JPH0645184Y2 - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JPH0645184Y2
JPH0645184Y2 JP8703190U JP8703190U JPH0645184Y2 JP H0645184 Y2 JPH0645184 Y2 JP H0645184Y2 JP 8703190 U JP8703190 U JP 8703190U JP 8703190 U JP8703190 U JP 8703190U JP H0645184 Y2 JPH0645184 Y2 JP H0645184Y2
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JP
Japan
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side plate
tube
outside
sides
center
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Application number
JP8703190U
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English (en)
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JPH0449781U (ja
Inventor
博隆 田山
章三 須山
裕二 田中
Original Assignee
株式会社裾野ライトメタル
株式会社エー・アール・シー
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Publication date
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  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は扁平、円形などで、かつ両側中央外側にダブ
ルカシメ部を有するとともに内側と外側とにそれぞれフ
インを有するチユーブとサイドプレート片とを順次所定
数設置してロウ付けした熱交換器に係るものである。
従来の技術 従来の熱交換器は実公昭63−24395号公報に記載され、
かつ第6図に図示したように、大きな1枚のサイドプレ
ート31に複数個、例えば4個の扁平チユーブ挿入孔32を
設け、このサイドプレート31の挿入孔32にそれぞれアウ
ターフイン付き扁平チユーブを挿入してロウ付けしたも
のがある。
考案が解決しようとする問題点 この従来の熱交換器はチユーブの両側中央外側に突出部
がなく、熱交換器を例えば冷やす外気がチユーブに当た
る際に乱流が生じたりなどして円滑に熱交換ができにく
いという欠点があつた。またサイドプレートに設けた挿
入孔の数により設置する扁平チユーブの数が限定され、
例えば4個の挿入孔サイドプレートでは4個の扁平チユ
ーブしか設置できず、容量の大きな熱交換器または容量
の小さな熱交換器を必要に応じて随時造れないという欠
点があるとともにサイドプレートの挿入孔に挿入孔の大
きさとほぼ同じ外形の扁平チユーブを差込みにくく組付
けにくいという欠点があつた。更に端部が大きくなつて
いる端部拡管の扁平チユーブはサイドプレートの挿入孔
に挿入することができないという欠点があつた。
この考案は従来の熱交換器が有するこれらの欠点を解消
し、外気がチユーブに当たる際に乱流を防止して外気が
円滑に流れて効率よく熱交換すること、そしてサイドプ
レート片と扁平などのチユーブとを必要に応じてチユー
ブの数を随時変更できることやサイドプレート片とチユ
ーブとを組付け易いこと、そして端部が大きくなつてい
るチユーブを簡単に組付けることなどを目的としたもの
である。
問題点を解決するための手段 この考案は端部サイドプレート片の片側に、両側中央外
側にダブルカシメ部を有するチユーブ外形のほぼ半分の
切欠部を、設け、中間部サイドプレート片の両側に、両
側中央外側にダブルカシメ部を有するチユーブ外形のほ
ぼ半分の切欠部を、それぞれ設けて、この端部サイドプ
レート片の切欠部に、両側中央外側にダブルカシメ部を
有するとともに内側と外側とにそれぞれフインを有する
チユーブを、設置し、中間部サイドプレート片と両側中
央外側にダブルカシメ部を有するとともに内側と外側と
にそれぞれフインを有するチユーブとをサイドプレート
片の切欠部にチユーブを合致させて順次所定数設置して
端部のチユーブに端部サイドプレート片の切欠部を設置
し、更にそれぞれのサイドプレート片と両側中央外側に
ダブルカシメ部を有するとともに内側と外側とにそれぞ
れフインを有するチユーブをロウ付けしたものである。
作用 この考案の熱交換器はこの端部サイドプレート片の切欠
部に、両側中央外側にダブルカシメ部を有するとともに
内側と外側とにそれぞれフインを有するチユーブを設置
し、前記中間部サイドプレート片と両側中央外側にダブ
ルカシメ部を有するとともに内側と外側とにそれぞれフ
インを有するチユーブとをサイドプレート片の切欠部に
チユーブを合致させて順次所定数設置して端部のチユー
ブに端部サイドプレート片の切欠部を設置し、更にそれ
ぞれのサイドプレート片と両側中央外側にダブルカシメ
部を有するとともに内側と外側とにそれぞれフインを有
するチユーブをロウ付けしたから、チユーブのダブルカ
シメ部に外気が当たり、外気の乱流を防止して円滑に外
気がチユーブからチユーブの外側に設けたフインによく
当たつて効率よく熱交換する。そして扁平、円形などの
チユーブとサイドプレート片とを必要とする少数層また
は多数層と何層にも随時変更して造れるし、サイドプレ
ート片と両側中央外側にダブルカシメ部を有するととも
に内側と外側とにそれぞれフインを有するチユーブとを
交互に重ねて組付け易いとともに端部が大きくなつてい
るチユーブもサイドプレート片と交互に重ねることによ
り簡単に組付けて造れる。
実施例 次にこの考案の熱交換器を実施例について説明する。
第1図第2図に図示したように、下端部サイドプレート
片1の上側に、両側中央外側にダブルカシメ部を有する
扁平チユーブ3の外側のほぼ半分の切欠部2を、設け、
この下端部サイドプレート片1の切欠部2に1層目のダ
ブルカシメ部3を有する扁平チユーブ3を設置する。
