JPH0645798A - プリント板の組立方法 - Google Patents

プリント板の組立方法

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JPH0645798A
JPH0645798A JP19829692A JP19829692A JPH0645798A JP H0645798 A JPH0645798 A JP H0645798A JP 19829692 A JP19829692 A JP 19829692A JP 19829692 A JP19829692 A JP 19829692A JP H0645798 A JPH0645798 A JP H0645798A
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茂 前田
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明夫 野村
Yoshiaki Wakatsuki
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 プリント板組立の作業編成、部品配膳、部品
挿入の各工程を簡略化、能率化する。 【構成】 CAD等の部品実装データから手挿入部品デ
ータを抽出し、その総個数と作業編成人数とにより各作
業者に部品を割り振る。コンベア6と、指示装置51
nと、手挿入部品実装データを保持すると共に各指示
装置を制御するコンピュータ1とを備え、各作業者は、
部品箱より部品型格単位で部品を選び、その型格データ
をコンピュータ1に入力する。作業者は該指示に従って
プリント板に部品を挿入すると共に最初の部品を挿入し
たプリント板に独自マークMを付し、次のプリント板か
らは同一位置に同一部品を挿入し、独自マークMを付し
たプリント板がリターンした時は該独自マークMを取り
去ってコンピュータ1に部品挿入終了を入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント板の組立方法に
関し、更に詳しくは大,中,小ロット品のプリント板の
組立における作業編成、部品配膳、部品挿入の各工程を
簡略化、能率化したプリント板の組立方法に関する。今
日、QFP(Quad Flat Package ),SOP(Small Ou
tline Package )等のパッケージICや抵抗,コンデン
サ等をチップ化した所謂表面実装部品の提供に伴ってプ
リント板の組立も一部自動化されつつある。一方、抵
抗,コンデンサ,ICについての既存のリード付き部品
も多く使用されており、他の異形状部品と共に、これら
は手挿入で組み立てることが行われる。そこで、このよ
うな手作業によるプリント板の組立を能率よく行うこと
が要望される。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のプリント板の組立工程を
説明する図で、図10の(A)は作業編成工程、図10
の(B)は部品配膳工程、図10の(C)は部品挿入工
程を夫々示している。 <作業編成工程>小ロット品では、予め図示のような部
品表、挿入順リスト、部品実装図面を作成している。ま
た大,中ロット品の組立は、これを流れ作業で行うため
に、1人当たりの標準工数、部品数、プリント板の挿入
エリア等を考慮し、作業者間でタクトバランスが取れる
ように作業編成を行う。従来は、かかる編成作業を試行
錯誤の下で手作業で行っており、これに全体の7割以上
の時間を費やしていた。特に大,中ロット品の組立では
部品実装図面等が人数分必要になり、その作成に多大の
時間を要していた。しかも、一旦作業編成すると、作業
人数変化への対応は極めて困難である。
【0003】<部品配膳工程>小ロット品では、挿入順
リストの部品記号(例えばR2)より部品表の部品型格
(例えばK08088)を読み取り、該型格の部品袋に
当該部品記号(R2)を付与し、これを挿入順、工程順
に並べるというような緻密な作業を行っている。また
大,中ロット品では、通常は部品は部品型格毎にまとめ
て出材されるが、これを作業者毎に部品記号にまで分割
して配膳を行っている。このために、開梱、数え、配膳
の作業に多大の時間を要していた。
【0004】<部品挿入工程>小ロット品では、部品記
号を目視確認して部品を取り、部品実装図面より挿入位
置を探し出し、プリント板上の対応する位置に挿入する
作業をロット数分繰り返している。従来は、この部品記
号順に部品実装図面より挿入位置を探す作業に時間を要
していた。また大,中ロット品では、上記に加え、作業
者の習熟度に応じてタクトバランスに狂いが生じ、全体
の作業能率が著しく低下していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のプ
リント板の組立方法では、作業者毎に緻密な作業編成を
行い、これに基づいて部品の配膳、挿入を行うので、各
作業工程に多大の時間を要し、作業能率が極めて低かっ
た。本発明の目的は、プリント板の組立における作業編
成、部品配膳、部品挿入の各工程を簡略化、能率化した
プリント板の組立方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は図1の構成
において解決される。即ち、本発明(1)のプリント板
