JPH0645053Y2 - 締結具のキャップ - Google Patents
締結具のキャップInfo
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- JPH0645053Y2 JPH0645053Y2 JP7475792U JP7475792U JPH0645053Y2 JP H0645053 Y2 JPH0645053 Y2 JP H0645053Y2 JP 7475792 U JP7475792 U JP 7475792U JP 7475792 U JP7475792 U JP 7475792U JP H0645053 Y2 JPH0645053 Y2 JP H0645053Y2
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- bolt
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- 241000239290 Araneae Species 0.000 description 1
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B41/00—Measures against loss of bolts, nuts, or pins; Measures against unauthorised operation of bolts, nuts or pins
- F16B41/005—Measures against unauthorised operation of bolts, nuts or pins
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B23/00—Specially shaped nuts or heads of bolts or screws for rotations by a tool
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S411/00—Expanded, threaded, driven, headed, tool-deformed, or locked-threaded fastener
- Y10S411/91—Antitamper means
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T70/00—Locks
- Y10T70/50—Special application
- Y10T70/5611—For control and machine elements
- Y10T70/5854—Bolt, nut, stud, stud-cap
- Y10T70/5867—Encased
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Dowels (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、自動車ホイール、ホ
イール装着スパイダー形スパイク具、バッテリーさらに
は四輪駆動車の屋根のランプ等のパーツを取り付けてい
るボルトやナットを第三者が無断で緩めてこれら取り付
けパーツを盗むのを防ぐための盗難防止用やホイール装
着スパイダー形スパイク具の取付け用などに用いられる
締結具のキャップに関する。
イール装着スパイダー形スパイク具、バッテリーさらに
は四輪駆動車の屋根のランプ等のパーツを取り付けてい
るボルトやナットを第三者が無断で緩めてこれら取り付
けパーツを盗むのを防ぐための盗難防止用やホイール装
着スパイダー形スパイク具の取付け用などに用いられる
締結具のキャップに関する。
【0002】この明細書において、前後関係については
ナットからの錠付きキャップの取り外しまたはナットへ
の取り付け作業において作業者に近い方、すなわち図2
で左方を前方と称し、逆方向を後方と称することとす
る。
ナットからの錠付きキャップの取り外しまたはナットへ
の取り付け作業において作業者に近い方、すなわち図2
で左方を前方と称し、逆方向を後方と称することとす
る。
【0003】
【従来の技術】従来の締結具のキャップ(60)としては、
図9に示すものが知られている。図9において、ホイー
ル取付けナット(A) の多角係合部を覆う略円筒状のキャ
ップ本体(61)の頂壁(61a) の中央より若干ずれたところ
にめねじ部(70)が設けられ、同頂壁(61a) の周縁部近く
に貫通孔(62)があけられている。貫通孔(62)のすぐ近く
のキャップ本体(61)の側壁(61a) には内向き傾斜面(63)
が形成され、この内向き傾斜面(63)の内側に、外向き傾
斜面(64)を有するキャップ抜け止め用の圧接片(65)が納
