JPH0646361A - 投写型画像表示装置 - Google Patents
投写型画像表示装置Info
- Publication number
- JPH0646361A JPH0646361A JP19815492A JP19815492A JPH0646361A JP H0646361 A JPH0646361 A JP H0646361A JP 19815492 A JP19815492 A JP 19815492A JP 19815492 A JP19815492 A JP 19815492A JP H0646361 A JPH0646361 A JP H0646361A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vertical scanning
- period
- signal
- image display
- liquid crystal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 液晶パネルを用いた投写型画像表示装置で、
ビデオテープレコーダで特殊再生を行った場合などのよ
うに垂直走査期間が変動する映像信号を表示したときの
画面の揺れを防ぐ。 【構成】 (1)垂直走査期間変動量測定回路21で垂
直走査期間の変動量を検出し、それに応じた期間につい
て垂直走査信号停止信号発生回路22で発生した制御信
号により液晶パネル駆動回路5に入力する垂直走査信号
を停止させる。 (2)垂直走査基準期間計測回路41で垂直走査期間の
一定期間を計測し、それ以外の期間について垂直走査信
号を停止させて液晶パネル駆動回路5に入力する垂直走
査信号の本数を常に一定本数に保つ。
ビデオテープレコーダで特殊再生を行った場合などのよ
うに垂直走査期間が変動する映像信号を表示したときの
画面の揺れを防ぐ。 【構成】 (1)垂直走査期間変動量測定回路21で垂
直走査期間の変動量を検出し、それに応じた期間につい
て垂直走査信号停止信号発生回路22で発生した制御信
号により液晶パネル駆動回路5に入力する垂直走査信号
を停止させる。 (2)垂直走査基準期間計測回路41で垂直走査期間の
一定期間を計測し、それ以外の期間について垂直走査信
号を停止させて液晶パネル駆動回路5に入力する垂直走
査信号の本数を常に一定本数に保つ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶パネル上に表示さ
れた画像をスクリーン上に投写する投写型画像表示装置
に関するものである。
れた画像をスクリーン上に投写する投写型画像表示装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオテープレコーダ、ビデオデ
ィスクプレーヤーなどの映像機器、映像ソフトの充実に
伴い迫力のある映像を楽しむための大画面画像表示装置
の要望が高まってきている。従来からの大画面の画像表
示装置としては、陰極線管(Cathode Ray
Tube:以下CRTと示す)を用いた投写型テレビジ
ョン受信機があったが、画像表示部にCRTを用いてい
るためCRTの物理的制約などから装置の小型化に制限
があった。この制限を取り除き、装置を小型化するため
に画像表示部に液晶パネルを用いた投写型画像表示装置
が提案されている。
ィスクプレーヤーなどの映像機器、映像ソフトの充実に
伴い迫力のある映像を楽しむための大画面画像表示装置
の要望が高まってきている。従来からの大画面の画像表
示装置としては、陰極線管(Cathode Ray
Tube:以下CRTと示す)を用いた投写型テレビジ
ョン受信機があったが、画像表示部にCRTを用いてい
るためCRTの物理的制約などから装置の小型化に制限
があった。この制限を取り除き、装置を小型化するため
に画像表示部に液晶パネルを用いた投写型画像表示装置
が提案されている。
【0003】図8は、液晶パネルを用いた投写型画像表
示装置の一例の光学的構成の概念図である。一般に、液
晶パネルを用いた投写型画像表示装置では、カラー画像
を得るために緑色用、赤色用、青色用の3枚の液晶パネ
ルを用いることが多いが、図8では簡略して1枚しか示
していない。
示装置の一例の光学的構成の概念図である。一般に、液
晶パネルを用いた投写型画像表示装置では、カラー画像
を得るために緑色用、赤色用、青色用の3枚の液晶パネ
ルを用いることが多いが、図8では簡略して1枚しか示
していない。
【0004】図8において、光源であるランプ1はラン
プ点燈回路2によって点燈され、ランプ1からの放射光
は集光レンズ3により集められて液晶パネル4に導かれ
る。液晶パネル4は光シャッターとして働くものであ
り、入力される映像信号に応じて液晶パネル駆動回路5
により画素単位に制御される。液晶パネル4を通過した
光は、投写レンズ6によりスクリーン7に投写される。
同期分離回路8は映像信号より垂直同期信号と水平同期
信号を取り出すための回路であり、画像表示位置移動回
路9は液晶パネル4に表示する画像の位置を垂直方向に
移動させるための回路である。画像位置表示回路9の動
作については後で詳しく述べる。また、液晶パネル駆動
回路5に入力される液晶パネル4の水平走査に関する信
号は簡単のため示していない。
プ点燈回路2によって点燈され、ランプ1からの放射光
は集光レンズ3により集められて液晶パネル4に導かれ
る。液晶パネル4は光シャッターとして働くものであ
り、入力される映像信号に応じて液晶パネル駆動回路5
により画素単位に制御される。液晶パネル4を通過した
光は、投写レンズ6によりスクリーン7に投写される。
同期分離回路8は映像信号より垂直同期信号と水平同期
信号を取り出すための回路であり、画像表示位置移動回
路9は液晶パネル4に表示する画像の位置を垂直方向に
移動させるための回路である。画像位置表示回路9の動
作については後で詳しく述べる。また、液晶パネル駆動
回路5に入力される液晶パネル4の水平走査に関する信
号は簡単のため示していない。
【0005】従来の映像ソフトは表示装置がテレビであ
る場合がほとんどであったために画面の縦横比はほとん
どの場合3:4(以下、標準サイズと記す)であった
が、最近の映像ソフトには映画の画面をそのまま記録す
るために標準サイズの画面でなく、ビスタサイズと呼ば
れる9:16(または9:15)やシネスコサイズと呼
ばれる9:21で記録したものが増えてきている。図9
(a)は標準サイズの画面にビスタサイズの映像が記録
されている映像ソフトを投写表示した状態を示した状態
図である。このような映像ソフトを投写型画像表示装置
でスクリーン上に投写表示した場合、現在用いられてい
るスクリーンの縦横比は3:4であるのでスクリーン上
に投写される画像は図9(a)のように映像領域の上下
に映像が表示されない部分ができる。このような構成の
従来の投写型画像表示装置でビスタサイズの映像ソフト
の映像領域をスクリーン全体に表示させるためには、縦
横比が9:16といった横長のスクリーンを用いること
が考えられる。特に投写型画像表示装置では、投写レン
ズ6を用いてスクリーン7上に液晶パネル4上の画像を
投写表示しているため、投写レンズ6にズームレンズの
ような倍率変換機能を備えたレンズを用いることによっ
て容易にスクリーン7上の画面の大きさを変えて映像ソ
フトの映像領域をスクリーン7全体に表示させることが
できる。図9(b)はレンズによって投写画面の大きさ
を変えてビスタサイズの映像を横長のスクリーン全体に
表示した場合を示している。この場合、図9(a)で示
した映像が表示されない部分はスクリーンの外に投写さ
れている。
る場合がほとんどであったために画面の縦横比はほとん
どの場合3:4(以下、標準サイズと記す)であった
が、最近の映像ソフトには映画の画面をそのまま記録す
るために標準サイズの画面でなく、ビスタサイズと呼ば
れる9:16(または9:15)やシネスコサイズと呼
ばれる9:21で記録したものが増えてきている。図9
(a)は標準サイズの画面にビスタサイズの映像が記録
されている映像ソフトを投写表示した状態を示した状態
図である。このような映像ソフトを投写型画像表示装置
でスクリーン上に投写表示した場合、現在用いられてい
るスクリーンの縦横比は3:4であるのでスクリーン上
