JPH0646230B2 - 抗力ゲ−ジの取扱装置 - Google Patents

抗力ゲ−ジの取扱装置

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JPH0646230B2
JPH0646230B2 JP62041564A JP4156487A JPH0646230B2 JP H0646230 B2 JPH0646230 B2 JP H0646230B2 JP 62041564 A JP62041564 A JP 62041564A JP 4156487 A JP4156487 A JP 4156487A JP H0646230 B2 JPH0646230 B2 JP H0646230B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明は原子炉の燃料集合体に関し、特に、制御棒と案
内シンブルとの潜在的な不整合について燃料集合体を点
検するための半自動装置もしくはシステムで用いられる
垂直に懸持された抗力ゲージの格納、取出し及び配置を
行う装置に関するものである。
従来技術の説明 典型的な原子炉において、炉心は、多数の燃料集合体を
備えており、これ等の燃料集合体の各々は、上部ノズル
及び下部ノズルと、これ等のノズル間で縦方向に延び横
方向に離間されている複数個の案内シンブルと、該案内
シンブルに沿い軸方向に離間されて該案内シンブルに取
り付けられている複数個の横支持格子とから構成されて
いる。また、各燃料集合体は、横方向に互いに離間され
且つ案内シンブルから離間して配置された複数個の細長
い燃料要素もしくは燃料棒を備えており、これ等の燃料
棒は、上部ノズルと下部ノズルとの間で横格子により支
持されている。燃料棒はそれぞれ核分裂性物質を収容し
ており、高い核分裂率、従って熱の形態にある大量のエ
ネルギの発生を支持するのに充分な中性子束を炉心内に
発生するように組織化された配列で群別化されている。
有用な仕事を発生するために、炉心内で発生した熱の或
る量を取り出すべく、液体冷却材が炉心を通って上向き
にポンプ送りされる。
炉心での熱発生量は核分裂率に比例し、一方後者は、炉
心内の中性子束によって決定されるので、原子炉の起動
時、運転中及び停止時における熱発生の制御は、中性子
束を変えることにより達成される。一般に、これは、中
性子吸収物質を含む制御棒を用いて余剰中性子を吸収す
ることにより実現される。案内シンブルは燃料集合体の
構造要素であることに加えて、炉心内に中性子吸収制御
棒を挿入するための通路もしくは案内としての働きをす
る。中性子束のレベル、従って、炉心の熱出力は、通
常、制御棒を案内シンブル内に挿入したり該案内シンブ
ルから取り出す方向に運動することにより調整される。
制御棒の通常の段階的挿入を可能にすることに加えて、
案内シンブルは、原子炉のトリップが生じた場合に制御
棒の迅速な挿入を可能にしなければならない。従って、
燃料集合体の品質を決定するために、典型的に実施され
る1つの手続きは、工具棒を用いて抗力検査を行うこと
による制御棒の喰付き又は機能不全の潜在的可能性に関
する点検である。集約的に、抗力ゲージと称されている
この細長い工具棒は、垂直の姿勢で中空の制御棒案内シ
ンブル内に下降される。燃料集合体が許容可能なもので
あることの品質保証を与えるためには下降する抗力ゲー
ジは、15lb(6.8kg)又はそれより大きい重量減少を招く
抗力に出会ってはならない。
従来、この点検作業には、主橋形クレーンの使用及び点
検を実施するために3人の作業員が必要とされていた。
特に、点検設備を操作する作業員に加えて、点検手順に
おいては、クレーンの運転者及び上昇するリフト台上に
駐在するフック取付作業員の助力を必要とする橋形クレ
ーンが利用されている。従って、現在の点検作業は大き
な労働力を必要とし、しかも、長期間に亘りクレーンを
占有的に使用する。従って、検査もしくは点検を実施す
る仕方を改良し自動化する必要性が生じている。
発明の概要 本発明は、燃料集合体の案内シンブルの点検で使用され
る垂直に懸持された抗力ゲージの自動化された格納、取
出し及び配置を容易にすることにより上述の必要性を満
たすように設計されている装置を提供するものである。
本装置の一般的特徴によれば、殆どの試験手続きの機械
化及び自動化により現行の抗力検査設備の近代化が図ら
れて生産性利得及び品質利得が達成される。特に、専用