の組立方法は、作業編成を行うコンピュータ1と、デー
タ入力装置2と、データ出力装置3とを備え、コンピュ
ータ1は、(a)CAD、CAMにおける図番別部品一
覧、部品別実装位置の部品実装データから自動挿入部
品、後付け部品、欠品部品のデータを差し引いて手挿入
部品データを抽出し、(b)抽出した手挿入部品データ
より手挿入部品の総個数を求め、(c)データ入力装置
2より作業編成人数を入力し、(d)入力した作業編成
人数により各作業者に手挿入部品の個数を部品型格単位
で平準化して割り振り、(e)各作業者に割り振った手
挿入部品の種別及び個数を含む簡易作業編成表を作成し
てこれをデータ出力装置3に出力する、上記ステップ
(a)〜(e)を備える簡易作業編成工程を備える。
【0007】また本発明(4)のプリント板の組立方法
は、プリント板を搭載するテーブル4と、テーブル4に
設けた部品挿入位置の指示装置5と、手挿入部品実装デ
ータを保持すると共に、作業者の操作入力に従って該手
挿入部品実装データを更新し、指示装置5の指示を制御
するコンピュータ1とを備え、作業者は、(a)部品箱
より部品型格単位で部品を選び、(b)選んだ部品の型
格データをコンピュータ1に入力し、(c)コンピュー
タ1は型格データの入力により指示装置5に当該部品の
挿入位置を指示し、(d)作業者は該指示に従って1枚
目のプリント板に1部品を挿入し、(e)2枚目のプリ
ント板からは同一位置に同一部品を挿入し、(f)最後
のプリント板に部品を挿入するとコンピュータ1に部品
挿入終了を入力し、(g)コンピュータ1は部品挿入終
了の入力により当該部品の挿入位置を挿入済に更新し、
上記各ステップを部品箱の全型格の部品について実行す
るものである。
【0008】また本発明(6)のプリント板の組立方法
は、プリント板を搭載してエンドレスにリターンするコ
ンベア6と、コンベア6の各作業位置に設けた部品挿入
位置の指示装置51 〜5n と、各作業者について共通の
手挿入部品実装データを保持すると共に、各作業者の操
作入力に従って該手挿入部品実装データを更新し、各指
示装置51 〜5n の指示を制御するコンピュータ1とを
備え、各作業者は、(a)部品箱より部品型格単位で部
品を選び、(b)選んだ部品の型格データをコンピュー
タ1に入力し、(c)コンピュータ1は型格データの入
力により当該作業者の指示装置5に当該部品の挿入位置
を指示し、(d)作業者は該指示に従って1プリント板
に1部品を挿入すると共に、最初の部品を挿入したプリ
ント板に独自のマークMを付し、(e)次のプリント板
からは同一位置に同一部品を挿入し、(f)独自のマー
クMを付したプリント板がリターンした時は該独自のマ
ークMを取り去ると共に、コンピュータ1に部品挿入終
了を入力し、(g)コンピュータ1は部品挿入終了の入
力により共通の手挿入部品実装データの当該部品の挿入
位置を挿入済に更新すると共に、全指示装置51 〜5n
の当該部品の挿入位置に部品挿入済を指示し、上記各ス
テップを部品箱の全型格の部品について実行するもので
ある。
【0009】また本発明(8)のプリント板の組立方法
は、プリント板を搭載してエンドレスにリターン可能な
コンベア6と、コンベア6の各作業位置に設けた部品挿
入位置の指示装置51 〜5n と、各作業者について共通
又は個別の手挿入部品実装データを保持すると共に、各
作業者の操作入力に従って該共通又は個別の手挿入部品
実装データを更新し、各指示装置51 〜5n の指示を制
御するコンピュータ1とを備え、小ロット品の組立につ
いてはコンベア6を停止して1又は2以上の作業者が個
別の手挿入部品実装データに基づくコンピュータ1の制
御下で夫々の指示装置5の指示に従って独立に部品の挿
入を行い、また大,中ロット品の組立についてはコンベ
ア6をエンドレスにリターンさせて複数の作業者が共通
の手挿入部品実装データに基づくコンピュータ1の制御
下で指示装置51 〜5n の指示に従って部品の流れ作業
による挿入を行うものである。
【0010】
【作用】本発明(1)においては、作業編成を行うコン
ピュータ1と、データ入力装置2と、データ出力装置3
とを備え、コンピュータ1は、(a)CAD、CAMに
おける図番別部品一覧、部品別実装位置の部品実装デー
タから自動挿入部品、後付け部品、欠品部品のデータを
差し引いて手挿入部品データを抽出し、(b)抽出した
手挿入部品データより手挿入部品の総個数を求め、
(c)データ入力装置2より作業編成人数を入力し、
(d)入力した作業編成人数により各作業者に手挿入部
品の個数を部品型格単位で平準化して割り振り、(e)
各作業者に割り振った手挿入部品の種別及び個数を含む
簡易作業編成表を作成してこれをデータ出力装置3に出
力する。
【0011】このような簡易作業編成表は、作業者毎の
手挿入部品の種別及び個数を含む簡単なものであるが、
全体の作業時間、割り振りの公平/不公平、各作業者間
のタクトバランスの是非等を見積もるのに十分な情報を
与える。また、必要なら作業編成人数を変えて再入力で
き、このような簡単な試行錯誤の下で最適な作業編成を
容易に行える。勿論、途中で作業人数が変更になってし
まったような場合でも、これに容易に対処できる。ま
た、作業編成人数=1とすれば、小ロット品の簡易作業
編成表が得られ、かくして、大,中,小ロット品の作業
編成が短時間で容易に行える。
【0012】好ましくは、部品実装データは部品形状デ
