JPH0646591B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents
誘導加熱調理器Info
- Publication number
- JPH0646591B2 JPH0646591B2 JP62114134A JP11413487A JPH0646591B2 JP H0646591 B2 JPH0646591 B2 JP H0646591B2 JP 62114134 A JP62114134 A JP 62114134A JP 11413487 A JP11413487 A JP 11413487A JP H0646591 B2 JPH0646591 B2 JP H0646591B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- induction heating
- heating cooker
- cooling
- cooling fans
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はビルトイン式の誘導加熱調理器に関する。
従来の技術 従来のこの種の誘導加熱調理器は第４図に示すような構
造になっていた。すなわち、本体１１は複数個の加熱コ
イル１２，１３を備えるため、これに相応して、本体１
１底面付近に２個の冷却ファン１４，１５を備えてい
る。また、本体１１は第４図および第５図に示すように
キャビネット１６に組込んで使用するもので、本体１１
下面には冷却ファン１４，１５に近接して吸気口１７，
１８を備え、本体１１の上面後部には排気口１９を備え
た構造になっている。そして、第１の加熱コイル１２の
動作時には第１の冷却ファン１４が、第２の加熱コイル
１３の動作時には第２の冷却ファン１５が回転し、それ
ぞれの加熱コイルや回路部品等を冷却するようになって
いる。
造になっていた。すなわち、本体１１は複数個の加熱コ
イル１２，１３を備えるため、これに相応して、本体１
１底面付近に２個の冷却ファン１４，１５を備えてい
る。また、本体１１は第４図および第５図に示すように
キャビネット１６に組込んで使用するもので、本体１１
下面には冷却ファン１４，１５に近接して吸気口１７，
１８を備え、本体１１の上面後部には排気口１９を備え
た構造になっている。そして、第１の加熱コイル１２の
動作時には第１の冷却ファン１４が、第２の加熱コイル
１３の動作時には第２の冷却ファン１５が回転し、それ
ぞれの加熱コイルや回路部品等を冷却するようになって
いる。
発明が解決しようとする問題点 しかし、このような構造のものでは、第１の加熱コイル
１２だけを使用する場合、第１の冷却ファン１４が回転
するが、このときの第１の冷却ファン１４によって送ら
れる冷却風の流れは第４図に矢印で示したように、排気
口１９から本体１１外部へ排気される流れがある一方
で、第２の冷却ファン１５下方の吸気口を逆流し、第１
の冷却ファン１４の下方の吸込口から再度吸込まれ、本
体１１およびキャビネット１６内部で循環する流れが生
じる。このように、第１の加熱コイル１２だけを使用す
る場合には、本体１１内部の冷却効率が低下するという
問題があった。
１２だけを使用する場合、第１の冷却ファン１４が回転
するが、このときの第１の冷却ファン１４によって送ら
れる冷却風の流れは第４図に矢印で示したように、排気
口１９から本体１１外部へ排気される流れがある一方
で、第２の冷却ファン１５下方の吸気口を逆流し、第１
の冷却ファン１４の下方の吸込口から再度吸込まれ、本
体１１およびキャビネット１６内部で循環する流れが生
じる。このように、第１の加熱コイル１２だけを使用す
る場合には、本体１１内部の冷却効率が低下するという
問題があった。
また、この問題点を解決する方法として、本体１１の内
部を２つの部分に仕切り、それぞれの部分に冷却ファン
を１個ずつ配置させることが考えられる。しかし、この
ように本体１１の内部に仕切りを設けることは、本体１
１内部の構造が複雑になるという欠点がある。
部を２つの部分に仕切り、それぞれの部分に冷却ファン
を１個ずつ配置させることが考えられる。しかし、この
ように本体１１の内部に仕切りを設けることは、本体１
１内部の構造が複雑になるという欠点がある。
そこで、本発明は誘導加熱調理器本体と、この本体を組
込むキャビネット内部で発生する冷却空気の循環を、誘
導加熱調理器本体内部の構造を複雑にすることなく防止
するものである。
込むキャビネット内部で発生する冷却空気の循環を、誘
導加熱調理器本体内部の構造を複雑にすることなく防止
するものである。
問題点を解決するための手段 そして、上記問題点を解決する本発明の技術的な手段
は、本体底面付近に設けた複数個の冷却ファンを、複数
個の加熱コイルの少なくとも１個が動作することにより
同時回転するように構成したものである。
は、本体底面付近に設けた複数個の冷却ファンを、複数
