JPH0646405A - 画像変換器およびそれを具える送信機と受信機を持つテレビジョンシステム - Google Patents

画像変換器およびそれを具える送信機と受信機を持つテレビジョンシステム

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JPH0646405A
JPH0646405A JP8187493A JP8187493A JPH0646405A JP H0646405 A JPH0646405 A JP H0646405A JP 8187493 A JP8187493 A JP 8187493A JP 8187493 A JP8187493 A JP 8187493A JP H0646405 A JPH0646405 A JP H0646405A
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series
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dimensional
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Application number
JP8187493A
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English (en)
Inventor
Wilhelmus Hendrikus A Bruels
ヘンドリクス アルフォンサス ブリュールス ウィルヘルムス
Robert Albertus Brondijk
アルバータス ブロンデイク ロベルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Electronics NV
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力ワードの2次元ブロックを出力ワードの
2次元ブロックに変換する画像変換器の変換時間を低減
することを目的とする。 【構成】 ブロックの行あるいは列により構成された一
連の入力ワードを上記のブロックの一連の積要素に変換
し、かつ積要素の転置系列を出力ワードの系列に変換す
る1次元変換器と、積要素の系列を転置する転置メモリ
を具える画像変換器において、該画像変換器が、ブロッ
クの一連の入力ワードと前のブロックの積要素の転置系
列とを交互に選択し、かつ上記の系列を1次元変換器に
印加するマルチプレクサを具えることを特徴とし、これ
により低いパワー消費、小型化および高い処理速度を達
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、入力ワードの2次元ブロックを
出力ワードの2次元ブロックに変換する画像変換器(pi
cture transformer )に関連する。本発明はまた、その
ような画像変換器が使用されるテレビジョンシステムの
テレビジョン伝送システムに関連し、かつそのようなテ
レビジョン伝送システムの送信機および受信機に関連す
る。
【0002】
【背景技術】ビット速度を低減するために、ディジタル
テレビジョン信号に2次元画像変換を行うことが一般に
知られている。テレビジョン画像はN*N(しばしば8
*8)画素のサブ画像に分離され、それは引き続いてN
*N係数のブロックに変換される。最も重要な係数のみ
が伝送されるべきであるということでこのビット低減は
達成される。受信機において、受信された係数はN*N
画素のサブ画像にブロックで再変換される。一般に、離
散フーリエ変換(DCT:Discrete Cosine Transform
)とその逆形式(iDCT)が使用される。
【0003】2次元画像変換は連続的に実行される2つ
の個別1次元変換に分離できる。変換(DCT)の場合
に、画素の各行は第1変換で、積要素(product elemen
ts)の行として引用されるものに変換される。行毎に得
られた積要素は引き続いて列で第2変換を受け、かつ係
数に変換される。逆変換(iDCT)の場合に、係数の
各列は第1変換に対応する態様で積要素の列に変換さ
れ、その後で積要素の各行は第2変換で画素の行に変換
される。一般に、行の変換は「水平変換(horizontal t
ransform)と引用され、列の変換は「垂直変換(vertic
al transform)と引用されている。積要素が行で発生さ
れる(DCT)ところの、列に積要素を印加する操作、
およびその逆形式(iDCT)は転置(transposition
)と引用されている。変換(DCT)のみが今後考察
されよう。しかし、これらの考察もまた逆変換(iDC
T)についても適用される。さらにブロックサイズは8
