JPH0642789Y2 - 簡易液体浄化装置 - Google Patents

簡易液体浄化装置

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JPH0642789Y2
JPH0642789Y2 JP1989123281U JP12328189U JPH0642789Y2 JP H0642789 Y2 JPH0642789 Y2 JP H0642789Y2 JP 1989123281 U JP1989123281 U JP 1989123281U JP 12328189 U JP12328189 U JP 12328189U JP H0642789 Y2 JPH0642789 Y2 JP H0642789Y2
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Inventor
誠 中川
雅士 遠藤
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トーメー産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、医療や保健衛生、或いは生化学、細菌学の分
野、更には飲食品や化粧品類に関連する分野などで、無
菌の水や薬液等の液体を簡単に得るための簡易液体浄化
装置、特に、コンタクトレンズ用ソリューションの浄化
装置として有用な液体浄化装置に関するものである。
(背景技術) 医療や保健衛生、或いは生化学、細菌学等の分野で使用
される水や薬液等の液体、例えば病院等の医薬機関で用
いられる薬液やコンタクトレンズ用ソリューションなど
の液体は、それらを比較的大型な容器内に収容した状態
で購入し、それを比較的長期間にわたって、小分け又は
分注することによって用いられるものが多く、そのため
にそれらの液体においては、容器開口部等から侵入する
細菌等による汚染が従来から問題となっている。
そこで、本願出願人らは、先に、特開昭62−125804号や
実開昭62−90706号等において、かかる容器開口部から
の細菌等の侵入による汚染の問題を解決することを目的
として、挟圧可能で、挟圧から開放された時に原形に復
し得る弾性材料にて液体収容容器を構成すると共に、該
容器内に収容された液体の送出流路上に、液体の流出は
許容するが細菌を阻止し得る多孔質膜を配してなる構造
の液体浄化装置を明らかにした。このような液体浄化装
置においては、容器内に収容された液体の送出に際し
て、液体がその送出流路上に配された多孔質膜にて除菌
されることから、収容液体が容器内で汚染されている場
合でも、無菌の液体を有利に得ることができるのであ
る。
ところが、かかる構造の液体浄化装置にあっては、容器
内より外部に液体を導く液体送出流路が、常時、液体送
出口を通じて外部空間に連通されているために、液体送
出口から該液体送出流路内に細菌が侵入して、その流路
内及びそこに設置された多孔質膜が汚染される恐れがあ
り、特に、液体を送出せしめた後、容器の復元力によっ
て惹起される陰圧に基づいて、空気が液体送出流路を通
じて容器内に流入させられる構造のものにあっては、細
菌が、その空気の流入に伴って、液体送出流路内に侵入
し易いといった問題があった。
一方、これに対して、本願出願人らは、先に、特願平1
−83003号において、圧縮ガスや液化ガスなどの圧力流
体の液体収容空間内への流入は許容するが、該液体収容
空間からの気体および液体の流出を阻止する第一のバル
ブ手段を設けると共に、液体送出流路上に設置した多孔
質膜と液体流出口との間において、該液体送出流路を連
通・遮断する第二のバルブ手段を設けてなる構造の簡易
液体浄化装置を提案し、且つ、そこにおいて、第二のバ
ルブ手段の開閉操作を押込み操作式の操作手段で行なう
ことを提案した。
かかる第一および第二のバルブ手段を備えた液体浄化装
置によれば、液体収容空間内への圧縮ガスまたは液化ガ
スの供給を第一のバルブ手段を通じて行なうようにする
と共に、非液体送出時において、液体送出流路を第二の
バルブ手段で遮断するようにすることにより、液体送出
口から多孔質膜側への細菌の侵入を良好に防止すること
ができるのであり、従って、それら第一および第二のバ
ルブ手段を有しない従来の液体浄化装置に比して、無菌
状態の液体を長期にわたって安定して得ることができる
のである。また、第二のバルブ手段の開閉操作手段とし
て押込み操作式の操作手段を採用すれば、液体送出流路
を通じた液体の送出操作が、押込み操作手段の押込み操
作だけで簡単に済む上に、非液体送出時において、第二
のバルブ手段を自動的に閉弁せしめて液体送出流路を自
動的に遮断できるために、極めて良好な操作性を得るこ
とができるのである。
ところが、このような構造の簡易液体浄化装置にあって