められている。貫通孔(62)には圧接片摺動用ねじ(66)が
通されて、その先端部が圧接片(65)のねじ孔にねじ込ま
れている。ねじ(66)には、ばね(69)が巻装されている。
ねじ(66)の頭部(67)の前面には、特定形状の係合凹部(6
8)が形成されている。ねじ(66)を圧接片(65)に対しねじ
込み方向に回すことによって、外向き傾斜面(64)が内向
き傾斜面(63)上に沿って摺動させられて、圧接片(65)が
軸方向と同時に半径方向内方にも移動させられる。そし
て圧接片(65)がナット(A) を強く押圧することにより、
キャップ(60)がナット(A) から抜けないようになされて
いるものである。
図9に示すものが知られている。図9において、ホイー
ル取付けナット(A) の多角係合部を覆う略円筒状のキャ
ップ本体(61)の頂壁(61a) の中央より若干ずれたところ
にめねじ部(70)が設けられ、同頂壁(61a) の周縁部近く
に貫通孔(62)があけられている。貫通孔(62)のすぐ近く
のキャップ本体(61)の側壁(61a) には内向き傾斜面(63)
が形成され、この内向き傾斜面(63)の内側に、外向き傾
斜面(64)を有するキャップ抜け止め用の圧接片(65)が納
められている。貫通孔(62)には圧接片摺動用ねじ(66)が
通されて、その先端部が圧接片(65)のねじ孔にねじ込ま
れている。ねじ(66)には、ばね(69)が巻装されている。
ねじ(66)の頭部(67)の前面には、特定形状の係合凹部(6
8)が形成されている。ねじ(66)を圧接片(65)に対しねじ
込み方向に回すことによって、外向き傾斜面(64)が内向
き傾斜面(63)上に沿って摺動させられて、圧接片(65)が
軸方向と同時に半径方向内方にも移動させられる。そし
て圧接片(65)がナット(A) を強く押圧することにより、
キャップ(60)がナット(A) から抜けないようになされて
いるものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の締結具のキ
ャップ(60)では、いかなるタイプの締結具に対しても適
用できるという利点はあるが、キャップ抜け止め用の圧
接片(65)を納める必要があるので、圧接片(65)の分だけ
キャップ本体の側面部が外に張出すことになり、ホイー
ルのナット挿入用孔が小さくてこの孔縁とナット(A) 周
縁との間の間隙が少ない場合に、この張出した部分がナ
ット挿入用孔の孔縁と干渉してキャップ(60)がナット
(A) に嵌め被せられないという問題があった。
ャップ(60)では、いかなるタイプの締結具に対しても適
用できるという利点はあるが、キャップ抜け止め用の圧
接片(65)を納める必要があるので、圧接片(65)の分だけ
キャップ本体の側面部が外に張出すことになり、ホイー
ルのナット挿入用孔が小さくてこの孔縁とナット(A) 周
縁との間の間隙が少ない場合に、この張出した部分がナ
ット挿入用孔の孔縁と干渉してキャップ(60)がナット
(A) に嵌め被せられないという問題があった。
【0005】この考案の目的は、いかなるタイプの締結
具に対しても適用でき、しかもホイールのナット挿入用
孔が小さい場合でも、ナットに嵌め被せることが容易な
締結具のキャップを提供することにある。
具に対しても適用でき、しかもホイールのナット挿入用
孔が小さい場合でも、ナットに嵌め被せることが容易な
締結具のキャップを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案による締結具の
キャップは、締結具の多角係合部に被せられるとともに
頂壁の中央にねじ孔があけられた内キャップと、これに
嵌め被せられるとともに頂壁のねじ孔に対応する位置に
ボルト孔があけられた外キャップと、ボルト孔からねじ
孔にねじ込まれるボルトとよりなり、内キャップの側壁
に、側壁の長さ方向にのびる変形助長用スリットが少な
くとも1つ設けられ、内キャップの側壁の外面後端部お
よび外キャップの側壁の内面後端部のうちいずれか一方
に、ボルトを内キャップに対してねじ込み方向に回して
外キャップを内キャップに対して摺動させた時に内キャ
ップの後端部を内方に移動させるテーパ部が突出状に設
けられているものである。
キャップは、締結具の多角係合部に被せられるとともに
頂壁の中央にねじ孔があけられた内キャップと、これに
嵌め被せられるとともに頂壁のねじ孔に対応する位置に
ボルト孔があけられた外キャップと、ボルト孔からねじ
孔にねじ込まれるボルトとよりなり、内キャップの側壁
に、側壁の長さ方向にのびる変形助長用スリットが少な
くとも1つ設けられ、内キャップの側壁の外面後端部お
よび外キャップの側壁の内面後端部のうちいずれか一方
に、ボルトを内キャップに対してねじ込み方向に回して
外キャップを内キャップに対して摺動させた時に内キャ
ップの後端部を内方に移動させるテーパ部が突出状に設
けられているものである。
