JPH0642851A - 輸送機関用冷凍装置の監視方法 - Google Patents

輸送機関用冷凍装置の監視方法

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JPH0642851A
JPH0642851A JP5045865A JP4586593A JPH0642851A JP H0642851 A JPH0642851 A JP H0642851A JP 5045865 A JP5045865 A JP 5045865A JP 4586593 A JP4586593 A JP 4586593A JP H0642851 A JPH0642851 A JP H0642851A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不適当な荷積みにより生じる空気流の制限の
有無につき輸送機関用冷凍装置の作用を受ける積み荷空
間を監視する方法を提供する。 【構成】 許容及び限界動作についての互いに異なる
「窓」を、周囲温度及び戻り空気温度の関数として、Δ
Tの最小値の差、即ち戻り空気(還気)温度と送込み
(給気)空気温度の代数差の形で求める。輸送機関用冷
凍装置(20)は、冷却モードと高温ガス加熱モードの
両方の間(積み荷空間の初期の温度引下げ中を含む)、
常時監視され、限界動作に関して早期警報を発生でき、
そして非許容動作に関して早期作動停止を開始させる。
一実施例では、ΔTの最大値をも求めるが、もし実際の
ΔTの方が大きければ、これは積み荷スペース(90)
内の空気流が制限されていることを示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に輸送機関用冷凍装
置に関し、特に、輸送機関用冷凍装置の作動状態を監視
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
輸送機関用冷凍装置監視方法は一般に、冷凍装置によ
り、使用中の積み荷スペースの温度をいったん「インレ
ンジ(in range)」に引き下げると、即ち使用中の積み
荷スペースの温度が積み荷スペースの選択された設定温
度に近付くと、冷凍能力及び冷媒装填量(以下、単に
「冷媒量」という)の適切度を監視している。輸送機関
用冷凍装置の作動状態を冷凍能力及び冷媒量の適切度に
ついて常時、即ち冷却モードと高温加熱モードの両方の
間、また積み荷スペースの初期の温度引き下げ中、監視
できることが望ましく、これが本発明の目的である。
【0003】従来型輸送機関用冷凍装置監視方法は、不
適当な荷積み状態の積み荷スペース、または不適当な積
み荷状態となる積み荷スペース内の積み荷の移動または
ズレを検知しない。かくして、輸送機関用冷凍装置の限
界作動状態及び不適当な作動状態について早期の警告及
び作動停止を表示させることに加えて、本発明の目的は
また、輸送機関用冷凍装置が作用する積み荷スペース
を、例えば不適当な荷積みまたは積み荷のズレによって
生じるような空気流の制限の有無につき監視できるよう
にすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】広義には、本発明の要旨
は、所定の設定温度を保つよう必要に応じて指令された
冷却モード及び加熱モードにより積み荷スペースから戻
る空気を調和し、調和した該空気を積み荷スペース内に
送り戻す輸送機関用冷凍装置の監視方法であって、輸送
機関用冷凍装置は戻り空気の温度、送込み空気の温度及
び周囲空気の温度を監視するセンサを有し、前記監視方
法は、戻り空気と送込み空気の温度の算術差△Tを求
め、周囲温度と戻り空気温度の関数として△Tとの比較
のためのパラメータを選択し、△Tと選択したパラメー
タを比較して、選択されている設定温度に対する戻り空
気の温度とは関係なく輸送機関用冷凍装置の作動の異常
状態を検知することを特徴とする監視方法にある。
【0005】パラメータを選択する段階では、冷凍装置
の連続運転を可能にするよう比較段階が満足しなければ
ならない△Tの最小値を選択する。パラメータは、△T
の正常値、警告値及び作動停止値を含み、パラメータを
選択する段階では、戻り空気の温度が減少すると所定の
段階において△Tの正常値、警告値及び作動停止値の大
きさを減少させる。
【0006】本発明の好ましい実施例では、本発明の方
法は、輸送機関用冷凍装置の連続作動を可能にするよう
比較段階が満足しなければならない最小値を選択する段
階に加え、△Tについて最大値を選択する段階と、△T
と選択した最大値を比較する段階とを含む。この比較段
階において実際の△Tが選択した最大値よりも大きいこ
とが分かると、積み荷スペース内の不適切な荷積み状態
または積み荷のズレによって引き起こされる空気流の制
限を指示する警報信号を発生させる。
【0007】本発明の内容は、例示的に示すに過ぎない
図面を参照して以下の詳細な説明を読むと一層明らかに
なろう。
【0008】
【実施例】今図面を参照し、特に図1を参照すると本発
明の方法に従って監視される輸送機関用冷凍ユニット2
0が示されている。冷凍ユニット20は、コンテナ、ト
ラックまたはトレーラの例えば壁22に設置できる。
【0009】冷凍ユニット20は、原動機装置28によ
って駆動される冷媒圧縮機26を含む閉鎖流体冷媒回路
24を有する。例えば、原動機装置28は内燃機関(以
下、「エンジン」ともいう)30を有するのがよく、任
意的に予備電動機32を有する場合がある。内燃機関3
0及び電動機32は電動機32の動作中、内燃機関30
からの動力伝達を切る適当なクラッチまたはカップリン
グ34によって圧縮機26に連結されている。
【0010】圧縮機26の吐出しポートは、送出しサー
ビス弁38及び高温ガスライン40を経て三方弁36の
入力ポートに連結されている。加熱モードと冷却モード
を選択する三方弁36の機能は、所望ならば2つの別々
の弁によって行なってもよい。三方弁36は、冷却サイ
クルを開始するよう選択される第1の出口ポート42を
有し、第1の出口ポート42は凝縮器コイル44の入口
側に連結されている。三方弁36は、後述するように加
熱サイクルを開始させるよう選択される第2の出口ポー
ト46を有する。
【0011】三方弁36が冷却サイクル出口ポート42
を選択すると、三方弁36は圧縮機26を第1の冷媒回
路48内に連結し、第1の冷媒回路48は凝縮器44に
加えて、凝縮器用逆止弁CV1、受液器50、液体ライ
ン52、冷媒乾燥器54、熱交換器56、膨脹弁58、
冷媒分配器60、蒸発器コイル62、任意的に用いられ
る制御可能な吸込みライン調節弁64、熱交換器56、
アキュムレータ66、吸込みライン68を介し、吸込み
