な方向から アイピースのガイド部に当接させるため、接眼アダプタに対するアイピースの位 置が、光軸と直角な方向にずれるおそれがあり、ひいてはアイピースの光軸と望 遠鏡本体の光軸との間にずれを生ずるおそれがある。この光軸のずれは、アイピ ースの放射方向の遊びが大きく、固定ネジの締め付け力が大きいほど顕著となる 。そこで、アイピースの遊びを小さくすることも考えられるが、アイピースの遊 びを小さくすると、アイピースの開口部への挿脱(特に挿入)が困難なものとな る。また別の観点から、固定ネジによる締め付けでは、締め付け力が弱くなるお それがあり、アイピースの固定が不確実となって、使用中の脱落を生じたり、位 置ずれによる光学性能の低下、また視野内での対象物のずれを招くおそれがある 。
【0004】 また、アイピースを望遠鏡本体の接眼アダプタに取り付けるには、接眼アダプ タの開口部にアイピースのガイド部を挿入する動作と、挿入したアイピースを所 定の位置に保持したまま、挿入方向と直角な方向からガイド部に固定ネジを当接 させる動作を行なう必要がある。このため、アイピースの着脱が容易でなく、片 手で操作することなど極めて困難である。
【0005】 後者のアイピース取付け構造では、アイピースを接眼アダプタに取り付ける際 、アイピースの雄ねじ部を接眼アダプタの雌ねじ部に確実に螺合させるために、 アイピースを接眼アダプタに対して所定の姿勢、すなわちアイピースの光軸が望 遠鏡本体の光軸に一致する姿勢とする必要がある。つまりアイピースの姿勢がわ ずかでも光軸方向に対して傾いていると、雄ねじ部および雌ねじ部がずれた状態 で螺合してしまい、各ねじ部を破損するおそれがある。しかし、アイピースを所 定の姿勢に保持するには、かなりの時間と手間を要し、アイピースの着脱を困難 なものとする。
【0006】 本考案は、光学部材を光学装置本体に対して所定の位置関係で確実に支持させ ることができ、しかもその着脱をきわめて容易かつ円滑に行うことができる光学 装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る光学装置は、開口部を有する光学装置本体と、開口部に挿脱可能 なガイド部を有し、ガイド部を開口部に挿入することによって光学装置本体に対 して所定の姿勢となる光学部材と、光学装置本体および光学部材に設けられ、ガ イド部が開口部に所定の位置まで挿入された際、光学部材を光学装置本体に位置 決めする手段とを備えることを特徴としている。
【0008】
【実施例】
以下図示実施例により、本考案を説明する。 図1〜図3は、本考案の一実施例である望遠鏡のアイピース取付け構造を示す 。これらの図において、アイピース10は、光軸が望遠鏡本体(図示しない)の 光軸に一致するように、接眼アダプタ20を介して望遠鏡本体に取り付けられる 。
【0009】 アイピース10においては、円筒状のガイド部11が、接眼レンズ12を支持 した支持枠13の対物側に突設される。ガイド部11は、接眼アダプタ20の開 口部21に挿脱可能であり、アイピース10を接眼アダプタ20に対して所定の 姿勢に案内する。ガイド部11の基端部外周面には、雄ねじ部14が形成される 。雄ねじ部14は、ガイド部11が基端部まで開口部21に挿入された際、接眼 アダプタ20の雌ねじ部22に螺合可能となる。支持枠13の対物側端部におけ るガイド部11の周囲には、突出部15が、ガイド部11とほぼ平行に、雄ねじ 部14を覆うように突設される。突出部15は、雄ねじ部14が接眼アダプタ2 0の雌ねじ部22に螺合された際、第1係止面16を所定の位置で接眼アダプタ 20の係止面23に係止され、アイピース10のそれ以上のねじ込みを阻止する 。このとき突出部15は、各ねじ部を外観上見えないようにする。
【0010】 接眼アダプタ20は、端部外周面に形成された雄ねじ(図示しない)を、望遠 鏡本体の端部内周面に形成された雌ねじ(図示しない)に螺合させることによっ て、望遠鏡本体に所定の姿勢で取り付けられる。接眼アダプタ20には、望遠鏡 本体の光軸方向に貫通して開口部21が設けられる。開口部21の接眼側の端部 内周面には、雌ねじ部22が形成される。開口部21は、アイピース10のガイ ド部11を挿脱可能であり、ガイド部11を挿入されて雄ねじ部14を雌ねじ部 22に螺合されたアイピース10の光軸が、望遠鏡本体の光軸に一致するように 形成される。開口部21における雌ねじ部22の外周には、係止面23が形成さ れる。係止面23は、アイピース10の第1係止面16を所定の位置で係止する 。尚、各焦点距離のアイピース10で、同一焦点位置で観察可能となる様に、各 アイピース10の光学系の焦点位置に応じた位置に第1係止面16、第2係止面 17は設けられている。
【0011】 本実施例の作用を説明する。 アイピース10を望遠鏡本体の接眼アダプタ20に取り付ける際、作業者は、 アイピース10のガイド部11を、基端部付近まで接眼アダプタ20の開口部2 1に挿入する。つぎに、アイピース10を所定の方向に回転させ、アイピース1 0の雄ねじ部14を接眼アダプタ20の雌ねじ部22に螺合させる。そして、ア イピース10の第1係止面16が接眼アダプタ20の係止面23に係止されるま で、アイピース10を接眼アダプタ20にねじ込む。このような片手でも可能な 簡単な操作で、作業者は、アイピース10を、光軸が望遠鏡本体の光軸に一致す るように接眼アダプタ20に取り付けることができる。
