JPH0643228B2 - 板状物の反転機構に於けるクランプ洗滌方法及び装置 - Google Patents
板状物の反転機構に於けるクランプ洗滌方法及び装置Info
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- JPH0643228B2 JPH0643228B2 JP8455484A JP8455484A JPH0643228B2 JP H0643228 B2 JPH0643228 B2 JP H0643228B2 JP 8455484 A JP8455484 A JP 8455484A JP 8455484 A JP8455484 A JP 8455484A JP H0643228 B2 JPH0643228 B2 JP H0643228B2
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- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/50—Auxiliary process performed during handling process
- B65H2301/53—Auxiliary process performed during handling process for acting on performance of handling machine
- B65H2301/531—Cleaning parts of handling machine
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、合板用単板等の板状物を糊付後に仕組堆積の
為に反転させる機構に於いて、糊付後の板状物を把握す
るクランプを洗滌する為の方法及び装置に関する。
為に反転させる機構に於いて、糊付後の板状物を把握す
るクランプを洗滌する為の方法及び装置に関する。
（従来技術及びその問題点） 複数枚の単板を重合して合板を製造する際等には、スプ
レッダーによって表裏面に糊付けされた中板用単板を所
定の仕組み堆積位置上にスムーズに移送する為、ロータ
ー等の外周面上に備えたクランプ装置によりこれを把握
して反転させ、堆積位置上方から供給載置する方法が採
られている。このような反転機構に於いては、糊付され
た単板を繰返し把握するクランプ装置に糊が付着し、こ
れを除去する為に板状物反転機構丈でなく、合板製造シ
ステム全体の作動を停止することが必要となり、作業効
率の低下をもたらす一因となっている。
レッダーによって表裏面に糊付けされた中板用単板を所
定の仕組み堆積位置上にスムーズに移送する為、ロータ
ー等の外周面上に備えたクランプ装置によりこれを把握
して反転させ、堆積位置上方から供給載置する方法が採
られている。このような反転機構に於いては、糊付され
た単板を繰返し把握するクランプ装置に糊が付着し、こ
れを除去する為に板状物反転機構丈でなく、合板製造シ
ステム全体の作動を停止することが必要となり、作業効
率の低下をもたらす一因となっている。
（発明の目的） 本発明は、上記の如き事情に鑑み、板状物反転機構及び
これに連続する各種装置の作動を停止することなく、ク
ランプ装置の洗滌を行い、作業能率を向上し得る洗滌方
法及び装置の提供を目的とする。
これに連続する各種装置の作動を停止することなく、ク
ランプ装置の洗滌を行い、作業能率を向上し得る洗滌方
法及び装置の提供を目的とする。
（発明の構成） 本発明に係る洗滌方法は、ローターの外周面上に複数列
の板状物クランプ部が該ローターの軸方向に延設配置さ
れ、ローターの回転に伴って該クランプ部を順次開閉す
ることにより、糊付後の板状物の把握・反転・開放を連
続的に行う板状物の反転機構に於いて、板状物クランプ
部を、板状物開放後、別の板状物を把握する間の周回軌
道上で順次洗滌水中を通過させ、且つ洗滌水中を通過す
る間に、板状物クランプ部の各クランプの上下クランプ
プレート間にエアーを噴出させることにより、上下クラ
ンププレートに付着した糊等を除去するよう構成されて
いる。
の板状物クランプ部が該ローターの軸方向に延設配置さ
れ、ローターの回転に伴って該クランプ部を順次開閉す
ることにより、糊付後の板状物の把握・反転・開放を連
続的に行う板状物の反転機構に於いて、板状物クランプ
部を、板状物開放後、別の板状物を把握する間の周回軌
