JPH0644812A - 反射板と照明器具と照明装置 - Google Patents
反射板と照明器具と照明装置Info
- Publication number
- JPH0644812A JPH0644812A JP6146092A JP6146092A JPH0644812A JP H0644812 A JPH0644812 A JP H0644812A JP 6146092 A JP6146092 A JP 6146092A JP 6146092 A JP6146092 A JP 6146092A JP H0644812 A JPH0644812 A JP H0644812A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cross
- light
- reflecting board
- luminaire
- light source
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Planar Illumination Modules (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、電気照明に関するもので、曲面上
から発した光を有効に反射して、省エネルギを達成した
反射板と、それを応用した照明器具と照明装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 インボリュート曲線の断面形状の反射面３
ａ、３ｂを持つ反射板４と、反射板４の下に置かれた蛍
光管１からなる照明器具と、インボリュート曲線の断面
形状の反射面３ａ、３ｂが連続的に並んだ反射板４′の
下に置かれた蛍光管１からなる照明装置で、蛍光管の表
面で発した光が効率良く分散させる。
から発した光を有効に反射して、省エネルギを達成した
反射板と、それを応用した照明器具と照明装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 インボリュート曲線の断面形状の反射面３
ａ、３ｂを持つ反射板４と、反射板４の下に置かれた蛍
光管１からなる照明器具と、インボリュート曲線の断面
形状の反射面３ａ、３ｂが連続的に並んだ反射板４′の
下に置かれた蛍光管１からなる照明装置で、蛍光管の表
面で発した光が効率良く分散させる。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、曲面上に発光する蛍光
管などの反射板と、それを応用した照明器具と照明装置
に関する。
管などの反射板と、それを応用した照明器具と照明装置
に関する。
【従来の技術】従来、蛍光管などのように曲面上に発光
する光源の反射板は、反射面が平板か単純な凹面、また
は断面が逆三角形状であった。
する光源の反射板は、反射面が平板か単純な凹面、また
は断面が逆三角形状であった。
【発明が解決しようとする課題】しかし、今までの反射
板では蛍光管などの光源の裏側に位置した曲面上から発
した光は、反射板で反射して元の発光面に戻ってくる量
が多かった。そのため、照明効率の向上に限界があっ
た。また、看板のバックライトのように、多数の光源を
並べて前面の透明板に描かれた絵や文字を照らす場合、
光源に近い部分だけ非常に明るくなりすぎて、全体に縞
模様を呈していた。そこで本発明はこのような課題の解
決に着目して、曲面上から発した光を有効に反射する反
射板と、それを応用した照明器具と照明装置を提供する
ことを目的とする。
板では蛍光管などの光源の裏側に位置した曲面上から発
した光は、反射板で反射して元の発光面に戻ってくる量
が多かった。そのため、照明効率の向上に限界があっ
た。また、看板のバックライトのように、多数の光源を
並べて前面の透明板に描かれた絵や文字を照らす場合、
光源に近い部分だけ非常に明るくなりすぎて、全体に縞
模様を呈していた。そこで本発明はこのような課題の解
決に着目して、曲面上から発した光を有効に反射する反
射板と、それを応用した照明器具と照明装置を提供する
ことを目的とする。
【課題を解決するための手段】係る課題を解決するため
に、光源の反射板とそれを応用した照明器具と照明装置
に本発明は次の技術的手段を有している。すなわち、反
射板の反射面の断面形状を、基礎円の一点を始点とし
て、そこから巻ほごされたインボリュート曲線にする。
また、反射面の断面形状を、基礎円上の始点から左右に
分かれる２本のインボリュート曲線にする。そして、始
点の下に発光面の断面が円の光源を置く。また、左右対
称のインボリュート曲線を交互に繰り返して多数並べ、
広い面の一枚の反射板とする。そして、それぞれのイン
ボリュート曲線の始点の下に１個ずつ光源を置く。
に、光源の反射板とそれを応用した照明器具と照明装置
に本発明は次の技術的手段を有している。すなわち、反
射板の反射面の断面形状を、基礎円の一点を始点とし
て、そこから巻ほごされたインボリュート曲線にする。
また、反射面の断面形状を、基礎円上の始点から左右に