*8であると仮定されよう。
【0004】冒頭のパラグラフに記載されたタイプの画
像変換器は欧州特許出願第EP−A0 424 119号より既
知である。この既知の画像変換器は1次元変換器を具
え、それはまずブロックの画素のすべての行を変換し、
それから得られた積要素の系列を転置メモリ(transpos
ition memory)に蓄積する(水平変換)。引き続いて、
上記のブロックの積要素のすべての転置系列は係数を計
算する同じ1次元変換器に印加される(垂直変換)。垂
直変換は水平変換が完全に実行されるまで、すなわちす
べての行について実行されるまで開始できない。
【0005】8*8画素のブロックの完全2次元画像変
換に対して、画素が発生されるサンプル周波数の64クロ
ック期間の時間は実時間適用に利用可能である。既知の
画像変換において、画素の8行の水平変換は必然的にこ
れらのクロツク期間の半分、すなわち32期間で起こる。
従って、画素は2倍の速度で画像変換器に印加されるべ
きである。通常約20MHZのクロツク速度である標準TV
信号では、高いクロック速度によりチップ表面とパワー
消費が著しく影響されるから、このことは好ましくな
い。これは大きな欠点であり、特にディジタルカメラレ
コーダのような可搬型では著しい。さらに、2倍クロツ
ク速度はディジタルHDTV(これは既に非常に高いク
ロツク速度によって行われている)をかなり妨げる。
【0006】
【発明の開示】本発明の目的は上述の欠点に適応する画
像変換器を与えることである。このために、該画像変換
器は、ブロックの一連の入力ワードと前のブロックの積
要素の転置系列とを交互に選択し、かつ上記の系列を1
次元変換器に印加するマルチプレクサを具えることを特
徴とする。同じブロックの代わりに前のブロックのデー
タに基づいて第2変換を実行することにより、ブロック
の第1変換が完了する前に上記の第2変換が実行でき
る。従って、垂直変換の開始前に2倍速度でブロックの
すべての画素を印加する必要はない。
【0007】画像変換器の特に好ましい実施例は、選択
された系列を並列形式で1次元変換器に印加する手段を
具えることを特徴としている。ブロックの画素の行が並
列形式で利用できるや否や、この行は水平に変換され、
かつ積要素の列は垂直に変換される。これらの変換が実
行される間に、画素の次の行の印加を続けることができ
る。どこにも高い速度が生起しないように、このことは
正規のサンプル周波数で実行される。
【0008】各積要素、各係数(DCT)および各画素
(iCDT)は1次元変換器に印加された系列からの8
要素の線形結合により構成される。文献から種々の計算
機構が知られており、そこでは乗算の数(理論的には積
要素当たり8、すなわち行当たり64)は例えば行当たり
16のような受け入れ可能な数に低減される。「DCTバ
タフライ(DCT butterfly)」と引用されたそのよう
な計算機構は、(i)画素が加減算操作によりグループ
で配設され、(ii)グループが乗算操作を受け、かつ (ii
i)乗算結果が加減算により結合されることを示してい
る。そのような計算機構の魅力的な実例は、例えば欧州
特許明細書第EP 0 286 183号に記載されている。
【0009】好ましい実施例において、印加された選択
系列に対して、1次元変換器が、この系列の要素の複数
の所定の線形結合を同時に計算するタイプのものであ
る。そのような同時計算は実際に使用され、かつ画素が
連続的にグループ化され、蓄積され、かつ乗算器に印加
される連続計算より数倍も高速である。この乗算器は常
に異なる乗算ファクタ(「バタフライ係数」)を受信す
る。この連続計算はハードウエアで実現された乗算器の
数が限定されるという利点を有するように見える。しか
し、そのような変換器は加減算の暫定結果を蓄積する多
数のレジスタを有している。上記のレジスタは大きなチ
ップ表面ではあるが大きなパワー消費を要求する。とい
うのは、チップのパワー消費はレジスタの数により主と
して決定されるからである。さらに、高速乗算器もまた
多くのパワーを消費する。
【0010】線形結合を計算する乗算器は、線形結合を
計算する乗算器が所定の固定ファクタだけ印加数(appl
ied number)を乗算する結合回路によって構成されるこ
とが好ましい。各固定乗算ファクタに対して、対応乗算
器はそれが最小チップ表面を占有するようなやり方で最
適化できる。上記の固定乗算器による積要素の同時計算
が高速であり、小さいチップ表面を生じ、かつパワー消
費が少ないことが見いだされている。
【0011】画像変換器の別の実施例は、受信ブロック
の動きを示す動き信号を受信し、同時に、系列の所定の
2つの部分が上記の動き信号の所定の値に応じて1次元
変換器に連続的に印加されることを特徴とする。
