JPH0644561U - 筋力トレーニング器具の荷重調節装置 - Google Patents
筋力トレーニング器具の荷重調節装置Info
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- JPH0644561U JPH0644561U JP8771692U JP8771692U JPH0644561U JP H0644561 U JPH0644561 U JP H0644561U JP 8771692 U JP8771692 U JP 8771692U JP 8771692 U JP8771692 U JP 8771692U JP H0644561 U JPH0644561 U JP H0644561U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数段の荷重プレートからなるウェイトを調
節して段階的に引張り荷重を減少させ、効果的なウェイ
ト減少法を行うこと。 【構成】 荷重プレートを吊支棒に吊支するために該吊
支棒の長手方向と垂直に形成された複数の嵌合溝と、該
嵌合溝に嵌合する支持レバーと、該支持レバーの背面側
の端部と前記荷重プレートの背面とを連結して前記支持
レバーを前記嵌合溝との嵌合を解く方向へ付勢する弾性
部材と、前記支持レバーを所定位置で係止するフック状
の係止部材と、前記支持レバーの背面側の端部に突設し
て設けた連接部材とを備えたこと。
節して段階的に引張り荷重を減少させ、効果的なウェイ
ト減少法を行うこと。 【構成】 荷重プレートを吊支棒に吊支するために該吊
支棒の長手方向と垂直に形成された複数の嵌合溝と、該
嵌合溝に嵌合する支持レバーと、該支持レバーの背面側
の端部と前記荷重プレートの背面とを連結して前記支持
レバーを前記嵌合溝との嵌合を解く方向へ付勢する弾性
部材と、前記支持レバーを所定位置で係止するフック状
の係止部材と、前記支持レバーの背面側の端部に突設し
て設けた連接部材とを備えたこと。
Description
【0001】
この考案は、複数段の荷重プレートからなるウェイトを調節して段階的に引張 り荷重を減少させ、効果的なウェイト減少法を行う筋力トレーニング器具の荷重 調節装置に関する。
【0002】
周知のように、各種スポーツの基礎トレーニング又はボディビルディングを行 う際に、種々の筋力トレーニング器具がトレーニングジム等で用いられている。 このような筋力トレーニング器具は、身体の各々の筋肉を個別に、又は2つ以上 の筋肉を同時に運動させるものであって、筋肉に使用者自身が与える負荷は、適 当な引張り力をウェイトによって生じさせている。このような筋力トレーニング 器具は様々なトレーニング方法で使用されるが、最も効果的な使用方法にウェイ ト減少法がある。
【0003】 例えば、第9図に示すように特開平1-308576号に開示されているところの筋力 トレーニング器具の荷重調節装置1を使用することにより、吊支棒30に所望の 数の荷重プレート31を吊支するには、載置された複数段の荷重プレート31の 各々に枢着された支持レバー32の何れか一つを操作する。即ち、準備された全 ての荷重プレート31を吊支する場合には、基台33に取付けられた支持レバー 32aの前方端を、使用者が手等により吊支棒30側へ移動させて切欠き溝34 に支持レバー32aを係合させ、荷重プレート31aを吊支棒30に吊支する。
【0004】 このとき、支持レバー32aは、一旦吊支棒30側へ移動させられた後、支持 レバー32aの端部を荷重プレート31aの背面に係止する弾性部材の付勢力に よって係止部材35aに設けられた当接腕部36aの先端の側面に当接した状態 となり、次に使用者が吊支部材38を牽引して当接腕部36aが最下段の荷重プ レート31aと共に上方へ移動した時、当接腕部36aの先端の下方へ潜りこむ ように移動する。又、支持レバー32aの背面側の端部に突設して設けた連接部 材37が上方に位置する支持レバー32bの背面側の端部に当接することにより 同様に支持レバー32bが作動し、更に支持レバー32c,支持レバー32d全 てが作動することとなり、荷重プレート31aと共に荷重プレート31b,荷重 プレート31c,荷重プレート31d全てが牽引される。