に投写される画像は図9(a)のように映像領域の上下
に映像が表示されない部分ができる。このような構成の
従来の投写型画像表示装置でビスタサイズの映像ソフト
の映像領域をスクリーン全体に表示させるためには、縦
横比が9:16といった横長のスクリーンを用いること
が考えられる。特に投写型画像表示装置では、投写レン
ズ6を用いてスクリーン7上に液晶パネル4上の画像を
投写表示しているため、投写レンズ6にズームレンズの
ような倍率変換機能を備えたレンズを用いることによっ
て容易にスクリーン7上の画面の大きさを変えて映像ソ
フトの映像領域をスクリーン7全体に表示させることが
できる。図9(b)はレンズによって投写画面の大きさ
を変えてビスタサイズの映像を横長のスクリーン全体に
表示した場合を示している。この場合、図9(a)で示
した映像が表示されない部分はスクリーンの外に投写さ
れている。
【0006】このようにズームレンズと横長のスクリー
ンを用いることで、ビスタサイズやシネスコサイズの映
像をスクリーン全体に拡大投写して大画面映像を楽しむ
ことが可能となるが、市販されている映像ソフトでは、
標準サイズの画面にビスタサイズやシネスコサイズの映
像が記録されている画面上の位置はソフトによってまち
まちであるために、映像領域をスクリーン全体に投写す
るためには投写型画像表示装置やスクリーンの設置位置
または液晶パネル4に表示する映像の位置を映像ソフト
に合わせて調整する必要があった。
ンを用いることで、ビスタサイズやシネスコサイズの映
像をスクリーン全体に拡大投写して大画面映像を楽しむ
ことが可能となるが、市販されている映像ソフトでは、
標準サイズの画面にビスタサイズやシネスコサイズの映
像が記録されている画面上の位置はソフトによってまち
まちであるために、映像領域をスクリーン全体に投写す
るためには投写型画像表示装置やスクリーンの設置位置
または液晶パネル4に表示する映像の位置を映像ソフト
に合わせて調整する必要があった。
【0007】液晶パネルを用いた投写型画像表示装置で
は液晶パネル4に映像表示を開始させるために液晶パネ
ル駆動回路5に入力する垂直走査開始信号の位相を映像
信号の垂直同期信号に対して移動させることで液晶パネ
ル4に表示させる映像の位置を容易に移動させることが
できる。図10は液晶パネル4に表示させる映像の位置
を垂直方向に移動させる画像表示位置移動回路9の一例
の構成を示したブロック図である。また、図11
(a)、(b)は図10に示した画像表示位置移動回路
9の一例の動作を説明するためのタイミング図である。
は液晶パネル4に映像表示を開始させるために液晶パネ
ル駆動回路5に入力する垂直走査開始信号の位相を映像
信号の垂直同期信号に対して移動させることで液晶パネ
ル4に表示させる映像の位置を容易に移動させることが
できる。図10は液晶パネル4に表示させる映像の位置
を垂直方向に移動させる画像表示位置移動回路9の一例
の構成を示したブロック図である。また、図11
(a)、(b)は図10に示した画像表示位置移動回路
9の一例の動作を説明するためのタイミング図である。
【0008】図10において11は垂直走査期間の約半
分の期間を計測するための第1のカウンタ回路、12は
液晶パネル駆動回路5に入力する垂直走査開始信号を発
生するための第2のカウンタ回路、13は第2のカウン
タ回路12の出力信号を波形整形するための波形整形回
路である。第1のカウンタ回路11は同期分離回路8に
よって取り出された垂直同期信号によってカウントを開
始し、インターレス走査における垂直走査期間の約半分
の期間に相当する128本だけ同期分離回路8によって
取り出された水平同期信号の数をカウントする。第2の
カウンタ回路12は第1のカウンタ回路11の出力パル
ス信号によってカウントを開始し、画像表示位置設定信
号(信号発生部は図示せず)によって設定されたデータ
数だけ水平同期信号の数をカウントする。波形整形回路
13は第2のカウンタ回路12の出力パルス信号を液晶
パネル駆動回路5に入力する垂直走査開始信号に適した
波形に波形整形する。ここで、第1のカウンタ回路11
と第2のカウンタ回路12によってカウントされる水平
同期信号の数が垂直走査期間に含まれる水平同期信号の
数より少なかった場合、図11(a)に示すように第2
のカウンタ回路12の出力パルス信号の位相は垂直同期
信号より前に移動することになり、液晶パネル4につい
ては垂直走査開始信号が入力されてから映像期間までの
時間(T’)が長くなるので液晶パネル4に表示される
画像は通常の表示位置より下方に移動したものになる。
分の期間を計測するための第1のカウンタ回路、12は
液晶パネル駆動回路5に入力する垂直走査開始信号を発
生するための第2のカウンタ回路、13は第2のカウン
タ回路12の出力信号を波形整形するための波形整形回
路である。第1のカウンタ回路11は同期分離回路8に
よって取り出された垂直同期信号によってカウントを開
始し、インターレス走査における垂直走査期間の約半分
の期間に相当する128本だけ同期分離回路8によって
取り出された水平同期信号の数をカウントする。第2の
カウンタ回路12は第1のカウンタ回路11の出力パル
ス信号によってカウントを開始し、画像表示位置設定信
号(信号発生部は図示せず)によって設定されたデータ
数だけ水平同期信号の数をカウントする。波形整形回路
13は第2のカウンタ回路12の出力パルス信号を液晶
パネル駆動回路5に入力する垂直走査開始信号に適した
波形に波形整形する。ここで、第1のカウンタ回路11
と第2のカウンタ回路12によってカウントされる水平
同期信号の数が垂直走査期間に含まれる水平同期信号の
数より少なかった場合、図11(a)に示すように第2
のカウンタ回路12の出力パルス信号の位相は垂直同期
信号より前に移動することになり、液晶パネル4につい
ては垂直走査開始信号が入力されてから映像期間までの
時間(T’)が長くなるので液晶パネル4に表示される
画像は通常の表示位置より下方に移動したものになる。
【0009】逆に、第1のカウンタ回路11と第2のカ
ウンタ回路12によってカウントされる水平同期信号の
数が垂直走査期間に含まれる水平同期信号の数より多か
った場合、図11(b)に示すように第2のカウンタ回
路12の出力パルス信号の位相は垂直同期信号より後ろ
に移動することになり、液晶パネル4については垂直走
査開始信号が入力されてから映像期間までの時間
(T’)が短くなるので液晶パネル4に表示される画像
は通常の表示位置より上方に移動したものになる。この
ように、液晶パネル駆動回路5に入力する垂直走査開始
信号の位相を映像信号の垂直同期信号に対して移動させ
ることで液晶パネル4上に表示する画像の位置を垂直方
向に移動させることができる。
ウンタ回路12によってカウントされる水平同期信号の
数が垂直走査期間に含まれる水平同期信号の数より多か
った場合、図11(b)に示すように第2のカウンタ回
路12の出力パルス信号の位相は垂直同期信号より後ろ
に移動することになり、液晶パネル4については垂直走
査開始信号が入力されてから映像期間までの時間
(T’)が短くなるので液晶パネル4に表示される画像
は通常の表示位置より上方に移動したものになる。この
ように、液晶パネル駆動回路5に入力する垂直走査開始
信号の位相を映像信号の垂直同期信号に対して移動させ
ることで液晶パネル4上に表示する画像の位置を垂直方
向に移動させることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のよ
うな構成の画像表示位置移動回路を備えた投写型画像表
示装置型では、画像表示位置移動回路が水平同期信号の
数をカウントして画像の位置を移動させていたため、ビ
デオテープレコーダで静止画像にしたりスロー再生とい
った特殊再生を行った場合などのように、垂直走査期間
が通常の場合より長くなったり短くなったりして、垂直
走査期間中の水平同期信号の数が一定でなくなった場合
は画像表示位置移動回路で位相を移動させた液晶パネル
に入力する垂直走査開始信号と映像信号の映像部分まで
の時間が一定でなくなるため、画像が垂直方向に揺れる
という課題を有していた。
うな構成の画像表示位置移動回路を備えた投写型画像表
示装置型では、画像表示位置移動回路が水平同期信号の
数をカウントして画像の位置を移動させていたため、ビ