ラインサービス弁70を経て圧縮機26の吸込みポート
に戻るもう1つの流路を含む。膨脹弁58は感温部71
及び均圧ライン73によって制御される。
【0012】動作中の原動機が過負荷状態にならないよ
う保護するには、調節弁64を制御して、本出願人に譲
渡された米国特許第4,977,751号に開示されて
いるように従来型圧縮機絞り弁の機能をもたせるのがよ
く、或いは、所望ならば従来型圧縮機絞り弁を吸込みラ
イン68内に設けてもよい。
【0013】三方弁36が加熱サイクル入口ポート46
を選択すると、三方弁36は圧縮機26を第2の冷媒回
路72内に連結する。第2の冷媒回路72は凝縮器44
及び膨脹弁58をバイパスし、圧縮機26の高温ガス出
口を、高温ガスライン74及び霜取りパンヒータ76を
介して冷媒分配器60に連結する。高温ガスバイパス電
磁弁77を高温ガスライン74内に設けるのが良いが、
これは任意である。バイパスまたは加圧ライン78が高
温ガスライン74をバイパス及び逆止弁80を介して受
液器50に連結し、加熱サイクル及び霜取りサイクル
中、冷媒を受液器50から動作中の冷媒回路に強制的に
送り込む。
【0014】導管またはライン82が三方弁36を常閉
パイロット電磁弁PSを経て圧縮機26の低圧側に連結
する。電磁弁PSを消勢して閉じると、三方弁18はバ
ネ押しされて冷却サイクル出口ポート42を選択する。
蒸発器62の霜取りが必要な場合、また温度調節中の積
み荷が設定温度維持のため熱を必要とする場合、パイロ
ット電磁弁PSを消勢して圧縮機26の低圧側により三
方弁36を動作させて加熱サイクル出口ポート46を選
択できるようにする。
【0015】凝縮器用ファンまたはブロワ(図示せず)
により、周囲空気84を凝縮器コイル44を通して流
す。その結果得られた加熱空気(温風)86は大気中に
放出される。蒸発器用ファンまたはブロワ(図示せず)
が空気88(「戻り空気」ともいう)を空調中の積み荷
スペース90から引き入れ、蒸発器用コイル62を通
し、その結果得られた空調された冷風または温風92
(「送込み空気」ともいう)を積み荷スペース90に戻
す。蒸発器の霜取りサイクル中、もし利用されていれば
霜取り空気ダンパを動作させて空調中のスペース90へ
の送込み空気の流路を塞ぐのがよく、或いは蒸発器ブロ
ワまたはファンを、もし独立して制御されていれば、停
止させるのがよい。
【0016】輸送機関用冷凍ユニット20は、マイクロ
プロセッサ96及び関連の電気コントロール98を含む
マイクロプロセッサ利用の電気制御装置94によって制
御される。マイクロプロセッサ96は適当なセンサ、例
えば適当な戻り空気(還気)路102内に設けられた戻
り空気温度センサ100、適当な送込み空気(給気)路
106内に設けられた送込み空気温度センサ104、周
囲空気84中に設けられた周囲空気温度センサ107、
蒸発器コイル62の温度を検出するよう設けられたコイ
ル温度センサ108、及び設定温度セレクタ109から
入力信号を受信する。
【0017】マイクロプロセッサ96(図示せず)に用
いられる追加の信号としては、冷媒回路48の高圧側に
設けられた冷媒圧力センサからの信号及びエンジン30
が原動機装置28内にある場合、種々のエンジンセン
サ、例えばオイルレベルセンサ、オイル圧力センサ、エ
ンジン冷却剤温度センサ、エンジン速度センサからの信
号を含む。
【0018】マイクロプロセッサ96はとりわけ調節弁
64、高温ガス電磁弁77及び絞りまたは高速電磁弁1
20を制御する。1991年7月11日に出願された米
国特許出願第07/728,463号、第07/72
8,464号、第07/728,467号、第07/7
28,468号、第07/728,471号、第07/
728,472号及び第07/728,665号はマイ
クロプロセッサ96によって制御できる冷凍ユニット2
0の種々の機能を詳細に記載している(なお、これら米
国特許出願は全て本出願人に譲渡されている)。
【0019】図2は、本発明の教示に従って輸送機関用
冷凍装置監視方法を構成するステップを記載する“警
報”プログラム110の流れ図である。プログラム11
0を112で開始する。プログラムの最初の部分におい
て、輸送機関用冷凍ユニット20と関連のある複数の所
定の機能単位をチェックして、冷凍ユニット20がプロ
グラム110の操作に必要不可欠なすべてのセンサを動
作状態にして通常の作動モードにあるようにする。例え
ば、ステップ114では冷凍ユニット20が作動中であ
るかどうかを判定する。もしユニット20が作動中でな
ければ、プログラム110はステップ116に進み、
“警報”タイマをクリアしてリセットする。“警報”タ
イマは好ましくはマイクロプロセッサ96によって制御
されるランダムアクセスメモリ(RAM)内のソフトウ
エアタイマであり、又は、所望ならばハードウエアタイ
マである。すると、プログラム110は118で終了す
る。
【0020】もしステップ114においてユニット20
が作動中であることが分かると、ステップ122におい
てユニット20が走行前点検作業を受けているかどうか
を判定する。この走行前点検作業は、ターミナル領域か
ら出発する前に作動性についてユニット20の本質的な
機能をすべて組織的にチェックするプログラムまたは手
順である。例えば、上述の米国特許出願第07/72
8,471号は、実行可能な走行前点検方法を記載して
いる。もしユニット20が走行前点検作業中であれば、
上述のステップ116に進み、プログラムは118から
出る。
【0021】ステップ122において、もしユニット2
0が走行前点検作業中でなければ、ステップ124に進
み、ここでユニット20が吸込みライン調節中であるか
どうかが分かるようチェックする。積み荷スペース90
内の積み荷の温度が設定温度セレクタ109で選択され
た設定温度に非常に近い所定の狭い温度帯域内にある
と、ユニット20は吸込みライン調節作用を受け、これ
により吸込みライン調節弁64の制御を介して冷媒流路
が制限される。上述の米国特許出願第07/728,6
65号はかかる調節制御方法を詳細に記載している。ユ
ニット20が吸込みライン調節中であれば、ユニット2
0は良好に機能しており本発明の監視方法は不要であ
る。かくして、ステップ124から上述のステップ11
6へ進んでプログラムは118から出る。
【0022】ステップ124において、ユニット20が
調節中でなければ、ステップ126に進み、このステッ
プにおいて、ユニット20が蒸発器62の霜取り状態に
あるかどうかを判定する。上述の米国特許出願第07/
728,472号は、霜取り機能を詳細に説明してい
る。本発明の監視方法は、ユニット20が霜取り中の場
合は不要である。またユニット20が霜取り中の場合、
