JPH0643505U - 回転機器装置のカップリング平行度芯だし自動化 - Google Patents
回転機器装置のカップリング平行度芯だし自動化Info
- Publication number
- JPH0643505U JPH0643505U JP10880091U JP10880091U JPH0643505U JP H0643505 U JPH0643505 U JP H0643505U JP 10880091 U JP10880091 U JP 10880091U JP 10880091 U JP10880091 U JP 10880091U JP H0643505 U JPH0643505 U JP H0643505U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parallelism
- centering
- work
- coupling
- automation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】回転機器装置の芯だし作業の平行度計測の自動
化と当該作業時間の短縮。 【構成】芯だし作業で使用される周(同心度)測定のセ
ンサーに面(平行度)測定のセンサーを180゜離れた
位置に二個追加する 【効果】従来のマイクロメーター、シリンダーゲージを
使用して平行度を計測するのに比べ、本方法によれば (1)計測の為の熟練を必要とせず、又作業者の勘違い
が防止出来、且つ同心度計測時に同時に計測するので、
平行度の計測時間は必要なくなる。 (2)平行度計測値のコンピューターへの自動入力が可
能となり、芯だし作業の為の調整値の算出が迅速容易と
なる。結果として芯だし作業時間の短縮となる。
化と当該作業時間の短縮。 【構成】芯だし作業で使用される周(同心度)測定のセ
ンサーに面(平行度)測定のセンサーを180゜離れた
位置に二個追加する 【効果】従来のマイクロメーター、シリンダーゲージを
使用して平行度を計測するのに比べ、本方法によれば (1)計測の為の熟練を必要とせず、又作業者の勘違い
が防止出来、且つ同心度計測時に同時に計測するので、
平行度の計測時間は必要なくなる。 (2)平行度計測値のコンピューターへの自動入力が可
能となり、芯だし作業の為の調整値の算出が迅速容易と
なる。結果として芯だし作業時間の短縮となる。
Description
【考案の詳細な説明】
イ.産業上の利用分野
本考案は精密高速回転機器装置全般の二軸間の面平行度の計測、そしてその芯
だし作業及び特にその自動読取、自動計算に於いて不可欠なものである。
ロ.従来の技術
芯だし作業に於いて芯だしを行う二つのカップリングの間の面平行度を計測す
るにはその二つのカップリングの円周上90°間隔の4点の面間距離を計測し、
次に両方のカップリングを180°回転させて同様に4点の面間距離を計測し、
各90°即ち0°、90°、180°、270°の夫々の値の平均をとり、90
°と270°、0°と180°の値の差をとれば、これが夫々左右と上下の平行
度となる。
インサイド・マイクロメーター或いはシリンダー・ゲージを使用する場合はそ
の計測に熟練と時間が必要となるが、特にインサイド・マイクロメーターの場合
は180°(真下)の部位の計測はスペースの関係等から非常に難しく時間が掛
かる。
ハ.考案が解決しようとする問題点
上記作業に於いて解決しようとする問題点としては、一口にいって作業時間の
短縮であるが、具体的には
(1) 従来のインサイド・マイクロメーター或いはシリンダー・ゲージ法で
は、多大の熟練と時間が必要である。
(2)従来のインサイド・マイクロメーター或いはシリンダー・ゲージ法では
、面平行度のコンピューターへの自動入力が困難である。
(3)従来のインサイド・マイクロメーターとシリンダー・ゲージ法では、計
測結果の平行度の正負が逆であり勘違いを起こしやすい。
ニ.問題を解決するための手段
本考案の説明を添付図によって説明する。
1)基本軸 2)は被芯だし軸 3)4)は夫々のカップリングであり今5)
取付けマグネットにて 6) 7)計器取付け腕を 2)被芯だし軸の 4)カ
ップリングの0°と180°の位置に取付ける。0°の位置の 6)計器取付け
腕はその途中を二つに分けて、その一つは 3)カップリングの円周表面(図表
上に於けるX−Y方向)を計測し、同様に分かれた他の一つは 3)カップリン
グの面(図表上に於けるZ方向)を計測する。又180°の位置の 7)取付け
腕は 3)カップリングの面(図表上に於けるZ方向)を計測する。
夫々の腕にはその先端に 8)9)10)接触部を備え、又取付け腕の途中に
は 11)12)13)可撓部を形成してこの部分に 14)15)16)スト
レイン・ゲージを張りつける。 14)15)16)ストレイン・ゲージには
17)リード線が接続され、18)スリップ・リングによってその信号を取りだ
し、19)A/D変換器、20)スキャナー、を経て 21)コンピューターへ
と入力されて座標上にリヤルタイムに連続自動表示され、又記録される。
ホ.作用
本案は以上の様な構造であり、回転機器装置のカップリング芯だし作業に於い
ては一々作業員による目視、確認或いは記録を必要とせず、連続的に計測が出来
る。又一直線上に接続部が数ヵ所有る多軸の場合には、各接合部の記録を採取し
た上でコンピューターにより計算を行えば、最適な全体的の組み合わせが可能と
なる。
又軸の間の平行度もこの考案によって、コンピューターに自動読み込みが可能
となり芯だし作業としては計器取付け、計測準備、計測及びコンピューターによ
る調整個所及び調整量の計算結果によって調整作業を実施すれば良いこととなる
。
ヘ.考案の効果
(1)0°に加えて180°の位置にカップリングの面を計測するセンサーを
取付けた事により固定軸、被芯だし軸の両方のカップリングの夫々の面振れ、及
び計測の為に被芯だし軸を回転させる為に生じる被芯だし軸の軸方向の動きも完
全にキャンセルして固定軸と被芯だし軸の間のカップリングの面の真の平行度を
自動計測する事が可能となった。
(2)この考案により 芯だし作業が完全にコンピューターによる自動読取・
記録・計算が可能となり作業時間の短縮、間違い・手戻りの無い作業が可能とな
り、又熟練者の不足もカバー出来る。
ト.その他の実施例
本考案を用いてあらゆる回転機器の芯だし作業の自動読取、調整計算が可能と
なり、又詳細なデーターの記録保存も可能となる。
チ.関連先願
本考案は先願の下記実用新案との関連の実用新案である。
名称 回転機器装置の芯だし法
考案者 荘田 泰哉
出願番号 2−75488
出願日 平成2年7月14日
【図面の簡単な説明】
第一図は軸端カップリング部(断面)に芯だし装置を取
付けた図 第二図はストレイン・ゲージの接続図 1)基本軸 2)被芯だし軸 3)4)カップリング
5)取付けマグネット 6)7)計器取付け腕 8)9)10)接触部 11)
12)13)可撓部 14)15)16)ストレイン・ゲージ 17)リード