扁平チユーブ3は内側にインナーフイン3′を設けると
ともに外側にアウターフイン3″を設ける。
1層目のこの扁平チユーブ3の上に中間部サイドプレー
ト片4を設置して両側中央外側にダブルカシメ部を有す
る扁平チユーブと中間部サイドプレート片4とを交互に
設置して必要とする所定数、例えばこの扁平チユーブ3
を4層にする。中間部サイドプレート片4は上下両側に
この扁平チユーブ3の外側のほぼ半分の切欠部5,5を設
けてこの中間部サイドプレート片4の切欠部5に両側中
央外側にダブルカシメ部を有する扁平チユーブ3を合致
させて積層する。
最上層の両側中央外側にダブルカシメ部を有する扁平チ
ユーブ3に前記下端部サイドプレート片1の天地を逆に
した上端部サイドプレート片6の切欠部7を合致させて
最上層の扁平チユーブ3に上端部サイドプレート片6を
設置する。
この組立体を保形具(図示せず)で保形して真空炉の中
などでロウ付けして組付けした熱交換器8である。
第5図に図示したものは別の実施例の熱交換器で異なる
点は両側中央外側にダブルカシメ部を有するとともに内
側と外側とにそれぞれフインを有する扁平チユーブ13の
端部を次第に大きく開口し、端部と中間部のサイドプレ
ート11,14に設けた切欠部12,15の切り方を扁平チユーブ
13の拡管に合致させて傾斜したものである。
この実施例の熱交換器において、扁平チユーブ3の両側
中央外側にダブルカシメ部3を有するので扁平チユー
ブ3のカシメ部強度が大きいとともに熱交換のための外
気がこのチユーブ3のダブルカシメ部3に先ず当たり
外気の乱流を防止して外気をチユーブ3の外側に有する
アウターフイン3″に円滑によく当たつて効率よく熱交
換する。更に下端部サイドプレート片1の上に扁平チユ
ーブ3と中間部サイドプレート片4を必要とする数だけ
交互に重ねて上端部サイドプレート片6を設置し、ロウ
付けすることにより、少数の扁平チユーブを有する熱交
換器から多数の扁平チユーブを有する熱交換器まで随時
簡単に造れる。また端部拡管の扁平チユーブ13やフロー
ガイド付き扁平チユーブも端部と中間部のサイドプレー
ト片を用いて簡単に組付けて簡単に造れる。
考案の効果 この考案の熱交換器は端部サイドプレート片の片側に、
両側中央外側にダブルカシメ部を有するチユーブ外形の
ほぼ半分の切欠部を、設け、中間部サイドプレート片の
両側に、両側中央外側にダブルカシメ部を有するチユー
ブ外形のほぼ半分の切欠部を、それぞれ設けて、この端
部サイドプレート片の切欠部に、両側中央外側にダブル
カシメ部を有するとともに内側と外側とにそれぞれフイ
ンを有するチユーブを、設置し、中間部サイドプレート
片とチユーブとをサイドプレート片の切欠部に両側中央
外側にダブルカシメ部を有するとともに内側と外側とに
それぞれフインを有するチユーブを合致させて順次所定
数設置して端部のチユーブに端部サイドプレート片の切
欠部を設置し、更にそれぞれのサイドプレート片と両側
中央外側にダブルカシメ部を有するとともに内側と外側
とにそれぞれフインを有するチユーブをロウ付けしたか
ら、チユーブの両側中央外側のダブルカシメ部によりチ
ユーブのカシメ部強度を大きくすることができるととも
に熱交換の際に熱交換器に当たる外気が突出したチユー
ブのダブルカシメ部に先ず当つて外気を整流するこがで
きるためにこの整流された外気がチユーブの外側に有す
るアウターフインによく当たるので効率よく熱交換する
ことができる。そして少数のチユーブを有する熱交換器
から多数のチユーブを有する熱交換器まで必要に応じて
随時造ることができるし、サイドプレート片とチユーブ
を用いて熱交換器を組付け易くて簡単に組付けることが
できる。特にチユーブの端部が大きくなつて拡管したチ
ユーブまたはチユーブの端部にフローガイドを設けたチ
ユーブも簡単に組付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案品の側面図、第2図は正面図、第3図は
チユーブの拡大断面図部、第4図はサイドプレート片の
正面図、第5図は本考案品の別の実施例の拡大断面図、
第6図は従来品のサイドプレートの正面図である。 1は下端部サイドプレート片、2は切欠部、3は扁平チ
ユーブ、3はダブルカシメ部、4は中間部サイドプレ
ート片、5は切欠部、6は上端部サイドプレート片、7
は切欠部、8は熱交換器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】端部サイドプレート片の片側に、両側中央
    外側にダブルカシメ部を有するチユーブ外形のほぼ半分
    の切欠部を、設け、中間部サイドプレート片の両側に、
    両側中央外側にダブルカシメ部を有するチユーブ外形の
    ほぼ半分の切欠部を、それぞれ設けて、該端部サイドプ
    レート片の切欠部に、両側中央外側にダブルカシメ部を
    有するとともに内側と外側とにそれぞれフインを有する
    チユーブを、設置し、前記中間部サイドプレート片と両
    側中央外側にダブルカシメ部を有するとともに内側と外
    側とにそれぞれフインを有するチユーブとをサイドプレ
    ート片の切欠部にチユーブを合致させて順次所定数設置
    して端部のチユーブに端部サイドプレート片の切欠部を
    設置し、更にそれぞれのサイドプレート片と両側中央外
    側にダブルカシメ部を有するとともに内側と外側とにそ
    れぞれフインを有するチユーブをロウ付けしてなる熱交
    換器。
JP8703190U 1990-08-22 1990-08-22 熱交換器 Expired - Lifetime JPH0645184Y2 (ja)

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JP8703190U JPH0645184Y2 (ja) 1990-08-22 1990-08-22 熱交換器

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JPH0449781U JPH0449781U (ja) 1992-04-27
JPH0645184Y2 true JPH0645184Y2 (ja) 1994-11-16

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