JPH064360B2 - X−yプロッタ - Google Patents

X−yプロッタ

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JPH064360B2
JPH064360B2 JP63160374A JP16037488A JPH064360B2 JP H064360 B2 JPH064360 B2 JP H064360B2 JP 63160374 A JP63160374 A JP 63160374A JP 16037488 A JP16037488 A JP 16037488A JP H064360 B2 JPH064360 B2 JP H064360B2
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JP
Japan
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recording paper
pen
air
fan motor
plotter
Prior art date
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JP63160374A
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JPH029698A (ja
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敏明 田中
隆 有田
和臣 尾方
洋行 飯島
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 X−Yプロッタに係り、特に描画速度の向上と描画時の
騒音の低減を図ったX−Yプロッタに関し、 前後に高速で移動する記録紙の全面のうち、ペンがスラ
イド動作する線の近傍の部分は台に密着させ、その他の
部分では台との間に微小な隙間をもたせることにより、
ペンの上下動の距離を小さくして高速描画を可能とし、
且つ記録紙と台との摩擦音の小さいX−Yプロッタを提
供することを目的とし、 記録紙を載置する台と、ペンを上下動可能に掴持して直
線的にスライド動作するキャリッジと、前記記録紙を紙
面に沿って前記キャリッジのスライド動作と直交する方
向に直線運動させる記録紙移動手段と、前記両スライド
動作を制御する電気回路とを備えたX−Yプロッタにお
いて、前記台上のペンの当接部の近傍に記録紙を吸着す
る空気吸入口と、該空気吸入口に対して記録紙移動方向
の両側に記録紙を台から浮かす空気吹出し口を設けてな
る構成であり、さらには前記空気吹出し口と前記空気吸
入口とを出入りする空気流の発生源として、前記電気回
路を冷却するファンモータを用いた構成である。
〔産業上の利用分野〕
本発明はX−Yプロッタに係り、特に描画速度の向上と
描画時の騒音の低減を図ったX−Yプロッタに関する。
パーソナルコンピユータの普及に伴って、一般家庭にお
いてもコンピユータで処理した情報を図形で表示したい
という要望が多くなってきており高性能(高速、低騒音
など)で安価なX−Yプロッタの実現が望まれている。
〔従来の技術〕
第4図は、本発明の対象となるX−Yプロッタの外観斜
視図である。
図は半透明樹脂製のヘッドカバー50を開いて、内部が見
える状態で示してある。
図において、記録用ペン1を掴持したキャリッジ2は主
ベルト11により駆動され、主軸3,4に沿って左右(X
方向)にスライド動作する。一方記録紙は左右に各一対
設けられたフリクションローラ5とピンチローラ6との
間で狭持され、台7上に設置される。そしてフリクショ
ンローラ5の回転に従動して装置の前後方向(Y方向)
にスライド動作する。
ペン1はキャリッジ2内で、下方移動可能に掴持されて
おり、制御回路に制御されて、ペン1が下方移動した状
態ではペン1は台7上の記録紙に当接し、上記X,Yの
スライド動作により記録紙上に2次元の描画を行うよう
になっている。
23は複数のペンを収納するペンホルダで、必要に応じて
キャリッジ2がペンを持ち替えて多色描画などができ
る。
31は記録紙収納箱で、複数枚の記録紙を収納して、本体
に分離可能に挿着されており、一枚の描画動作が終了す
ると、図示しない給紙ローラが回転して台7上の描画領
域に新しい記録紙を送り込んで次の描画動作が行われ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕 従来のX−Yプロッタにおいては、フリクションローラ
とピンチローラとで狭持された台上の記録紙が高速でY
方向に前後移動する際、記録紙の全面が台に密着すると
は限らず、台から浮き上がることがある。
ペンが位置している部分の記録紙が浮上がると、ペンを
上げているときにも記録紙がペン先に接触して余分な線
が描画される。そこで記録紙が浮上がっても、ペンの上
方移動時に確実にペンを記録紙から分離せさるために、
ペンの上下動の距離を大きくする必要があり、このため
ペンの上下動に時間がかかり描画速度を速くできないと
いう問題点があった。また記録紙の大部分の面が台に接
触して前後へ移動するので記録紙と台との摩擦により発
生する騒音が大きいという問題点もあった。
本発明は上記問題点に鑑み創出されたもので、前後に高
速で移動する記録紙の全面のうち、ペンがスライド動作
する線の近傍の部分は台に密着させ、その他の部分では
台との間に微小な隙間をもたせることにより、ペンの上
下動の距離を小さくして高速描画を可能とし、且つ記録
紙と台との摩擦音の小さいX−Yプロッタを提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本願発明のX−Yプロッタは、 記録紙を載置する台と、 ペンを上下動可能に掴持して直線的にスライド動作する
キャリッジと、 前記記録紙を紙面に沿って前記キャリッジのスライド動
作と直交する方向に直線運動させる記録紙移動手段と、 前記台内に収容され前記両スライド動作を制御する電気
