JPH0642769Y2 - 微量吐出装置 - Google Patents

微量吐出装置

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JPH0642769Y2
JPH0642769Y2 JP1989141372U JP14137289U JPH0642769Y2 JP H0642769 Y2 JPH0642769 Y2 JP H0642769Y2 JP 1989141372 U JP1989141372 U JP 1989141372U JP 14137289 U JP14137289 U JP 14137289U JP H0642769 Y2 JPH0642769 Y2 JP H0642769Y2
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JP
Japan
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pressure
nozzle
tube
fed
blow
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JP1989141372U
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JPH0379867U (ja
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康克 井野内
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康克 井野内
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、接着剤や銀ペーストやグリース等の粘性被圧
送体を微量吐出する微量吐出装置に関する。
〔従来の技術と考案が解決しようとする課題〕
従来、接着剤や銀ペーストやグリース等の粘性被圧送体
の圧送は、シリンジを用いてこれに空気圧を送って行っ
ていた。ところが、微量に被圧送体を圧送する場合、空
気圧の微調整が困難で、従って被圧送体の微量圧送は困
難であった。又、吐出ノズルに工夫がなかったため、1
回の吐出量にムラがあり、極微量調整が困難であった。
そこで、本考案は、上記問題点を解決することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記課題を解決するために、被圧送体を圧送
するスクイーズポンプの吐出チューブの先端に微量吹出
ノズルを接続すると共に、該微量吹出ノズルはその最先
端部からの寸法が相違する複数の吹飛しチューブ接続部
を備え、該複数のチューブ接続部に、加圧空気供給用吹
飛しチューブを択一的に接続するように構成したもので
ある。また、被圧送体を圧送するスクイーズポンプの吐
出チューブの先端に微量吹出ノズルを接続すると共に、
該微量吹出ノズルに加圧空気を間欠的に供給する吹飛し
チューブを分岐接続し、さらに、その分岐接続点から上
記微量吹出ノズルの最先端部までの寸法を可変とする摺
動ノズル延長筒部材を装着しているものである。また、
被圧送体を圧送するスクイーズポンプの吐出チューブの
先端に微量吹出ノズルを接続すると共に、該微量吹出ノ
ズルに加圧空気を間欠的に供給する吹飛しチューブを分
岐接続し、さらに、その分岐接続点から上記微量吹出ノ
ズルの最先端部までの寸法を可変とする長さ寸法の相違
する一揃えの着脱自在の筒状アダプタを備えたものであ
る。
〔作用〕
圧送手段にスクイーズポンプを用いることによって微量
圧送が容易になる。すなわち、スクイーズポンプの回転
数の調整、又は回転作動と休止のタイミング調整を行う
ことによって粘性被圧送体の微量圧送が可能となる。
又、上述のように、微量吹出ノズルに加圧空気を間欠的
に供給する吹飛しチューブを分岐接続したため、微量吹
出ノズル内の一定量が、吹飛しチューブからの空気によ
って吹飛ばされ、(1ショットの)吐出量が一定する。
又、上述の様に吐出量を種々変化できるように、微量吹
出ノズルに、複数のチューブ接続部や摺動ノズル延長筒
部材や筒状アダプタという風に工夫をしたので、1ショ
ットの吐出量の調整が極微量づつ変化させ得る。
〔実施例〕
以下、図示の実施例に基づいて、本考案を説明する。
第1図は本考案に係る微量吐出装置の一実施例を示す。
この微量吐出装置は、スクイーズポンプ3と加圧手段2
を備えている。該加圧手段2は、圧力調整機構18と内部
に被圧送体1を収納したシリンジ12とを備えている。上
記圧力調整機構18は、圧力センサー10と電磁弁9を備え
ている。圧力センサー10が空気圧を感知し、信号を電磁
弁9に送り、電磁弁9が開閉して空気圧P0を調整する。
電磁弁9とシリンジ12の間には圧力計11が設けられ、空
気圧が確認できる。シリンジ12のケーシング内部にはケ
ーシングの内壁に沿って摺動するピストン13が内有され
ている。該ピストン13は、所望により省略できる。シリ
ンジ12内の被圧送体1は空気圧P0によって押出され、ス
クイーズポンプ3とシリンジ12を連結する吸込チューブ
14を通って、スクイーズポンプ3のポンピングチューブ
20に到る。スクイーズポンプ3を作動させるとロータ16
が回転し、ポンピングチューブ20内の被圧送体1がしご
き出されてくる。このロータ16の回転速度を調整するこ
とで被圧送体1の微量圧送が可能となる。ポンピングチ
ューブ20から押出された被圧送体1は、その先に連結さ
れた吐出チューブ17を通ってその先端に接続された微量
吹出ノズル6へ圧送される。該微量吹出ノズル6は、所
定圧力P1の空気を間欠的に供給する吹飛しチューブが択
一的に接続される複数の吹飛しチューブ接続部5…を備
えている。
第2図Iのように被圧送体1が微量吹出ノズルの先端ま
で圧送されてくると、第2図IIに示す様に瞬間的に、吹
飛しチューブ4から空気が供給され、分岐接続点21から
最先端部6aまでの一定量の被圧送体1が吹出される。被
圧送体1は、吹出されるので、目的場所に微量吹出ノズ
ル6の先端を接触させる必要はない。微量吹出ノズル6
の分岐接続点21から最先端部6aまでの長さ寸法をl、ノ
ズルの径の断面積をsとすると、1ショットの吐出量v
は、v=l×sの式で計算でき、lの長さを変えること
で吐出量vも変化させられる。
即ち、微量吐出ノズル6は、最先端部6aからの長さ寸法
lが相違する複数の吹飛しチューブ接続部5…を備えて
いるため、これらの吹飛しチューブ接続部5…の中から
目的の量vを吐出できるように択一的に接続部5を選ん
で吹飛しチューブ4を接続し、かつ、他の残った接続部
5…に止蓋15…を施蓋すればよい。なお、第2図IIで
は、最も少ない1ショット吐出量が吐出された場合を示
している。
第3図は別の実施例を示すもので、微量吹出ノズル6の
構造が上述のものと異なる。即ち、該微量吹出ノズル6
は、分岐接続点21からノズル6の最先端部6aまでの長さ
寸法を可変とするために、摺動ノズル延長筒部材7を装
着している。該筒部材7は上下に摺動しながらスライド
可能なため、長さ寸法lが、連続的(無段階)に変えら
れる。
第4図はさらに別の実施例を示すもので、微量吹出ノズ
ル6の構造が上述のものと異なる。即ち、該微量吹出ノ
ズル6は、分岐接続点21からノズル6の最先端部6aまで
の長さ寸法lを可変とするために、長さ寸法の相違する
一揃えの着脱自在の筒状アダプタ8…を備えている。こ
の筒状アダプタ8…は圧入差込式で、着脱が容易であ
る。
又、比較的低粘度の被圧送体1であれば、加圧手段2を
除いて、スクイーズポンプ3だけでも圧送吐出は可能で
ある(第1図参照)。
第1図、第2図、第3図、第4図に示した可変の微量吹
出ノズル6を用いれば、1回(1ショット)の吐出量が
0.1〜10μlの範囲で正確に吐出することが可能であ
る。
なお、本考案は、上述の実施例に限定されず、本考案の
要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由である。
〔考案の効果〕
本考案は、上述の如く構成されているので、次に記載す
る著大な効果を奏する。
請求項1によれば、1ショットの吐出量を、複数段階に
極微量調整することができる。
請求項2によれば、1ショットの吐出量を、無段階に極
微量調整することができる。
請求項3によれば、1ショットの吐出量を、複数段階に
極微量調整することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す簡略構成図、第2図は
要部拡大断面図、第3図と第4図は夫々別の実施例の要
部拡大断面図である。 1…被圧送体、3…スクイーズポンプ、4…吹飛しチュ
ーブ、5…吹飛しチューブ接続部、6…微量吹出ノズ
ル、7…摺動ノズル延長筒部材、8…筒状アダプタ、17
…吐出チューブ、21…分岐接続点。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被圧送体1を圧送するスクイーズポンプ3
    の吐出チューブ17の先端に微量吹出ノズル6を接続する
    と共に、該微量吹出ノズル6はその最先端部6aからの寸
    法が相違する複数の吹飛しチューブ接続部5…を備え、
    該複数のチューブ接続部5…に、加圧空気供給用吹飛し
    チューブ4を択一的に接続するように構成したことを特
    徴とする微量吐出装置。
  2. 【請求項2】被圧送体1を圧送するスクイーズポンプ3
    の吐出チューブ17の先端に微量吹出ノズル6を接続する
    と共に、該微量吹出ノズル6に加圧空気を間欠的に供給
    する吹飛しチューブ4を分岐接続し、さらに、その分岐
    接続点21から上記微量吹出ノズル6の最先端部6aまでの
    寸法lを可変とする摺動ノズル延長筒部材7を装着して
    いることを特徴とする微量吐出装置。
  3. 【請求項3】被圧送体1を圧送するスクイーズポンプ3
    の吐出チューブ17の先端に微量吹出ノズル6を接続する
    と共に、該微量吹出ノズル6に加圧空気を間欠的に供給
    する吹飛しチューブ4を分岐接続し、さらに、その分岐
    接続点21から上記微量吹出ノズル6の最先端部6aまでの
    寸法lを可変とする長さ寸法の相違する一揃えの着脱自
    在の筒状アダプタ8…を備えたことを特徴とする微量吐
    出装置。
JP1989141372U 1989-12-05 1989-12-05 微量吐出装置 Expired - Lifetime JPH0642769Y2 (ja)

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JP1989141372U JPH0642769Y2 (ja) 1989-12-05 1989-12-05 微量吐出装置

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JPH0379867U JPH0379867U (ja) 1991-08-15
JPH0642769Y2 true JPH0642769Y2 (ja) 1994-11-09

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ID=31688275

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JP1989141372U Expired - Lifetime JPH0642769Y2 (ja) 1989-12-05 1989-12-05 微量吐出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6215508U (ja) * 1985-07-11 1987-01-30
JPH01128870A (ja) * 1987-11-16 1989-05-22 Brother Ind Ltd 乾式転写材製造用シート

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JPH0379867U (ja) 1991-08-15

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