分かれる２本のインボリュート曲線にする。そして、始
点の下に発光面の断面が円の光源を置く。また、左右対
称のインボリュート曲線を交互に繰り返して多数並べ、
広い面の一枚の反射板とする。そして、それぞれのイン
ボリュート曲線の始点の下に１個ずつ光源を置く。
【作用】まず、本発明の実施例の説明で用いられている
図１に基づいて説明する。半径ｒの円光源の発光面を基
礎円としたインボリョート曲線ｙは、円周に巻き付けら
れた糸を解くときに、糸の端が描く曲線である。いま、
糸の解かれる位置が円周上の一点Ａに差しかかったと
き、糸の端はインボリュート曲線上の点Ｐにある。円の
中心Ｏと曲線上の点Ｐを結ぶ線が、発光面と交わる点を
Ｂとすると、Ｂで生じた光Ｌは、点Ｐに向けて点Ｂを含
む面ｓに垂直に発せられる。この光Ｌは点Ｐで、点Ｐを
含む直線ＡＰに垂直な面ｔによって、入射角αと反射角
βは等しく直線ＡＰで振り分けられ、反射光Ｍとなる。
このように反射光Ｍは、光源の発光面上のどの個所にも
戻らない。発光面ｓでの光量の分布は面に垂直なものが
一番多いので、この作用は有効となる。。また、このよ
うな反射板と光源を多数並べて広い平面としても、光源
の前方に対して光が均等に振り分けられて、全体に光の
強弱が少なくなる。
図１に基づいて説明する。半径ｒの円光源の発光面を基
礎円としたインボリョート曲線ｙは、円周に巻き付けら
れた糸を解くときに、糸の端が描く曲線である。いま、
糸の解かれる位置が円周上の一点Ａに差しかかったと
き、糸の端はインボリュート曲線上の点Ｐにある。円の
中心Ｏと曲線上の点Ｐを結ぶ線が、発光面と交わる点を
Ｂとすると、Ｂで生じた光Ｌは、点Ｐに向けて点Ｂを含
む面ｓに垂直に発せられる。この光Ｌは点Ｐで、点Ｐを
含む直線ＡＰに垂直な面ｔによって、入射角αと反射角
βは等しく直線ＡＰで振り分けられ、反射光Ｍとなる。
このように反射光Ｍは、光源の発光面上のどの個所にも
戻らない。発光面ｓでの光量の分布は面に垂直なものが
一番多いので、この作用は有効となる。。また、このよ
うな反射板と光源を多数並べて広い平面としても、光源
の前方に対して光が均等に振り分けられて、全体に光の
強弱が少なくなる。
【実施例】以下に、本発明の反射板と、それを応用した
照明器具と照明装置の実施例を、添付図面に基づいて説
明する。図１は、本発明の反射板を用いた照明器具の横
断面図である。図中１は蛍光管で、その上方に蛍光管１
の外周を基礎円として始点２から始まるインボリュート
曲線の断面形状の反射面３ａ、３ｂからなる反射板４を
置いている。そして、反射面３ａ、３ｂの表面は、光を
よく反射する物質をコーティングしている。上記のよう
な構成からなる照明器具では、蛍光管１の表面で発した
光は、反射板４の反射面３ａ、３ｂに当たり、再度蛍光
管１の発光面に戻ることなく、外部に出ていく。図２
は、本発明の照明装置の一実施例の横断面を示してい
る。この例では、図１に示したインボリュート曲線形状
の反射面３ａ、３ｂを交互に連続に並べて一枚の反射板
４ としている。そして、反射板４ のそれぞれのイン
ボリュート曲線の始点２の下に蛍光管１が置かれてあ
る。このような反射板４ と蛍光管１を組み合わせた照
明装置は、看板や液晶表示板のバックライトに使用され
る。
照明器具と照明装置の実施例を、添付図面に基づいて説
明する。図１は、本発明の反射板を用いた照明器具の横
断面図である。図中１は蛍光管で、その上方に蛍光管１
の外周を基礎円として始点２から始まるインボリュート
曲線の断面形状の反射面３ａ、３ｂからなる反射板４を
置いている。そして、反射面３ａ、３ｂの表面は、光を
よく反射する物質をコーティングしている。上記のよう
な構成からなる照明器具では、蛍光管１の表面で発した
光は、反射板４の反射面３ａ、３ｂに当たり、再度蛍光
管１の発光面に戻ることなく、外部に出ていく。図２
は、本発明の照明装置の一実施例の横断面を示してい
る。この例では、図１に示したインボリュート曲線形状
の反射面３ａ、３ｂを交互に連続に並べて一枚の反射板
４ としている。そして、反射板４ のそれぞれのイン
ボリュート曲線の始点２の下に蛍光管１が置かれてあ
る。このような反射板４ と蛍光管１を組み合わせた照
明装置は、看板や液晶表示板のバックライトに使用され
る。
【発明の効果】本発明では、蛍光管のように断面が円周
の表面で発光する光源の反射板の反射面の断面をインボ
リュート曲線にすることによって、反射した光を光源の
方に戻ることがなくなった。そのため、非常に照明効率
のよい反射板とそれを用いた照明器具とが得られた。次
に、発光面の断面が円の光源と反射面の断面がインボリ
ュート曲線の反射板との組み合わせを多数並べて広い面
の照明装置を構成することにより、看板や液晶のバック
ライトとして使用した場合、縞模様や、光量のアンバラ
ンスの少ないバックライトが実現できた。
の表面で発光する光源の反射板の反射面の断面をインボ
リュート曲線にすることによって、反射した光を光源の
方に戻ることがなくなった。そのため、非常に照明効率
