JPH0646874U - 打込機の排気カバー装置 - Google Patents
打込機の排気カバー装置Info
- Publication number
- JPH0646874U JPH0646874U JP8375392U JP8375392U JPH0646874U JP H0646874 U JPH0646874 U JP H0646874U JP 8375392 U JP8375392 U JP 8375392U JP 8375392 U JP8375392 U JP 8375392U JP H0646874 U JPH0646874 U JP H0646874U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust cover
- driving machine
- exhaust
- plate
- recess
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- Granted
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- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は釘打機等の打込機の排気カバー装置
に関するもので、排気カバーの製作を容易にしてコスト
を低減すると共にプレートの変形を防止することを目的
としたものである。 【構成】 打込機1の排気カバー2は、ゴム等の可撓性
材料の一体成形により形成され、そのほぼ中心位置に円
筒状の側壁9とボルト6が貫通する穴10を有した底壁
11を備えた凹部16を設け、鋼板等の高剛性材料から
形成されたプレート5を介して排気カバー2をエキゾー
ストカバー7に回転可能に取付けている。また、プレー
ト5はボルト6の頭部とエキゾーストカバー7を結ぶ接
線8内に収まるような位置に入るようになっている。
に関するもので、排気カバーの製作を容易にしてコスト
を低減すると共にプレートの変形を防止することを目的
としたものである。 【構成】 打込機1の排気カバー2は、ゴム等の可撓性
材料の一体成形により形成され、そのほぼ中心位置に円
筒状の側壁9とボルト6が貫通する穴10を有した底壁
11を備えた凹部16を設け、鋼板等の高剛性材料から
形成されたプレート5を介して排気カバー2をエキゾー
ストカバー7に回転可能に取付けている。また、プレー
ト5はボルト6の頭部とエキゾーストカバー7を結ぶ接
線8内に収まるような位置に入るようになっている。
Description
【0001】
本考案は圧縮空気を動力源とする打込機の排気口をカバーする排気カバー装置 に関するものである。
【0002】
従来構造の排気カバー2を備えた打込機1の断面図を図4に示す。圧縮空気を 動力源として打撃ピストン3を往復動させる打込機1は、一般に打撃ピストン3 上部に流入した圧縮空気を打撃ピストン3の復帰行程中に外気へ放出するために 排気口4を設けている。 また作業内容により排気が顔にかかったり、埃を舞い上げたりすることを防止 するために、排気方向を任意に変更できるように排気カバー2を回転可能にして いる。 前記排気カバー2は、排気圧により変形、破損するのを防止するために鋼板を 塑性変形させて成形し、かつ回転し易いように周囲をゴムで成形している。
【0003】
従来の排気カバー2は、ゴムのみの場合、排気圧力により変形してしまうため 、鋼板を塑性変形させその周囲をゴムで成形している。そのため製作が難しくコ ストが高くなる問題があった。また打込機の落下、衝撃等の外力によって前記鋼 板が変形してしまい排気方向を変更できなくなるという問題があった。 本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、排気カバーの製作を容易 にしてコストを下げると共に外力によって前記鋼板が変形するのを防止できるよ うにすることである。
【0004】
上記目的を達成するために本考案においては、ゴム等の可撓性材料の一体成形 により形成された排気カバーのほぼ中心に底部に貫通穴を有する凹部を設け、該 凹部上部に嵌合する鋼板等の高剛性材料から形成されたプレートを介して排気カ バーを打込機本体に取付けるようにした。 また前記排気カバーを打込機本体に取付けるボルト等の締結部材の頭部と打込 機本体を結ぶ接線内に前記プレートが収まるようにした。
【0005】
上記したように排気カバーをプレートを介して打込機本体に取付けるようにし たことにより、ゴム等可撓性材料の一体成形により形成された排気カバーとする ことが可能となった。またプレート5は外力により変形しにくくなった。
【0006】
本考案排気カバー装置を備えた打込機1の一実施例を図1〜図3に示す。図1 は打込機1の外観側面図、図2は図1の排気口4付近の断面図、図3は排気カバ ー2とプレート5の取付前の断面図である。 前記排気口4は本考案打込機本体を構成するエキゾーストカバー7の上部に設 けれており、排気カバー2はゴム等の可撓性材料によって一体成形によって形成 されており、該排気カバー2を回転させることにより排気方向を任意に変えられ るようにしてある。排気カバー2のほぼ中心には、円筒状の側壁9及び取付用ボ ルト6が貫通する穴10を有した底壁11を備えた凹部16が設けられている。 前記プレート5は鋼板等の高剛性材料で形成され、排気カバー2の凹部16に嵌 合するように、円筒状の側壁12と前記ボルト6が貫通する穴13を有した底壁 14を有している。そして排気圧によって排気カバー2がすりばち状に変形しに くいようになっている。排気カバー2の凹部16の側壁9と底壁11の隅部から 破損するのを防止するために、プレート5の側壁12と底壁14はなだらかな曲 面15でつながっている。
【0007】 前記排気カバー2の取付時、外力によって変形しにくいように、プレート5が 、ボルト6の頭部とエキゾーストカバー7を結ぶ接線8の内側に位置するように 設けられている。排気カバー2はプレート5を介してボルト6によりエキゾース トカバー7に回転可能に取付けられている。
