JPH064346Y2 - ディジタイザ - Google Patents

ディジタイザ

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JPH064346Y2
JPH064346Y2 JP1988043649U JP4364988U JPH064346Y2 JP H064346 Y2 JPH064346 Y2 JP H064346Y2 JP 1988043649 U JP1988043649 U JP 1988043649U JP 4364988 U JP4364988 U JP 4364988U JP H064346 Y2 JPH064346 Y2 JP H064346Y2
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隆 酒井
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ディジタイザタブレットに投影された原稿の
画像の位置情報を電気信号に変換するディジタイザに関
する。
[従来の技術] 印刷物を作製する際に、コンピュータを利用して印刷す
べき写真あるいは見出し等の画像のレイアウトを自動的
に行う製版システムが開発されている。この場合には、
原稿の画像の輪郭あるいはその位置に関する情報をコン
ピュータに入力する必要があり、この入力装置としてデ
ィジタイザが用いられる。
上記の製版等に用いられるディジタイザは、一般に原稿
の画像の位置を検出するためのディジタイザタブレット
を備え、その精度を高めるためにディジタイザタブレッ
ト上に原稿を拡大投影する拡大投影機能を有するものが
知られている。この拡大投影機能を有するディジタイザ
は、原稿架に載置された原稿の全体をディジタイザタブ
レット上に拡大投影するもので、原稿架自体が固定式に
形成され、あるいは、原稿の角度及び位置を微調整可能
な程度に動くことができるものもある。
[考案が解決しようとする課題] このような従来のディジタイザを用いて、例えば等身大
のポスタあるいはカレンダ等非常に大きな印刷物を作製
する場合は、原稿も非常に大きなものを必要とする。原
稿の大きさが、例えばJIS規格のA列2判あるいはB
列3判のような場合には、拡大投影装置及びディジタイ
ザタブレットをそれに応じて大きくする必要がある。こ
の場合には、ディジタイザの全体構造も極めて大きくな
り、コストが増大し、逆に精度は低下する。また、原稿
及びディジタイザタブレットが大きくなると、ディジタ
イザの全体構造が大きくなり、操作性が低下する。
本考案は上述に鑑みてなされたもので、大きな原稿でも
小さなディジタイザタブレットで原稿の画像の位置座標
を正確に検出することができ、かつ、操作性のよいディ
ジタイザを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決する本考案のディジタイザは、原稿の画
像が投影され、この投影された画像の位置情報を電気信
号に変換する固設のディジタイザタブレットと、このデ
ィジタイザタブレットの側方に配置され、前記原稿を載
置する原稿架と、この原稿架に載置された原稿の画像を
反射して前記ディジタイザタブレットに向ける反射鏡を
有する固設の拡大投影機構と、前記原稿架を所定の平面
内で移動可能に支持する移動枠と、この移動枠を原稿架
の移動方向と交差する方向に移動可能に支持する機枠
と、この原稿架及び移動枠のそれぞれの移動量を検出
し、電気信号に変換する移動量−電気信号変換手段とを
備え、前記原稿の画像の位置情報と、前記原稿架の機枠
に対する移動量とを検出可能としたことを特徴とする。
[作用] このディジタイザによれば、ディジタイザタブレットと
原稿架とが互いに併置され、原稿架に載置された原稿の
画像は拡大投影機構の反射鏡を介してディジタイザタブ
レット上に拡大投影される。原稿を載置する原稿架を機
枠に対して移動させることにより、原稿の所要の画像が
部分的にディジタイザタブレット上に拡大投影され、原
稿架の移動量は個別にあるいは拡大投影された画像の位
置情報として出力される。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明
する。
第1図は本考案の実施例によるディジタイザの全体を示
