JPH0645731Y2 - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置

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JPH0645731Y2
JPH0645731Y2 JP1989017886U JP1788689U JPH0645731Y2 JP H0645731 Y2 JPH0645731 Y2 JP H0645731Y2 JP 1989017886 U JP1989017886 U JP 1989017886U JP 1788689 U JP1788689 U JP 1788689U JP H0645731 Y2 JPH0645731 Y2 JP H0645731Y2
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JP
Japan
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screw shaft
force
motor
bracket
piston
Prior art date
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Application number
JP1989017886U
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JPH02109052U (ja
Inventor
政弘 小川
Original Assignee
有限会社セイコー技研
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、例えば家具、テレビ、カウンタ等の備品の上
下動作、身障者向けのベッドの駆動や入浴装置等の作動
あるいは高粘度液体の定量吐出に用いられる駆動装置に
関するものである。
【考案の背景】
従来より、各種の油圧装置のような駆動装置が提案され
ていること周知の通りである。 しかしながら、これらの駆動装置にも各種の不満が残さ
れており、例えば家具、テレビ、カウンタ等の備品の上
下動作、身障者向けのベッドの駆動や入浴装置等の作動
あるいは高粘度液体の定量吐出に用いられる駆動装置の
開発が待たれている。
【考案の開示】
本考案は前記の要望に沿ってなされたものであり、モー
タと、このモータの回転駆動力により回転するスクリュ
ー軸と、このスクリュー軸に螺合し、スクリュー軸の回
転により前進・後退するブラケットと、このブラケット
の前進・後退により動作するピストン装置と、前記スク
リュー軸の後退に抵抗する力を付与する付勢手段と、こ
の付勢手段による付与力を調整する調整手段と、この調
整手段で所定の付与力に設定された力以上の後退力がス
クリュー軸に作用した際、後退するスクリュー軸が接触
し、前記モータを停止させるスイッチ片とを具備するこ
とを特徴とする駆動装置を提案するものである。
【実施例】
第1図及び第2図は、本考案に係る駆動装置の1実施例
の一部切欠状態の平面図及び側面図である。 各図中、1はフレーム、2はモータであり、このモータ
2はフレーム1に対して固定されている。 3はスクリュー軸であり、このスクリュー軸3はフレー
ム1に対して所定の軸受け機構を介して回転可能に配設
されている。 4は、モータ2の出力軸に固定されたスプロケット5と
スクリュー軸3に固定されたスプロケット6との間に懸
架されたチェーンであり、スイッチオンによってモータ
2が作動すると、モータ2の回動力がチェーン4を介し
てスプロケット6に伝達され、スクリュー軸3はその軸
芯を中心にして回転するように構成されている。 7はスクリュー軸3のネジ部に螺合するネジ孔が構成さ
れたブラケットであり、このブラケット7はフレーム1
のガイド部にスライド可能に配設されており、スクリュ
ー軸3の回転によってこれに螺合しているブラケット7
が第1図及び第2図中左右方向に直進動するよう構成さ
れている。 8はブラケット7に固定された第1のピストン装置9の
ピストンロッドである。尚、10はピストンヘッド、11は
シリンダ、12はシリンダ内に充填されているオイルであ
る。 13は耐圧ホースを介して第1のピストン装置に連結され
ている第2のピストン装置であり、この第2のピストン
装置13にはピストンロッド14が設けられており、第1の
ピストン装置9のピストンロッド8の直進動により第2
のピストン装置13のピストンロッド14が直進動(例えば
水平動作又は上下動作)するよう構成されている。 15,16は、その設定位置が調整可能にフレーム1に対し
て取り付けられたリミットスイッチであり、第1図及び
第2図中モータ2の作動によってブラケット7が左側か
ら右側に移動してきて、ブラケット7に設けた作動ピン
17によってリミットスイッチ15のレバーが作動させられ
ると、スイッチオフとなってモータ2の作動が停止させ
られ、ピストンロッド8はそれ以上右方向には移動でき