【0012】実施例を参照して本発明の態様を詳細に説
明する。
【0013】
【実施例】図1は本発明による画像変換器が使用されて
いるテレビジョンシステムを図式的に示している。この
テレビジョンシステムは、符号化回路Aと、伝送チャネ
ルCにより連結されている復号回路Bとを具えている。
伝送チャネルCはワイヤレス接続でも結線接続でもよ
い。しかし、代案としてそれは磁気的もしくは光学的記
憶媒体であってもよい。符号化回路Aはテレビジョン送
信機の部分を形成し、復号回路Bはテレビジョン受信機
の部分を形成してもよい。特に、テレビジョンシステム
はビデオレコーダあるいはカメラレコーダの形をしても
よい。その場合、符号化回路Aと復号回路Bは双方とも
1装置内に組み込まれている。
【0014】符号化回路Aは画像信号ソース1からテレ
ビジョン画像信号x(t) を受信する。A/D変換器2に
おいて、アナログ画像信号x(t) はサンプル周波数fs
でサンプルされ、かつ8ビット画素x(n) に変換され
る。これらの画素は画像メモリ3に印加される。画素は
例えば8*8画素x(i,k)のブロックの形をしたこの画
像メモリから読み取られ、かつ第1画像変換器4と動き
検出器5に印加される。動き検出器5はそれ自身既知で
あり、かつ欧州特許出願第EP−A 0 2882 135号に記
載されたようなやり方で実現される。もし動きが8*8
画素のブロック内で検出されるなら動き信号MDが発生
される。画像変換器4は離散余弦変換(DCT)を実行
するよう適応されるものと今後仮定されよう。画素の与
えられた各ブロックに対して、変換器は8*8係数y
(u,V)のブロックを発生する。この画像変換器の一実施
例が詳細に説明されよう。この点に関し、画像変換器が
動き適応的に(motion-adaptive way)に動作するものと
注意すべきである。この目的で、画像変換器は動き信号
MDを受信する。画像変換器4の係数y(u,v)のブロッ
クは動き信号MDを受信するスキャナー6に引き続いて
印加される。スキャナー6は各ブロックに対して可変長
コーダー7に直列シーケンスの係数y(n) を供給する。
スキャナー6と可変長コーダー7はそれ自身既知であ
る。可変長コーダー7は8*8係数y(u,v)の対応ブロ
ックよりかなり小さい数のビットを具える可変長のコー
ド系列に係数y(n) の各系列を符号化する。コード系列
と動き信号MDはマルチプレクサ8によりパルス系列z
(j) の形の時分割多重形式で伝送される。
【0015】逆操作が復号回路Bで遂行される。デマル
チプレクサ10において、コード系列と動き信号MD′は
受信パルス系列z′(n) から復元される。コード系列は
係数y′(n) の直列シーケンスを再構成するために可変
長デコーダ11に印加される。ブロック形成回路(block-
formation circuit )12は直列シーケンスならびに動き
信号MD′を受信し、かつそれから8*8係数y′(i,
k)のブロックを形成する。この係数は第2画像変換器13
に印加される。この変換器は係数の各ブロックが8*8
画素x′(i,k)に再変換されるように逆離散余弦変換
(iDCT)を実行する。このようにして得られた画素
のブロックは画像メモリ14に蓄積される。画像メモリ中
の画素は表示スクリーン16に表示するためにD/A変換
器15によりアナログ画像信号x′(t) に変換される全画
像を共同して構成する。
【0016】図2は符号化回路Aの一部を形成する画像
変換器4の一実施例を示している。これから説明するよ
うに、復号回路B中の画像変換器13は同様な構造を有し
ている。画像変換器4の動作は与えられた8*8画素ブ
ロックで動きが存在しない(MD=0)場合について説
明されよう。
【0017】ブロックの画素x(i,k)は行毎に与えら
れ、かつ直並列変換器20に印加される。直並列変換器20
は制御回路26から信号t1 を受信する。制御信号は行i
の8画素x(i,0) ..... X(i,7) が同時に利用可能
なように選ばれる。画素の行はマルチプレクサ21の第1
入力に並列形で印加される。後で述べるように、このマ
ルチプレクサの第2入力は転置メモリ24から8積要素の
列を並列形で受信する。選択信号t2 に応じて、セレク
タは画素の行あるいは積要素の列のいずれかをシャッフ
ル回路網22に印加する。関連ケース(動きのない)で、
この回路網の入力と出力は直接相互接続されているもの
と仮定されている。マルチプレクサ21により選択された
要素の系列、すなわち画素の行あるいは積要素の列は1
次元変換器24に印加される。
【0018】図3は離散余弦変換(DCT)の実行に適
応される場合の1次元変換器の一実施例を示している。
それは所定の態様で印加系列の8要素I0 .... I7を
