JPH0642919A - 光源の方向及び又は位置検出方法及びその装置 - Google Patents

光源の方向及び又は位置検出方法及びその装置

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JPH0642919A
JPH0642919A JP19724092A JP19724092A JPH0642919A JP H0642919 A JPH0642919 A JP H0642919A JP 19724092 A JP19724092 A JP 19724092A JP 19724092 A JP19724092 A JP 19724092A JP H0642919 A JPH0642919 A JP H0642919A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】簡単な構造の光源の位置検出装置を提供し、そ
れを用いて光源の位置、例えば、光源を備えた移動体を
検出或いは制御することを目的とする。 【構成】光源30と光電変換装置10の受光面との間に
遮光装置40を設け、この遮光装置40に遮られて生じ
た前記光源39からの入射光量の強弱の面分布の状態に
よって、前記光源30からの入射光の入射角度Θを検出
し、前記光源30の位置を検出するようにしている。 【効果】光源として放射状の光を利用するため、レーザ
ービームのようなビーム状にする複雑な機構が不要で、
光電変換装置の受光面に遮光装置を配置するだけの簡単
な構成であるため、小型化でき、しかも精度よく光源の
位置を検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光電変換素子、例え
ば、光位置検出素子(Position SensingDevice 以下、
単に「PSD」と記す)を用い、このPSDの受光面と
光源との間に遮光装置を設けて、この遮光装置により遮
光された前記光源からの光の強弱(明暗)を検出して、
前記光源の方向及び又は位置を特定する光源の方向及び
又は位置検出方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12及び図13を用いて、従来技術の
この種光源の位置検出方法とその装置を説明する。その
一応用例として、特開昭61−5315号の特許公開公
報に「移動物体の光学的誘導装置」が開示されている。
この公開された従来技術を図12及び図13に再掲して
説明する。
【0003】図12は従来技術の無人車の光学的誘導装
置を示した略線図であり、そして図13は図12の装置
のブロック図である。この従来技術においては、無人車
などの移動体Rを走行経路に沿って正しく走行させるに
当たって、図12に示されているように、レーザービー
ムLとPSDを組み合わせて、レーザースキャナ装置P
から照射されるレーザービームLを移動体R上に設置し
たPSDによって検出し、PSDの受光面上に入射した
レーザースポットの位置から移動体Rの偏位を検出し、
この偏位に基づいて移動体Rのステアリング機構を制御
するようにしている。
【0004】ここで、移動体Rの位置検出のための装置
は、図13に示したように、PSD1からの出力を増幅
器2を介して演算処理回路3に入力され、この演算処理
回路3の出力がステアリング機構6を駆動するモータ駆
動回路4を介して、モータ5へ入力するように構成され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような装置では、
PSD1の受光面上への入射光はスポット状でなけばな
らず、従って、レーザービームL、または複雑な光学系
を用いてビーム状に加工した光を光源としなければなら
ない。このため、発光源自体及びその周辺装置の増加に
よってコスト高になるという問題がある。この発明は前
記諸問題を解決することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明で
は、例えば、光源と移動体に設けられたPSDの受光面
との間に遮光装置を設け、この遮光装置により遮られて
生じた前記光源からの入射光量の強弱の面分布の状態か
ら偏位量を算出することによって、前記光源からの入射
光の入射角度を検出し、前記光源の方向及び又は位置、
即ち、移動体の方向及び又は位置を検出する方法を採っ
た。
【0007】
【作用】従って、この発明によれば、光源からの光の入
