JPH0645950Y2 - 平面スクリーン - Google Patents

平面スクリーン

Info

Publication number
JPH0645950Y2
JPH0645950Y2 JP1987038973U JP3897387U JPH0645950Y2 JP H0645950 Y2 JPH0645950 Y2 JP H0645950Y2 JP 1987038973 U JP1987038973 U JP 1987038973U JP 3897387 U JP3897387 U JP 3897387U JP H0645950 Y2 JPH0645950 Y2 JP H0645950Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum foil
film
pet film
glass cloth
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987038973U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63146840U (ja
Inventor
栄八 荻野
勉 武江
務 中沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Arisawa Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Arisawa Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Arisawa Manufacturing Co Ltd filed Critical Arisawa Manufacturing Co Ltd
Priority to JP1987038973U priority Critical patent/JPH0645950Y2/ja
Publication of JPS63146840U publication Critical patent/JPS63146840U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0645950Y2 publication Critical patent/JPH0645950Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、スライドや映画を映写する平面スクリーンに
係るものである。
〔従来の技術〕
従来のスライドや映画を映写するスクリーンは添付図面
第１図のようにガラスクロス10を基材として、ポリ塩化
ビニル11などをバックコーティングし、ガラスクロスの
上に白色塗料12を塗装してスクリーン面を形成してい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
考案者らはアルミ箔が指向性や反射性や解像度など色々
と光学特性に秀れていることに着眼し、アルミ箔を使用
したスクリーンを製作しようと研究し、ガラスクロス基
材にアルミ箔を貼着したスクリーンを試作してみたが、
アルミ箔が薄い為クロス目の凹凸が表面に現出し、この
凹凸が光学特性を低下させることを確認し、基材にガラ
スクロスを用いず、ガラスクロスに代用し得る基材を選
択することを研究し、且つ巻き取っても再使用が可能な
構成にすること及び巻き取っても再使用が可能な各部品
の材質，厚さを研究し、本発明を完成した。
〔問題点を解決するための手段〕 添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
ガラスクロスが有する難撚性，剛性等と同等の特性を発
揮し、且つフィルムとしては比較的厚く、弾性率の高い
厚さ100〜200μｍ程度の表面平滑なPETフィルム１を基
材とし、このPETフィルム１の上面にアルミ箔２を貼着
し、アルミ箔２の上面に厚さ20〜25μｍの二軸延伸タイ
プのポリプロピレンマットフィルム３を貼着したことを
特徴とする平面スクリーンに係るものである。
〔作用〕
ガラスクロスが有する難撚性，剛性等と同等の特性を発
揮する厚さ100〜200μｍ程度の表面平滑なPETフィルム
を基材として用いることにより、従来のスクリーンの基
材に使用されているガラスクロスと同等の難燃性，剛性
を有し、かつ反射表面はクロス目などの凹凸がなく、平
滑であるから、アルミ箔に存する微細な凹凸状の傷（ア
ルミ箔を圧延形成する際、アルミ箔に生じる数μｍの
傷）の光学特性がそのまま発揮されるスクリーンが得ら
れる。
また、アルミ箔の表裏にPETフィルム，二軸延伸タイプ
のポリプロピレンマットフィルムを配し、サンドイッチ
状としたから巻き取りした際、外力がアルミ箔に伝わら
ず、従って、アルミ箔に無用なシワが生ぜず、再使用が
可能となる。特に、PETフィルムは弾性率を予め研究し
た結果、厚さ100〜200μｍ程度の比較的厚いものを採用
し、且つアルミ箔の下面の二軸延伸タイプのポリプロピ
レンマットフィルムも20〜25μｍに設定しているから、
巻き取りの後の良好な再使用が可能となる。
PETフィルム，二軸延伸タイプのポリプロピレンマット
フィルムは薄すぎると巻き取った後にアルミ箔に無用な
シワが生じ再使用は不可能となる。
〔実施例〕
図面は188μｍの難燃タイプのPETフィルム１の上面に接
着剤１′（二液硬化型ポリウレタン系接着剤）を介して
15μｍのアルミ箔２を貼着し、アルミ箔２の上面に20〜
25μｍの二軸延伸タイプのポリプロピレンマットフィル
ム３を接着剤３′（高透過率の二液硬化型ポリウレタン
系接着剤）を介して貼着した場合を図示している。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように、基材に従来例のようなガラスク
ロスを採用せず表面平滑なフィルムを用いているために
アルミ箔表面がクロス目による凹凸模様になることもな
く、従って、光学特性を低下させることがない。
またその基材にはガラスクロスが有する難撚性，剛性等
と同等の特性を発揮する厚さ100〜200μｍ程度のPETフ
ィルムを採用しているから、従来のガラスクロスを基材
としたスクリーンと同等の耐久性、難燃性などの実用性
をも発揮する。
また、PETフィルム，二軸延伸タイプのポリプロピレン
マットフィルムは巻き取りを考慮して所定の厚さに設定
してある為、本スクリーンは巻き取り後の再使用が可能
となる。
更に、反射材にアルミ箔を採用しているため従来例のス
クリーンに比して指向性や反射性、解像度などの光学特
性に極めて秀れた平面スクリーンとなる。
【図面の簡単な説明】
第１図は従来の説明断面図、第２図は本案品の説明断面
図である。 １……PETフィルム、２……アルミ箔、３……二軸延伸
タイプのポリプロピレンマットフィルム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中沢 務 新潟県上越市南本町１丁目５番５号 株式 会社有沢製作所内 (56)参考文献 特開 昭55−18642（ＪＰ，Ａ) 実開 昭55−133435（ＪＰ，Ｕ)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】ガラスクロスが有する難撚性，剛性等と同
    等の特性を発揮し、且つフィルムとして比較的厚く、弾
    性率の高い厚さ100〜200μｍ程度の表面平滑なPETフィ
    ルムを基材とし、このPETフィルムの上面にアルミ箔を
    貼着し、アルミ箔の上面に厚さ20〜25μｍの二軸延伸タ
    イプのポリプロピレンマットフィルムを貼着したことを
    特徴とする平面スクリーン。
JP1987038973U 1987-03-17 1987-03-17 平面スクリーン Expired - Lifetime JPH0645950Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987038973U JPH0645950Y2 (ja) 1987-03-17 1987-03-17 平面スクリーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987038973U JPH0645950Y2 (ja) 1987-03-17 1987-03-17 平面スクリーン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63146840U JPS63146840U (ja) 1988-09-28
JPH0645950Y2 true JPH0645950Y2 (ja) 1994-11-24

