JPH0645695U - 汚水処理槽 - Google Patents

汚水処理槽

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JPH0645695U
JPH0645695U JP8110692U JP8110692U JPH0645695U JP H0645695 U JPH0645695 U JP H0645695U JP 8110692 U JP8110692 U JP 8110692U JP 8110692 U JP8110692 U JP 8110692U JP H0645695 U JPH0645695 U JP H0645695U
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JP
Japan
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sewage
rising pipe
air
air filter
pipe
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JP8110692U
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俊夫 丸山
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 汚水の放流量の脈動を無くす。汚水の飛散を
防止する。 【構成】 立ち上り管4の上部に外部に通じる通気口2
0を設ける。通気口20が着脱自在のエアフィルタ21
にて閉塞される。立ち上り管4の上端部で気泡Aがはじ
けてもエアフィルタ21によって汚水6が周囲に飛散す
るのが防がれる。立ち上り管4の内部の空気はエアフィ
ルタ21を介して外部に逃げる。汚水6の放流量の脈動
が無くなる。嫌気処理室1の水質低下を防いで、脈動に
よる音、振動を低減する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、汚水処理槽に関し、詳しくは例えば好気処理室から嫌気処理室に汚 水を返送する装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりこの種汚水処理槽7′は、例えば図3に示すように、汚水6を嫌気処 理室1で嫌気処理し、続いて好気処理室2に送るものであって、好気処理室2内 の汚水6はエアリフト用の立ち上り管4′の上部に持ち上げられて、返送管5′ を介して嫌気処理室1に汚水6が返送されるようになっている。図中、9はエア 発生器、10はエア配管、30は隔壁である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来の立ち上り管4′の内部では汚水6の上昇と共に気泡Aが上昇 して、立ち上り管4′の上端部ではじける際に、汚水6が通気口20から周囲に 飛散するおそれがある。これを防止するために、立ち上り管4′の通気口20を 蓋で閉じることが考えられるが、立ち上り管4′の内部ではじけた気泡Aを外部 へ逃がすことができなくなり、汚水6の放流量の脈動が大きくなる。このため、 嫌気処理室1の汚水6が脈動した汚水6によってかき混ぜられる状態となり、嫌 気処理室1の汚水6を静かに保つことができず、水質が低下するおそれがある。 そのうえ、放流量の脈動によって音、振動が大きくなるという問題もあった。
【0004】 本考案は、上記従来の課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは 、汚水の放流量の脈動を無くすと共に、立ち上り管の上端部での汚水の飛散を防 止できるようにした汚水処理槽を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は、汚水処理槽7に複数の室1,2を設け 、エアリフト用の立ち上り管4とこれに連なる返送管5とによって1つの室1か ら別の室2に汚水6を返送する汚水返送装置を備えた汚水処理槽7において、上 記立ち上り管4の上部に外部へ通じる通気口20が設けられると共に、この通気 口20が着脱自在のエアフィルタ21にて閉塞されていることを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案によれば、立ち上り管4の上端部に通気口20を設け、この通気口20 を着脱自在のエアフィルタ21にて閉塞するようにしたから、立ち上り管4の上 端部で気泡Aがはじけてもエアフィルタ21によって汚水6が周囲に飛散するの が防がれる。しかも、立ち上り管4の内部の気泡Aがはじけてもその空気はエア フィルタ21を介して外部へ逃がすことができるので、汚水6の放流量の脈動が 大きくなるのを防止でき、立ち上り管4からの汚水6が返送管5を介してスムー ズに送られるようになる。従って、例えば嫌気処理室1をかき混ぜることが少な くなり、嫌気処理室1内の汚水6が静かに保たれ、水質の低下を防止できると同 時に、脈動による音、振動を低減させることができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。本実施例では、好気処理 室2から嫌気処理室1に汚水6を返送するための汚水返送装置3を備えた汚水処 理槽7を例示する。上記汚水返送装置3は、図1に示すように、エアリフト用の 立ち上り管4と返送管5とエア器9等を備える。上記立ち上り管4は、例えば好 気処理室2に設置され、エアリフトによって汚水6を立ち上り管4の上端部に持 ち上げる働きをする。この立ち上り管4の上部には、返送管(横引き管)5が連 結されている。この返送管5は、先端が隔壁30を乗り越えて例えば嫌気処理室 1に導かれている。
