JPH0644885A - リモートコントロール式回路遮断器 - Google Patents

リモートコントロール式回路遮断器

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JPH0644885A
JPH0644885A JP21556592A JP21556592A JPH0644885A JP H0644885 A JPH0644885 A JP H0644885A JP 21556592 A JP21556592 A JP 21556592A JP 21556592 A JP21556592 A JP 21556592A JP H0644885 A JPH0644885 A JP H0644885A
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JP
Japan
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terminal
circuit breaker
terminals
screw
remote control
Prior art date
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Pending
Application number
JP21556592A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniyuki Furukawa
国幸 古川
Takashi Shizuka
隆 志塚
Yujiro Kitade
雄二郎 北出
Tadao Hashimoto
忠雄 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】外部操作線を接続する端子部の端子ねじサイズ
を大きくする。 【構成】端子部43の3端子44〜46のうち、オン端
子44及びオフ端子45のいずれか一方(図ではオフ端
子45)をリード線54とすることにより他の2端子4
4,46の設置スペースに余裕を持たせ、端子ねじ48
のサイズを従来のM3からM3.5 に拡大する。これによ
り、配線作業時の締付トルクの過大により端子ねじ48
が破損する危険が小さくなり、また2線式操作回路では
リード線54をオン端子44(又はオフ端子)に接続す
ることにより、オン端子44とオフ端子45との間の渡
り線が不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電磁石装置を用いて
開閉機構を遠隔操作するリモートコントロール式回路遮
断器に関し、詳しくは前記電磁石装置に操作回路を接続
するための端子部の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のリモートコントロール式回
路遮断器のオン状態の縦断面図、図4はその平面図であ
る。図において、1はモールド樹脂の本体フレーム、2
はこれに軸3で回動自在に支持された操作ハンドルで、
操作ハンドル2は本体フレーム1から突出する把手2a
を備え、またそのほぼ反対側に形成された腕の先端にラ
ッチピン4が植え込まれている。一方、5は可動接点6
を持つ可動接触子、7はこれを保持するモールド樹脂の
ホルダで、ホルダ7は軸8により本体フレーム1に回動
自在に支持されている。ホルダ7の図の手前側の側面に
は軸9と同心的に円筒状のボス7aが形成されており、
板状の可動接触子5はボス7aに回動自在に嵌合してい
る。
【0003】10は圧縮コイルばねからなる接触ばねで
可動接触子5とホルダ7との間に介挿され、可動接触子
5をボス7aを支点に図の反時計方向に付勢している。
接触ばね10の力を受けた可動接触子5はホルダ7のス
トッパ7bに当たって停止し、その位置でホルダ7と一
体化された状態となっている。11はホルダ7に軸12
で回動自在に支持されたラッチで、ホルダ7との間に装
着された捩じりばねからなる戻しばね13により軸12
を支点に図1の時計方向に付勢されている。戻しばね1
3は捩じり部がホルダ7に植え込まれたピンに挿入され
ており、その一端はホルダ7に係止され、他端はラッチ
11に植え込まれたピン14に作用している。
【0004】ラッチ11には溝15が設けられており、
戻しばね13の力を受けるラッチ11は常時は溝15が
操作ハンドル2のラッチピン4に嵌合している。これに
より、操作ハンドル2はラッチ11を介してホルダ7に
連結され、後述するように操作ハンドル2のオンオフ操
作にホルダ7が連動する。16は捩じりばねからなる引
外しばねで、その一端は操作ハンドル2に係止され、他
端はホルダ7に植え込まれた軸12に作用している。こ
の引外しばね16により、ホルダ7は図1の時計方向
(オフ方向)に常時付勢されている。
【0005】17は操作ハンドル2をオンオフ操作する
双安定形の有極電磁石装置である。有極電磁石装置17
は電磁コイル18を内包する内ヨーク19と、永久磁石
20を介してこれに接する外ヨーク21とを備え、両端
に接極板22及び23を有する丸棒状のアーマチュア2
4が電磁コイル18に案内されて図1の上下にスライド
する構成となっている。回路遮断器の図示オン状態にお
いては、接極板22が永久磁石20の磁束により外ヨー