ータを含み、ステップ(b)では、抽出した手挿入部品
データを部品形状データに従って複数種の高さに分類
し、かつ高さ別に手挿入部品の総個数を求め、ステップ
(d)では、入力した作業編成人数により各作業者に手
挿入部品の高さ別の個数を部品型格単位で平準化し、か
つ低い方の部品から先に挿入するように割り振る。
【0013】また好ましくは、簡易作業編成表に対応す
る個数の部品を部品型格単位で各作業者に配膳する。即
ち、従来のように部品表、挿入順リスト従って部品を挿
入順に配膳するような作業は必要ない。また従来のよう
な部品実装図面も無いので、これを作業者毎の組立部材
に添付する必要も無い。また大、中ロット品の組立であ
っても、部品記号までの分割は行わないので、従来のよ
うな開梱、数え等の作業も必要無い。
【0014】本発明(4)においては、プリント板を搭
載するテーブル4と、テーブル4に設けた部品挿入位置
の指示装置5と、手挿入部品実装データを保持すると共
に、作業者の操作入力に従って該手挿入部品実装データ
を更新し、指示装置5の指示を制御するコンピュータ1
とを備え、作業者(好ましくは単一の作業者a1 )は、
テーブル4上に小ロット分のプリント板141 〜14n
を1列の並べ、(a)部品箱より部品型格単位で部品を
選び、(b)選んだ部品の型格データをコンピュータ1
に入力し、(c)コンピュータ1は型格データの入力に
より指示装置5(好ましくは指示装置51 )に当該部品
の挿入位置を指示し、(d)作業者a1は該指示に従っ
て1枚目のプリント板141 に1部品を挿入し、(e)
2枚目のプリント板142 からは同一位置に同一部品を
挿入し、(f)最後のプリント板14n に部品を挿入す
るとコンピュータ1に部品挿入終了を入力し、(g)コ
ンピュータ1は部品挿入終了の入力により当該部品の挿
入位置を挿入済に更新し、上記各ステップを部品箱の全
型格の部品について実行する。
【0015】このように、作業者a1 は部品箱15より
部品を部品型格単位で選べば良く、このことが部品挿入
作業のみならず、上記の作業編成作業、部品配膳作業を
簡略化させている。なお、作業者a1 は、ある型格の部
品が余ったら、ステップ(b)でもう一度同一の型格デ
ータをコンピュータ1に入力する。これにより、コンピ
ュータ1はステップ(c)で同一型格データの入力によ
り未挿入の挿入位置を探し出し、指示装置51 に当該部
品の新たな挿入位置を指示する。
【0016】好ましくは、ステップ(c)では、コンピ
ュータ1は型格データの入力により指示装置51 に当該
型格部品の最初の挿入位置を指示し、又は部品挿入終了
の入力により同一型格についての他の部品挿入位置があ
る時は指示装置51 に当該型格部品の新たな挿入位置を
指示し、ステップ(g)の次に、(h)同一型格の部品
が残っている場合はステップ(c)に戻り、また残って
いない場合はステップ(a)に戻る、を備える。
【0017】即ち、従来のように部品記号単位で部品を
選ぶ必要は無く、コンピュータ1と指示装置51 の導入
により、同一型格部品の挿入位置が記号順に自動的に割
り振られる。本発明(6)においては、プリント板を搭
載してエンドレスにリターンするコンベア6と、コンベ
ア6の各作業位置に設けた部品挿入位置の指示装置51
〜5 n と、各作業者について共通の手挿入部品実装デー
タを保持すると共に、各作業者の操作入力に従って該手
挿入部品実装データを更新し、各指示装置51 〜5n
指示を制御するコンピュータ1とを備え、各作業者a1
〜an は、(a)夫々の部品箱171 〜17n より部品
型格単位で部品を選び、(b)選んだ部品の型格データ
をコンピュータ1に入力し、(c)コンピュータ1は型
格データの入力により当該作業者の指示装置5に当該部
品の挿入位置を指示し、(d)作業者は該指示に従って
1プリント板に1部品を挿入すると共に、最初の部品を
挿入したプリント板に独自のマークMを付し、(e)次
のプリント板からは同一位置に同一部品を挿入し、
(f)独自のマークMを付したプリント板がリターンし
た時は該独自のマークMを取り去ると共に、コンピュー
タ1に部品挿入終了を入力し、(g)コンピュータ1は
部品挿入終了の入力により共通の手挿入部品実装データ
の当該部品の挿入位置を挿入済に更新すると共に、全指
示装置51 〜5n の当該部品の挿入位置に部品挿入済を
指示し、上記各ステップを部品箱の全型格の部品につい
て実行する。
【0018】このように、大、中ロット品に対する流れ
作業の場合は、各作業者a1 〜anは部品を挿入する最
初のプリント板に独自のマークMを付する方式であるの
で、ある作業者が型格データの入力又は最初の部品の挿
入位置の確認等に手間取ったとしても、他の作業者の作
業には何らの影響も無く、独自のペースで作業ができ
る。従って、従来のように作業エリアや標準工数を考慮
する必要は無い。
【0019】また、各作業者について共通の手挿入部品
実装データを保持し、これを更新する方式であるので、
作業を早く終えた作業者は作業を終えていない作業者を
支援できる。この詳細は以下の実施例の説明により明ら
かになる。好ましくは、ステップ(c)では、コンピュ
ータ1は型格データの入力により当該作業者の指示装置
5に当該型格部品の最初の挿入位置を指示し、又は部品
挿入終了の入力により同一型格についての他の部品挿入
