JPH0646024Y2 - 電源スイッチのon,off制御回路 - Google Patents

電源スイッチのon,off制御回路

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JPH0646024Y2
JPH0646024Y2 JP15908687U JP15908687U JPH0646024Y2 JP H0646024 Y2 JPH0646024 Y2 JP H0646024Y2 JP 15908687 U JP15908687 U JP 15908687U JP 15908687 U JP15908687 U JP 15908687U JP H0646024 Y2 JPH0646024 Y2 JP H0646024Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は電源スイッチをON,OFF制御するための制御回
路に関し、特に、キーの誤操作が生じ安い機器の電源ス
イッチのON,OFF制御回路に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
無線通信機器は近年小型化が著しく、操作面のキー等の
実装密度も高くなっている。一方車載無線機、船舶用無
線機、航空機用無線機等は、機体が激しく振動している
時にキー操作を行わなければならない場合があり、この
ような場合上記のように操作面のキー等の実装密度が高
いと、キーの誤操作が生じ易く、一度誤操作が生じると
その修復操作は甚だ面倒であり、とりわけ他のキー操作
するつもりが電源キー(電源をON,OFF制御するためのキ
ーあるいは、電力供給スイッチ)を操作して電源を切っ
てしまうといった電源キーの誤操作は、緊急連絡を使命
とする上記の無線機の性質上発生してはならない現象で
ある。
しかしながら、従来の無線機は電源キーが一つであった
ため、上記のような状況下での誤操作があると、その
後、所定の操作をして電源の復帰を図らない限り通信が
できず、緊急時には甚だ不都合であった。また、このよ
うな不都合を解消するために複雑な操作をしないと電源
が切れない構成すると、電源を入れるときにも複雑な操
作が必要になり、緊急の用に役立たない難点があった。
更に、他のキー群とは別に、独立した位置に配置する構
成とすることも出来るが、基板のレイアウト、金型等に
費用が係る難点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は上記従来の事情に鑑みて提案されたものであ
って、不安定な状況下に於いて誤操作があっても簡単に
電源が切れないとともに、簡単な操作で電源を入れるこ
とができる、電源スイッチのON,OFF制御回路を提供する
ことを目的とする。
この考案は上記目的を達成するために以下の手段を採用
している。即ち、自己復帰型の2つの制御スイッチを備
えておき、判別手段によって上記2つの制御スイッチの
状態を判別するようにし、この判別手段が2つの制御ス
イッチの中の何れかがONされていると判別したとき、開
閉制御手段によって電源スイッチをONし、該2つの制御
スイッチの両方がONされていると判別したときに電源ス
イッチをOFFするようにしたものである。尚、この判別
手段の判別結果に対応する出力状態は上記自己復帰型の
スイッチが復帰した後も、自己保持手段によってそのま
ま維持されるようになっている。
この構成により、オペレータは電源を切る目的で2つの
制御スイッチを同時にONしない限り電源スイッチはOFF
にはならず、逆に、電源を投入したいときには、いずれ
か一方の制御スイッチのみをONすればよいことになる。
〔実施例〕
第1図はこの考案の1実施例を示す回路図である。
2つの自己復帰型の制御スイッチS1,S2の一方の端子が
電源に接続されており、該2つの制御スイッチS1,S2
他方の端子はそれぞれバイアス抵抗R1,R2を介して接地
されている。更に、この制御スイッチS1,S2の出力側
(バイアス抵抗R1,R2側)はオア回路11にそれぞれ入力
されるとともに、ノア回路12にも入力されている。前記
オア回路11の出力はアンド回路13の一方の入力となって
おり、またこのアンド回路13の他方には前記ノア回路12
の出力が入力されている。一方、電源スイッチ62を備え
たリレー16の制御コイル61の一端は電源に、他端はトラ
ンジスタ17を介して接地されており、上記アンド回路13
の出力がこのトランジスタ17の制御信号となっている。
更に、上記電源スイッチ62の出力側から前記オア回路11
に帰還され、下記するように自己保持機能をもたせてい
る。
この構成により、電源スイッチ62がOFFの状態で、制御
スイッチS1のみがONされたときには、オア回路1の制御
スイッチS1に対応する方の入力が“H"レベル、他方の制
御スイッチS2に対応する入力が“L"レベル、スイッチ61
からの帰還が“L"レベルとなって、オア回路11の出力は
“H"レベルとなる。一方ノア回路12の出力も“H"レベル
となるので、アンド回路3の両入力はいずれも“H"レベ
ルとなる。これによって、トランジスタ7がON、スイッ
チ62がONとなって、電源が入ったことになる。オペレー
タは制御スイッチS1,S2の何れかを押した後すぐに離す
わけであるから、オア回路11の制御スイッチS1に対応す
る入力は“L"レベルに戻ることになる。しかしながら、
電源スイッチ62がONの状態である限り該電源スイッチ61
からオア回路11への帰還が“H"レベルを維持するためア
ンド回路13の出力も“H"レベルとなって、自己保持作用
をすることになる。以上、制御スイッチS1がONされたと
きについてのみ記述したが、制御スイッチS2がONされた
ときも全く同様の動作を行う。
これに対して、上記の手順で電源スイッチ62が同時にON
された後に、制御スイッチS1,S2の両方が同時にONされ
たときには前記オア回路11の出力は“H"レベル、ノア回
路12の出力は“L"レベルとなって、アンド回路13の出力
は“L"レベルとなる。従って、トランジスタ17がOFFに
なって電源スイッチ62はOFFになる。一旦電源スイッチ6
2がOFFになると制御スイッチS1,S2が自己復帰してノア
回路12の出力が“H"レベルになっても、オア回路11の入
力は全部“L"レベルになるので、その出力も“L"レベル
になって電源スイッチ62をOFFの状態に保つことにな