回路と、 前記電気回路に冷却用の空気流を送風するファンモータ
とを備えたX−Yプロッタにおいて、 前記台は、シャーシ本体と、該シャーシ本体に蓋状にか
ぶさるプレートとからなり、 該プレートにはペンの当接部の近傍に記録紙を吸着する
空気吸入口と、該空気吸入口に対して記録紙移動方向の
両側に記録紙を前記台から浮かす空気吹出し口とを設
け、 該シャーシ本体には、前記ファンモータの排気の一部を
前記電気回路に分流する吹出し窓と、前記プレートがか
ぶさると、前記空気吸入口から前記ファンモータの吸気
側に連通する吸気用のダクトと、前記ファンモータの排
気側から前記空気吹出し口に連通する二つの吹出し用の
ダクトが前記吸気用のダクトの両側に形成されるように
構成されてなることを特徴とする。
〔作用〕
台上を前後移動する記録紙は、ペンがスライド動作する
直線上の部分で、常に台に吸着されており、台から浮き
上がることがなく記録紙の高さ位置が一定である。従っ
てペン上げ時に記録紙からペン先を確実に分離させるた
めのペンの上下動の距離を小さくすることが可能とな
り、描画速度の速くできる。
またペン先移動線部以外の大部分は吹き出された空気層
により浮き上がって台と接触していないので高速の記録
紙移動を行っても、摩擦音が発生が小さく静粛な描画動
作が可能となる。
さらに、この空気の流れは電気回路冷却用に装置が内蔵
しているファンモータを用いるのでこのための部品を特
別に設ける必要がなく、装置のコストアップなしに、上
記効果を実現できる。
〔実施例〕
以下添付図により本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明に係るX−Yプロッタの要部を示す斜視
図、第2図は記録紙移動手段を示す斜視図、第3図は記
録紙を載置する台の部分を示す分解組立斜視図である。
本発明は第4図で前述したX−Yプロッタに適用される
ので外観は第4図と同様である。
そこで、第1図により全体の構成と動作をさらに詳細に
説明する。
図において、7は記録紙を載置する平面状の台で、左右
にスライド動作するペン1の下側部分に1列に複数の空
気吸入口7aと、その両側に空気吹出し口7b,7cとが後述
の如く形成されている。
30は台7の下側に設けられ、上記吸入口7aや吹出し口7
b,7cに対する空気流を発生するとともに、装置が内蔵す
る制御用の電気回路を冷却するファンモータである。
8はキャリッジのスライド動作駆動用のモータで、該モ
ータ8が回転するとタイミングベルト9を介して、軸10
に回転動力が伝達され、これによって主軸3、4に沿っ
て掛け渡した主ベルト11に動力が伝わる。そしてキャリ
ッジ2がX方向にスライド動作し、この結果ペン1が左
右に移動しX方向の描画が行われる。12は記録紙移動用
のモータで、該モータ12が回転すると、タイミングベル
ト13を介して、フリクションローラ軸14が回転し、フリ
クションローラ5が回転する。第2図は描画時の記録紙
移動を行わしめる機構部分のみ取り出して示したもの
で、ゴム製のピンチローラ6は、ピンチローラ軸15の左
右に設けられたアーム16とアーム16を下方へ引っ張るば
ね17によってフリクションローラ5に押しつけられてい
る。フリクションローラ5は硬質金属の粒子が吹き付け
られたヤスリ状の表面を有し摩擦が大きいので、両端が
フリクションローラ5とピンチローラ6ととの間で狭持
された記録紙18はモータ12の回転により台上で前後に移
動する。
キャリッジ2は主軸3、4上にスライド可能に保持され
たキャリッジ本体部と可動部19よりなり、ペン1は図示
せぬばねにより引きつけられたアーム20により可動部19
に掴持されている。そして該可動部19は本体部との間に
設けた電磁ソレノイド21によって上下に移動し、これに
よりペン1が記録紙に離接する。
23は複数本のペンが収納されたペンホルダで、ステッピ
ングモータ22に従動して回転するペンホルダ軸24に装着
されて回転し、左端までスライドしてきたキャリッジ2
が、所望のペンを持ち替えられるようになっている。
そして、装置の後側には、第5図で説明した記録紙収納
箱を挿着する装着部25と、該記録紙収納箱内の記録紙を
一枚取り出して台7上へ送り出すための給紙ローラ26と
その回転機構が設けられている。台7と収納部25との間
には供給される記録紙が通る隙間が設けられているが、
通常の描画動作中の記録紙は収納部25には無関係に前後
移動する。
次に第3図により、本発明の特徴である記録紙を載置す
る台と空気の流れを説明する。
台7の部分はプラスチツク等でモールド成形された略枠
状のシャーシ本体28に、中央に空気吸入口7a,両側に空
気吹出し口7b,7cとを有する平板状のプレート29が載置
されてなっている。
シャーシ本体28には、本体を横切って3本のダクト28a,
28b,28cと、左隅の下側には底と側壁とを有するファン
モータ収納部28dとが形成されており、該収納部28dに取
付けられたファンモータ30(図では取り外した状態で示
してある)の上側(吸気側)には中央のダクト28aが、
またファンモータ30の下側(排気側)には排気窓28e,28
fを介してそれぞれ両側のダクト28b,28cが連通する構造
になっている。
そして、該シャーシ本体28がプレート29で覆われると、
中央のダクト28aは天井に直線状に配列した複数の空気
吸い込み口7a,両側のダクト28b,28cはそれぞれ天井に
プレート29の縁部の切欠きによって形成される複数の空
気吹出し口7b,7cを有する密閉通路が形成される。そし
てファンモータ30が回転すると、矢印Aで示す吸い込み
空気流と矢印Bで示す吹き出し空気流とが発生し、台の
上に載置された記録紙は、ペン先の近傍、即ち空気吸入
口7aの部分で台に引き付けられ、ペンの移動直線の両側
の離れた部分にある空気吹出し口7b,7cの部分で台から
浮上がる。従ってペン先部分での記録紙の台から浮上り