位置がある時は当該作業者の指示装置5に当該型格部品
の新たな挿入位置を指示し、ステップ(g)の次に、
(h)同一型格の部品が残っている場合はステップ
(c)に戻り、また残っていない場合はステップ(a)
に戻る、を備える。
【0020】本発明(8)においては、プリント板を搭
載してエンドレスにリターン可能なコンベア6と、コン
ベア6の各作業位置に設けた部品挿入位置の指示装置5
1 〜5n と、各作業者について共通又は個別の手挿入部
品実装データを保持すると共に、各作業者の操作入力に
従って該共通又は個別の手挿入部品実装データを更新
し、各指示装置51 〜5n の指示を制御するコンピュー
タ1とを備え、小ロット品の組立についてはコンベア6
を停止して1又は2以上の作業者が個別の手挿入部品実
装データに基づくコンピュータ1の制御下で夫々の指示
装置5の指示に従って独立に部品の挿入を行い、また
大,中ロット品の組立についてはコンベア6をエンドレ
スにリターンさせて複数の作業者が共通の手挿入部品実
装データに基づくコンピュータ1の制御下で指示装置5
1 〜5n の指示に従って部品の流れ作業による挿入を行
う。
【0021】従って、設備、作業員を有効に活用でき
る。
【0022】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明による実施例
を詳細に説明する。なお、全図を通して同一符号は同一
又は相当部分を示すものとする。図2は実施例のプリン
ト板組立システムのブロック図で、図において、1はコ
ンピュータ、11 はCPU、12 はメモリ(MEM)、
2はデータ入力装置、2 1 はディスプレイ装置(DIS
P)、22 はキーボード(KBD)、3は例えばプリン
タ(PRN)より成るデータ出力装置、7はCAD,C
AMファイルを有するディスク装置(DSK)、8はデ
ータ通信プロセッサ(DLP)、9はコンピュータ1の
共通バス、10はLAN等の通信回線、4,6はプリン
ト板を搭載するテーブル又はコンベア、51 〜5n はデ
ィスプレイ装置(DISP)又は光指示装置より成る部
品挿入位置の指示装置、111 〜11n はデータ通信プ
ロセッサ(DLP)、121 〜12n は挿入終了を入力
するスイッチ、131 〜13 n はバーコードリーダであ
る。
【0023】<簡易作業編成工程>図3は実施例の簡易
作業編成表作成処理のフローチャート、図4は実施例の
部品実装データを説明する図、図5は実施例の簡易作業
編成表の作成過程を説明する図である。図3において、
ステップS1ではキーボード22 よりプリント板の図番
を入力し、ステップS2では該図番によりCAD,CA
Mファイル71 ,72 をアクセスし、対応する図番別部
品一覧、部品別実装位置、部品形状等の部品実装データ
を読み出す。部品実装データには、図4に示す如く、1
図番(1プリント板)に必要な全部品の属性が部品記号
別(即ち、実装位置別)に網羅されている。
【0024】ステップS3では部品実装データからCA
Mファイル72 の自動挿入部品、後付け部品、欠品部品
(これはキーボード22 より入力しても良い)の各デー
タを差し引いて、図5に示すような手挿入部品データを
抽出する。この手挿入部品データは、手挿入する部品の
部品種別と、高さと、部品種別毎の合計個数を含んでい
る。
【0025】ステップS4では抽出した手挿入部品デー
タより手挿入部品の総個数を求める。好ましくは、抽出
した手挿入部品データを部品形状データに従って複数種
の高さに分類し、かつ高さ別に手挿入部品の総個数を求
める。後者の場合の一例の結果は、図5の中間ファイル
として示されている。この例では、抵抗R、集積回路I
C等の高さ1(低い)の部品の総個数は142個であ
り、スイッチSW、コイルL等の高さ2(高い)の部品
の総個数は6個である。
【0026】ステップS5ではキーボード22 より作業
編成人数(例えば4)を入力し、ステップS6では該入
力した作業編成人数により4人の作業者に手挿入部品の
個数を部品型格単位で平準化して割り振る。即ち、部品
記号の単位までは分割しない。従って、同一型格でかつ
部品記号の異なる部品は全て一人の作業者に割り振られ
る。好ましくは、入力した作業編成人数(例えば4)に
より4人の作業者に手挿入部品の高さ別の個数を部品型
格単位で平準化し、かつ低い方の部品から先に挿入する
ように割り振る。そして、ステップS7では各作業者に
割り振った手挿入部品の種別及び個数を含むような簡単
な簡易作業編成表を作成し、これをプリンタ3(又はデ
ィスプレイ装置21 )に出力する。
【0027】図5は後者の場合の一例の簡易作業編成表
を示しており、ここでは、作業者a 1 (=工程1)には
ICの35個とSWの1個とが割り振られ、また作業者
2(=工程2)にはRの35個とSWの1個とが割り
振られている。以下同様であり、作業者当たりの部品個
数は概ね平準化されている。更に、ステップS8では作
業人数変更の有無を問い合わせる。上記の簡易作業編成
の結果が満足いくものであればキーボード22 よりNO
を入力し、処理終了する。また満足いかなければYES
を入力し、フローはステップS5に戻る。
【0028】なお、作業編成人数を1人と入力すれば1
人分の簡易作業編成表が出力されることになる。このよ
うな編成表は小ロット品(4〜5枚のプリント板)を1
人の作業者が組み立てる場合に使用される。 <部品配膳工程>コンピュータ1は上記のような簡易作