は、上述のように、液体送出口から除菌フィルタ側への
細菌の侵入を良好に防止して、無菌状態の液体を長期に
わたって安定して得ることができると共に、極めて良好
な操作性を得ることができるものの、第一のバルブ手段
を通じた液体収容空間内への圧力ガスの供給時等におい
て、第二のバルブ手段を開閉操作するための押込み式操
作手段を誤って押込み操作して、液体収容空間内の収容
液体を誤って送出させてしまう恐れがあり、特に第一の
バルブ手段と第二のバルブ手段とが近接して設けられる
ような場合等において、その恐れが高いといった問題が
あった。
(解決課題) ここにおいて、本考案は、このような事情を背景として
為されたものであり、その解決すべき課題とするところ
は、液体送出口から除菌フィルタ側への細菌の侵入を良
好に防止して、無菌状態の液体を長期にわたって安定し
て確保し得るようにすると共に、液体送出流路を通じた
液体の送出操作を押込み操作手段にて極めて簡単に行な
い得るようにした簡易液体浄化装置であって、しかも押
込み操作手段の誤操作による液体の誤送出を良好に防止
し得るようにしたものを提供することにある。
(解決手段) そして、かかる課題を解決するために、本考案に従う簡
易液体浄化装置は、(a)所定の液体が収容される密閉
空間を内部に備えた液体収容容器と、(b)該液体収容
容器の密閉空間内に圧縮ガス若しくは液化ガスを供給す
るために、圧力流体の流入は許容するが、該密閉空間か
らの気体および液体の流出を阻止する第一のバルブ手段
と、(c)前記液体収容容器を内外に貫通して設けられ
た、前記圧縮ガスまたは液化ガスの供給に基づいて高め
られた該液体収容容器の密閉空間内の圧力によって、か
かる密閉空間内に収容された液体を外部に送出させるた
めの液体送出流路と、(d)該液体送出流路上に配され
て、かかる液体送出流路を通じて送出される液体を除菌
する除菌フィルタと、(e)該除菌フィルタよりも液体
送出口側の前記液体送出流路上に設けられて、該液体送
出流路を遮断状態に維持せしめ、前記液体収容容器の密
閉空間を加圧状態に保つ一方、外部からの操作によって
開弁されて、該液体送出流路を連通せしめ、該液体収容
容器の密閉空間内に収容された前記液体の送出を許容す
る第二のバルブ手段と、(f)前記液体収容容器の外面
に臨む状態で設けられた押込み操作手段を有し、外部か
らの該押込み操作手段の押込み操作によって該第二のバ
ルブ手段を開弁せしめて、前記液体の前記液体送出流路
を通じての送出を行なわしめる液体送出制御手段と、
(g)該液体送出制御手段の前記押込み操作手段の押込
み操作を阻止するための押込み操作阻止手段とを含むよ
うに、構成することとしたのである。
(作用) このような構成の簡易液体浄化装置においては、圧縮ガ
スおよび液化ガスの密閉空間内への供給を第一のバルブ
手段を通じて行なうようにする一方、液体の非送出時に
おいて、液体送出流路を第二のバルブ手段で遮断するよ
うにすることにより、前記特願平1−83003号に開示の
簡易液体浄化装置と同様に、液体送出口から除菌フィル
タ側に細菌が侵入することを良好に防止して、無菌状態
の液体を長期にわたって安定して得ることが可能となる
のである。
すなわち、上記のような本考案に従う構造とされた簡易
液体浄化装置にあっては、液体送出流路が、そこに配さ
れた第二のバルブ手段によって、液体が送出される浄化
時以外、閉塞されて、液体収容容器内が正圧に保たれて
いると共に、かかる第二のバルブ手段が開かれることと
なる浄化時にも、その液体収容容器内が正圧とされて、
液体送出流路を通じての液体乃至は気体の逆流が回避さ
れ得ることから、かかる液体送出流路内への細菌の侵入
およびそれに起因する該流路内及びそこに配された除菌
フィルタ(多孔質膜)の汚染が、略完全に防止され得る
こととなるのであり、以て無菌状態の液体を長期間に亘
って安定して得ることが可能となるのである。
また、かかる本考案に従う簡易液体浄化装置において
は、液体送出流路を連通・遮断する第二のバルブ手段を
開弁制御するための液体送出制御手段が押込み操作手段
を有し、外部からの該押込み操作手段の押込み操作にて
第二のバルブ手段が開弁制御されて、液体の送出状態が
制御せしめられるようになっているため、液体の送出操
作が極めて簡単で済むのであり、しかも、押込み操作手
段の押込み操作が押込み操作阻止手段で阻止され得るよ
うになっているために、液体の非送出時において、かか
る押込み操作手段の押込み操作を押込み操作阻止手段で
阻止するようにすることにより、たとえ押込み操作手段
を誤って押圧しても、それによって液体を誤送出するよ
うなことを良好に防止することができるのである。
(実施例) 以下、本考案の二、三の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
