JPH064574A - 機械翻訳装置 - Google Patents

機械翻訳装置

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JPH064574A
JPH064574A JP4165760A JP16576092A JPH064574A JP H064574 A JPH064574 A JP H064574A JP 4165760 A JP4165760 A JP 4165760A JP 16576092 A JP16576092 A JP 16576092A JP H064574 A JPH064574 A JP H064574A
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JP
Japan
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translation
sentence
character string
translated
morpheme
Prior art date
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Pending
Application number
JP4165760A
Other languages
English (en)
Inventor
Michifumi Nagao
理史 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOBE NIPPON DENKI SOFTWARE KK
NEC Software Kobe Ltd
Original Assignee
KOBE NIPPON DENKI SOFTWARE KK
NEC Software Kobe Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOBE NIPPON DENKI SOFTWARE KK, NEC Software Kobe Ltd filed Critical KOBE NIPPON DENKI SOFTWARE KK
Priority to JP4165760A priority Critical patent/JPH064574A/ja
Publication of JPH064574A publication Critical patent/JPH064574A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文章に応じて翻訳させたくない文字列を指定
することにより、文章の意図に応じた適切な訳文を生成
する。 【構成】 非翻訳形態素設定部15は、原文文字列をそ
のまま訳出させたい場合に、一文中の特定文字列に対し
非翻訳文字列を指定するためのものである。一括非翻訳
文字列指定ファイル設定部16は、非翻訳文字列を複数
指定したい場合に非翻訳文字列を一括して設定したテキ
ストファイルを指定可能である。1文非翻訳設定部14
は、1文すべてを非翻訳設定することができる。翻訳制
御部113は、その指定をもとに指定文字例・文を翻訳
せずに原文文字列を訳文コードに変換して訳出するよう
な処理を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ある言語を別の言語に
翻訳する機械翻訳装置に関し、特に、利用者が特定の文
字列または文に対して翻訳せずに原文の文字列で訳出さ
せたい場合、非翻訳文字列,非翻訳文の指定を行ない、
その指定に応じた翻訳を行なうことにより、文意に添っ
たより高度な翻訳を行なうことができる機械翻訳装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の機械翻訳装置では、入力
された原文文字列は、まず辞書登録語単位に分割される
(辞書登録語単位に分割された語を形態素という)。
【0003】辞書登録されている形態素についてはその
形態素の持つ辞書情報の中から、文章に添った適切な訳
語が生成されるように翻訳処理を行ない、原文文字列で
辞書に存在しなかった文字列(辞書未登録語)は翻訳処
理を行なう情報がないため原文文字列を訳文コードに変
換して訳出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の機械翻
訳装置は、辞書登録語は辞書情報に従い、相手方言語で
訳出されるような処理を行なっているため、翻訳する必
要がない(原文のまま辞書未登録語のように訳出した
い)語でも翻訳してしまい、原文の文章を反映させた訳
出結果を得られないことがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の機械翻訳装置
は、原文文字列をそのまま訳出させたい場合に、一文中
の特定文字列に対し非翻訳文字列を指定するための非翻
訳形態素設定部と、非翻訳文字列を複数指定したい場合
に非翻訳文字列を一括して設定したテキストファイルを
指定可能な一括非翻訳文字列指定ファイル設定部と、1
文すべてを非翻訳設定することのできる1文非翻訳設定
部と、その指定をもとに指定文字例・文を翻訳せずに原
文文字列を訳文コードに変換して訳出するような処理を
行なう翻訳制御部とを具備することを特徴とする。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0007】図1は本発明の一実施例の構成図、図2,
図3は図1の実施例の動作を示す流れ図である。
【0008】入力制御部13は、原文キーボード12に
よる入力(ステップ204)を要求するか、翻訳対象言
語の入力ファイル11を翻訳単位に文分割する。
【0009】利用者は入力文に対して一括して非翻訳文
字列の指定を希望する場合は、各種エディタで作成した
一括非翻訳文字列指定ファイル114を一括非翻訳文字
列指定ファイル設定部16で設定する(ステップ20
5)。