デオテープレコーダで静止画像にしたりスロー再生とい
った特殊再生を行った場合などのように、垂直走査期間
が通常の場合より長くなったり短くなったりして、垂直
走査期間中の水平同期信号の数が一定でなくなった場合
は画像表示位置移動回路で位相を移動させた液晶パネル
に入力する垂直走査開始信号と映像信号の映像部分まで
の時間が一定でなくなるため、画像が垂直方向に揺れる
という課題を有していた。
【0011】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、ビデオテープレコーダで特殊再生を行った場合など
のように垂直走査期間中の水平同期信号の数が一定でな
いような場合においても揺れのない安定した画像を見る
ことができる投写型画像表示装置を提供することを目的
としている。
で、ビデオテープレコーダで特殊再生を行った場合など
のように垂直走査期間中の水平同期信号の数が一定でな
いような場合においても揺れのない安定した画像を見る
ことができる投写型画像表示装置を提供することを目的
としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の一の発明は上記
した課題を解決するために、 (1)スクリーン上の投写画像の大きさを変える画像表
示倍率変換手段と、前記液晶パネルに表示される画像の
位置を垂直方向に移動させる画像表示位置移動手段と、
映像信号の垂直走査期間の変動を測定する垂直走査期間
変動量測定手段と、前記垂直走査期間変動量測定手段の
出力信号によって前記液晶パネルに入力される垂直走査
信号を停止させるための信号を発生する垂直走査信号停
止信号発生手段を具備し、映像信号の垂直同期信号部分
から映像信号部分までの期間中に前記垂直走査期間変動
量測定手段によって測定された垂直走査期間の変動量に
対応する一定期間について前記液晶パネルに入力する垂
直走査信号を停止させるように構成したことを特徴とす
る投写型画像表示装置装置に関する発明である。
した課題を解決するために、 (1)スクリーン上の投写画像の大きさを変える画像表
示倍率変換手段と、前記液晶パネルに表示される画像の
位置を垂直方向に移動させる画像表示位置移動手段と、
映像信号の垂直走査期間の変動を測定する垂直走査期間
変動量測定手段と、前記垂直走査期間変動量測定手段の
出力信号によって前記液晶パネルに入力される垂直走査
信号を停止させるための信号を発生する垂直走査信号停
止信号発生手段を具備し、映像信号の垂直同期信号部分
から映像信号部分までの期間中に前記垂直走査期間変動
量測定手段によって測定された垂直走査期間の変動量に
対応する一定期間について前記液晶パネルに入力する垂
直走査信号を停止させるように構成したことを特徴とす
る投写型画像表示装置装置に関する発明である。
【0013】また、本発明の別の発明は、 (2)スクリーン上の投写画像の大きさを変える画像表
示倍率変換手段と、前記液晶パネルに表示される画像の
位置を垂直方向に移動させる画像表示位置移動手段と、
映像信号の垂直走査期間中の一定期間を計測する垂直走
査基準期間計測手段を具備し、前記垂直走査基準期間計
測手段によって計測された期間の後から次の映像信号の
垂直同期信号部分までの期間について前記液晶パネルに
入力する垂直走査信号を停止させるように構成したこと
を特徴とする投写型画像表示装置に関する発明である。
示倍率変換手段と、前記液晶パネルに表示される画像の
位置を垂直方向に移動させる画像表示位置移動手段と、
映像信号の垂直走査期間中の一定期間を計測する垂直走
査基準期間計測手段を具備し、前記垂直走査基準期間計
測手段によって計測された期間の後から次の映像信号の
垂直同期信号部分までの期間について前記液晶パネルに
入力する垂直走査信号を停止させるように構成したこと
を特徴とする投写型画像表示装置に関する発明である。
【0014】
【作用】本発明は上記した構成により、投写型画像表示
装置でビスタサイズやシネスコサイズやシネスコサイズ
といった映像ソフトを横長のスクリーン全体に映像ソフ
トの映像領域が表示されるように拡大投写する場合に、
使用者がスクリーン上の映像領域の位置を調整を容易に
行うことができ、かつ、ビデオテープレコーダで特殊再
生を行った場合などにおいても揺れのない安定した画像
を見ることができる。
装置でビスタサイズやシネスコサイズやシネスコサイズ
といった映像ソフトを横長のスクリーン全体に映像ソフ
トの映像領域が表示されるように拡大投写する場合に、
使用者がスクリーン上の映像領域の位置を調整を容易に
行うことができ、かつ、ビデオテープレコーダで特殊再
生を行った場合などにおいても揺れのない安定した画像
を見ることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例の投写型画像表示装
置について図面を参照しながら説明する。
置について図面を参照しながら説明する。
【0016】図1は第1の発明の一実施例における投写
型画像表示装置の構成を示すブロック図である。なお、
図8に示す従来例と同一構成部分には同一符号を付して
詳細な説明を省略する。
型画像表示装置の構成を示すブロック図である。なお、
図8に示す従来例と同一構成部分には同一符号を付して
詳細な説明を省略する。
【0017】図1において1は光源であるランプ、2は
ランプ1を点燈させるためのランプ点燈回路、3はラン
プ1からの放射光を集めるための集光レンズ、4は液晶
パネル、5は液晶パネル4に画像表示を行うための液晶
パネル駆動回路、6は液晶パネル4に表示された画像を
投写するための投写レンズ、7は画像を投写表示するた
めのスクリーン、8は映像信号より垂直同期信号と水平
同期信号を取り出すための同期分離回路、9は液晶パネ
ル4に表示する画像の位置を垂直方向に移動させるため
の画像表示位置移動回路、21は垂直走査期間の変動量
を測定するための垂直走査期間変動量測定回路、22は
垂直走査期間変動量測定回路21によって測定された垂
直走査期間の変動量に対応する一定期間について液晶パ
ネル駆動回路5に入力する垂直走査信号を停止させる制
御信号を発生する垂直走査信号停止信号発生回路、23
は垂直走査信号停止信号発生回路22によって発生され
た制御信号によって液晶パネル駆動回路5に入力される
垂直走査信号を制御するためのゲート回路である。な
お、図1では簡略して液晶パネル4は1枚しか図示して
いない。
ランプ1を点燈させるためのランプ点燈回路、3はラン
プ1からの放射光を集めるための集光レンズ、4は液晶
パネル、5は液晶パネル4に画像表示を行うための液晶
パネル駆動回路、6は液晶パネル4に表示された画像を
投写するための投写レンズ、7は画像を投写表示するた
めのスクリーン、8は映像信号より垂直同期信号と水平
同期信号を取り出すための同期分離回路、9は液晶パネ
ル4に表示する画像の位置を垂直方向に移動させるため
の画像表示位置移動回路、21は垂直走査期間の変動量
を測定するための垂直走査期間変動量測定回路、22は
垂直走査期間変動量測定回路21によって測定された垂
直走査期間の変動量に対応する一定期間について液晶パ
ネル駆動回路5に入力する垂直走査信号を停止させる制
御信号を発生する垂直走査信号停止信号発生回路、23
は垂直走査信号停止信号発生回路22によって発生され
た制御信号によって液晶パネル駆動回路5に入力される
垂直走査信号を制御するためのゲート回路である。な
お、図1では簡略して液晶パネル4は1枚しか図示して
いない。
【0018】上記した構成の投写型画像表示装置につい
て、以下その動作を説明する。投写レンズ6は焦点距離
を可変できるズームレンズであり、焦点距離を変えるこ
とでスクリーン7に投写する画像の大きさを変えること
ができる。本実施例の投写型画像表示装置で標準サイズ
の画面を投写する場合、投写レンズ6の焦点距離を焦点
距離の長い側に調節して拡大率を小さくし、スクリーン
7に投写される画面の縦方向の長さがスクリーン7の縦
方向の長さに入る大きさになるようにする。一方、ビス
タサイズやシネスコサイズの画面を横長のスクリーンに
投写する場合は、投写レンズ6の焦点距離を焦点距離の
短い側に調節して拡大率を大きくし、スクリーン7に投
写される映像領域の横方向の長さがスクリーン7の横方