【0007】
【作用】この考案による締結具のキャップは、締結具の
多角係合部に被せられるとともに頂壁の中央にねじ孔が
あけられた内キャップと、これに嵌め被せられるととも
に頂壁のねじ孔に対応する位置にボルト孔があけられた
外キャップと、ボルト孔からねじ孔にねじ込まれるボル
トとよりなり、内キャップの側壁に、側壁の長さ方向に
のびる変形助長用スリットが少なくとも1つ設けられ、
内キャップの側壁の外面後端部および外キャップの側壁
の内面後端部のうちいずれか一方に、ボルトを内キャッ
プに対してねじ込み方向に回して外キャップを内キャッ
プに対して摺動させた時に内キャップの後端部を内方に
移動させるテーパ部が突出状に設けられているものであ
るから、このキャップを締結具の多角係合部に嵌め被せ
てボルトを締め付けていくと、外キャップが内キャップ
に対して後方に摺動させられ、これに伴い内キャップ後
端部は半径方向内方に移動させられ、キャップは締結具
にきつく嵌め被せられる。
多角係合部に被せられるとともに頂壁の中央にねじ孔が
あけられた内キャップと、これに嵌め被せられるととも
に頂壁のねじ孔に対応する位置にボルト孔があけられた
外キャップと、ボルト孔からねじ孔にねじ込まれるボル
トとよりなり、内キャップの側壁に、側壁の長さ方向に
のびる変形助長用スリットが少なくとも1つ設けられ、
内キャップの側壁の外面後端部および外キャップの側壁
の内面後端部のうちいずれか一方に、ボルトを内キャッ
プに対してねじ込み方向に回して外キャップを内キャッ
プに対して摺動させた時に内キャップの後端部を内方に
移動させるテーパ部が突出状に設けられているものであ
るから、このキャップを締結具の多角係合部に嵌め被せ
てボルトを締め付けていくと、外キャップが内キャップ
に対して後方に摺動させられ、これに伴い内キャップ後
端部は半径方向内方に移動させられ、キャップは締結具
にきつく嵌め被せられる。
【0008】ボルトの頭部の前面に特定形状の係合凹部
が設けられているものでは、係合凹部に合致する係合凸
部を有する工具によってのみキャップを締結具に取り付
けたり取り外したりできる。
が設けられているものでは、係合凹部に合致する係合凸
部を有する工具によってのみキャップを締結具に取り付
けたり取り外したりできる。
【0009】
【実施例】この考案の実施例を、以下図面を参照して説
明する。
明する。
【0010】図1から図4までは、この考案による締結
具のキャップの1実施例を示すもので、締結具のキャッ
プ(1) は、ナット(A) の六角係合部に被せられるととも
に頂壁(5) の中央にねじ孔(6) があけられた正六角筒状
の金属製内キャップ(2) と、これに嵌め被せられるとと
もに頂壁(12)のねじ孔(6) に対応する位置にボルト孔(1
3)があけられた円筒状の金属製外キャップ(3) と、ボル
ト孔(13)からねじ孔(6) にねじ込まれるボルト(4) とよ
りなる。
具のキャップの1実施例を示すもので、締結具のキャッ
プ(1) は、ナット(A) の六角係合部に被せられるととも
に頂壁(5) の中央にねじ孔(6) があけられた正六角筒状
の金属製内キャップ(2) と、これに嵌め被せられるとと
もに頂壁(12)のねじ孔(6) に対応する位置にボルト孔(1
3)があけられた円筒状の金属製外キャップ(3) と、ボル
ト孔(13)からねじ孔(6) にねじ込まれるボルト(4) とよ
りなる。
【0011】内キャップ(2) の側壁(7) には、側壁(7)
の長さ方向にのびる6つの変形助長用スリット(8) が、
正六角筒の稜をそれぞれ切り取るようにして設けられ、
これにより、半径方向に弾性を有しかつ側壁(7) の長さ
方向に長い6つの長方形板部(9) が形成されている。各
長方形板部(9) の幅の中程において、その長さの中程か
ら後端部にかけての部分が外方にいくほど大きくなるよ
うに張出され、後方に向かって外向きに傾斜したテーパ
部(10)が形成されている。各長方形板部(9) の内面に
は、抜け防止用ローレット加工(11)が施されている。
の長さ方向にのびる6つの変形助長用スリット(8) が、
正六角筒の稜をそれぞれ切り取るようにして設けられ、
これにより、半径方向に弾性を有しかつ側壁(7) の長さ
方向に長い6つの長方形板部(9) が形成されている。各
長方形板部(9) の幅の中程において、その長さの中程か
ら後端部にかけての部分が外方にいくほど大きくなるよ
うに張出され、後方に向かって外向きに傾斜したテーパ
部(10)が形成されている。各長方形板部(9) の内面に
は、抜け防止用ローレット加工(11)が施されている。
【0012】外キャップ(2) の側壁(14)の内面後端部に
は、内キャップ(2) の側壁(7) の各長方形板部(9) のテ
ーパ部(10)に対応する後方に向かって外向きに傾斜した
6つの傾斜溝(15)が設けられており、各傾斜溝(15)に内
