JPH0643737Y2 - 加速度発生装置 - Google Patents

加速度発生装置

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JPH0643737Y2
JPH0643737Y2 JP510689U JP510689U JPH0643737Y2 JP H0643737 Y2 JPH0643737 Y2 JP H0643737Y2 JP 510689 U JP510689 U JP 510689U JP 510689 U JP510689 U JP 510689U JP H0643737 Y2 JPH0643737 Y2 JP H0643737Y2
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acceleration
drive source
rotary
drive shaft
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JP510689U
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JPH0297670U (ja
Inventor
和雄 山下
Original Assignee
エヌオーケー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は加速度発生装置に関し、特に、任意の一定加
速度および周期加速度を発生することのできる加速度発
生装置に関するものである。
〔従来技術および解決しようとする課題〕
一般に、一定の加速度を発生する加速度発生装置にあっ
ては、一枚の回転プレートを用いたものであり、また、
周期加速度を発生させる加速度発生装置にあっては、ク
ランクによる前後運動を用いたものであったために、一
定加速度を作用させる静特性試験から周期加速度を作用
させる動特性試験に連続的に変更したり、あるいはその
逆に動特性試験から静特性試験に連続的に変更する場合
には一々被測定物の取替え作業が必要となり、試験作業
が非常に煩雑になるという問題点を有していた。
この考案は前記のような従来のもののもつ問題点を解決
したものであって、一定加速度および周期加速度を発生
させることができることにより静特性試験から動特性試
験へと連続して変更したり、あるいはその逆に動特性試
験から静特性試験へと連続的に変更したりする場合に
も、駆動源の切換え作業のみで連続して行なうことので
きる加速度発生装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するためにこの考案は、基台に、第1
駆動源で回転される第1回転部材を配設し、該第1回転
部材に、その回転中心から所定の距離だけずれた位置を
中心とするとともに、第2駆動源で回転される第2回転
部材を配設し、該第2回転部材の上面に被測定物を搭載
した状態で、前記第1駆動源のみを起動した際に前記被
測定物に一定加速度を、また第1駆動源および第2駆動
源を起動した際、前記被測定物に周期加速度が作用させ
るようにした構成を有している。
〔作用〕
この考案は上記の手段を採用したことにより、第1駆動
源によって第1回転部材を回転した場合には、被測定物
に一定加速度を作用させて行なう静特性試験を行なうこ
とができるとともに、この状態で第2駆動源を起動して
第2回転部材を起動すると被測定物に周期加速度を作用
させて行なう動特性試験を行なうことでき、しかも、こ
の試験の切換えは駆動源の起動・停止の切換えで行なえ
ることになる。
〔実施例〕
以下、図面に示すこの考案の実施例について説明する。
第1図〜第4図にはこの考案による加速度発生装置の概
略全体図が示されていて、この加速度発生装置は、基台
1に設けた孔2に、上部にフランジ部3が設けられた筒
状の支持部材4を垂下し、この支持部材4内に、下端に
第1回転部材である円盤状の第1回転プレート5が設け
られているとともに、筒状をなす第1駆動軸6を配設
し、さらに、この第1駆動軸6の内部に前記第1回転プ
レート5を貫通して下面まで延びている第2駆動軸7を
配設してある。
そして、前記第1駆動軸6の上端においては前記基台1
に配設した第1駆動源8との間にベルト9を張設し、一
方、前記第2駆動軸7の上端においては前記基台1に配
設した第2駆動源10との間にベルト11を張設し、第1駆
動源8の駆動時に前記第1駆動軸6が、また、前記第2
駆動源10の駆動時に前記第2駆動軸7がそれぞれ回転さ
れるようになっている。
一方、前記第1回転プレート5には前記第1駆動軸6を
中心として4等配で回転軸12、12、……が貫通した状態
で回転可能に配設されるとともに、各回転軸12、12、…
…の上端には第2回転部材である第2回転プレート13、
13、……がそれぞれ取付けられて前記第1回転プレート
5上で回転可能となっている。
また、前記第1回転プレート5の下面において、第2駆
動軸と一つの回転軸12の下端との間にはベルト14が張設
されているとともに、4本の前記回転軸12、12、……の
下端の外側にはベルト15が張設されている。
なお、16は前記第1駆動軸の回転を検出する回転センサ
ー、17は前記第2駆動軸の回転を検出する回転センサー
である。
上記のように構成されているものを作動する場合には、
まず、前記第1駆動源8を起動するとこの第1駆動源8
の回転はベルト9を介して前記第1駆動軸6に伝達され
てそれを回転し、これによって、この第1駆動軸6の下
端に設けられた第1回転プレート5が一体に回転する。
また、前記第2駆動源10を起動すると、この第2駆動源
10にベルト11を介して取付けられた第2駆動軸7が回転
する。
そして、この第2駆動源7の回転がベルト14を介して前
記回転軸12、12、……のうちの一本の回転軸12に伝達さ
れることにより、この回転軸12と他の回転軸12、12、…
…とが前記ベルト15を介して連結されているのですべて
の回転軸12、12、……が回転することになる。
これによって、前記第1回転プレート5の上面に4等配
で設けられた第2回転プレート13、13、……が同時に同
一方向に回転することになる。
したがって、回転している第1回転プレート5上で第2
回転プレート13、13、……が回転することとなる。
つぎに上記の装置を使用して加速度を発生させる場合に
ついて説明する。
まず、前記第2回転プレート13、13、……の上面に被測