システムの使用により、主橋形クレーンの使用の必要性
は除かれ、従って、クレーン運転者及びフツク取付作業
員の助力に対する必要性は排除される。得られる他の利
点として、サイクル時間が減少し、作業員及び製品の安
全性が改善され、特定の抗力作用の自動的検知が可能と
なる。
装置は、高架取扱い・リフト設備に設けられている掴み
機構を使用し、該掴み機構には、掴み機構からの不本意
な解放を阻止する円筒状の安全装置が設けられている。
この安全装置は、機能が受動性で自動的であり、掴み機
構の通常の作動を複雑にすることはない。
また、装置は、システムの抗力ゲージのための割出し可
能なディスペンサ(繰出し装置)をも備えている。特異
的に、このディスペンサは、高架取扱い・リフト設備の
垂直支持柱のような特殊な場所に取り付けられる。通常
の慣行によれば、抗力ゲージを格納するためにより複雑
で高価な単独取付構造を設けることが必要とされるであ
ろう。従つて、本発明の装置は、ジブクレーンの柱もし
くはコラムのような支持柱の周囲に格納取出部を設ける
ことにより空間を効率良く利用すると言う利点が得られ
ると共に、単独構造の場合よりも費用が少なくて済み、
そしてゲージを取り出したり戻したりする際に走行しな
ければならない距離を制限することにより装置の作動が
単純化され、更に、取扱い・移送上の問題が起こり易い
領域を減少することにより安全性が高められる。
従って、本発明は、燃料集合体の案内シンブルを点検す
るための装置において、案内シンブル内に挿入可能な少
なくとも1つの抗力ゲージの取扱い装置に向けられる。
この装置は、(a) 上記少なくとも1つの抗力ゲージを格
納位置に保持するための格納手段と、(b) 上記抗力ゲー
ジを取出し・戻しステーシヨンに配置するために通路に
沿って上記抗力ゲージを移動するための割出し手段と、
(c) 上記取出し・戻しステーションにおいて上記抗力ゲ
ージをそれぞれ掴んだり解放するように作動可能な装入
手段と、(d) 作業ステーションと格納ステーションとの
間で移動可能な移送手段と、(e) 上記装入手段を支持し
且つ上記移送手段によつて支持されるホイスト手段とを
備える。該ホイスト手段は、上記移送手段が上記格納ス
テーションにある時に、上記取出し・戻しステーション
に対し離間及び接近する方向に上記装入手段及び上記抗
力ゲージをそれぞれ上昇及び下降するように作動可能で
あると共に、上記移送手段が上記作業ステーションにあ
る時には、上記燃料集合体案内シンブルに対し離間及び
接近方向に上記装入手段及び上記抗力ゲージをそれぞれ
上昇及び下降するように作動可能である。
特に、格納手段は、共通の軸線を中心に互いに角度的に
変位されている一連の位置に複数個の抗力ゲージを保持
する。割出し手段は、抗力ゲージを無端通路に沿い移動
し、ゲージ内の選択された1つを取出し・戻しステーシ
ョンに配置するように作動可能である。
また、本発明は、抗力ゲージと把持関係で装入手段を拘
束するための安全手段を提供するものである。更に、取
出し・戻しステーションに配置された時にのみ、抗力ゲ
ージとの把持関係に装入手段を拘束している安全手段を
解放するための手段が設けられる。
本発明に述べた利点及び他の利点や効果は、本発明の例
示的実施例を示し添付図面と関連しての以下の詳細な説
明を読むことにより当該技術分野の専門家には明らかに
なるであろう。
尚、以下の詳細な説明においては添付図面を参照する。
好適な実施例の説明 以下の説明において、全図面を通し、同じ参照文字は、
同じもしくは対応の部分を指すものとする。また以下の
説明において、「前方」、「後方」、「左方」、「右
方」、「上向き」、「下向き」、その他類似の術語は、
単なる便宜上の表現であって限定的な意味に解釈されて
はならない。
図面、特に第1図において、この図には、上部ノズルを
取り外した状態で作業ステーション16に支持されている
核燃料集合体14を点検するのに用いられる垂直方向に懸
持された抗力ゲージ12を格納し、取り出し、配置するた
めの本発明の好適な実施例による装置(取扱装置)が参
照数字10で総括的に示されている。
燃料集合体14は、基本的に、下端構造即ち下部ノズル
(図示せず)と該下部ノズルから上向きに突出して縦方
向に延びる多数の中空案内管もしくはシンブル18から構
成されている。更に、燃料集合体14は、案内シンブル18
に沿って軸方向に離間して設けられた複数の横格子20