キャップ(2) の各テーパ部(10)がそれぞれ嵌め入れられ
る。外キャップ(2) の頂壁(12)のボルト孔(13)は、ボル
ト(4) のねじ部(18)の径よりも小さくなされており、ボ
ルト(4) のねじ部(18)を挿通させるための大径孔部(16)
が、ボルト孔(13)に連なって設けられている。
は、内キャップ(2) の側壁(7) の各長方形板部(9) のテ
ーパ部(10)に対応する後方に向かって外向きに傾斜した
6つの傾斜溝(15)が設けられており、各傾斜溝(15)に内
キャップ(2) の各テーパ部(10)がそれぞれ嵌め入れられ
る。外キャップ(2) の頂壁(12)のボルト孔(13)は、ボル
ト(4) のねじ部(18)の径よりも小さくなされており、ボ
ルト(4) のねじ部(18)を挿通させるための大径孔部(16)
が、ボルト孔(13)に連なって設けられている。
【0013】内キャップ(2) のねじ孔(6) および外キャ
ップ(3) のボルト孔(13)は、それぞれの頂壁(5)(12) の
中心にあけられており、ねじ孔(6) の軸と外キャップ
(3) の軸とは一致させられている。
ップ(3) のボルト孔(13)は、それぞれの頂壁(5)(12) の
中心にあけられており、ねじ孔(6) の軸と外キャップ
(3) の軸とは一致させられている。
【0014】ボルト(4) としては、この実施例では、通
常の六角形状の頭部(17)を有するつば付きボルトが使用
されている。ボルト(4) のねじ部(18)の基端部には、外
キャップ(3) のボルト孔(13)にちょうど嵌まり合う軸部
(19)が設けられている。
常の六角形状の頭部(17)を有するつば付きボルトが使用
されている。ボルト(4) のねじ部(18)の基端部には、外
キャップ(3) のボルト孔(13)にちょうど嵌まり合う軸部
(19)が設けられている。
【0015】この締結具のキャップ(1) は、次のように
してナット(A) に取付けられる。
してナット(A) に取付けられる。
【0016】まずボルト(4) を外キャップ(3) の頂壁(1
2)の大径孔部(16)より挿通し、次にボルト(4) をボルト
孔(13)側にスライドさせてこれに嵌め入れるとともに、
内キャップ(2) の側壁(7) の各長方形板部(9) のテーパ
部(10)を外キャップ(3) の各傾斜溝(15)に合わせて、内
キャップ(2) を外キャップ(3) に嵌め入れる。そうする
と、ねじ孔(6) の軸とボルト(4) の軸とが合致し、ボル
ト(4) を少しねじ込むと、内キャップ(2) 、外キャップ
(3) およびボルト(4) が一体となる。この状態では、内
キャップ(2) の後端部は外キャップ(3) の後端部より少
し突出している。これをナット(A) に嵌め被せて、ボル
ト(4) をさらにねじ込むと、外キャップ(3) は内キャッ
プ(2) に対して後方に摺動させられ、これに伴い、内キ
ャップ(2) に半径方向内向きの力が働き、内キャップ
(2) の各長方形板部(9) が半径方向内向きにそれぞれ移
動して、ナット(A) を強く締め付ける。
2)の大径孔部(16)より挿通し、次にボルト(4) をボルト
孔(13)側にスライドさせてこれに嵌め入れるとともに、
内キャップ(2) の側壁(7) の各長方形板部(9) のテーパ
部(10)を外キャップ(3) の各傾斜溝(15)に合わせて、内
キャップ(2) を外キャップ(3) に嵌め入れる。そうする
と、ねじ孔(6) の軸とボルト(4) の軸とが合致し、ボル
ト(4) を少しねじ込むと、内キャップ(2) 、外キャップ
(3) およびボルト(4) が一体となる。この状態では、内
キャップ(2) の後端部は外キャップ(3) の後端部より少
し突出している。これをナット(A) に嵌め被せて、ボル
ト(4) をさらにねじ込むと、外キャップ(3) は内キャッ
プ(2) に対して後方に摺動させられ、これに伴い、内キ
ャップ(2) に半径方向内向きの力が働き、内キャップ
(2) の各長方形板部(9) が半径方向内向きにそれぞれ移
動して、ナット(A) を強く締め付ける。
【0017】上記実施例において、ボルト(4) を他のボ
ルト(22)に変更することにより、盗難防止用の締結具の
キャップ(21)を得ることができる。この締結具のキャッ
プ(21)は、図5に示すように、ボルトとして、頭部(23)
が短円柱状でかつその端面に特定形状の凹部(26)が設け
られているボルト(22)を使用するものである。ボルト(2
2)のねじ部(24)の基端部には、前記実施例と同じく、外
キャップ(3) のボルト孔(13)にちょうど嵌まり合う軸部
(25)が設けられている。
ルト(22)に変更することにより、盗難防止用の締結具の
キャップ(21)を得ることができる。この締結具のキャッ
プ(21)は、図5に示すように、ボルトとして、頭部(23)
が短円柱状でかつその端面に特定形状の凹部(26)が設け