【0010】一括非翻訳文字列指定ファイル設定部16
は、利用者の指定した一括非翻訳文字列指定ファイル1
14を翻訳制御部113に伝達する(ステップ20
6)。
【0011】また、利用者が入力制御部13において翻
訳単位に文分割された入力文に対して一文単位の非翻訳
指定を希望する場合(ステップ207)は、1文非翻訳
設定部14で該当文に1文非翻訳マークを付与する(ス
テップ208)。1文非翻訳設定部14は、翻訳要求が
行なわれると、その情報を翻訳制御部113へ伝達す
る。
【0012】利用者から翻訳要求が行なわれた場合(ス
テップ209)、入力制御部13は翻訳対象文を1文単
位で翻訳制御部113に伝達する。翻訳制御部113は
1文伝達されると翻訳処理を開始する。
【0013】翻訳制御部113は、一文非翻訳処理部1
7,形態素分割部18,一括非翻訳マーク付与部19,
辞書データロード部110,構文解析部111,訳文生
成部112から構成される。
【0014】翻訳要求が行なわれた場合、一文非翻訳処
理部17は翻訳対象文に1文非翻訳マークが存在するか
どうかをチェックする(ステップ211)。マークが存
在する場合は、翻訳対象文を形態素分割部18に伝達せ
ずに訳文コードに変換しただけで翻訳終了とする(ステ
ップ213)。一文非翻訳処理部17はマークが存在し
ない場合、翻訳対象文を形態素分割部18に伝達する。
【0015】形態素分割部18は、辞書ファイル115
を参照し、形態素分割を行なう(ステップ212)。一
括非翻訳マーク付与部19は、一括非翻訳文字列指定フ
ァイル114が設定された場合は、分割された形態素
(辞書ファイル登録語)と一括非翻訳文字列指定ファイ
ル114中の文字列と比較し、非翻訳指定されている文
字列と同じ形態素であればその形態素に非翻訳マークを
付与し辞書データロード部110に伝達する(ステップ
214,215)。
【0016】辞書データロード部110は、分割された
形態素の辞書情報をロードする(ステップ216)が、
非翻訳マークが付与されている形態素は辞書情報をロー
ドしない。
【0017】構文解析部111と訳文生成部112は形
態素の持つ辞書情報と、文法規則が記述された知識ベー
ス116をもとに解析,生成を行なう(ステップ21
7,218)。その際、非翻訳マーク付与形態素は原文
文字列のまま訳出されるように処理を行ない出力制御部
117に伝達する(ステップ219)。
【0018】出力制御部117は、非翻訳マーク付与形
態素と辞書未登録語の原文文字列を訳文コードに変換し
てその結果を辞書ファイル115に出力する(ステップ
219)。
【0019】非翻訳形態素設定部15は一文単位で翻訳
結果を表示し、利用者は、一括非翻訳指定を行なってい
ない場合や、一括非翻訳文字列指定で漏れた文字列に対
し形態素単位での非翻訳指定を行なうことができる(ス
テップ220)。
【0020】利用者は、非翻訳形態素設定部15で非翻
訳したい形態素を指定する。非翻訳形態素設定部15は
指定された形態素に非翻訳マークを付与し、翻訳要求を
待つ。
【0021】翻訳要求が行なわれると、非翻訳形態素設
定部15は翻訳対象文と非翻訳マーク情報を翻訳制御部
113に伝達する(ステップ221)。非翻訳形態素指
定処理は既に非翻訳指定形態素に非翻訳マークが付与さ
れて非翻訳形態素設定部15から伝達されるため、一括
非翻訳文字列指定処理のような翻訳制御部113での非
翻訳マーク付与処理は必要ない。その後は一括非翻訳指
定処理と同様な処理を行ない、結果を出力する。
【0022】次に、実際の例文を用いて各構成部の動作
を説明する。
【0023】以下のようなテキストファイルを翻訳させ
ようとしたとする。 1.Translator's Workbench PIVOT 2.PIVOT translates English into Japanese. 3.PIVOT system is used with 3 steps. 辞書ファイルに、[PIVOT:ピボット]が存在する場合の
非翻訳指定なしの翻訳結果は、 1.翻訳ワークベンチピボット 2.ピボットは英語を日本語に翻訳する。 3.ピボットは3段階で使用される。 となることが予測される。しかし、製品名などの固有名
詞のような場合には辞書ファイルに存在しても原文文字
列のまま訳出させたい場合もある。そのような場合に非
翻訳の指定を行なう。初めに、一括非翻訳文字列指定に
ていて例を用いて説明する。
【0024】一括非翻訳文字列指定機能は、翻訳前に指
定可能で、かつ、指定文字列は入力ファイル中のすべて
が対象となる。
【0025】利用者は、辞書ファイルに存在しても原文
のまま訳出させたい文字列(PIVOT)をファイルに列挙す
る。
【0026】利用者はそのファイルを一括非翻訳文字列
指定ファイル114として設定する。一括非翻訳文字列
指定ファイル設定部16は、このファイルを翻訳制御部
113へ渡す。
【0027】翻訳制御部113の一部である形態素分割
部18は辞書ファイル115を検索し、辞書登録単位で
形態素分割を行なう。一括非翻訳マーク付与部19は形
態素分割された形態素文字列が一括非翻訳文字列指定フ
ァイル114に存在するかどうかをチェックする。形態
素が指定された文字列であった場合、以下に示すよう
に、その形態素にマークを付与する。
【0028】
【0029】辞書データロード部110は、形態素単位
で辞書ファイル115より辞書情報をロードし、その情
報を構文解析部111に伝達する。構文解析部111で
は、非翻訳のマークの付与されていない辞書登録語は、
辞書情報をもとに翻訳処理を進めていくが、非翻訳のマ
ークが付与されている辞書登録語は辞書情報をロードせ
ずに翻訳処理を行なう。訳文生成部112では、非翻訳
形態素と辞書未登録語は辞書ファイル115に情報が存
在しないため、原文の文字列を訳文コードに変換して訳
文生成を行なう。
【0030】
【0031】このように、製品名などの固有名詞などを
多く含んだ文章を翻訳する場合には、非翻訳文字列指定