ステップ126から上述のステップ116へ進んでプロ
グラム118から出る。
【0023】ステップ126においてユニット20が霜
取り中でなければ、ステップ128,130,132に
順次進み、これらステップによってそれぞれ戻り空気セ
ンサ100、送込み空気センサ104及び周囲温度セン
サ107が動作中であるかどうかを判定する。例えば、
各センサによって「センサ故障フラグ」をチェックする
のがよく、かかるフラグはセンサが非機能状態であるこ
とが分かるとセンサチェックプログラムによってセット
される。上述の米国特許出願第07/728,463号
は、使用可能なセンサチェックプログラム「センサチェ
ック」を詳細に述べている。
【0024】センサ100、104又は107のいずれ
かが非機能状態であることが分かると、プログラムは1
18で終了する。というのは、プログラム110はユニ
ット20の作動状態を正しく監視するためにはこれらセ
ンサから正確な入力を必要とするからである。センサ1
00,104,107が機能していれば、プログラムは
ステップ134に進み、このステップにおいて周囲温度
センサ107を介して周囲空気(AA)の温度をチェッ
クして周囲温度84が70°F(21.1℃)以上であ
るかどうかを判定する。もしそうなら、プログラム11
0は、戻り空気88の温度に従って実行されるべき特定
の監視プログラムを選択するプログラムの部分に入る。
【0025】具体的には、ステップ136,140,1
44,148において、戻り空気88の温度が現時点に
おいて例えば5つの温度帯域または温度範囲、即ち
(1)ステップ136においては70°F(21.1
℃)以上、(2)ステップ140では70°F(21.
1℃)未満50°F(10℃)以上、(3)ステップ1
44において50°F(10℃)未満30°F(−1.
1℃)以上、(4)ステップ148において30°F
(−1.1℃)未満10°F(−12.2℃)以上、
(5)ステップ148では10°F(−12.2℃)以
下のいずれの温度帯域にあるかどうかが判定される。ス
テップ136,140,144,148からの“イエス
(yes)”分岐がそれぞれプログラム#1、#2、#3、
#4を選択し、ステップ148からの“ノー(no) ”分
岐がプログラム#5を選択する。プログラム#1、#
2、#3、#4、#5は図3、図4、図5、図6、図7
にそれぞれ詳細に記載されている。
【0026】もしステップ134において周囲温度84
の温度が70°F(21.1℃)以下であることが分か
ると、この温度が50°F(10℃)よりも大きいかど
うかを判定するステップ154に進む。もしそうであれ
ば、ステップ158,160によって戻り空気温度のロ
ケーションについて第2番目〜第5番目の温度帯域をチ
ェックし、第2の温度帯域は今や、約50°F(10
℃)よりも大きな温度をカバーするよう拡大している。
【0027】かくして、選択したプログラムが周囲空気
84の温度及び戻り空気88の温度の関数であることが
分かろう。例えば、戻り空気の温度が70°F(21.
1℃)よりも大きい場合、周囲温度84の温度が70°
F(21.1℃)よりも大きいと、プログラム1が選択
され、周囲空気の温度が70°F(21.1℃)未満で
あって50°F(10℃)以上であると、プログラム2
が選択される。
【0028】ステップ156,158,160からの
“イエス”分岐はそれぞれプログラム#2、#3、#4
を選択し、ステップ160からの“ノー”分岐はプログ
ラム#5を選択する。
【0029】ステップ154において周囲空気84の温
度が50°F(10℃)以下であることが分かると、こ
の温度が30°F(−1.1℃)よりも大きいかどうか
を判定するステップ162に進む。もしそうであれば、
ステップ164,166によって戻り空気温度のロケー
ションについて3番目から5番目の温度帯域をチェック
し、第3の温度帯域が30°F(−1.1℃)よりも大
きな温度をカバーするよう拡大している。ステップ16
4,166からの“イエス”分岐はそれぞれプログラム
#3、#4を選択し、ステップ166からの“ノー”分
岐はプログラム#5を選択する。
【0030】もしステップ162において、周囲空気8
4の温度が30°F(−1.1℃)以下であれば、この
温度が10°F(−12.2℃)よりも大きいかどうか
を判定するステップ168に進む。もしそうであれば、
第4及び第5の温度帯域を、ステップ170により戻り
空気温度のロケーションについてチェックし、第4の温
度帯域は10°F(−12.2℃)以上のあらゆる温度
をカバーするよう拡大している。ステップ170からの
“イエス”及び“ノー”分岐はそれぞれプログラム#4
及び#5を選択する。
【0031】もしステップ168において、周囲空気の
温度が10°F(−12.2℃)以下であることが分か
ると、“ノー”分岐は戻り空気88の温度とは無関係に
プログラム#5を選択する。
【0032】プログラム#1は図3に詳細に記載されて
おり、プログラム#1は172で入り、ステップ174
はユニット20の指令作動モードであるかどうか、即ち
マイクロプロセッサ96が冷却モードを要求しているか
高温加熱モードを要求しているかを判定するようチェッ
クする。もし加熱モードを要求していれば、ステップ1
74から図3(B)に進むが、これについては後述す
る。
【0033】冷却モードが要求されていれば、ステップ
174からステップ176に進み、それにより例えば2
分タイマを始動させることにより所定の時間遅延をかけ
る。もしユニット20の作動を開始したばかりであれ
ば、2分間の時間遅延は有意味な監視作業が開始する程
度まで各種条件が安定化する機会となるであろう。ステ
ップ176から、時間遅延が終了したかどうかを判定す
るステップ178に進み、ステップ180は、ステップ
178において遅延時間が終了したことが分かると、タ
イマを更新する。
【0034】ステップ178において遅延時間が終了し
たことが分かると、ステップ182に進み、このステッ
プ182において送込み空気92の温度が戻り空気88
の温度よりも低いかどうかが分かるようチェックする。
正しく機能している冷却モード中、送込み空気の温度は
戻り空気の温度よりも低いであろう。もし送込み空気の
温度が戻り空気の温度よりも低ければ、実際の作動モー
ドが指令モードと一致していることを示しており、次に
ステップ184に進む。
【0035】ステップ184において、送込み空気温度
と戻り空気温度の算術差△Tを求める。例えば、送込み
空気温度から戻り空気温度を差し引くと(△T=DA−
RA)、送込み空気が戻り空気よりも低い場合、負の符
号(−)を持つ値となるが、これにより、実際の作動モ
