JPH0645789Y2 - プレートコイル式ドラム底部加熱装置 - Google Patents

プレートコイル式ドラム底部加熱装置

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JPH0645789Y2
JPH0645789Y2 JP4098489U JP4098489U JPH0645789Y2 JP H0645789 Y2 JPH0645789 Y2 JP H0645789Y2 JP 4098489 U JP4098489 U JP 4098489U JP 4098489 U JP4098489 U JP 4098489U JP H0645789 Y2 JPH0645789 Y2 JP H0645789Y2
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JP
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drum
plate
plate coil
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正治 和泉
政夫 栗原
一夫 若井
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Nihon Parkerizing Co Ltd
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Nihon Parkerizing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はプレートコイル式ドラム底部加熱装置、詳しく
は鋼製ドラム又は鋼製オープンドラムをドラム受板の受
面上に着座させドラムの底部を加熱させることができる
ようにしたプレートコイル式ドラム底部加熱装置に関す
る。
[従来の技術] ドラムにはJISZ1600に規定された鋼製オープンドラム又
はJISZ1601に規定された鋼製ドラムがあり、これらのド
ラムには接着剤、塗料、グリース、アスフアルト、ペイ
ント、ワックス、オイル等の高粘性液や固形物が収容さ
れることもあり、それらの内容物の取り出しを容易にす
るため、ドラムの直胴部を加熱するドラム直胴部加熱装
置及び又はドラムの底部を加熱するドラム底部加熱装置
が用いられることがあった。
前記ドラム直胴部加熱装置及びドラム底部加熱装置には
例えば第2図に示されるような電熱式のものがある。第
2図において、1は電熱式ドラム直胴部加熱装置であっ
て、エレメント2、保温材3、外装・金属ケース4、温
度調節器5及び上蓋6からなっており、7は電熱式ドラ
ム底部加熱装置である。電熱式ドラム直胴部加熱装置1
及び電熱式ドラム底部加熱装置7は併用又は単独にて用
いられる。
又ドラム直胴部加熱装置には第3図(A)(B)(C)
に示されるようなプレートコイル式のものもある。第3
図(A)において、8はプレートコイル式ドラム直胴部
加熱装置であって、プレートコイル9、ホースニップル
10及び接続配管11からなっており、ドラムの直胴部に密
着させて巻き付けて用いられる。
更にプレートコイル式ドラム底部加熱装置もあり、それ
は図示しないが、第2図に示される電熱式のものと同様
にドラム受板にプレートコイルが固定的に取り付けられ
たものであった。
[考案が解決しようとする課題] ところで上述のプレートコイル式ドラム加熱装置は前述
の電熱式ドラム加熱装置に比して熱効率が高い、安価で
ある等種々の長所があるために開発されたのであるが、
ドラムの底板は使用中の打痕、衝撃等により凹凸が生じ
たり変形するためドラム底部加熱装置のプレートコイル
の上面に対する座わりが悪く、加熱装置からドラムの底
部に対し熱が伝達される接触面積が大きくならないとい
う問題があった。
[課題を解決するための手段] 本考案はプレートコイル式ドラム底部加熱装置における
上述の問題を解決し、ドラムをドラム受板の受面上に着
座させたときドラム底部加熱装置の上面とドラムの底板
との接触面積を大きくするために、鋼製ドラム又は鋼製
オープンドラムのチャイム巻締部分を着座させるための
受面を有する輪板状のドラム受板と、加熱媒体の循環流
路を有し前記輪板状のドラム受板の内周部に上下動可能
に且つ水平揺動可能に装入された円板状のプレートコイ
ルと、前記受面からの前記プレートコイルの上面の高さ
が前記ドラムのチャイム巻締部分の長さより高くなるよ
うに前記プレートコイルを持ち上げるために前記プレー
トコイルの下方に挿入された複数のスプリングとを有
し、それによって前記ドラムを前記ドラム受板の受面上