業編成表の割り振に基づいて、図4の部品実装データか
ら対応する部品の部品型格データ及び個数を抽出し、こ
れらを作業者別に区分けした部品配膳表(不図示)を出
力する。ここで、1作業者当たり部品配膳の順序は、従
来のように厳密ではないが、図4の部品実装データの挿
入順序を考慮したものであることが望ましい。各部品
は、夫々ロット数分用意され、型格毎に部品型格データ
を記録したバーコードチケットが付与され、各作業者に
配膳される。
【0029】<部品挿入工程>図6は第1実施例の部品
挿入システムの斜視図で、図において1は手挿入部品実
装データを保持すると共に、作業者の操作入力に従って
該手挿入部品実装データを更新し、光指示装置51 〜5
n の指示を制御するコンピュータ、4はプリント板を搭
載するテーブル、51 〜5n はテーブル4に設けた部品
挿入位置の光指示装置、aは作業者、141 〜14n
プリント板、15はロット分の全部品を部品型格単位で
収容している部品箱、16はバーコードチケットであ
る。
【0030】光指示装置51 〜5n は、コンピュータ1
の制御下で、プリント板141 〜14n 上に夫々部品の
挿入位置を光線により指示する。なお、プリント板14
1 〜14n 以外にも、該プリント板141 〜14n の付
近の所定位置にセットした、例えばプリント板の写真、
設計図面又はプリント板をコピーした用紙等にも指示で
きる。
【0031】図7は第1実施例の部品挿入工程のフロー
チャートで、図は小ロット品(4〜5枚のプリント板)
を1人の作業者が組み立てる場合を示している。なお、
この場合は光指示装置51 の1台が有れば足りる。ステ
ップS21ではキーボード22 よりプリント板の図番デ
ータを入力し、コンピュータ1はディスク装置7より手
挿入部品実装データ(図4の部品実装データより自動挿
入部品、後付け部品、欠品部品のデータを差し引いたも
の)を読み出す。そして、ステップS22では光指示装
置51 に部品挿入開始を表示し、ステップS23では型
格データの入力を待つ。
【0032】作業者aは、ステップS11で部品箱15
より部品型格単位で部品を選択し、ステップS12では
バーコードリーダ131 によりバーコードチケット16
を読み取り、当該部品の型格データをコンピュータ1に
入力する。コンピュータ1は、型格データの入力により
ステップS24に進み、光指示装置51 に当該部品の最
初の挿入位置を指示し、ステップS25で挿入終了の入
力を待つ。なお、当該部品の最初の挿入位置とは、例え
ば図4の部品実装データにに示す如く同一型格で部品記
号の異なるダイオードD1,D2があるような場合に
は、挿入順序の早い(この例では行の若い)方のダイオ
ードD1の挿入位置(X,Y)である。なお、その際に
は部品の挿入方向(D)も指示される。
【0033】作業者aは、ステップS13では挿入位置
の指示に従って1枚目のプリント板141 に1部品を挿
入する。更に、ステップS14では部品挿入したプリン
ト板が最後のプリント板14n か否かを目視判断し、最
後のプリント板14n でない間はステップS13に戻
る。そして、ステップS13では2枚目のプリント板1
2 の同一位置に同一部品を挿入し、以下、同様に行
い、やがて最後のプリント板14n に部品を挿入する
と、ステップS15でスイッチ121 を押し、コンピュ
ータ1に部品の挿入終了を入力する。
【0034】コンピュータ1は、挿入終了の入力により
ステップS26に進み、手挿入部品実装データの当該部
品の挿入位置を挿入済に更新する。更に、ステップS2
7では同一型格の部品につて次の部品記号(実装位置)
が有るか否かを調べ、有ればステップS28で新たな挿
入位置を指示する。また無ければステップS29に進
み、プリント板の全位置挿入済か否かを調べる。全位置
挿入済でなければステップS23に戻り、挿入済なら処
理終了する。
【0035】一方、作業者aは、これと並行してステッ
プS16では同一型格の部品につて余りが有るか否かを
調べ、有ればステップS13に戻る。この場合は光指示
装置51 により当該部品の新たな挿入位置が指示されて
いる。また無ければステップS17で部品箱15が空か
否かを調べ、空でなければステップS11に戻り、空な
ら作業終了する。
【0036】通常は、部品配膳には誤りは無いから、ス
テップS17及びステップS29の判別は同時に終了に
なる。しかし、例えば配膳された部品が少ないような場
合又は部品を余分に誤挿入してしまったような場合に
は、ステップS29の判別が終了となる前にステップS
17で部品箱15が空になる。また逆に配膳された部品
が多いような場合又は挿入ミスをしてしまったような場
合には、ステップS29の判別が終了となってもステッ
プS17で部品箱15が空にならない。こうして、作業
ミスの低減化が図れる。
【0037】なお、光指示装置51 〜5n を同時に使用
し、これらに同一の挿入位置を指示させるように用いて
も良い。あるいは、コンピュータ1は複数の作業者につ
いて個別の手挿入部品実装データを保持すると共に、各
作業者の操作入力に従って該個別の手挿入部品実装デー
タを更新し、各光指示装置51 〜5n の指示を個別に制
御するようにし、複数種の小ロット品の組立について、
複数の作業者が個別の手挿入部品実装データに基づくコ
ンピュータ1の制御下で夫々の指示装置5の指示に従っ
