JPH0644246Y2 - 架台搭載引出し型電源装置の電源ユニット引留め構造 - Google Patents

架台搭載引出し型電源装置の電源ユニット引留め構造

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JPH0644246Y2
JPH0644246Y2 JP1989076386U JP7638689U JPH0644246Y2 JP H0644246 Y2 JPH0644246 Y2 JP H0644246Y2 JP 1989076386 U JP1989076386 U JP 1989076386U JP 7638689 U JP7638689 U JP 7638689U JP H0644246 Y2 JPH0644246 Y2 JP H0644246Y2
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JP
Japan
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power supply
supply unit
locking arm
drawer
stand
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公平 小松
邦夫 宮澤
靖生 大橋
豊 鍬田
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Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は架台搭載引出し型電源装置の電源ユニット引留
め構造に関するものである。
(従来技術とその問題点) 後部に例えばプラグコネクタを備えた電源装置ユニット
1乃至複数台を、レセプタクルコネクタを備えた電源架
台内に差込み収納して、上記コネクタにより電源装置ユ
ニット相互および負荷回路などに接続するようにした、
所謂架台搭載引出し型の電源装置においては、振動など
により動作中の電源ユニットが電源架台から抜け出し
て、負荷回路などへの電力の供給が遮断されるのを防止
することが必要である。
そこで従来においては、第1図(a)(b)に示す斜視
図と部分断面側面図のように、引出しおよび差込み用の
操作用取手(1)を備えた電源ユニット(2)の前面パ
ネル(2a)面に、パネル面(2a)外に突出する操作用ノ
ブ(3a)を備えた係止アーム(3b)と、そのスライドケ
ース(3c)からなる引留め金具(3)を取付けて、以下
のように電源ユニット(2)を電源架台(6)に引留め
ることが行われている。即ち操作用ノブ(3a)の上方へ
の持上げ操作により、係止アーム(3b)の先端部をシャ
ーシ(4)側に対応位置させて設けた係止溝(5)内か
ら引き上げながら、電源ユニット(2)を電源架台
(6)内に収容し、そののち操作用ノブ(3a)から手を
離して係止アーム(3b)の先端を係止溝(5)内に図中
点線のように自然落下させることにより、電源ユニット
(2)を電源架台(6)に引留めることが行われてい
る。なお図中(7)は電源ユニット(2)側のプラグコ
ネクタ、(8)は電源架台(6)側のレセプタクルユニ
ットである。
しかしこのように係止アーム(3b)をその自重により自
然落下させて係止するものでは、振動により係止アーム
(3b)が上下に踊って係止溝(5)内から抜け出すおそ
れがある。このため電源ユニット(2)の自重による前
方への移動を生じてコネクタの接続解除を招き、負荷回
路などへの電力の供給の遮断や不安定を生ずるおそれが
ある。
そこで、上記の如きストッパ装置を電源ユニット(2)
の仮留め用として用い、電源架台(6)に固定して設け
たL型金具(9)に、電源ユニット(2)のケース後面
をねじ留めする手段をとって、前記のような振動による
不測の係止解除を防ぐことが行われている。
しかしこれでは電源ユニットの差込みと引抜きに当たっ
て多くの時間と労力を必要とし、その程度は電源架台に
搭載される電源ユニット数が大となればなる程大とな
る。
(問題点を解決するための本考案の手段) 本考案は上記問題点の解決はもとより、従来手段によっ
て得ることのできない利点を有する引留め構造の提供を
目的としてなされたもので、次に実施例によって本考案
を詳細に説明する。
(実施例) 第2図(a)(b)(c)および第3図(a)(b)
(c)は電源ユニット(2)を電源架台(6)に引留め
た状態と、引留めを解除した状態における本考案引留め
構造の一実施例の要部正面図,要部断面側面図,および
要部背面図、第4図および第5図は引留め解除時および
引留め時における部分断面構成概略図である。
第2図において(2a)は第1図で前記した電源ユニット
の前面パネル、(4)は電源架台のシャーシ、(5)は
シャーシ(4)に設けた係止溝であってこれらは第1図
で説明した従来装置と同じである。(10)は操作用取手
の収容凹部であって、電源ユニット(2)の前面パネル
(2a)面に設けられ、操作用取手(11)がパネル面外に
突出しないような深さをもたせてある。
操作用取手(11)はその下部の両端の水平方向に固定し
て設けた支持軸(11a)を、収容凹部(10)の下端両側
壁面に設けた支承穴(10a)に支承して、第2図(b)
に示す垂直位置から第3図(b)に示す水平位置まで約
90度回動できるように作られる。(12)は係止アームで
あって、その左右側面には支承軸(12a)と、係止アー
ムの保持用切欠部(12b)と(12c)が設けられる。(1
3)はスライドケースであって、操作用取手の収容凹部
(10)の裏面に固定されて係止アーム(12)の上下動を
案内する。(14)は係止アームの作動桿、(14a)は支
承ループ部であって、作動桿(14)の一端は操作用取手
の収容凹部(10)に設けた移動穴(12d)を介して固定
され、他端の支承ループ部(14a)は遊動しうるように
係止アーム(12)の支承軸(12a)により支承される。
そして第2図のように操作用取手(11)が収容凹部(1
0)内に収容された状態では、作動桿(14)の下方への
回動により係止アーム(12)が下方に移動して係止溝
(5)内に入る。また第3図のように操作用取手(11)
を収容凹部(10)内から取り出して水平に位置させたと
き、作動桿(14)の上方への回動により係止アーム(1
2)が係止溝(5)内から引抜かれるように構成され
る。(15)は係止アームの半固定用ばね体、(15a)は
係止アームの保持用折曲部であって、スライドケース
(13)に固定されて、係止アーム(12)がシャーシ
(4)側の係止溝(5)内に入ったとき、第2図(c)
のように保持用折曲部(15a)が係止アーム(12)に設
けた上部の保持用切欠部(12c)内にばね力により落ち
込んで、係止アーム(12)と操作用取手(11)の位置を
保持する。また第3図(c)のように係止アーム(12)
が係止溝(5)から引抜かれた状態のときには、先端の
保持用折曲部(15a)が係止アーム(12)に設けた下部
の保持用切欠部(12b)内にばね力により落ち込んで、
係止用アーム(12)と操作用取手(11)の位置を保持す
る。
(考案の作用効果) 以上のように本考案では、第4図のように操作用取手
(11)を水平に位置させることにより、係止アーム(1
2)が電源架台(6)側の係止溝(5)から引抜かれ、
操作用取手(11)を第5図のように垂直方向に位置させ
ることにより、係止アーム(12)が電源架台(6)側の
係止溝(5)内に差込まれるように構成される。
従って操作用取手(11)を水平に倒して電源ユニット
(2)を電源架台(6)に差し込んだのち、操作用取手
(11)を収容凹部(10)内に押し込んで垂直に位置させ
る簡単な操作で、電源ユニット(2)を電源架台(6)
に引留めることができる。また操作用取手(11)を水平
に倒したのち電源ユニット(2)を引出す簡単な操作で
引留めを解除して、電源ユニット(2)を電源架台
(6)から引出すことができ、操作用取手(11)の操作
のみで、電源ユニット(2)の電源架台(6)への引留
めと引留めの解除を行いうる。
従って本考案の引留め構造を用いた引留め手段は第1図
で前記した従来手段、即ち一方の手で係止アーム(3b)
の操作用ノブ(3a)を持ち上げながら他方の手により電
源ユニット(2)を電源架台(6)に押し込み、押し込
みが完了したのを確かめたのち操作用ノブ(3a)の持ち
上げを解除して係止アーム(3b)を係止溝(5)内に押
し込むことにより引留め、また一方の手で係止アーム
(3b)を持ち上げたのち、他方の手により操作用取手
(1)を操作して電源ユニット(2)を引き出さなけれ
ばならない手段に比べて操作が簡単になる。
また本考案では係止アームの半固定用ばね体(15)によ
り係止アーム(12)の引留め位置、および引留め解除位
置が保持されるため、従来のように振動により係止アー
ム(12)が上下に踊って引留めが解かれるおそれがない
ので、確実な引留めを行いうる。これに加えて本考案で
は電源ユニット(2)の電源架台(6)への搭載時に
は、操作用取手(1)が収容凹部(10)内に収容されて
おり、従来手段のように係止アーム(12)の操作用ノブ
(3a)が電源ユニット(2)のケース面外に突出するこ
とがない。従って従来のように点検保守者の衣服,器具
などの操作用ノブ(3a)への引掛かりや接触により引留
めが解除されるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来構造の説明図、第2図,第3図,第4図お
よび第5図は本考案の1実施例の説明図である。 (1)……引出し差込み用の操作用取手、(2)……電
源ユニット、(2a)……前面パネル、(3)……引留め
金具、(3a)……操作用ノブ、(3b)……係止アーム、
(4)……電源架台のシャーシ、(5)……係止溝、
(6)……電源架台、(7)……プラグコネクタ、
(8)……レセプタクルユニット、(9)……固定用の
L型金具、(10)……操作用取手の収容凹部、(11)…
…操作用取手、(11a)……支持軸、(12)……係止ア
ーム、(12a)……支承軸、(12b)(12c)……係止ア
ームの保持用切欠部、(12d)……移動穴、(13)……
スライドケース、(14)……係止アームの作動桿、(14
a)……支承ループ部、(15)……係止アームの半固定
用ばね体、(15a)……係止アームの保持用折曲部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02B 1/10 A (72)考案者 鍬田 豊 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−48060(JP,A) 特開 昭52−34361(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源架台と、これに差込まれたときプラグ
    イン式コネクタによる負荷回路などに接続される電源ユ
    ニットを備えた架台搭載引出し型電源装置において、 前記電源ユニットの前記電源架台への引留め時には、前
    記電源ユニットの前面パネルに設けられた収容凹部内に
    垂直状態で収納され、引留め解除時には水平状態に回動
    されるよう前記前面パネルに軸支された操作用取手と、 該操作用取手のアーム部に一端が所定角度で固定された
    支承ループ部を有する作動桿と、 前記前面パネルの裏面にその上下方向にスライド可能で
    あって,その側面に前記作動桿の支承ループ部に嵌入さ
    れる支承軸が設けられた係止アームと、 該係止アームによる電源ユニットの前記電源架台への引
    留め時および引留め解除時のそれぞれの状態位置に当該
    係止アームをその移動軸方向に垂直に保持するばね機構
    とを備え、 前記操作用取手の回動操作により前記作動桿の支承ルー
    プ部の角度が変わり、その支承ループ部に嵌入された支
    承軸の上下移動に伴って係止アームを上下移動させ、該
    係止アームの下方先端部を前記電源架台の係止溝に係合
    または係合解除を行わせるようにし、前記操作用取手の
    回動操作により前記電源ユニットを前記電源架台への引
    留めと引留め解除を行うようにしたことを特徴とする架
    台搭載引出し型電源装置の電源ユニット引留め構造。
JP1989076386U 1989-06-30 1989-06-30 架台搭載引出し型電源装置の電源ユニット引留め構造 Expired - Lifetime JPH0644246Y2 (ja)

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