【0008】
以上のように本考案によれば、高剛性材料で形成されたプレートを介して排気 カバーを打込機本体に取付けるようにしたので、排気カバーをゴム等の可撓性材 料の一体成形によって形成することが可能となり、コストを低減することができ る。またプレートが、ボルト等の締結部材と打込機本体を結ぶ接線より内側に位 置するようにしたので、落下、衝撃等の外力によって変形するのを防止すること ができる等の作用効果を奏し得るようになる。
【図1】 本考案排気カバー装置を装着した打込機の一
実施例を示す側面図。
実施例を示す側面図。
【図2】 図1の要部断面図。
【図3】 排気カバーとプレートの装着前を示す断面
図。
図。
【図4】 従来の排気カバー装置を装着した打込機の一
例を示す一部断面図。
例を示す一部断面図。
2は排気カバー、4は排気口、5はプレート、6はボル
ト、7はエキゾースカバー、9は側壁、11は底壁、1
2は側壁、14は底壁、15は曲面である。
ト、7はエキゾースカバー、9は側壁、11は底壁、1
2は側壁、14は底壁、15は曲面である。
Claims (2)
- 【請求項1】 圧縮空気を動力源とし、打込行程中に消
費した圧縮空気を外気へ放出する排気口を打込機本体に
設けると共に該排気口をカバーする排気カバーを有する
打込機において、 ゴム等の可撓性材料の一体成形により形成され、ほぼ中
心に底に貫通穴を有する凹部を設けた排気カバーと、鋼
材等の高剛性材料で形成され、前記排気カバーの凹部上
部に嵌合するプレートと、該プレート及び排気カバーを
貫通して排気カバーを打込機本体に取付けるボルト等の
締結部材とを備えたことを特徴とする打込機の排気カバ
ー装置。 - 【請求項2】 前記締結部材の頭部と打込機本体とを結
ぶ接線内に前記プレートが収まるようにしたことを特徴
とする請求項1記載の打込機の排気カバー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992083753U JP2576553Y2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 打込機の排気カバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992083753U JP2576553Y2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 打込機の排気カバー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0646874U true JPH0646874U (ja) | 1994-06-28 |
JP2576553Y2 JP2576553Y2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=13811305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992083753U Expired - Lifetime JP2576553Y2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 打込機の排気カバー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2576553Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009081036A (ja) * | 2007-09-26 | 2009-04-16 | Casio Comput Co Ltd | 通気装置、発電ユニット及び電子機器 |
JP2013136124A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Makita Corp | エア打込み工具 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4026313B2 (ja) * | 2000-10-31 | 2007-12-26 | 日立工機株式会社 | 空気釘打機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0428971U (ja) * | 1990-06-22 | 1992-03-09 |
-
1992
- 1992-12-04 JP JP1992083753U patent/JP2576553Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0428971U (ja) * | 1990-06-22 | 1992-03-09 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009081036A (ja) * | 2007-09-26 | 2009-04-16 | Casio Comput Co Ltd | 通気装置、発電ユニット及び電子機器 |
JP2013136124A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Makita Corp | エア打込み工具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2576553Y2 (ja) | 1998-07-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980324 |
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S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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