ク21の図の下端部に吸着され、リンク25を介してア
ーマチュア24に連結された操作ハンドル2をオン位置
に保持している。回路遮断器のオフ時には、接極板23
が外ヨーク21の上端部に吸着される。
【0006】26は熱動・電磁形の引外し装置で、ヨー
ク27に固定された鉄心28に引外しコイル29が巻か
れ、ヨーク27の一方の脚の先端部に瞬時引外し用のア
ーマチュア30が回動自在に支持されている。アーマチ
ュア30はヨーク27との間に装着された引張コイルば
ねからなる復帰ばね31により接極端が鉄心28から引
き上げられた状態に保たれ、またその状態で反対側の駆
動端がラッチ11の先端の斜面に隙間を介して対向して
いる。また、ヨーク27の外側には保持板32が重ねら
れ、その一端にはバイメタル33が片持ち支持されてい
る。バイメタル33の自由端部は可撓性のリード線34
を介して可動接触子5に接続され、更にその先端はラッ
チ11に植え込まれたピン14に隙間を介して対向して
いる。保持板32の他端はヨーク27と一体に本体フレ
ーム1に固定され、かつこの部分には引外しコイル29
の一端が接続されている。
【0007】35は固定接点36を持つ固定接触子で、
その一端は電源側の端子37に接続されている。また、
38は負荷側の端子で、これには引外しコイル29の他
端が接続されている。39及び40は後述するように、
有極電磁石装置17の電磁コイル18に対する操作電圧
の極性をダイオードを介して切り換えるスイッチで、マ
イクロスイッチにより構成されている。スイッチ39は
アクチュエータ39aが操作ハンドル2に植え込まれた
ピン41で操作されて接点が切り換えられ、またスイッ
チ40はアクチュエータ40aがホルダ7に植え込まれ
たピン42で操作されて接点が切り換えられる。
【0008】このような構成において、電流は電源側端
子37から固定接触子35、固定接点36、可動接点
6、可動接触子5、リード線34、バイメタル33、引
外しコイル29を経て負荷側端子38に流れる。ここ
で、外部操作回路から有極電磁石装置17に瞬間的に操
作電圧を印加すると、アーマチュア24は図1の上方に
駆動されて接極板23が外ヨーク21に当接し、その位
置(オフ位置)で永久磁石20の磁束により吸着された
状態となる。同時に、操作ハンドル2はリンク25を介
して駆動され、アーマチュア24のストロークに応じた
角度だけ図の反時計方向に回動する。これに伴い、ラッ
チピン4が図の右方向に移動するため、ホルダ7は軸1
2を介して作用する引外しばね16の力でこれに追随し
て時計方向に回動し、これと一体の可動接触子5は固定
接触子35から開離して回路遮断器はオフする。
【0009】また、オフ状態から有極電磁石装置17に
操作電圧を印加すると、アーマチュア24が下降して接
極板22が外ヨーク21に吸着され、操作ハンドル2は
時計方向に回動して再び図1の状態に保持される。これ
により、ホルダ7はラッチピン4によりラッチ11を介
して反時計方向に駆動され、可動接触子5が固定接触子
35に押圧されて図1のオン状態となる。その際、可動
接点6が固定接点36に当接した後もホルダ7は接触ば
ね10を圧縮しながら更に若干押し込まれ、可動接点6
と固定接点36との間に適当な接触圧力が与えられる。
【0010】次に、図1のオン状態で過負荷状態の発生
によりバイメタル33が図の下方に湾曲してピン14を
押し下げ、また短絡電流などの大電流の発生によりアー
マチュア30が瞬時に鉄心28に吸着されて駆動端でラ
ッチ11の先端を叩くと、ラッチ11は戻しばね13に
抗して軸12を支点に反時計方向に回動し、溝15がラ
ッチピン4から外れて次の瞬間にホルダ7は引外しばね
16の力でオフ方向に駆動されてトリップ状態となる。
上記オンオフ操作は操作ハンドル2によっても行われ
る。
【0011】ここで、本体フレーム1の負荷側には有極
電磁石装置17の操作回路が接続される端子部43が設
けられている。端子部43は図4に示すようにオン端子
(ON)44、オフ端子(OFF)45及び共通端子
(COM)46の3端子からなっているが、これらの端
子44〜46はいずれも端子板47に電線を端子ねじ4
8で締め付ける端子ねじ方式として構成されている。
【0012】図5〜図8は上記リモートコントロール式
回路遮断器に操作回路を接続した際の結線図で、図5、
図6及び図7は2線式操作回路のそれぞれオフ状態、オ
ン状態及びトリップ状態を示し、図8は3線式操作回路
のオフ状態を示す。回路遮断器の本体内部には、すでに
述べたように操作ハンドル2に連動するスイッチ39及
びホルダ7に連動するスイッチ40が電磁コイル18に
直列に入っており、またスイッチ39及び40にはそれ
ぞれ極性切換え用のダイオード49及び50が入ってい
て、これらの組合せにより図示オフ、オン、トリップの
3状態を構成している。
【0013】図5〜図7のように、ワンショット式の遠
隔操作スイッチ51を使用する場合は外部からの操作線
は2本で済み、遮断器本体の操作回路端子も2つで済
む。なお、その場合には図示の通りオン端子44とオフ
端子45との間は渡り線52で接続する。これに対し
て、ワンショット式でない遠隔操作スイッチ53を使用
する場合には、図8のように操作線は3本必要であり、