【0005】 一方荷重プレート31aを残して牽引する場合には、支持レバー32bを同様 に操作することで同様の作動をすることとなり、即ち、何れか一つの支持レバー 32を操作するだけで各々所望の数だけの荷重プレート31が吊支棒30に吊支 してセットされる。
【0006】 このようにして、所望の引張り荷重を発生させた後吊支部材38を牽引してト レーニングを開始し、ウェイトを段階的に減少させてウェイト減少法による筋力 トレーニングを行うには、一時的に使用者が吊支部材38を引く力を弱めて、最 下段の荷重プレート31aの当接腕部36aの下端を下方の支持レバー32aに 当接させればよい。当接腕部36aが支持レバー32aに当接することによる衝 撃のため、係止部材35aの自由端側が上方に回転し、そして再び、使用者が吊 支部材38を引くと、支持レバー32bが第1係止段部39より外れ第2係止段 部40にまで移動することで吊支棒30との係合が外れ荷重プレート31aは基 台33上に取り残され、同時に前記支持レバー32bは上段の荷重プレート31 bに設けられた係止部材35bの当接腕部36bの下方に位置することになる。
【0007】 同様に、荷重プレート31bが最下段となって降下する場合、荷重プレート3 1bは荷重プレート31aに載置された状態で取り残されることとなり、使用者 の牽引する引張り荷重は段階的に減少するのである。
【0008】
しかしながら、第10図に示すように上記従来の筋力トレーニング器具の荷重 調節装置1においては、荷重プレート31を吊支棒30に吊支するために吊支棒 30の長手方向に垂直に形成された切欠き溝34に支持レバー32を係合した場 合、吊支棒30に対する支持レバー32の食い込み代が少ないため、支持レバー 32の回転動作を上方に位置する支持レバー32に伝達するために設けられた連 接部材37が、上方の支持レバー32に突設した連接部材37に完全には密着せ ず、最上部まで支持レバー32の回転動作が伝達されず、荷重プレート31の吊 支作業を1回の支持レバー32と吊支棒30との係合により終了させることは困 難であった。
【0009】 又、支持レバー32の食い込み代が少ないため、支持レバー32と吊支棒30 との係合部分が吊支棒30の重心より外れると共に、荷重プレート31を吊支す る際の支持レバー32と吊支棒30とが接する面が少ないため、荷重プレート3 1の吊支状態が不安定で且つ傾くこととなりガイド棒41に接触して吊支作業が 困難となっていた。
【0010】 加えて、所望の引張り荷重を発生させた吊支部材38を牽引した後、一時的に 吊支部材38を引く力を弱めて荷重プレート31aに枢着された係止部材35a の当接腕部36aの下端が支持レバー32aに当接する際、係止部材35aの自 由端側が上方へ移動して第1係止段部39に係止されていた支持レバー32bが 外れるのであるが、この時、上方に位置する係止部材35bの当接腕部36bの 側面にも弾性部材の付勢力の作用により支持レバー32bは勢い良く当たること となり、結果前記上方に位置する係止部材35bの自由端側を上方へ移動させて 更に支持レバー32cをも第1係止段部39より外すこととなり、同時に2個の 荷重プレート31a及び荷重プレート31bが外れて、ウェイト減少法による筋 力トレーニングを行うには不都合であった。
【0011】 更には、荷重プレート31の背面に突出する各支持レバー32の端部に突設し て設けられて支持レバー32の回転動作を上方の支持レバー32に伝達するL字 型の連接部材37は、その折り曲げ角度が連接部材37の長さと厚みにより異な り、角度設定が複雑であり支持レバー32との当接面が一定せず、制作時におい て折り曲げ角度の微調整が必要となり、生産コストが高くなるという問題点を有 していた。
【0012】