【0012】 アイピース10の接眼アダプタ20からの取り外しは、上述した操作と同様の 操作で、逆の過程を経て行われる。
【0013】 以上のように上記実施例によれば、アイピース10を望遠鏡本体に対して所定 の姿勢で確実に支持させることができ、しかもその着脱を片手できわめて容易か つ円滑に行うことができる。
【0014】 図5は、本考案の他の実施例である望遠鏡の接眼アダプタ20およびアイピー ス10を示す図である。
【0015】 この図において、接眼アダプタ20の雌ねじ部22近傍には、開口部21に開 口するネジ穴40が、光軸と直角な方向に貫通して設けられており、このネジ穴 40には、固定ネジ41が螺合されている。固定ネジ41は、所定の方向に回転 されることにより締め込まれ、開口部21に挿入されたガイド部11に、光軸と 直角な方向から当接される。この固定ネジ41により、ガイド部11の基端部に 雄ねじ部14を持たない従来のアイピースであっても、接眼アダプタ20に取り 付けて固定することができ、従来のものとの互換性を確保できる。またアイピー ス10は、従来の接眼アダプタにも取り付け可能であり、この場合、第2係止面 17(図3)が接眼アダプタの係止面に当接して係止される。
【0016】 なお上記各実施例では、雄ねじ部14を、アイピース10のガイド部11の基 端部外周面に形成するとともに、雌ねじ部22を、接眼アダプタ20の開口部2 1の接眼側端部内周面に形成したが、雄ねじ部14を、接眼アダプタ20の接眼 側端部外周面に形成するとともに、雌ねじ部22を、アイピース10の突出部1 5の内周面に形成してもよい。また、各ねじ部同士の螺合によって、アイピース 10を接眼アダプタ20に支持させるように構成したが、バヨネット形式によっ て、すなわち各ねじ部に代えて複数の爪を設け、これら爪同士を噛合させること によって、アイピース10を接眼アダプタ20に支持させるように構成してもよ い。
【0017】 さらに上記各実施例では、望遠鏡の接眼アダプタ20にアイピース10を取り 付ける場合について説明したが、同様の接続構造を天頂プリズム、地上プリズム 、バローレンズ等の接続部に用いても同等の効果が得られる。また望遠鏡本体に 主鏡枠を取り付ける場合、または顕微鏡本体に接眼部または対物レンズを取り付 ける場合等についても適用可能であり、その場合も上記実施例と同様に良好な効 果を奏する。
【0018】 また上記実施例では、接眼アダプタ20を介して望遠鏡本体にアイピース10 を取り付けるタイプの望遠鏡に適用したが、接眼アダプタが望遠鏡本体に一体に 形成されたタイプの望遠鏡についても同様に適用可能である。
【0019】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、光学部材を光学装置本体に対して所定の位置関 係で確実に支持させることができ、しかもその着脱をきわめて容易かつ円滑に行 うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る光学装置の接眼アダプ
タからアイピースを取り外した状態を示す図である。
【図2】図1の光学装置の接眼アダプタにアイピースを
取り付けた状態を示す図である。
【図3】図1の光学装置のアイピースのガイド部の基端
部を示す部分断面図である。
【図4】図1の光学装置の接眼アダプタおよびアイピー
スを示す斜視図である。
【図5】本考案の他の実施例に係る光学装置の接眼アダ
プタからアイピースを取り外した状態を示す図である。
【符号の説明】
10 アイピース(光学部材) 11 ガイド部 14 雄ねじ部 20 接眼アダプタ(光学装置本体) 21 開口部 22 雌ねじ部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する光学装置本体と、開口部
    に挿脱可能なガイド部を有し、ガイド部を開口部に挿入
    することによって光学装置本体に対して所定の姿勢とな
    る光学部材と、光学装置本体および光学部材に設けら
    れ、ガイド部が開口部に所定の位置まで挿入された際、
    光学部材を光学装置本体に位置決めする手段とを備える
    ことを特徴とする光学装置。
  2. 【請求項2】 上記位置決めする手段が、互いに螺合可
    能な雄ねじ部および雌ねじ部にて構成されることを特徴
    とする請求項1記載の光学装置。
  3. 【請求項3】 上記位置決めする手段が、互いに噛合可
    能な爪にて構成されることを特徴とする請求項1記載の
    光学装置。
JP1992050557U 1992-06-25 1992-06-25 光学装置 Expired - Fee Related JP2592711Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992050557U JP2592711Y2 (ja) 1992-06-25 1992-06-25 光学装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992050557U JP2592711Y2 (ja) 1992-06-25 1992-06-25 光学装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH064716U true JPH064716U (ja) 1994-01-21
JP2592711Y2 JP2592711Y2 (ja) 1999-03-24