ードが冷却サイクルであることが分かり、また送込み空
気が戻り空気よりも暖かい場合、正の符号(+)を備え
た値となり、これにより実際の作動モードが加熱サイク
ルであることが分かる。
【0036】かくして、ステップ182は△Tをステッ
プ184に与えることができ、ステップ182は△Tの
算術符号をチェックするだけである。もし符号が負
(−)であれば、ステップ182からステップ184に
進み、もし正であればステップ182は“ノー”分岐を
辿ることになる。
【0037】ステップ184はさらに、△Tの値が、プ
ログラム#1を呼び出す周囲空気温度及び戻り空気温
度、例えば積み荷スペース90の温度引下げの初期段階
中に生じる場合のある70°F(21.1℃)を共に越
える周囲空気温度及び戻り空気温度についての△Tの許
容値を表わす所定の値と等しいか或いはこれよりも大き
いかどうかが分かるようチェックする。例示的に、−1
2°F(−6.7℃)に等しいか或いはこれよりも大き
い値を選択し、実際の値はユニット20の特性に応じ
る。もし△Tが−12°F(−6.7℃)と等しいか或
いはこれよりも大きければ、ユニット20は正しく機能
しており、プログラム#1は186で終了する。
【0038】もしステップ184において△Tが−12
°F(−6.7℃)未満であることが分かると、ステッ
プ188に進み、このステップ188においてステップ
184の要件を満たす機会をユニットに与えるよう所定
長さの時間遅延をかける。ユニット20はステップ18
2によって定められているように実際には指令冷却モー
ドの状態にあるので、ステップ188によって開始され
る時間遅延はかなり長い。というのは、ユニット20及
び積み荷スペース90内の積み荷はすぐに危険な状態に
あるわけではないからである。例示的に述べると、10
分間の時間遅延を選択する。
【0039】ステップ190,192,194は、ステ
ップ190において△Tが選択したパラメータ、即ち−
12°F(−6.7℃)に等しいか或いはこれよりも大
きくなるまで、或いは時間遅延が終了するまで、プログ
ラム#1をプログラムループ内に保ち、ステップ19
2,194はそれぞれ時間遅延の終了を検知し、ステッ
プ192において時間遅延が終了していないことが分か
ると、遅延時間を更新する。ステップ190において△
Tが−12°F(−6.7℃)に等しいか或いはこれよ
りも大きいことが分かると、或いはステップ192にお
いて時間遅延の終了が検知されると、ステップ196に
おいて、時間遅延が終了したかどうかの判定をチェック
することにより、これら可能性のある2つの事象のうち
どちらが生じたかが分かるようチェックする。時間遅延
が終了しなかった場合、ステップ190はループをブレ
ークし、プログラム#1は198で終了する。というの
は、ユニット20の性能が今や正常範囲内にあるからで
ある。
【0040】もしステップ196において時間遅延が終
了したことが分かると、ステップ200に進み、このス
テップ200において、△Tと、ステップ184におい
て用いられた値よりも低い値と比較し、この低い値は、
等しいか大きければ、ユニット20が性能が限界であっ
ても作動させ続けることができる値である。一例を挙げ
ると、限界値は−6°F(−3.3℃)であるように選
択される。もし△Tが−6°F(−3.3℃)に等しい
か或いはこれよりも大きいと、ステップ202に進み、
ステップ202において、冷凍能力をチェックすべきで
あることを指示する警告警報コードをストア(記憶)
し、ステップ202はまた、警報指示器、例えばユニッ
ト20の制御パネルの定常光をターンオンし、ユニット
20の操作係員にユニット20が限界作動状態であると
の注意を促す。すると、プログラム#1は204で終了
する。
【0041】もしステップ200において下方限界値を
越えていないことが分かると、ステップ206に進み、
ステップ206においてもう1回時間遅延をかけ、ユニ
ット20に、例えば30秒タイマを始動させることによ
り限界範囲内に入る機会を与える。ステップ208,2
10,212は、ユニット20の作動状態が限界範囲内
に入ると、或いは時間遅延が終了するとブレークされる
プログラムループを開始する。ステップ214におい
て、どの事象がループをブレークしたかを判定し、ステ
ップ214において時間遅延が終了していないことが分
かるとプログラムは218で終了する。時間遅延の終了
によりループがブレイクされると、ステップ216は、
冷凍能力が低いことを指示する故障警報コードをストア
し、例えば関連のディスプレーパネル上のライトをフラ
ッシュさせることによりオペレータに気付かせるよう警
報をターンオンし、ステップ216はまた、ユニット2
0の性能がもうそれ以上運転に値しないので冷凍装置2
0の作動停止を開始させる。
【0042】もしステップ182において送込み空気9
2の温度が戻り空気の温度以下でないことが分かると、
即ちステップ182において△Tの符号が正(+)であ
ることが分かると、冷凍装置20に何か深刻な故障の可
能性がある。というのは、冷凍ユニットは指令通りの冷
却状態ではなくて、常に機能しているわけではなく、或
いはもっと悪いことに、積み荷スペース90内の積み荷
にすぐに悪影響を及ぼす加熱モードで機能している場合
がある。
【0043】ステップ182からステップ220に進
み、ステップ220において、送込み空気の温度が戻り
空気の温度よりも低くなるよう比較的短い、例えば30
秒の時間遅延をかける。ステップ222,224,22
6は、ステップ222によって検出されるように送込み
空気温度が戻り空気温度よりも低くなると、或いはステ
ップ224,226によって制御されるように時間遅延
が終了するとブレークされるプログラムループを開始さ
せる。ループがブレークされると、ステップ228にお
いて時間遅延をチェックすることにより何れの事象が生
じたかを判定する。もし時間遅延が終了していなけれ
ば、実際のモードは指令モードと今や一致しており、プ
ログラムは230から出る。
【0044】プログラム#1の次の実行にあたり、ステ
ップ182において、上述のチェックを開始して警告警
報または作動停止警報を発生させるべきかどうかを判定
する。ステップ228において時間遅延が終了したこと
が分かると、ステップ232は冷却サイクルの故障状態
を指示する故障警報コードをストアし、せん光警報を開
始させ、ユニット20の作動を停止させる。
【0045】かくして、温度引下げのちょうど開始時に
おいても、もし実際のモードが指令モードとマッチして
いなければターンオン後、2分30秒という短い時間で
ユニット20の作動停止をさせることができ、これは、
従来型監視システムよりも非常に迅速である。もし実際