道上で順次洗滌水中を通過させ、且つ洗滌水中を通過す
る間に、板状物クランプ部の各クランプの上下クランプ
プレート間にエアーを噴出させることにより、上下クラ
ンププレートに付着した糊等を除去するよう構成されて
いる。
又、本発明に係る洗滌装置は、ローターの外周面上に上
クランププレートと下クランププレートを有する複数列
の板状物クランプ部が該ローターの軸方向に延設配置さ
れ、ローターの回転に伴って該クランプ部を順次開閉す
ることにより、糊付後の板状物の把握・反転・開放を連
続的に行う板状物の反転機構に於いて、板状物クランプ
部の板状物開放後、別の板状物を把握する間の周回軌道
上に洗滌水槽を配置すると共に、板状物クランプ部の各
クランプの上下クランププレート間にエアー噴出部を形
成し、ローターと相対回動可能で且つ外周の一部を大径
とした環状カムをローター回転軸の一端側に同軸配置す
ると共に、各板状物クランプ部に夫々連繋された複数の
エアー噴出用操作スイッチを空転ローラを介して前記環
状カム外周部に当接するようローターの側面上に設置
し、ローターの回転に伴う環状カムとローター側面との
相対位置変化により各操作スイッチが順次環状カム大径
外周部と当接して作動され、これにより各板状物クラン
プ部がローターの周回軌道上の洗滌水槽内通過位置にあ
るとき、エアー噴出部から上下クランププレート間にエ
アー噴出操作されることにより、上下クランププレート
に付着した糊等を除去するよう構成されている。
クランププレートと下クランププレートを有する複数列
の板状物クランプ部が該ローターの軸方向に延設配置さ
れ、ローターの回転に伴って該クランプ部を順次開閉す
ることにより、糊付後の板状物の把握・反転・開放を連
続的に行う板状物の反転機構に於いて、板状物クランプ
部の板状物開放後、別の板状物を把握する間の周回軌道
上に洗滌水槽を配置すると共に、板状物クランプ部の各
クランプの上下クランププレート間にエアー噴出部を形
成し、ローターと相対回動可能で且つ外周の一部を大径
とした環状カムをローター回転軸の一端側に同軸配置す
ると共に、各板状物クランプ部に夫々連繋された複数の
エアー噴出用操作スイッチを空転ローラを介して前記環
状カム外周部に当接するようローターの側面上に設置
し、ローターの回転に伴う環状カムとローター側面との
相対位置変化により各操作スイッチが順次環状カム大径
外周部と当接して作動され、これにより各板状物クラン
プ部がローターの周回軌道上の洗滌水槽内通過位置にあ
るとき、エアー噴出部から上下クランププレート間にエ
アー噴出操作されることにより、上下クランププレート
に付着した糊等を除去するよう構成されている。
（発明の実施例） 第１及２図示反転機構Ａは、合板仕組み装置に於ける中
板用反転機構であり、図示しないスプレッダーにより表
裏両面に糊付けされて搬送機構Ｂにより連続的に移送さ
れてくる中板Ｃを合板仕組み堆積部Ｄ上に反転供給する
ものであって、中板Ｃの移送方向と交差する方向に横設
され且つ図示しないモータにより中板Ｃの移送方向に回
動する円筒状ローター１０の外周部に、４列のクランプ
部２０が、当該ローター１０の円周方向を等間隔で分割
する位置に夫々ローター１０の軸方向に沿って設置され
ている。各クランプ部２０は、ローター１０の両側外周
部に垂立した一対の軸承部１０ｂ・１０ｂ間軸方向に相
対回動可能に掛渡したクランプ支承軸２１に、複数のク
ランプ２２を等間隔に取付けて成っている。
板用反転機構であり、図示しないスプレッダーにより表
裏両面に糊付けされて搬送機構Ｂにより連続的に移送さ
れてくる中板Ｃを合板仕組み堆積部Ｄ上に反転供給する
ものであって、中板Ｃの移送方向と交差する方向に横設
され且つ図示しないモータにより中板Ｃの移送方向に回
動する円筒状ローター１０の外周部に、４列のクランプ
部２０が、当該ローター１０の円周方向を等間隔で分割
する位置に夫々ローター１０の軸方向に沿って設置され
ている。各クランプ部２０は、ローター１０の両側外周
部に垂立した一対の軸承部１０ｂ・１０ｂ間軸方向に相
対回動可能に掛渡したクランプ支承軸２１に、複数のク
ランプ２２を等間隔に取付けて成っている。
各クランプ２２は、第３〜７図示の如く、後端部に空転
ローラ２２ａを取付けた上部クランププレート２２ｂを
枢軸２２ｃで下部クランププレート２２ｄに上下方向揺
動可能に枢着し、上部クランププレート２２ｂから垂下
されたガイドバー２２０を下部プレート２２ｄに形成し
たスロット２２３に挿通すると共に、枢軸２２ｃに巻回
したスプリング２２ｅで上部クランププレート２２ｂを
常時クランプ開成方向に附勢して構成されている。上下
クランププレート２２ｂ・２２ｄは、その先端側に、合
成樹脂製の内張りプレート２２１・２２２を夫々装着し
ており、この内張りプレート２２１・２２２間に板状物
を挾持するようになっている。下部クランププレート２
２ｄの内張りプレート２２２後端側には、後述のエアー
ダクト２２４に連通され複数のエアー噴出口２２５ａを
有するエアー噴出プレート２２５が取付けられており、
上下クランププレート２２ｂ・２２ｄの閉成時に、上下
内張りプレート２２１・２２２のクリアランスに向けて
エアー噴出するようになっている。
ローラ２２ａを取付けた上部クランププレート２２ｂを
枢軸２２ｃで下部クランププレート２２ｄに上下方向揺
動可能に枢着し、上部クランププレート２２ｂから垂下
されたガイドバー２２０を下部プレート２２ｄに形成し
たスロット２２３に挿通すると共に、枢軸２２ｃに巻回
したスプリング２２ｅで上部クランププレート２２ｂを
常時クランプ開成方向に附勢して構成されている。上下
クランププレート２２ｂ・２２ｄは、その先端側に、合
成樹脂製の内張りプレート２２１・２２２を夫々装着し
ており、この内張りプレート２２１・２２２間に板状物
を挾持するようになっている。下部クランププレート２
２ｄの内張りプレート２２２後端側には、後述のエアー
ダクト２２４に連通され複数のエアー噴出口２２５ａを
有するエアー噴出プレート２２５が取付けられており、
上下クランププレート２２ｂ・２２ｄの閉成時に、上下
内張りプレート２２１・２２２のクリアランスに向けて
エアー噴出するようになっている。
ローター１０の下方には、第１図示の如く、洗滌水槽４
００が設置されており、ローター１０の所定回転域に於
いて、各クランプ部２０の先端側が洗滌水槽４００内を
通過するよう構成されている。
００が設置されており、ローター１０の所定回転域に於
いて、各クランプ部２０の先端側が洗滌水槽４００内を
通過するよう構成されている。
ローター１０の外周部軸方向には、第８図示の如く、各
クランプ部２０に対応する４本のクランプ作動軸１１が
軸承部１０ｂ・１０ｂと相対回動可能に設置され、各ク
ランプ作動軸１１上には各クランプ２２に対応する複数
の作動カム１２がその傾斜カム面１２ａで対応クランプ
２２の後端部ローラ２２ａ下面と当接し得るよう構成さ
れている。各クランプ作動軸１１の一端側は、ローター
１０の側面部に取付けられたエアシリンダ１３に一端を
連結すると共に中央部でローター１０の側面に枢支され
たリンクレバー１４の他端に相対回動可能且つ軸方向相
対摺動不能に連結されており、エアシリンダ１３により
ローター１０軸方向に往復駆動可能となっている。尚、
クランプ作動軸１１はクランプ支承軸２１と相対回動不
能で且つ軸方向相対摺動可能に連結されている。
クランプ部２０に対応する４本のクランプ作動軸１１が
軸承部１０ｂ・１０ｂと相対回動可能に設置され、各ク
ランプ作動軸１１上には各クランプ２２に対応する複数
の作動カム１２がその傾斜カム面１２ａで対応クランプ
２２の後端部ローラ２２ａ下面と当接し得るよう構成さ
れている。各クランプ作動軸１１の一端側は、ローター
１０の側面部に取付けられたエアシリンダ１３に一端を
連結すると共に中央部でローター１０の側面に枢支され
たリンクレバー１４の他端に相対回動可能且つ軸方向相
対摺動不能に連結されており、エアシリンダ１３により
ローター１０軸方向に往復駆動可能となっている。尚、
クランプ作動軸１１はクランプ支承軸２１と相対回動不
能で且つ軸方向相対摺動可能に連結されている。
ローター１０の回動軸１０ａの一端側には、第８及９図
示の如く、ローター１０とほぼ同径で且つこれと同軸回
転するデイスクプレート１５と、軸受１６を介してロー
ター１０と相対回動可能で且つ機枠１７に一端を固定し
たレバー１８により回転阻止状態とされている円筒状ラ
ップ１９とが隣接配置されている。ラップ１９のデイス
クプレート１５側外周上には、所定長さを有する一対の
スライドカバー２００・２００を冠した環状ボス１９ａ
が突出されており、各スライドカバー２００は、その側
部に形成したスリット２００ａ・２００ａ位置で環状ボ
ス１９ａに締付け固定され、スリット２００ａの長さ範
囲内で環状ボス１９ａとの相対位置移動が可能となって