向の長さに入る大きさになるようにする。しかし、市販
されている映像ソフトでビスタサイズやシネスコサイズ
の画面を横長のスクリーンに投写する場合、標準サイズ
の画面にビスタサイズやシネスコサイズの映像が記録さ
れている映像領域の位置はソフトによってまちまちであ
るので、スクリーン7に投写した場合、映像領域がスク
リーン7の上側や下側にはみ出して投写される場合があ
る。そこで、映像領域がスクリーン7全体に投写される
ように調整しなければならない。
て、以下その動作を説明する。投写レンズ6は焦点距離
を可変できるズームレンズであり、焦点距離を変えるこ
とでスクリーン7に投写する画像の大きさを変えること
ができる。本実施例の投写型画像表示装置で標準サイズ
の画面を投写する場合、投写レンズ6の焦点距離を焦点
距離の長い側に調節して拡大率を小さくし、スクリーン
7に投写される画面の縦方向の長さがスクリーン7の縦
方向の長さに入る大きさになるようにする。一方、ビス
タサイズやシネスコサイズの画面を横長のスクリーンに
投写する場合は、投写レンズ6の焦点距離を焦点距離の
短い側に調節して拡大率を大きくし、スクリーン7に投
写される映像領域の横方向の長さがスクリーン7の横方
向の長さに入る大きさになるようにする。しかし、市販
されている映像ソフトでビスタサイズやシネスコサイズ
の画面を横長のスクリーンに投写する場合、標準サイズ
の画面にビスタサイズやシネスコサイズの映像が記録さ
れている映像領域の位置はソフトによってまちまちであ
るので、スクリーン7に投写した場合、映像領域がスク
リーン7の上側や下側にはみ出して投写される場合があ
る。そこで、映像領域がスクリーン7全体に投写される
ように調整しなければならない。
【0019】画像表示位置移動回路9は同期分離回路8
で取りだした垂直同期信号を、同じく同期分離回路8で
取りだした水平同期信号の数をカウンタ回路でカウント
して位相をずらして液晶パネル駆動回路5に入力するこ
とで液晶パネル4上に表示される画像の位置を移動させ
る。
で取りだした垂直同期信号を、同じく同期分離回路8で
取りだした水平同期信号の数をカウンタ回路でカウント
して位相をずらして液晶パネル駆動回路5に入力するこ
とで液晶パネル4上に表示される画像の位置を移動させ
る。
【0020】上記の従来の技術の欄で説明したようにビ
デオテープレコーダでスロー再生を行ったときなどのよ
うに垂直走査期間が基準の時間に対して変動すると画像
表示位置移動回路9によって発生される垂直走査開始信
号と映像信号の映像部分までの期間が変動し、画像が揺
れて見える。
デオテープレコーダでスロー再生を行ったときなどのよ
うに垂直走査期間が基準の時間に対して変動すると画像
表示位置移動回路9によって発生される垂直走査開始信
号と映像信号の映像部分までの期間が変動し、画像が揺
れて見える。
【0021】垂直走査期間変動量測定回路21は、垂直
走査期間の基準の時間に対する変動量を測定する回路で
あり、垂直走査信号停止信号発生回路22は画像の揺れ
を防ぐために垂直走査期間変動量測定回路21で測定し
た垂直走査期間の変動量に対応する一定期間について液
晶パネル駆動回路5に入力される垂直走査信号を静止さ
せるための制御信号を発生する。
走査期間の基準の時間に対する変動量を測定する回路で
あり、垂直走査信号停止信号発生回路22は画像の揺れ
を防ぐために垂直走査期間変動量測定回路21で測定し
た垂直走査期間の変動量に対応する一定期間について液
晶パネル駆動回路5に入力される垂直走査信号を静止さ
せるための制御信号を発生する。
【0022】ここで、垂直走査信号を一定期間停止させ
ることによって画像の揺れを防ぐことができる原理につ
いて説明する。
ることによって画像の揺れを防ぐことができる原理につ
いて説明する。
【0023】図2はこの原理を説明するためのタイミン
グ図である。図2(a)は垂直走査期間が通常の場合の
タイミング図であり、位相を移動させた垂直走査開始信
号から映像信号の映像部分までの時間はt0である。
グ図である。図2(a)は垂直走査期間が通常の場合の
タイミング図であり、位相を移動させた垂直走査開始信
号から映像信号の映像部分までの時間はt0である。
【0024】図2(b)は垂直走査期間が通常の場合よ
り短くなったときの状態を示したタイミング図であり、
位相を移動させた垂直走査開始信号から映像信号の映像
部分までの時間はt1は、通常の場合のt0より短くな
っている。
り短くなったときの状態を示したタイミング図であり、
位相を移動させた垂直走査開始信号から映像信号の映像
部分までの時間はt1は、通常の場合のt0より短くな
っている。
【0025】また、図2(c)は垂直走査期間が通常の
場合より長くなったときの状態を示したタイミング図で
あり、位相を移動させた垂直走査開始信号から映像信号
の映像部分までの時間はt2は、通常の場合のt0より
長くなっている。
場合より長くなったときの状態を示したタイミング図で
あり、位相を移動させた垂直走査開始信号から映像信号
の映像部分までの時間はt2は、通常の場合のt0より
長くなっている。
【0026】液晶パネル4に映像を表示させるには、映
像信号の水平走査ごとに液晶パネル駆動回路5に垂直走
査信号を入力し、映像信号を液晶パネル4に書き込む行
を垂直方向に走査していく。通常、垂直走査信号は同期
分離回路8で同期分離した水平同期信号を用いるので、
図2(b)のように垂直走査期間が短くなった場合、液
晶パネル駆動回路5に垂直走査開始信号が入力されてか
ら映像信号の映像部分が始まるまでの期間(t1)に、
図2(b)で示した例では、10本の水平同期信号が垂
直走査信号として入力される。
像信号の水平走査ごとに液晶パネル駆動回路5に垂直走
査信号を入力し、映像信号を液晶パネル4に書き込む行
を垂直方向に走査していく。通常、垂直走査信号は同期
分離回路8で同期分離した水平同期信号を用いるので、
図2(b)のように垂直走査期間が短くなった場合、液
晶パネル駆動回路5に垂直走査開始信号が入力されてか
ら映像信号の映像部分が始まるまでの期間(t1)に、
図2(b)で示した例では、10本の水平同期信号が垂
直走査信号として入力される。
【0027】一方、図2(c)のように垂直走査期間が
短くなった場合、液晶パネル駆動回路5に垂直走査開始
信号が入力されてから映像信号の映像部分が始まるまで
の期間(t2)に、図2(c)で示した例では、14本
の水平同期信号が垂直走査信号として入力される。した
がって、液晶パネル4に表示される画像はその差の4本
分の揺れを持つことになる。
短くなった場合、液晶パネル駆動回路5に垂直走査開始
信号が入力されてから映像信号の映像部分が始まるまで
の期間(t2)に、図2(c)で示した例では、14本
の水平同期信号が垂直走査信号として入力される。した
がって、液晶パネル4に表示される画像はその差の4本
分の揺れを持つことになる。
【0028】ここで、液晶パネル駆動回路5に入力され
る垂直走査信号を一定期間停止させて、垂直走査開始信
号が入力されてから映像部分が始まるまでの期間に液晶
パネル駆動回路5に入力される垂直走査信号の本数を一
定にすれば、映像信号は液晶パネル4の常に同じ部分か
ら入力されることになるので画像の揺れは生じなくな
る。
る垂直走査信号を一定期間停止させて、垂直走査開始信
号が入力されてから映像部分が始まるまでの期間に液晶
パネル駆動回路5に入力される垂直走査信号の本数を一
定にすれば、映像信号は液晶パネル4の常に同じ部分か
ら入力されることになるので画像の揺れは生じなくな
る。
【0029】ところで、一般に液晶パネルに映像を表示
させる場合、映像のフリッカや液晶パネルの劣化を防ぐ
ために水平走査ごとに液晶パネルに入力する映像信号の
極性を反転させて駆動する方法が用いられている。本発
明のように液晶パネルに入力させる垂直走査信号を一定
期間停止させる場合、その停止させる期間が奇数本の垂
直走査信号を停止させる期間であった場合、上記した駆
動方法による映像信号の極性と走査位置との関係がくず
れるので垂直走査信号を停止させる期間は、偶数本の垂
直走査信号を停止させるような期間でなければならな
い。
させる場合、映像のフリッカや液晶パネルの劣化を防ぐ
ために水平走査ごとに液晶パネルに入力する映像信号の
極性を反転させて駆動する方法が用いられている。本発