のモードと指令モードがマッチしていれば、冷凍能力が
所定の限界レベルに達しなくてもユニットの始動後12
分30秒という短い時間でユニット20の作動を停止さ
せることができる。
【0046】ステップ174において指令モードが加熱
モードであることが分かると、ステップ234に進み、
ステップ234において、ステップ176に関して説明
したのと同じ理由で例えば10分間の所定の時間遅延を
開始させる。すると、ステップ240は、送込み空気が
戻り空気よりも暖かいかどうかを判定することにより、
実際の作動モードとマッチしているかどうかを判定する
ようチェックする。もしそうであれば、実際のモードは
指令モードと一致しており、ステップ240からステッ
プ242に進み、ステップ242においてユニット20
が所定の最小加熱レベル以上で、例えば+2°F(+
1.1℃)の温度差で作動しているかどうかを判定す
る。もしユニット20がこの最小加熱レベル以上の温度
で動作していれば、ステップ244に進み、ステップ2
44において、加熱レベルが、結果においてプログラム
#1の実行になる周囲空気温度及び戻り空気温度につい
て正常であるかどうか、例えば温度差が+10°F(5
℃)であるかどうかを判定する。もしユニット20が正
常範囲内で作動していれば、プログラムは246で終了
する。
【0047】もしユニット20がステップ244によっ
て要求されるレベルで作動していなければ、ステップ2
44から、ユニット20に許容レベルで作動させる時間
を与えるよう所定の時間遅延を開始させるステップ24
8に進む。実際のモードと指令モードが一致しているの
で、時間遅延を比較的長く、例えば10分間とることが
できる。すると、ステップ250,252,254は、
ユニット20がステップ250によって検出される許容
レベルで作動することにより或いはステップ252,2
54によって制御される時間遅延の終了によりブレーク
されるプログラムループを開始させる。この初期のプロ
グラムにおいて、許容レベルは、所望ならばステップ2
44で用いた値からステップ250において僅かに小さ
くすることができる。たとえば、+8°F(+4.4
℃)の値を使用できる。
【0048】ステップ256において何れの事象がルー
プをブレークしたかを判定し、もし時間遅延が終了しな
かった場合、ユニット20の作動は今や許容状態なので
プログラム#1を258で終了させる。もしステップ2
56において時間遅延が終了したことが分かると、ステ
ップ260は冷凍能力をチェックすべきことを指示する
警告警報コードをストアし、定常状態の警報光を関連の
ディスプレイ上に点灯させる。
【0049】もしステップ242において小さな当初の
△Tと等しくなく或いはこれよりも大きくないことが分
かると、ステップ242からステップ262に進み、ス
テップ262においてユニット20にステップ242に
よってセットされた性能の初期の閾値、即ち少なくとも
+2°F(+1.1℃)の△Tを越える時間を与えるよ
う比較的短い、例えば30秒の時間遅延を開始させる。
ステップ264,266,268は、ステップ262に
よって検出されるように最低限の性能が達成されると、
或いはステップ266,268によって制御される短時
間の時間遅延の終了によりブレークされるプログラムル
ープを開始させる。
【0050】ステップ270において2つの事象のうち
何れがループをブレークしたかを判定し、性能の最低限
レベルが達成されると、プログラムは274で終了し、
プログラム#1の次の実行の際、性能の評価を更に行な
う。もしユニット20が性能の閾値レベルに達しなかっ
た場合、ステップ276に進み、このステップにおいて
冷凍能力が低いことを指示する故障警報コードをストア
し、せん光警報を生じさせてユニット20の作動を停止
させる。
【0051】もしステップ240においてユニット20
の実際の作動モードが指令モードとマッチしていないこ
とが分かると、ステップ278はかかる一致を得るため
に比較的短い、例えば30秒の時間遅延を開始させる。
ステップ280,282,284は、ステップ280に
おいて検出されるように実際のモードが指令モードとマ
ッチしていることにより、或いはステップ282,28
4によって制御される短時間の時間遅延の終了のいずれ
かにより、これら事象のうちどちらが先に生じてもブレ
ークされるプログラムループを開始させる。ステップ2
86において何れの事象事がループをブレークしたかを
判定し、プログラム#1は、ステップ286において時
間遅延が終了していないことが分かると288で終了す
る。時間遅延が終了していることが分かると、ステップ
290に進み、このステップにおいて加熱サイクルの故
障を指示する故障警報コードをストアし、せん光警報を
生じさせてユニット20の作動を停止させる。その理由
は、ユニット20の連続運転により腐敗しやすい積み荷
を凍らせることができるからである。
【0052】かくして、ユニット20が指令加熱モード
状態にある場合、実際の作動モードが指令モードと一致
していないと、作動の開始から2分30秒というできる
だけ短時間で作動を停止させ、実際のモードと指令モー
ドが一致しているが、所定の閾値性能が達成されていな
い場合、12分30秒という短い時間で作動を停止させ
ることになる。
【0053】プログラム#2、#3、#4、#5はプロ
グラム#1のステップと類似した多くのステップを有
し、同一のステップ2は図3で用いた符号と同一のもの
が付けられている。かくして、これらについての説明の
繰り返しは必要ないであろう。類似のステップは異なる
値のものである場合を除き同一符号にアルファベット文
字が添えられており、文字A,B,C,Dはそれぞれプ
ログラム#2、#3、#4、#5で用いられている。プ
ログラム#4、#5における新しいステップには新たな
符号が付けられている。互いに異なり或いは異なる値を
用いるプログラム#2、#3、#4、#5における他の
ステップについてのみ詳細に説明する。
【0054】具体的には、図4(A)、図5(A)、図
6(A)、図7(A)にそれぞれ示すプログラム#2、
#3、#4、#5は、正常作動状態と限界作動状態との
間のレベルを確立するため、ステップ190A、190
B、190C、190Dだけでなく、ステップ184
A、184B、184C、184Dにおいても次第に小
さくなる値、即ち、−10、−8、−6、−4°F(−
5.6、−4.4、−3.3、−2.2℃)を用いてい
る。同様に、ステップ200A、200B、200C、
200Dはステップ208A、208B、208C、2
08Dと同様に、非許容作動状態と限界作動状態との間
のレベルを確立するため、次第に小さくなる値、即ち、
−5、−4、−3、−1.5°F(−2.8、−2.
2、−1.7、−0.8℃)を用いている。戻り空気の
温度が低下するにつれ、ΔTは、正常作動状態の間、小
さくなり、これらの値はそれに応じて調節される。
【0055】同様に、図4(B)、図5(B)、図6
(B)、図7(B)にそれぞれ示すプログラム#2、#
3、#4、#5は、戻り空気の温度が低下すると、加熱
モードの間、正常な△Tを反映するようステップ250
A、250B、250C、250Dだけでなく、ステッ
プ244A、244B、244C、244Dにおいても
+8、+6、+6、+4の値を使用する。
【0056】プログラム#4及び#5は戻り空気温度の
範囲に起因して積み荷スペース90内の生鮮積み荷また
は冷凍積み荷の何れかと関連させるのがよく、類似のス
テップ277、279、281が図6(B)及び図7
(B)に追加されている。加熱モードと関連のあるステ
ップ240において実際の作動モードが指令加熱モード
と一致していないことが分かると、ステップ277に進
み、このステップにおいて、セレクタ109によって選
択された設定温度が生鮮積み荷または冷凍積み荷の状態
を調節するようセットされる。例えば、ステップ27に
おいて、選択した設定温度が+24°F(−4.4℃)
に等しいか或いはこれよりも大きいかどうかを判定する
のが良い。もし設定温度が+24°F(−4.4℃)未
満であれば、ユニット20が加熱しないであろうことは
重大なことではなく、ステップ277からステップ27
9に進み、このステップにおいて加熱システムをチェッ
クすべきことを指示する警告警報コードをストアし、定
常警告警報指示器を点灯させてオペレータに知らせる。
ユニット20の作動を停止させる必要はない。
【0057】もしステップ277において設定温度が+
24°F(−4.4℃)に等しいか或いはこれよりも大
きいことが分かると、ステップ277から上述のプログ
ラム部分に進み、これはステップ278で開始する。
【0058】図8は、5つのプログラムで用いたパラメ
ータを要約して示すチャートである。コラム(列)R
A、即ち戻り空気のコラムで用いている括弧記
号“()”は、その中の最大値が特定の周囲空気温度範
囲によって呼び出される第1のプログラムの場合は省略
されるべきことを示している。上記の説明のように、も
し周囲空気温度が70°F(21.1℃)よりも大きけ
れば、プログラム#2、#3、#4は戻り空気温度範囲
についての上限を有し、これよりも低い周囲空気温度が
直接プログラム#2、#3、#4を初期プログラムとし
て呼び出し、プログラム番号と関連したコラム内に示す
戻り空気温度は、リストに掲げている番号よりも大きな
全戻り空気温度をカバーするので最小温度しか示してい
ない。
【0059】この時点までの各プログラムは、ユニット
20の限界性能または非許容性能の何れかを示す△Tの
最小値を利用していた(但し、最小値を越えていないこ
とを条件とする)。図9は、実際の△Tと△Tの最大値
の比較を利用するプログラム#1〜#5のうちの1つが
実行されるたびに任意的に実行できるプログラム292
の流れ図である。もし△Tの実際の値が、所定の最大値
(例えば、約−24°F(−4.4℃)の値であるのが
よい)よりも大きければ、これにより空気流路が絞られ
ていることが分かり、かかる絞りは、例えば積み荷スペ
ース90が不適切な積み荷状態または結果的に空気流の
流路を制限することになる積み荷スペース90内の荷積
み後に生じる積み荷のズレによって生じる場合がある。
【0060】より具体的には、292,294からプロ
グラムに入り、プログラムの初期部分において、ユニッ
ト20がすべての必要不可欠なセンサを動作時状態にし
た状態で通常の作動モードにあるようにする。例えば、
ステップ296においてユニット20が作動中であるか
どうかを判定する。もしユニット20が作動中でなけれ
ば、ステップ296から298に進み、プログラム29
2を終了させる。もしステップ296においてユニット
20が作動中であることが分かると、ステップ300,
302により、戻り空気センサ100及び送込み空気セ
ンサ104が動作中であるかどうかを判定する。もし何
れかが非機能状態であることが分かると、プログラム2
92は298で終了する。もしセンサ200、104が
機能していることが分かると、プログラム292はステ
ップ304に進み、このステップにおいて、ユニット2
0が霜取り状態であるかどうかを判定する。もしそうで
あれば、プログラム292は298で終了する。もしユ
ニット20が霜取り状態でなければ、ステップ306に
おいて△Tの最大値が得られ、例えば制御装置98と関
連した読出し専用記憶素子(ROM)にストアするのが
よく、ステップ306においてこの最大値と実際の△T
の値を比較する。もし実際の値が最大値以下であれば、
空気流の流路には絞りがなく、プログラム292は29
8で終了する。
【0061】もしステップ306において、実際の値が
許容可能な最大値よりも大きいことが分かると、例えば
10分間の所定の時間遅延を開始させるステップ308
に進む。ステップ310,312,314は、△Tの実
際の値がステップ310によって検知された最大許容値
よりも小さくなり、或いはステップ312,314によ
って監視された遅延時間が終了すると(このいずれの出
来事が最初に起きても)ブレークされるプログラムルー
プを生じさせる。ステップ316において何れの事象が
ループをブレークしたかを判定し、ステップ316にお
いて遅延時間が終了しなかったことが分かると、プログ
ラムは298で終了する。ステップ316において時間
遅延が終了したことが分かると、ステップ318に進
み、このステップにおいて蒸発器用空気流路が制限され
たことを指示する故障コードをストアし、定常警報を生
じさせてオペレータに気付かせる。すると、ステップ3
18からプログラムは終了する。
【0062】以上要するに、積み荷スペース90の初期
の温度引下げ中においても、限界作動及び非許容作動に
ついて早期の警報及び早期の作動停止を行なわせる輸送