いる。又、環状ボス１９ａのスライドカバー２００・２
００間には、クランプ部２０の板状物開放回転域に対応
して中間径部１９０が形成されている。一方、デイスク
プレート１５のラップ１９側には、前記各エアシリンダ
ー１３を夫々作動させる４つのメカニカルバルブ３０…
が等間隔放射状に設置されると共に、各メカニカルバル
ブ３０の先端３０ａとラップ１９外周間には、板バネ３
１によりラップ１９側に常時附勢され且つ基端をデイス
クプレート１５上に枢支された揺動レバー３２の先端に
取付けた空転ローラ３２ａを介在させている。尚、各メ
カニカルバルブ３０の先端に空転ローラを直接取付ける
構成としても良い。
示の如く、ローター１０とほぼ同径で且つこれと同軸回
転するデイスクプレート１５と、軸受１６を介してロー
ター１０と相対回動可能で且つ機枠１７に一端を固定し
たレバー１８により回転阻止状態とされている円筒状ラ
ップ１９とが隣接配置されている。ラップ１９のデイス
クプレート１５側外周上には、所定長さを有する一対の
スライドカバー２００・２００を冠した環状ボス１９ａ
が突出されており、各スライドカバー２００は、その側
部に形成したスリット２００ａ・２００ａ位置で環状ボ
ス１９ａに締付け固定され、スリット２００ａの長さ範
囲内で環状ボス１９ａとの相対位置移動が可能となって
いる。又、環状ボス１９ａのスライドカバー２００・２
００間には、クランプ部２０の板状物開放回転域に対応
して中間径部１９０が形成されている。一方、デイスク
プレート１５のラップ１９側には、前記各エアシリンダ
ー１３を夫々作動させる４つのメカニカルバルブ３０…
が等間隔放射状に設置されると共に、各メカニカルバル
ブ３０の先端３０ａとラップ１９外周間には、板バネ３
１によりラップ１９側に常時附勢され且つ基端をデイス
クプレート１５上に枢支された揺動レバー３２の先端に
取付けた空転ローラ３２ａを介在させている。尚、各メ
カニカルバルブ３０の先端に空転ローラを直接取付ける
構成としても良い。
ローター１０の回転軸１０ａの他端側には、第１０図示
の如く、ローター１０とほぼ同径のデイスクプレート３
３を外周上に垂立固定した円筒状ラップ３４が、軸受３
５を介してローター１０と相対回動可能に配置され且つ
機枠１７とデイスクプレート３３の連結により回転阻止
状態とされている。デイスクプレート３３のローター１
０側には、前記各クランプ作動軸１１の他端に軸方向相
対摺動可能で且つ相対回動不能にその一端を取付けたレ
バー３５の他端側に取付けられた空転ローラ３５ａを嵌
装案内するガイド溝３６ａを形成した環状ボス３６を、
ローター１０の回転に伴って空転ローラ３５ａが移動す
べき所定の軌跡に対応して突設している。
の如く、ローター１０とほぼ同径のデイスクプレート３
３を外周上に垂立固定した円筒状ラップ３４が、軸受３
５を介してローター１０と相対回動可能に配置され且つ
機枠１７とデイスクプレート３３の連結により回転阻止
状態とされている。デイスクプレート３３のローター１
０側には、前記各クランプ作動軸１１の他端に軸方向相
対摺動可能で且つ相対回動不能にその一端を取付けたレ
バー３５の他端側に取付けられた空転ローラ３５ａを嵌
装案内するガイド溝３６ａを形成した環状ボス３６を、
ローター１０の回転に伴って空転ローラ３５ａが移動す
べき所定の軌跡に対応して突設している。
ローター１０の外周部軸方向には、各クランプ作動軸１
１に沿って更にエアーダクト２２４が配置されており、
各エアーダクト２２４は、ローター１０内部軸方向に設
置され図示しないエアーコンプレッサと接続したメイン
ダクト２２５に夫々フレキシブルチューブ２２４ａによ
り接続されている。
１に沿って更にエアーダクト２２４が配置されており、
各エアーダクト２２４は、ローター１０内部軸方向に設
置され図示しないエアーコンプレッサと接続したメイン
ダクト２２５に夫々フレキシブルチューブ２２４ａによ
り接続されている。
円筒状ラップ３４のローター１０側面側外周上には、第
１０及１１図示の如く、所定長さのスライドカバー３０
０を冠した環状ボス３４ａが突出されており、スライド
カバー３００は、その側部に形成してスリット３００ａ
・３００ａ位置で環状ボス３４ａに締付け固定され、ス
リット３００ａの長さ範囲内で環状ボス３４ａとの相対
位置移動が可能となっている。一方、ローター１０の側
面上には、４つのメカニカルバルブ３３０…が等間隔放
射状に設置されると共に、各メカニカルバルブ３３０の
先端３３０ａとラップ３４外周間には、板バネ３３１に
よりラップ３４側に常時附勢され且つ基端をローター１
０側面上に枢支された揺動レバー３３２の先端に取付け
た空転ローラ３３２ａを介在させている。尚、各メカニ
カルバルブ３３０の先端に空転ローラを直接取付ける構
成としても良い。このメカニカルバルブ３３０は、夫
々、メインダクト２２５と各エアーダクト２２４を接続
するフレキシブルチューブ２２４ａに接続されており、
メインダクト２２５から各エアーダクト２２４へのエア
ー噴出用操作スイッチとして機能する。尚、メインダク
ト２２５は、ローター１０の反対側面側でエアシリンダ
１３・１３と接続されている。
１０及１１図示の如く、所定長さのスライドカバー３０
０を冠した環状ボス３４ａが突出されており、スライド
カバー３００は、その側部に形成してスリット３００ａ
・３００ａ位置で環状ボス３４ａに締付け固定され、ス
リット３００ａの長さ範囲内で環状ボス３４ａとの相対
位置移動が可能となっている。一方、ローター１０の側
面上には、４つのメカニカルバルブ３３０…が等間隔放
射状に設置されると共に、各メカニカルバルブ３３０の
先端３３０ａとラップ３４外周間には、板バネ３３１に
よりラップ３４側に常時附勢され且つ基端をローター１
０側面上に枢支された揺動レバー３３２の先端に取付け
た空転ローラ３３２ａを介在させている。尚、各メカニ
カルバルブ３３０の先端に空転ローラを直接取付ける構
成としても良い。このメカニカルバルブ３３０は、夫
々、メインダクト２２５と各エアーダクト２２４を接続
するフレキシブルチューブ２２４ａに接続されており、
メインダクト２２５から各エアーダクト２２４へのエア
ー噴出用操作スイッチとして機能する。尚、メインダク
ト２２５は、ローター１０の反対側面側でエアシリンダ
１３・１３と接続されている。
このように構成する反転機構Ａでは、図示しないモータ
によるローター１０の回転駆動に伴ってデイスクプレー
ト１５が同軸回転し、各揺動アーム３２先端の空転ロー
ラ３２ａが順次環状ボス１９ａ外周上のスライドカバー
２００と当接することによって、各メカニカルバルブ３
０が順次作動する。このメカニカルバルブ３０よりの信
号を受けて対応エアシリンダ１３が順次駆動され、リン
クレバー１４を介して各クランプ作動軸１１をローター
１０の軸方向に往復動させる。これに伴い、クランプ作
動軸１１上の作動カム１２の傾斜カム面１２ａが各クラ
ンプ２２後端の空転ローラ２２ａと当接してこれを上下
動させ、スプリング２２ｅの附勢力に抗して上部クラン
ププレート２２ｂを開閉作動させる。尚、揺動アーム３
２の先端ローラ３２ａが環状ボス１９ａの外周上の中間
径部１９０と当接する間、対応するクランプ部２０は半
開き状態となっている。
によるローター１０の回転駆動に伴ってデイスクプレー
ト１５が同軸回転し、各揺動アーム３２先端の空転ロー
ラ３２ａが順次環状ボス１９ａ外周上のスライドカバー
２００と当接することによって、各メカニカルバルブ３
０が順次作動する。このメカニカルバルブ３０よりの信
号を受けて対応エアシリンダ１３が順次駆動され、リン
クレバー１４を介して各クランプ作動軸１１をローター
１０の軸方向に往復動させる。これに伴い、クランプ作
動軸１１上の作動カム１２の傾斜カム面１２ａが各クラ
ンプ２２後端の空転ローラ２２ａと当接してこれを上下
動させ、スプリング２２ｅの附勢力に抗して上部クラン
ププレート２２ｂを開閉作動させる。尚、揺動アーム３
２の先端ローラ３２ａが環状ボス１９ａの外周上の中間
径部１９０と当接する間、対応するクランプ部２０は半
開き状態となっている。
又、ローター１０の回転駆動に伴って、各クランプ作動
軸１１に連結されたレバー３５の空転ローラ３５ａが、
デイスクプレート３３上の環状ボス３６内のガイド溝３
６ａに沿って転動することによりクランプ作動軸１１を
回動させ、クランプ２２全体をローター１０の半径方向
に揺動させる。
軸１１に連結されたレバー３５の空転ローラ３５ａが、
デイスクプレート３３上の環状ボス３６内のガイド溝３
６ａに沿って転動することによりクランプ作動軸１１を
回動させ、クランプ２２全体をローター１０の半径方向
に揺動させる。
更に、ローター１０の回転駆動に伴って、ローター１０
側面上の各揺動アーム３３２先端の空転ローラ３３２ａ
が順次環状ボス３４ａ外周上のスライドカバー３００と
