JPH0646472B2 - ビデオテ−プレコ−ダ - Google Patents

ビデオテ−プレコ−ダ

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JPH0646472B2
JPH0646472B2 JP61143357A JP14335786A JPH0646472B2 JP H0646472 B2 JPH0646472 B2 JP H0646472B2 JP 61143357 A JP61143357 A JP 61143357A JP 14335786 A JP14335786 A JP 14335786A JP H0646472 B2 JPH0646472 B2 JP H0646472B2
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JP61143357A
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伸夫 朽木
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、録画再生機能を有するビデオテープレコーダ
(VTR)てあつて、トラッキング調整値を表示するビ
デオテープレコーダに関する。
(ロ) 従来の技術 VTRでビデオテープを再生する場合には、トラッキン
グサーボがかけられる。このトラッキングサーボは、再
生コントロール信号等を基準として行う。しかし、他の
VTRで記録されたビデオテープを再生したり、経年劣
化のために伸長したビデオテープを再生する場合、トラ
ッキングがずれる惧れがある。このため、VTRは、再
生コントロール信号又は回転ヘッドの回転に対応した基
準信号の遅延量(遅延時間)を可変してトラッキング調
整を行う。
このトラッキングサーボの一例を第4図及び第5図を参
照しつつ説明する。
この回路は再生時に、コントロールヘッド(CTLヘッ
ド)(55)にて再生したコントロール信号と、ヘッド
モータ(51)を駆動するための基準発振回路(54)
からの30Hzの基準信号とを用いて、トラッキング補
正を行なつている。
補正方法は、トラッキング遅延部(56)にて基準信号
を遅延させて、比較回路(59)でCTLパルス(5
8)と比較検出しフイードバックさせてキヤプスタンモ
ータ(57)の速度と位相を制御するものである。
補正量を調整するには、トラッキング遅延部(56)に
て基準信号を遅延させる時間を変えれば可能で、この為
にVTRの操作部には、トラッキングツマミが設けてあ
る。ツマミは回転型やスライド型がある。このトラッキ
ング遅延部(56)にて基準信号を遅延させるために、
モノマルチ回路が用いられており、C.R積分時定数を
利用し、抵抗分Rを可変抵抗器にして、遅延時間を変え
ている。
第5図にトラッキング遅延部を形成するモノマルチ回路
の概略を示す。第5図に於いて、(61)はモノマルチ
用のIC、(63)は可変抵抗器(トラッキングボリユ
ーム)、(64)はコンデンサである。尚、(62)
(63)(64)は時定数回路を構成し、モノマルチ用
IC(61)に於ける準安定期間(遅延時間)を決定す
る。
上記の動作を説明する。第4図より判る様に、ヘッドモ
ータ(51)は基準発振回路(54)からの基準信号に
同期して回転する。そして、キヤプスタンモータ(5
7)の回転(テープ走行)は基準信号を仲だちとしてビ
デオヘッドの回転と同期する。よつて、ビデオヘッドは
常にビデオトラックの中心を走査できる。又、他のVT
Rで録画したビデオテープとの互換性のために、トラッ
キング遅延部(56)を設けている。トラッキング調整
時、使用者は再生画像を見ながら、再生画像が一番良好
になる様に第5図の可変抵抗器(63)を直接調整す
る。若しくは実願昭59−165009号、実願昭59
−139503号及び特開昭56−78282号に示さ
れる様に再生エンベロープ出力が最高になるように可変
抵抗器(63)を直接調整する。
尚、上記従来例では基準信号(ビデオヘッドの回転位相
に対応する信号)の遅延量を可変してトラッキング調整
を行なつたが、これはCTLヘッド(55)からの再生