が防止されるとともに、ペン先部以外では吹出し空気流
により形成された空気層で記録紙が台に接触せず記録紙
の前後移動に際しての摩擦音の発生を防止できる。
またファン収納部28dの側壁には吹出し窓28gを設けてフ
ァン30の吹出し空気流の一部をシャーシ本体28の下側を
流す構造になっており、分流した空気流(矢印C)は、
例えばシャーシ本体28の下側に実装された制御用の電気
回路51を冷却しながら流れて装置の外部へ排出されるの
で、ファンモータの本来の冷却機能は正常に発揮され
る。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明のX−Yプロッタによれば、
電気回路冷却用のファンモータにより、記録紙のペン当
接部分の浮上がりを防ぎかつ他の部分の浮上させること
により、描画速度の向上と描画動作時の騒音の低下を、
コストアップと大型化を招くことなく実現することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のX−Yプロッタの要部を示す斜視図、 第2図は記録紙移動手段を示す斜視図、 第3図は記録紙を載置する台の部分を示す分解組立斜視
図、 第4図はX−Yプロッタの外観斜視図、 である。 図において、 1……ペン、2……キャリッジ、 3,4……主軸、5……フリクションローラ、 6……ピンチローラ、7……台、 7a……空気吸入口、7b,7c……空気吹出し口、 8……キャリッジ用のモータ、11……主ベルト、 12……記録紙移動用のモータ、23……ペンホルダ、 25……記録紙収納箱の装着部、26……給紙ローラ、 28……シャーシ本体、29……プレート、 30……ファンモータ、31……記録紙収納箱、 51……制御用の電気回路、 である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯島 洋行 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−29357(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録紙を載置する台(7)と、 ペン(1)を上下動可能に掴持して直線的にスライド動作
    するキャリッジ(2)と、 前記記録紙を紙面に沿って前記キャリッジ(2)のスライ
    ド動作と直交する方向に直線運動させる記録紙移動手段
    と、 前記台(7)内に収容され前記両スライド動作を制御する
    電気回路(51)と、 前記電気回路(51)に冷却用の空気流を送風するファンモ
    ータ(30)とを備えたX−Yプロッタにおいて、 前記台(7)は、シャーシ本体(28)と、該シャーシ本体に
    蓋状にかぶさるプレート(29)とからなり、 該プレートにはペン(1)の当接部の近傍に記録紙を吸着
    する空気吸入口(7a)と、該空気吸入口(7a)に対して記録
    紙移動方向の両側に記録紙を前記台(7)から浮かす空気
    吹出し口(7b,7c)とを設け、 該シャーシ本体(28)には、前記ファンモータ(30)の排気
    の一部を前記電気回路(51)に分流する吹出し窓(28g)
    と、前記プレート(29)がかぶさると、前記空気吸入口(7
    a)から前記ファンモータ(30)の吸気側に連通する吸気用
    のダクト(28a)と、前記ファンモータ(30)の排気側から
    前記空気吹出し口(7b,7c)に連通する二つの吹出し用の
    ダクト(28b,28c)が前記吸気用のダクト(28a)の両側に形
    成されるように構成されてなることを特徴とするX−Y
    プロッタ。
JP63160374A 1988-06-28 1988-06-28 X−yプロッタ Expired - Lifetime JPH064360B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63160374A JPH064360B2 (ja) 1988-06-28 1988-06-28 X−yプロッタ
EP19890306490 EP0349253A3 (en) 1988-06-28 1989-06-27 X-y plotter
US07/372,539 US4970662A (en) 1988-06-28 1989-06-28 X-Y plotter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63160374A JPH064360B2 (ja) 1988-06-28 1988-06-28 X−yプロッタ

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Publication Number Publication Date
JPH029698A JPH029698A (ja) 1990-01-12
JPH064360B2 true JPH064360B2 (ja) 1994-01-19

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ID=15713587

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JP63160374A Expired - Lifetime JPH064360B2 (ja) 1988-06-28 1988-06-28 X−yプロッタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6229357U (ja) * 1985-08-02 1987-02-21

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JPH029698A (ja) 1990-01-12

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