て独立に部品の挿入するようにしても良い。かくして、
設備、作業員の活用が図れる。
【0038】図8は第2実施例の部品挿入システムの斜
視図で、図において、1は各作業者について共通の手挿
入部品実装データを保持すると共に、各作業者の操作入
力に従って該手挿入部品実装データを更新し、各指示装
置51 〜5n の指示を制御するコンピュータ、61 は連
続して一定方向に流れるコンベア、62 は組立部材をリ
ターンされるリターンコンベア、51 〜5n はディスプ
レイ装置より成る指示装置、a1 〜an は作業者、14
1 〜14n+1 はロットのプリント板の一部、171 〜1
n は簡易作業編成表に基づき各作業者a1 〜an に部
品を分割配膳した部品箱である。
【0039】ディスプレイ装置51 〜5n は、その画面
上にプリント板の写真又は部品実装図面等を表示し、そ
の部品挿入位置を特定の色、マーク又は点滅等により表
示すると共に、手挿入による部品挿入位置のうち既に部
品挿入済となった部分とそうでない部分とについて色分
表示を行う。図9は第2実施例の部品挿入工程のフロー
チャートで、図はプリント板の大、中ロット品を複数の
作業者が流れ作業で組み立てる場合を示している。
【0040】図において、手挿入工程中のP1 〜Pn
夫々作業者a1 〜an の動作に対応しており、これらの
各動作に対応してコンピュータ1による挿入位置指示処
理Q 1 〜Qn の各プログラムが並行して独立に走る。ま
ず、ステップS51ではキーボード22 よりプリント板
の図番データを入力し、コンピュータ1はディスク装置
7より各作業者a1 〜an について共通の手挿入部品実
装データ(図4の部品実装データより自動挿入部品、後
付け部品、欠品部品の各データを差し引いたもの)を読
み出す。ステップS52では全ディスプレイ装置51
n にプリント板の部品実装用画面及び部品挿入開始の
旨を表示し、ステップS53では夫々のプログラムQ1
〜Qn が型格データの入力を待つ。
【0041】各作業者a1 〜an は、ステップS31で
は各部品箱171 〜17n より夫々に部品型格単位で部
品を選択し、ステップS32ではバーコードリーダ13
1 〜13n により夫々のバーコードチケット16を読み
取り、当該部品の型格データをコンピュータ1に入力す
る。今、作業者a1 の動作とプログラムQ1 の処理に注
目すると、プログラムQ1は、作業者a1 からの型格デ
ータの入力によりステップS54に進み、ディスプレイ
装置51 に当該部品の最初の挿入位置を指示し、ステッ
プS55で挿入終了の入力を待つ。
【0042】一方、作業者aは、ステップS33におい
て、目の前を通過するプリント板が前に独自のマークM
1 を付したプリント板か否かを目視判断し、最初は独自
のマークM1 を付していないから、ステップS34に進
み、最初のプリント板か否かを判断する。即ち、作業者
aは、ディスプレイ装置51 により部品の挿入位置を確
認し、ロット数分の部品を挿入できる体制が整ったら、
その時点で目の前を通過するプリント板を最初のプリン
ト板と判断し、ステップS35でそのプリント板に独自
のマークM1 を付する。ステップS36では該独自のマ
ークM1 を付した最初のプリント板に当該部品を挿入す
る。そして、次のプリント板からは同一位置に同一型各
の部品を挿入する。以下、同様にして部品を挿入し、や
がて、ステップS33で独自のマークM1 を付したプリ
ント板がリターンしてくると、ステップS37に進み、
該独自のマークM1 を取り外し、ステップS38ではス
イッチ121 を押し、プログラムQ1 に部品の挿入終了
を入力する。
【0043】プログラムQ1 は、挿入終了の入力により
ステップS56に進み、作業者a1〜an に共通の手挿
入部品実装データの当該部品の挿入位置を挿入済に更新
する。ステップS57では全ディスプレイ装置51 〜5
n の当該部品挿入済となった位置に挿入済を表示する。
更に、ステップS58では同一型格の部品につて次の部
品記号(実装位置)が有るか否かを調べ、有ればステッ
プS59で当該部品の新たな挿入位置を指示する。また
無ければプログラムQ1 を抜けて共通処理であるステッ
プS60に進み、共通ファイル上のプリント板について
の全挿入位置が挿入済であるか否かを調べる。全挿入位
置が挿入済でなければプログラムQ1 のステップS53
に戻り、また挿入済なら処理終了する。
【0044】一方、作業者a1 は、これと並行してステ
ップS39では同一型格の部品につて余りが有るか否か
を調べ、有ればステップS33に戻る。この場合はディ
スプレイ装置51 に当該部品の新たな挿入位置が指示さ
れている。また無ければステップS40で部品箱171
が空か否かを調べ、空でなければステップS31に戻
り、空なら作業終了する。他の作業者a2 〜an の動作
とプログラムQ2 〜Qnの処理についても同様である。
【0045】ところで、本発明では作業編成を簡易なも
のにしているので、これに基づいて流れ作業を行うと、
作業者の習熟度の相違、又はたまたま配膳された部品が
挿入困難である等の理由により、タクトバランスが崩れ
る場合が生じ得る。これにより、例えば、作業者a1
作業を早く終え、作業者an は未だ作業を終えていない
とする。かかる場合には、以下に述べるように作業者a
1 は引き続き作業者a n の応援を行うことができる。