明のように液晶パネルに入力させる垂直走査信号を一定
期間停止させる場合、その停止させる期間が奇数本の垂
直走査信号を停止させる期間であった場合、上記した駆
動方法による映像信号の極性と走査位置との関係がくず
れるので垂直走査信号を停止させる期間は、偶数本の垂
直走査信号を停止させるような期間でなければならな
い。
【0030】図3は垂直走査期間変動量測定回路21と
垂直走査信号停止信号発生回路22の動作を説明するた
めにその構成を示したブロック図である。図3において
31は垂直同期信号で起動されて一定本数の水平同期信
号の数をカウントするための第1のカウンタ回路、32
は第1のカウンタ回路31の出力パルス信号で起動され
て次の垂直同期信号までの期間の水平同期信号の数をカ
ウントするための第2のカウンタ回路、33は第2のカ
ウンタ回路32の動作を制御するためのフリップフロッ
プ回路、34は垂直走査期間変動量測定回路21中の第
2のカウンタ回路32のカウント出力信号を受け同数の
水平同期信号の本数をカウントするための第3のカウン
タ回路、35a〜35dは第2のカウンタ回路32のカ
ウント出力信号を反転させるためのインバータ回路、3
6は第3のカウンタ回路34の出力パルス信号を水平同
期信号の期間について位相をシフトさせるためのシフト
回路、37は第2のカウンタ回路32の最下位ビットの
出力を反転させるためのインバータ回路、38a〜38
cはシフト回路36で位相をシフトされた第3のカウン
タ回路34の出力パルス信号を選択するためのゲート回
路、39は垂直走査信号を停止させるための制御信号を
発生するとともに第3のカウンタ回路34の動作を制御
するためのフリップフロップ回路である。なお、第2の
カウンタ回路32と第3のカウンタ回路34は4ビット
カウンタの場合を図示したがカウンタのビット数は本実
施例のビット数に限られるものではない。
垂直走査信号停止信号発生回路22の動作を説明するた
めにその構成を示したブロック図である。図3において
31は垂直同期信号で起動されて一定本数の水平同期信
号の数をカウントするための第1のカウンタ回路、32
は第1のカウンタ回路31の出力パルス信号で起動され
て次の垂直同期信号までの期間の水平同期信号の数をカ
ウントするための第2のカウンタ回路、33は第2のカ
ウンタ回路32の動作を制御するためのフリップフロッ
プ回路、34は垂直走査期間変動量測定回路21中の第
2のカウンタ回路32のカウント出力信号を受け同数の
水平同期信号の本数をカウントするための第3のカウン
タ回路、35a〜35dは第2のカウンタ回路32のカ
ウント出力信号を反転させるためのインバータ回路、3
6は第3のカウンタ回路34の出力パルス信号を水平同
期信号の期間について位相をシフトさせるためのシフト
回路、37は第2のカウンタ回路32の最下位ビットの
出力を反転させるためのインバータ回路、38a〜38
cはシフト回路36で位相をシフトされた第3のカウン
タ回路34の出力パルス信号を選択するためのゲート回
路、39は垂直走査信号を停止させるための制御信号を
発生するとともに第3のカウンタ回路34の動作を制御
するためのフリップフロップ回路である。なお、第2の
カウンタ回路32と第3のカウンタ回路34は4ビット
カウンタの場合を図示したがカウンタのビット数は本実
施例のビット数に限られるものではない。
【0031】図4は垂直走査期間変動量測定回路21と
垂直走査信号停止信号発生回路22の動作を説明するた
めのタイミング図であり、図4(a)は第2のカウンタ
回路32でカウントした水平同期信号が偶数本の場合、
図4(b)は第2のカウンタ回路32でカウントした水
平同期信号が奇数本の場合のタイミング図である。以
下、図3、図4を用いて垂直走査期間変動量測定回路2
1と垂直走査信号停止信号発生回路22の動作を説明し
ていく。
垂直走査信号停止信号発生回路22の動作を説明するた
めのタイミング図であり、図4(a)は第2のカウンタ
回路32でカウントした水平同期信号が偶数本の場合、
図4(b)は第2のカウンタ回路32でカウントした水
平同期信号が奇数本の場合のタイミング図である。以
下、図3、図4を用いて垂直走査期間変動量測定回路2
1と垂直走査信号停止信号発生回路22の動作を説明し
ていく。
【0032】垂直走査期間変動量測定回路21中の第1
のカウンタ回路31は垂直同期信号で起動され、垂直走
査期間に含まれる水平同期信号の本数より少なく設定さ
れた一定本数の水平同期信号の本数をカウントする。イ
ンターレス走査の場合であれば、垂直走査期間の含まれ
る水平走査信号の本数は262本または263本である
から、第1のカウンタ回路31は例えば256本の水平
同期信号の本数をカウントするように設定する。フリッ
プフロップ回路33は第1のカウンタ回路31の出力パ
ルス信号が出力されてから次の垂直同期信号までの期間
だけ、第2のカウンタ回路32を動作させるための制御
信号を出力する。第2のカウンタ回路32は、第1のカ
ウンタ回路31の出力パルス信号が出力されてから次の
垂直同期信号までの期間に含まれる水平同期信号の本数
をカウントする。
のカウンタ回路31は垂直同期信号で起動され、垂直走
査期間に含まれる水平同期信号の本数より少なく設定さ
れた一定本数の水平同期信号の本数をカウントする。イ
ンターレス走査の場合であれば、垂直走査期間の含まれ
る水平走査信号の本数は262本または263本である
から、第1のカウンタ回路31は例えば256本の水平
同期信号の本数をカウントするように設定する。フリッ
プフロップ回路33は第1のカウンタ回路31の出力パ
ルス信号が出力されてから次の垂直同期信号までの期間
だけ、第2のカウンタ回路32を動作させるための制御
信号を出力する。第2のカウンタ回路32は、第1のカ
ウンタ回路31の出力パルス信号が出力されてから次の
垂直同期信号までの期間に含まれる水平同期信号の本数
をカウントする。
【0033】垂直走査信号停止信号発生回路22中の第
3のカウンタ回路34は垂直同期信号によって垂直走査
期間変動量測定回路21中の第2のカウンタ回路32の
カウント出力信号をインバータ回路35a〜35dで反
転した信号を入力する。ここでインバータ回路35a〜
35dで信号を反転させるのは、第3のカウンタ回路3
4にカウントアップするカウンタを用いた場合、出力パ
ルス信号が出力される時がカウンタがオーバーフローを
起こした時になるので、第2のカウンタ回路32のカウ
ント数と第3のカウント回路34のカウント数を同じに
するためには、第3のカウント回路34に入力するデー
タを反転させる必要があるためである。
3のカウンタ回路34は垂直同期信号によって垂直走査
期間変動量測定回路21中の第2のカウンタ回路32の
カウント出力信号をインバータ回路35a〜35dで反
転した信号を入力する。ここでインバータ回路35a〜
35dで信号を反転させるのは、第3のカウンタ回路3
4にカウントアップするカウンタを用いた場合、出力パ
ルス信号が出力される時がカウンタがオーバーフローを
起こした時になるので、第2のカウンタ回路32のカウ
ント数と第3のカウント回路34のカウント数を同じに
するためには、第3のカウント回路34に入力するデー
タを反転させる必要があるためである。
【0034】したがって、第3のカウンタ回路34にカ
ウントダウンするタイプのカウンタを用いた場合は、イ
ンバータ回路35a〜35dは不要になる。また、第2
のカウンタ回路32に設定する初期値を”0”でなく”
F”にしているのは補数の関係より第3のカウンタ回路
34のカウント数を第2のカウンタ回路32と同じにす
るには第2のカウンタ回路32のカウント数より1つ少
ないデータを設定する必要があるためである。
ウントダウンするタイプのカウンタを用いた場合は、イ
ンバータ回路35a〜35dは不要になる。また、第2
のカウンタ回路32に設定する初期値を”0”でなく”
F”にしているのは補数の関係より第3のカウンタ回路
34のカウント数を第2のカウンタ回路32と同じにす
るには第2のカウンタ回路32のカウント数より1つ少
ないデータを設定する必要があるためである。
【0035】第3のカウンタ回路34は垂直同期信号か
ら第2のカウンタ回路32でカウントされた本数と同じ
本数だけの水平同期信号をカウントし、出力パルス信号
