JPH0646811Y2 - タブ貼着装置 - Google Patents

タブ貼着装置

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JPH0646811Y2
JPH0646811Y2 JP1987021077U JP2107787U JPH0646811Y2 JP H0646811 Y2 JPH0646811 Y2 JP H0646811Y2 JP 1987021077 U JP1987021077 U JP 1987021077U JP 2107787 U JP2107787 U JP 2107787U JP H0646811 Y2 JPH0646811 Y2 JP H0646811Y2
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JP
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tab
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shaped
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protective
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武美 渡辺
正信 福家
則之 芝
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Tokyo Kikai Seisakusho Co Ltd
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Tokyo Kikai Seisakusho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、輪転機の付属設備である巻取紙の自動紙継用
前処理装置に用いられるものであり、巻取紙の始端部へ
タブを貼着する為のタブ貼着装置に関する。
(従来の技術) 一般に、輪転機53に於いては、第14図に示す如く、輪転
機53へ一定速度で繰り出されている巻取紙54の終端部
を、これと等周速度で回転せしめた巻取紙54の始端部へ
押圧装置55を用いて接着継ぎをすることにより、輪転機
53への連続的な給紙が行われている。尚、図に於いて、
56は巻取紙支持用三又、57は巻取紙54の回転駆動装置で
ある。
而して、前記巻取紙54の自動紙継ぎを行う為には巻取紙
54の始端部に紙継ぎ用の前処理を必要とするが、当該前
処理は通常人手によつて行われている。即ち、巻取紙54
の外表層を竹べら等で剥離した後、第15図に示す如く、
巻取紙54の始端部を略V字形に切断加工し、その先端を
タブ58により巻取紙54の胴部外表面へ貼着すると共に、
略V字形始端部の外表面に両面粘着テープ59を貼着して
複数の粘着層を形成するようにしている。
ところが、人手による紙継ぎ用前処理は、作業能率が低
くて人件費の高騰を招くうえ、巻取紙54の外表層の剥離
時に用紙内部を損傷し易いと云う問題がある。
そこで、人手による紙継ぎ用前処理に於ける諸問題を解
決する為、紙継ぎ用前処理を自動的に行える各種の自動
紙継用前処理装置が当業者によつて開発されている。こ
の種自動紙継用前処理装置としては、例えば特開昭61-1
2561号公報に開示された構造のものが知られている。
即ち、この自動紙継用前処理装置は、巻取紙を回転自在
に支持する支持装置と、巻取紙の始端部を支持載置する
テーブルと、略V字形切目の形成、粘着層の形成及びタ
ブ貼着等を行う主処理器等から構成されて居り、テーブ
ル上への巻取紙始端部の繰り出し、巻取紙始端部に於け
る略V字形切目と粘着層の形成、切目に沿つた巻取紙始
端部の切り離し、巻取紙の略V字形始端部へのタブ基端
部の貼着、巻取紙外表面へのタブ先端部の貼着等の処理
工程を順次自動的に行うことができる。
又、自動紙継用前処理装置の要部である主処理器60は、
第16図に示す如く、ケース本体61と、テーブル62上の巻
取紙始端部を所定方向へ移動させる紙送り装置63と、所
定長さの帯状のタブ64を巻取紙始端部の先端上面へ供給
するタブ用テープ供給装置65と、巻取紙始端部に分離用
の切目を形成するカツター装置66と、巻取紙始端部に両
面粘着テープ67を貼着して粘着層を形成する粘着層形成
装置68等から構成されて居り、主処理器60は旋回自在に
支承したガイドレール(図示省略)に移動自在且つケー
ス本体61の前端側が上下方向へ揺動自在に配設されてい
る。
然し乍ら、前記主処理器60を用いて巻取紙54にタブ64を
貼着する場合には、第17図乃至第19図に示す如く、巻取
紙54の略V字形始端部にタブ用テープ供給装置65により
所定長さのタブ64を供給してその一端を粘着層形成装置
68の両面粘着テープ67で前記始端部に貼着し、その後巻
取紙始端部を巻き戻してタブ64の他端を粘着層形成装置
68の両面粘着テープ67で巻取紙外表面へ貼着するように
している為、タブ64の貼着にかなりの時間がかかり、作
業能率の向上を図り難いと云う問題点がある。
又、巻取紙始端部にタブ64を載せたときにこれが風等に
よつて飛んだり、或はズレたりすることが往々にしてあ
り、この場合にはタブ64の貼着ミスを生じたり、巻取紙
始端部の所定位置へタブ64を正確に貼着できないと云う
問題もある。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上記の問題点を解消する為に創案されたもの
であり、その目的は紙継ぎ用前処理の作業能率の向上を
図れると共に、巻取紙始端部の所定位置へタブを正確且
つ確実に貼着できるタブ貼着装置を提供するにある。
(問題点を解決する為の手段) 本願考案は、巻取紙の自動紙継用前処理装置のテーブル
4上へ繰り出して略V字形に整形した巻取紙始端部へ、
タブの一側端部を貼着する自動紙継用前処理装置のタブ
貼着装置に於いて、上下両面の粘着層33,33を保護紙34,
34により被覆すると共に、下面側の保護紙34の一端側を
上下両面の粘着層33,33の一端側より外方へ突出せしめ
た構成としたタブ14と,前記タブ14を架台23上に積層状
に支持載置し、当該架台23を上方へ順次押し上げること
により最上位のタブ14を順次上方へ繰り出すと共に、タ
ブ14の補給時には、前記タブ供給位置からタブ補給位置
へ移動する構成としたタブ載置装置17と,下面に段部を
設けた吸着盤41を備え、前記タブ載置装置17上の最大部
のタブ14の上面側を前記吸着盤41へ真空吸着すると共
に、吸着保持したタブ14をテーブル4上へ繰り出した巻
取紙2の略V字形始端部の上方へ移動し、その一端部を
V字形始端部の上面へ前記吸着盤41の下面段部の突出部
により押圧貼着する構成としたタブ保持貼着装置18と,
くさび型の先端部が、前記タブ保持貼着装置18の吸着盤
41の下面に吸着保持されたタブ14の、吸着盤41より外方
へ突出した下面側保護紙34の上面へ接当すると共に、前
記吸着盤41のV字型始端部上方への移動により、前記く
さび型の先端部が下面粘着層33と下面側保護紙34との間
へ貫入する構成とした保護紙剥離器20と,前記タブ載置
装置17の側方に固設され、前記保護紙剥離器20により剥
離されて落下する下面側保護紙34を回収する保護紙回収
器19とから形成したことを発明の基本構成とするもので
ある。
(作用) タブ載置装置に支持載置されたタブは、タブ保持貼着装
置により一枚だけ吸着保持される。
タブ保持貼着装置がタブを吸着保持すると、保護紙剥離
器が作動し、これによりタブ保持貼着装置に保持された
タブの保護紙が剥離される。
そして、保護紙を剥離されたタブは、その一端部がタブ
保持貼着装置により巻取紙の略V字形始端部の先端へ貼
着される。
尚、剥離されたタブの保護紙は、保護紙回収器へ回収さ
れる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図乃至第3図は本考案の実施例に係るタブ貼着装置
1を用いた自動紙継用前処理装置であつて、当該前処理
装置は、輪転機への巻取紙2の搬入路近傍に据付けられ
て居り、支持装置3、テーブル4、一対の主処理器5及
びタブ貼着装置1等から構成されている。
前記支持装置3は、ベースフレーム6、走行自在な可動
フレーム7、可動フレーム7に設けた支持板8、支持板
8に揺動自在に設けた支持アーム9、支持アーム9に設
けた回転支軸10、回転支軸10を駆動する駆動部11等から
構成されて居り、巻取紙2を正逆方向へ回転自在に支持
するものである。
尚、支持装置3は、上記実施例のものに限定されるもの
ではなく、巻取紙2を回転自在に支持し得るものであれ
ば、如何なる構造及び形式のものであつても良い。
前記テーブル4は、巻取紙2の横幅よりもやや長い横幅
を有し、支持装置3上方で且つ巻取紙2の最上部と略同
水準の高さ位置に支持脚12により支持固定されて居り、
繰り出した巻取紙2の始端部を支持載置するものであ
る。又、テーブル4にはテーブル4に形成した孔(図示
省略)と、孔から空気を吸引する真空ポンプ(図示省
略)等から成る吸引装置が設けられて居り、該吸引装置
はテーブル4上面に支持載置された巻取紙2の始端部を
真空吸着によりテーブル4上面へ吸引して固定するもの
である。
前記主処理器5は、テーブル4の上方位置に巻取紙2の
軸芯方向に対して所定の角度で傾斜する姿勢でもつて配
設された一対のガイドレール13に夫々矢印方向へ移動自
在に取付けられている。又、各主処理器5は、テーブル
4上面に支持載置された巻取紙2の始端部に分離用の切
目を形成するカツター装置(図示省略)と、巻取紙2の
始端部に両面粘着テープを貼着して紙継ぎ用の粘着層を
形成する粘着層形成装置(図示省略)等を備えて居り、
両主処理器5がガイドレール13に沿つて同方向へ同期し
て移動し、カツター装置及び粘着層形成装置が作動する
と、巻取紙2の始端部に略V字形切目が形成されると共
に、紙継ぎ用の粘着層が形成される。
一方、タブ貼着装置1は、テーブル4上の巻取紙2の略
V字形始端部上方位置に配設されて居り、タブ14の一端
部を、保護紙を剥離した状態で巻取紙2の略V字形始端
部へ貼着するものである。
即ち、タブ貼着装置1は、テーブル4上の支持フレーム
15に固定した固定板16に配設されて居り、第4図及び第
5図に示す如く、タブ載置装置17、タブ保持貼着装置1
8、保護紙回収器19及び保護紙剥離器20等から構成され
ている。
前記タブ載置装置17は、上方が開放されたタブボツクス
21と、タブボツクス21内にガイド棒22等により上下動自
在に支持されてタブ14を複数枚積層状に支持する架台23
と、架台23を上下動させると共に、架台23を上昇させて
タブ14を順次上方へ押し上げて行くシリンダ24等から構
成されている。
又、タブ載置装置17は、タブボツクス21内へタブ14を補
給し得るタブ補給位置(第8図実線位置)とタブ保持貼
着装置18へタブ14を供給し得るタブ供給位置(第8図鎖
線位置)とを取り得るように所定方向へ往復移動自在に
配設されて居り、本実施例に於いては、タブ載置装置17
は巻取紙2の繰り出し方向へ往復移動自在に設けた走行
体25に取付けられている。尚、タブ載置装置17がタブ補
給位置にあるときには、該タブ載置装置17のタブボツク
ス21はテーブル4の終端よりも外方に位置する為、タブ
14の補給やメンテナンス等を容易に行うことができる。
前記走行体25は、固定板16に巻取紙2の繰り出し方向に
沿つて固着したガイド26に支持ローラ27を介して走行自
在に支承されて居り、該走行体25は駆動装置28によりガ
イド26に沿つて往復移動するようになつている。前記駆
動装置28は、駆動モータ29と、駆動モータ29の出力軸に
嵌着された駆動スプロケツト30と、ガイド26に回転自在
に支持された従動スプロケツト31と、両スプロケツト3
0,31に巻き回されてその一部が走行体25に連結されたチ
エーン32等から構成されている。
従つて、駆動モータ29によりチエーン32を正逆方向へ周
回させると、走行体25がガイド26に沿つて往復移動し、
これに伴つてタブ載置装置17も往復移動してタブ補給位
置とタブ供給位置とを取り得ることができる。
前記タブ載置装置17に支持されたタブ14は、第6図及び
第7図に示す如く、略長方形状を呈して居り、表面の中
央部と裏面の両側には夫々粘着層33を有すると共に、該
粘着層33には保護紙34が重ね貼りされている。尚、裏面
側の保護紙34は、タブ14の一端から突出するようにタブ
4の全長よりも長目に設定されている。又、タブ14の一
端部にはタブ切断用の切目35が形成されている。更に、
タブ14の両側にはタブ14の一端部を巻取紙2の略V字形
始端部の先端に貼着したときにタブ14の一端部の形状
と、略V字形始端部先端の形状とが略合致するように三
角形状の切欠36が形成されている。
前記タブ保持貼着装置18は、固定板16に設けたブラケツ
ト37に回転自在に支持された駆動軸38と、駆動軸38に一
端部が固定された揺動アーム39と、揺動アーム39の他端
部に回転自在に支持された従動軸40と、従動軸40に取付
けられてタブボツクス21内のタブ14を一枚宛吸着する真
空吸着盤41と、真空吸着盤41に接続された真空ポンプ
(図示省略)と、揺動アーム39を回動させて真空吸着盤
41をタブボツクス21内のタブ14を吸着し得るタブ吸着位
置(第4図実線位置)と巻取紙2の略V字形始端部へタ
ブ14を貼着し得るタブ貼着位置(第4図鎖線位置)とに
亘つて変位させる駆動装置42等から構成されて居り、該
タブ保持貼着装置18はタブ載置装置17上のタブ14を一枚
宛吸着保持し、該タブ14の一端部を巻取紙2の略V字形
始端部へ貼着するものである。
又、前記駆動装置42は、揺動アーム39を所定量回動させ
る第1駆動機構43と、真空吸着盤41が所定の姿勢でもつ
てタブ吸着位置及びタブ貼着位置に至るように揺動アー
ム39の回動時に真空吸着盤41を揺動アーム39に対して所
定量回動させる第2駆動機構44とから構成されている。
具体的には、第1駆動機構43は、駆動軸38に固定された
リンク45と、ブラケツト37とリンク45の間に介設された
シリンダ46とから成り、第2駆動機構44は、駆動軸38に
遊嵌されてブラケツト37に固着された第1スプロケツト
47と、従動軸40に嵌着された第2スプロケツト48と、両
スプロケツト47,48に巻き回されたチエーン49と、揺動
アーム39に回転自在に支持されてチエーン49に噛合する
テンシヨンスプロケツト50とから成る。
更に、真空吸着盤41は、その下面が段付きに形成されて
居り、これはタブ14の一端部を巻取紙2の略V字形始端
部先端へ貼着するときにタブ14の他端部がテーブル4上
面に付着するのを防止する役目をする。
前記保護紙回収器19は、上方が開放された保護紙ボツク
ス19′等から成り、後述する保護紙剥離器20により剥離
されたタブ14の保護紙34を回収するものである。又、保
護紙ボツクス19′は、タブ載置装置17と一緒に巻取紙2
の繰り出し方向へ往復移動できるようにタブボツクス21
の一側下方位置で且つ走行体25に取付けられている。更
に、図示していないか、保護紙ボツクス19′は、回収さ
れた保護紙34を取り易いように側壁若しくは底壁が開閉
自在になつている。
前記保護紙剥離器20は、先端が楔形に折り曲げられた弾
性を有する板状のスクレーパ20′から成り、タブ保持貼
着装置18の真空吸着盤41に吸着保持されたタブ14の裏面
側の保護紙34を剥離するものである。又、スクレーパ2
0′は、タブ載置装置17及び保護紙回収器19と一緒に巻
取紙2の繰り出し方向へ往復移動できるようにその基端
部が保護紙ボツクス19′に固定されて居り、該スクレー
パ20′の移動時にはその楔形先端が真空吸着盤41に保持
されたタブ14と裏面側の保護紙34との間に差し込まれる
ようになつている。
本実施例に於いては、図示していないが、保護紙34の剥
離を検査する保護紙剥離検査器が適宜の位置に配設され
て居り、この検査器には光電型の検出器が使用されてい
る。
第4図及び第5図に於いて、51は位置検出スイツチ、52
は保護カバーである。
次に、前記タブ貼着装置1の作用について説明する。
タブボツクス21は、駆動装置28によりタブ補給位置から
タブ供給位置へと移動する(第8図参照) タブボツクス21がタブ供給位置に至ると、タブボツクス
21内のタブ14がシリンダ24により上方へ押し上げられ、
最上部のタブ14が一枚だけタブ吸着位置にある真空吸着
盤41により吸着保持される(第9図参照)。このとき、
スクレーパ20′の楔形先端は、タブ14から突出する裏面
側の保護紙34上に位置する。
真空吸着盤41がタブ14を吸着保持すると、この状態でタ
ブボツクス11が駆動装置28によりタブ供給位置からタブ
補給位置へ移動する。そうすると、スクレーパ20′も移
動してその楔形先端がタブ14と裏面側の保護紙34との間
に差し込まれ、該スクレーパ20′の移動によつて保護紙
34が順次剥離される(第10図参照)。
尚、剥離された保護紙34は、保護紙ボツクス19′内に落
下し、回収される。
タブ14の保護紙34が剥離されると、駆動装置42により揺
動アーム39が所定量回動して真空吸着盤41をタブ吸着位
置からタブ貼着位置へ変位させる(第11図参照)。
タブ貼着位置に至つたタブ14は、真空吸着盤41の押圧作
用によりその一端部がテーブル4上の巻取紙2の略V字
形始端部の先端上面へ貼着される(第12図参照)。この
とき、真空吸着盤41の底面は、段付きに形成されている
為、タブ14の他端部がテーブル4上に付着することがな
い。
そして、巻取紙2の略V字形始端部の先端上面へタブ14
が貼着されると、巻取紙2が巻き戻され、タブ14の他端
部が巻取紙2の外表面へ貼着される(第13図参照)。
このようにして、巻取紙2へのタブ14の貼着が行われ
る。
尚、前記各装置の作動は、全て制御装置からの予かじめ
設定された信号に従つて自動的に行われる。
(考案の効果) 上述の通り、本考案のタブ貼着装置は、保護紙付粘着層
を有するタブを、保護紙を剥離した状態で巻取紙の略V
字形始端部の先端上面へ貼着できる構成とした為、略V
字形始端部に所定長さのタブを供給してこれを両面粘着
テープにより前記始端部に貼着するようにした従来の装
置に比較して、タブの貼着を迅速に行うことができる。
その結果、紙継ぎ用前処理の作業能率の大幅な向上を図
れる。
又、タブ貼着装置は、粘着層を有するタブをタブ保持貼
着装置により吸着保持し、この状態でタブを略V字形始
端部の先端上面へ貼着する構成とした為、従来の装置の
ように巻取紙の略V字形始端部に供給したタブが飛んだ
り、或いはタブの位置がズレたりすると云うことがな
く、巻取紙の所定位置へ正確且つ確実にタブを貼着する
ことができる。延いては、紙継ぎ用の前処理が正確且つ
良好に行われることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るタブ貼着装置を使用した自動紙継
用前処理装置の一部切欠正面図、第2図は同じく平面
図、第3図は同じく一部切欠右側面図、第4図はタブ貼
着装置の一部切欠側面図、第5図はタブ貼着装置の一部
切欠正面図、第6図はタブの平面図、第7図はタブの正
面図、第8図乃至第11図はタブ貼着装置の作動状態を示
す概略側面図、第12図は巻取紙始端部にタブの一端部を
貼着した状態の斜視図、第13図はタブの他端部を巻取紙
の外表面へ貼着した状態の斜視図、第14図は従前の輪転
機に於ける給紙部の説明図、第15図は人手による紙継ぎ
用前処理を施した巻取紙の斜視図、第16図は従来の主処
理器の縦断面図、第17図乃至第19図は主処理器による巻
取紙へのタブの貼着状態を示す斜視図である。 1はタブ貼着装置、14はタブ、17はタブ載置装置、18は
タブ保持貼着装置、19は保護紙回収器、20は保護紙剥離
器、33はタブの粘着層、34はタブの保護紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻取紙の自動紙継用前処理装置のテーブル
    (4)上へ繰り出して略V字形に整形した巻取紙始端部
    へ、タブの一側端部を貼着する自動紙継用前処理装置の
    タブ貼着装置に於いて、上下両面の粘着層(33),(3
    3)を保護紙(34),(34)により被覆すると共に下面
    側の保護紙(34)の一端側を上下両面の粘着層(33),
    (33)の一端側より外方へ突出せしめた構成としたタブ
    (14)と,前記タブ(14)を架台(23)上に積層状に支
    持載置し、当該架台(23)を上方へ順次押し上げること
    により最上位のタブ(14)を順次上方へ繰り出すと共
    に、タブ(14)の補給時には、前記タブ供給位置からタ
    ブ補給位置へ移動する構成としたタブ載置装置(17)
    と,下面に段部を設けた吸着盤(41)を備え、前記タブ
    載置装置(17)上の最大部のタブ(14)の上面側を前記
    吸着盤(41)へ真空吸着すると共に、吸着保持したタブ
    (14)をテーブル(4)上へ繰り出した巻取紙(2)の
    略V字形始端部の上方へ移動し、その一端部をV字形始
    端部の上面へ前記吸着盤(41)の下面段部の突出部によ
    り押圧貼着する構成としたタブ保持貼着装置(18)と,
    くさび型の先端部が、前記タブ保持貼着装置(18)の吸
    着盤(41)の下面に吸着保持されたタブ(14)の、吸着
    盤(41)より外方へ突出した下面側保護紙(34)の上面
    へ接当すると共に、前記吸着盤(41)のV字型始端部上
    方への移動により、前記くさび型の先端部が下面粘着層
    33と下面側保護紙34との間へ貫入する構成とした保護紙
    剥離器(20)と,前記タブ載置装置(17)の側方に固設
    され、前記保護紙剥離器(20)により剥離されて落下す
    る下面側保護紙(34)を回収する保護紙回収器(19)と
    から形成したことを特徴とする巻取紙のタブ貼着装置。
JP1987021077U 1987-02-16 1987-02-16 タブ貼着装置 Expired - Lifetime JPH0646811Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63162450A (ja) * 1986-12-26 1988-07-06 橋本フオ−ミング工業株式会社 離形フイルムを有する接着性部材の貼着方法および装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63162450A (ja) * 1986-12-26 1988-07-06 橋本フオ−ミング工業株式会社 離形フイルムを有する接着性部材の貼着方法および装置

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JPS63128910U (ja) 1988-08-23

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