遮断器本体の操作回路端子も3つ必要である。したがっ
て、通常は両方に対応できるように、図示の通り3端子
44〜46が設けられている。その場合、端子部43は
配線のし易さを考えて段状にはせず、図4に示すように
横一列に設けられている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の回
路遮断器は本体の横幅寸法がJISの協約寸法で規定さ
れているため、端子部強度や相間絶縁などを考慮すると
横一列に並べられる端子ねじのサイズは呼び径で最大M
3に抑えられていた。その結果、通常使用されるビット
径の十字ねじ回しの締付トルクを考えた場合に、従来は
十分な締付トルク管理を行わないとねじ締め作業時に端
子ねじを破損する危険があった。そこで、この発明は、
遮断器本体の規定の幅寸法内で端子ねじのねじサイズを
大きくすることを可能にして、端子ねじの破損の危険を
小さくしたリモートコントロール式回路遮断器を提供す
ることを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、操作回路を接続する端子部のオン端
子、オフ端子及び共通端子の3端子のうち、オン端子及
びオフ端子のいずれか一方と共通端子とを端子ねじ方式
とし、残る1端子をリード線方式として構成するものと
する。
【0016】
【作用】3端子のうち、1端子をリード線方式として端
子板を省くことによりスペースに余裕が生まれ、端子ね
じサイズをM3.5 まで大きくすることが可能となる。ま
た、2線式回路ではオン端子とオフ端子とを渡り線で接
続して使用するが、オン端子及びオフ端子のいずれか一
方の端子をリード線方式とすれば、リード線をそのまま
他方の端子に接続することにより渡り線が不要となる。
【0017】
【実施例】図1及び図2はこの発明の実施例を示すもの
で、図1は回路遮断器の平面図、図2はその負荷側の正
面図である。なお、回路遮断器の内部構成は図3の従来
例と同じである。図において、従来例と相違するのは、
端子部43のオン端子44と共通端子46とは端子板4
7とM3.5 の端子ねじ48とからなる端子ねじ方式とし
て構成され、オフ端子45はリード線方式として、リー
ド線54が本体フレーム1から引き出されている点であ
る。
【0018】このような構成によれば、リード線54の
横幅寸法が小さくて済む分、オン端子44と共通端子4
6のスペースに余裕が生じ、すでに述べたようにM3.5
の端子ねじ48を使用することができる。外部からの操
作線が2本の場合にはこれをオン端子44と共通端子4
6とに接続し、同時にリード線54をオン端子44に接
続する。これにより渡り線は不要である。オフ端子の代
わりにオン端子をリード線方式としてもよい。その場
合、2線式ではリード線は当然オフ端子に接続する。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、外部からの操作線を
接続する端子部の3端子のうち、1端子をリード線方式
とすることにより、遮断器本体の規定の横幅寸法内で他
の端子ねじ方式の2端子のねじサイズを従来よりも大き
くすることができ、配線時に締付トルクの管理ミスで端
子ねじを破損する危険が小さくなる。また、2線式の操
作回路ではリード線をオン端子あるいはオフ端子に接続
することにより渡り線が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す回路遮断器の平面図で
ある。
【図2】図1の負荷側の正面図である。
【図3】従来の回路遮断器の縦断面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図3の回路遮断器の2線式操作回路のオフ状態
の結線図である。
【図6】図3の回路遮断器の2線式操作回路のオン状態
の結線図である。
【図7】図3の回路遮断器の2線式操作回路のトリップ
状態の結線図である。
【図8】図3の回路遮断器の3線式操作回路のオフ状態
の結線図である。
【符号の説明】
1 本体フレーム 2 操作ハンドル 17 有極電磁石装置 37 電源側端子 38 負荷側端子 43 端子部 44 オン端子 45 オフ端子 46 共通端子 47 端子板 48 端子ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 忠雄 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉機構を遠隔操作する電磁石装置を内蔵
    するとともに、本体フレームの一部に前記電磁石装置の
    操作回路が接続される端子部を備え、この端子部はオン
    端子、オフ端子及び共通端子の3端子からなるリモート
    コントロール式回路遮断器において、 3端子のうち、オン端子及びオフ端子のいずれか一方と
    共通端子とを端子ねじ方式とし、残る1端子をリード線
    方式として構成したことを特徴とするリモートコントロ
    ール式回路遮断器。
JP21556592A 1992-07-21 1992-07-21 リモートコントロール式回路遮断器 Pending JPH0644885A (ja)

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