個の加熱コイルの少なくとも１個が動作することにより
同時回転するように構成したものである。
作用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、誘導加熱調理器本体を使用する際には、その
内部に備えられた複数個の冷却ファンが同時に回転する
ため、一個の冷却ファンがその近接した通気口から吸込
んだ冷却風が他のファンに近接した通気口を逆流して本
体外部に漏れ、再度冷却ファンによって本体内部に吸込
まれることが無くなる。このようにして、誘導加熱調理
器本体とこの本体を組込んだキャビネットの間の空間で
空気が循環することを防ぐことができ、誘導加熱調理器
本体内部の構造も簡単にすることができる。
内部に備えられた複数個の冷却ファンが同時に回転する
ため、一個の冷却ファンがその近接した通気口から吸込
んだ冷却風が他のファンに近接した通気口を逆流して本
体外部に漏れ、再度冷却ファンによって本体内部に吸込
まれることが無くなる。このようにして、誘導加熱調理
器本体とこの本体を組込んだキャビネットの間の空間で
空気が循環することを防ぐことができ、誘導加熱調理器
本体内部の構造も簡単にすることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第１図および第２図において、１は誘導加熱調理器
の本体で、２は本体１の設置台で、本体１を組込むキャ
ビネットを構成している。また、第２図は第１図の断面
を示したもので、本体１内部には複数個の加熱コイル
３，４を備え、本体１底面付近に２個の冷却ファン５，
６を備えている。またこの冷却ファン５，６に近接して
吸込口７，８を備えてある。さらに、本体１上面の後部
には、本体内部の空間を共用通路として前記各吸込口
７，８と連通した排気口９を備えてある。そして、２個
の冷却ファン５，６は、複数個の加熱コイルのうち少く
ともいずれか１個が動作すれば同時に回転するようにな
っている。
る。第１図および第２図において、１は誘導加熱調理器
の本体で、２は本体１の設置台で、本体１を組込むキャ
ビネットを構成している。また、第２図は第１図の断面
を示したもので、本体１内部には複数個の加熱コイル
３，４を備え、本体１底面付近に２個の冷却ファン５，
６を備えている。またこの冷却ファン５，６に近接して
吸込口７，８を備えてある。さらに、本体１上面の後部
には、本体内部の空間を共用通路として前記各吸込口
７，８と連通した排気口９を備えてある。そして、２個
の冷却ファン５，６は、複数個の加熱コイルのうち少く
ともいずれか１個が動作すれば同時に回転するようにな
っている。
次に、この一実施例の構成における作用を説明する。本
体１内部冷却のための空気の流れは、第２図に矢印で示
すように、吸込口７，８を通して冷却ファン５，６によ
って吸込み、本体１内部部品を冷却しつつ本体１の後方
へ流れ、本体１上面後部に備えた排気口９から排気する
ようになる。ここで、本体１の構成上２個の冷却ファン
５，６は複数個の加熱コイル３，４のうち少くとも１個
が動作すれば、同時に回転するようになっているので、
１個の冷却ファン５が吸込んだ空気が他の冷却ファン６
の下方の吸込口８を逆流して吹き出し、再度冷却ファン
５によって本体１内部に吸込まれることが無くなる。こ
のようにして、本体１と設置台２との間の空間における
空気の循環を、本体１の内部構造を複雑にすることなく
防止し、本体１の冷却効率の低下を防ぐものである。
体１内部冷却のための空気の流れは、第２図に矢印で示
すように、吸込口７，８を通して冷却ファン５，６によ
って吸込み、本体１内部部品を冷却しつつ本体１の後方
へ流れ、本体１上面後部に備えた排気口９から排気する
ようになる。ここで、本体１の構成上２個の冷却ファン
５，６は複数個の加熱コイル３，４のうち少くとも１個
が動作すれば、同時に回転するようになっているので、
１個の冷却ファン５が吸込んだ空気が他の冷却ファン６
の下方の吸込口８を逆流して吹き出し、再度冷却ファン
５によって本体１内部に吸込まれることが無くなる。こ
のようにして、本体１と設置台２との間の空間における
空気の循環を、本体１の内部構造を複雑にすることなく
防止し、本体１の冷却効率の低下を防ぐものである。
次に、本発明の他の実施例について説明する。
第３図は、冷却ファン５，６が吸込型のもので、本体１
の上面後部の通気口９が吸込口となっており、この吸込
口９から本体１内部に空気を吸込み、本体１内部を冷却
した後、冷却ファン５，６によって、その下方の通気口
７，８から本体１と設置台２の間の空間に吐出するもの
である。この場合にも、複数の加熱コイル３，４のうち
少くとも１個が動作すれば、２個の冷却ファン５，６が
同時に回転するので、前記実施例と同様に本体１および
本体１と設置台２の間の空間を循環する空気の流れを、
本体１の構造を複雑にすることなく防ぐことができる。
の上面後部の通気口９が吸込口となっており、この吸込
口９から本体１内部に空気を吸込み、本体１内部を冷却
