JPH0646030B2 - スクロ−ル型圧縮機 - Google Patents

スクロ−ル型圧縮機

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JPH0646030B2
JPH0646030B2 JP60276377A JP27637785A JPH0646030B2 JP H0646030 B2 JPH0646030 B2 JP H0646030B2 JP 60276377 A JP60276377 A JP 60276377A JP 27637785 A JP27637785 A JP 27637785A JP H0646030 B2 JPH0646030 B2 JP H0646030B2
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JP
Japan
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seal
scroll
wrap
winding
orbiting scroll
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JP60276377A
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JPS62135686A (ja
Inventor
多佳雄 ▲吉▼村
Original Assignee
松下冷機株式会社
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C27/00Sealing arrangements in rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C27/005Axial sealings for working fluid

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷凍サイクル等に使用するスクロール型圧縮機
に関する。
従来の技術 従来の構成を第4図〜第7図にて説明する。1は密閉ケ
ーシング、2は電動機部であり、その上部にはブロック
3,固定スクロール4,旋回スクロール5,自転防止機
構6にて構成される機械部本体7が固定されている。固
定スクロール4は、鏡板4a及び鏡板4aに直立するイ
ンボリュート又はインボリュートに類似した曲線の一様
な厚さを有するフラップ4bより構成され、鏡板4aに
てブロック3に固定されている。又、旋回スクロール5
は鏡板5a及び鏡板5aに直立し、固定スクロール4の
ラップ4bと同じ曲線を有するラップ5bより構成さ
れ、鏡板5aは、固定スクロール4の鏡板4aとブロッ
ク3にクリアランスを設けてはさみ込み支持され、かつ
自転防止機構6により拘束されている。そして、固定ス
クロール4と旋回スクロール5は、各ラップ4b,5b
の巻き終り端4b′,5b′をある角度ずらした状態で
合わされている。
また、固定スクロール4及び旋回スクロール5の高さ方
向の先端にはシール溝4c,5cが設けられており、シ
ール溝4c,5cと同形状で幅がシール溝4c,5cよ
り狭いシールA,Bをそれぞれ収納している。従ってシ
ールA,B及びシール溝4c,5cは幅方向に全ての接
触部で一定のクリアランスXを有する。
8は吐出孔、9は吸入孔であり、吐出孔8は固定スクロ
ール4のインボリュートの中心部に、又吸入孔9は固定
スクロール4のインボリュートの鏡板4aの外縁部に設
けられている。10は、旋回スクロール5のラップ5b
と反対側の面に設けられた突起部であり、ラップ5bの
インボリュートの中心と同心である。11はシャフトで
あり、機械部本体7の端部に設けられたシャフト中心よ
り偏心したボス部11aに旋回スクロール5の突起10
を収納することにより電動機部2と旋回スクロール5を
連結している。12は旋回スクロール5の背面に形成さ
れた背圧室であり、旋回スクロール5のラップ5b側と
は鏡板5a,4a部の連通孔14a,14bにより圧縮
室13と連通している。15は吸入孔9と連通する吸入
管、16は吐出管である。
次にスクロール圧縮機の圧縮機構について説明する。電
動機部2の回転に伴うシャフト11の回転運動は、ボス
部11a,突起部10を介して旋回スクロール5に伝達
されるが、自転防止機構6の作用により旋回スクロール
5は自転することなく固定スクロール4のインボリュー
トの中心を旋回中心として旋回運動する。このとき、旋
回スクロール5のラップ5bの巻き終り端5b′が固定
スクロール4のラップ4bに、固定スクロール4のラッ
プ4bの巻き終り端4b′が旋回スクロール5のラップ
5bに各々接触している状態が吸入完了であり、旋回ス
クロール5の公転運動に伴いラップ4bとラップ5b同
士の2つの接触点がインボリュートの中心に近づくに従
い圧縮空間13の圧力が上昇する。
このスクロール圧縮機の圧縮機構により、吸入管15よ
り吸入孔9を介して吸入された冷媒は圧縮された吐出孔
8を介して一旦密閉ケーシング1内に吐出された後、吐
出管16を介して冷却システム(図示せず)に吐出され
る。
発明が解決しようとする問題点 圧縮空間13の圧力の上昇に伴い、固定スクロール4と
旋回スクロール5間には軸方向に引き離そうとするスラ
スト力が生じる。固定及び旋回スクロール4,5がこの
スラスト力により引き離された場合には、ラップ4bと