【0046】即ち、作業者a1 は作業者an の部品を型
格単位で取り出し、ステップS32でバーコードリーダ
131 によりそのバーコードチケット16を読み取り、
当該部品の型格データをプログラムQ1 に入力する。一
方、プログラムQ1 は、ステップS60の判別で共通フ
ァイル上のプリント板についての全挿入位置が挿入済で
ないことにより、ステップS53で型格データの入力を
待っている。このリンケージにより、上記のような作業
者a1 の動作とプログラムQ1 の処理とが再開される。
そして、やがてステップS60の判別で共通ファイル上
のプリント板についての全挿入位置が挿入済になると、
処理終了する。
【0047】なお、図8のシステムのコンベア61 ,6
2 を停止させれば、そのままで図6のシステムを実現で
き、これにより図7で説明したような小ロット品の作業
を行えるようになる。従って、大,中,小のいずれのロ
ットが発生しても、常に図8のシステムをフル稼働させ
られる。また、上記実施例ではバーコードリーダ131
により部品型格データをコンピュータ1に入力したがこ
れに限らない。他にも、例えばディスプレイ画面上の型
格データを選択する方法、又はキーボード入力等により
部品型格データをコンピュータ1に入力するように構成
しても良い。
【0048】
【発明の効果】以上述べた如く本発明方法は上述したよ
うな構成であるので、プリント板の組立における作業編
成、部品配膳、部品挿入の各工程を格段に簡略化、能率
化できる。これを具体的に言うと、作業編成工程では、
作業編成表作成時間の低減、部品実装図面等の作成作業
の廃止、さらに作業人員の変化に容易に対応できる等の
効果がある。
【0049】また部品配膳工程では、部品型格と部品記
号とを対応させる作業の削除、部品実装図面等を探して
作業者別の組立部材に添付する作業の廃止、更には部品
開梱、数え作業等の省略を行える。また部品挿入工程で
は、部品記号を確認して挿入位置を部品実装図面から探
す作業の廃止、編成作業時のラインバランス・ロスの削
除、製造ロットの変動時の設備と作業者の有効活用、部
品挿入ミスの低減等を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の原理を説明する図である。
【図2】図2は実施例のプリント板組立システムのブロ
ック図である。
【図3】図3は実施例の簡易作業編成表作成処理のフロ
ーチャートである。
【図4】図4は実施例の部品実装データを説明する図で
ある。
【図5】図5は実施例の簡易作業編成表の作成過程を説
明する図である。
【図6】図6は第1実施例の部品挿入システムの斜視図
である。
【図7】図7は第1実施例の部品挿入工程のフローチャ
ートである。
【図8】図8は第2実施例の部品挿入システムの斜視図
である。
【図9】図9は第2実施例の部品挿入工程のフローチャ
ートである。
【図10】図10は従来のプリント板の組立工程を説明
する図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ 2 データ入力装置 3 データ出力装置 4 テーブル 6 コンベア 51 〜5n 指示装置 141 〜14n プリント板 15,171 〜17n 部品箱 a1 〜an 作業者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 光昌 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 佐久間 三雄 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 野村 明夫 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 若月 良昭 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業編成を行うコンピュータ(1)と、
    データ入力装置(2)と、データ出力装置(3)とを備
    え、 コンピュータ(1)は、 (a)CAD、CAMにおける図番別部品一覧、部品別
    実装位置の部品実装データから自動挿入部品、後付け部
    品、欠品部品のデータを差し引いて手挿入部品データを
    抽出し、 (b)抽出した手挿入部品データより手挿入部品の総個
    数を求め、 (c)データ入力装置(2)より作業編成人数を入力
    し、 (d)入力した作業編成人数により各作業者に手挿入部
    品の個数を部品型格単位で平準化して割り振り、 (e)各作業者に割り振った手挿入部品の種別及び個数
    を含む簡易作業編成表を作成してこれをデータ出力装置
    (3)に出力する、 上記ステップ(a)〜(e)を備える簡易作業編成工程
    を備えることを特徴とするプリント板の組立方法。
  2. 【請求項2】 部品実装データは部品形状データを含
    み、 ステップ(b)では、抽出した手挿入部品データを部品
    形状データに従って複数種の高さに分類し、かつ高さ別
    に手挿入部品の総個数を求め、 ステップ(d)では、入力した作業編成人数により各作
    業者に手挿入部品の高さ別の個数を部品型格単位で平準
    化し、かつ低い方の部品から先に挿入するように割り振
    る、 ことを特徴とする請求項1のプリント板の組立方法。