ず、従って第2のピストン装置13のピストンロッド14は
そのシリンダからの突出を停止するようになり、又、モ
ータ2の上記とは逆方向に回転する作動によってブラケ
ット7が右側から左側に移動してきて、ブラケット7に
設けた作動ピン17によってリミットスイッチ16のレバー
が作動させられると、スイッチオフとなってモータ2の
作動が停止させられ、ピストンロッド8はそれ以上左方
向には移動できず、従って第2のピストン装置13のピス
トンロッド14のそのシリンダ内への退避も停止するよう
になっている。 18は、スクリュー軸3の基部3a(第1図及び第2図中左
端)を右側に付勢しているコイルバネあるいは板バネ等
の弾撥材からなるスクリュー軸保持手段であり、このス
クリュー軸保持手段18によってスクリュー軸3は図中左
側への動きを規制されている。 尚、スクリュー軸3はスクリュー軸保持手段18で図中左
側への動きを規制されているのみならず、このスクリュ
ー軸保持手段18による図中右方向への付勢に対するスト
ッパ規制は、スクリュー軸3に取り付けられているスプ
ロケット6とフレーム1との接触で行なわれている。 従って、スクリュー軸3は、スクリュー軸保持手段18に
よる付勢力以上で逆方向の力が作用すれば図中左側に多
少移動可能なるも、スプロケット6とフレーム1との接
触関係によって図中右方向への移動は不可能となってい
る。 19はスクリュー軸保持手段18による保持力(付勢力)を
調整する調整ネジ等の調整手段であり、この調整手段19
を作動させてスクリュー軸保持手段18を図中左右させる
ことで保持力(付勢力)を調整できるように構成されて
いる。 20はスクリュー軸3の基部3aに対向して調整手段19を貫
通配設したスクリューノブであり、このスクリューノブ
20を捩じ込んでスクリューノブ20先端部をスクリュー軸
3に当接させたりあるいはスクリュー軸3から離間させ
ておくことができるよう構成されている。 上記のように構成させた駆動装置の作用を次に述べる。 すなわち、スイッチオンとされ、フレーム1に取り付け
たギヤーで減速されたモータ2が正回転すると、その出
力回転軸にセットされたスプロケット5が回転し、同時
にチェーン4で連動されたもう一方のスプロケット6が
回転する。 このスプロケット6は、スクリュー軸3に固定されてい
る為、スクリュー軸3も正回転する。 又、このスクリュー軸3にはピストンロッド8がブラケ
ット7を介して連結されている為に、スクリュー軸3が
正回転すると、ブラケット7は右側に進み、同時にピス
トンロッド8に固定されたシリンダ11内のピストンヘッ
ド10が右側に進み、シリンダ11内のオイル12を排出す
る。そして、排出されたオイル12は耐圧ホースで連結さ
れた第2のピストン装置13のピストンロッド14を動か
す。 この時、任意の所定の位置まで移動するとブラケット7
も所定の位置にあるから、その位置にリミットスイッチ
15が取り付けられておれば、図中右側に前進してくるブ
ラケット7に取り付けられた作動ピン17でリミットスイ
ッチ15のレバーが押し下げられて電源を切り、モータ2
が停止する。 又、モータ2を逆転すると、動作が全て逆になり、オイ
ル12も逆流するので、ピストン装置内の圧力は負とな
る。この時、任意の所定の位置まで移動するとブラケッ
ト7も所定の位置にあるので、リミットスイッチ16を所
定の位置にセットしておけば、作動ピン17でリミットス
イッチ16のレバーが押し下げられて電源を切り、モータ
停止となる。 この基本動作の中でモータ2が正回転し、オイルがシリ
ンダ11内より一定の圧力で第2のピストン装置に送り込
まれている時、正常な動きを妨げるような大きな圧力が
加わり過負荷になった場合には、第2のピストン装置の
シリンダ内の圧力が上がり、その行き場がない為にシリ
ンダ11内のピストンヘッド10を戻り方向(逆転方向)に
押し戻す働きをするようになる。そして、ピストンヘッ
ド10にはピストンロッド8が固定されており、それは又
ブラケット7に固定されているので、スクリュー軸3は
戻り方向に移動するようになる。 このスクリュー軸3にはスプロケット6が固定されて、
チェーンが懸架されている為大幅に戻り方向に動くこと
はないものの、多少押し戻されたその基部3aが電源スイ
ッチ21のレバー21aを押すことになり、モータ2の電源
が切られることになる。すなわち、スクリュー軸保持手
段18による保持力以上の力が保持付勢力の反対方向にス
クリュー軸3に作用すると、このスクリュー軸3の保持
が一度崩れて反対方向に移動し、この移動によって電源
スイッチ21のレバー21aが押されて、モータ2が停止す
るのである。 尚、一定圧力以上の過負荷圧力の設定は弾撥材からなる
スクリュー軸保持手段18の反発力の設定で自由に決めら
れる。つまり、弾撥力からなるスクリュー軸保持手段18
はフレーム1にねじ込まれた保持力調整ネジ等の調整手
段19によってその背を押えられ、その結果弾撥材からな
るスクリュー軸保持手段18が押えられている。そして、
この保持力調整手段19を締付方向にねじると、弾撥材か