射角度を複雑なレンズ系、複雑な機構などを用いる必要
はなく、光源の方向及び又は位置を検出することができ
る。しかも、受光面の広いPSDを用い、そして面状に
広がった遮光装置を用いれば、一方向の複数の入射角度
だけでなく、その一方向と交差する他の方向における複
数の入射角度も検出することができるので、一個の検出
装置で光源の方向及び位置を検出することができる。
【0008】
【実施例】先ず、この発明の光源の方向及び又は位置検
出方法に用いることができる方向及び又は位置検出手段
の一つであるPSDの基本構造及びその基本動作を図1
及び図2を用いて説明する。図1はこの発明の光源の位
置検出方法に用いることができる位置検出手段の一つで
あるPSDの基本構造の断面図であり、そして図2は図
1に示したPSDの基本動作を説明するための略線図で
ある。
【0009】このPSD10は、図1にその断面構造を
示したように、平板状シリコンの表面にP型層11、そ
の裏面にN型層12、そして中間にあるI型層13の3
層から構成され、例えば、光スポットのような入射光2
0が入射すると、入射位置には光エネルギーに比例した
電荷が発生する。発生した電荷は光電流I0 としてP型
層11を通り、電極14、15より出力される。P型層
11は全面に均一な抵抗値を持つため、光電流I0 は電
極14、15までの距離に逆比例して分割されて出力さ
れる。
【0010】ここで、図2に示したように、電極14、
15間の距離をL、光電流をI0 、各電極14、15か
ら出力される電流をそれぞれI1 、I2 、PSD10の
端から入射位置までの距離をx、P型層11の長手方向
の単位距離当たりの抵抗値をrとすると、電流I1 及び
電流I2 について、それぞれ〔数1〕、〔数2〕及び
〔数3〕が成り立つ。
【0011】
【数1】
【0012】
【数2】
【0013】
【数3】
【0014】この〔数3〕から、距離xについて解く
と、次のように〔数4〕が得られる。
【0015】
【数4】
【0016】この〔数4〕よりLが既知であるので、電
流I1 及び電流I2 を検出すれば、PSD10上の入射
位置が判る。
【0017】以上の説明では、入射光20がスポットで
あったが、次に、スポットでなく、面で入射した場合
を、図3を加味して考察する。この図3は図1のPSD
の表面に入射光が面で入射した場合の基本動作を説明す
るための略線図であって、同図Aは側面図、同図Bは上
面図、そして同図CはPSDの受光面上の位置と光エネ
ルギーとの関係を表すグラフである。
【0018】図3A及び図3Bに示したように、この発
明の一大特徴である遮光装置40によって入射光が或る
分布で前記PSD10の受光面に入射した場合、その強
弱の分布、即ち、入射光エネルギーの大きさに比例して
光電流が発生する。今、図3Cに示したように、この入
射光エネルギーEがPSD10の位置xの関数として、
次式の〔数5〕として表せるとすると、PSD10上の
或る点xk (幅をΔx=L/nとする)において発生す
る光電流iokは、下記の〔数6〕のように表すことがで
きる。
【0019】
【数5】
【0020】
【数6】 ここで、αは光エネルギーが光電流に変換される時の比
例定数とする。
【0021】よって、PSD10の両電極14、15か
ら出力される電流I1 、I2 は次の〔数7〕、〔数8〕
及び〔数9〕のように表すことができる。
【0022】
【数7】
【0023】
【数8】
【0024】
【数9】
【0025】次に、図4に示したように、或る分布(E
=f(x))でPSD10上に面状に入射する光と同じ
作用をする等価なスポット状の入射光を考える。即ち、
PSD10の電極14、15からの出力電流I1 、I2
が面状入射光と全く等しくなるようなスポット状入射光
である。スポット状入射光のPSD10端からの入射位
置をxG とすると、〔数3〕及び〔数9〕から次の〔数
10〕が成り立つ。
【0026】
【数10】
【0027】ここで、
【数11】 である。
【0028】図3Aから判るように、光源30の入射角
度ΘはPSD10上の光の分布E=f(x)と対応して
いる。つまり、〔数11〕を用いて電流I1 、I2 を観
測することにより、等価的なスポット状入射光の位置x
G が判り、このxG から光源30の入射角度Θが判る。
ただし、xG は〔数10〕を満たし、ΘとxG との間に
は、次の〔数12〕の関係がある。
【0029】
【数12】
【0030】この〔数12〕を〔数11〕に代入する