(1つの格子だけを示す)と、横方向に離間されて格子
20により支持されている細長い燃料棒22の組織化された
配列を備えている。また、燃料集合体14は、通常案内シ
ンブル18の上端部に取り付けられる上端構造即ち上部ノ
ズル(図示せず)を有している。構成要素のこのような
配列で、燃料集合体14は、集合体の構成要素或は部分を
損傷することなく適宜に取り扱うことができる一体のユ
ニットを形成している。
既に述べたように、燃料集合体14内に配列として設けら
れている燃料棒18は、燃料集合体の長さ方向に沿い隔置
されている格子20により互いに密に離間された関係で保
持されている。各燃料棒22は、燃料集合体が用いられる
原子炉の反応出力を発生する核分裂性物質から形成され
た核燃料ペレツトを備えている。水或はホウ素含有水の
ような液体減速材・冷却材が、案内シンブル18を通り燃
料集合体14の燃料棒22に沿って上向きにポンプ送りされ
て、有効な仕事を発生するために燃料棒内に発生されて
いる熱を取り出す。
中空の案内シンブル18は、燃料集合体14の構造要素であ
ることに加えて、反応出力レベルを制御するために炉心
内に制御棒(図示せず)を挿入するための通路或は案内
としての働きをする。案内シンブル18内に制御棒を適切
に挿入したり該シンブル18から引き抜いたりするために
は、案内シンブル18には妨害があってはならない。
本発明は、燃料集合体14の案内シンブル18を点検するの
に用いられる抗力ゲージ12を取り扱うための機械化され
半自動化された改良型の装置10を提供するものである。
この装置の目的は、抗力ゲージ12の1つを用いて行われ
る抗力チェックの改良された性能により制御棒の喰付き
(固着)或は機能不全を生ぜしめる潜在的可能性を有す
る案内シンブル18内の妨害或は不整列を発見することで
ある。基本的には、抗力ゲージ取扱装置10は、複数(例
えば12個)の抗力ゲージ12を支持するスパイダ26を回転
可能に取り付け且つ該スパイダ上方で外向きに延びる細
長い軌道部材もしくはトラック28が取り付けられている
クレーン柱のような直立の支持柱24を備えている。トラ
ック28に沿いトロリー(移動手段)30が運動可能に設け
られており、このトロリー30は、支持柱24から離間して
位置し作業ステーシヨン16及び同作業ステーション内に
保持されている燃料集合体14に対し上方に位置する関係
で整列している第1の位置(第1図及び第10図)と、支
持柱24に隣接して位置しスパイダ26の取出し・戻しステ
ーションに対し上方に位置する関係で整列している他方
の位置(第8図、第9図及び第11図参照)との間で運動
可能である。
更に、取扱装置10は、取出し・戻しステーションでスパ
イダ26により配置されている1つの抗力ゲージ12をそれ
ぞれ掴んだり解放するように作動可能な掴み機構(グリ
ッパ機構)32と、該掴み機構32を支持するためのホイス
ト(ホイスト手段)34とを備えており、一方、該ホイス
ト34はトロリー30により支持されている。抗力ゲージ12
を燃料集合体の案内シンブル18内に挿入しつゝある際
(第1図及び第10図参照)に、該抗力ゲージ12の重量を
測定するために、慣用の荷重セル36(第4図及び第5図
参照)が掴み機構32とホイスト34との間に接続されてい
る。ホイスト34は、トロリー30が支持柱24に隣接する位
置にある時に、掴み機構32及びそれと共に1つの抗力ゲ
ージ12を、取出し・戻しステーションに対し離間及び接
近する方向にそれぞれ上昇及び下降するよう作動可能で
あると共に、トロリー30が遠隔位置にある時に、掴み機
構32及びそれと共に抗力ゲージ12を燃料集合体の案内シ
ンブル18に対し離間及び接近する方向にそれぞれ上昇及
び下降するよう作動可能である。
更に詳細に述べると、第1図〜第3図に示してあるよう
に、スパイダ26は支持柱24の回りに嵌装されて、締付部
材46により支持柱24に固定されている環状ブラケット44
に座着されたリング部材又はボス42に対応の複数個の締
付部材40によって取り付けられている複数個の腕38を備
えている。スパイダのボス部42とブラケット44との間に
配置された軸受48により、スパイダ26は、支持柱24の垂
直方向に延びる中心軸線を中心に回転することができ
る。スパイダ腕38は、支持柱24の軸線から半径方向外向
きに延びるようにボス部42に取り付けられている。スパ
イダ腕38の各々は、その外端部に取り付けられた受け台