に着座させたときに前記プレートコイルの上面がそのド
ラムの底板に当接するようになっていることを特徴とす
るプレートコイル式ドラム底部加熱装置を提供しようと
するものである。
[実施例] 以下本考案によるプレートコイル式ドラム底部加熱装置
の実施例について第1図(A)(B)(C)(D)を参
照して説明する。
第1図(A)はプレートコイル式ドラム底部加熱装置の
断面正面図、第1図(B)は第1図(A)の平面図、第
1図(C)はドラム底部加熱装置に含まれるプレートコ
イルの底面図、第1図(D)は第1図(C)のD−D線
拡大断面正面図である。
第1図(A)及び第1図(B)において、21はドラム受
板であって、鋼製ドラム又は鋼製オープンドラムのチャ
イム巻締部分を着座させるための輪板状の受面22とその
受面22をほぼ水平に地面上に支持するための脚23とから
なっている。
24は第1図(C)及び第1図(D)に示されるように平
板25とエンボス板26とが接合されて加熱媒体の循環流路
27が形成された円板状のプレートコイルであって、第1
図(A)に示されるように周辺部に下向きフランジ28が
設けられ、輪板状のドラム受板21の内周部に上下動可能
に且つ水平揺動可能に装入されている。
29は複数のスプリングであって、プレートコイル24の下
方に挿入され、受面22からのプレートコイル24の上面の
高さがドラムのチャイム巻締部分の長さより高くなるよ
うにプレートコイル24を持ち上げるために設けられてい
る。プレートコイル24は上下動可能に且つ水平揺動可能
になっているため、ドラムをチャイム巻締部分がドラム
受板21の受面22上に乗るように着座させたとき、プレー
トコイル24の上面がドラムの底板にスプリング29の張力
によって押圧されるようになっている。
[考案の効果] 本考案によるプレートコイル式ドラム底部加熱装置は、
上述のように構成されているので、チャイム巻締部分が
ドラム受板の受面上に乗るようにドラムを加熱装置上に
着座させたとき、加熱装置のプレートコイルがドラムの
底板の変形凹凸になじむように上下動するとともに水平
揺動するので、プレートコイルの上面とドラムの底板と
の接触面積が大となり加熱効率を向上させることができ
るという効果があり、且つ熱ロス防止の副次効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本考案によるプレートコイル式ドラム底
部加熱装置の実施例の断面正面図、 第1図(B)は第1図(A)の平面図、 第1図(C)は第1図(A)(B)のドラム底部加熱装
置に含まれるプレートコイルの底面図、 第1図(D)は第1図(C)のD−D線拡大断面正面
図、 第2図は従来の電熱式ドラム加熱装置の斜視図、 第3図(A)は従来のプレートコイル式ドラム加熱装置
の正面図、 第3図(B)は第3図(A)のプレートコイルの展開
図、 第3図(C)は第3図(B)のC−C線拡大断面側面図
である。 21……ドラム受け板 22……受面 23……脚 24……プレートコイル 25……平板 26……エンボス板 27……循環流路 28……下向きフランジ 29……スプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋼製ドラム又は鋼製オープンドラムのチャ
    イム巻締部分を着座させるための受面を有する輪板状の
    ドラム受板と、加熱媒体の循環流路を有し前記輪板状の
    ドラム受板の内周部に上下動可能に且つ水平揺動可能に
    装入された円板状のプレートコイルと、前記受面からの
    前記プレートコイルの上面の高さが前記ドラムのチャイ
    ム巻締部分の長さより高くなるように前記プレートコイ
    ルを持ち上げるために前記プレートコイルの下方に挿入
    された複数のスプリングとを有し、それによって前記ド
    ラムを前記ドラム受板の受面上に着座させたときに前記
    プレートコイルの上面がそのドラムの底板に当接するよ
    うになっていることを特徴とするプレートコイル式ドラ
    ム底部加熱装置。
JP4098489U 1989-04-10 1989-04-10 プレートコイル式ドラム底部加熱装置 Expired - Fee Related JPH0645789Y2 (ja)

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JPH02134448U JPH02134448U (ja) 1990-11-08
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