Family

ID=30851712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987038973U Expired - Lifetime JPH0645950Y2 (ja) 1987-03-17 1987-03-17 平面スクリーン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0645950Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008065026A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Teijin Fibers Ltd 映写用スクリーン

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5518642A (en) * 1978-07-27 1980-02-08 Janome Seiki Kk Production of high illuminance concave screen
JPS55133435U (ja) * 1979-03-13 1980-09-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63146840U (ja) 1988-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5456967A (en) Reflection-type screen having a dimensionally stable substrate
JPH0645950Y2 (ja) 平面スクリーン
TWM303385U (en) Improved isolating plastic film
JP3161841B2 (ja) 装飾表示体およびその製造方法
JP2884905B2 (ja) 反射型映写スクリーン
US20150338730A1 (en) Rolled projection screen
JP2737093B2 (ja) 反射型映写スクリーン
JP2970064B2 (ja) 反射型映写スクリーン
JP4701043B2 (ja) 反射型スクリーン
JP3013503B2 (ja) 反射型映写スクリーン
JP2564786Y2 (ja) スピーカー用ネット
JPH10282577A (ja) 反射型映写スクリーン
JP2769518B2 (ja) 映写スクリーン
JPS6037556Y2 (ja) 複写機用圧着板
US6715532B1 (en) Window screen
JP2598261Y2 (ja) 防水シート
JPH0748660Y2 (ja) 粘着シート
JPH0511347A (ja) 映写用スクリーン
JPH0631035Y2 (ja) 床 材
JP2999628B2 (ja) プラスチック化粧シート
JP2004285582A (ja) シート状部材
JP2003342821A (ja) 帽 子
JPS6113043B2 (ja)
JPS6131355Y2 (ja)
JPH0628062U (ja) 表面仕上用多層シート