定物18、18、……を、検出方向を遠心方向に合わせて固
定する。
そして、被測定物18、18、……に一定の加速度を作用さ
せる静特性の計測を行なう場合には以下のようにする。
すなわち、第5図に示すように第1回転プレート5の回
転中心、すなわち、前記第1駆動軸6の中心からrだけ
離れた場所に前記各第2回転プレート13、13、……が設
置されているとすると、前記第2駆動源10を作動しない
で前記各第2回転プレート13、13、……を固定して、前
記第1駆動源8によって前記第1回転プレート5を回転
数n(r・p・m)で回転させると、遠心方向に加速度
が作用し、加速度 ast=r(2π×n/60) ……(1) が発生する。
また、被測定物の反対側に上記加速度を作用させる時は
前記第2回転プレート13、13、……を180°回転させて
固定した後に同様に前記第1駆動源8を起動して第1回
転プレート5を所定の回転数nで回転すれば良いもので
ある。
つぎに前記被測定物18、18、……に周期加速度を作用さ
せる動特性の試験を行なう場合には、まず、第6図に示
すように、前記第2回転プレート13上にx,y座標系を設
け、この場合、y方向を加速度検出方向とすると、前記
第2回転プレート13が静止している時は、前記第1回転
プレート5の回転数nに応じて前述したようにy方向に
astの加速度が生じていることになる。
ここで、第7図に示すように前記第2回転プレート13が
反時計方向にθ(rad)回転したとすると、加速度は ady=ast cosθ ……(2) となる。
そして、前記第2回転プレート13の回転数をn′(r・
p・m)とすると、 θ=2π×n′×t/60 ……(3) となり、式(2)(3)から、 ady=ast cos(2π×n′×t/60) ……(4) 前記式(1)を代入して、 ady=(2π×n/60)×r× cos(2π×n′×t/60) ……(5) となる。
ここで、(2π×n/60)×rは最大加速度を、また、
n′/60は周波数をそれぞれ表している。
したがって、前記第1回転プレート5の回転数nと前記
第2回転プレート13の回転数n′とを任意に設定するこ
とにより周期加速度における最大加速度、周波数を決定
することができる(第8図参照)。
これによって、任意の周期加速度を被測定物に作用させ
て動特定の試験を行なうことができるものである。
〔考案の効果〕
この考案は前記のように構成したことにより、第1駆動
源の起動・停止によって一定の加速度を被測定物に作用
させることができるとともに、第1駆動源の起動時に第
2駆動源の起動させることにより周期加速度を被測定物
に作用させることができ、これによって静特性の試験か
ら動特性の試験へと、またはその逆に動特性の試験から
動特性の試験を容易に行なうことができて試験時間の短
縮を図ることができるとともに、試験に要する手間を少
なくすることができるなどのすぐれた効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの考案による加速度発生装置の実施
例を示し、第1図は概略全体図、第2図は下面図、第3
図は第1駆動軸と第2駆動軸との関係を示す図、第4図
は第3図のIV−IV線に沿って見た状態であり、第1回転
プレートと第2回転プレートとの位置関係を示す概略
図、第5図は一定の加速度を発生させる場合の説明図、
第6図〜第8図は周期加速度を発生させる場合の説明図
である。 1……基台 2……孔 3……フランジ 4……支持部材 5……第1回転プレート 6……第1駆動軸 7……第2駆動軸 8……第1駆動源 9、11、14、15……ベルト 10……第2駆動源 12……回転軸 13……第2回転プレート 16、17……回転センサー 18……被測定物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台(1)に、第1駆動源(8)で回転さ
    れる第1回転部材(5)を配設し、該第1回転部材
    (5)に、その回転中心から所定の距離だけずれた位置
    を中心とするとともに、第2駆動源(10)で回転される
    第2回転部材(13)を配設し、該第2回転部材(13)の
    上面に被測定物(18)を搭載した状態で、前記第1駆動
    源(8)のみを起動した際に前記被測定物(18)に一定
    加速度が、また第1駆動源(8)および第2駆動源(1
    0)を起動した際、前記被測定物(18)に周期加速度が
    作用することを特徴とする加速度発生装置。
JP510689U 1989-01-20 1989-01-20 加速度発生装置 Expired - Lifetime JPH0643737Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP510689U JPH0643737Y2 (ja) 1989-01-20 1989-01-20 加速度発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP510689U JPH0643737Y2 (ja) 1989-01-20 1989-01-20 加速度発生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0297670U JPH0297670U (ja) 1990-08-03
JPH0643737Y2 true JPH0643737Y2 (ja) 1994-11-14

Family

ID=31208191

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP510689U Expired - Lifetime JPH0643737Y2 (ja) 1989-01-20 1989-01-20 加速度発生装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5697149B2 (ja) * 2011-05-09 2015-04-08 国立大学法人東京工業大学 加速度センサ特性評価方法及びプログラム

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Publication number Publication date
JPH0297670U (ja) 1990-08-03

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