JPH0644458A - 電子キャッシュレジスタ - Google Patents

電子キャッシュレジスタ

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Publication number
JPH0644458A
JPH0644458A JP19822392A JP19822392A JPH0644458A JP H0644458 A JPH0644458 A JP H0644458A JP 19822392 A JP19822392 A JP 19822392A JP 19822392 A JP19822392 A JP 19822392A JP H0644458 A JPH0644458 A JP H0644458A
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JP
Japan
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guide
paper
journal
movable
writing table
Prior art date
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Pending
Application number
JP19822392A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimio Nakamura
公夫 中村
Hiroaki Katahira
博明 片平
Hiroyuki Furuyama
浩之 古山
Tomokazu Arakawa
智計 荒川
Katsumune Hayashi
克宗 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH0644458A publication Critical patent/JPH0644458A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ジャーナルプリンタのライティングテーブル
をテーブル支持機構で移動自在に支持し、ジャーナル用
紙の可動ガイドを連動支持機構でライティングテーブル
に連動するように移動自在に支持した電子キャッシュレ
ジスタにおいて、連動支持機構や可動ガイドの信頼性を
向上させる。 【構成】 連動支持機構41と可動ガイド42とを一個
の剛体で一体に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、POS(Point Of Sale
s)端末などに利用される電子キャッシュレジスタに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】電子キャッシュレジスタは、販売業務に
関連する略同一の内容をレシート用紙とジャーナル用紙
とに印刷し、これらをレシートとして発行すると共にジ
ャーナルとして格納することで販売業務の情報管理を実
現している。
【0003】ここで、このような電子キャッシュレジス
タでは、販売業務中にジャーナルに所定の情報を記入す
ることがある。そこで、ロール状に巻回されたジャーナ
ル用紙の用紙搬送路下に平坦な台であるライティングテ
ーブルを設け、この位置の本体ハウジングに開閉自在な
プリンタカバーを設けるなどしてジャーナルに各種の記
入を行なえるようにしている。ここで、このようなジャ
ーナルを印刷するプリンタでは、その連続紙の用紙搬送
路上には、必然的に情報印刷機構とライティングテーブ
ル及び用紙巻取機構が順次位置することになる。
【0004】しかし、これでは連続紙の用紙巻取機構が
ライティングテーブルの近傍に位置することになり、こ
のライティングテーブルによって用紙巻取機構の周囲の
作業空間が制限されるので、用紙巻取機構に連続紙をセ
ットする作業が困難となっている。例えば、ライティン
グテーブルから離反した位置に用紙巻取機構を配置する
ことは可能であるが、これではジャーナルのプリンタが
大型化することになって好ましくない。
【0005】そこで、上述のような課題を解決した従来
例として、ここでは電子キャッシュレジスタを図4ない
し図6に基づいて説明する。まず、この電子キャッシュ
レジスタ1では、図5に例示するように、略同一構造の
サーマルプリンタからなるレシートプリンタ2とジャー
ナルプリンタ3とを並設した構造となっている。
【0006】そこで、これらのプリンタ2,3の構造を
同図及び図6に基づいて説明する。まず、これらのプリ
ンタ2,3では、ホッパーからなる用紙給送機構4に連
通する一対のガイド板5がメインフレーム6に固定的に
取付けられており、これらのガイド板5等によって形成
された用紙搬送路7が情報印刷機構8に連通している。
ここで、この情報印刷機構8は、前記メインフレーム6
に開閉自在に軸支されたブラケット9にラインヘッド1
0が取付けられ、このラインヘッド10が前記ガイド板
5上に位置するプラテンローラ11に接離自在に対向し
た構造となっている。
【0007】そして、前記レシートプリンタ2では、前
記情報印刷機構8の用紙搬送方向にオートカッタ12が
設けられており、このオートカッタ12は前記ジャーナ
ルプリンタ3には設けられていない。一方、前記ジャー
ナルプリンタ3では、前記情報印刷機構8の用紙搬送方
向にライティングテーブル13及び用紙巻取機構である
巻取リール14が順次設けられており、この巻取リール
14と前記ライティングテーブル13とは前記レシート
プリンタ2には設けられていない。
【0008】ここで、このジャーナルプリンタ3では、
前記ライティングテーブル13は両側部から下方に延長
されたテーブル支持機構である支持アーム15の下端部
と中央部とに支持軸16とガイド軸17とが装着されて
おり、下端部の前記支持軸16を回転自在に軸支する軸
孔18と中央部の前記ガイド軸17をスライド自在にガ
イドする円弧状の長孔19とがサイドフレーム20に形
成されている。
【0009】そして、このジャーナルプリンタ3では、
前記サイドフレーム20の前記軸孔18の上方の位置に
は連動支持機構の一部である可動部材21が回動自在に
軸支されており、この可動部材21の上端部22は、前
記ライティングテーブル13のガイド軸17に連動支持
機構の一部であるスプリング23で連結され、このスプ
リング23の張力で前記ライティングテーブル13の支
持アーム15の後縁部の押圧突起24に弾発的に押圧保
持されている。また、このジャーナルプリンタ3では、
円弧状に湾曲した板バネ状の可動ガイド25が前記可動
部材21の下方に一体に突設されており、前記可動ガイ
ド25が先端近傍で接離自在に圧接する不動ガイドであ
るガイドローラ26が前記用紙給送機構4と対向する下
方の前記ガイド板5の前縁部上に回転自在に軸支されて
いる。
【0010】そこで、このジャーナルプリンタ3では、
図6(a)に例示するように、印刷時などには前記ライ
ティングテーブル13は用紙搬送路7下に位置して前記
可動ガイド25は前記ガイドローラ26に前記用紙搬送
路7を介して圧接されるようになっており、同図(b)
に例示するように、メンテナンス時などには前記ライテ
ィングテーブル13を手動で上方に回動させて前記用紙
給送機構4や前記巻取リール14から離反させると、こ
れと共に前記可動ガイド25も上方に回動して前記ガイ
ドローラ26から離反するようになっている。
【0011】なお、この電子キャッシュレジスタ1で
は、図4に例示するように、本体ハウジング27の上面
の前部左方は前記プリンタ2,3を出没自在に遮蔽する
着脱自在なプリンタカバー28となっており、このプリ
ンタカバー28にはレシート発行口29とジャーナル確
認窓30とが形成されている。ここで、この電子キャッ
シュレジスタ1は、前記本体ハウジング27の底部にド
ロワ31が一体に形成されており、その上面にはキーボ
ード32やディスプレイ33等が一体に設けられると共
にタッチスキャナ34やハンドセット35が保持されて
いる。
【0012】このような構成において、この電子キャッ
シュレジスタ1では、キーボード32の操作などで業務
情報を入力すると、これが中央処理装置で編集されるな
どしてディスプレイ33に表示され、さらに、レシート
プリンタ2でレシート用紙(図示せず)に印刷されてレ
シート発行口29からレシートとして発行されると共
に、ジャーナルプリンタ3でジャーナル用紙36に印刷
されてジャーナルとして格納される。
【0013】なお、この電子キャッシュレジスタ1のプ
リンタ2,3では、レシート用紙やジャーナル用紙36
がプラテンローラ11の回転に従ってラインヘッド10
下を順次搬送される際に業務情報等の印刷が行なわれ、
レシートプリンタ2では用紙搬送路7からオートカッタ
12に搬送されて自動的に所定長さに切断され、ジャー
ナルプリンタ3では巻取リール14に順次巻取られる。
より詳細には、このジャーナルプリンタ3では、用紙給
送機構4内のジャーナル用紙36はガイドローラ26上
に可動ガイド25で押圧された状態でガイド板5間をプ
ラテンローラ11等で搬送され、このプラテンローラ1
1上のラインヘッド10で画像印刷が行なわれてからラ
イティングテーブル13上を通過して前記巻取リール1
4に巻取られるようになっている。
【0014】ここで、この電子キャッシュレジスタ1の
ジャーナルプリンタ3では、図6(a)に例示したよう
に、通常は用紙搬送路7下に位置決めされたライティン
グテーブル13でジャーナル用紙36が平坦に支持され
ているので、所望によりプリンタカバー28を開けるこ
とでライティングテーブル13上のジャーナル用紙36
に記入を行なうことができる。
【0015】そして、この電子キャッシュレジスタ1の
ジャーナルプリンタ3では、同図(b)に例示したよう
に、ジャーナル用紙36の交換やジャム処理等を行なう
場合は、ライティングテーブル13を手動で上方に回動
させるようになっている。このようにすることで、この
ライティングテーブル13は巻取リール14や用紙給送
機構4から離反することになり、さらに、これに連動し
て上方に回動する可動ガイド25もガイドローラ26か
ら離反するので、用紙給送機構4内のジャーナル用紙3
6をガイド25,26間に挿通して巻取リール14に簡
易にセットすることができる。
【0016】なお、このようにして巻取リール14にセ
ットされたジャーナル用紙36は立設したライティング
テーブル13上を通過していることになるが、この電子
キャッシュレジスタ1では、上述のような状態でジャー
ナル用紙36を搬送するとライティングテーブル13は
回動して通常位置まで自動的に復帰するようになってい
る。しかも、このジャーナルプリンタ3では、ライティ
ングテーブル13が下方に突設された支持アーム15の
下端で軸支されているので、ライティングテーブル13
を巻取リール14の近傍から離反させても上方向などに
突出することがなく、動作時の占有容積が縮小されて操
作性が良好である。
【0017】さらに、この電子キャッシュレジスタ1で
は、前後方向に細長い二個のプリンタ2,3を左右方向
に並列に配置しているので、これらの占有スペースは前
後方向と左右方向との何れにも過大になることがない。
従って、これらのプリンタ2,3を内蔵した本体ハウジ
ング27は、全体が特定の方向に過大になるようなこと
がなく、美麗な形状を実現することができる。また、こ
の電子キャッシュレジスタ1では、発行するレシートは
オートカッタ12で自動的に切断されるので、その切り
口が美麗で体裁が良好であると共に作業負担も軽減され
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述した電子キャッシ
ュレジスタ1のジャーナルプリンタ3では、手動でライ
ティングテーブル13を上方に回動させて用紙給送機構
4や巻取リール14から離反させると、これに連動して
可動ガイド25も上方に回動してガイドローラ26から
離反するので、ジャーナル用紙36を用紙給送機構4内
に補給する作業やガイド25,26間に挿通する作業な
どが容易である。
【0019】ここで、上述のようなジャーナル用紙36
は、一般的に巻芯を有することなく巻回されているので
末端部の巻癖が強固である。このため、このジャーナル
プリンタ3でのジャーナル用紙36の終了間際には、図
7(a)に例示するように、可動ガイド25上に跳ね上
がったジャーナル用紙36の末端部の干渉でスプリング
23が可動部材21やガイド軸17から脱落することが
ある。または、同図(b)に例示するように、ジャーナ
ル用紙36の末端部が小さく巻回されて重複した状態で
ガイド25,26の微小な間隙を無理に通過して可動ガ
イド25が変形するようなことも発生している。
【0020】さらに、上述したジャーナルプリンタ3で
は、可動ガイド25とライティングテーブル13とにス
プリング23を張架する構造となっているので、その部
品数が増大して組立性も低下している。
【0021】
【課題を解決するための手段】ジャーナルプリンタの用
紙給送機構から用紙巻取機構に至る用紙搬送路上に情報
印刷機構とライティングテーブルとを順次配置し、この
ライティングテーブルを回動自在に軸支して前記用紙搬
送路下の位置と前記用紙給送機構から離反した位置とに
保持するテーブル支持機構を設け、このテーブル支持機
構の下方で前記用紙給送機構に連通する前記用紙搬送路
を相対向する不動ガイドと可動ガイドとで形成し、この
可動ガイドを前記テーブル支持機構との連動で移動自在
に支持して前記不動ガイドに対向した位置と離反した位
置とに保持する連動支持機構を設けた電子キャッシュレ
ジスタにおいて、前記可動ガイドと前記連動支持機構と
を一個の剛体で一体に形成した。
【0022】
【作用】巻癖が強固なジャーナル用紙の末端部が跳ね上
がって連動支持機構に干渉しても部品の脱落等が発生す
ることがなく、さらに、ジャーナル用紙の末端部が小さ
く巻回されて重複した状態で可動ガイドと不動ガイドと
の間に至っても可動ガイドが変形することがなく、その
部品数が低減されて組立性も良好である。
【0023】
【実施例】本発明の実施例を図1ないし図3に基づいて
説明する。なお、前述した電子キャッシュレジスタ1と
同一の部分は同一の名称及び符号を用いて説明も省略す
る。まず、この電子キャッシュレジスタ(図示せず)で
は、やはり略同一構造のサーマルプリンタからなるレシ
ートプリンタ(図示せず)とジャーナルプリンタ37と
を並設した構造となっており、このジャーナルプリンタ
37の構造のみが従来例として前述した電子キャッシュ
レジスタ1と異なっている。
【0024】そこで、このジャーナルプリンタ37の構
造を図1に基づいて説明する。まず、このジャーナルプ
リンタ37では、ホッパーからなる用紙給送機構4に連
通する一対のガイド板5がメインフレーム6に固定的に
取付けられており、これらのガイド板5等によって形成
された用紙搬送路7が情報印刷機構である情報印刷機構
8に連通している。ここで、この情報印刷機構8は、メ
インフレーム6に開閉自在に軸支されたブラケット9に
ラインヘッド10が取付けられ、このラインヘッド10
がガイド板5上に位置するプラテンローラ11に接離自
在に対向している。さらに、このジャーナルプリンタ3
7では、上述のような構造の情報印刷機構8の用紙搬送
方向にライティングテーブル13及び用紙巻取機構であ
る巻取リール14が順次設けられており、用紙給送機構
4と対向する下方のガイド板5の前縁部上に不動ガイド
であるガイドローラ26が回転自在に軸支されている。
【0025】そして、このジャーナルプリンタ37で
は、ライティングテーブル13は両側部から下方に延長
されたテーブル支持機構である支持アーム15の下端部
と中央部とに支持軸16とガイド軸17とが装着されて
おり、図2に例示するように、下端部の前記支持軸16
を回転自在に軸支する軸孔18と中央部の前記ガイド軸
17をスライド自在にガイドする円弧状の長孔19とが
サイドフレーム20に形成されている。
【0026】そして、このジャーナルプリンタ37で
は、支持軸16用の軸孔18の上方の位置には、アルミ
合金のモールドなどで形成された可動部材38が回動自
在に軸支されており、この可動部材38が可動ガイドと
連動支持機構とを一個の剛体として一体化した部品とな
っている。つまり、この可動部材38は、図3に例示す
るように、回動自在に軸支される軸孔39が本体部40
の両側に形成されており、この本体部40の上部に連動
支持機構に相当する連動部41が突設されると共に可動
ガイドに相当するガイド部42が下部に突設されてい
る。
【0027】より詳細には、前記可動部材38の連動部
41は、前後に位置する立設壁を上部で連結したような
U字形に形成されており、その左右方向に連通して上下
方向に細長い長孔43内でライティングテーブル13の
ガイド軸17を保持するようになっている。また、前記
可動部材38のガイド部42は、両側をリブで補強した
立設壁の先端部に凸部44を直角に突設したような形状
となっており、この凸部44の先端面は小さく巻回され
たジャーナル用紙36の末端部を平坦に矯正できるよう
に傾斜面で形成されている。
【0028】そこで、このジャーナルプリンタ37で
は、図1(a)に例示するように、印刷時などにはライ
ティングテーブル13は用紙搬送路7下に位置している
ので、これに連動する可動部材38のガイド部42はガ
イドローラ26に微小な間隙を介して対向するようにな
っており、同図(b)に例示するように、メンテナンス
時などにはライティングテーブル13を手動で上方に回
動させて用紙給送機構4や巻取リール14から離反させ
ると、これと共に可動部材38のガイド部42も上方に
回動してガイドローラ26から離反するようになってい
る。
【0029】なお、この電子キャッシュレジスタでは、
本体ハウジング(図示せず)の一部が前記ジャーナルプ
リンタ37とレシートプリンタとを出没自在に遮蔽する
着脱自在なプリンタカバー(図示せず)となっており、
このプリンタカバーにはレシート発行口とジャーナル確
認窓(共に図示せず)とが形成されている。
【0030】このような構成において、この電子キャッ
シュレジスタでは、キーボードの操作などで業務情報を
入力すると、これが中央処理装置で編集されるなどして
ディスプレイに表示され、さらに、レシートプリンタで
レシート用紙(図示せず)に印刷されてレシート発行口
からレシートとして発行されると共に、ジャーナルプリ
ンタ37でジャーナル用紙36に印刷されてジャーナル
として格納される。
【0031】なお、この電子キャッシュレジスタのジャ
ーナルプリンタ37では、用紙給送機構4内のジャーナ
ル用紙36はガイドローラ26上に可動部材38のガイ
ド部42で保持された状態でガイド板5間をプラテンロ
ーラ11等で搬送され、このプラテンローラ11上のラ
インヘッド10で画像印刷が行なわれてからライティン
グテーブル13上を通過して巻取リール14に巻取られ
るようになっている。
【0032】ここで、この電子キャッシュレジスタのジ
ャーナルプリンタ37では、図1(a)に例示したよう
に、通常は用紙搬送路7下に位置決めされたライティン
グテーブル13でジャーナル用紙36が平坦に支持され
ているので、所望によりライティングテーブル13上の
ジャーナル用紙36に記入を行なうことができる。
【0033】そして、この電子キャッシュレジスタのジ
ャーナルプリンタ37では、同図(b)に例示したよう
に、ジャーナル用紙36の交換やジャム処理等を行なう
場合は、ライティングテーブル13を手動で上方に回動
させるようになっている。このようにすることで、この
ライティングテーブル13は巻取リール14や用紙給送
機構4から離反し、さらに、これに連動して上方に回動
する可動部材38のガイド部42もガイドローラ26か
ら離反するので、ジャーナル用紙36を用紙給送機構4
内に補給する作業やガイド26,42間に挿通する作業
などが容易である。
【0034】ここで、上述のようなジャーナル用紙36
は、一般的に巻芯を有することなく巻回されているので
末端部の巻癖が強固であり、その終了間際にはジャーナ
ル用紙36の末端部が可動部材38のガイド部42上に
跳ね上がることや、ジャーナル用紙36の末端部が小さ
く巻回されて重複した状態でガイド26,42間に至る
ことがある。しかし、このジャーナルプリンタ37で
は、連動支持機構と可動ガイドとを一体化した可動部材
38が一個の剛体として形成されているので、上述のよ
うにジャーナル用紙36の末端部が跳ね上がって可動部
材38の連動部41などに干渉しても部品の脱落等が発
生することはない。さらに、ジャーナル用紙36の末端
部が小さく巻回されて重複した状態でガイド26,42
間に至っても、これは高剛性な可動部材38のガイド部
42の凸部44によって平坦に矯正され、可動部材38
のガイド部42が変形することはない。
【0035】しかも、このジャーナルプリンタ37で
は、連動支持機構と可動ガイドとを一個の可動部材38
で実現しているので、その部品数が低減されて組立性が
良好である。
【0036】
【発明の効果】本発明は上述のように、ジャーナルプリ
ンタの用紙給送機構から用紙巻取機構に至る用紙搬送路
上に情報印刷機構とライティングテーブルとを順次配置
し、このライティングテーブルを回動自在に軸支して前
記用紙搬送路下の位置と前記用紙給送機構から離反した
位置とに保持するテーブル支持機構を設け、このテーブ
ル支持機構の下方で前記用紙給送機構に連通する前記用
紙搬送路を相対向する不動ガイドと可動ガイドとで形成
し、この可動ガイドを前記テーブル支持機構との連動で
移動自在に支持して前記不動ガイドに対向した位置と離
反した位置とに保持する連動支持機構を設けた電子キャ
ッシュレジスタにおいて、前記可動ガイドと前記連動支
持機構とを一個の剛体で一体に形成したことにより、巻
癖が強固なジャーナル用紙の末端部が跳ね上がって連動
支持機構に干渉しても部品の脱落等が発生することがな
く、さらに、ジャーナル用紙の末端部が小さく巻回され
て重複した状態で可動ガイドと不動ガイドとの間に至っ
ても可動ガイドが変形することがなく、その部品数が低
減されて組立性も良好である等の効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の電子キャッシュレジスタの要
部を示す縦断側面図である。
【図2】拡大した要部を示す側面図である。
【図3】可動ガイドと連動支持機構とを兼用した可動部
材を示す斜視図である。
【図4】本出願人が過去に実施した従来例を示す斜視図
である。
【図5】レシートプリンタとジャーナルプリンタとを示
す斜視図である。
【図6】ジャーナルプリンタを示す縦断側面図である。
【図7】ジャムを発生した状態の要部を示す縦断側面図
である。
【符号の説明】
4 用紙給送機構 7 用紙搬送路 8 情報印刷機構 13 ライティングテーブル 14 用紙巻取機構 15 テーブル支持機構 26 不動ガイド 37 ジャーナルプリンタ 41 連動支持機構 42 可動ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒川 智計 静岡県三島市南町6番78号 東京電気株式 会社三島工場内 (72)発明者 林 克宗 静岡県三島市南町6番78号 東京電気株式 会社三島工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジャーナルプリンタの用紙給送機構から
    用紙巻取機構に至る用紙搬送路上に情報印刷機構とライ
    ティングテーブルとを順次配置し、このライティングテ
    ーブルを回動自在に軸支して前記用紙搬送路下の位置と
    前記用紙給送機構から離反した位置とに保持するテーブ
    ル支持機構を設け、このテーブル支持機構の下方で前記
    用紙給送機構に連通する前記用紙搬送路を相対向する不
    動ガイドと可動ガイドとで形成し、この可動ガイドを前
    記テーブル支持機構との連動で移動自在に支持して前記
    不動ガイドに対向した位置と離反した位置とに保持する
    連動支持機構を設けた電子キャッシュレジスタにおい
    て、前記可動ガイドと前記連動支持機構とを一個の剛体
    で一体に形成したことを特徴とする電子キャッシュレジ
    スタ。
JP19822392A 1992-07-24 1992-07-24 電子キャッシュレジスタ Pending JPH0644458A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19822392A JPH0644458A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 電子キャッシュレジスタ

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JP19822392A JPH0644458A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 電子キャッシュレジスタ

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JP19822392A Pending JPH0644458A (ja) 1992-07-24 1992-07-24 電子キャッシュレジスタ

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JP (1) JPH0644458A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100725798B1 (ko) * 2004-01-19 2007-06-11 후지쯔 가부시끼가이샤 Pos 단말기 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100725798B1 (ko) * 2004-01-19 2007-06-11 후지쯔 가부시끼가이샤 Pos 단말기 장치

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