を出力する。シフト回路36は第3のカウンタ回路34
の出力パルス信号をQA出力は同じタイミングで、QB出
力は一水平同期期間だけ位相をずらしたタイミングで出
力する。ゲート回路38a〜38cは第2のカウンタ回
路32の最下位ビットのデータによってシフト回路36
のQA出力またはQB出力を選択する。フリップフロップ
回路39は垂直同期信号からゲート回路38cの出力信
号までの期間について液晶パネル駆動回路5に入力され
る垂直走査信号を停止させるための制御信号をゲート回
路23を出力する。
ら第2のカウンタ回路32でカウントされた本数と同じ
本数だけの水平同期信号をカウントし、出力パルス信号
を出力する。シフト回路36は第3のカウンタ回路34
の出力パルス信号をQA出力は同じタイミングで、QB出
力は一水平同期期間だけ位相をずらしたタイミングで出
力する。ゲート回路38a〜38cは第2のカウンタ回
路32の最下位ビットのデータによってシフト回路36
のQA出力またはQB出力を選択する。フリップフロップ
回路39は垂直同期信号からゲート回路38cの出力信
号までの期間について液晶パネル駆動回路5に入力され
る垂直走査信号を停止させるための制御信号をゲート回
路23を出力する。
【0036】図4(a)に示したようにカウンタ回路3
2でカウントした水平同期信号の本数、すなわち、第1
のカウンタ回路31の出力パルスから次の垂直同期信号
までの期間に含まれる水平同期信号の本数が6本であっ
た場合、第3のカウンタ回路34の出力パルス信号は垂
直同期信号から6本目の水平同期信号のタイミングで出
力される。シフト回路36のQA出力はカウンタ回路3
4の出力と同じ6本目の水平同期信号のところで、QB
出力は7本目の水平同期信号のところで出力される。こ
こで、第2のカウンタ回路32の最下位ビットであるQ
Aの出力は”H”であるので、ゲート回路38でシフト
回路36のQAの出力が選択され、液晶パネル駆動回路
5に入力される6本の垂直走査信号が停止される。
2でカウントした水平同期信号の本数、すなわち、第1
のカウンタ回路31の出力パルスから次の垂直同期信号
までの期間に含まれる水平同期信号の本数が6本であっ
た場合、第3のカウンタ回路34の出力パルス信号は垂
直同期信号から6本目の水平同期信号のタイミングで出
力される。シフト回路36のQA出力はカウンタ回路3
4の出力と同じ6本目の水平同期信号のところで、QB
出力は7本目の水平同期信号のところで出力される。こ
こで、第2のカウンタ回路32の最下位ビットであるQ
Aの出力は”H”であるので、ゲート回路38でシフト
回路36のQAの出力が選択され、液晶パネル駆動回路
5に入力される6本の垂直走査信号が停止される。
【0037】一方、図4(b)に示したようにカウンタ
回路32でカウントした水平同期信号の本数が5本であ
った場合、第3のカウンタ回路34の出力パルス信号は
垂直同期信号から5本目の水平同期信号のタイミングで
出力される。シフト回路36のQA出力はカウンタ回路
34の出力と同じ5本目の水平同期信号のところで、Q
B出力は6本目の水平同期信号のところで出力される。
ここで、第2のカウンタ回路32の最下位ビットである
QAの出力は”L”であるので、ゲート回路38でシフ
ト回路36のQB出力が選択され、図4(a)のときと
同様に液晶パネル駆動回路5に入力される6本の垂直走
査信号が停止される。
回路32でカウントした水平同期信号の本数が5本であ
った場合、第3のカウンタ回路34の出力パルス信号は
垂直同期信号から5本目の水平同期信号のタイミングで
出力される。シフト回路36のQA出力はカウンタ回路
34の出力と同じ5本目の水平同期信号のところで、Q
B出力は6本目の水平同期信号のところで出力される。
ここで、第2のカウンタ回路32の最下位ビットである
QAの出力は”L”であるので、ゲート回路38でシフ
ト回路36のQB出力が選択され、図4(a)のときと
同様に液晶パネル駆動回路5に入力される6本の垂直走
査信号が停止される。
【0038】上記した説明のように第1の発明の本実施
例では、垂直同期信号より一定本数の水平同期信号の本
数をカウントし、そこより次の垂直同期信号までの期間
の水平同期信号の本数をカウントすることで垂直走査期
間の変動量を検出することができる。そして、ここで検
出した垂直走査期間の変動量に対応する水平同期信号の
本数を偶数本にした期間をカウントし、その期間につい
て液晶パネル駆動回路5に入力する垂直走査信号を停止
させることで、ビデオテープレコーダのスロー再生時な
どに生じる画面の揺れを防ぐことができる。
例では、垂直同期信号より一定本数の水平同期信号の本
数をカウントし、そこより次の垂直同期信号までの期間
の水平同期信号の本数をカウントすることで垂直走査期
間の変動量を検出することができる。そして、ここで検
出した垂直走査期間の変動量に対応する水平同期信号の
本数を偶数本にした期間をカウントし、その期間につい
て液晶パネル駆動回路5に入力する垂直走査信号を停止
させることで、ビデオテープレコーダのスロー再生時な
どに生じる画面の揺れを防ぐことができる。
【0039】図5は、第2の発明の一実施例における投
写型画像表示装置の構成を示すブロック図である。な
お、図8に示す従来例と同一構成部分には同一符号を付
して詳細な説明を省略する。
写型画像表示装置の構成を示すブロック図である。な
お、図8に示す従来例と同一構成部分には同一符号を付
して詳細な説明を省略する。
【0040】図5において1は光源であるランプ、2は
ランプ1を点燈させるためのランプ点燈回路、3はラン
プ1からの放射光を集めるための集光レンズ、4は液晶
パネル、5は液晶パネル4に画像表示を行うための液晶
パネル駆動回路、6は液晶パネル4に表示された画像を
投写するための投写レンズ、7は画像を投写表示するた
めのスクリーン、8は映像信号より垂直同期信号と水平
同期信号を取り出すための同期分離回路、9は液晶パネ
ル4に表示する画像の位置を垂直方向に移動させるため
の画像表示位置移動回路、41は垂直走査期間の一定期
間を計測するための垂直走査基準期間計測回路、42は
垂直走査基準期間計測回路41によって発生された信号
によって液晶パネル駆動回路5に入力される垂直走査信
号を制御するためのゲート回路である。なお、図5では
簡単のために液晶パネル4は1枚しか図示していない。
ランプ1を点燈させるためのランプ点燈回路、3はラン
プ1からの放射光を集めるための集光レンズ、4は液晶
パネル、5は液晶パネル4に画像表示を行うための液晶
パネル駆動回路、6は液晶パネル4に表示された画像を
投写するための投写レンズ、7は画像を投写表示するた
めのスクリーン、8は映像信号より垂直同期信号と水平
同期信号を取り出すための同期分離回路、9は液晶パネ
ル4に表示する画像の位置を垂直方向に移動させるため
の画像表示位置移動回路、41は垂直走査期間の一定期
間を計測するための垂直走査基準期間計測回路、42は
垂直走査基準期間計測回路41によって発生された信号
によって液晶パネル駆動回路5に入力される垂直走査信
号を制御するためのゲート回路である。なお、図5では
簡単のために液晶パネル4は1枚しか図示していない。
【0041】上記した構成の投写型画像表示装置につい
て、以下その動作を説明する。なお、図1に示した第1
の発明と同様な動作をする部分については詳細な説明を
省略する。
て、以下その動作を説明する。なお、図1に示した第1
の発明と同様な動作をする部分については詳細な説明を
省略する。
【0042】図6は垂直走査基準期間計測回路41の動
作を説明するためにその構成を示したブロック図、図7
は同じく動作を説明するためのタイミング図である。図
6において51は垂直同期信号で起動され、予め設定さ
れている一定本数の水平同期信号の本数をカウントする
ためのカウンタ回路、52は垂直走査信号を停止させる
ための制御信号を発生するためのフリップフロップ回路
である。カウンタ回路51には垂直走査期間の変動、特
に、垂直走査期間が通常より短くなった場合を考慮して
カウントする水平同期信号の本数が設定される。インタ
ーレス走査の場合、垂直走査期間に含まれる水平走査信
号の本数は262本または263本であるから、カウン
タ回路51にはそれより少ない本数の水平同期信号の本