もしくはクレードル50を備えており、該クレードル50に
は、抗力ゲージ12の1つを受けて支持するように外向き
に開いているスロット52が形成されている。抗力ゲージ
12の各々は、上側の球状のボール54を有しており、この
ボール54には細長い頚部分56が設けられていて、この頚
部分56が板58に取付けられており、クレードルのスロッ
ト52を貫通し、ボール54をクレードル上に座着し、上端
部で板58に取り付けられている抗力ゲージ12の複数個の
挿入棒60がクレードル下方で下向きに延びるようになっ
ている。このようにして、スパイダ26は、支持柱24の共
通の中心軸線を中心に互いに角度的に変位している一連
の位置で抗力ゲージ12を支持する。
更に、参照数字62で総括的に示した適当な駆動手段(割
出し手段)が設けられており、この駆動手段は、スパイ
ダ腕38のクレードル50上に支持されている抗力ゲージ12
を無端円形通路に沿って移動させてゲージ12のうちの選
択されたゲージを取出し、戻し位置に配置するようにス
パイダ26を支持柱24に対して回転することができる。こ
の駆動手段62は、スパイダ26に隣接して支持柱24に取り
付けられているモータ64と、モータの出力駆動軸68の端
部に取り付けられた駆動歯車66と、スパイダのボス部42
に形成されて該駆動歯車と噛み合う非駆動歯車70とを備
えており、回転位置割出し運動を該ボス部42に伝達して
スパイダを駆動することができる。
次に第4図〜第7図を参照するに、この図には、掴み機
構32が詳細に示されている。この掴み機構32は、抗力ゲ
ージ12のうちの選択された1つをそれぞれ掴んだり解放
するために収縮位置(第4図及び第6図)と拡開位置
(第5図及び第7図)との間で作動可能な抗力ゲージの
挿入手段を構成する。掴み機構32は、隅部で荷重セル36
から取付棒74により懸持されている三角形の取付板72を
備えており、該取付板72は、隅部間で三角形の取付板72
の側部から延びる枢支ヨーク76を有している。枢支ヨー
ク76に対応する数の一群の掴みフィンガ78が掴み機構32
の共通軸線に対して半径方向に回動可能なようにピン80
により該枢支ヨーク間に取り付けられている。掴みフィ
ンガ78の各々は、内向き且つ下向きに傾斜した下部先端
部82と二叉状の上端部84を有している。
また、掴み機構32は、第4図に示すように内向きに変位
された収縮位置と、第5図に示すように外向きに変位さ
れた拡開位置との間で一群の掴みフインガ78を移動する
ための手段を備えている。内向きに変位された収縮位置
においては、フィンガ78の下側先端部82は、抗力ゲージ
12上でボール54の下側に延びてボール54を掴む。また、
外向きに変位された拡開位置においてはフィンガ78の下
側の先端部82は、ボール54の下側から撤去されて該ボー
ル54を解放する。それぞれの位置の間でフィンガ78を動
かすように作動可能な手段は、荷重セル36を備えピスト
ン棒92にY形状の連結部90を取り付けている構造の下部
板88に碇着されている空気圧シリンダのようなアクチュ
エータ86から構成され、上記ピストン棒92は、リンク94
により各フインガの上側二叉状端部84に接続されてい
る。アクチュエータ86の下端部と接続部90との間には圧
縮ばね96が捕捉されていて、通常は、一群のフィンガ78
を第4図に示した収縮掴み位置に偏倚している。しか
し、アクチュエータ86のピストン棒92が第5図に示すよ
うに引き戻されると、一群のフインガ78が拡開された解
放位置へと運動する。慣用の近接センサ98が、取付板72
の中心部の下側に取り付けられていて、フィンガ78が抗
力ゲージ12のボール54に十分に接近して配置されフィン
ガ78によるボール54の掴みが行われるのを検知する。即
ち、近接センサ98は、アクチュエータ86の減勢によりボ
ール54との解放関係に回動されることができる状態とな
るのを検出する働きをする。アクチュエータ86が減勢さ
れると、圧縮ばね96は、フインガ78を収縮された掴み位
置へと戻し、これによりフェールセーフな構造が実現さ
れる。
取扱装置10より持ち上げられ配置されつゝある抗力ゲー
ジ12が早まって或は不本意に解放されて、取出し・戻し
ステーションと作業ステーシヨン16との間における移送
中に落下しないようにするための手段が設けられる。詳
しく述べると、トラック28に沿い支持柱24に隣接して配
置されたリミットスイッチ100 により、トロリー30が、
