JPH0644334Y2 - 田植機 - Google Patents

田植機

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Publication number
JPH0644334Y2
JPH0644334Y2 JP8578088U JP8578088U JPH0644334Y2 JP H0644334 Y2 JPH0644334 Y2 JP H0644334Y2 JP 8578088 U JP8578088 U JP 8578088U JP 8578088 U JP8578088 U JP 8578088U JP H0644334 Y2 JPH0644334 Y2 JP H0644334Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seedling
rice transplanter
sheet
mat
placing table
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP8578088U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH029018U (ja
Inventor
博正 梶谷
重夫 小玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Publication date
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Publication of JPH029018U publication Critical patent/JPH029018U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は苗載台上のマット苗をカバーで簡単に覆った
り、開放したりすることができる田植機の改良に関す
る。
〔従来の技術〕
田植機の苗載台上にマット苗を供給した後で昼食その他
の用事で一時的にその田植機より離れる場合があるが、
日差しが強い場合とか雨が強い場合にはそのままの状態
であるとマット苗が枯れて活着のない苗となり、減収に
つながる恐れがあった。また、乾燥すると苗載台上にお
いてマット苗の滑りが悪くなり植付不良となる問題があ
る。
そこで日差しの強い場合等、マット苗に悪影響がある場
合にはこのマット苗を田植機より降して水の中に入れて
おく等の作業が必要であり、非常に面倒であった。
本考案は、従来の田植機においては活着のない苗が発生
し易いと言う問題点を解消することを目的とするもので
ある。
〔課題の解決するための手段〕
前記目的を達成するための本考案は、苗載台の一端に並
行して巻回して収容したシートを、前記苗載台の上に設
けたガイド体に沿ってマット苗上を案内し、他端におい
て固定する如く構成した田植機である。
具体的には、苗載台の一端に並行して設けたケース内に
シートを巻回して収容し、該シートをケースより引き出
して前記苗載台の上に設けたガイド体に沿ってマット苗
上を案内して他端において固定される如く構成した田植
機である。
〔作用〕
苗載台の一端に設けられたケースに渦巻状態て収容した
シートを引き出して苗載台上のガイド体で案内し、マッ
ト苗上をこの苗が損傷しない距離を保持しながら、カー
テン式にマット苗を覆うので、このマット苗の保護をす
る操作が極めて簡単であり、マット苗の損傷を防止し、
活着性の良好な苗を天候に関係なく、植付装置に供給す
ることができる。
〔実施例〕
次に、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図及び第2図に示すように、乗用田植機1の後部に
は苗載台2がリンク機構によって昇降自在に接続され、
その苗載台2の下方には植付装置3がカバーに覆われて
設けられている。
苗載台2の上面であって、苗の高さよりも僅かに高い位
置に複数本の棒状のガイド体4が苗載台表面にそって配
列されている。そして苗載台2の上縁部に沿って長手方
向にスリットを形成したケース5が設けられ、その内部
に渦巻スプリングによって戻し巻き込み作用を付与され
たシート6が設けられ、このシート6の端部に取手7が
設けられている。
なお、この実施例の装置においては苗載台2の上端側よ
り下端側へシート6が引き出されるようになっている。
第3図及び第4図は、シート6のケース5を苗載台2の
下端部に設けた装置の例を示し、苗載台2の下端部に設
けた前板8にケース5が固定され、このケース6に渦巻
状に巻込まれたシート6の前端部に張棒9が設けられ、
この張棒9の中央部にワイヤ10が接続され、このワイヤ
10の端部に取手7が固定されている。
シート6がケース5内に巻込まれて苗載台2の上面が開
放されている状態では、張棒9はケース5の入口部に位
置しており、ワイー10はガイド体4の裏側に取付けたU
形の吊り具11に案内されて取手7は前記ガイド体4の上
端部に形成した止め部4aに係合されている。
この状態においては止め部4aは運転席12の直後に位置し
ており、運転者が手を伸ばして簡単に操作することがで
きるようになっている。
前記実施例の装置の場合には運転者が取手7を止め部4a
外して機体の前方に引くことによってマット苗Mの上面
をシート6で覆うことができる。また、このシート6を
苗載台2より外す場合には取手7によってワイヤ10を繰
り出してシート6をケース5内に渦巻スプリングの作用
で巻込むことによってマット苗Mの上面を解放すること
ができる。
第5図は別の実施例を示すものであって、苗載台2の右
側にケース5が取付けられている装置を示すものであっ
て、シート6は横引き式に苗載台2の右側より左側に張
りながら覆うことになる。
苗載台2の左側に設けたガイド体4の上面には複数個の
突起部4bが設けられており、この突起部4bにシート6の
端部に設けた穴6aを引っ掛けて固定することができる。
第6図及び第7図は更に別の実施例を示すものであっ
て、苗載台2の下端部に前記各実施例の場合よりも長い
シート6bをロール状にして収容するケース5を設けたも
のである。
この長いシート6bは前記実施例の場合と同様に苗載台2
の上面をガイド体4に沿って案内して苗載台2上を覆う
と共に、田植機1の機体全体を覆うことができるもので
ある。
シート6bの前端にはその幅方向に張棒13が設けられ、そ
の中央部にはワイヤが接続され、このワイヤの先端に設
けた取手7はシート6bの巻込み状態においては苗載台2
の上端部に固定されている。従って、シート6bで苗載台
2上を覆う場合にはこの取手7を引いて行なえば良い。
更に、機体を全面的に覆う場合には、張棒13を機体の先
端部まで引き出して固定する。この張棒13は中央部の13
aと、その両側にヒンジで取付けた13b,13cの3本より構
成されており、張棒13は機体の前部の周囲に設けたの受
け具14を利用して折れ曲がり状態で固定する。
シート6bの機体を覆う部分は苗載台2を覆う部分より広
幅に構成されており、側部に穴15を設けてこれを受け具
14に嵌合させて固定する。
第8図、第9図、第10図及び第11図は本考案に関連した
実施例を示すものであって、乗用田植機1の機体の側部
にステー20,21を軸22,23で回動可能に支持し、その上端
に幌24を取付けている。
幌24は第10図に示すように、中央部のメイン幌24aの両
側にサブ幌24bを折り曲げ可能に設けており、必要に応
じて幌24の形状を直線状から下向きの凹形にすることが
でき、田植機1の運転状態においてこの幌24を恰も車両
の屋根のように利用することができる。
第11図に示すように、幌24を支持するステー20の下端を
支持する軸22にはレバー25が固定されており、このレバ
ー25を機体に設けたレバーガイド26によって適宜の位置
に係合し固定することによってステー20,21の傾斜角度
を調節することができる。
〔考案の効果〕
本考案にかかる田植機は、苗載台の一端に並行して巻回
して収容したシートを、前記苗載台の上に設けたガイド
体に沿ってマット苗上を案内し、他端において固定する
如く構成している。
従って、苗載台上を簡単にシートで覆い、またこのシー
トを邪魔にならない場所に移動させて苗載台の上面を開
放状態とすることができるので、苗載台上にマット苗を
供給した状態で、この田植機を何らかの理由で日差しの
強い日に放置しても、苗は乾燥しないように保護され、
活着性のある苗を植付けることができる。
従って、従来の装置のように一時的に田植えを中止する
たびにマット苗を水に漬けておくような必要は全くな
く、作業性が良好である。
また、マット苗が湿潤状態であると、苗載台上の滑りも
良く、植付時の苗の供給不順となるようなことがない。
【図面の簡単な説明】
図は、本考案の実施例を示すものであって、 第1図は田植機の側面図、第2図は同平面図である。 第3図は田植機の要部を示す側面図、第4図は第3図に
おけるIV部を一部切開して示す側面図である。 第5図は他の実施例にかかる田植機の平面図である。 第6図は苗載台と機体の全体をシートで覆うようにした
田植機の側面図、第7図は同平面図である。 第8図はシートの代わりに幌を使用した田植機の側面
図、第9図は同平面図、第10図は幌の部分の正面図、第
11図は幌を支持するステーの支持部の詳細図である。 1……乗用田植機、2……苗載台 3……植付装置、4……ガイド体 4a……止め部、4b……突起部 5……ケース、6……シート 7……取手、8……前板 9……張棒、10……ワイヤ 11……吊り具、12……運転席 13……張棒、14……受け具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】苗載台の一端に並行して巻回したシート
    を、前記苗載台の上に設けたガイド体に沿ってマット苗
    上を案内し他端において固定する如く構成した田植機。
JP8578088U 1988-06-30 1988-06-30 田植機 Expired - Lifetime JPH0644334Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8578088U JPH0644334Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 田植機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8578088U JPH0644334Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 田植機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH029018U JPH029018U (ja) 1990-01-22
JPH0644334Y2 true JPH0644334Y2 (ja) 1994-11-16

Family

ID=31310431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8578088U Expired - Lifetime JPH0644334Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 田植機

Country Status (1)

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JP (1) JPH0644334Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6606883B2 (ja) * 2015-06-24 2019-11-20 井関農機株式会社 苗移植機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH029018U (ja) 1990-01-22

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