JPH064311Y2 - キャピラリ形標準リーク発生器 - Google Patents
キャピラリ形標準リーク発生器Info
- Publication number
- JPH064311Y2 JPH064311Y2 JP1988022840U JP2284088U JPH064311Y2 JP H064311 Y2 JPH064311 Y2 JP H064311Y2 JP 1988022840 U JP1988022840 U JP 1988022840U JP 2284088 U JP2284088 U JP 2284088U JP H064311 Y2 JPH064311 Y2 JP H064311Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capillary
- sleeve
- standard leak
- sniffer probe
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 Ａ．産業上の利用分野 この考案は、たとえばヘリウムリーク試験装置における
スニファプローブの校正を行う際に利用する標準リーク
発生器に関する。
スニファプローブの校正を行う際に利用する標準リーク
発生器に関する。
Ｂ．従来の技術 従来の標準リーク発生器は第４図、第５図に示すとおり
である。すなわちこれらの図は標準リーク発生器の先端
部分のみを示しているが、発生管１の内方には標準リー
クを発生させるためのキャピラリ３が設置されさらに先
端にはスリーブ２がねじ結合で伸設されている。発生管
１の内方途中にはフィルタ４が介設されている。そして
使用においては、第５図に示すとおりスリーブ２の内方
にスニファプローブＳの筒部が挿入され、リーク発生器
本体側からのヘリウムＨｅがキャピラリ３からスニファ
プローブＳへと流れていき校正作業を可能にする。
である。すなわちこれらの図は標準リーク発生器の先端
部分のみを示しているが、発生管１の内方には標準リー
クを発生させるためのキャピラリ３が設置されさらに先
端にはスリーブ２がねじ結合で伸設されている。発生管
１の内方途中にはフィルタ４が介設されている。そして
使用においては、第５図に示すとおりスリーブ２の内方
にスニファプローブＳの筒部が挿入され、リーク発生器
本体側からのヘリウムＨｅがキャピラリ３からスニファ
プローブＳへと流れていき校正作業を可能にする。
Ｃ．考案が解決しようとする課題 フニファプローブＳの吸込量が大きい場合、スリーブ２
の内径とスニファプローブＳとの間隙が大きいと、第５
図に示すとおり外部から空気（Ａｉｒ）が吸い込まれて
流れ込み、ヘリウムＨｅがスリーブ２の内方にたまって
スニファプローブＳにながれない。スリーブ２の内径と
スニファプローブＳとの間隙を手で持って封じることも
できるが不便である。キャピラリ３とスニファプローブ
Ｓとの間隔を小さくすることも考えられるが、スニファ
プローブＳの吸引が大きいとキャピラリ３からのヘリウ
ムＨｅの流れが乱れ、標準リークが発生しなくなる。
の内径とスニファプローブＳとの間隙が大きいと、第５
図に示すとおり外部から空気（Ａｉｒ）が吸い込まれて
流れ込み、ヘリウムＨｅがスリーブ２の内方にたまって
スニファプローブＳにながれない。スリーブ２の内径と
スニファプローブＳとの間隙を手で持って封じることも
できるが不便である。キャピラリ３とスニファプローブ
Ｓとの間隔を小さくすることも考えられるが、スニファ
プローブＳの吸引が大きいとキャピラリ３からのヘリウ
ムＨｅの流れが乱れ、標準リークが発生しなくなる。
Ｄ．課題を解決するための手段 リーク発生管内方のキャピラリから先端のスリーブ内方
に向けて標準リークを発生させるようにした標準リーク
発生器において、前記スリーブ内方に、スニファプロー
ブが挿入された際スリーブ内面とスニファプローブとの
シールを行うシール機構を設けるとともに、キャピラリ
のガス出口より上流側に空気吸い込み用の通孔を設け
る。
に向けて標準リークを発生させるようにした標準リーク
発生器において、前記スリーブ内方に、スニファプロー
ブが挿入された際スリーブ内面とスニファプローブとの
シールを行うシール機構を設けるとともに、キャピラリ
のガス出口より上流側に空気吸い込み用の通孔を設け
る。
Ｅ．作用 シール機構によってスリーブ２の内径とスニファプロー
ブＳとの間隙から空気（ＡｉＲ）が吸い込まれて流れ込
むことがなくなる。スニファプローブに吸引される空気
はすべてキャピラリ出口より上流の通孔から吸い込まれ
るため、この空気の流れに沿ってキャピラリからのガス
が流れる。
ブＳとの間隙から空気（ＡｉＲ）が吸い込まれて流れ込
むことがなくなる。スニファプローブに吸引される空気
はすべてキャピラリ出口より上流の通孔から吸い込まれ
るため、この空気の流れに沿ってキャピラリからのガス
が流れる。
Ｆ．実施例 以下、この考案の標準リーク発生器を第１図から第３図
に示す実施例にしたがって説明する。
に示す実施例にしたがって説明する。
第１図は、第４図と同様の形でこの考案の標準リーク発
生器の先端部を示す断面図で、第４図と同一符号の部品
は第４図と同一の部品を示し説明は省略する。７がこの
考案の特徴とするシール機構を校正するＯリングで、ス
リーブ２の内方に取付けられている。またスリーブ２に
はキャピラリ３の外方位置にて通孔Ｈが穿設されこの通
孔Ｈにはフィルタ５が埋設されている。さらにキャピラ
リ３の先端近傍でスリーブ２の内方にもフィルタ６が介
設されている。
生器の先端部を示す断面図で、第４図と同一符号の部品
は第４図と同一の部品を示し説明は省略する。７がこの
考案の特徴とするシール機構を校正するＯリングで、ス
リーブ２の内方に取付けられている。またスリーブ２に
はキャピラリ３の外方位置にて通孔Ｈが穿設されこの通
孔Ｈにはフィルタ５が埋設されている。さらにキャピラ
リ３の先端近傍でスリーブ２の内方にもフィルタ６が介
設されている。
したがって第２図に示すように、スリーブ２内方にスニ
ファプローブＳが挿入されて校正作業をするとき、Ｏリ
ング７によってスリーブ２の内径とスニファプローブＳ
との間隙はなくなり、この間隙から空気（Ａｉｒ）が吸
い込まれて流れ込むことはない。しかもスリーブ２には
キャピラリ３の外方位置にて通孔Ｈが穿設されこの通孔
Ｈからも空気（Ａｉｒ）が吸い込まれて流れ込み、この
流れにそってキャピラリ３からのヘリウムＨｅの流れは
良好となり、スニファプローブＳへと吸込まれる。フィ
ルタ５，６の設置は吸い込まれて流れ込む空気（Ａｉ
ｒ）の中の塵埃などによるキャピラリ３の目づまりを防
止するためである。なおこれらフィルタ５，６は、キャ
ピラリ３の先端部が減圧されぬ程度の細かさのものを使
用する。
ファプローブＳが挿入されて校正作業をするとき、Ｏリ
ング７によってスリーブ２の内径とスニファプローブＳ
との間隙はなくなり、この間隙から空気（Ａｉｒ）が吸
い込まれて流れ込むことはない。しかもスリーブ２には
キャピラリ３の外方位置にて通孔Ｈが穿設されこの通孔
Ｈからも空気（Ａｉｒ）が吸い込まれて流れ込み、この
流れにそってキャピラリ３からのヘリウムＨｅの流れは
良好となり、スニファプローブＳへと吸込まれる。フィ
ルタ５，６の設置は吸い込まれて流れ込む空気（Ａｉ
ｒ）の中の塵埃などによるキャピラリ３の目づまりを防
止するためである。なおこれらフィルタ５，６は、キャ
ピラリ３の先端部が減圧されぬ程度の細かさのものを使
用する。
この考案の変形例として第３図に示すものを挙げること
ができる。この変形例は第２図におけるフィルタ７をな
くしたもので通孔Ｈからの空気（Ａｉｒ）が吸い込みに
よるキャピラリ３からのヘリウムＨｅの流れを良好にす
る。
ができる。この変形例は第２図におけるフィルタ７をな
くしたもので通孔Ｈからの空気（Ａｉｒ）が吸い込みに
よるキャピラリ３からのヘリウムＨｅの流れを良好にす
る。
Ｇ．考案の効果 この考案は以上説明したとおりであるから、キャピラリ
からのヘリウムガスを正しくスニファプローブへ導くこ
とができ、良好な校正作業を補償する。
からのヘリウムガスを正しくスニファプローブへ導くこ
とができ、良好な校正作業を補償する。
第１図から第３図は、この考案の標準リーク発生器を示
す図、第４図と第５図は従来の構造を示す図である。 １……発生管、２……スリーブ、３……キャピラリ、 ４，５，６……フィルタ、７……Ｏリング、 Ｈ……通孔。
す図、第４図と第５図は従来の構造を示す図である。 １……発生管、２……スリーブ、３……キャピラリ、 ４，５，６……フィルタ、７……Ｏリング、 Ｈ……通孔。
Claims (1)
- 【請求項１】リーク発生管内方のキャピラリから先端の
スリーブ内方に向けて標準リークを発生させるようにし
た標準リーク発生器において、前記スリーブ内方に、ス
ニファプローブが挿入された際スリーブ内面とスニファ
プローブとのシールを行うシール機構を設けるととも
に、キャピラリのガス出口より上流側に空気吸い込み用
の通孔を設け、通孔から吸い込まれた空気の流れに沿っ
てキャピラリからのガスが流れるようにしたことを特徴
とするキャピラリ形標準リーク発生器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988022840U JPH064311Y2 (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 | キャピラリ形標準リーク発生器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988022840U JPH064311Y2 (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 | キャピラリ形標準リーク発生器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01126543U JPH01126543U (ja) | 1989-08-29 |
| JPH064311Y2 true JPH064311Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=31241311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988022840U Expired - Lifetime JPH064311Y2 (ja) | 1988-02-23 | 1988-02-23 | キャピラリ形標準リーク発生器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH064311Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006189419A (ja) * | 2004-12-30 | 2006-07-20 | Kofukin Seimitsu Kogyo (Shenzhen) Yugenkoshi | 標準校正リークの製造方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102013215278A1 (de) | 2013-08-02 | 2015-02-05 | Inficon Gmbh | Prüfleckvorrichtung mit integriertem Drucksensor |
| JP7194563B2 (ja) * | 2018-11-06 | 2022-12-22 | 株式会社フクダ | リークテスト用疑似漏れ器および疑似漏れ用ワーク |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3209579A (en) | 1961-12-28 | 1965-10-05 | Gen Electric | Gas reference leak for leak detector equipment |
| US3516278A (en) | 1967-04-17 | 1970-06-23 | Euratom | Apparatus for producing calibrated leaks |
-
1988
- 1988-02-23 JP JP1988022840U patent/JPH064311Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3209579A (en) | 1961-12-28 | 1965-10-05 | Gen Electric | Gas reference leak for leak detector equipment |
| US3516278A (en) | 1967-04-17 | 1970-06-23 | Euratom | Apparatus for producing calibrated leaks |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006189419A (ja) * | 2004-12-30 | 2006-07-20 | Kofukin Seimitsu Kogyo (Shenzhen) Yugenkoshi | 標準校正リークの製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01126543U (ja) | 1989-08-29 |
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