第8図及び第9図に見られるように、スイッチ100 と係
合して取出し・戻しステーション上方の位置になった時
にのみアクチュエータ86がフィンガ78を拡開位置に回動
するのを可能にする。
更に、円筒状スリーブ102 の形態にある受動安全手段に
より、掴み機構32のフィンガ78は、収縮位置での抗力ゲ
ージのボール54との掴み関係に拘束される。重力の作用
下でスリーブ102 は、通常、第4図で示す位置で掴み機
構のフィンガ78の周囲に座着されている。自由に垂直方
向に摺動可能であるスリーブ102 は、掴み機構32がスパ
イダ26の取出し・戻し位置に配置されて抗力ゲージ12の
ボール54が1つのクレードル50の上方に配置された時に
のみ、第4図の点線位置(第5図の実線位置)に持ち上
げられる。これは、取出し・戻しステーションで1つの
スパイダ腕38及びクレードル50の上方で支持柱24に片持
ち梁式に取り付けられているテーパ付きアーム構造104
の形態にある手段によって達成される。アーム構造104
は、掴み機構32が取出し・戻しステーションに達する際
に、安全スリーブ102 と係合して該安全スリーブ102 を
掴み機構の周囲から変位もしくは持ち上げ、それにより
掴み機構がアーム構造に対して下降される際にフィンガ
78に加えられている拘束を解除するように正確に位置付
けられている。従って、この時点では、アクチュエータ
86は自由にフィンガを操作して抗力ゲージ12の取出し及
び格納を容易にすることができる。
第8図〜第11図は、燃料集合体の案内シンブル18に対す
る抗力チェックを行うために、抗力ゲージ12の1つを取
り出して作業ステーション14に移送する際に行われるス
テップのシーケンスを図解する図である。一旦検査もし
くあは点検が完了すると、抗力ゲージ12はスパイダ上に
おける格納状態に戻される。
更に詳しく述べると、第8図に示してあるように、スパ
イダ26は回転して、抗力ゲージ12のうちの所望の1つを
取出し・戻し位置に設定する。支持柱24に隣接する装入
位置にあるトロリー30がリミットスイッチ100と係合し
て、安全スリーブ102が掴み機構32の上方に持ち上げら
れると、アクチュエータ86が作動されてフィンガ78が拡
開され、上記1つの抗力ゲージ12のボール56を取り巻く
位置に設定される。次いで、近接センサ98が、掴み機構
32がボール54上に降下したことを表わす信号を発生する
と、アクチュエータ86が作動されてフインガ78は収縮せ
しめられ、フィンガ78はボール54との掴み関係に設定さ
れる。
第9図に点線で示すように、トロリー30が作業ステーシ
ョン16に向かって運動を始めると、アーム構造104 から
解放された安全スリーブ102 が掴み機構32上に下降し
て、掴み機構が第11図に示すように取出し・戻しステー
ションにおける装入位置に戻るまでその位置に留まる。
第10図に示す作業ステーションにおいて、ホイスト34が
作動されて抗力ゲージ12を下降しその棒60を燃料集合体
14の案内シンブル18内に挿入し、妨害或は不整合につい
て点検する。抗力ゲージ棒60は、取扱者による手動整合
及び回転後に案内シンブル18内に下降される。所定の深
さまで抗力ゲージを下降することで点検が実施される。
荷重セルに15lb(6.8kg)の荷重の変化が生じた時に、警
報が発生されて取扱者は作業を中止するよう捉され、そ
して妨害の近似位置の記録が行われる。第11図に示すよ
うに、点検の完了後、抗力ゲージ12は上向きに取り出さ
れ、トロリーは、ゲージを取り出す際に実施されたシー
ケンスと実質的に逆の一連の過程を経てスパイダ26にゲ
ージを戻すように操作される。
用いられる制御装置は、手持ちのペンダント及び(又
は)床に取り付けられたコンソール106 の手動制御部と
関連して使用されるプログラミング可能なコントローラ
である。このプログラミング可能なコントローラは、リ
ミットスイッチ及びセンサ入力信号を処理して、タイミ
ング、計数及び論理機能を含め作動の全ての自動シーケ
ンスを実施する。また、コントローラに設けられている
インジケータランプで取扱者は、作動シーケンス中に要
求される手動機能を実行する際に指示を受ける。
梗概すると、本発明の期待できる利点には、品質、信頼
性及びサイクル時間の改良が挙げられる。荷重セルは、
ゲージの試験サイクル下降中、15lb又はそれ以上の重量
損失を生ぜしめる妨害の位置及び値を求める上に非常に
正確であるので、点検の品質が改善される。本発明のこ