られているボルト(22)を使用するものである。ボルト(2
2)のねじ部(24)の基端部には、前記実施例と同じく、外
キャップ(3) のボルト孔(13)にちょうど嵌まり合う軸部
(25)が設けられている。
【0018】この場合は、この凹部(26)に嵌り合う凸部
(27a) を先端に有する特殊解除具(27)によってのみし
か、ボルト(22)を回すこができない。すなわち、この特
殊解除具(27)がないと締結具のキャップ(21)をナット
(A) よりねじ外せない。したがって、このキャップ(21)
をホイール取付け用ナット(A) に被せた後、特殊解除具
(27)によってきつく締め付けておくことにより、自動車
ホイールの盗難を防止することができる。
(27a) を先端に有する特殊解除具(27)によってのみし
か、ボルト(22)を回すこができない。すなわち、この特
殊解除具(27)がないと締結具のキャップ(21)をナット
(A) よりねじ外せない。したがって、このキャップ(21)
をホイール取付け用ナット(A) に被せた後、特殊解除具
(27)によってきつく締め付けておくことにより、自動車
ホイールの盗難を防止することができる。
【0019】同様にして、自動車ホイール以外のもの、
例えばホイール装着スパイダー形スパイク具、バッテリ
ー、四輪駆動車の屋根のランプ等のパーツを取付けてい
るボルトやナットに、この考案による特定形状の凹部(2
6)が設けられた頭部(23)を有するボルト(22)を備えたキ
ャップ(21)を被せることによりこれらパーツの盗難を防
止できる。
例えばホイール装着スパイダー形スパイク具、バッテリ
ー、四輪駆動車の屋根のランプ等のパーツを取付けてい
るボルトやナットに、この考案による特定形状の凹部(2
6)が設けられた頭部(23)を有するボルト(22)を備えたキ
ャップ(21)を被せることによりこれらパーツの盗難を防
止できる。
【0020】次にこのキャップ(21)をホイール装着スパ
イダー形スパイク具用に使用する場合について説明す
る。
イダー形スパイク具用に使用する場合について説明す
る。
【0021】図6および図7において、車両ホイール(4
1)の側面の中心部には、中央に盛上り部(42a) を有する
固定盤(42)が当てがわれ、複数のホイール取付けナット
(A)でホイール(41)に固定されている。固定盤(42)には
中央に取付け孔(43a) を有するスパイダ形のスパイク具
本体(43)が配されて、盛上り部(42a) と取付け孔(43a)
とが嵌合されている。スパイク具本体(43)には、ドーナ
ツ盤状の着脱部材(44)が配されて、やはり固定盤(42)の
盛上り部(42a) に嵌合されている。そして着脱部材(44)
の内周面には、円周方向に伸びる複数の内方突条(44a)
が所定間隔で設けられ、また固定盤(42)の盛上り部(42
a) の外周面には上記内方突条(44a) に合致するように
円周方向に複数の案内溝部(45)が所定間隔で設けられ、
さらに、これら案内溝部(45)の間に切除部(46)が設けら
れている。そしてこれら内方突条(44a) が案内溝部(45)
にはめ込まれることにより、固定盤(42)に着脱部材(44)
が取付けられている。また内方突条(44a) および案内溝
部(45)の各幅は、着脱部材(44)が図6中のR方向に回転
されて内方突条(44a) が案内溝部(45)内にはめ込まれて
いくにつれて、着脱部材(44)が固定盤(42)に圧接されて
いくように、一端から他端に徐々に幅広になされてい
る。また着脱部材(44)の内周面には、ばね(47)によって
内方に付勢せられた一対の爪部(48)が設けられ、爪部(4
8)が固定盤(42)の外方突部(42b) に係合して着脱部材(4
4)が解除方向、すなわち逆R方向に回らないようになさ
れている。こうして固定盤(42)とスパイク具本体(43)と
着脱部材(44)とよりスパイク具(40)が構成されている。
1)の側面の中心部には、中央に盛上り部(42a) を有する
固定盤(42)が当てがわれ、複数のホイール取付けナット
(A)でホイール(41)に固定されている。固定盤(42)には
中央に取付け孔(43a) を有するスパイダ形のスパイク具
本体(43)が配されて、盛上り部(42a) と取付け孔(43a)
とが嵌合されている。スパイク具本体(43)には、ドーナ
ツ盤状の着脱部材(44)が配されて、やはり固定盤(42)の
盛上り部(42a) に嵌合されている。そして着脱部材(44)
の内周面には、円周方向に伸びる複数の内方突条(44a)
が所定間隔で設けられ、また固定盤(42)の盛上り部(42
a) の外周面には上記内方突条(44a) に合致するように
円周方向に複数の案内溝部(45)が所定間隔で設けられ、
さらに、これら案内溝部(45)の間に切除部(46)が設けら
れている。そしてこれら内方突条(44a) が案内溝部(45)