コントロール信号の遅延量を調整して行なうこともあ
る。又、トラッキング制御は通常再生時のみでなく、例
えば間欠スロー再生時も行なわれる。
尚、このトラッキングサーボについては、コロナ社発行
の「テレビジヨン学会実用書シリーズホームVTR入
門」のP136〜141、東京電機大学出版局発行の
「入門VTR」のP105P118P119P192P
193、実願昭59−122148号、特開昭57−4
2278号、本件出願人が昭和60年10月23日に出
願した実用新案登録願(10)等の種々の文献に記載され極
めて周知の構成である。
上記の文献に示す様に通常のトラッキング調整のための
トラッキング調整用抵抗器は、可変抵抗器で構成され
る。
しかし、本願出願人が昭和60年11月20日付で出願
した実用新案登録願(12)に示す様にアップ及びダウ
ンスイッチによりトラッキングを調整するVTRがあ
る。
ところが、アップ及びダウンスイッチでトラッキングを
調整する場合、再生するビデオテープのトラッキングの
ずれが、どのぐらいずれているのか判り難い。つまり、
従来の可変抵抗器でトラッキング調整を行う場合は、良
好な再生画像を映し出した時に可変抵抗器がセンターク
リック点(基準位置)より、どのくらい回転しているか
によつて、ビデオテープとVTRの互換性が判断出来
る。
しかし、アップ及びダウンスイッチでトラッキングを調
整する場合は、トラッキング調整時に、アップ及びダウ
ンスイッチを夫々何回押圧したか及び夫々どのくらいの
間押圧し続けたかを考慮しなければ、トラッキングのず
れが判らない。
よつて、アップ及びダウンスイッチでトラッキング調整
を行なつた場合、使用者はVTRとビデオテープの互換
性の具合(トラッキングのずれ量)が判り難い。
そこで、この様なVTRの場合、再生画面上にトラッキ
ングのずれを表示するものがある。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、再生画面上にトラッキングのずれを表示
する構成であつても、トラッキングが非常に狂つてい
て、再生画面が全く乱れている状態では、この表示を見
ることができない。例えば、自己録再において、記録時
にアップ、ダウンスイッチを操作しても記録動作そのも
のには何の影響はないが、記録終了後に、直ちに、再生
動作を行なうとき、記録時にアップ、ダウンスイッチを
誤つて操作したことでトラッキングのための遅延量がセ
ンター値より大きくずれていると再生画面が非常に乱れ
ることになる。
このとき、使用者はトラッキングがずれていることが解
らないので(画面が乱れて表示が見えないから)、記録
動作が正常に行なわれなかつたと判断してしまうおそれ
がある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明では、記録状態に関連して再生コントロール信号
等遅延時間を決定する記憶手段を初期化する初期化手段
と、この記憶手段に記憶された遅延時間設定信号の値を
変更する調整手段の動作を少なくとも記録状態において
禁止する手段を備えている。
(ホ) 作 用 従い、VTRを記録状態にすると、記憶手段が初期化さ
れ、調整手段の動作も記録動作中には禁止されることか
ら、トラッキングの遅延時間は基準(中間)のものとな
つて変化することがない。そこで、記録直後に再生動作
を行なつたとき、画像が乱れて故障であると使用者に判
断されるおそれがない。
(ヘ) 実施例 第1図乃至第3図を参照しつつ本発明の一実施例を説明
する。
まず、トラッキング遅延部を第2図に示す。第2図に於
いて、(3)は5ビットのアップ/ダウンカウンタで、初
期設定回路(4)にて、“15”にプリセットされる。(1)
はアップカウント用の入力スイッチ、(2)はダウンカウ
ント用の入力スイッチ、b1〜b5は5ビットカウンタ
(3)のバイナリー出力でb1最下位のビットである。(5)
がデジタル値を抵抗値に変換する回路(以下D−R変換
回路と称する)この部分はリレー又はCMOS.ICよ
り成るアナログスイッチ(S1)〜(S5)と分割した
抵抗(R1)〜(R5)で構成されている。R1を基準