し、第2図は原稿架と光源との位置関係を示す。第3図
はこのディジタイザに用いる原稿例として製版工程で用
いる貼り込み済みフィルムを示し、第4図は画像の光路
を図式的に示す。
本実施例によるディジタイザ1は2つの支持部材2で水
平あるいは僅かに傾斜して支持される作業テーブル3を
備え、この作業テーブルにディジタイザタブレット4が
設けられている。このディジタイザタブレット4はカー
ソル4aの置かれた位置座標を検出して電気信号に変換
する。この位置情報−電気信号変換手段であるディジタ
イザタブレット4及びカーソル4aは、枡目状にその
X,Y軸方向にワイヤをはられてカーソル4aの位置座
標を電磁誘導あるいは静電誘導を利用して検出する電磁
誘導方式あるいは静電誘導方式とすることができる。更
に、このディジタイザタブレットはCCDあるいは超音
波を利用し、あるいは、カーソル4aを案内レールに沿
ってX,Y軸に移動可能としてその移動量を検出する
等、用途に応じて種々の方式を用いることができる。
作業テーブル3の側方には、矩形の機枠5が縦方向に配
置されている。この機枠5の互いに対向する内側辺部に
は案内レールが設けられ、この案内レールに沿って矩形
の移動枠6が縦方向に摺動自在に装着されている。この
移動枠6の対向する内側にも、機枠5の案内レールに直
交する案内レールが設けられ、この案内レールに沿って
例えば透明な板状の原稿架7が自由に移動できるように
装着されている。原稿架7及び移動枠6はそれぞれ適宜
の電動モータ及びブレーキを用いた駆動機構(図示しな
い)により、機枠5内で所要位置に自由に移動すること
ができる。
移動枠6の機枠5に対する移動量は、機枠5に設けられ
た移動量−電気信号変換手段すなわちロータリエンコー
ダ15で検出され、原稿架7の移動枠に対する移動量は
移動枠6に設けられた同様なロータリエンコーダ16で
検出される。これらのロータリエンコーダ15,16は
ピニオン及びラック、摩擦車、あるいは、ロープ等適宜
の手段を介して移動枠6及び原稿架7の移動量を検出で
きる。また、ロータリエンコーダの代りに適宜のリニア
エンコーダを用いることもできる。これらのエンコーダ
の出力は原稿架の移動量すなわちこの移動量に投影拡大
率を積算した値として出力してもよいが、ディジタイザ
タブレット4上における画像の位置情報に加算し、原稿
上における画像位置情報として出力されるのが好まし
い。
第1図及び第2図に示すように、原稿枠7に隣接して光
源装置9が設けられ、原稿架7の反対側にはこの光源装
置と同軸状に配置されたフード8が設けられている。こ
のフード8内には原稿を透過した光源9からの光をディ
ジタイザタブレット4の方向に反射させる反射鏡8aが
設けられている。更に、フード8の下側には、反射鏡8
aで反射された光をディジタイザタブレット4の表面上
に結像させるレンズ枠10が一体的に固設配置されてい
る。この光源9とフード8とレンズ枠10で拡大投影機
構が形成されている。
光源9は支柱11により保持され、フード8及びレンズ
枠10は支柱2aに保持され、この光源9とフード8と
は第2図に示すように原稿架7に対して所定の間隙を介
在させて配置する。
原稿架7上に、第3図に示すように例えば画像12a,
12b,12c,12d等の複数の画像が描かれた大き
な透過原稿12を載置すると、原稿の画像の1つが、第
4図に示すように光源9のランプ9aからの光により、
フード8の反射鏡8aにより反射された後、レンズ枠1
0に配置されたレンズ10aを介してディジタイザタブ
レット4の表面に投影される。この原稿12を原稿架7
に載置する場合は、オーバーレイフィルムあるいはガラ
ス板等の透明なシートあるいは板状の原稿押え具によ
り、原稿12を押えるようにすることが好ましい。ま
た、原稿12が非透過性の反射原稿の場合は、原稿の画
像面に光が当るように、光源を配置する。
なお、上記実施例ではディジタイザタブレット4の上側
から原稿の画像を投影するものであるが、ディジタイザ
タブレット4を透明に形成し、この下側から原稿の画像
を投影させ、ディジタイザタブレット4の上表面に投影
像を結像させるようにしてもよい。また、第5図に示す
ように原稿12を傾斜配置し、2又はそれ以上の反射鏡
8a,8bを用いてディジタイザタブレット4上に投影