したファイルを設定することで原文の文意により近づい
た訳文を生成することができる。
【0032】上記3つの文を一括非翻訳文字列指定して
連続翻訳した結果は以下のようになる。
【0033】
【0034】次に1文非翻訳指定機能について説明す
る。1文非翻訳指定は、1文単位で非翻訳を指定を行な
う。 1.Translator's Workbench PIVOT 2.PIVOT translates English into Japanese. 3.PIVOT system is used with 3 steps. 上のような入力ファイルが入力制御部13に渡されたと
する。利用者は、1文目は翻訳しなくてもよい場合には
1文目を1文非翻訳指定し1〜3文の翻訳要求を行な
う。入力制御部13は1文ずつ翻訳制御部113に伝達
する。
【0035】翻訳制御部113中の一文非翻訳処理部1
7は、1文非翻訳マークが付与されている文は訳文コー
ドに変換して翻訳処理を終了し、マークのない文は通常
の翻訳処理を行なう。その結果、上記1〜3の翻訳結果
は以下のようになる。 1.Translator’s Workbench P
IVOT 2.ピボットは英語を日本語に翻訳する。 3.ピボットは3段階で使用される。
【0036】最後に非翻訳形態素指定機能について説明
する。
【0037】非翻訳形態素指定は、翻訳後の原文に対し
て行なう。利用者は、翻訳不要の訳語に対応する原文形
態素を非翻訳指定する。非翻訳形態素設定部15は、指
定された形態素に非翻訳マークを付与し、翻訳要求が行
なわれると、翻訳対象文と非翻訳マーク情報を入力ファ
イル113に伝達する。
【0038】
【0039】非翻訳形態素指定で指定された形態素は、
一括非翻訳文字列指定と異なり、指定された文中の形態
素だけが対象となる。
【0040】
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
さまざまな分野の文章に対して、その文章に応じて翻訳
させたくない文字列を指定することにより、文章の意図
に応じた適切な訳文を生成することができる。
【0042】また、非翻訳指定に方法も、 1.翻訳前に一括して行なう 2.翻訳結果を参照して行なう 3.1文単位で行なう と3種類あり、文意,状況に応じた非翻訳指定をするこ
とで、より多様な原文解釈を可能とする機構翻訳を行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】図1の動作を示す流れ図である。
【図3】図1の動作を示す流れ図である。
【符号の説明】
11 入力ファイル 12 原文キーボード 13 入力制御部 14 1文非翻訳設定部 15 非翻訳形態素設定部 16 一括非翻訳文字列指定ファイル設定部 17 一文非翻訳処理部 18 形態素分割部 19 一括非翻訳マーク付与部 110 辞書データロード部 111 構文解析部 112 訳文生成部 113 翻訳制御部 114 一括非翻訳文字列指定ファイル 115 辞書ファイル 116 知識ベース 117 出力制御部 118 出力ファイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原文文字列をそのまま訳出させたい場合
    に、一文中の特定文字列に対し非翻訳文字列を指定する
    ための非翻訳形態素設定部と、非翻訳文字列を複数指定
    したい場合に非翻訳文字列を一括して設定したテキスト
    ファイルを指定可能な一括非翻訳文字列指定ファイル設
    定部と、1文すべてを非翻訳設定することのできる1文
    非翻訳設定部と、その指定をもとに指定文字例・文を翻
    訳せずに原文文字列を訳文コードに変換して訳出するよ
    うな処理を行なう翻訳制御部とを具備することを特徴と
    する機械翻訳装置。
JP4165760A 1992-06-24 1992-06-24 機械翻訳装置 Pending JPH064574A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4165760A JPH064574A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 機械翻訳装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4165760A JPH064574A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 機械翻訳装置

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JPH064574A true JPH064574A (ja) 1994-01-14

Family

ID=15818529

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JP4165760A Pending JPH064574A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 機械翻訳装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010055353A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及び画像処理プログラム
WO2016067521A1 (en) * 2014-10-30 2016-05-06 Ricoh Company, Ltd. Electrostatic latent image developing white developer, image forming method, image forming apparatus, and process cartridge

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981117