として各抵抗値は、R2=2.R1、R3=4.R1、
R4=8.R1、R5=16.R1とした。実施例はR
を約100Kオームと成るように選定した。(6)はコン
デンサーである。抵抗(7)はカウンタ(3)の出力が“3
1”の時、(R1)〜(R5)の抵抗が(S1)〜(S
5)のスイッチによつて短絡されて、抵抗分がゼロに成
るのを防止する。
一般にトラッキング遅延時間は、中心値より±10ミリ
秒もあれば十分である。又その変化幅も1ミリ秒程度で
よい。又、カウンタの中間値を“15”とすれば±15
段階の可変幅が得られる。よつて一段当たり約0.7ミ
リ秒の変化幅となるように設計した。又、カウンタ(3)
が“15”の時にモノマルチ(8)の遅延時間を33.3
ミリ秒としている。尚、33.3ミリ秒は再生コントロ
ール信号の一周期に相当する。カウンタ(3)の入力回路
には、第2図に図示していないリミッタ回路がありカウ
ンタ値が“31”になつた場合はアップカウント入力を
禁止し、“0”になつた場合もダウンカウント入力を禁
止する。つまりこのカウンタは“0”〜“31”の間を
アップ及びダウンカウントする構成となつている。トラ
ッキング遅延量は、再生時は標準状態で中間に設定して
おくほうが使い易く、又VTR製造時も各種調整の関係
から中間が即時設定できなければならないので、カウン
タ(3)は初期設定回路(4)からの信号によつて中間値(基
準位置、“15”)をプリセットできる構成とする。
初期設定回路(4)が作動するのは次の場合である。
(イ)、VTRに電源を投入した場合、(ロ)、カセットテー
プを出し入れした場合。(ハ)、VTRが記録状態となつ
た場合。(ニ)、図示していないがリセット回路が働いた
場合である。
初期設定回路(4)は重要な役目を持つていて、標準トラ
ッキング位置(基準位置)を容易に設定できるので、V
TRの製造段階の調整、検査において時間短縮が計れ
る。
動作は次の様に成る。
初期設定回路(4)によりカウンタ(3)は“15”にプリセ
ットされると出力(b1)〜(b4)は、“H”レベル
となり、(b5)は“L”レベルとなる。アナログスイ
ッチ(S1)〜(S5)は出力b1〜b5がHレベルで
閉じるようになつている。この為アナログスイッチ(S
1)〜(S4)は閉じてアナログスイッチ(S5)は開
くので、時定数として作用するのは抵抗(R5)だけに
なり、合成抵抗は(R5)+(7)の抵抗となる。ここで
説明の都合上、抵抗(7)は除いて進めることにすると、
トラッキング遅延時間としては〔抵抗(R5)の値×コ
ンデンサー(6)の値〕で定まる。
次にアップダウンスイッチ(1)、(2)を操作してカウンタ
(3)をアップ又はダウンさせると、出力(b1)〜(b
5)はその内容に応じて“H”,“L”レベルとなるの
でアナログスイッチ(S1)〜(S5)で短絡されてい
ない抵抗(R1)〜(R5)の直列合成抵抗値が時定数
の抵抗成分となる。カウンタ“0”で最大抵抗値となつ
て遅延量も最大となる仕組みである。
次に第1図を説明する。第1図は実際のVTRに第2図
の回路を組み込んだ例であり、スロー再生用と通常再生
用のためにカウンタを2つ(3a)(3b)備えてい
る。又、モノマルチも2つ(8a)(8b)備えてい
る。
再生スイッチ(11)、記録スイッチ(71)、スロースイ
ッチ(12)はVTRの操作スイッチである。ORゲート(1
3)、(14)は、リモコンデコーダ(31)からのアップ信号(3
4)、ダウン信号(35)を入力する。ORゲート(15)(16)、
(72)は、リモコンデコーダ(31)からの再生信号(3
6)、記録信号(73)、スロー信号(37)を入力する。
(17)はシステムコントローラ(以下シスコンと称す)で
あり、ORゲート(15)からの再生信号によりVTRを再
生モードとすると共に、再生モード信号(F1)を出力
し、通常再生用のトラッキング調整を可能とする。又、
シスコン(17)は、ORゲート(16)からのスロー信号によ
りVTRをスローモードとし、スローモード信号(F
2)を出力し、スロー再生用のトラッキング調整を可能
とする。又ORゲート(72)からの記録信号により、
再生モード信号(F1)、スローモード信号(F2)を