するようにしてもよい。
上記のディジタイザ1により、例えば製版工程で用いる
貼り込み済みフィルムのように大サイズの台紙に小サイ
ズの画像12a,12b,12c,12dが点在する原
稿の画像の座標を読み取る場合は次のように行う。
原稿12を適宜の原稿押え具により原稿架7上にセット
する。次いで、光源部9及びレンズ枠10を作動して、
原稿12の画像をディジタイザタブレット4上に投影す
る。
原稿架7を駆動機構により移動し、原稿12のゼロ点あ
るいは基準点13をディジタイザタブレット4上に投影
し、原稿架7及び移動枠6を固定する。そして、ロータ
リエンコーダ15,16をゼロにリセットし、ディジタ
イザタブレット4上に投影された基準点13上にカーソ
ル4aを置き、ディジタイザタブレット4の座標値をゼ
ロにリセットする。
この後、駆動機構を介して原稿架7をX,Y軸方向に移
動し、座標を読み取りたい部分あるいは画像をディジタ
イザタブレット4上に投影し、カーソル4aで所要の位
置の座標を読取る。これにより、例えば第3図に示す画
像12b及び画像12dの基準点13からの位置座標X
1,X2を読取ることができる。Y軸に関する位置座標
についても同様である。
この場合のディジタイザ1から出力される座標値X1,
X2は、原稿架7の移動量に拡大投影率を掛けた値と、
ディジタイザタブレット4上における基準点13に対す
る座標とを加え合わせた値として得られる。このディジ
タイザ1から得られた座標値は、処理装置により適宜に
処理される。
更に、ゼロリセット点からの座標が得られることによ
り、レイアウトスキャナ等のコンピュータを利用する製
版工程における各機器へのデータ渡しが容易になる。な
お、ディジタイザタブレット4の出力とロータリエンコ
ーダ15,16の出力とを、個々に出力し、コンピュー
タで適宜に処理するようにしてもよい。
このディジタイザ1は、原稿架7を床面に垂直な縦方向
の平面内で移動することができるため、占有面積を小さ
くすることができ、製版工程における絵柄収集済みフィ
ルムからの切り抜きマスク作製装置の座標入力部として
特に有益であり、版下を作製する場合にも極めて有益で
ある。
[考案の効果] 以上明らかなように、本考案によれば大きな原稿の画像
をディジタイザタブレット上の部分的に拡大投影するこ
とにより、小さなディジタイザタブレットで高精度の位
置情報を得ることができると共に、原稿架がディジタイ
ザタブレットの側方に配置されるためコンパクトに形成
でき、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例によるディジタイザの斜視図、
第2図はその一部を図式的に示す説明図、第3図は原稿
例を示す説明図、第4図は画像の伝達路を示す説明図、
第5図は他の実施例の説明図である。 1…ディジタイザ、2…支持部材、3…作業テーブル、
4…ディジタイザタブレット、5…機枠、6…移動枠、
7…原稿架、8…フード、9…光源、10…レンズ枠、
12…原稿、13…基準点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の画像が投影され、この投影された画
    像の位置情報を電気信号に変換する固設のディジタイザ
    タブレットと、このディジタイザタブレットの側方に配
    置され、前記原稿を載置する原稿架と、この原稿架に載
    置された原稿の画像を反射して前記ディジタイザタブレ
    ットに向ける反射鏡を有する固設の拡大投影機構と、前
    記原稿架を所定の平面内で移動可能に支持する移動枠
    と、この移動枠を原稿架の移動方向と交差する方向に移
    動可能に支持する機枠と、この原稿架及び移動枠のそれ
    ぞれの移動量を検出し、電気信号に変換する移動量−電
    気信号変換手段とを備え、前記原稿の画像の位置情報
    と、前記原稿架の機枠に対する移動量とを検出可能とし
    たことを特徴とするディジタイザ。
JP1988043649U 1988-03-31 1988-03-31 ディジタイザ Expired - Lifetime JPH064346Y2 (ja)

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