線 18)スリップ・リング 19)A/D変換器 2
0)スキャナー 21)コンピューター
付けた図 第二図はストレイン・ゲージの接続図 1)基本軸 2)被芯だし軸 3)4)カップリング
5)取付けマグネット 6)7)計器取付け腕 8)9)10)接触部 11)
12)13)可撓部 14)15)16)ストレイン・ゲージ 17)リード
線 18)スリップ・リング 19)A/D変換器 2
0)スキャナー 21)コンピューター
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 イ. タービン等の回転機械に於いて、回転軸の平行度
芯出し作業等で従来のダイヤル・インジケーター、イン
サイド・マイクロメーター、或いはシリンダー・ゲージ
法を適用すると、この採取データーを自動読み取りする
事は困難であるので、これを圧力測定等に使用していた
ストレイン・ゲージ(歪み計測器)を用い、且つカップ
リングの180°離れた位置に二つのセンサーを取付け
てこの作業を施行する事とした。電気マイクロ・メータ
ーを使用しても本考案はなりたつ。 ロ. ストレイン・ゲージを使用する当該作業に於いて
は、併用機器としてコンピュータを用いストレイン・ゲ
ージにて検出する対応値つまり変位三次元値を収容して
解析し、芯だし対象物相互の変位値を割り出す。 請求項の数 上記 2.項の請求の範囲に於ける イ.及び ロ.の
二点の請求項目を主張する”回転装置機器のカップリン
グ平行度芯だし自動化”である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10880091U JPH0643505U (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 回転機器装置のカップリング平行度芯だし自動化 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10880091U JPH0643505U (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 回転機器装置のカップリング平行度芯だし自動化 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0643505U true JPH0643505U (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=14493807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10880091U Pending JPH0643505U (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 回転機器装置のカップリング平行度芯だし自動化 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0643505U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007303499A (ja) * | 2006-05-09 | 2007-11-22 | Jfe Mechanical Co Ltd | 芯出し据付け方法及び誤差表示器 |
KR101580577B1 (ko) * | 2015-06-30 | 2015-12-28 | 석원산업주식회사 | 커플링 축 정렬용 측정 장치 |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP10880091U patent/JPH0643505U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007303499A (ja) * | 2006-05-09 | 2007-11-22 | Jfe Mechanical Co Ltd | 芯出し据付け方法及び誤差表示器 |
KR101580577B1 (ko) * | 2015-06-30 | 2015-12-28 | 석원산업주식회사 | 커플링 축 정렬용 측정 장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20110175745A1 (en) | Embedded arm strain sensors | |
US7774949B2 (en) | Coordinate measurement machine | |
US7624510B2 (en) | Joint axis for coordinate measurement machine | |
US10317186B2 (en) | Articulating CMM probe | |
US9250214B2 (en) | CMM with flaw detection system | |
JP5886513B2 (ja) | レーザスキャナを伴う関節式測定アーム | |
CN105043278B (zh) | 一种非接触式多点测量圆孔内径的方法 | |
CN107271025B (zh) | 一种转轴三维振动同步测量的装置及方法 | |
JPH0262162B2 (ja) | ||
CN1971205A (zh) | 一种便携式面结构光逆向测量系统 | |
JPH0643505U (ja) | 回転機器装置のカップリング平行度芯だし自動化 | |
JP2746511B2 (ja) | 単結晶インゴットのオリエンテーションフラット幅測定方法 | |
CN205466311U (zh) | 一种基于末端非完整坐标信息的机器人标定系统 | |
CN215572702U (zh) | 圆筒口部几何误差的检测装置 | |
JP4276714B2 (ja) | 測定装置 | |
JP5797761B2 (ja) | 球面で作用するオリエンテーション装置の調節を分析して改善するために非線形に作用する測定装置 | |
JPH06288703A (ja) | 円筒物の軸中心位置検出方法 | |
JPH076786B2 (ja) | 非接触回転精度測定方法 | |
CN109990805B (zh) | 旋转编码器 | |
US8910391B2 (en) | Non-articulated portable CMM | |
Li et al. | Application of articulated arm coordinate measuring machine in industrial measurement field | |
CN201043978Y (zh) | 物体平面运动测量装置的连杆关节肘 | |
JP2519327B2 (ja) | 超音波探傷装置 | |
JP2009257887A (ja) | 内周面測定装置 | |
JPS60125514U (ja) | ロ−ル曲がり・摩耗測定装置 |