ともに出力しないから、リミッタ(19)(20)によりORゲ
ート(13)(14)の出力はカウンタ(3a)(3b)に供給
されなくなり、アップダウンスイッチ(1)(2)の操作が禁
止される。そして、VTRは記録状態に設定される。シ
スコン(17)からのモード信号はリセット回路(74)に
も供給される。
尚、このシスコン(17)には、ポーズイ号、早送り信号、
停止信号等も入力されてVTRを制御するが、このこと
は図示省略した。
再生モード信号(F1)にてリミッタ回路(19)を導通さ
せ、アップダウン信号を通常再生用のカウンタ(3a)
に伝え、その出力(23)は出力切り換え回路(21)を経て出
力(25)となり、D−R変換回路(5)に入り、抵抗値に変
換される。又切り換えスイッチ(22)はSc−Saが閉じ
て、通常再生用モノマルチ(8a)に入力されるので、
結果としてカウンタ(3)の内容でトラッキング遅延時間
が決まることになる。
スローモード信号(F2)が発生した場合は、リミッタ
(20)が導通し、スロー用のカウンタ(3b)が選択され
て出力(24)となり出力切り換え回路(21)を通りD−R変
換回路(5)に入り、抵抗値に変換される。切り換えスイ
ッチ(22)はSc−Sb間が閉じて間欠スロー再生用モノ
マルチ(8b)に入力される。
カウンタ(3a)(3b)は、初期設定回路(4)により
中間値“15”にプリセットされる以外はアップ/ダウ
ン信号によつてのみ内容を変えられるので、スロー時の
トラッキング調節を行なつていても〔スロー用のカウン
タ(3b)が動作する〕、通常再生用のカウンタ(3
a)は内容を保持しているので、次に通常再生しても以
前のトラッキング状態を再現することができる。
次にリモートコントロール操作について述べる。
(33)は送信機であり、この部分にはVTRの操作に必要
な押し釦と共にトラッキング調節用の釦があり、夫々ア
ップカウント用、ダウンカウント用である。
送信システムは多くの公知例にあるパルスコード変調方
式を用いたが、これは特にこだわらない。赤外線受光部
(32)で増幅したのち、デコーダ回路(31)で解読し必要な
信号を出力する。
次にトラッキング表示装置について述べる。
(41)はマイクロコンピュータ、(42)はTV画面用文字発
生回路で表示する文字や図形など内容に応じた、文字情
報ビデオ信号(47)を作り出す機能を持つ。(43)は同期分
離回路で、コンポジットビデオ信号(46)から水平同期
(HS)及び垂直同期(VS)の各信号を取り出す。(4
4)は元のビデオ信号(46)と文字情報ビデオ信号(47)とを
混合して文字多重ビデオ信号(45)を作り出す。
尚、TV画面に簡易的に文字や図形を写し出す方法は、
数多く公開されている。又文字発生回路はLSI化され
て販売されているので説明は省略する。
マイコン(41)へは、カウンタの出力(25)を入力する。
又、再生モード信号(F1)をカウンタの識別信号とし
て入力する。図示されていないが、ORゲート(13)(14)
の信号をトラッキング調整の表示開始信号として入力し
ている。
通常はTV画面にはトラッキング情報は表示されていな
い。デコーダ(31)又はアップダウンスイッチ(1)(2)から
アップダウン信号が出ると、マイコン(41)はそれを検知
して、トラッキング調整の開始信号として、TV画面に
情報を出す動作に入る。
表示は、第3図の様に、“TRACKING”の文字
(71)を出してどの操作であるかを示す。トラッキン
グ調整可能な範囲(72)を出してその方向を示すため
のマーク(73)及び(74)を左右に出す。次にカウ
ンタの内容(25)を計算してその位置を示すマーク(7
5)を表示する。これらの動作は素早く行なわれる。
マーク(75)はカウンタの内容に応じて左右に移動す
るので、トラッキング調節を行なえばその位置を順次示
す事ができる。
又、この表示が常時TV画面に出ていると、目障りなの
で、本発明ではカウンタへの入力信号が約5秒間以上続
いてこなければ、トラッキング情報の表示を画面から消
す様に、マイコン(41)で制御している。
上記の様に本発明では、マーク(75)によりカウンタ