上記課題を解決するための具体的手段とするところは、垂直方向に貫通する挿 通孔とこの挿通孔の両側にガイド孔を有する複数の荷重プレートと、該荷重プレ ートのガイド孔内に挿通されて垂直方向の昇降をガイドするガイド棒と、前記挿 通孔に挿脱自在となる吊支棒と、該吊支棒を最上段の荷重プレートと共に上下動 自在に吊り支える吊支部材と、前記複数の荷重プレートの各々を吊支棒に係合し 且つ荷重プレートに水平方向に回転動作可能に枢着すると共にその一端側を荷重 プレートの正面側の表面から突出して設けられる支持レバーと、該支持レバーを 吊支棒と係合する位置で係止する第1係止段部と、前記支持レバーを吊支棒との 係合の外れた位置で係止する第2係止段部とを形成し且つ荷重プレートの垂直方 向に回転動作可能に荷重プレートの正面に枢着する係止部材と、前記支持レバー が吊支棒との係合を解く回転動作方向に付勢するように設けられる弾性部材と、 前記支持レバーの背面側の端部に突設して設けられ弾性部材に抗する支持レバー と吊支棒との係合方向への回転動作を上方に位置する支持レバーに伝達する連接 部材とから構成され、前記吊支部材により吊支された最下段の荷重プレートが所 定の位置まで降下してこの最下段の荷重プレートに枢着する係止部材の当接腕部 が一つ下方の荷重プレートの正面側の表面より突出する支持レバーと当接するこ とにより、前記最下段の荷重プレートの支持レバーと第1係止段部との係合を解 除することによって最下段の荷重プレートと吊支棒との係合を順次解くように配 置した筋力トレーニング器具の荷重調節装置において、前記支持レバーに形成し た切欠き部が吊支棒を嵌合して挟持するように該吊支棒の周囲に複数の嵌合溝を 形成し、前記係止部材に形成された当接腕部側を支点にして荷重プレートに枢着 して設け、前記連接部材が上方に隣接する支持レバーと当接する当接部と連接部 材を支持レバーに固着する固着部とが互いに干渉しないように形成して設け、且 つ支持レバーと概ね直角となるよう形成したところにある。
【0013】
上記手段によると、吊支棒に複数の荷重プレートを吊支するとき、吊支棒に形 成された嵌合溝に支持レバーの切欠き部が吊支棒を挟持するように嵌合すること となる。 この時、支持レバーの背面側の端部に突設して概ね直角となるように設けられ た連接部材が上部に隣接する支持レバーに当接するのであるが、各支持レバーに 設けられた連接部材の固着部と下方の支持レバーが当接する当接部とは互いに干 渉しないように密着し、上部に隣接する支持レバーに回転動作を確実に伝達して 所望の荷重プレートの吊支が完了する。
【0014】 又、所望の引張り荷重を発生させた吊支部材を牽引した後、一時的に吊支部材 を引く力を弱めて荷重プレートを下方へと移動させると、吊支された最下段の荷 重プレートの正面に当接腕部側を支点にして枢着している係止部材の当接腕部の 下端が下方に残された支持レバーに当接する。このことにより、前記係止部材の 自由端側が上方へと弾かれてこの係止部材の第1係止段部に係止されていた支持 レバーが弾性部材の付勢力により第1係止段部から外れて第2係止段部部へと移 動することとなる。この時、即ち、支持レバーが外れて第2係止段部部へと達す る直前に、一つ上の係止部材の当接腕部の側面に支持レバーが勢い良く当接して この係止部材の自由端側が上記とは逆方向の下方へ移動して、この係止部材の第 1係止段部と支持レバーとの係止状態を強く保持することとなり、前記最下段の 荷重プレートのみが確実に残されることとなる。 以上のような動作を反復することにより段階的な荷重の減少が可能となり、効 果的なウェイト減少法が行え得るのである。
【0015】
この考案の実施例を以下第1図乃至第8図に基づいて説明する。又、前記した 従来例と同一の構成部材については同一符号を付してその説明を省略する。 先ず、第1図乃至第5図に示すようにこの考案の筋力トレーニング器具の荷重 調節装置1は、荷重プレート31を吊支棒30に吊支するために吊支棒30の長 手方向と垂直に形成された複数の嵌合溝2と、該嵌合溝2に嵌合する支持レバー 32と、荷重プレート31の背面と支持レバー32の背面側の端部とを連結して 支持レバー32を前記嵌合溝2との嵌合を解く方向へ付勢する弾性部材3と、支 持レバー32を所定位置で係止するフック状の係止部材35と、支持レバー32 の背面側の端部に突設して設けた連接部材37とから構成したものである。
【0016】 荷重プレート31は、その両側部下方に脚部4を設けて複数の荷重プレート3 1を載置した際、支持レバー32の水平方向への回転動作を妨げないようにして いる。吊支棒30の長手方向と直角に形成された複数の嵌合溝2は、円柱状の吊 支棒30の周囲を円弧状となるように切欠いたものであって、載置された複数の 荷重プレート31と同じ間隔で配置したものである。