のよい反射板とそれを用いた照明器具とが得られた。次
に、発光面の断面が円の光源と反射面の断面がインボリ
ュート曲線の反射板との組み合わせを多数並べて広い面
の照明装置を構成することにより、看板や液晶のバック
ライトとして使用した場合、縞模様や、光量のアンバラ
ンスの少ないバックライトが実現できた。
【図１】本発明の反射板とそれを応用した照明器具の一
実施例の横断面図である。
実施例の横断面図である。
【図２】本発明の照明装置の一実施例の横断面図であ
る。
る。
１ 蛍光管 ２ 始点 ３ａ、３ｂ 反射面 ４、４ 反射板
Claims (4)
- 【請求項１】 反射面が、基礎円周上の一点に端を発す
るインボリュート（伸開）曲線によって描かれる断面形
状であることを特徴とする反射板。 - 【請求項２】 前記断面形状が、基礎円中心を通る線で
左右対称に振り分けられる２本のインボリュート曲線に
なっていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
の反射板。 - 【請求項３】 断面において円周に発光部を持つ光源
と、該光源の円周の一点またはその近傍をインボリュー
ト曲線の始まりとする特許請求の範囲第１項記載の反射
板とからなる照明器具。 - 【請求項４】 特許請求の範囲第３項記載の照明器具を
１単位とし、該照明器具を連続的に並べて面状の照明を
得る照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6146092A JPH0644812A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 反射板と照明器具と照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6146092A JPH0644812A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 反射板と照明器具と照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0644812A true JPH0644812A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=13171673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6146092A Pending JPH0644812A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 反射板と照明器具と照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0644812A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008055912A1 (de) * | 2006-11-08 | 2008-05-15 | Osram Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Beleuchtungsvorrichtung mit einer lampe und einem reflektor |
| WO2008104498A3 (de) * | 2007-02-28 | 2009-01-15 | Osram Gmbh | Beleuchtungsvorrichtung mit zumindest einer lampe und zumindest einem reflektor |
-
1992
- 1992-02-14 JP JP6146092A patent/JPH0644812A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008055912A1 (de) * | 2006-11-08 | 2008-05-15 | Osram Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Beleuchtungsvorrichtung mit einer lampe und einem reflektor |
| JP2010509722A (ja) * | 2006-11-08 | 2010-03-25 | オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ランプと反射鏡とを備えた照明装置 |
| WO2008104498A3 (de) * | 2007-02-28 | 2009-01-15 | Osram Gmbh | Beleuchtungsvorrichtung mit zumindest einer lampe und zumindest einem reflektor |
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