にはめ込まれることにより、固定盤(42)に着脱部材(44)
が取付けられている。また内方突条(44a) および案内溝
部(45)の各幅は、着脱部材(44)が図6中のR方向に回転
されて内方突条(44a) が案内溝部(45)内にはめ込まれて
いくにつれて、着脱部材(44)が固定盤(42)に圧接されて
いくように、一端から他端に徐々に幅広になされてい
る。また着脱部材(44)の内周面には、ばね(47)によって
内方に付勢せられた一対の爪部(48)が設けられ、爪部(4
8)が固定盤(42)の外方突部(42b) に係合して着脱部材(4
4)が解除方向、すなわち逆R方向に回らないようになさ
れている。こうして固定盤(42)とスパイク具本体(43)と
着脱部材(44)とよりスパイク具(40)が構成されている。
【0022】固定盤(42)を固定する4つのホイール取付
けナット(A) のうち例えば対向する2つに、特定形状の
凹部(26)が設けられた頭部(23)を有するボルト(22)を備
えたキャップ(21)を被せる。すると、着脱部材(44)を解
除方向に回転させようとしても、その内方突条(44a) が
キャップ(21)に当って回転できない(図7の鎖線参
照)。このボルト(22)を外すには、特定形状の凹部(26)
に嵌り合う凸部(27a) を先端に有する特殊解除具(27)が
必要であるため、スパイク具(40)の盗難が防止される。
けナット(A) のうち例えば対向する2つに、特定形状の
凹部(26)が設けられた頭部(23)を有するボルト(22)を備
えたキャップ(21)を被せる。すると、着脱部材(44)を解
除方向に回転させようとしても、その内方突条(44a) が
キャップ(21)に当って回転できない(図7の鎖線参
照)。このボルト(22)を外すには、特定形状の凹部(26)
に嵌り合う凸部(27a) を先端に有する特殊解除具(27)が
必要であるため、スパイク具(40)の盗難が防止される。
【0023】上記実施例の場合、ホイール取付けナット
(A) として従来のものが使用でき、ねじ孔(6) が設けら
れた専用のボルトあるいは専用のナットを使用する必要
がない。なお、スパイク具(40)を取付ける場合には、着
脱部材(44)の脱落防止を目的として、通常の六角形状の
頭部(17)を有するつば付きボルト(4) を使用することも
できる。
(A) として従来のものが使用でき、ねじ孔(6) が設けら
れた専用のボルトあるいは専用のナットを使用する必要
がない。なお、スパイク具(40)を取付ける場合には、着
脱部材(44)の脱落防止を目的として、通常の六角形状の
頭部(17)を有するつば付きボルト(4) を使用することも
できる。
【0024】図8には、盗難防止用のキャップとして使
用する場合のボルトの他の実施例を示している。このボ
ルト(32)では、頭部(33)が、後側の円柱部(33a) と、前
側の円錐台部(33b) とよりなり、円錐台部(33b) の前端
面に特定形状の凹部(36)が設けられているもので、円柱
部(33a) の高さが上述したボルト(22)に比べて低くなさ
れている。ボルト(32)のねじ部(34)の基端部には、前記
実施例と同じく、外キャップ(3) のボルト孔(13)にちょ
うど嵌まり合う軸部(35)が設けられている。したがっ
て、モンキーレンチなどを使って、このボルト(32)を無
理やり回そうとしても、レンチが頭部(33)に引っ掛から
ないためボルト(32)を回すことができず、より確実な盗
難防止効果を有する締結具のキャップが得られる。
用する場合のボルトの他の実施例を示している。このボ
ルト(32)では、頭部(33)が、後側の円柱部(33a) と、前
側の円錐台部(33b) とよりなり、円錐台部(33b) の前端
面に特定形状の凹部(36)が設けられているもので、円柱
部(33a) の高さが上述したボルト(22)に比べて低くなさ
れている。ボルト(32)のねじ部(34)の基端部には、前記
実施例と同じく、外キャップ(3) のボルト孔(13)にちょ
うど嵌まり合う軸部(35)が設けられている。したがっ
て、モンキーレンチなどを使って、このボルト(32)を無
理やり回そうとしても、レンチが頭部(33)に引っ掛から
ないためボルト(32)を回すことができず、より確実な盗
難防止効果を有する締結具のキャップが得られる。
【0025】なお、上記実施例において、変形助長用ス
リット(8) の数は6つとなされているが、変形助長用ス
リット(8) の数は、これに限らず適宜変更できる。
リット(8) の数は6つとなされているが、変形助長用ス
リット(8) の数は、これに限らず適宜変更できる。
【0026】
【考案の効果】この考案の締結具のキャップによると、
このキャップを締結具の多角係合部に嵌め被せてボルト
を締め付けていくと、外キャップが内キャップに対して
後方に摺動させられ、これに伴い内キャップ後端部は半