結合する複数の加算器・減算器30(i) を具えている。こ
のように形成された要素Iの結合は所定の固定ファクタ
だけ印加数を乗算する乗算器31(i) に印加される。図面
で、このファクタは各乗算器に対して示されている。得
られた積値は8出力要素O0 .... 07を形成するため
に別の加算器・減算器32(i) でグループ化される。各出
力要素はすべての入力値の線形結合である値を有してい
る。1次元変換器の拡張機能記述に対して、前述の欧州
特許明細書第EP 0 286 183号が参照される。入力と出
力は番号順に示されていないことに注意すべきである。
【0019】図2に戻って、1次元変換器23の出力要素
O(0)....O(7)は転置メモリ24と並直列変換器25
に印加される。並直列変換器25はサンプル周波数fs で
同時に与えられた出力要素を直列形式に変換するよう制
御信号t5 を受信する。転置メモリ24は出力要素を蓄積
するようそれぞれ第1メモリ241 と第2メモリ242 を具
え、かつ書き込みアドレスWA1とWA2を受信する。
さらに、転置メモリはマルチプレクサ21の第2入力に前
に蓄積された出力要素を印加するよう、読み取りアドレ
スRA1とRA2をそれぞれ受信する。種々の制御信
号、書き込みアドレスおよび読み取りアドレスは制御回
路26にり発生される。この目的で、この回路はサンプル
周波数fs 、動き信号MDおよびフレームリセットパル
スFRSを受信する。フレームリセットパルスは画像信
号ソース1(図1を見よ)から受信される。
【0020】図4は画像変換器4で生起する種々の信号
を時間線図の形で示している。画素の与えられたブロツ
クの行iの連続画素x(i,k)がAの下に示されている。
さらに特定すると、この図面はAの下に、ブロツクNの
画素x(7,0) ..... x(7,7)の最後の行(期間
T1の間で)と、引き続くブロツクN+1の画素x
(7,0) ..... x(0,7)の最初の行(期間T2の
間で)連続的に示している。直並列変換器20の出力信号
はBの下に示されている。連続して、ブロックNの行7
の画素(T2の間で)およびブロックN+1の行0の画
素(T3の間で)はマルチプレクサ21の第1入力で並列
形で利用可能であることがr(7)と(0)により示そ
うと仮定されている。このマルチプレクサに印加される
制御信号t2はEの下に示されている。
【0021】以下のことは期間T2で生起する。期間T
2の最初の半分の間にマルチプレクサは画素r(7)の
行を選択し、この行を変換器23に印加する。この図面は
行r(7)の(水平)変換がこの期間に実行されること
をFの下で示している。同時に、このメモリの行をアド
レスする書き込みアドレスWA1は第1メモリ241 に印
加される。図面は書き込みアドレスが値R7を有するこ
とをGの下で示し、それは水平変換の結果が第1メモリ
241 の行7に蓄積されることを意味している。期間T2
の第2の半分の間に、読み取りアドレスRA2は第2メ
モリ242 に印加され、それは上記の第2メモリが一連の
前に蓄積された要素を供給することを意味している。図
面は読み取りアドレスが値C7を有することをDの下で
示し、それはメモリの列7がアドレスされることを意味
している。この列はマルチプレクサ21を介して変換器23
の入力で利用可能である。期間T2の第2の半分の間に
列は変換される。この期間の終わりで、変換された列は
並直列変換器25でクロックされる。図面のIの下で示さ
れたように、引き続く期間T3で、結果は係数y(0,
7) ..... y(7,7)の形で直列に利用可能である。
完全化のために、これらはなお前のブロツクN−1に関
連する係数であることに注意すべきである。
【0022】説明された実例で、ブロツクNの画素のす
べての行は変換されず、かつそれらの結果は第1メモリ
241 に蓄積される。以下のことが期間T3で生起する。
期間T3の第1の半分の間に、マルチプレクサは再び直
並列変換器の行をまず選択し、この行を変換器23に印加
する。これはブロツクN+1の行r(0)である。変換
の結果は今や第2メモリ242 に蓄積される。この目的
で、このメモリは書き込みアドレスWA2によりアドレ
スされる。図面は書き込みアドレスが値R0を有してい
ることをHの下で示し、それは水平変換の結果が第2メ
モリ242 のライン0に蓄積されることを意味している。
期間T3の第2の半分の間に、読み取りアドレスRA1 は
第1メモリ241 に印加され、従って前に蓄積された一連
の要素が再び読み取られる。図面は読み取りアドレスR
A1が値C0を有することをCの下で示し、それはこの
メモリの列0がアドレスされることを意味している。こ
の列はマルチプレクサ21を介して変換器23の入力で利用
可能である。期間T3の第2の半分の間に列は変換され
る。それにより得られた係数は引き続く期間T4の間に
並直列変換器25を介して伝達される。図面のIの下で示
されたように、これらはブロツクNに関連する係数y
(0,0) ..... y(7,0)である。
【0023】画像変換器の動作は動きが8*8画素の与
えられたブロツク(MD=1)で検出された場合につい
て説明されよう。しかし、この動作を記述する前に、図
2に示されたシャッフル回路網22が詳細に説明されよ
う。図5は機能的にこのシャッフル回路網の構造を示し
ている。それは制御信号t4 により制御されたスイッチ
221(i) の第1の系列を具えている。これらのスイッチ
の示された位置で、すべての入力D0−D7は対応出力
Q0−Q7に直接相互接続されている。示されていない
位置では、出力Q0−Q7はデカップルされるかあるい
はそれらは固定値0を受信する。しかし、出力Q0−Q
3は要素の与えられた系列の偶入力D0,D2, D4,
D6に接続されるか、あるいは奇入力D1, D3, D
5, D7に接続されるかのいずれかである。偶入力ある
いは奇入力の選択は複数の別のスイッチ222(i) を動作
する制御信号t3 に応じて実行される。制御信号t3 と
t4 は制御回路26(図2を見よ)により発生される。制
御信号は、(i)与えられた行が直接通過する、(ii)
もしMD=0なら与えられた列が直接通過する、および
(iii)もしMD=1なら与えられた列の偶あるいは奇要
素は連続的に通過するようなものである。図5のシャッ
フル回路網の入力と出力は変換器23の入力と出力と同じ
順序で付番されている。
【0024】図6は、もし動きがブロックNで検出され
るなら画像変換器で生起する種々の信号を再び時間線図
の形で示している。この図面は、シャッフル回路網が、
印加された系列のすべての要素(AL)、偶要素(E
V)もしくは奇要素(OD)であるかどうかをEの下で
示している。ブロックNの水平変換の間に(期間Tの最
初の半分)、および前のブロックN−1の垂直変換の間
に(期間T2を含んでそれまでの期間の第2の半分)、
前述の例とは何の差異も存在しない。しかし、ブロック
Nの垂直変換の間に(期間T3からの期間の第2の半
分)、シャッフル回路網は与えられた列の偶要素と奇要
素を変換器に連続的に印加される。さらに特定すると、
図面はブロックNの第1列c(0)の偶部分ce (0)
と奇部分co(0) が期間T3の第2の半分の間に連続
的に変換されることをFの下で示している。
【0025】図7は逆離散余弦変換(iDCT)を実行
する画像変換器13(図1を見よ)の一実施例を示してい
る。図面から明らかなように、この逆画像変換器の機能
構造は既に述べられた画像変換器の構造に対応してい
る。それ故、種々の要素は同じ参照記号を有している。
逆画像変換器は1次元変換器23が逆変換用に実現されて
いることが主な差異である。この変換器の一実施例は示
されていないが、しかし例えば前述の欧州特許明細書第
EP 0 286 183号に見いだすことができる。これから説
明するように、制御回路26は種々の制御信号、書き込み
アドレスおよび読み取りアドレスを異なるシーケンスで
さらに供給する。
【0026】逆変換において、列の(垂直)変換とそれ
に引き続く行の(水平)変換が実現される。図8は画像
変換器13で生起する種々の信号を再び時間線図の形で示
している。図面は画像変換器がブロックNの係数y′
(0,7) ..... y′(7,7)の最後の列と、ブロッ
クN+1の係数y′(0,0) ..... y′(0,7)の
最初の列を連続的に受信することをAの下で示してい
る。図面は期間T2とT3でこれらの列がそれぞれ並列
形で利用可能であることをBの下で示している。マルチ
プレクサは(直並列変換器20の)列と(転置メモリ24
の)行を交互に選択する。
【0027】図8に示された例では、ブロックNに動き
の存在することが仮定されている。図面はシャッフル回
路網22が偶要素(EV)を、引き続いてブロックNの各
受信列の奇要素(OD)を変換器23に印加することをE
の下で示している。その変換結果は第1メモリ241 に列
の形で蓄積される。さらに特定すると、ブロックNの最
後の列c(7)は期間T2の第1の半分の間に変換され
る。Gの下で示されているように、値C7の書き込みア
ドレスWA1はこの変換の間に第1メモリに印加され、
それは結果がこのメモリの列7に蓄積されることを意味
している。期間T2の第2の半分の間に、値R7の読み
取りアドレスRA2はGの下で示されているように第2
メモリ242 に印加される。このことは前のブロックN−
1の最後の行r(7)読み取られ、かつ変換されること
を意味している。期間T2の終わりで、変換された行は
並直列変換器25でクロツクされる。図面のIの下で示さ