らなるスクリュー軸保持手段18はより一層強く押えられ
る。例えば、第2のピストン装置の最大動作圧力を100k
gとした場合、スクリュー軸保持手段によるフレーム1
側にチェーンスプロケット6を押し付ける力は100kg+
αになるように保持力調整手段19を操作すればよい。 保持力調整手段19にねじ込まれているスクリューノブ20
は、負荷圧力の設定をしないでこの装置を使用したい場
合、このスクリューノブ20を回してその頭をスクリュー
軸3に接するようにして使用すると、スクリュー軸3は
常にスクリューノブ20で規制されるから、第2のピスト
ン装置からの反力を受けても押しもどされることがなく
なり、モータにの出力に応じて高圧力で使用出来るよう
になる。
【効果】
本考案に係る駆動装置は、モータと、このモータの回転
駆動力により回転するスクリュー軸と、このスクリュー
軸に螺合し、スクリュー軸の回転により前進・後退する
ブラケットと、このブラケットの前進・後退により動作
するピストン装置と、前記スクリュー軸の後退に抵抗す
る力を付与する付勢手段と、この付勢手段による付与力
を調整する調整手段と、この調整手段で所定の付与力に
設定された力以上の後退力がスクリュー軸に作用した
際、後退するスクリュー軸が接触し、前記モータを停止
させるスイッチ片とを具備してなるので、設定値を越え
る力がピストン装置に作用して後退した場合、直ちにモ
ータは停止するから、安全性が高く、しかも前記設定値
を必要に応じて変えることが出来、従って一機種でもっ
て各種のものに利用でき、例えば家具、テレビ、カウン
タ等の備品の上下動作、身障者向けのベッドの駆動や入
浴装置等の作動あるいは高粘度液体の定量吐出に用いる
ことができる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本考案に係る駆動装置の1実施例
の一部切欠状態の平面図及び側面図である。 1……フレーム、2……モータ、3……スクリュー軸、
4……チェーン、5,6……スプロケット、7……ブラケ
ット、8……ピストンロッド、9……第1のピストン装
置、10……ピストンヘッド、11……シリンダ、12……オ
イル、13……第2のピストン装置、14……ピストンロッ
ド、15,16……リミットスイッチ、17……作動ピン、18
……スクリュー軸保持手段、19……調整手段、20……ス
クリューノブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータと、このモータの回転駆動力により
    回転するスクリュー軸と、このスクリュー軸に螺合し、
    スクリュー軸の回転により前進・後退するブラケット
    と、このブラケットの前進・後退により動作するピスト
    ン装置と、前記スクリュー軸の後退に抵抗する力を付与
    する付勢手段と、この付勢手段による付与力を調整する
    調整手段と、この調整手段で所定の付与力に設定された
    力以上の後退力がスクリュー軸に作用した際、後退する
    スクリュー軸が接触し、前記モータを停止させるスイッ
    チ片とを具備することを特徴とする駆動装置。
JP1989017886U 1989-02-20 1989-02-20 駆動装置 Expired - Lifetime JPH0645731Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989017886U JPH0645731Y2 (ja) 1989-02-20 1989-02-20 駆動装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989017886U JPH0645731Y2 (ja) 1989-02-20 1989-02-20 駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02109052U JPH02109052U (ja) 1990-08-30
JPH0645731Y2 true JPH0645731Y2 (ja) 1994-11-24

Family

ID=31232056

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989017886U Expired - Lifetime JPH0645731Y2 (ja) 1989-02-20 1989-02-20 駆動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0611431Y2 (ja) * 1984-06-12 1994-03-23 株式会社椿本チエイン 安全装置付き直線作動機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02109052U (ja) 1990-08-30

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