と、ΘがI1 、I2 で表わされた次の〔数13〕が得ら
れる。この式よりI1 及びI2 が判れば入射角度Θを確
定できることが判る。
【0031】
【数13】
【0032】以上より、光源30がレーザーのようなビ
ーム状ではなく、放射状に広がる光であっても、PSD
10の受光面の表面に遮光装置40を設置することによ
り、図3B及び図3Cに示したような、光の明Bと暗D
との分布を生じさせ、それらの面積比及び分布状態に応
じた光エネルギーに基づく電流値から光源30の入射角
度を検出することができる。従って、光源30をビーム
状に加工するための光学系などが不要となり、また、光
源30として太陽光などを利用することもできる。
【0033】次に、この発明の具体的な構成を図5乃至
図10に示した。先ず、遮光板で構成した遮光装置40
を用いた光源の方向及び又は位置検出装置(以下、単に
「検出装置」と記す)を図5乃至図7に示す。図5に示
した第1の実施例である検出装置Daは、PSD10a
の受光面10Aの上にその遮光板で形成した升を一列に
配列したような形態の遮光装置40Aを設けた構造に構
成した。この実施例は前記図3に示した原理図を踏襲し
た構成のものである。この実施例においては、PSD1
0Aとしては、浜松ホトニクス株式会社製の大面積PS
DシリーズのS1352型を用いた。
【0034】次の図6に示した第2の実施例は、図5の
第1の実施例を発展させた検出装置Dbで、PSD10
bの受光面10Bの上に升目をマトリックス状に配列し
たような形態の遮光装置40Bを設けた構造に構成し
た。この実施例は第1の実施例より更に受光面を拡張
し、一方向の列における複数の入射角度だけでなく、そ
の一方向の列と交差する他の方向の列、即ち、この実施
例では行における複数の入射角度も検出することができ
るので、一個の検出装置で光源の方向及び位置を検出す
ることができる。従って、より一層正確に、かつ高感度
で光源の位置を検出することができる特徴がある。この
実施例に用いたPSD10bは、やはり浜松ホトニクス
株式会社製の大面積PSDシリーズのS1869型やS
1881型を用いた。
【0035】図7に示した第3の実施例である検出装置
Dcは、同様に浜松ホトニクス株式会社製のS1869
型やS1881型PSDを用い、そのPSD10cの受
光面10Cの上に、遮光板を大小の円形に形成し、これ
らの円の遮光板を同心円状に等間隔に配置した形態の遮
光装置40Cを設けた構造に構成した。この実施例も第
2の実施例と同様に受光面を拡張し、一方向における複
数の入射角度だけでなく、その一方向と交差する他の方
向における複数の入射角度も検出することができるの
で、一個の検出装置で光源の方向及び位置を検出するこ
とができる。
【0036】図8に示した次の第4の実施例である検出
装置Ddは、PSD10dの受光面10Dの上の中心部
に棒状の遮光装置40Dを立て、光源による影、即ち、
暗部Dを受光面10Dに落とすように構成したものであ
る。図では1本の棒を立てたが、複数本の棒を立てる
と、光の入射角度の検出精度を上げることができる。同
図Bにおいて、符号Rは影Dの長さを示す。
【0037】図9に示した次の第5の実施例である検出
装置Deは、PSD10eの受光面10Eに平行に、そ
の上方に所定の間隔を開けてガラスなどの透明な基板5
0に、その中心部に不透明な印を付した遮光装置40E
を配置して構成している。従って、光源による影、即
ち、暗部Dを受光面10Dにスポット状で落とすように
構成したものである。この実施例では、不透明な印を一
箇所に付したが、更に異なる他の位置に複数の不透明な
印を付すと、光の入射角度の精度を上げることができ
る。同図Bにおいて、符号Rは遮光装置40Eの不透明
な印から影D迄の距離を示す。
【0038】更に、図10に第6の実施例である検出装
置Dfを示した。この実施例の検出装置Dfは前記第5
の検出装置Deの変形であって、PSD10fの受光面
10Fに平行に、その上方に所定の間隔を開けて不透明
な十字形物体からなり、その交差中心部が受光面10E
の中心部に位置するように構成した遮光装置40Eを配
置したものである。従って、光源による影、即ち、暗部
Dを受光面10Eに十字状で投影するように構成したも
のである。光源の位置により影Dの位置、即ち、十字形
物体の交差中心部からの長さが変化し、従って、光源の
位置を検出することができる。この実施例においても十
字形物体を一組だけ用いたが、例えば、もう一組の十字
形物体を、その交差中心部の位置をずらして配置した形
の二重十字形物体の遮光装置を用いると、光の入射角度
の検出精度を上げることができる。同図Bにおいて、符
号Rは遮光装置40Fの交差中心部置から投影D迄の距
離を示す。
【0039】図8乃至図10に示した実施例では、光源
の方向は定まるが、光源30の距離が定まらないので、
図11に示したように、例えば、図8に示した検出装置
Ddを複数個、例えば、2個の検出装置Dd1及びDd
2を或る距離を離して配置し、それぞれで光源30の方
向Θa及びΘbを〔数13〕を基に求めれば、三角測量
の要領で光源30の位置を検出するとができる。
【0040】図5乃至図7に示した実施例の検出装置で
は、光源30の方向も距離も計れるが、一層精度を上げ
るためには、前記と同様にこれらの検出装置を複数個、
異なる位置に配置して用いるとより効果的になる。
【0041】この発明のこれらいずれかの検出装置を、
例えば、前記〔従来の技術〕の項で記したような移動体
に取り付けておけば、光源の方向及び又は位置を検出し
て、その光源の方向及び又は位置を基準にして、その移
動体の方向及び又は位置を制御することができる。ま
た、例えば、逆に防犯灯にこの発明の検出装置を取り付
けておけば、太陽の日の出、日没に応じて、及び又は照
射角度に応じて、その防犯灯をオン・オフすることがで
きる。更にまた、太陽電池のパネルにこの発明の検出装
置を取り付けておけば、太陽の出没までの動きに応じ
て、そのパネルを追随させることができ、効率的な発電
を行うことができる。そして更にまた、宇宙船をドッキ
ングさせる場合に、一方のドッキングさせられる宇宙船
の所定の場所に光源を取り付け、他方のドッキングさせ
る宇宙船の所定の場所に、この発明の検出装置を1個又
は複数個取り付けておけば、確実に双方の宇宙船をドッ
キングさせることができる。このように、この発明の光
源の方向及び又は位置検出方法及びその装置は広い範囲
の技術分野に応用することができる。
【0042】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、光源として放射状の光を利用するため、レーザまた
は光学系を用いて加工したビーム状の光を用意する必要
がなく、従って、これらの光源に比べて、システム全体
が安価にできる。
【0043】また、受光装置の受光面に設ける遮光装置
も可動部などの複雑な機構を必要としないため、信頼性
が高く、検出装置の小型化も可能となる上、これも安価
に製作できる。
【0044】しかも、光源を備えた移動体、或いは検出
装置を備えた移動体を走行路に沿って正しく走行させる
ことができるなど、数々の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の光源の方向及び又は位置検出方法に
用いることができる方向及び又は位置検出手段の一つで
あるPSDの基本構造を示した断面図である。
【図2】図1のPSDの基本動作を説明するための略線
図である。
【図3】図1のPSDの表面に入射光が面で入射した場
合の基本動作を説明するための略線図であって、同図A
は側面図、同図Bは上面図、そして同図CはPSDの受
光面上の位置と光エネルギーとの関係を表すグラフであ
る。
【図4】PSDの表面の或る位置に入射する光エネルギ
ーのグラフである。
【図5】この発明の第1の実施例である光源の方向及び
又は位置検出装置の斜視図である。
【図6】この発明の第2の実施例である光源の方向及び
又は位置検出装置の斜視図である。
【図7】この発明の第3の実施例である光源の方向及び
又は位置検出装置の斜視図である。
【図8】この発明の第4の実施例である光源の方向検出
装置で、同図Aはその斜視図、同図Bは上面図である。
【図9】この発明の第5の実施例である光源の方向検出
装置で、同図Aはその斜視図、同図Bは上面図である。
【図10】この発明の第6の実施例で光源の方向及び又
は位置検出装置で、同図Aはその斜視図、同図Bは上面
図である。
【図11】図8に示したこの発明の光源の方向検出装置
である第4の実施例を用いて光源の方向及び位置検出方
法を説明するための模式図である。
【図12】従来技術の無人車の光学的誘導装置を示した
略線図である。
【図13】図12の装置のブロック図である。
【符号の説明】