当接することによって、各メカニカルバルブ３３０が順
次作動する。これによりローター１０の所定回転域に於
いて、メインダクト２２５からのエアーがフレキシブル
チューブ２２４ａを介してエアーダクト２２４に供給さ
れる。これにより、クランプ２２の先端側が、板状物開
放後洗滌水槽４００内を通過する際、エアー噴出口２２
５ａからエアーが噴射されて、洗滌水槽４００内の洗滌
水によるクランプ２２の上下内張りプレート２２１・２
２２の洗滌を行う。
側面上の各揺動アーム３３２先端の空転ローラ３３２ａ
が順次環状ボス３４ａ外周上のスライドカバー３００と
当接することによって、各メカニカルバルブ３３０が順
次作動する。これによりローター１０の所定回転域に於
いて、メインダクト２２５からのエアーがフレキシブル
チューブ２２４ａを介してエアーダクト２２４に供給さ
れる。これにより、クランプ２２の先端側が、板状物開
放後洗滌水槽４００内を通過する際、エアー噴出口２２
５ａからエアーが噴射されて、洗滌水槽４００内の洗滌
水によるクランプ２２の上下内張りプレート２２１・２
２２の洗滌を行う。
このようにして、ローター１０上の各板状物クランプ部
２０は、順次ローター１０の周回軌道上所定位置でクラ
ンプ２２を開放して板状物を受取り把握し、ローター１
０の回転に伴って受取り板状物Ｃを反転させると共にロ
ーター１０の周回軌道上所定位置でローター１０の半径
方向に揺動して受取り板状物Ｃを略水平状態とし、この
状態でクランプ部２０を半開き状態として受取り板状物
Ｃを開放する。板状物開放後、クランプ部２０は再び閉
成されて洗滌水槽を通過し、別の板状物把握域に回動し
つつクランプ開成を行う。この工程を各板状物クランプ
部２０が順次繰返すことにより、連続的に板状物を反転
すると共に、反転機構Ａの作動中にクランプ２２の洗滌
を連続的に実施するものである。
２０は、順次ローター１０の周回軌道上所定位置でクラ
ンプ２２を開放して板状物を受取り把握し、ローター１
０の回転に伴って受取り板状物Ｃを反転させると共にロ
ーター１０の周回軌道上所定位置でローター１０の半径
方向に揺動して受取り板状物Ｃを略水平状態とし、この
状態でクランプ部２０を半開き状態として受取り板状物
Ｃを開放する。板状物開放後、クランプ部２０は再び閉
成されて洗滌水槽を通過し、別の板状物把握域に回動し
つつクランプ開成を行う。この工程を各板状物クランプ
部２０が順次繰返すことにより、連続的に板状物を反転
すると共に、反転機構Ａの作動中にクランプ２２の洗滌
を連続的に実施するものである。
（本発明の効果） 本発明に係る板状物反転機構に於けるクランプ洗滌方法
及び装置に依れば、反転機構及びこれに連続する各種装
置の作動を停止することなく、クランプ装置の洗滌を行
い、作業能率を向上し得る。
及び装置に依れば、反転機構及びこれに連続する各種装
置の作動を停止することなく、クランプ装置の洗滌を行
い、作業能率を向上し得る。
第１図は合板仕組み装置に組込まれた板状物反転機構の
側面図、第２図はその平面図、第３〜６図はクランプの
詳細を示す側断面・側面・平面及び背面図、第７図はク
ランプのエアー噴出機構を示す説明図、第８図はロータ
ーの一端側を示す側断面図、第９図はその要部正面図、
第１０図はローターの他端側を示す側断面図、第１１図
はその要部正面図である。 10……ローター、20……板状物クランプ部 400……洗滌水槽、22……クランプ 22b……上部クランププレート 22d……下部クランププレート 225……エアー噴出部 330……エアー噴出用操作スイッチ 300……スライドカバー、34a……環状ボス
側面図、第２図はその平面図、第３〜６図はクランプの
詳細を示す側断面・側面・平面及び背面図、第７図はク
ランプのエアー噴出機構を示す説明図、第８図はロータ
ーの一端側を示す側断面図、第９図はその要部正面図、
第１０図はローターの他端側を示す側断面図、第１１図
はその要部正面図である。 10……ローター、20……板状物クランプ部 400……洗滌水槽、22……クランプ 22b……上部クランププレート 22d……下部クランププレート 225……エアー噴出部 330……エアー噴出用操作スイッチ 300……スライドカバー、34a……環状ボス
Claims (3)
- 【請求項１】ローターの外周面上に複数列の板状物クラ
ンプ部が該ローターの軸方向に延設配置され、ローター
の回転に伴って該クランプ部を順次開閉することによ
り、糊付後の板状物の把握・反転・開放を連続的に行う
板状物の反転機構に於いて、 板状物クランプ部を、板状物開放後、別の板状物を把握
する間の周回軌道上で順次洗滌水中を通過させ、且つ 洗滌水中を通過する間に、板状物クランプ部の各クラン
プの上下クランププレート間にエアーを噴出させること
により、 上下クランププレートに付着した糊等の付着物を除去す
ること、 を特徴とするクランプ洗滌方法。 - 【請求項２】ローターの外周面上に上クランププレート
と下クランププレートを有する複数列の板状物クランプ
部が該ローターの軸方向に延設配置され、ローターの回
転に伴って該クランプ部を順次開閉することにより、糊
付後の板状物の把握・反転・開放を連続的に行う板状物
の反転機構に於いて、 板状物クランプ部の板状物開放後、別の板状物を把握す
る間の周回軌道上に洗滌水槽を配置すると共に、板状物
クランプ部の各クランプの上下クランププレート間にエ
アー噴出部を形成し、 ローターと相対回動可能で且つ外周の一部を大径とした
環状カムをローター回転軸の一端側に同軸配置すると共
に、各板状物クランプ部に夫々連繋された複数のエアー
噴出用操作スイッチを空転ローラを介して前記環状カム
外周部に当接するようローターの側面上に設置し、 ローターの回転に伴う環状カムとローター側面との相対
位置変化により各操作スイッチが順次環状カム大径外周
部と当接して作動され、これにより各板状物クランプ部
がローターの周回軌道上の洗滌水槽内通過位置にあると
き、エアー噴出部から上下クランププレート間にエアー
噴出操作されることにより、 上下クランププレートに付着した糊等の付着物を除去す
ること、 を特徴とするクランプ洗滌装置。 - 【請求項３】上記環状カムが、大径のスライドカバーを
相対位置変化可能に冠した環状ボスから成る、特許請求
の範囲第（２）項に記載のクランプ洗滌装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8455484A JPH0643228B2 (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | 板状物の反転機構に於けるクランプ洗滌方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8455484A JPH0643228B2 (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | 板状物の反転機構に於けるクランプ洗滌方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60228349A JPS60228349A (ja) | 1985-11-13 |
| JPH0643228B2 true JPH0643228B2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=13833860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8455484A Expired - Lifetime JPH0643228B2 (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | 板状物の反転機構に於けるクランプ洗滌方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643228B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107127191B (zh) * | 2017-06-29 | 2023-03-24 | 山东吉威医疗制品有限公司 | 一种球囊清洗设备 |
| CN111086071B (zh) * | 2018-10-24 | 2021-11-26 | 株式会社名南制作所 | 单板移动装置 |
-
1984
- 1984-04-26 JP JP8455484A patent/JPH0643228B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60228349A (ja) | 1985-11-13 |
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