径方向内方に移動させられ、キャップは締結具にきつく
嵌め被せられるので、いかなるタイプの締結具に対して
も適用でき、極めて使い勝手がよい。
このキャップを締結具の多角係合部に嵌め被せてボルト
を締め付けていくと、外キャップが内キャップに対して
後方に摺動させられ、これに伴い内キャップ後端部は半
径方向内方に移動させられ、キャップは締結具にきつく
嵌め被せられるので、いかなるタイプの締結具に対して
も適用でき、極めて使い勝手がよい。
【0027】また、従来のように、圧接片を納めるため
の張出し部がないので、ホイールのナット挿入用孔の孔
縁とナット周縁との間の間隙が少ない場合でも、ナット
に容易に嵌め被せることができる。
の張出し部がないので、ホイールのナット挿入用孔の孔
縁とナット周縁との間の間隙が少ない場合でも、ナット
に容易に嵌め被せることができる。
【0028】ボルトの頭部の前面に特定形状の係合凹部
が設けられているものでは、係合凹部に合致する係合凸
部を有する工具によってしかキャップを締結具に取り付
けたり取り外したりできないため、自動車ホイール、ホ
イール装着スパイダー形スパイク具、バッテリーさらに
は四輪駆動車の屋根のランプなどのパーツの盗難防止用
に適している。
が設けられているものでは、係合凹部に合致する係合凸
部を有する工具によってしかキャップを締結具に取り付
けたり取り外したりできないため、自動車ホイール、ホ
イール装着スパイダー形スパイク具、バッテリーさらに
は四輪駆動車の屋根のランプなどのパーツの盗難防止用
に適している。
【図1】この考案による締結具のキャップの1実施例を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図2】同縦断面図である。
【図3】図2のIII-III 線に沿う断面図である。
【図4】図2のIV-IV 線に沿う断面図である。
【図5】この考案による締結具のキャップを盗難防止用
に使用した実施例の斜視図である。
に使用した実施例の斜視図である。
【図6】この考案による締結具のキャップが使用される
ホイール装着スパイク具の分解斜視図である。
ホイール装着スパイク具の分解斜視図である。
【図7】この考案による締結具のキャップをホイール装
着スパイク具の盗難防止用に使用した実施例の要部拡大
断面図である。
着スパイク具の盗難防止用に使用した実施例の要部拡大
断面図である。
【図8】この考案による締結具のキャップのボルトの変
形例を示す縦断面図である。
形例を示す縦断面図である。
【図9】従来の締結具のキャップを示す縦断面図であ
る。
る。
(1)(21) 締結具のキャップ (2) 内キャップ (3) 外キャップ (4)(22)(32) ボルト (5) 内キャップ頂壁 (6) ねじ孔 (7) 内キャップ頂側壁 (8) スリット (10) テーパ部 (12) 外キャップ頂壁 (13) ボルト孔 (14) 外キャップ側壁 (23)(33) ボルト頭部 (26)(36) 係合凹部 (A) 締結具
Claims (2)
- 【請求項1】 締結具(A) の多角係合部に被せられると
ともに頂壁(5) の中央にねじ孔(6) があけられた内キャ
ップ(2) と、これに嵌め被せられるとともに頂壁(12)の
ねじ孔(6) に対応する位置にボルト孔(13)があけられた
外キャップ(3) と、ボルト孔(13)からねじ孔(6) にねじ
込まれるボルト(4)(22)(32) とよりなり、内キャップ
(2) の側壁(7) に、側壁(7) の長さ方向にのびる変形助
長用スリット(8) が少なくとも1つ設けられ、内キャッ
プ(2) の側壁(7) の外面後端部および外キャップ(3) の
側壁(14)の内面後端部のうちいずれか一方に、ボルト
(4)を内キャップ(2) に対してねじ込み方向に回して外
キャップ(3) を内キャップ(2) に対して摺動させた時に
内キャップ(2) の後端部を内方に移動させるテーパ部(1
0)が突出状に設けられている締結具のキャップ。 - 【請求項2】 ボルト(22)(32)の頭部(23)(23)の前面
に、特定形状の係合凹部(26)(36)が形成されている請求
項1の締結具のキャップ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7475792U JPH0645053Y2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 締結具のキャップ |
US08/140,492 US5364213A (en) | 1992-10-27 | 1993-10-25 | Cap for fastening devices for motor vehicle wheels and the like |