る。
尚、上記の説明でも明らかなように、スイッチS1,S2
出力端からアンド回路13の出力までの回路はスイッチ
S1,S2のON,OFFの状態を判別する判別手段1を構成して
おり、電源スイッチ62の出力からオア回路11への帰還ル
ープによって自己保持手段2を構成し、トランジスタ17
とリレ16で開閉制御手段3を構成していることになる。
第2図もこの考案に1実施例を示す回路図である。2つ
の制御スイッチS1,S2のバイアス抵抗R1,R2側は、それ
ぞれオア回路21とアンド回路22に入力され、オア回路21
の出力はアンド回路23の一方の入力になり、また、アン
ド回路22の出力はノット回路24を介して上記アンド回路
23の他方の入力になっている。該アンド回路23の出力は
セットリセット回路25のセット入力になっており、また
上記アンド回路22の出力はセットリセット回路25のリセ
ット入力となっている。更にセットリセット回路25の出
力は上記第1図に示した場合と同様にトランジスタ17の
制御信号となっている。
この構成により、電源スイッチ62がOFFであるときに制
御スイッチS1のみがONされたときには、オア回路21の制
御スイッチS1に対応する方の入力が“H"レベル、他方の
制御スイッチS2に対応する入力が“L"レベルとなって、
その出力は“H"レベルとなる。一方アンド回路22の出力
は“H"レベルとなってノット回路24で反転されてアンド
回路23に入力されるのでアンド回路23の出力は“H"レベ
ルとなり、セットリセット回路25を起動する。これによ
り、セットリセット回路25の出力は“H"レベルとなっ
て、トランジスタ17がON、スイッチ62がONとなって、電
源が入ったことになる。オペレータは制御スイッチS1
すぐに離してもセットリセット回路25の自己保持機能
上、リセットされない限りその出力が“L"レベルとなる
ことはない。以上、制御スイッチS2がONされたときにつ
いてのみ記述したが、制御スイッチS2がONされたときも
全く同様の動作を行う。
これに対して、上記の手順で電源スイッチがONされた後
に、制御スイッチS1,S2の両方が同時にONされたときに
は、前記オア回路21の出力は“H"レベル、アンド回路22
の出力も“H"レベルとなり従って、アンド回路23の入力
は一方が“H"レベル他方が“L"レベルであるので、その
出力は“L"レベルとなる。アンド回路22の出力はセット
リセット回路25のリセット入力ともなっているので、セ
ットリセット回路25はリセットされ、トランジスタ17が
OFFになって電源スイッチ62はOFFになる。一旦電源スイ
ッチ62がOFFになると制御スイッチS1,S2が自己復帰し
てもセットリセット回路25の自己保持機能上、再び制御
スイッチS1,S2の何れかがONされて、セット入力が“H"
レベルにならない限り、ONになることはない。
尚、この場合は、2つの制御スイッチの出力端からセッ
トリセット回路25の入力端までが判別手段1を構成し、
セットリセット回路25は自己保持手段2となっている。
この考案に於いて上記判定手段1、自己保持手段2、開
閉制御手段3、電源スイッチ62は上記2つ図面に示され
た態様に限定されものではなく、同様の機能を有する他
の構成あるいは素子を用いること、例えば、電源スイッ
チとしてトランジスタを用いることも当然可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案は2つの制御スイッチを
同時にONしない限り電源を切ることができないようにな
っているので、自動車、船舶、航空機等の移動用の無線
機が不安定な状況下に置かれた場合でも、過って電源を
切ってしまうような誤操作は防止でき、かつ、何れか一
方の制御スイッチをONするだけで、電源をONするとがで
きるので、操作が簡単となる効果がある。
またこの考案は上記移動無線機だけでなく、あらゆる機
器の電源のON,OFF制御装置として使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図はこの考案の1実施例を示す回路図であ
る。 図中 1…判別手段 2…自己保持手段 3…開閉制御手段 S1,S2…制御スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自己復帰型の2つの制御スイッチ、 上記2つの制御スイッチの状態を判別する判別手段 上記2つの制御スイッチが自己復帰した後も判別手段の
    判別結果に対応する出力状態を維持する自己保持手段 上記判別手段が、何れか一方の制御スイッチがONになっ
    たことを判別したとき電源スイッチをONにし、両方がON
    になったことを判別したとき電源スイッチをOFFにする
    開閉制御手段 とよりなる電源スイッチのON,OFF制御回路
JP15908687U 1987-10-16 1987-10-16 電源スイッチのon,off制御回路 Expired - Lifetime JPH0646024Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15908687U JPH0646024Y2 (ja) 1987-10-16 1987-10-16 電源スイッチのon,off制御回路

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JP15908687U JPH0646024Y2 (ja) 1987-10-16 1987-10-16 電源スイッチのon,off制御回路

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Publication Number Publication Date
JPH0163020U JPH0163020U (ja) 1989-04-24
JPH0646024Y2 true JPH0646024Y2 (ja) 1994-11-24

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JP15908687U Expired - Lifetime JPH0646024Y2 (ja) 1987-10-16 1987-10-16 電源スイッチのon,off制御回路

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