(3a)(3b)の内容が使用者に伝わる。よつて使用
者がアップダウンスイッチ(1)(2)を操作してトラッキン
グ調整を行なう場合は、VTRを通常再生モードとし、
マーク(75)を移動させることにより通常再生時のト
ラッキング調整を終了する。
次に、VTRをスロー再生モードとして、同様の操作を
行なつて、スロー再生時のトラッキング調整を行う。
尚、この時TV画面には“スローTRACKING”の
表示が為される。
VTRを記録状態に設定すると、前記の様にシスコン(1
7)から記録モード信号がリセット回路(74)に印加さ
れる。リセット回路(74)ではこの記録モード信号に
応じて、初期設定回路(4)を制御し、カウンタ(3a)
(3b)が基準値にプリセットされ、遅延時間が中間値
となる。電源投入、カセット入れ換え時の初期化もシス
コン(17)リセット回路(74)を通じて制御される。
この記録動作直後に、テープを再生すると、トラッキン
グの遅延時間は、常に中間値となるので正しいトラッキ
ングが得られ(自己録再であるから)画像が乱れること
はない。
上記第1図の実施例では、リミッタ(19)(20)によりカウ
ンタ(3a)(3b)の上限を“31”下限を“0”と
しているが、例えば、カウンタ(3a)(3b)の内容
が“0”→“31”又は“31”→“0”の様に循環的
に変化するようにしても良い。又、この時はアップダウ
ンスイッチ(1)(2)はその一方だけでもトラッキング調整
が行なえる。
又、上記実施例では遅延時間を±10ミリ秒間で可変出
来たが、例えば±33.3/2ミリ秒の間で可変するようにし
ても良い。
又、上記実施例では、TV画面にカウンタ(3a)(3
b)の値(トラッキングのずれ量に対応する)を表示し
たが、これは例えば、VTRの音声レベルメータに表示
しても良い。
又、再生エンベロープ出力も合わせて表示するようにし
ても良い。
(ト) 発明の効果 以上述べた様に本発明によれば、VTRの記録状態に関
連してトラッキングのための遅延時間が中間(基準)値
に設定され、遅延時間の調整が禁止されるので、記録中
に誤つて遅延時間が変更されて自己録再時における再生
画像が乱れるというおそれがないので効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す図である。第2図はト
ラッキング遅延部を示す図、第3図はTV画面の表示状
態を示す図である。 第4図は従来のトラッキングサーボの一例を示す図、第
5図は従来のトラッキング遅延部を示す図である。 (b1)〜(b5)……バイナリー出力(遅延時間設定
信号)、(3a)……通常再生用のカウンタ(記憶手
段)、(8a)……モノマルチ(遅延手段)、(1)……
カウントアップ用スイッチ(調整手段)、(2)……カウ
ントダウン用スイッチ(調整手段)、(44)……混合
回路(表示手段)、(23)(25)……出力(遅延時
間設定信号)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオテープからの再生コントロール信号
    と基準信号を位相比較してトラッキングサーボを行うと
    共に、前記再生コントロール信号の遅延時間を可変する
    ことによりトラッキング調整を行うビデオテープレコー
    ダに於て、 前記遅延時間を決定する遅延時間設定信号が記憶された
    記憶手段と、 前記遅延時間設定信号に基づいて前記再生コントロール
    信号を遅延する遅延手段と、 前記記憶手段に記憶された前記遅延時間設定信号の値を
    増加及び若しくは減少せしめる調整手段と、 ビデオテープレコーダの記録時に前記記憶手段を初期化
    する初期化手段と、 同じく記録時に前記調整手段の動作を禁止する手段と、 前記遅延時間設定信号の値を表示するための表示手段と
    を、 備えることを特徴とするビデオテープレコーダ。
JP61143357A 1986-06-19 1986-06-19 ビデオテ−プレコ−ダ Expired - Lifetime JPH0646472B2 (ja)

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