  3. 【請求項3】 簡易作業編成表に対応する個数の部品を
    部品型格単位で各作業者に配膳することを特徴とする請
    求項1のプリント板の組立方法。
  4. 【請求項4】 プリント板を搭載するテーブル(4)
    と、 テーブル(4)に設けた部品挿入位置の指示装置(5)
    と、 手挿入部品実装データを保持すると共に、作業者の操作
    入力に従って該手挿入部品実装データを更新し、指示装
    置(5)の指示を制御するコンピュータ(1)とを備
    え、 作業者は、 (a)部品箱より部品型格単位で部品を選び、 (b)選んだ部品の型格データをコンピュータ(1)に
    入力し、 (c)コンピュータ(1)は型格データの入力により指
    示装置(5)に当該部品の挿入位置を指示し、 (d)作業者は該指示に従って1枚目のプリント板に1
    部品を挿入し、 (e)2枚目のプリント板からは同一位置に同一部品を
    挿入し、 (f)最後のプリント板に部品を挿入するとコンピュー
    タ(1)に部品挿入終了を入力し、 (g)コンピュータ(1)は部品挿入終了の入力により
    当該部品の挿入位置を挿入済に更新し、 上記各ステップを部品箱の全型格の部品について実行す
    ることを特徴とするプリント板の組立方法。
  5. 【請求項5】 ステップ(c)では、コンピュータ
    (1)は型格データの入力により指示装置(5)に当該
    型格部品の最初の挿入位置を指示し、又は部品挿入終了
    の入力により同一型格についての他の部品挿入位置があ
    る時は指示装置(5)に当該型格部品の新たな挿入位置
    を指示し、 ステップ(g)の次に、 (h)同一型格の部品が残っている場合はステップ
    (c)に戻り、また残っていない場合はステップ(a)
    に戻る、 を備えることを特徴とする請求項4のプリント板の組立
    方法。
  6. 【請求項6】 プリント板を搭載してエンドレスにリタ
    ーンするコンベア(6)と、 コンベア(6)の各作業位置に設けた部品挿入位置の指
    示装置(51 〜5n )と、 各作業者について共通の手挿入部品実装データを保持す
    ると共に、各作業者の操作入力に従って該手挿入部品実
    装データを更新し、各指示装置(51 〜5n )の指示を
    制御するコンピュータ(1)とを備え、 各作業者は、 (a)部品箱より部品型格単位で部品を選び、 (b)選んだ部品の型格データをコンピュータ(1)に
    入力し、 (c)コンピュータ(1)は型格データの入力により当
    該作業者の指示装置5に当該部品の挿入位置を指示し、 (d)作業者は該指示に従って1プリント板に1部品を
    挿入すると共に、最初の部品を挿入したプリント板に独
    自のマーク(M)を付し、 (e)次のプリント板からは同一位置に同一部品を挿入
    し、 (f)独自のマーク(M)を付したプリント板がリター
    ンした時は該独自のマーク(M)を取り去ると共に、コ
    ンピュータ(1)に部品挿入終了を入力し、 (g)コンピュータ(1)は部品挿入終了の入力により
    共通の手挿入部品実装データの当該部品の挿入位置を挿
    入済に更新すると共に、全指示装置(51 〜5n)の当
    該部品の挿入位置に部品挿入済を指示し、 上記各ステップを部品箱の全型格の部品について実行す
    ることを特徴とするプリント板の組立方法。
  7. 【請求項7】 ステップ(c)では、コンピュータ
    (1)は型格データの入力により当該作業者の指示装置
    (5)に当該型格部品の最初の挿入位置を指示し、又は
    部品挿入終了の入力により同一型格についての他の部品
    挿入位置がある時は当該作業者の指示装置(5)に当該
    型格部品の新たな挿入位置を指示し、 ステップ(g)の次に、 (h)同一型格の部品が残っている場合はステップ
    (c)に戻り、また残っていない場合はステップ(a)
    に戻る、 を備えることを特徴とする請求項6のプリント板の組立
    方法。
  8. 【請求項8】 プリント板を搭載してエンドレスにリタ
    ーン可能なコンベア(6)と、 コンベア(6)の各作業位置に設けた部品挿入位置の指
    示装置(51 〜5n )と、 各作業者について共通又は個別の手挿入部品実装データ
    を保持すると共に、各作業者の操作入力に従って該共通
    又は個別の手挿入部品実装データを更新し、各指示装置
    (51 〜5n )の指示を制御するコンピュータ(1)と
    を備え、 小ロット品の組立についてはコンベア(6)を停止して
    1又は2以上の作業者が個別の手挿入部品実装データに
    基づくコンピュータ(1)の制御下で夫々の指示装置
    (5)の指示に従って独立に部品の挿入を行い、 また大,中ロット品の組立についてはコンベア(6)を
    エンドレスにリターンさせて複数の作業者が共通の手挿
    入部品実装データに基づくコンピュータ(1)の制御下
    で指示装置(51 〜5n )の指示に従って部品の流れ作
    業による挿入を行うことを特徴とするプリント板の組立
    方法。
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