5bの各鏡板4a,5aと接する軸方向端面間のクリア
ランスが大きくなり漏れが増大し効率の低下をきたす。
従って従来旋回スクロール5の背面の背圧室12に、圧
縮行程中で吐出圧力に達していない中間圧を連絡孔14
a,14bを介して導入し、旋回スクロール5に対して
圧縮ガスによるスラスト力以上の押付け力を与え旋回ス
クロール5を固定スクロール4側へ押し付けると共にシ
ール溝4c,5cとシールA,B間の空隙Cにラップ4
b,5bの巻始め側の端部5c′,4c′より吐出孔8
近傍の高圧ガスを導入しシールA,Bをそれぞれ旋回ス
クロール5の鏡板5a及び固定スクロール4の鏡板4a
に接触させ漏れを防止していた。しかし、従来シール
A,Bの背面の空隙Cに高圧ガスを導入し、シールA,
Bの上下の差圧にてシールA,Bを鏡板4a,5aに押
し付けている為に、特に圧縮室内圧力の低いシール溝4
c,5cの巻終り端の近傍4c″,5c″のシールA,
Bの上下の差圧が大きくなり、従ってシールA,Bと鏡
板5a,4aの接触力の過大による部分的な摩耗問題が
発生した。本発明は上記従来例の欠点を解消するもので
あり、巻終り端の近傍4c″,5c″でのシールA,B
の上下の差圧を小さくし接触力を低減することにより部
分的な摩耗のないシール機構を提供することを目的とし
ている。
問題点を解決するための手段 本発明は、シール溝とシール幅の差をラップ巻始め側で
狭く、ラップ巻終り側で広くするものである。
作 用 本発明は、上記した構成により、シール巻始め側では従
来と同様のシール作用を行なうが、巻終り近傍では、シ
ールの背面の空隙から幅のクリアランスを介してガスが
巻終り端まで流れていかないうちに流出することにな
り、従ってシールの巻終り側近傍のシール上下の差圧が
低下しシールと鏡板間の摩耗が防止できる。
実施例 以下本発明の一実施例を第1図,第2図,第3図にて説
明する。尚、説明は旋回スクロールのシール溝、シール
の構造について行ない固定スクロールは同じ内容である
ため省略する。
B′はシールであり、巻始め側5c′の幅は従来と同じ
であるが巻終が近傍5c″に近づくにつれて幅は従来よ
り広くなる。5cは従来と同様のシール溝である。この
構成で、シール溝5cの巻始め側の端部5c′より従来
と同様に空隙Cに高圧ガスが流入する為、巻終り近傍5
c″のシールB′の幅が狭くなる点までは従来と同様に
シールB′は鏡板4aと接触シールする。ところが巻終
り近傍5c″の幅のクリアランスがX→Yに広くなる部
分では、空隙Cに導入されたガスがクリアランスYを通
り漏れる量が増加する為シールB′とシール溝5c間の
圧力が低下し従ってシールB′を鏡板4aに押し付ける
力は従来より減少する。従って特に巻終り近傍5c″の
部分的な摩耗はなくなり信頼性の向上が図れる。
尚、本発明の趣旨は、巻終り近傍にてシールとシール溝
のクリアランスを巻始め部のクリアランスより大きくす
れば良く、従ってシールを従来と同じものを使用し、シ
ール溝の巻終り近傍の幅を広くとっても良い。
発明の効果 以上の説明から明らかな様に本発明は、鏡板に直立する
ラップを有する2つの互いにかみ合う旋回及び固定スク
ロールと、旋回スクロールと固定スクロールのそれぞれ
のラップの高さ方向の先端に設けられたシール溝と、シ
ール溝にはめ込まれたシールを備え、シール溝とシール
のクリアランスがラップ巻始め側で狭く、ラップ巻終り
側で広くしているものであるから、巻終り近傍で、シー
ルの背面の空隙よりガスが幅のクリアランスを介して流
出する為、巻終り側近傍のシール上下の差圧が低下しシ
ールと鏡板間の摩耗が防止できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例におけるスクロール型圧縮機
を示す旋回スクロールのラップ先端部の断面図、第2図
は第1図のII−II′線での断面図、第3図は第1図のII
I−III′線での断面図、第4図は従来のスクロール型圧
縮機を示す縦断面図、第5図は第4図のV−V′線にお
ける断面図、第6図は従来の旋回スクロールのラップ先
端部の断面図、第7図に第6図のVII−VII′線での断面
図である。 4……固定スクロール、4a……固定スクロールの鏡
板、4b……固定スクロールのラップ、4c……固定ス
クロールのシール溝、5……旋回スクロール、5a……
旋回スクロールの鏡板、5b……旋回スクロールのラッ
プ、B′……シール。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鏡板に直立するラップを有する2つの互い
    にかみ合う旋回及び固定スクロールと、前記旋回スクロ
    ールと前記固定スクロールのそれぞれの前記ラップの高
    さ方向の先端に設けられたシール溝と、前記シール溝に
    はめ込まれたシールとを備え、前記シール溝とシールの
    クリアランスが、ラップ巻始め側で狭く、ラップ巻終り
    側で広く構成したスクロール型圧縮機。
  2. 【請求項2】前記シール溝の幅を巻始め側で狭く巻終り
    側で広く形成するか又は前記シールの幅を巻始めで広
    く、巻終りで狭くした特許請求の範囲第1項記載のスク
    ロール型圧縮機。
JP60276377A 1985-12-09 1985-12-09 スクロ−ル型圧縮機 Expired - Fee Related JPH0646030B2 (ja)

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