EP19930117440 EP0595306A1 (en) | 1992-10-27 | 1993-10-27 | Cap for fastening devices |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7475792U JPH0645053Y2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 締結具のキャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0640433U JPH0640433U (ja) | 1994-05-31 |
JPH0645053Y2 true JPH0645053Y2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=13556470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7475792U Expired - Lifetime JPH0645053Y2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 締結具のキャップ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5364213A (ja) |
EP (1) | EP0595306A1 (ja) |
JP (1) | JPH0645053Y2 (ja) |
Families Citing this family (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5857818A (en) * | 1997-03-04 | 1999-01-12 | Bias, Sr.; Donald R. | Lug nut cover |
US5810532A (en) * | 1997-05-09 | 1998-09-22 | Grand General Accessories Manufacturing Inc. | Vehicle lug nut covers |
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CA2365208C (en) * | 1999-03-22 | 2008-05-13 | Alcoa Inc. | Two-piece cover for bolt and nut assembly and clip thereof |
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US6910355B2 (en) * | 2003-02-04 | 2005-06-28 | Richard C. Swanson | Fastener lockout device |
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US9593707B2 (en) | 2013-12-27 | 2017-03-14 | Mcgard Llc | Fastener with protected decorative cap |
US10703136B2 (en) | 2017-03-03 | 2020-07-07 | Mark Phillips | Anti-theft lug nut assembly |
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WO2022051993A1 (zh) * | 2020-09-10 | 2022-03-17 | 海能达通信股份有限公司 | 一种螺母组件、连接机构和拆卸元件 |
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-
1992
- 1992-10-27 JP JP7475792U patent/JPH0645053Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-10-25 US US08/140,492 patent/US5364213A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-10-27 EP EP19930117440 patent/EP0595306A1/en not_active Ceased
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0595306A1 (en) | 1994-05-04 |
JPH0640433U (ja) | 1994-05-31 |
US5364213A (en) | 1994-11-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19950502 |