【0008】 上記立ち上り管4の上端部には、返送管5との接続箇所よりも上位に通気口2 0が設けられており、この通気口20を介して立ち上り管4の内部と外部とが互 いに連通している。通気口20は通気性のある素材から成るエアフィルタ21で 閉塞されている。このエアフィルタ21は、図2に示すように、底面に開口部2 2を有する受皿23の中に着脱自在に収納されると共に、この受皿23は立ち上 り管4の通気口20に着脱自在に被せられている。なお、エアフィルタ21のメ ッシュが大きい場合は、肉厚にする必要がある。一方、立ち上り管4の下部は、 エア配管10を介してエアポンプなどのエア発生器9に連通しており、エア発生 器9からのエアがエア配管10を介して立ち上り管4の下部に圧送されるように なっている。
【0009】 ここで、エア発生器9を駆動させると、好気処理室2内の汚水6はエアリフト によって立ち上り管4の上部に持ち上げられて、返送管5を介して嫌気処理室1 に流される。このとき、立ち上り管4の通気口20に設けたエアフィルタ21に よって立ち上り管4の内部の空気を外部へ逃がすことができ、たとえ気泡Aがは じけても従来のような汚水の放流量の脈動を無くすことができ、嫌気処理室1へ の汚水6の返送がスムーズに行われる。従って、嫌気処理室1の汚水6をかき混 ぜることが少なくなり、嫌気処理室1の汚水6が静かに保たれ、嫌気処理室1の 水質低下を防ぐことができると共に、脈動による音や振動も生じなくなる。一方 、エアフィルタ21によって立ち上り管4の通気口20からの汚水6の飛散がな くなり、周辺を汚すおそれもない。
【0010】 また、上記エアフィルタ21は受皿23と共に立ち上り管4の通気口20に着 脱自在に設けてあるから、取外しの際にはエアフィルタ21と受皿23とをまと めて取り外すことができ、しかも、洗浄の際にはエアフィルタ21を受皿23か ら取り外して洗うことができるので、エアフィルタ21の維持管理がきわめて容 易であり、しかもエアフィルタ21の交換又は清掃も簡単に行うことができるも のとなる。なお、好気処理室2から嫌気処理室1に汚水6を返送する構成に限定 されることはなく、嫌気処理室1以外の他の室に汚水6を流すようにしてもよい 。
【0011】
【考案の効果】 本考案は上述のように、立ち上り管の上部に外部へ通じる通気口が設けられる と共に、この通気口が着脱自在のエアフィルタにて閉塞されているから、上記通 気口のエアフィルタが立ち上り管の内部の空気の逃げ口となり、汚水の放流量の 脈動を無くして、水質の低下防止と音、振動の低減とを図ることができると共に 、エアフィルタによって汚れが周辺に飛散するのを防止できる。その結果、立ち 上り管の空気の逃がし効果と汚れ飛散防止効果とを低コストで実現できるという 効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に用いられる汚水処理槽の一
部断面図である。
【図2】同上のエアフィルタと受皿との分解斜視図であ
る。
【図3】従来の汚水処理槽の一部断面図である。
【符号の説明】
1 嫌気処理室 2 好気処理室 3 汚水返送装置 4 立ち上り管 5 返送管 7 汚水処理槽 20 通気口 21 エアフィルタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚水処理槽に複数の室を設け、エアリフ
    ト用の立ち上り管とこれに連なる返送管とによって1つ
    の室から別の室に汚水を返送する汚水返送装置を備えた
    汚水処理槽において、上記立ち上り管の上部に外部へ通
    じる通気口が設けられると共に、この通気口が着脱自在
    のエアフィルタにて閉塞されていることを特徴とする汚
    水処理槽。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02222790A (ja) * 1989-02-25 1990-09-05 Toto Ltd 浄化槽における還流処理水採集部構造
JP3083695U (ja) * 2001-07-27 2002-02-08 迦晟股▲ふん▼有限公司 ブラジャーの通気パッド

Patent Citations (2)

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JP3083695U (ja) * 2001-07-27 2002-02-08 迦晟股▲ふん▼有限公司 ブラジャーの通気パッド

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