数をカウントするようなデータを設定する。ただし、カ
ウンタ回路51に設定するデータは映像信号期間は十分
にカウントできるデータでなければならない。
作を説明するためにその構成を示したブロック図、図7
は同じく動作を説明するためのタイミング図である。図
6において51は垂直同期信号で起動され、予め設定さ
れている一定本数の水平同期信号の本数をカウントする
ためのカウンタ回路、52は垂直走査信号を停止させる
ための制御信号を発生するためのフリップフロップ回路
である。カウンタ回路51には垂直走査期間の変動、特
に、垂直走査期間が通常より短くなった場合を考慮して
カウントする水平同期信号の本数が設定される。インタ
ーレス走査の場合、垂直走査期間に含まれる水平走査信
号の本数は262本または263本であるから、カウン
タ回路51にはそれより少ない本数の水平同期信号の本
数をカウントするようなデータを設定する。ただし、カ
ウンタ回路51に設定するデータは映像信号期間は十分
にカウントできるデータでなければならない。
【0043】カウント回路51は設定された本数の水平
同期信号をカウントしたところで出力パルス信号を出力
する。この信号によってフリップフロップ回路52はリ
セットされ、出力は”L”となる。フリップフロップ回
路52は次の垂直同期信号でセットされ、出力は”H”
となる。フリップフロップ回路52の出力信号はゲート
回路42に加えられる。この信号によって液晶パネル駆
動回路5に入力される垂直走査信号は、カウンタ回路5
1より出力パルス信号が出力されてから次の垂直同期信
号までの期間停止されるので、液晶パネル駆動回路5に
は垂直走査期間のうちカウンタ回路51で設定された一
定本数の垂直走査信号が入力されることになる。
同期信号をカウントしたところで出力パルス信号を出力
する。この信号によってフリップフロップ回路52はリ
セットされ、出力は”L”となる。フリップフロップ回
路52は次の垂直同期信号でセットされ、出力は”H”
となる。フリップフロップ回路52の出力信号はゲート
回路42に加えられる。この信号によって液晶パネル駆
動回路5に入力される垂直走査信号は、カウンタ回路5
1より出力パルス信号が出力されてから次の垂直同期信
号までの期間停止されるので、液晶パネル駆動回路5に
は垂直走査期間のうちカウンタ回路51で設定された一
定本数の垂直走査信号が入力されることになる。
【0044】映像信号においては垂直同期信号から映像
部分が始まるまでの時間はほぼ一定に保たれているの
で、ビデオテープレコーダでスロー再生を行った場合の
ように垂直走査期間が変動した場合でも、画面表示位置
移動回路9によって位相を移動させた垂直走査開始信号
から映像部分までの期間に液晶パネル駆動回路5に入力
される垂直走査信号の本数は一定となり、画面の揺れを
防ぐことができる。
部分が始まるまでの時間はほぼ一定に保たれているの
で、ビデオテープレコーダでスロー再生を行った場合の
ように垂直走査期間が変動した場合でも、画面表示位置
移動回路9によって位相を移動させた垂直走査開始信号
から映像部分までの期間に液晶パネル駆動回路5に入力
される垂直走査信号の本数は一定となり、画面の揺れを
防ぐことができる。
【0045】ここで第1の発明と同様に、液晶パネル4
に入力する映像信号の極性と走査位置の関係を保つため
に、カウンタ回路51に設定するデータは偶数本の垂直
走査信号が液晶パネル駆動回路5に入力されるようなデ
ータでなければならない。
に入力する映像信号の極性と走査位置の関係を保つため
に、カウンタ回路51に設定するデータは偶数本の垂直
走査信号が液晶パネル駆動回路5に入力されるようなデ
ータでなければならない。
【0046】上記した説明のように第2の発明の本実施
例では、垂直走査期間において液晶パネル駆動回路5に
入力する垂直走査信号の本数を常に一定本数に保つこと
によって、垂直走査期間の変動による画面の揺れを防ぐ
ことができる。
例では、垂直走査期間において液晶パネル駆動回路5に
入力する垂直走査信号の本数を常に一定本数に保つこと
によって、垂直走査期間の変動による画面の揺れを防ぐ
ことができる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明のように本発明は、投写型画
像表示装置を、(1)スクリーン上の投写画像の大きさ
を変える画像表示倍率変換手段と、前記液晶パネルに表
示される画像の位置を垂直方向に移動させる画像表示位
置移動手段と、映像信号の垂直走査期間の変動を測定す
る垂直走査期間変動量測定手段と、前記垂直走査期間変
動量測定手段の出力信号によって前記液晶パネルに入力
される垂直走査信号を停止させるための信号を発生する
垂直走査信号停止信号発生手段を具備し、映像信号の垂
直同期信号部分から映像信号部分までの期間中に前記垂
直走査期間変動量測定手段によって測定された垂直走査
期間の変動量に対応する一定期間について前記液晶パネ
ルに入力する垂直走査信号を停止させるように構成し
た、(2)スクリーン上の投写画像の大きさを変える画
像表示倍率変換手段と、前記液晶パネルに表示される画
像の位置を垂直方向に移動させる画像表示位置移動手段
と、映像信号の垂直走査期間中の一定期間を計測する垂
直走査基準期間計測手段を具備し、前記垂直走査基準期
間計測手段によって計測された期間の後から次の映像信
号の垂直同期信号部分までの期間について前記液晶パネ
ルに入力する垂直走査信号を停止させるように構成し
た、ことによってビデオテープレコーダで静止画像やス
ロー再生などの特殊再生を行った場合などのように垂直
走査期間が変動する映像信号を表示する場合においても
揺れのない安定した画像を見ることができる。
像表示装置を、(1)スクリーン上の投写画像の大きさ
を変える画像表示倍率変換手段と、前記液晶パネルに表
示される画像の位置を垂直方向に移動させる画像表示位
置移動手段と、映像信号の垂直走査期間の変動を測定す
る垂直走査期間変動量測定手段と、前記垂直走査期間変
動量測定手段の出力信号によって前記液晶パネルに入力
される垂直走査信号を停止させるための信号を発生する
垂直走査信号停止信号発生手段を具備し、映像信号の垂
直同期信号部分から映像信号部分までの期間中に前記垂
直走査期間変動量測定手段によって測定された垂直走査
期間の変動量に対応する一定期間について前記液晶パネ
ルに入力する垂直走査信号を停止させるように構成し
た、(2)スクリーン上の投写画像の大きさを変える画
像表示倍率変換手段と、前記液晶パネルに表示される画
像の位置を垂直方向に移動させる画像表示位置移動手段
と、映像信号の垂直走査期間中の一定期間を計測する垂
直走査基準期間計測手段を具備し、前記垂直走査基準期
間計測手段によって計測された期間の後から次の映像信
号の垂直同期信号部分までの期間について前記液晶パネ
ルに入力する垂直走査信号を停止させるように構成し
た、ことによってビデオテープレコーダで静止画像やス
ロー再生などの特殊再生を行った場合などのように垂直
走査期間が変動する映像信号を表示する場合においても
揺れのない安定した画像を見ることができる。
【図1】第1の発明の一実施例における投写型画像表示
装置の構成を示すブロック図
装置の構成を示すブロック図
【図2】(a)一実施例における投写型画像表示装置に
おいて画像の揺れを防ぐことができる原理を説明するた
めに垂直走査期間が通常のときの状態を示したタイミン
グ図 (b)垂直走査期間が通常の場合より短くなったときの
状態を示したタイミング図 (c)垂直走査期間が通常の場合より長くなったときの
状態を示したタイミング図
おいて画像の揺れを防ぐことができる原理を説明するた
めに垂直走査期間が通常のときの状態を示したタイミン
グ図 (b)垂直走査期間が通常の場合より短くなったときの
状態を示したタイミング図 (c)垂直走査期間が通常の場合より長くなったときの
状態を示したタイミング図
【図3】実施例における投写型画像表示装置の構成要素
である垂直走査期間変動量測定回路と垂直走査信号停止
信号発生回路の構成を示したブロック図
である垂直走査期間変動量測定回路と垂直走査信号停止
信号発生回路の構成を示したブロック図
【図4】(a)実施例における垂直走査期間変動量測定
回路中の第2のカウンタ回路でカウントした水平同期信
号が偶数本であったときの垂直走査期間変動量測定回路