れるように、その結果は画素x′(0,7) ..... x′
(7,7)の形で直列に利用可能である。完全化のため
に、これらはなお前のブロックN−1に関連する画素で
あることに注意すべきである。
【0028】対応する態様で、次に与えられたブロック
N+1の列と第1メモリに蓄積されたブロックNの行は
引き続いて期間T3で処理される。ブロックN+1には
何の動きも存在せず、従って与えられた列は完全に変換
されることが図8で仮定されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明によるテレビジョンシステムを図
式的に示している。
【図2】図2は本発明による画像変換器の機能構造を示
している。
【図3】図3は図2に示された画像変換器に使用する1
次元DCT変換器を示している。
【図4】図4は図2の画像変換器で生起するいくつかの
信号を示している。
【図5】図5は図2の画像変換器に使用するシャッフル
回路網を示している。
【図6】図6は図2の画像変換器で生起するいくつかの
信号を示している。
【図7】図7は逆画像変換を実行する画像変換器の一実
施例を示している。
【図8】図8は図7の画像変換器で生起するいくつかの
信号を示している。
【符号の説明】
1 画像信号ソース 2 A/D変換器 3 画像メモリ 4 (第1)画像変換器 5 動き検出器 6 スキャナー 7 可変長コーダ 8 マルチプレクサ 10 デマルチプレクサ 11 可変長デコーダ 12 ブロック形成回路 13 (第2)画像変換器 14 画像メモリ 15 D/A変換器 16 表示スクリーン 20 直並列変換器 21 マルチプレクサ 22 シャッフル回路網 23 1次元変換器 24 転置メモリ 25 並直列変換器 26 制御回路 30 (i) 加算器・減算器 31 (i) 乗算器 32 (i) 加算器・減算器 221(i) スイッチ 222(i) スイッチ 241 第1メモリ 242 第2メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロベルト アルバータス ブロンデイク オランダ国 5621 ベー アー アインド ーフェン フルーネヴァウツウェッハ1

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ワードの2次元ブロックを出力ワー
    ドの2次元ブロックに変換する画像変換器であって、 ブロックの行あるいは列により構成された一連の入力ワ
    ードを上記のブロックの一連の積要素に変換し、かつ積
    要素の転置系列を出力ワードの系列に変換する1次元変
    換器、 積要素の系列を転置する転置メモリ、 を具える画像変換器において、 該画像変換器が、ブロックの一連の入力ワードと前のブ
    ロックの積要素の転置系列とを交互に選択し、かつ上記
    の系列を1次元変換器に印加するマルチプレクサを具え
    ること、 を特徴とする画像変換器。
  2. 【請求項2】 選択された系列を並列形式で1次元変換
    器に印加する手段を具えることを特徴とする請求項1に
    記載の画像変換器。
  3. 【請求項3】 印加された選択系列に対して、1次元変
    換器が、上記の系列の要素の複数の所定の線形結合を同
    時に計算するタイプのものであることを特徴とする請求
    項2に記載の画像変換器。
  4. 【請求項4】 線形結合を計算する乗算器が所定の固定
    ファクタだけ印加数を乗算する結合回路によって構成さ
    れることを特徴とする請求項3に記載の画像変換器。
  5. 【請求項5】 受信ブロックの動きを示す動き信号を受
    信し、同時に、系列の所定の2つの部分が上記の動き信
    号の所定の値に応じて1次元変換器に連続的に印加され
    ることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記
    載の画像変換器。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか1つに記載の
    画像変換器を具える、テレビジョン信号を符号化する符
    号化装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれか1つに記載の
    画像変換器を具える、ディジタルテレビジョン信号を復
    号する復号装置。
JP8187493A 1992-04-13 1993-04-08 画像変換器およびそれを具える送信機と受信機を持つテレビジョンシステム Pending JPH0646405A (ja)

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