の装置は、良好なベースデータを与え統計学的記録を可
能にする。また用いられる設備、構成要素のモジュール
統計、低い定格のモータ駆動システム構造、検証された
機構及びサブシステムの使用及び長い使用寿命を与える
のに必要とされる最小限の中断保守等の要因に起因し信
頼性が改善される。サイクル時間は、主クレーンの使
用、その運転者及びフック取付作業員が不必要とされる
ので短縮される。その結果、点検毎の経過時間が短縮さ
れると共に、必要とされる入力も軽減される。
以上の説明から、本発明の思想及びそれに伴う利点の多
くは理解されたであろうと考える。尚、実質的利点を犠
牲にすることなく、且つ本発明の精神及び範囲から逸脱
することなく、形態、構成及び配列に種々な変更が可能
であることは明らかであり、従って、上に述べた実施例
は、本発明の単なる好ましもしくは例示的な実施例に過
ぎないと理解されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、核燃料集合体の案内シンブルを点検するのに
使用される抗力ゲージを格納したり、取り出したり配置
するための本発明による装置の立面図、第2図は第1図
の装置の拡大部分立面図であって該装置の複数位置の割
出し可能な抗力ゲージ格納・取出し部を示す図、第3図
は第2図の線3−3における割出し可能な格納/取出し
部の拡大断面図、第4図は第1図の装置の拡大部分立面
図であって装置の掴み機構及び該掴み機構上の鎖錠位置
に配置されてその掴みフィンガを荷重持上げモードで受
動的に拘束する円筒状安全装置を示す図、第5図は第4
図に類似の図であって、掴み機構に対し解錠位置に配置
され掴みフィンガを荷重解放モードに作動することを可
能にする位置にある安全装置を示す図、第6図は第4図
の線6−6における掴み機構の拡大断面図、第7図は第
5図の線7−7における第6図に類似の図、第8図、第
9図、第10図及び第11図は、燃料集合体の案内シンブル
の点検において本発明の装置を用いて実施される方法段
階のシーケンスを、第1図の線8−8に沿って概略的に
図解する説明図である。 10……取扱装置、12……抗力ケージ 14……燃料集合体、16……作業ステーション 18……案内シンブル、24……格納手段(支持柱) 26……格納手段(スパイダ) 30……移送手段(トロリー) 34……ホイスト手段 32……装入手段(掴み機構) 62……割出し手段(駆動手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス・イー・ルーマン アメリカ合衆国,ペンシルベニア州,ワシ ントン,ピー・オー・ボックス 91

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料集合体の案内シンブルを点検するため
    の装置において、該案内シンブル内に挿入可能な少なく
    とも1つの抗力ゲージを取り扱う装置であって、 (a) 前記少なくとも1つの抗力ゲージを格納位置に保持
    するための格納手段と、 (b) 前記抗力ゲージを取出し・戻しステーシヨンに配置
    するために通路に沿って前記抗力ゲージを移動するため
    の割出し手段と、 (c) 前記取出し・戻しステーションにおいて前記抗力ゲ
    ージをそれぞれ掴んだり解放するように作動可能な装入
    手段と、 (d) 作業ステーションと格納ステーションとの間で移動
    可能な移送手段と、 (e) 前記装入手段を支持し且つ前記移送手段によって支
    持されるホイスト手段であって、前記移送手段が前記格
    納ステーションにある時に、前記取出し・戻しステーシ
    ョンに対し離間及び接近する方向に前記装入手段及び前
    記抗力ゲージをそれぞれ上昇及び下降するように作動可
    能であると共に、前記移送手段が前記作業ステーション
    にある時には、前記案内シンブルに対し離間及び接近方
    向に前記装入手段及び前記抗力ゲージをそれぞれ上昇及
    び下降するように作動可能である前記ホイスト手段と、 を備える抗力ゲージの取扱装置。
JP62041564A 1986-02-26 1987-02-26 抗力ゲ−ジの取扱装置 Expired - Lifetime JPH0646230B2 (ja)

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