機関用冷凍装置の監視する新規且つ改良型の方法が開示
されている。監視方法は、蒸発器戻り空気と送込み空気
の温度差を監視し、実際の作動、周囲空気温度及び戻り
空気温度の関数として変化する許容可能な最小値とを比
較する。限界性能について適当な早期警報が出され、非
許容性能について早期の冷凍装置作動停止が開始され
る。任意的に、実際の温度差を所定の最大値と比較して
空気流の制限を検知してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法に従って動作可能な輸送機関用冷
凍装置の冷媒配管及び関連の電気制御装置の略図であ
る。
【図2】本発明の方法を構成する段階を含むプログラム
の流れ図である。
【図3】周囲空気温度と戻り空気温度の所定の相互関係
に応答して図2のプログラムによって呼び出されるプロ
グラム#1の詳細流れ図であって、(A)と(B)を組
み合わせたものである。
【図4】周囲空気温度と戻り空気温度の所定の相互関係
に応答して図2のプログラムによって呼び出されるプロ
グラム#2の詳細流れ図であって、(A)と(B)を組
み合わせたものである。
【図5】周囲空気温度と戻り空気温度の所定の相互関係
に応答して図2のプログラムによって呼び出されるプロ
グラム#3の詳細流れ図であって、(A)と(B)を組
み合わせたものである。
【図6】周囲空気温度と戻り空気温度の所定の相互関係
に応答して図2のプログラムによって呼び出されるプロ
グラム#4の詳細流れ図であって、(A)と(B)を組
み合わせたものである。
【図7】周囲空気温度と戻り空気温度の所定の相互関係
に応答して図2のプログラムによって呼び出されるプロ
グラム#5の詳細流れ図であって、(A)と(B)を組
み合わせたものである。
【図8】図2に記載されたプログラムによって呼び出さ
れるプログラムで用いられる周囲空気と戻り空気の互い
に異なる相互関係についてのΔTの最小正常値、限界値
及び非許容値を要約して示す図である。
【図9】周囲空気温度と戻り空気温度の関係とは無関係
に、関連の積み荷スペース内の空気流の制限の有無につ
きチェックするため、図2に記載されたプログラムによ
って呼び出されるプログラムの流れ図である。
【符号の説明】
20 冷凍装置 24 閉鎖流体冷媒回路 26 冷媒圧縮機 36 三方弁 44 凝縮器コイル 48 第1の冷媒回路 50 受液器 56 熱交換器 58 膨脹弁 60 冷媒分配器 62 蒸発器コイル 64 吸込みライン調節弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ローウェル ブルース ネイリー アメリカ合衆国 ミネソタ州 ミネトンカ クリーク ポイント 5920 (72)発明者 ノーマン フレデリック スピアー アメリカ合衆国 ミネソタ州 エディナ ゲート パーク ロード 5605

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の設定温度を保つよう必要に応じ、
    指令された冷却モード及び加熱モードにより積み荷スペ
    ースから戻る空気を調和し、調和した該空気を積み荷ス
    ペース内に送り戻す輸送機関用冷凍装置の監視方法であ
    って、輸送機関用冷凍装置は戻り空気の温度、送込み空
    気の温度及び周囲空気の温度を監視するセンサを有し、
    前記監視方法は、戻り空気と送込み空気の温度の算術差
    △Tを求める段階と、周囲温度と戻り空気温度の関数と
    して△Tとの比較のためのパラメータを選択する段階
    と、△Tと選択したパラメータとを比較して、選択され
    ている設定温度に対する戻り空気の温度とは無関係に輸
    送機関用冷凍装置の作動の異常状態を検知する段階とを
    有することを特徴とする監視方法。
  2. 【請求項2】 算術差△Tを求める段階の前提条件とし
    て、温度センサが故障しているかどうかをチェックする
    段階を含むことを特徴とする請求項1の監視方法。
  3. 【請求項3】 パラメータを選択する段階では、冷凍装
    置の連続運転を可能にするよう前記比較段階が満足しな
    ければならない△Tの最小値を選択することを特徴とす
    る請求項1の監視方法。
  4. 【請求項4】 パラメータは、△Tの正常値、警告値及
    び作動停止値を含み、パラメータを選択する段階では、
    戻り空気の温度が減少すると所定の段階において△Tの
    正常値、警告値及び作動停止値の大きさを減少させるこ
    とを特徴とする請求項3の監視方法。
  5. 【請求項5】 パラメータを選択する段階では、冷却モ
    ードと加熱モードの両方について値を選択し、前記方法
    は、指令モードを決定する段階と、比較段階において指
    令モードと関連のある選択されたパラメータを用いる段
    階とを含むことを特徴とする請求項1の監視方法。
  6. 【請求項6】 指令モードを決定する段階と、△Tの代
    数符号を指令モードと比較して実際のモードが指令モー
    ドと一致しているかどうかを判定する段階と、前記比較
    段階において実際のモードと指令モードが一致していな
    いことが分かると、所定長さの時間遅延をかける段階
    と、時間遅延の終了時に実際のモードが依然として指令
    モードと一致していなければ、輸送機関用冷凍装置の作
    動を停止する段階とを有することを特徴とする請求項1
    の監視方法。
  7. 【請求項7】 指令モードを決定する段階と、△Tの代
    数符号を指令モードと比較して実際のモードが指令モー
    ドと一致しているかどうかを判定する段階と、前記比較
    段階において実際のモードが指令モードと一致していな
    いことが分かると、選択した設定温度をチェックして該
    設定温度が冷凍積み荷を指示しているかどうかを判定す
    る段階と、該チェック段階において設定温度が冷凍積み
    荷と関連していることが分かると、警告警報を発生する