【0017】 支持レバー32は、嵌合溝2に嵌合する厚み及び荷重プレート31を前後方向 へ横断して荷重プレート31の正面側及び背面側より突出する長さを有し、各荷 重プレート31の下面5へピン6により一点で枢支されて回転動作可能に取付け られている。又、支持レバー32は、前記嵌合溝2に嵌合して吊支棒30を挟持 するように切欠き部7を形成している。 このとき荷重プレート31と支持レバー32との間にワッシャー(図示せず。 )を介して回転動作をより円滑にしてもよい。このような支持レバー32の後方 は、荷重プレート31の背面8と引長ばねである弾性部材3を介して連結されて いる。
【0018】 支持レバー32が嵌合溝2に嵌合して吊支棒30を挟持又は解放する位置で係 止するフック状の係止部材35は、その当接腕部36側を支点にして自由端側が 上下に回転動作可能となるように荷重プレート31の全面9にピン10で枢着さ れている。又、係止部材35はその自由端側から順に第1係止段部39及び第2 係止段部40を有し、前記当接腕部36はこの第2係止段部40の下部に隣接し た下方の荷重プレート31の支持レバー32に当接するよう荷重プレート31の 高さと略同じ高さを有して形成されている。尚、図中符号11は荷重プレート3 1の降下の衝撃を吸収するよう設けられた弾性ばねを示す。
【0019】 又、係止部材35は、荷重プレート31が複数段載置された際、上方に隣接す る同形状の係止部材35が交互に交差して配置されるように、ピン10の長さ又 はワッシャー(図示せず。)の高さ等を調節して荷重プレート31の全面9にピ ン10によって枢支されている。荷重プレート31の背面8側より突出する各支 持レバー32の背面側の端部には、上方に位置する支持レバー32の側面に密着 して当接し、下位にある支持レバー32の荷重プレート31と水平方向の回転動 作を上方の支持レバー32に伝達する連接部材37が固着されている。該連接部 材37は、上方の支持レバー32に当接する際、支持レバー32との当接する角 度が直角となるように形成され、支持レバー32と当接する部分と固着部分とが 互いに干渉しない位置に形成されている。
【0020】 このような筋力トレーニング器具の荷重調節装置1を使用するには以下のよう に行う。 第6図乃至第8図に示すように、先ず、吊支棒30に所望の数の荷重プレート 31を吊支するには、載置された複数段の荷重プレート31の各々に枢着された 支持レバー32の何れか一つを操作するだけでよい。即ち、準備された全ての荷 重プレート31を吊支する場合には、基台33に取付けられた支持レバー32a の前方端を、使用者が手等により吊支棒30側へ移動させて嵌合溝2に支持レバ ー32aを嵌合させる。
【0021】 このとき、支持レバー32aに設けられた切欠き部7が吊支棒30の嵌合溝2 に深く嵌合するため吊支棒30の重心より外れることなく支持レバー32aが安 定し、結果荷重プレート31aは左右の上下の揺れを生じることなくなくスムー ズに吊支棒30に吊支される。同時に、支持レバー32aの背面側の端部に突設 して設けられる連接部材37により、荷重プレート31b及び上方の荷重プレー ト31も全て同様に吊支される。
【0022】 前記支持レバー32aは、一旦吊支棒30側へ移動させられた後、前記弾性部 材3の付勢力によって当接腕部36aの先端に当接した状態となり、当接腕部3 6aが最下段の荷重プレート31aと共に上方へ移動した時、当接腕部36aの 下方へ潜りこむように移動する。又、他の支持レバー32を操作した場合も、操 作された支持レバー32及びそれより上方に位置する支持レバー32が同様に作 動し、何れか一つの支持レバー32を操作するだけで各々所望の荷重プレート3 1を吊支棒30に吊支してセットすることができる。
【0023】 このようにして、所望の引張り荷重を発生させた吊支部材38を牽引してトレ ーニングを開始した後、ウェイト減少法による筋力トレーニングを行うには、一 時的に使用者が吊支部材38を引く力を弱めて、最下段の荷重プレート31aの 当接腕部36aの下端を支持レバー32aに当接させればよい。そして再び、使 用者が吊支部材38を引くと、支持レバー32aに当接腕部36aが当接するこ とにより係止部材35aの自由端側が上方へ回転し、第1係止段部39に係止さ れていた支持レバー32bが第2係止段部40にまで移動して、上段の荷重プレ ート31bの当接腕部36bの下方に位置すると共に、荷重プレート31aは吊 支棒30より離脱して基台33上に取り残される。