先ず、第1図には、本考案に従う簡易液体浄化装置の一
例が示されている。そこにおいて、10は、容器本体であ
って、有底円筒形状を為しており、その筒壁の開口部外
周面には雄ねじが形成されている。一方、同図におい
て、12は、蓋体であって、底壁部が厚肉の有底円筒形状
を呈しており、その筒壁部の内面に雌ねじを有してい
る。そして、ここでは、かかる蓋体12が、その雌ねじに
おいて、容器本体10との間でパッキン14を挟圧する状態
で、容器本体10の雄ねじに螺合されており、これによ
り、容器本体10の内側空間を密閉状の液体収容空間16と
する液体収容容器18が構成されている。
なお、容器本体10および蓋体12の成形材料は、何れも特
に限定されるものではなく、樹脂やガラス、セラミック
ス等の公知の容器材料の中から、その内部に収容される
液体20に対して影響を与えたり、また該液体20にて影響
を受けない材料が適宜に選定されることとなる。
ここで、容器本体10と共に液体収容容器18を構成する蓋
体12の底壁部には、中心から所定寸法偏った部位に位置
して、該底壁部を軸心方向に貫通する状態で、空気導入
通路22が形成されている。そして、この空気導入通路22
の中間部に位置して、かかる空気導入通路22を通じての
液体収容空間16内への圧力流体の流入は許容するが、該
液体収容空間16内からの液体並びに気体の流出は阻止す
る、ボール24とスプリング26とからなる第一のバルブ手
段としての逆止弁28が設けられている。なお、図中、30
は、空気導入通路22の液体収容空間16側の開口部に螺合
されて配設されたばね受け部材である。
また、かかる空気導入通路22が形成された蓋体12の底壁
部には、該空気導入通路22を同心的に取り囲むように、
かかる蓋体12の底壁部の外面、即ち液体収容容器18の上
面に開口する状態で、所定深さの環状溝32が形成されて
おり、この環状溝32によって外周面を画定された状態
で、円柱状の突起部34が形成されている。そして、この
突起部34に筒壁部で摺動可能に嵌合されて、有底円筒形
状のキャップ部材36が配設されている。
このキャップ部材36は、空気導入通路22を通じて前記液
体収容空間16内に圧縮空気を供給する空気ポンプの操作
手段としての役割を果たすものであり、その筒壁部の外
周面には、第3図乃至第5図に示されているように、軸
心方向に延びる所定長さの垂直部38と、該垂直部38の上
端部から水平方向(周方向)に延び出させられた所定長
さの水平部40とからなる逆L字形状のガイド溝42が形成
されている。一方、これに対して、環状溝32で突起部34
から隔てられた蓋体12の底壁部の部位には、ねじ部材46
が、先端の係合ピン部44をかかるキャップ部材36のガイ
ド溝42内に突入せしめられた状態で螺合されている。そ
して、ここでは、かかるガイド溝42の垂直部38がねじ部
材46の先端の係合ピン部44で案内されることに基づい
て、キャップ部材36の上面が蓋体12の上面と略面一とな
る下降位置と、キャップ部材36の上面が蓋体12の上面か
ら所定寸法突出する上昇位置との間で、キャップ部材36
が昇降せしめられるようになっていると共に、ねじ部材
46の係合ピン部44がガイド溝42の水平部40に係合させら
れることに基づいて、かかるキャップ部材36がその下降
位置、即ち蓋体12内に収容される位置に保持され得るよ
うになっている。
また、ここにおいて、キャップ部材36の底壁の外側面に
は、該底壁の外側面を2分するように、所定深さの溝48
が形成されており、この溝48内に開口する状態で、キャ
ップ部材36の内外の空間を連通するように、通孔50が形
成されている。そして、この通孔50が開口するキャップ
部材36の底壁の内面(下面)側に位置して、該通孔50の
下部開口を塞ぐ状態で、ゴム等の可撓性材料からなる円
板状のシール材52が配設されていると共に、該シール材
52をキャップ部材36の底壁部との間で挟むように、上記
通孔50の開口部位まで延びる切欠き54を備えた円板状の
シール押さえ板56(第6図参照)が配設されており、こ
のシール押さえ板56と前記蓋体12の突起部34に形成され
た段付面との間に、キャップ部材36を常時上方に向かっ
て付勢するスプリング58が配設されている。
従って、前記ねじ部材46の係合ピン部44がキャップ部材
36のガイド溝42の垂直部38に係合させられた状態では、
キャップ部材36は、常には、スプリング58の付勢力によ
って、第1図に示されているように、蓋体12の上面から
所定寸法突出する上昇位置に保持されることとなり、こ
の状態から、キャップ部材36が押込み操作されて、下降
させられると、シール材52がキャップ部材36の底壁部に
密着して通孔50の下部開口を閉塞することに基づいて、
キャップ部材36内の空気が圧縮され、この圧縮された空
気が前記逆止弁28を通じて液体収容空間16内に圧送され
て、液体収容空間16内の圧力が高められることとなる。
一方、かかるキャップ部材36の押込み操作状態から、キ
ャップ部材36に対する押込み力を解除すれば、キャップ
部材36はスプリング58の付勢力によって上昇させられる
こととなり、その際、シール押さえ板56の切欠き54内に
シール材52が変形、収容されることに基づいて、キャッ
プ部材36の内側空間が通孔50に連通せしめられ、もって
かかる通孔50を通じて空気がキャップ部材36の内側空間
内に流入せしめられることとなる。
つまり、押込み操作によるキャップ部材36の下降作動
と、スプリング58によるキャップ部材36の上昇作動の繰
り返しによって、液体収容容器18の液体収容空間16内に
圧縮空気を漸次供給して、液体収容空間16内の圧力を充
分高め得るようになっているのであり、このことから明
らかなように、ここでは、キャップ部材36,シール材52,
シール押さえ板56およびスプリング58等から、空気導入
通路22を通じて液体収容空間16内に空気を圧送するため
の空気ポンプが構成されているのである。
ところで、蓋体12の底壁部には、第1図に示されている
ように、前記空気導入通路22と同様に、該底壁部を軸心
方向に貫通する状態で、通孔60が形成されており、この
通孔60内に位置して、該通孔60を連通乃至遮断せしめ
る、ボール62とスプリング64からなる逆止弁66が設けら
れている。そして、この通孔60の外部空間側の上側開口
部に、該逆止弁66を開閉制御するための押込み操作手段
としての押込み操作ボタン68が嵌合されて設けられてい
ると共に、液体収容空間16側に開口する下側開口部に、
ホース70を介して、所定の多孔質膜を利用して構成され
た除菌フィルタ72が接続されており、押込み操作ボタン
68を押込み操作して逆止弁66を開弁させると、液体収容
空間16内に収容された液体が、前記キャップ部材36の押
込み操作によって液体収容空間16内に圧送された空気の
圧力に基づいて、かかる液体収容空間16から除菌フィル
タ72、ホース70および通孔60を通じて外部に送出せしめ
られるようになっている。
より具体的には、押込み操作ボタン68は、大径部、中径
部および小径部からなる段付円筒部74の大径部から、ノ
ズル部76が側方に延び出させられた構造とされている
(第2図および第3図参照)。一方、蓋体12に形成され
た通孔60は、その上半部が、かかる押込み操作ボタン68
の段付円筒部74に略対応した段付円筒部とされており、
その上部開口端には、段付円筒部の大径部と蓋体12の外
側面とを連通する状態で、前記押込み操作ボタン68のノ
ズル部76を収容するための切欠き78が形成されている。
そして、押込み操作ボタン68は、その段付円筒部74の大
径部、中径部および小径部において、ノズル部76を切欠
き78内に収容させられた状態で、通孔60の上部開口を液
密且つ気密に閉塞するように、通孔60の段付円筒部の大
径部、中径部および小径部にそれぞれ摺動可能に嵌合さ
れて配設されている。なお、ここでは、押込み操作ボタ
ン68の段付円筒部74の中径部と通孔60の段付円筒部の中
径部との間にOリング79が配設されて、それらの間が液
密且つ気密に保持されている。
ここで、押込み操作ボタン68には、その段付円筒部74お
よびノズル部76を鉤形に貫通して通孔60と外部空間とを
連通せしめる状態で、段付筒部74に形成された垂直穴
と、ノズル部76に形成された水平穴とからなるL字状の
通孔80が形成されている。そして、この押込み操作ボタ
ン68の通孔80の段付円筒部74に形成された垂直穴の底部
に上端部で当接する一方、前記逆止弁66のボール62上面
に下端部で当接する状態で、該押込み操作ボタン68の通
孔80の垂直穴および蓋体12の通孔60に比して充分小さい
直径の作用ロッド82が配設されており、ここでは、押込
み操作ボタン68の押込み操作時において、その押込み操
作力がかかる作用ロッド82を介して逆止弁66のボール62
に伝達されて、逆止弁66が弁開せしめられるようになっ
ている一方、押込み操作ボタン68の非押込み操作時にお
いて、逆止弁66のスプリング64の付勢力がかかる作用ロ
ッド82を介して押込み操作ボタン68に作用させられて、
該押込み操作ボタン68がその下降限度位置よりも所定寸
法高い上昇位置に保持せしめられるようになっている。
つまり、このことから明らかなように、ここでは、押込
み操作ボタン68の非押込み操作時においては、逆止弁66
がスプリング64の付勢力に従って閉弁状態に保持され
て、液体収容空間16からの液体の送出が阻止されるよう
になっている一方、押込み操作ボタン68が押込み操作さ
れると、逆止弁66がスプリング64の付勢力に抗して開弁
させられて、液体収容空間16内の液体が、その空間16内
の圧力に基づいて、除菌フィルタ72、ホース70、通孔60
および80を通じて、外部に送出せしめられるようになっ
ているのであり、液体収容空間16内の液体の非送出時に
おいては、逆止弁66が自動的に閉弁されて、除菌フィル
タ72が、通孔80の外部空間側の開口部である液体送出口
から自動的に遮断されるようになっているのである。
そして、このことから明らかなように、ここでは、除菌
フィルタ72、ホース70および両通孔60,80とから液体送
出流路が構成されていると共に、通孔60内に設けられた
逆止弁66によって第二のバルブ手段が構成されているの
であり、また押込み操作手段としての押込み操作ボタン
68と作用ロッド82とから、第二のバルブ手段である逆止
弁66を開閉制御するための液体送出制御手段が構成され
ているのである。
なお、第1図において、86は、通孔60の下部開口部に螺
合されたばね受け部材であり、ここでは、かかるばね受
け部材86に対してホース70が接続せしめられている。
ところで、以上の説明から明らかなように、かかる液体
浄化装置においては、前記空気ポンプの操作手段として
のキャップ部材36と、逆止弁66を開閉制御して液体20の
送出状態を制御する押込み操作手段としての操作ボタン
68とが、共に蓋体12の上面に臨む状態で設けられている
ために、押込み操作ボタン68の押込みによる液体20の送
出制御時においては、キャップ部材36が押込み操作ボタ
ン68の押込み操作の邪魔となり、またキャップ部材36の
押込み操作による液体収容空間16内への空気の圧送時に
おいては、押込み操作ボタン68を誤って押込み操作する
恐れが大きい。
そこで、ここでは、そのような不具合を解決するため
に、前述のように、キャップ部材36の外側面のガイド溝
42が単なる垂直部38だけから構成されずに、その垂直部
38の上端部から水平部40が延び出させられて、そのガイ
ド溝42の水平部40に対する前記ねじ部材46の係合ピン部
44の係合に基づいて、キャップ部材36が蓋体12内に収容
せしめられ得るようになっていると共に、第1図乃至第
3図に示されているように、前記通孔60の上部開口端に
おいて、前記通孔60の上部開口端に形成された切欠き78
に階段状に連結された形態で、上昇位置における押込み
操作ボタン68のノズル部76の下面に対応した高さの切欠
き84が形成されて、かかる切欠き84側への押込み操作ボ
タン68の回転操作により、押込み操作ボタン68の下降作
動を阻止できるようになっている。
ガイド溝42の水平部40にねじ部材46の係合ピン部44を係
合させて、キャップ部材36を蓋体12内に収容させるよう
にすれば、押込み操作ボタン68の押込みによる液体20の
送出制御時において、キャップ部材36が押込み操作ボタ
ン68の押込み操作の邪魔にならないために、押込み操作
ボタン68の押込みによる液体20の送出操作が極めて容易
となるのであり、また液体20の非送出時、特にキャップ
部材36による液体収容空間16内への圧縮空気の圧送時に
おいて、押込み操作ボタン68を切欠き84側に回転させ
て、その押込み操作ボタン68の下降作動を阻止するよう
にすれば、たとえ押込み操作ボタン68を誤って押圧して
も、逆止弁66が開弁させられるようなことがないため
に、押込み操作ボタン68の誤操作によって液体20が誤送
出されるようなことが良好に防止されるのである。
このように、本実施例の簡易液体浄化装置においては、
押込み操作ボタン68を押込み操作するだけで、液体20の
送出を制御できるために、液体20の送出操作が極めて簡
単で済むのであり、また液体20が送出されない押込み操
作ボタン68の非押込み操作時においては、逆止弁66が自
動的に閉弁され、除菌フィルタ72が液体送出口から自動
的に遮断されることとなるために、液体送出口から除菌
フィルタ72側への細菌等の侵入が良好に防止されて、除
菌フィルタ72の汚染が良好に防止され、もって送出液体
20が長期にわたって安定して無菌状態、すなわち所望の
清浄度に維持されることとなるのである。
また、本実施例の簡易液体浄化装置においては、押込み
操作ボタン68を切欠き84側に回転操作することにより、
押込み操作ボタン68の下降作動を阻止できるために、非
液体送出時において、押込み操作ボタン68を切欠き84側
に予め回転させておくことにより、押込み操作ボタン68
を誤って押圧操作した場合にあっても、その押込み操作
ボタン68の誤操作による液体20の誤送出を確実に防止す
ることができるのであり、もって押込み操作ボタン68の
誤操作による液体20の不要な浪費等の不具合を良好に防
止することができるのである。
しかも、本実施例装置においては、ガイド溝42の水平部
40に対するねじ部材46の係合ピン部44の係合に基づい
て、空気ポンプの操作手段としてのキャップ部材36が蓋
体12内に収容された状態に保持され得るようになってい
るために、液体送出制御手段の押込み操作手段と共に空
気ポンプの操作手段を蓋体12の上面に併設した構成であ
りながら、空気ポンプの操作手段としてのキャップ部材
36と、液体送出制御手段の押込み操作手段としての押込
み操作ボタン68とを、共に良好に操作し得るといった利
点もあるのである。
次に、本考案の別の実施例を第7図および第8図に基づ
いて詳細に説明する。なお、本実施例の簡易液体浄化装
置は、第一および第二の両バルブ手段、液体送出制御手
段、或いは押込み操作阻止手段等の構成が前記実施例の
簡易液体浄化装置とは異なっているが、基本的には、前
記実施例と同様であるため、ここでは、前記実施例と異
なる点についてのみ詳述し、前記実施例と同様の構造の
ものについては、前記実施例と同様の符号を付して、詳
細な説明を省略することとする。
すなわち、本実施例の簡易液体浄化装置においては、蓋
体12に形成された空気導入通路22が、上側の小径部と下
側の大径部とからなっており、それら小径部と大径部と
の間の段付面に、小径部の開口部を塞ぐ状態で、ゴム等
の可撓性材料からなる円板状のシール材88が配設されて
いる。そして、このシール材88を段付面との間で挟圧す
る状態で、切欠き90を備えたシール押さえ板92が配設さ
れて、第一のバルブ手段としての逆止弁94が構成されて
いる。なお、この逆止弁94の機能は、前記実施例のキャ
ップ部材36の通孔50の下部開口を開閉する逆止弁(シー
ル材52,シール押さえ板56)と同様であるため、ここで
は、その詳細な説明は省略する。
また、本実施例においては、キャップ部材36が嵌合され
た突起部34の上端面に第二の環状溝96が形成されてお
り、この第二の環状溝96とシール押さえ板56との間に、
キャップ部材36を上方へ付勢するためのスプリング58が
配設されている。なお、本実施例のシール押さえ板56
は、第9図に示されているように、前記実施例のシール
押さえ板56の外周縁部の両面に、所定高さのフランジ部
98,98が突出成形された構造とされており、このフラン
ジ部98の一方で、スプリング58の端部を保持する一方、
他方で、シール材52を保持するようになっている。
一方、空気導入通路22と並列に蓋体12に形成された通孔
60は、上下両端の開口部が共に大径部とされる一方、そ
れら大径部間の部位が小径部とされた段付形状とされて
いる。そして、その上側大径部に摺動可能に嵌合され
て、押込み操作手段としての円柱状の押込み操作ボタン
100が配設されている一方、かかる押込み操作ボタン100
で閉塞された上側大径部の空間内に常時連通せしめられ
る状態で、該通孔60の側壁を貫通して、液体送出口とし
てのノズル孔102が形成されている。なお、押込み操作
ボタン100と通孔60の内面との間は、押込み操作ボタン1
00の外周面に配設されたOリング104にて液密且つ気密
に保持されており、またノズル孔102の外側開口部に
は、筒状のノズル部材105が配設されている。
また、かかる通孔60の下部開口には、樹脂製の筒状部材
106がその上端部において固設されており、この筒状部
材106の下端部に除菌フィルタ72が連結、支持されてい
る。そして、これにより、筒状部材106および通孔60を
通じて、除菌フィルタ72がノズル孔102に連通せしめら
れている。ここでは、除菌フィルタ72、筒状部材106の
内孔、通孔60およびノズル孔102から、液体収容空間16
内の液体20を送出するための液体送出流路が構成されて
いるのである。
ここで、通孔60の上側大径部に嵌合された押込み操作ボ
タン100には、その下面から通孔60の小径部を貫通して
下側の大径部内に所定寸法延び出す状態で、連結ロッド
108が垂下されている。そして、この連結ロッド108の下
端部に、円板状の作用板110が固設され、この作用板110
と前記筒状部材106の上端面との間に、それらを離隔す
る方向に付勢するスプリング112が配設されていると共
に、かかる作用板110と通孔60の下側段付面との間に、
小径部の下部開口を取り囲む状態で、環状のシール材11
4が配設されている。
すなわち、押込み操作ボタン100の非押込み操作時にお
いては、スプリング112の付勢力に従う作用板110の上昇
作用により、シール材114が作用板110と通孔60の段付面
との間で挟圧されて、通孔60が遮断せしめられると共
に、押込み操作ボタン100が、その下降限位置から所定
距離高い上昇位置に押し上げられるようになっているの
であり、押込み操作ボタン100が押込み操作されると、
作用板110がスプリング112の付勢力に抗して下降作動さ