した後、冷却ファン５，６によって、その下方の通気口
７，８から本体１と設置台２の間の空間に吐出するもの
である。この場合にも、複数の加熱コイル３，４のうち
少くとも１個が動作すれば、２個の冷却ファン５，６が
同時に回転するので、前記実施例と同様に本体１および
本体１と設置台２の間の空間を循環する空気の流れを、
本体１の構造を複雑にすることなく防ぐことができる。
また、以上の実施例は冷却ファンが２個の場合について
述べたが、冷却ファンが３個以上の場合についても同様
の効果を得られることが、容易に考えられる。
述べたが、冷却ファンが３個以上の場合についても同様
の効果を得られることが、容易に考えられる。
発明の効果 本発明は、本体内部に備えられた複数個の冷却ファンを
同時に回転させることにより、誘導加熱調理器本体内部
の構造を複雑にすることなく、誘導加熱調理器と設置台
との間で生じる冷却空気の誘導加熱調理器内部への循環
を防ぐ効果を有する。
同時に回転させることにより、誘導加熱調理器本体内部
の構造を複雑にすることなく、誘導加熱調理器と設置台
との間で生じる冷却空気の誘導加熱調理器内部への循環
を防ぐ効果を有する。
第１図は本発明の一実施例の誘導加熱調理器の斜視図、
第２図は同断面図、第３図は本発明の他の実施例の誘導
加熱調理器の断面図、第４図は従来の誘導加熱調理器の
断面図、第５図は同斜視図である。 １……誘導加熱調理器本体、５，６……冷却ファン、
７，８……第１の通気口、９……第２の通気口。
第２図は同断面図、第３図は本発明の他の実施例の誘導
加熱調理器の断面図、第４図は従来の誘導加熱調理器の
断面図、第５図は同斜視図である。 １……誘導加熱調理器本体、５，６……冷却ファン、
７，８……第１の通気口、９……第２の通気口。
Claims (1)
- 【請求項１】キャビネットに組込む誘導加熱調理器の本
体と、本体内部の複数個の加熱コイルと、本体底面付近
に設けた複数個の冷却ファンと、本体底面に各冷却ファ
ンに近接して複数設けた第１の通気口と、本体内部の空
間を共用通路として前記各通気口と連通した本体上面の
第２の通気口とを備え、前記複数個の冷却ファンは、前
記複数個の加熱コイルの少なくとも１個が動作すること
により同時回転する構成とした誘導加熱調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62114134A JPH0646591B2 (ja) | 1987-05-11 | 1987-05-11 | 誘導加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62114134A JPH0646591B2 (ja) | 1987-05-11 | 1987-05-11 | 誘導加熱調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63279593A JPS63279593A (ja) | 1988-11-16 |
| JPH0646591B2 true JPH0646591B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=14629991
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62114134A Expired - Lifetime JPH0646591B2 (ja) | 1987-05-11 | 1987-05-11 | 誘導加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0646591B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2890415B2 (ja) * | 1988-08-16 | 1999-05-17 | 松下電器産業株式会社 | 誘導加熱調理器 |
| KR100813730B1 (ko) | 2006-12-27 | 2008-03-13 | 엘지전자 주식회사 | 유도 가열 조리기기 |
| JP5342332B2 (ja) * | 2009-06-09 | 2013-11-13 | 株式会社マルゼン | 電磁調理器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61107690A (ja) * | 1984-10-29 | 1986-05-26 | 松下電器産業株式会社 | 誘導加熱調理器 |
-
1987
- 1987-05-11 JP JP62114134A patent/JPH0646591B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63279593A (ja) | 1988-11-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |