JPH0647142Y2 - 自動車用ブレーキ - Google Patents
自動車用ブレーキInfo
- Publication number
- JPH0647142Y2 JPH0647142Y2 JP3158989U JP3158989U JPH0647142Y2 JP H0647142 Y2 JPH0647142 Y2 JP H0647142Y2 JP 3158989 U JP3158989 U JP 3158989U JP 3158989 U JP3158989 U JP 3158989U JP H0647142 Y2 JPH0647142 Y2 JP H0647142Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disc
- rotor
- stress
- brake
- disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用ブレーキに関し、特に、ディスクブレ
ーキのロータの構造に関する。
ーキのロータの構造に関する。
(従来の技術) 周知のように、自動車用ブレーキに採用されるディスク
ブレーキにあっては、第3図に示すように、油圧駆動源
からの油路に連通するシリンダA内のピストンBとこの
ピストンBを押す際に生じる反力で移動するキャリパC
によりパッドDを押し込むことでディスクロータEを押
圧する浮動キャリパ型の構造がある。
ブレーキにあっては、第3図に示すように、油圧駆動源
からの油路に連通するシリンダA内のピストンBとこの
ピストンBを押す際に生じる反力で移動するキャリパC
によりパッドDを押し込むことでディスクロータEを押
圧する浮動キャリパ型の構造がある。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上述したディスクロータにあっては、制動時
に次のような現象が起こるとされている。
に次のような現象が起こるとされている。
すなわち、パッドDを介してディスクロータEを押圧す
ると、このディスクロータEは発熱し、その周方向にお
いて熱膨張しようとするが、このディスクロータEが、
その内周部を車輪側に取り付けられていることから、取
り付け位置を基準にすると、この取り付け位置において
上述した熱膨張は抑制され、結果として、ディスクロー
タEでは、第2図(b)に示すように周方向に圧縮応力
(σ)が発生したことになる。この圧縮応力(σ)は、
ディスクロータEにおけるディスク面では、半径方向で
第2図(a)に示すような分布状態を得られることが、
例えば、有限要素法によって解析されている。
ると、このディスクロータEは発熱し、その周方向にお
いて熱膨張しようとするが、このディスクロータEが、
その内周部を車輪側に取り付けられていることから、取
り付け位置を基準にすると、この取り付け位置において
上述した熱膨張は抑制され、結果として、ディスクロー
タEでは、第2図(b)に示すように周方向に圧縮応力
(σ)が発生したことになる。この圧縮応力(σ)は、
ディスクロータEにおけるディスク面では、半径方向で
第2図(a)に示すような分布状態を得られることが、
例えば、有限要素法によって解析されている。
この圧縮応力(σ)がある部分で降伏点を越えるとその
部分は塑性変形を起こし、制動解除後ロータが冷えてく
ると、その部分には引張り応力が発生する。
部分は塑性変形を起こし、制動解除後ロータが冷えてく
ると、その部分には引張り応力が発生する。
従って、ディスクロータEにおいては、上述した圧縮応
力および引張り応力の発生が繰り返されることになり、
結果として、径方向のクラックが生じディスクロータE
を破損する場合がある。
力および引張り応力の発生が繰り返されることになり、
結果として、径方向のクラックが生じディスクロータE
を破損する場合がある。
そこで、本考案の目的は、上述した従来のディスクロー
タにおける問題に鑑み、破損しにくいディスクロータを
備えた自動車用ブレーキを得ることにある。
タにおける問題に鑑み、破損しにくいディスクロータを
備えた自動車用ブレーキを得ることにある。
(課題を解消するための手段) この目的を達成するため、本考案は、ディスクブレーキ
を備えた自動車用ブレーキにおいて、上記ディスクブレ
ーキにおけるディスクロータのディスク面の厚さを、上
記ディスクロータの周方向で生じる応力の大きさに従っ
て厚く又は薄く設定して半径方向での周方向応力分布を
一様化することにより、同一重量のディスクロータで発
生する周方向応力を最小にすることを提案するものであ
る。
を備えた自動車用ブレーキにおいて、上記ディスクブレ
ーキにおけるディスクロータのディスク面の厚さを、上
記ディスクロータの周方向で生じる応力の大きさに従っ
て厚く又は薄く設定して半径方向での周方向応力分布を
一様化することにより、同一重量のディスクロータで発
生する周方向応力を最小にすることを提案するものであ
る。
(作用) 本考案によれば、応力分布はディスクロータにおけるデ
ィスク面で半径方向において均一な状態となる。
ィスク面で半径方向において均一な状態となる。
(実施例) 以下、第1図において本考案実施例の詳細を説明する。
第1図は本考案実施例による自動車用ブレーキの一つで
あるディスクブレーキの一部を示す第2図相当の模型図
である。
あるディスクブレーキの一部を示す第2図相当の模型図
である。
第1図において、ディスクロータ1におけるディスク面
1Aは、その径方向において、第2図において示した応力
分布に相似した厚さを設定されている。
1Aは、その径方向において、第2図において示した応力
分布に相似した厚さを設定されている。
すなわち、第2図に示す応力分布において、最大応力が
発生する箇所の厚さ(Tmax)を第1図に示すように最大
とすると共に、最小応力が発生する箇所での厚さ(Tmi
n)を従来の厚さよりも小さい値に設定して、ディスク
面1Aでの周方向における応力分布をディスク部の重量を
変えることなく一様化している。
発生する箇所の厚さ(Tmax)を第1図に示すように最大
とすると共に、最小応力が発生する箇所での厚さ(Tmi
n)を従来の厚さよりも小さい値に設定して、ディスク
面1Aでの周方向における応力分布をディスク部の重量を
変えることなく一様化している。
本実施例は以上のような構造であるから、パッドを介し
ての制動および制動解除が繰り返された場合には、ディ
スクロータ1において、熱膨張および収縮により応力が
繰返し発生した場合においても、その最大発生応力は同
一重量の従来型ディスクロータより小さい値となるので
その応力に対する強度は向上する。
ての制動および制動解除が繰り返された場合には、ディ
スクロータ1において、熱膨張および収縮により応力が
繰返し発生した場合においても、その最大発生応力は同
一重量の従来型ディスクロータより小さい値となるので
その応力に対する強度は向上する。
また、本考案にあっては、上述した実施例のように、対
向するディスク面の両方の厚さを変えることに限らず、
図示しないが、発熱時での応力分布において大きい変化
を呈し、これにより応力破壊が起きやすいディスク面の
厚さを変えるのみとし、このディスク面と対向するディ
スク面側は一様な厚さとすることも実際の構造設計上あ
るいはパッドとの摩擦関係上、支障がない場合には可能
である。
向するディスク面の両方の厚さを変えることに限らず、
図示しないが、発熱時での応力分布において大きい変化
を呈し、これにより応力破壊が起きやすいディスク面の
厚さを変えるのみとし、このディスク面と対向するディ
スク面側は一様な厚さとすることも実際の構造設計上あ
るいはパッドとの摩擦関係上、支障がない場合には可能
である。
(考案の効果) 以上、本考案によれば、圧縮、引っ張りの各応力が繰返
し生じる場合にあっても、ディスクロータにおいて、そ
の径方向で一様な応力分布を設定できる厚さを以って形
状を設定したので、同一重量の従来型ディスクロータに
比べて最大発生応力を小さくすることができ、これによ
って、ディスクロータの径方向でのクラックの発生を抑
えることでディスクロータの破損を防ぎ、ブレーキの寿
命を伸ばすことが可能になる。
し生じる場合にあっても、ディスクロータにおいて、そ
の径方向で一様な応力分布を設定できる厚さを以って形
状を設定したので、同一重量の従来型ディスクロータに
比べて最大発生応力を小さくすることができ、これによ
って、ディスクロータの径方向でのクラックの発生を抑
えることでディスクロータの破損を防ぎ、ブレーキの寿
命を伸ばすことが可能になる。
第1図は本考案実施例による自動車用ブレーキの一例で
あるデイスクブレーキの構造を示す模型図、第2図
(a),(b)は従来の自動車用ブレーキの一例である
ディスクブレーキの構造をそれぞれ示す第1図相当の模
型図、第3図は従来の自動車用ブレーキの一例を示す模
型図である。 1……ディスクロータ、1A……ディスク面、 Tmax……最大厚さ、Tmin……最小厚さ。
あるデイスクブレーキの構造を示す模型図、第2図
(a),(b)は従来の自動車用ブレーキの一例である
ディスクブレーキの構造をそれぞれ示す第1図相当の模
型図、第3図は従来の自動車用ブレーキの一例を示す模
型図である。 1……ディスクロータ、1A……ディスク面、 Tmax……最大厚さ、Tmin……最小厚さ。
Claims (1)
- 【請求項1】ディスクブレーキを備えた自動車用ブレー
キにおいて、 上記ディスクブレーキにおけるディスクロータのディス
ク面の厚さを、上記ディスクロータの周方向で生じる応
力の大きさに従って設定して半径方向での周方向応力分
布を一様化したことを特徴とする自動車用ブレーキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3158989U JPH0647142Y2 (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | 自動車用ブレーキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3158989U JPH0647142Y2 (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | 自動車用ブレーキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02122230U JPH02122230U (ja) | 1990-10-05 |
| JPH0647142Y2 true JPH0647142Y2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=31257551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3158989U Expired - Lifetime JPH0647142Y2 (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | 自動車用ブレーキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0647142Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-20 JP JP3158989U patent/JPH0647142Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02122230U (ja) | 1990-10-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |