JPH0644113Y2 - 太陽電池 - Google Patents
太陽電池Info
- Publication number
- JPH0644113Y2 JPH0644113Y2 JP3207384U JP3207384U JPH0644113Y2 JP H0644113 Y2 JPH0644113 Y2 JP H0644113Y2 JP 3207384 U JP3207384 U JP 3207384U JP 3207384 U JP3207384 U JP 3207384U JP H0644113 Y2 JPH0644113 Y2 JP H0644113Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solar cell
- electrostatic induction
- induction shield
- cell body
- shield
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は太陽電池、特に送変電設備付近等の高い電界下
で使用される太陽電池に関するものである。
で使用される太陽電池に関するものである。
太陽電池は、電力線から離れた所で使用される各種電気
機器の電源として有効な手段である。
機器の電源として有効な手段である。
(従来技術) 近年、この利点を利用したものとして、太陽電池を電源
とした送電線路の監視システムが開発されている。この
システムは送電線を架設した鉄塔又は鉄塔付近に、各種
センサー、受・発信器等の電気機器を設け、送電線路に
落雷、異常振動等支障が生じた場合、これの信号を発・
変電所等に伝送し送電線路を監視するものである。
とした送電線路の監視システムが開発されている。この
システムは送電線を架設した鉄塔又は鉄塔付近に、各種
センサー、受・発信器等の電気機器を設け、送電線路に
落雷、異常振動等支障が生じた場合、これの信号を発・
変電所等に伝送し送電線路を監視するものである。
しかしながら、この種送電線路の監視システムの電源と
して使用される太陽電池は送電線による高い電界下にお
いて使用されるため、上記電界により太陽電池に静電誘
導電圧が発生する。
して使用される太陽電池は送電線による高い電界下にお
いて使用されるため、上記電界により太陽電池に静電誘
導電圧が発生する。
静電誘導電圧が太陽電池に生じると電気機器への電圧が
変動してしまうばかりか、延いてはノイズ源となる恐れ
がある。
変動してしまうばかりか、延いてはノイズ源となる恐れ
がある。
(考案の目的) 本考案は上記事情に鑑み、送変電設備付近等の高い電界
下で使用しても、その電界により静電誘導電圧の生じる
ことのない太陽電池を提供することを目的とする。
下で使用しても、その電界により静電誘導電圧の生じる
ことのない太陽電池を提供することを目的とする。
(考案の構成) 本考案は上記目的を達成するため、次のような構成とし
たものである。即ち、本考案は、太陽電池本体の表面
に、導電性メッシュ状材からなる静電誘導遮蔽体を重合
して構成してなる。
たものである。即ち、本考案は、太陽電池本体の表面
に、導電性メッシュ状材からなる静電誘導遮蔽体を重合
して構成してなる。
前記導電性メッシュ状材からなる静電誘導遮蔽体として
は鉄、銅、アルミニウム等の金属線を網状に構成したも
の、上記材質の金属の箔・板状体に所定形状の透孔を設
けて網状としたもの等任意に採用できる。
は鉄、銅、アルミニウム等の金属線を網状に構成したも
の、上記材質の金属の箔・板状体に所定形状の透孔を設
けて網状としたもの等任意に採用できる。
また、前記静電誘導遮蔽体のメッシュ度合は、0.3〜0.5
mm程度の金属線を一辺の長さが5cm〜0.5cmの三、四、六
角形状の透孔が形成される如く金網に構成した程度のも
のが望ましく、また箔・板状体に透孔を設けたものも前
記金網と同程度になるようにすることが望ましい。
mm程度の金属線を一辺の長さが5cm〜0.5cmの三、四、六
角形状の透孔が形成される如く金網に構成した程度のも
のが望ましく、また箔・板状体に透孔を設けたものも前
記金網と同程度になるようにすることが望ましい。
即ち、メッシュの度合が前記0.5cm未満の場合は、太陽
電池本体への太陽光照射が阻害され、太陽電池として充
分作用させ得ず、また前記5cmを超えた場合は静電誘導
の遮蔽効果が充分でなくなるからである。
電池本体への太陽光照射が阻害され、太陽電池として充
分作用させ得ず、また前記5cmを超えた場合は静電誘導
の遮蔽効果が充分でなくなるからである。
更に、前記静電誘導遮蔽体を太陽電池本体に重合する際
には、太陽電池本体の表面に絶縁処理した金属線からな
る静電誘導遮蔽体を直接装着する方法、太陽電池本体表
面にこれを保護するガラス板等の透明性絶縁板を配置し
この透明性絶縁板表面に静電誘導遮蔽体を装着する方法
等任意に採用し得るが、上記両方法を採用した場合に
は、前記静電誘導遮蔽体がその表面に隆起し、これに
砂、ごみ等が付着し易くなるので、静電誘導遮蔽体は表
面に隆起しないようにすることが望ましい。このような
方法としては例えば2枚の透明性絶縁材間に静電誘導遮
蔽体をサンドウィッチ状に介装する手段、1枚の透明性
絶縁材裏面に金属箔・板を接着し、次いで金属箔・板を
所定パターンでエッチングして静電誘導遮蔽体とし、こ
の静電誘導遮蔽体上に他方の透明性絶縁材を接着等によ
り積層一体化する手段等静電誘導遮蔽体を透明性絶縁材
内に埋入する手段を採用すればよい。
には、太陽電池本体の表面に絶縁処理した金属線からな
る静電誘導遮蔽体を直接装着する方法、太陽電池本体表
面にこれを保護するガラス板等の透明性絶縁板を配置し
この透明性絶縁板表面に静電誘導遮蔽体を装着する方法
等任意に採用し得るが、上記両方法を採用した場合に
は、前記静電誘導遮蔽体がその表面に隆起し、これに
砂、ごみ等が付着し易くなるので、静電誘導遮蔽体は表
面に隆起しないようにすることが望ましい。このような
方法としては例えば2枚の透明性絶縁材間に静電誘導遮
蔽体をサンドウィッチ状に介装する手段、1枚の透明性
絶縁材裏面に金属箔・板を接着し、次いで金属箔・板を
所定パターンでエッチングして静電誘導遮蔽体とし、こ
の静電誘導遮蔽体上に他方の透明性絶縁材を接着等によ
り積層一体化する手段等静電誘導遮蔽体を透明性絶縁材
内に埋入する手段を採用すればよい。
また、前記静電誘導遮蔽体は、太陽電池本体の裏面にも
設けてもよく、裏面にも設ける場合には、その静電誘導
遮蔽体は表面に設けたものと同様にメッシュ状とするこ
とが望ましい。この場合、絶縁材は透明としなくてもよ
い。このようにメッシュ状とすれば太陽電池本体がこれ
に吸収されない光で高温になることを防止し得る。尚、
静電誘導遮蔽体は布設、使用時に接地する。
設けてもよく、裏面にも設ける場合には、その静電誘導
遮蔽体は表面に設けたものと同様にメッシュ状とするこ
とが望ましい。この場合、絶縁材は透明としなくてもよ
い。このようにメッシュ状とすれば太陽電池本体がこれ
に吸収されない光で高温になることを防止し得る。尚、
静電誘導遮蔽体は布設、使用時に接地する。
(実施例) 本考案の一実施例を第1図及び第2図に基づき説明す
る。
る。
図において(1)は太陽電池本体を示し、この太陽電池
本体(1)はセラミック板の上に非昌質シリコン層を設
けてなるセル(2)を直列に接続しつつ適宜基板(3)
に設けて構成してある。
本体(1)はセラミック板の上に非昌質シリコン層を設
けてなるセル(2)を直列に接続しつつ適宜基板(3)
に設けて構成してある。
基板(3)としては例えばセラミック板からなる。
このように構成した太陽電池本体(1)の表面、即ちセ
ル(2)上には静電誘導遮蔽体(4)を重合してある。
ル(2)上には静電誘導遮蔽体(4)を重合してある。
上記静電誘導遮蔽体(4)は、直径0.4mmの銅線を一辺
が3cmの格子状メッシュとして構成してある。また、こ
の静電誘導遮蔽体(4)はガラス板(5)内に埋入して
ある。ガラス板(5)は太陽電池本体(1)の表面保護
を兼ねる。
が3cmの格子状メッシュとして構成してある。また、こ
の静電誘導遮蔽体(4)はガラス板(5)内に埋入して
ある。ガラス板(5)は太陽電池本体(1)の表面保護
を兼ねる。
更に太陽電池本体(1)の裏面にも、表面に設けたもの
と同様構成のガラス板(5)内に設けた静電誘導遮蔽体
(4)を重合してある。
と同様構成のガラス板(5)内に設けた静電誘導遮蔽体
(4)を重合してある。
このように重合した太陽電池本体(1)と静電誘導遮蔽
体(4)を埋込んだ両ガラス板(5)とは、その周囲に
嵌着した額縁状フレーム(6)により一体化してある。
体(4)を埋込んだ両ガラス板(5)とは、その周囲に
嵌着した額縁状フレーム(6)により一体化してある。
また、太陽電池本体(1)の表裏に夫々重合した静電誘
導遮蔽体(4)相互は、例えばジャンパ線により接続し
導通状態としてある。
導遮蔽体(4)相互は、例えばジャンパ線により接続し
導通状態としてある。
このように構成した本考案太陽電池は、その使用時に静
電誘導遮蔽体(4)を接地する。
電誘導遮蔽体(4)を接地する。
(考案の効果) しかして、本考案太陽電池によれば、太陽電池本体の表
面に導電性メッシュ材からなる静電誘導遮蔽体を重合し
たので、これを送変電設備付近等の高い電界下で使用し
ても、その電界により静電誘導電圧が生じることが殆ん
どないので、太陽電池を各種電気機器の電源としても、
電気機器への電圧変動等支障が生じることがない。
面に導電性メッシュ材からなる静電誘導遮蔽体を重合し
たので、これを送変電設備付近等の高い電界下で使用し
ても、その電界により静電誘導電圧が生じることが殆ん
どないので、太陽電池を各種電気機器の電源としても、
電気機器への電圧変動等支障が生じることがない。
しかも静電誘導遮蔽体は導電性メッシュ状材で太陽電池
本体への太陽光照射が阻外されることも少い。
本体への太陽光照射が阻外されることも少い。
第1図は本考案太陽電池の一実施例を説明する説明図、
第2図は同平面図である。 (1)……太陽電池本体、(2)……セル、(3)……
基板、(4)……静電誘導遮蔽体、(5)……ガラス
板、(6)……フレーム
第2図は同平面図である。 (1)……太陽電池本体、(2)……セル、(3)……
基板、(4)……静電誘導遮蔽体、(5)……ガラス
板、(6)……フレーム
Claims (2)
- 【請求項1】太陽電池本体の表面に導電性メッシュ状材
からなる静電誘導遮蔽体を重合したことを特徴とする太
陽電池。 - 【請求項2】導電性メッシュ状材からなる静電誘導遮蔽
体は太陽電池本体表面を覆った保護用透明絶縁材内に埋
入されていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第1項に記載の太陽電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3207384U JPH0644113Y2 (ja) | 1984-03-06 | 1984-03-06 | 太陽電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3207384U JPH0644113Y2 (ja) | 1984-03-06 | 1984-03-06 | 太陽電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60144257U JPS60144257U (ja) | 1985-09-25 |
JPH0644113Y2 true JPH0644113Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=30533248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3207384U Expired - Lifetime JPH0644113Y2 (ja) | 1984-03-06 | 1984-03-06 | 太陽電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0644113Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7057102B2 (en) * | 2000-11-10 | 2006-06-06 | Citizen Watch Co., Ltd. | Solar cell module and portable electronic apparatus with it |
JP2010041040A (ja) * | 2008-07-10 | 2010-02-18 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 光電変換装置および光電変換装置の製造方法 |
KR101272991B1 (ko) * | 2011-09-28 | 2013-06-10 | 엘지이노텍 주식회사 | 태양광 발전장치 및 이의 제조방법 |
JP2016533155A (ja) * | 2013-08-16 | 2016-10-20 | 深▲せん▼市智▲たん▼有機農牧能源綜合利用有限公司Shenzhen Zhitan Organic Farming Energy Comprehensive Utilization Co., Ltd. | 光電変換メッシュ布及び日よけ |
-
1984
- 1984-03-06 JP JP3207384U patent/JPH0644113Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60144257U (ja) | 1985-09-25 |
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