    段階と、前記比較段階において実際のモードと指令モー
    ドが一致していないことが分かると共に前記チェック段
    階において設定温度が冷凍積み荷と関連していないこと
    が分かると、所定の時間遅延をかける段階と、時間遅延
    の終了時において実際のモードが依然として指令モード
    と一致していなければ、輸送機関用冷凍装置の作動を停
    止させる段階とを有することを特徴とする請求項1の監
    視方法。
  8. 【請求項8】 パラメータを選択する段階では、輸送機
    関用冷凍装置の正常作動状態、限界作動状態、不適当な
    作動状態を定める最小値を選択し、前記方法は、前記比
    較段階において限界作動状態が検知されると警告警報信
    号を発生する段階と、限界作動状態であることを確認す
    る段階とを含むことを特徴とする請求項1の監視方法。
  9. 【請求項9】 輸送機関用冷凍装置の不適当な作動状態
    が検出されると故障警報信号を発生させる段階と、不適
    当な作動状態であることを確認する段階と、輸送機関用
    冷凍装置の作動を停止させる段階とを含むことを特徴と
    する請求項8の監視方法。
  10. 【請求項10】 算術差△Tを求める段階の実施前に所
    定の時間遅延をかけて輸送機関用冷凍装置の始動直後に
    温度信号の使用を阻止することを特徴とする請求項1の
    監視方法。
  11. 【請求項11】 算術差△Tを求める段階の実施前に第
    1の所定の時間遅延をかけて輸送機関用冷凍装置の始動
    直後に温度信号の使用を阻止する段階と、指令モードを
    決定する段階と、△Tの代数符号を指令モードと比較し
    て実際のモードが指令モードと一致しているかどうかを
    判定する段階と、前記比較段階において実際のモードが
    指令モードと一致していないことが分かると、第1の所
    定の時間遅延よりも短い第2の所定の時間遅延をかける
    段階と、第2の所定の時間遅延の終了時に実際のモード
    が依然として指令モードと一致していなければ輸送機関
    用冷凍装置の作動を停止させる段階とを有することを特
    徴とする請求項1の監視方法。
  12. 【請求項12】 実際のモードが指令モードと一致して
    いるときであって、前記比較段階において作動の異常状
    態が検出されると第3の所定の時間遅延をかける段階を
    含み、第3の所定の時間遅延の長さは、指令モード及び
    △Tと使用可能な選択パラメータとの差の大きさの関数
    であることを特徴とする請求項11の監視方法。
  13. 【請求項13】 第3の所定の時間遅延の長さは、指令
    モードが加熱モードであって△Tが第1の所定値以下で
    あると、第1の所定の時間遅延よりも短いことを特徴と
    する請求項12の監視方法。
  14. 【請求項14】 第3の所定の遅延時間の終了時におい
    て△Tが第1の所定値以下であると、輸送機関用冷凍装
    置の作動を停止させる段階を含むことを特徴とする請求
    項13の監視方法。
  15. 【請求項15】 第3の所定の時間遅延の長さは、指令
    モードが加熱モードであって△Tが第1の所定値以上で
    あるが第2の所定値以下であると、第1の所定の時間遅
    延よりも長いことを特徴とする請求項12の監視方法。
  16. 【請求項16】 第3の所定の時間遅延の終了時にΔT
    が第2の所定値以下であると、警告警報を発生させる段
    階を含むことを特徴とする請求項15の監視方法。
  17. 【請求項17】 第3の所定の時間遅延の長さは、指令
    モードが冷却モードであって△Tが第1の所定値以下で
    あると、第1の所定の時間遅延よりも長いことを特徴と
    する請求項12の監視方法。
  18. 【請求項18】 第3の所定の時間遅延の終了時におい
    て△Tが第1の所定値以下であれば、△Tを第1の所定
    値よりも小さい第2の所定値と比較する段階と、前記比
    較段階において△Tが小さな第2の所定値よりも大きい
    ことが分かると、警告警報信号を発生させる段階と、前
    記比較段階において△Tが小さな第2の所定値以下であ
    ると、第3の所定の時間遅延よりも短い第4の所定の時
    間遅延をかける段階と、第4の所定の時間遅延の終了時
    に△Tが小さな第2の所定値以下であると、輸送機関用
    冷凍装置の作動を停止させる段階とを有することを特徴
    とする請求項17の監視方法。
  19. 【請求項19】 パラメータの選択段階では、異なる戻
    り空気温度について異なる範囲の許容動作及び限界動作
    を与え、△Tと選択パラメータとの前記比較段階では、
    △Tを関連の範囲とは無関係にパラメータと比較し、そ
    れにより積み荷スペースの温度引下げ中、輸送機関用冷
    凍装置を監視することを特徴とする請求項1の監視方
    法。
  20. 【請求項20】 パラメータの選択段階では最大値を選
    択し、前記方法は、△Tと選択した最大値を比較する段
    階と、比較段階において△Tが選択した最大値よりも大
    きいと、空気流の制限を指示する警報信号を発生させる
    段階とを有することを特徴とする請求項1の監視方法。
  21. 【請求項21】 パラメータの選択段階では、輸送機関
    用冷凍装置の連続作動を可能にするよう前記比較段階が
    満足しなければならない最小値及び最大値を選択し、前
    記方法は、△Tを選択した最大値と比較する段階と、該
    比較段階において△Tが選択した最大値よりも大きいこ
    とが分かると、空気流の制限を指示する警報信号を発生
    させる段階とを含むことを特徴とする請求項1の監視方
    法。
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