れて、通孔60の段付面との間でのシール材114の挟圧状
態が解除され、もって通孔60が連通せしめられるように
なっているのである。
そして、本実施例では、これにより、前記実施例と同様
に、押込み操作ボタン100の押込み操作によって、液体
収容空間16内の円柱状20が液体送出流路を通じて外部に
送出せしめられるようになっていると共に、押込み操作
ボタン100の非押込み操作時(非液体送出時)におい
て、除菌フィルタ72が液体送出口としてのノズル孔102
から自動的に遮断せしめられるようになっているのであ
る。
なお、以上の説明から明らかなように、ここでは、作用
板110、スプリング112およびシール材114から、液体送
出流路を連通・遮断する第二のバルブ手段が構成されて
いるのであり、また押込み操作ボタン100と連結ロッド1
08とから、液体送出制御手段が構成されているのであ
る。
ところで、本実施例の液体浄化装置においては、第7図
に示されているように、蓋体12の底壁部の外周面が段付
円筒面形状とされており、その段付円筒面形状とされた
蓋体12の底壁部の外周面に、円筒部118の上端部に内向
きのフランジ部120が突設された構造のノズルカバー122
が回転可能に嵌合させられている。そして、ここでは、
このノズルカバー122の内向きフランジ部120の内面に環
状溝124が形成されていると共に、この環状溝124の下側
側壁に、該環状溝124と同等の深さの所定幅の切欠き126
が形成されている。
一方、これに対して、前記押込み操作手段としての押込
み操作ボタン100の側面には、第7図および第8図に示
されているように、上記ノズルカバー122の環状溝124の
形成部位に対応する高さ部位に位置して、該環状溝124
および上記切欠き126内に収容可能な突出部128が突設さ
れている。そして、ここでは、切欠き126が押込み操作
ボタン100の突出部128と対応する位置にノズルカバー12
2が回転せしめられたとき、突出部128がその切欠き126
内を移動することに基づいて、押込み操作ボタン100の
下降が許容されるようになっており、それ以外の位置に
ノズルカバー122が回転せしめられたときには、突出部1
28が環状溝124の下部側壁に当接して、押込み操作ボタ
ン100が下降され得ないようになっている。
つまり、ここでは、ノズルカバー122と押込み操作ボタ
ン100の突出部128とから、押込み操作ボタン100の下降
作動を阻止するための押込み操作阻止手段が構成されて
いるのである。
なお、ノズルカバー122の円筒部118には、押込み操作ボ
タン100の下降許容位置にノズルカバー122が回転させら
れたとき、前記ノズル孔102と対応する部位に位置し
て、該ノズル孔102から噴き出される液体20を通過させ
るための液体通過孔130が形成されている。
このような構造の簡易液体浄化装置においても、前記実
施例装置と同様の効果を得ることができるのである。
以上、本考案の幾つかの実施例を詳細に説明したが、こ
れらは文字通りの例示であり、本考案が、それらの具体
例に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内
において、種々なる変更,修正,改良等を施した態様で
実施できることは、勿論である。
例えば、前記実施例では、押込み操作手段としての押込
み操作ボタン68,100の下降作動が、何れも、ストッパと
して機能する切欠き84およびノズルカバー122の環状溝1
24の下部側壁への当接に基づいて阻止されるようになっ
ていたが、ノズルカバー122の如きカバー部材にて押込
み操作手段の押込み操作面を覆って、押込み操作手段の
押込み操作自体を不能にすることによって、押込み操作
手段の誤操作を阻止するようにすることも可能である。
なお、この場合には、押込み操作手段の押込み操作を不
能にするカバー部材が、押込み操作阻止手段を構成する
こととなる。
また、前記実施例では、第一および第二のバルブ手段、
ひいては空気導入通路22および液体送出流路が、何れ
も、蓋体12に設けられていたが、それらの配設位置乃至
は形成位置は、必要に応じて適宜変更することが可能で
ある。
更に、前記実施例では、液体収容容器18に空気ポンプが
一体的に設けられて、かかる空気ポンプにて液体収容空
間16内に空気が圧送されるようになっていたが、かかる
空気ポンプの如きポンプ手段は液体収容容器18と必ずし
も一体的に設ける必要はなく、また液体収容容器18内に
空気以外の圧縮ガスや液化ガスを供給して、液体収容容
器18内の圧力を高めるようにしてもよいのである。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案に従う簡易液体
浄化装置によれば、液体送出口から除菌フィルタ側への
細菌の侵入を良好に防止して、無菌状態の液体を長期に
わたって安定して得ることができると共に、液体送出流
路を通じた液体の送出操作を押込み操作手段の押込み操
作にて極めて簡単に行なうことができるのであり、しか
も液体の非送出時においては、押込み操作阻止手段にて
押込み操作手段の押込み操作を阻止するようにすること
により、押込み操作手段の誤操作による液体の誤送出を
確実に防止し得て、液体の不要な浪費等の不具合を未然
に防止することができるのである。
加えて、このような液体浄化装置は、容器内に高圧の圧
縮ガスまたは液化ガスを予め蓄える蓄圧タイプになって
いるため、第二のバルブ手段を操作することにより、必
要量の液体を適宜に流出させることができるのであり、
容器の挟圧による加圧を行なう方式に比べて、操作性が
飛躍的に向上されると共に、除菌フィルタ(多孔質膜)
を通じての濾過がより高圧で為され得るのであり、そし
てそれによって、該除菌フィルタによる液体の濾過効果
(単位面積当りの流通量)が高く設定され得て、良好な
る使用性を確保しつつ、コンパクト化が可能であるとい
った利点をも有しているのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に従う簡易液体浄化装置の一例を示す
断面図であり、第2図は、その左側面要部図であり、第
3図は、第1図の装置の一部切欠平面図であり、第4図
は、第3図におけるIV−IV断面図であり、第5図は、第
1図の装置のキャップ部材を示す正面図であり、第6図
は、第1図の装置のシール押さえ板を示す斜視図であ
る。第7図は、本考案の別の一例を示す断面図であり、
第8図は、第7図の装置の一部切欠き平面図であり、9
図は、第7図の装置の、第6図のシール押さえ板に対応
するシール押さえ板を示す斜視図である。 10:容器本体、12:蓋体 16:液体収容空間(密閉空間) 18:液体収容容器、20:液体 22:空気導入通路 28,94:逆止弁(第一のバルブ手段) 36:キャップ部材、42:ガイド溝 46:ねじ部材、60,80:通孔 66:逆止弁(第二のバルブ手段) 68,100:押込み操作ボタン 70:ホース、72:除菌フィルタ 82:作用ロッド、84:切欠き 88:シール材、92:シール押さえ板 102:ノズル孔、106:筒状部材 108:連結ロッド、110:作用板 112:スプリング、114:シール材 122:ノズルカバー、124:環状溝 126:切欠き、128:突出部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の液体が収容される密閉空間を内部に
    備えた液体収容容器と、 該液体収容容器の密閉空間内に圧縮ガス若しくは液化ガ
    スを供給するために、圧力流体の流入は許容するが、該
    密閉空間からの気体および流体の流出を阻止する第一の
    バルブ手段と、 前記液体収容容器を内外に貫通して設けられた、前記圧
    縮ガスまたは液化ガスの供給に基づいて高められた該液
    体収容容器の密閉空間内の圧力によって、かかる密閉空
    間内に収容された液体を外部に送出させるための液体送
    出流路と、 該液体送出流路上に配されて、かかる液体送出流路を通
    じて送出される液体を除菌する除菌フィルタと、 該除菌フィルタよりも液体送出口側の前記液体送出流路
    上に設けられて、該液体送出流路を遮断状態に維持せし
    め、前記液体収容容器の密閉空間を加圧状態に保つ一
    方、外部からの操作によって開弁されて、該液体送出流
    路を連通せしめ、該液体収容容器の密閉空間内に収容さ
    れた前記液体の送出を許容する第二のバルブ手段と、 前記液体収容容器の外面に臨む状態で設けられた押込み
    操作手段を有し、外部からの該押込み操作手段の押込み
    操作によって該第二のバルブ手段を開弁せしめて、前記
    液体の前記液体送出流路を通じての送出を行なわしめる
    液体送出制御手段と、 該液体送出制御手段の前記押込み操作手段の押込み操作
    を阻止するための押込み操作阻止手段とを、 含むことを特徴とする簡易液体浄化装置。
JP1989123281U 1989-10-21 1989-10-21 簡易液体浄化装置 Expired - Lifetime JPH0642789Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60189392U (ja) * 1984-05-28 1985-12-14 三井東圧機工株式会社 携帯式飲料水製造器
JPH04955Y2 (ja) * 1986-09-02 1992-01-13

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