と垂直走査信号停止信号発生回路の動作を説明するため
のタイミング図 (b)実施例における垂直走査期間変動量測定回路中の
第2のカウンタ回路でカウントした水平同期信号が奇数
本であったときの垂直走査期間変動量測定回路と垂直走
査信号停止信号発生回路の動作を説明するためのタイミ
ング図
回路中の第2のカウンタ回路でカウントした水平同期信
号が偶数本であったときの垂直走査期間変動量測定回路
と垂直走査信号停止信号発生回路の動作を説明するため
のタイミング図 (b)実施例における垂直走査期間変動量測定回路中の
第2のカウンタ回路でカウントした水平同期信号が奇数
本であったときの垂直走査期間変動量測定回路と垂直走
査信号停止信号発生回路の動作を説明するためのタイミ
ング図
【図5】第2の発明の一実施例における投写型画像表示
装置の構成を示すブロック図
装置の構成を示すブロック図
【図6】実施例における投写型画像表示装置の構成要素
である垂直走査基準期間計測回路の構成を示したブロッ
ク図
である垂直走査基準期間計測回路の構成を示したブロッ
ク図
【図7】実施例における垂直走査基準期間検計測回路の
動作を説明するためのタイミング図
動作を説明するためのタイミング図
【図8】従来の投写型画像表示装置の一例の構成を示す
ブロック図
ブロック図
【図9】(a)標準サイズの画面にビスタサイズの映像
が表示されている状態の一例を示す状態図 (b)レンズによって投写画面の大きさを変えてビスタ
サイズの映像を横長のスクリーン全体に表示した場合の
一例を示す状態図
が表示されている状態の一例を示す状態図 (b)レンズによって投写画面の大きさを変えてビスタ
サイズの映像を横長のスクリーン全体に表示した場合の
一例を示す状態図
【図10】従来例における投写型画像表示装置の構成要
素である画面表示位置移動回路の構成を示したブロック
図
素である画面表示位置移動回路の構成を示したブロック
図
【図11】(a)従来例における画面表示位置移動回路
の動作を説明するために投写画像を下側移動させた時の
状態を示したタイミング図 (b)従来例における画面表示位置移動回路の動作を説
明するために投写画像を上側に移動させた時の状態を示
したタイミング図
の動作を説明するために投写画像を下側移動させた時の
状態を示したタイミング図 (b)従来例における画面表示位置移動回路の動作を説
明するために投写画像を上側に移動させた時の状態を示
したタイミング図
1 ランプ 2 ランプ点燈回路 3 集光レンズ 4 液晶パネル 5 制御回路 6 投写レンズ 7 スクリーン 8 同期分離回路 9 画像表示位置移動回路 21 垂直走査期間変動量測定回路 22 垂直走査信号停止信号発生回路 41 垂直走査基準期間計測回路 23,42 ゲート回路
Claims (7)
- 【請求項1】 液晶パネル上に表示された画像をスクリ
ーン上に投写する画像表示装置であって、スクリーン上
の投写画像の大きさを変える画像表示倍率変換手段と、
前記液晶パネルに表示される画像の位置を垂直方向に移
動させる画像表示位置移動手段と、映像信号の垂直走査
期間の変動を測定する垂直走査期間変動量測定手段と、
前記垂直走査期間変動量測定手段の出力信号によって前
記液晶パネルに入力される垂直走査信号を停止させるた
めの信号を発生する垂直走査信号停止信号発生手段を具
備し、映像信号の垂直同期信号部分から映像信号部分ま
での期間中に前記垂直走査期間変動量測定手段によって
測定された垂直走査期間の変動量に対応する一定期間に
ついて前記液晶パネルに入力する垂直走査信号を停止さ
せることを特徴とする投写型画像表示装置。 - 【請求項2】 液晶パネルに入力する垂直走査信号を停
止させる期間が偶数本の垂直走査信号を停止させる期間
であることを特徴とする請求項1記載の投写型画像表示
装置。 - 【請求項3】 垂直走査期間変動量測定手段が映像信号
の垂直同期信号によって起動されて一定本数の水平同期
信号の数を数える第1のカウンタと、前記第1のカウン
タの出力パルスによって起動されて次の垂直同期信号ま
での期間の水平同期信号の数を数える第2のカウンタで
構成されていることを特徴とする請求項1記載の投写型
画像表示装置。 - 【請求項4】 画像表示倍率変換手段が焦点距離を可変
することができるレンズであることを特徴とする請求項
1記載の投写型画像表示装置。 - 【請求項5】 液晶パネル上に表示された画像をスクリ
ーン上に投写する画像表示装置であって、スクリーン上
の投写画像の大きさを変える画像表示倍率変換手段と、
前記液晶パネルに表示される画像の位置を垂直方向に移
動させる画像表示位置移動手段と、映像信号の垂直走査
期間中の一定期間を計測する垂直走査基準期間計測手段
を具備し、前記垂直走査基準期間計測手段によって計測
された期間の後から次の映像信号の垂直同期信号部分ま
での期間について前記液晶パネルに入力する垂直走査信
号を停止させることを特徴とする投写型画像表示装置。 - 【請求項6】 垂直走査基準期間計測手段が映像信号の
垂直同期信号によって起動されて一定本数の水平同期信
号の数を数えるカウンタで構成されており、数える水平
同期信号の数が偶数本であることを特徴とする請求項5
記載の投写型画像表示装置。 - 【請求項7】 画像表示倍率変換手段が焦点距離を可変
することができるレンズであることを特徴とする請求項
5記載の投写型画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19815492A JPH0646361A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 投写型画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19815492A JPH0646361A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 投写型画像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0646361A true JPH0646361A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=16386365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19815492A Pending JPH0646361A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 投写型画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0646361A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010237651A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-10-21 | Nec Lcd Technologies Ltd | 液晶表示装置、該装置に用いられるタイミングコントローラ及び信号処理方法 |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP19815492A patent/JPH0646361A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010237651A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-10-21 | Nec Lcd Technologies Ltd | 液晶表示装置、該装置に用いられるタイミングコントローラ及び信号処理方法 |
US8674969B2 (en) | 2009-03-11 | 2014-03-18 | Nlt Technologies, Ltd. | Liquid crystal display device, and timing controller and signal processing method used in same |
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