Family

ID=12862319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992050557U Expired - Fee Related JP2592711Y2 (ja) 1992-06-25 1992-06-25 光学装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2592711Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5922410U (ja) * 1982-08-03 1984-02-10 住友電気工業株式会社 イメ−ジフアイバの接眼鏡
JPS63180817U (ja) * 1987-05-15 1988-11-22
JPH01130317U (ja) * 1988-02-26 1989-09-05

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5922410U (ja) * 1982-08-03 1984-02-10 住友電気工業株式会社 イメ−ジフアイバの接眼鏡
JPS63180817U (ja) * 1987-05-15 1988-11-22
JPH01130317U (ja) * 1988-02-26 1989-09-05

Also Published As

Publication number Publication date
JP2592711Y2 (ja) 1999-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5053794A (en) Universal adapter for attaching a camera to associated optical devices such as telescopes, microscopes and the like
US5772355A (en) Quick attach/release adapter mechanism
JPH0434499Y2 (ja)
GB2079966A (en) Housing for Interfacing a Semiconductor Device With a Fiber Optic Cable
JP3301580B2 (ja) 待ち受けコネクタ
US11937776B2 (en) Adapter for a multi-stage console connector
JP2576880B2 (ja) ナットー保持器組立体
JPH064716U (ja) 光学装置
US11592660B2 (en) System and method for binocular tripod adapter with automatic locking engagement
JP3934975B2 (ja) デジタルカメラ用アダプタ
US4655569A (en) Optical eyepiece adaptor for cameras
JPS597802Y2 (ja) 撮像管の取付構造
JPH0618331Y2 (ja) 内視鏡の対物光学系アダプタ着脱機構
JP2002031765A (ja) 顕微鏡用アダプタ
JPH0627520A (ja) 光学機器
JP4242713B2 (ja) レンズフード
JP4468722B2 (ja) 内視鏡装置及び光学アダプタ
CN112511722B (zh) 镜头支架、镜头装置和包括该镜头装置的摄像机设备
US4967481A (en) Alignable sensor
JP2986052B2 (ja) 内視鏡光学部材の取付け構造
EP4286911A1 (en) Lens barrel and knob anti-drop member
JPH0727985A (ja) 内視鏡用鏡胴支持構造
JP2599745Y2 (ja) レボルバの調心機構
JP2002023035A (ja) カメラの付属品取付け構造
JP2001183733A (ja) マウントアダプタ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees