JPH0642997A - 液体流量検出装置 - Google Patents

液体流量検出装置

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JPH0642997A
JPH0642997A JP4212740A JP21274092A JPH0642997A JP H0642997 A JPH0642997 A JP H0642997A JP 4212740 A JP4212740 A JP 4212740A JP 21274092 A JP21274092 A JP 21274092A JP H0642997 A JPH0642997 A JP H0642997A
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JP
Japan
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flow rate
pulse
detection pulse
detection
flowrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP4212740A
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English (en)
Inventor
Takayuki Kono
隆行 河野
Masahiro Kayano
雅弘 茅野
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体流量を常に正確に算出することができる
ようにする。 【構成】 流量に応じた検出パルスを発生する流量検出
部と、この検出パルスより高い周波数の基準パルスを前
記検出パルスに基づきカウントするカウント部と、この
カウント部のカウント値に応じて流量を算出する流量演
算部とを設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス瞬間式給湯機等に
おいて使用する液体流量を検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の流量検出装置としては、
流路中を一定流量の液体が通過するとその流量に応じて
検出パルスを発生し、その検出パルスの入力回数をカウ
ントすると共に、ある周期で動作する流量演算部の演算
時刻になると、制御部においてそのカウント値を流量演
算部に移してカウンターをリセットし、流量演算部にお
いてそのカウント値に基づいて流量データを算出するよ
うにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかし、上記従来技
術では、演算時刻がきた時に検出パルスのカウント値に
基づいて流量を算出しているため、一定流量であって
も、ある演算時刻と次の演算時刻との間の検出パルスの
周期と演算時刻の周期とのずれによって検出パルスの入
力回数に相違を生じ、それによって算出される流量が異
なってくる問題点があった。殊に、高速動作を図ろうと
するために演算周期を短くすると、それだけ検出パルス
の入力回数の相違は大きくなり、流量算出の際に実際と
は異なる値を算出してしまう欠点が顕著であった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、液体流量を常に正確に算出することを目的とする。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記問題点を解決する
ために本発明が講ずる技術的手段は、流量に応じた検出
パルスを発生する流量検出部と、この検出パルスより高
い周波数の基準パルスを前記検出パルスに基づきカウン
トするカウント部と、このカウント部のカウント値に応
じて流量を算出する流量演算部とを設けたことである。
【0006】上記カウント部は、前記検出パルスのパル
ス間隔に基づき前記基準パルスをカウントすることがで
きる。
【0007】上記流量演算部は、前記検出パルスに基づ
き流量を算出することができる。
【0008】
【作用】本発明は上記構成により、流量検出部から発生
した検出パルスを該検出パルスよりも高い周波数の基準
パルスを用いて測定するため、検出パルスの周期と演算
時刻の周期とのずれが生じても、演算結果に大きな影響
を及ぼすことがなく精度の高い測定を行なうことができ
る。また、検出パルスよりも高い周波数の基準パルスを
用いて検出パルスの間隔をカウントし、このカウント値
に基づいて流量を算出するため、正確な流量を算出でき
る。更に、検出パルスよりも高い周波数の基準パルスを
用いて流量を算出すると共に、検出パルスに基づき流量
算出タイミングを設定できるため、正確に流量算出が行
なえる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の詳細を、ガス瞬間式給湯機に
おける水量検出に本発明装置が使用される場合に基づい
て説明する。
【0010】流量検出部は流量センサー1により構成さ
れ、該流量センサー1は第5図に示すように水が通過す
る通路2を有する本体3と、上記通路2中に設けられ通
路2を流動通過する水により回転駆動される羽根車4
と、該羽根車4の回転軸5の先端に設けられる磁性ロー
ター6と、磁性ローター6の範囲に生ずる磁場によって
通路2内を通る流れに比例した周期で検出パルスを発生
するホール素子7とを備え、第6図に示す如く給湯機本
体8の給水管路9途中に設けられ、給湯機本体8内に配
設された制御部10に連絡する。
【0011】制御部10は8ビットのマイクロコンピュー
ターからなり、流量演算部11により上記流量センサー1
が発生する検出パルスに基づいて実流量を演算する。
【0012】上記流量演算部11による流量演算の手順を
第1図に示すフローチャートに基づいて以下に説明す
る。
【0013】流量演算部11は流量センサー1からの検出
パルスを割込み検出部12で受け入れ、パルスの周期の長
さを第2図に示すようにフリーランニングカウンター13
により所定基準パルスを用いてカウントする。
【0014】この際、割込み検出部12に新たな検出パル
スが受け入れられるとフリーランニングカウンター13の
現在値は記憶されると共にカウンターはリセットされて
再スタートする。
【0015】上記基準パルスは検出パルスよりも高い周
波数で1msに設定するが、カウント数が1バイトに納ま
るカウンター値256を越えるときにはカウント値を1
/2倍して2msの基準パルスを用いてカウントしたもの
として扱うようにする。従って、流量演算部11は、フリ
ーランニングカウンター13のカウント値が256以下で
あるかそれとも以上であるか、即ちフリーランニングカ
ウンター13のオーバーフローが有ったかどうかを判別し
て、オーバーフローが無いときには1ms基準パルス数に
より流量データを作成し、オーバーフローが有るときに
は2ms基準パルス値により流量データを作成する。
【0016】即ち、例えば第3図に示すように流量が1
0l/分の場合にはフリーランニングカウンター値は4
1であり、オーバーフローがないのでそのまま1msデー
タとして扱われるが、第4図に示すように流量が1l/
分の場合にはフリーランニングカウンター値は実際は4
11であるがオーバーフローして155となっているの
で、それを判別し、1/2倍((256+155)/2=205 )して
2msデーターを作成する。
【0017】このようにカウント値が1バイトに収まら
ないときに1/2倍して2msの基準パルスでカウントし
たものとして扱うことにより、1msの基準パルスでは1
バイトに収まりきれないデータでも1バイトに収めるこ
とができ、1バイトを有効に利用することができる。ま
た、オーバーフローが数回発生した場合でも、1バイト
に収まる範囲内にカウント値を1/N倍(N;自然数)
して、Nmsの基準パルスとして扱うことにより、上記と
同様の効果が得られる。
【0018】而して、流量演算部11は上記データに基づ
いて演算手段14が実流量を算出する。
【0019】 上記実流量の算出は次の演算式による。即ち、 1msの場合 Q(l/分)=1/ 1×10-3(s) × 2.433(HZ/l / 分)
×データ 2msの場合 Q(l/分)=1/ 2×10-3(s) × 2.433(HZ/l / 分)
×データ
【0020】斯くして、本発明流量検出装置は以上のよ
うに実施され、ガス瞬間式給湯機の場合、検出した流量
は熱交換器15に供給される水量のデーターとして制御部
10の必要熱負荷演算部16に取り込まれる。
【0021】一方、給湯機本体8は熱交換器15入口に連
絡する給水管路9に上記流量センサー1と共に入水温セ
ンサー17を備え、熱交換器15出口に連絡する給湯管路16
に出湯温センサー18を備えると共にバーナー19にガスを
供給するガス配管20には電磁弁21、ガバナー22、比例弁
23を備えている。
【0022】また給湯機本体8内には燃焼に必要な空気
を供給するファン24が装備されている。
【0023】更に、給湯機本体8とは別体にコントロー
ラー25が設けられ、該コントローラー25には電源スイッ
チ26と温度設定部27が設けられる。
【0024】そして、上記入水温センサー17、出湯温セ
ンサー18、電磁弁21、比例弁23、電源スイスッチ26、温
度設定部27、ファン24のモーターは夫々前述の流量セン
サー1と同様制御部10に電気的に連絡する。
【0025】入水温センサー17、出湯温センサー18は夫
々熱交換器15への入水温度、熱交換器15からの出湯温度
を検出してその温度に応じた電圧信号を発生し、温度設
定部27は設定温度に応じた電圧信号を発生する。
【0026】これら電圧信号は制御部10のA/D変換部
25で夫々入水温度データ、出湯温度データ、設定温度デ
ータに変換されて必要熱負荷演算部16に取り込まれる。
【0027】必要熱負荷演算部16は前述せる流量演算部
11で演算された流量データと、上記各データとに基づき
必要熱負荷を演算し、その演算値に応じた信号を発生し
て比例弁駆動回路28及びファンモーター駆動回路29を作
動させ、比例弁23の開度及びファン24’のモーターの回
転数を制御する。
【0028】この給湯機のブロック図を第7図に、フロ
ーチャートを第8図に夫々示す。
【0029】尚、電磁弁21は給湯管路16末端の水栓(図
示せず)を開けることにより給水管路9中に水の流動が
生じ、これを流量センサー1が検知し、その信号が制御
部に到達すると制御部10からの開弁信号が発生して開弁
する。
【0030】図面には示していないが、バーナー19の近
傍には電磁弁21の開弁に同期してイグニッションを発生
するイグナイターが設けられており、上記イグニッショ
ンによりバーナー19の炎口から噴出するガスに着火す
る。
【0031】尚、本発明の液体流量検出装置は、上述の
如きガス瞬間式給湯機における水量の検出のみに限ら
ず、あらゆる流体機器における液体流量の検出に実施可
能であることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上のように構成してなるの
で、流量検出部から発生した検出パルスを該検出パルス
よりも高い周波数の基準パルスを用いて測定するため、
検出パルスの周期と演算時刻の周期とのずれが生じて
も、演算結果に大きな影響を及ぼすことがなく精度の高
い測定を行なうことができ、常に正確な流量を算出する
ことができる。また、検出パルスよりも高い周波数の基
準パルスを用いて検出パルスの間隔をカウントし、この
カウント値に基づいて流量を算出するため、正確な流量
を算出できる。更に、検出パルスよりも高い周波数の基
準パルスを用いて流量を算出すると共に、検出パルスに
基づき流量算出タイミングを設定できるため、正確に流
量算出が行なえる。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す液体流量検出装置の
フローチャート。
【図2】 検出原理を説明する波形図。
【図3】 流量が10l/分のときの基準パルスカウン
トの状態を示す説明図。
【図4】 流量が1l/分のときの基準パルスのカウン
ト状態を示す説明図。
【図5】 流量センサーの断面図。
【図6】 本発明装置を使用するガス瞬間式給湯機の模
式図。
【図7】 本発明装置を使用するガス瞬間式給湯機のブ
ロック図。
【図8】 本発明装置を使用するガス瞬間式給湯機のフ
ローチャート。
【図9】 従来の水流検出原理を説明する波形図。
【符号の説明】
1:流量センサー(流量検出部) 11:流量演算部 13:フリーランニングカウンター(カウント部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流量に応じた検出パルスを発生する流量検
    出部と、この検出パルスより高い周波数の基準パルスを
    前記検出パルスに基づきカウントするカウント部と、こ
    のカウント部のカウント値に応じて流量を算出する流量
    演算部とを設けたことを特徴とする液体流量検出装置。
  2. 【請求項2】前記カウント部は、前記検出パルスのパル
    ス間隔に基づき前記基準パルスをカウントすることを特
    徴とする請求項1記載の液体流量検出装置。
  3. 【請求項3】前記流量演算部は、前記検出パルスに基づ
    き流量を算出することを特徴とする請求項1記載の液体
    流量検出装置。
JP4212740A 1992-08-10 1992-08-10 液体流量検出装置 Pending JPH0642997A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000018107A (ko) * 2000-01-12 2000-04-06 황을중 마이콤을 이용한 샤워기의 절수장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5542008A (en) * 1978-09-20 1980-03-25 Hitachi Ltd Flow meter
JPS56108913A (en) * 1980-02-02 1981-08-28 Sanfuremu Akiyumu Kk Steam flow meter

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