【0024】 同様に、荷重プレート31bが最下段となって降下すると、荷重プレート31 aに載置された状態で取り残されて、使用者が牽引する引張り荷重は段階的に減 少する。この時、係止部材35aが当接腕部36a側を支点にして荷重プレート 31aに枢着されていることにより、当接腕部36aの下端が支持レバー32a に当接する際、前記係止部材35aの第1係止段部39より外れた支持レバー3 2bが、弾性部材3の付勢力により勢い良く上方に位置する当接腕部36bの下 端側面に当接し、結果係止部材35bの自由端側が下方へ押され支持レバー32 cを完全に抑えることで支持レバー32cは一層強く係止部材35bに保持され 、前記従来例のように同時に2個の荷重プレート31aと荷重プレート31bが 吊支棒30より外れることなく、荷重プレート31の段階的な減少がスムーズに 行われる。
【0025】 又、前記した荷重プレート31の脚部4に代えて、荷重プレート31を側面方 向より貫通する穴を設けて、その穴の内部に支持レバー32等を設けたものであ ってもよい。更に、脚部4を荷重プレート31の上面に設けて、支持レバー32 を同じ上面に枢着したものであってもよい。弾性部材3は図示された引張りばね 以外に適当なゴム紐状弾性材であってもよい。係止部材35は、荷重プレート3 1の前面に枢支されずとも、上下方向へスライド自在にガイドされたものであっ てもよい。又、前記した荷重プレート31の重量は、構成部材を含めて所望の重 さに設定して使用する。
【0026】
以上のようにこの考案に係る筋力トレーニング器具の荷重調節装置によれば、 筋力トレーニングの方法の一種であるウェイト減少法を行う場合に特に効果的で あり、下方に載置された複数の荷重プレートを吊支部材により吊り上げ、そして 段階的に荷重プレートを減少させる作業を行う時、荷重プレートの左右の揺れを 無くし複数の荷重プレートが同時に吊支棒より外れる減少をも防ぎ、確実に、且 つスムーズに一連の作業を行うことが可能となる。更に、使用者が通常のトレー ニングの姿勢を保ちながら前記作業を一人で行うことが可能となり、加えて、支 持レバーの回転動作を上方の支持レバーに伝達する連接部材が支持レバーと直角 に形成されているため、上方の支持レバーに対する均一な当接が可能となり全て の支持レバーが同様に作動し、又、制作時にも微調整をすることなく成形可能で あり生産コストの低下にも寄与するものである。
【図1】筋力トレーニング器具の荷重調節装置の斜視
図。
図。
【図2】支持レバーの取付け状態を説明する斜視図。
【図3】図1を後方から見た斜視図。
【図4】吊支棒に支持レバーが嵌合した状態を説明する
斜視図。
斜視図。
【図5】図4のA−A線断面の平面図。
【図6】全ての荷重プレートを吊支する状態を説明する
斜視図。
斜視図。
【図7】最下段の荷重プレートが基台上に載置された状
態を説明する斜視図。
態を説明する斜視図。
【図8】筋力トレーニング器具の荷重調節装置の使用状
態を説明する斜視図。
態を説明する斜視図。
【図9】従来の筋力トレーニング器具の荷重調節装置の
正面図。
正面図。
【図10】従来の吊支棒に支持レバーが係合した状態を
説明する斜視図。
説明する斜視図。
1 筋力トレーニング器具の荷重調節装置 2 嵌合溝 3 弾性部材 7 切欠き部 30 吊支棒 31 荷重プレート 32 支持レバー 35 係止部材 36 当接腕部 37 連接部材 38 吊支部材 39 第1係止段部 40 第2係止段部 41 ガイド棒
Claims (3)
- 【請求項1】 垂直方向に貫通する挿通孔とこの挿通孔
の両側にガイド孔を有する複数の荷重プレートと、該荷
重プレートのガイド孔内に挿通されて垂直方向の昇降を
ガイドするガイド棒と、前記挿通孔に挿脱自在となる吊
支棒と、該吊支棒を最上段の荷重プレートと共に上下動
自在に吊り支える吊支部材と、前記複数の荷重プレート
の各々を吊支棒に係合し且つ荷重プレートに水平方向に
回転動作可能に枢着すると共にその一端側を荷重プレー
トの正面側の表面から突出して設けられる支持レバー
と、該支持レバーを吊支棒と係合する位置で係止する第
1係止段部と、前記支持レバーを吊支棒との係合の外れ
た位置で係止する第2係止段部とを形成し且つ荷重プレ
ートの垂直方向に回転動作可能に荷重プレートの正面に
枢着する係止部材と、前記支持レバーが吊支棒との係合
