JPH064457B2 - 粉粒体排出方法 - Google Patents
粉粒体排出方法Info
- Publication number
- JPH064457B2 JPH064457B2 JP20673183A JP20673183A JPH064457B2 JP H064457 B2 JPH064457 B2 JP H064457B2 JP 20673183 A JP20673183 A JP 20673183A JP 20673183 A JP20673183 A JP 20673183A JP H064457 B2 JPH064457 B2 JP H064457B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hopper
- granular material
- pressure
- powder
- internal pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
- Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は製鉄所、ボイラー事業所、セメント、食品関係
業界の如き、微粉炭、セメント、小麦粉、石灰石、その
他の粉粒体取扱い分野で採用する粉粒体排出方法に関す
るものである。
業界の如き、微粉炭、セメント、小麦粉、石灰石、その
他の粉粒体取扱い分野で採用する粉粒体排出方法に関す
るものである。
ホッパー内部圧力を高く保持して連続して粉粒体をホッ
パーから排出させる粉粒体排出方法においては、第１図
に示す如く、ホッパーａ内に充満された粉粒体ｂを排出
させるとき、ホッパーａの壁面近くでは粉粒体ｂが排出
されないで残り、中央部分、すなわち、排出装置ｃの直
上付近のみが排出され、中央部分に空間ｄが出来るとい
うブロッキング現象が生じていた。特に、ホッパーａ内
が高圧又は粉粒体が多く水分を含んでいる場合、粉粒体
ｂが圧密されるため、上記チャンネリング現象の発生が
著しい。
パーから排出させる粉粒体排出方法においては、第１図
に示す如く、ホッパーａ内に充満された粉粒体ｂを排出
させるとき、ホッパーａの壁面近くでは粉粒体ｂが排出
されないで残り、中央部分、すなわち、排出装置ｃの直
上付近のみが排出され、中央部分に空間ｄが出来るとい
うブロッキング現象が生じていた。特に、ホッパーａ内
が高圧又は粉粒体が多く水分を含んでいる場合、粉粒体
ｂが圧密されるため、上記チャンネリング現象の発生が
著しい。
そのため、ホッパーａ内を高圧にして粉粒体を押出す場
合、粉粒体ｂが排出されないのみならず、空気等を多く
消費し、不経済となる。又、上記チャンネリング現象の
発生を防止するため、ホッパーａの側壁にバイブレータ
ｅ等を取り付けてホッパーａに振動を与えることにより
チャンネリング現象を防止し、粉粒体ｂを排出装置ｃを
経て排出させ使用先へ空気輸送させることが考えられる
が、バイブレータｅによる振動では効果が不充分で、ロ
ードセルｆ等、ホッパーａの付属機器を損傷させること
が多い、という問題がある。
合、粉粒体ｂが排出されないのみならず、空気等を多く
消費し、不経済となる。又、上記チャンネリング現象の
発生を防止するため、ホッパーａの側壁にバイブレータ
ｅ等を取り付けてホッパーａに振動を与えることにより
チャンネリング現象を防止し、粉粒体ｂを排出装置ｃを
経て排出させ使用先へ空気輸送させることが考えられる
が、バイブレータｅによる振動では効果が不充分で、ロ
ードセルｆ等、ホッパーａの付属機器を損傷させること
が多い、という問題がある。
本発明は、上記チャンネリング現象により排出が不可能
になるという事態を防止し、粉粒体の連続、定常、定量
排出を可能とし、使用先での安定使用を目的としてなし
たもので、ホッパー内部圧力を適当な日で変動させるこ
とにより粉粒体内外部の圧力差を利用してチャンネリン
グをこわし、定量排出を確保できるようにし、上記目的
が達成できるようにしたものである。
になるという事態を防止し、粉粒体の連続、定常、定量
排出を可能とし、使用先での安定使用を目的としてなし
たもので、ホッパー内部圧力を適当な日で変動させるこ
とにより粉粒体内外部の圧力差を利用してチャンネリン
グをこわし、定量排出を確保できるようにし、上記目的
が達成できるようにしたものである。
以下、本発明の方法を図面を参照して説明する。
第２図は本発明の方法の実施に用いる装置の概略を示す
もので、ホッパー１の頂部に受入弁２を有する粉粒体供
給管３を接続すると共に、ホッパー１の下部に排出装置
４を備えた粉粒体排出管５を接続し、該粉粒体排出管５
は使用先への空気輸送管６に接続させ、ホッパー１内に
充満された粉粒体７が排出装置４を介して排出される
と、空気輸送管６内を流れる搬送空気により使用先へ搬
送されるようにした構成において、ホッパー１の内部圧
力を高圧にするための均圧弁８を、空気源とホッパー１
内とをつなぐ空気管９の途中に設置すると共に排圧弁10
をホッパー１に接続した排気管11の途中に設け、該均圧
弁８と排圧弁10の調節によりホッパー１内の圧力を高圧
に保持できるようにし、且つホッパー内部圧力を検出す
る圧力検出器12を備え、該圧力検出器12からの検出信号
に基づき制御信号を出力するコントローラ13を上記均圧
弁８に電気的に接続し、コントローラ13からの信号によ
り均圧弁８が開閉制御されてホッパー１内の圧力を任意
にコントロールできるようにする。
もので、ホッパー１の頂部に受入弁２を有する粉粒体供
給管３を接続すると共に、ホッパー１の下部に排出装置
４を備えた粉粒体排出管５を接続し、該粉粒体排出管５
は使用先への空気輸送管６に接続させ、ホッパー１内に
充満された粉粒体７が排出装置４を介して排出される
と、空気輸送管６内を流れる搬送空気により使用先へ搬
送されるようにした構成において、ホッパー１の内部圧
力を高圧にするための均圧弁８を、空気源とホッパー１
内とをつなぐ空気管９の途中に設置すると共に排圧弁10
をホッパー１に接続した排気管11の途中に設け、該均圧
弁８と排圧弁10の調節によりホッパー１内の圧力を高圧
に保持できるようにし、且つホッパー内部圧力を検出す
る圧力検出器12を備え、該圧力検出器12からの検出信号
に基づき制御信号を出力するコントローラ13を上記均圧
弁８に電気的に接続し、コントローラ13からの信号によ
り均圧弁８が開閉制御されてホッパー１内の圧力を任意
にコントロールできるようにする。
本発明の方法は上記装置を用いて実施するが、今、ホッ
パー内部圧力を均、排圧弁8,10により一定に制御する
と、ホッパー１内の粉粒体及び内部の空気が排出装置４
を経て排出され、ホッパー内の不足分の空気は均圧弁８
を経て供給されることになる。そのため、ホッパー内部
圧力は変化しないため、粉粒体内外部の圧力も一定で変
化しない。したがって、ホッパー１の壁面近くで圧密さ
れた状態の粉粒体7aのチャンネリングを破壊できない。
パー内部圧力を均、排圧弁8,10により一定に制御する
と、ホッパー１内の粉粒体及び内部の空気が排出装置４
を経て排出され、ホッパー内の不足分の空気は均圧弁８
を経て供給されることになる。そのため、ホッパー内部
圧力は変化しないため、粉粒体内外部の圧力も一定で変
化しない。したがって、ホッパー１の壁面近くで圧密さ
れた状態の粉粒体7aのチャンネリングを破壊できない。
そこで、本発明の方法に基づき、均圧弁８を閉じて空気
の供給を停止すると、ホッパー１の内部圧力（粉粒体外
部圧力）Ｐ１（第３図参照）は低下し、ホッパー壁面近
くの粉粒体7aの内部圧力Ｐ２との間で圧力差（Ｐ２−Ｐ
１）が生じ、粉粒体7a内部からホッパー内部（ホッパー
中央部）への空気の移動が生ずる。このとき、圧密され
た粉粒体7aはその内部よりチャンネリングされた表面へ
と移動するため、チャンネル状態がこわれ、第４図に示
す如く新しい粉粒体表面7bが形成されてほぼ均一な粉粒
体の表面形状が作られ、ホッパー中央部の空間がなくな
る。これにより排出装置４からの粉粒体排出不良が回復
し、均一な排出が可能となる。実施の例では、ホッパー
内部圧力Ｐ１５kg／cm2のときホッパー内部圧力Ｐ１の
低下が約0.2kg／cm2以上で特に効果があった。
の供給を停止すると、ホッパー１の内部圧力（粉粒体外
部圧力）Ｐ１（第３図参照）は低下し、ホッパー壁面近
くの粉粒体7aの内部圧力Ｐ２との間で圧力差（Ｐ２−Ｐ
１）が生じ、粉粒体7a内部からホッパー内部（ホッパー
中央部）への空気の移動が生ずる。このとき、圧密され
た粉粒体7aはその内部よりチャンネリングされた表面へ
と移動するため、チャンネル状態がこわれ、第４図に示
す如く新しい粉粒体表面7bが形成されてほぼ均一な粉粒
体の表面形状が作られ、ホッパー中央部の空間がなくな
る。これにより排出装置４からの粉粒体排出不良が回復
し、均一な排出が可能となる。実施の例では、ホッパー
内部圧力Ｐ１５kg／cm2のときホッパー内部圧力Ｐ１の
低下が約0.2kg／cm2以上で特に効果があった。
本発明の方法では、ホッパー内部圧力を圧力検出器12で
検出し、この信号に基づきコントローラ13からの信号で
均圧弁８を適当な時間又は圧力間隔で開閉（開度調整を
含む）し、ホッパー内部圧力を適当な範囲で変化させる
ことにより、チャンネリングを防ぎ、粉粒体の表面形状
をほぼ均一に保つことができ、連続して定量、定常な排
出を安定して行うことができる。
検出し、この信号に基づきコントローラ13からの信号で
均圧弁８を適当な時間又は圧力間隔で開閉（開度調整を
含む）し、ホッパー内部圧力を適当な範囲で変化させる
ことにより、チャンネリングを防ぎ、粉粒体の表面形状
をほぼ均一に保つことができ、連続して定量、定常な排
出を安定して行うことができる。
なお、排圧弁10を開閉して同様の効果を得るようにして
もよく、両者共に使用するようにしてもよい。
もよく、両者共に使用するようにしてもよい。
以上述べた如く本発明の方法によれば、次の如き優れた
効果を奏し得る。
効果を奏し得る。
(i) ホッパー内での粉粒体のチャンネル化した状態を
粉粒体内の圧力とホッパー内の圧力との差により自動的
にこわすので、ホッパー内粉粒体の表面を均一化でき、
連続した定常、定量の排出が可能となり、使用先での安
定性が向上し、更に設備の信頼性が向上する。
粉粒体内の圧力とホッパー内の圧力との差により自動的
にこわすので、ホッパー内粉粒体の表面を均一化でき、
連続した定常、定量の排出が可能となり、使用先での安
定性が向上し、更に設備の信頼性が向上する。
(ii) バイブレーター、エアーノッカー等を使用しない
ため騒音、振動がなくホッパー付属品に故障が出ない。
ため騒音、振動がなくホッパー付属品に故障が出ない。
(iii) 均圧用空気を用いるため、新たな空気、余分な
空気を必要としない。
空気を必要としない。
第１図は従来の粉粒体排出装置による場合に生ずる粉粒
体のチャンネリング状態を示す図、第２図は本発明の方
法の実施に用いる装置の概略図、第３図はチャンネリン
グ現象が生じた状態を、第４図はチャンネリング現象が
こわされた状態を示す説明図である。 １はホッパー、４は排出装置、7,7aは粉粒体、８は均圧
弁、10は排圧弁、12は圧力検出器、13はコントローラを
示す。
体のチャンネリング状態を示す図、第２図は本発明の方
法の実施に用いる装置の概略図、第３図はチャンネリン
グ現象が生じた状態を、第４図はチャンネリング現象が
こわされた状態を示す説明図である。 １はホッパー、４は排出装置、7,7aは粉粒体、８は均圧
弁、10は排圧弁、12は圧力検出器、13はコントローラを
示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 兪 殷在 韓國慶北浦項市東村洞五番地 浦項綜合製 鐵株式曾社内 (72)発明者 許 南釋 韓國慶北浦項市東村洞五番地 浦項綜合製 鐵株式曾社内
Claims (1)
- 【請求項１】ホッパー内に充満された粉粒体を、ホッパ
ー下部の排出装置により排出させる方法において、ホッ
パーの内部圧力を適宜高低に変動させ、該ホッパー内部
圧力を低くしたときホッパー内粉粒体の内部圧力よりも
低くなるように圧力差を生じさせ、粉粒体内部の空気を
ホッパー内部へ移動させながら粉粒体を排出させること
を特徴とする粉粒体排出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20673183A JPH064457B2 (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | 粉粒体排出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20673183A JPH064457B2 (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | 粉粒体排出方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60102330A JPS60102330A (ja) | 1985-06-06 |
| JPH064457B2 true JPH064457B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=16528169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20673183A Expired - Lifetime JPH064457B2 (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | 粉粒体排出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH064457B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH089069Y2 (ja) * | 1991-02-05 | 1996-03-13 | 川崎重工業株式会社 | 湿潤物質塊の空気搬送設備における吹き抜け防止装置 |
-
1983
- 1983-11-02 JP JP20673183A patent/JPH064457B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60102330A (ja) | 1985-06-06 |
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