Da 光源の方向及び位置検出装置 Db 光源の方向及び位置検出装置 Dc 光源の方向及び位置検出装置 Dd 光源の方向検出装置 De 光源の方向検出装置 Df 光源の方向検出装置 D 暗(影) Θ 光源の入射角度 10a PSD 10b PSD 10c PSD 10d PSD 10e PSD 10f PSD 10A PSD10aの受光面 10B PSD10bの受光面 10C PSD10cの受光面 10D PSD10dの受光面 10E PSD10eの受光面 10F PSD10fの受光面 30 光源 40A 光源の方向及び位置検出装置Da用遮光装置 40B 光源の方向及び位置検出装置Db用遮光装置 40C 光源の方向及び位置検出装置Dc用遮光装置 40D 光源の方向及び位置検出装置Dd用遮光装置 40E 光源の方向及び位置検出装置De用遮光装置 40F 光源の方向及び位置検出装置Df用遮光装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源と光電変換装置の受光面との間に遮光
    装置を設け、この遮光装置により遮られて生じた前記光
    源からの入射光量の強弱の面分布の状態によって、前記
    光源からの入射光の入射角度を検出し、前記光源の方向
    及び又は位置を検出することを特徴とする光源の方向及
    び又は位置検出方法。
  2. 【請求項2】光源と光電変換装置の受光面との間に遮光
    装置を設け、この遮光装置により遮られて生じた前記光
    源からの入射光量の強弱の面分布の状態を検出すること
    を特徴とする光源の方向及び又は位置検出装置。
  3. 【請求項3】前項2に記載の光源の方向及び又は位置検
    出装置を複数個、異なる位置に配置して、それぞれで光
    源の方向を検出し、それらの検出した方向から光源の位
    置を検出することを特徴とする光源の方向及び位置検出
    方法。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の遮光装置は升目状の構造
    に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の光
    源の方向及び又は位置検出装置。
  5. 【請求項5】請求項2に記載の遮光装置は異なる直径の
    複数の環状板を等間隔で同心円状に配列した構造に形成
    されていることを特徴とする請求項2に記載の光源の方
    向及び又は位置検出装置。
  6. 【請求項6】請求項2に記載の遮光装置は或る太さの棒
    状で、前記光電変換装置の受光面に直接立てて構成され
    ていることを特徴とする請求項2に記載の光源の方向及
    び又は位置検出装置。
  7. 【請求項7】前記棒状の遮光装置が複数個、前記光電変
    換装置の受光面に所定の間隔を開けて直接立てて構成さ
    れていることを特徴とする請求項6に記載の光源の方向
    及び又は位置検出装置。
  8. 【請求項8】請求項2に記載の遮光装置は前記光電変換
    装置の受光面から所定の間隔を開けて配置された透明基
    板の中央部に或る面積の不透明な印を付して構成されて
    いることを特徴とする請求項2に記載の光源の方向及び
    又は位置検出装置。
  9. 【請求項9】前記不透明な印が前記透明基板に所定の間
    隔で複数個付された遮光装置で構成されていることを特
    徴とする請求項8に記載の光源の方向及び又は位置検出
    装置。
  10. 【請求項10】請求項2に記載の遮光装置は十字形物体
    で形成されており、その十字交差部が前記光電変換装置
    の受光面の上方の中央部に配置されて構成されているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の光源の方向及び又は位
    置検出装置。
  11. 【請求項11】前記十字形物体で形成された遮光装置を
    複数個用い、それらが所定の間隔をずらして配置されて
    いることを特徴とする請求項10に記載の光源の方向及
    び又は位置検出装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002005738A (ja) * 2000-06-23 2002-01-09 Matsushita Electric Works Ltd 照度センサ
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