を解く回転動作方向に付勢するように設けられる弾性部
材と、前記支持レバーの背面側の端部に突設して設けら
れ弾性部材に抗する支持レバーと吊支棒との係合方向へ
の回転動作を上方に位置する支持レバーに伝達する連接
部材とから構成され、前記吊支部材により吊支された最
下段の荷重プレートが所定の位置まで降下してこの最下
段の荷重プレートに枢着する係止部材の当接腕部が一つ
下方の荷重プレートの正面側の表面より突出する支持レ
バーと当接することにより、前記最下段の荷重プレート
の支持レバーと第1係止段部との係合を解除することに
よって最下段の荷重プレートと吊支棒との係合を順次解
くように配置した筋力トレーニング器具の荷重調節装置
において、 前記支持レバーに形成した切欠き部が吊支棒を嵌合して
挟持するように該吊支棒の周囲に複数の嵌合溝を形成し
たことを特徴とする筋力トレーニング器具の荷重調節装
置。 - 【請求項2】 係止部材に形成された当接腕部側を支点
にして荷重プレートに枢着して設けた請求項1記載の筋
力トレーニング器具の荷重調節装置。 - 【請求項3】 連接部材が上方に隣接する支持レバーと
当接する当接部と連接部材を支持レバーに固着する固着
部とが互いに干渉しないように形成して設け、且つ支持
レバーと概ね直角となるよう形成した請求項1,2記載
の筋力トレーニング器具の荷重調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8771692U JPH0644561U (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | 筋力トレーニング器具の荷重調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8771692U JPH0644561U (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | 筋力トレーニング器具の荷重調節装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0644561U true JPH0644561U (ja) | 1994-06-14 |
Family
ID=13922635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8771692U Pending JPH0644561U (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | 筋力トレーニング器具の荷重調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0644561U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009148565A (ja) * | 2007-12-20 | 2009-07-09 | Precor Inc | ウェイトスタックセレクタ |
JP2009148566A (ja) * | 2007-12-20 | 2009-07-09 | Precor Inc | ウェイトスタックセレクタ |
JP2012519571A (ja) * | 2009-03-09 | 2012-08-30 | スリン マッツ | 運動装置及びウェイト選択システム |
-
1992
- 1992-11-26 JP JP8771692U patent/JPH0644561U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009148565A (ja) * | 2007-12-20 | 2009-07-09 | Precor Inc | ウェイトスタックセレクタ |
JP2009148566A (ja) * | 2007-12-20 | 2009-07-09 | Precor Inc | ウェイトスタックセレクタ |
JP2012519571A (ja) * | 2009-03-09 | 2012-08-30 | スリン マッツ | 運動装置及びウェイト選択システム |
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