JP2573983Y2 - 微量圧送装置 - Google Patents

微量圧送装置

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JP2573983Y2
JP2573983Y2 JP1989141371U JP14137189U JP2573983Y2 JP 2573983 Y2 JP2573983 Y2 JP 2573983Y2 JP 1989141371 U JP1989141371 U JP 1989141371U JP 14137189 U JP14137189 U JP 14137189U JP 2573983 Y2 JP2573983 Y2 JP 2573983Y2
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pressure
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康克 井野内
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康克 井野内
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、接着剤や銀ペーストやグリース等の粘性被
圧送体を圧送する微量圧送装置に関する。
〔従来の技術と考案が解決しようとする課題〕
従来、接着剤や銀ペーストやグリース等の圧送は、空
気圧を応用したシリンジによって圧送していた。ところ
が、粘性被圧送体を微量圧送したい場合、粘性被圧送体
の極微量の調整−例えば0.0001cc〜0.01cc−は非常に困
難であった。
そこで、本考案は、上記問題点を解決することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記課題を解決するために、ロータの回転
駆動に伴って、ポンピングチューブ内の被圧送体がしご
き出されてくるスクイーズポンプを備えると共に、該ス
クイーズポンプが、上記ロータの回転速度と間欠的運転
タイムを増減調整することで、上記被圧送体の極微量圧
送を調整可能として構成され;かつ、空気圧を感知する
圧力センサーと、該センサーから送られる信号にて開閉
して上記空気圧を調節する電磁弁と、から成る圧力調整
機構を有する空気加圧部を備え;該空気加圧部から送ら
れてくる空気圧によって内部を被圧摺動するピストンを
内有すると共に該ピストンにて内部に収納された上記被
圧送体を加圧して送り出すシリンジと、上記空気加圧部
と、から成る加圧手段を、上記スクイーズポンプのポン
ピングチューブの吸込端に接続された吸込チューブに付
設し;さらに、上記ポンピングチューブの吐出端に接続
された吐出チューブの先端に、エアーを間欠的に吹出す
吹とばしチューブが択一的に接続される接続管を分岐状
に複数個有する微調用ノズルを付設したものである。
〔作用〕
加圧手段によって、被圧送体を確実にスクイーズポン
プに到達させることができる。この際、空気加圧部とス
クイーズポンプとの間に、シリンジを介装させることに
より、吸込チューブ内に於て被圧送体が非連続状となる
ことなく、この吸込チューブに順次供給可能となる。
また、加圧手段が有する圧力調整機構によって、被圧
送体の特性(粘度等)と圧送量に対応する極微量調整が
可能である。さらに、スクイーズポンプのロータの回転
速度と間欠的運転タイムの増減調整によって、被圧送体
の極微量圧送が調整可能である。しかも、微調用ノズル
によって、極微量の吐出量調整が一層容易となる。
〔実施例〕
以下、図示の実施例に基づいて、本考案を説明する。
第1図は、本考案に係る微量圧送装置の実施例を示
す。
この微量圧送装置は、スクイーズポンプ1と加圧手段
7を備えている。この加圧手段7は、圧力調整機構12を
有する空気加圧部11と、内部に被圧送体10を収納したシ
リンジ2と、から成っており、このシリンジ2は、スク
イーズポンプ1と空気加圧部11との間に介装されてい
る。つまり、スクイーズポンプ1のポンピングチューブ
19の吸込端に接続された吸込チューブ15の他端がシリン
ジ2に接続され、かつ、このシリンジ2の他端(上記チ
ューブと連結していない側)が空気加圧部11と連結され
ている。
また、圧力調整機構12は、圧力センサー5と、電磁弁
6と、から成る。この圧力センサー5が空気圧を感知
し、その信号を電磁弁6に送り、この電磁弁6が開閉し
て空気圧を調整する。なお、この電磁弁6とシリンジ2
の間には、圧力計4が設けられ、空気圧が確認できるよ
うになっている。
さらに、このシリンジ2内部には、空気加圧部11から
送られてくる空気圧Pによって、このシリンジ2の本体
内を被圧摺動するピストン3が内有されており、シリン
ジ2内の被圧送体10は、このピストン3によって加圧さ
れてスクイーズポンプ1へ送り出される。そして、被圧
送体10は、スクイーズポンプ1とシリンジ2を連結する
吸込チューブ15を通って、ポンピングチューブ19の吸込
端に至る。なお、被圧送体10は、圧力調整機構12にて調
整された加圧空気によって、被圧送体10の特性(粘度
等)と圧送量に応じた量が順次スクイーズポンプ1の吸
込チューブ15に供給されるので、吸込チューブ15内に於
て非連続状となることがない。
続いて、スクイーズポンプ1を作動させると、ロータ
17の回転駆動に伴って、ポンピングチューブ19内の被圧
送体10がしごき出されてくる。このロータ17の回転速度
と間欠的運転タイムを増減調整することで、被圧送体10
の極微量圧送調整が可能となる。即ち、ロータ17の回転
速度の速遅と間欠作動タイムの設定等によって、被圧送
体10の圧送速度又は圧送量が調整される。
そして、ポンピングチューブ19内の吐出端から押出さ
れた被圧送体10は、吐出チューブ14を通って、その先端
に付設された微調用ノズル8に送られる。このノズル8
は、エアーを間欠的に吹出す吹とばしチューブ16が択一
的に接続される接続管18…を分岐状に複数個有する。な
お、不使用の接続管18…は止蓋13…で施蓋されている。
また、このノズル8は、そのノズル最先端部8aから、接
続管18の分岐点までの寸法の変化によって、1ショット
毎の被圧送体10の吐出量を変化させることが可能であ
る。
従って、圧力調整機構12を有する加圧手段7と、スク
イーズポンプ1と、微調用ノズル8との有機的結合によ
り、被圧送体10の極微量の吐出量調整を高精度に行うこ
とが可能である。
〔考案の効果〕
本考案は、上述のように構成されているので、以下に
記載する著大な実用的効果を奏する。
スクイーズポンプ1のロータ17の回転速度と間欠的
運転タイムを増減調整することで、被圧送体10の極微量
の調整−例えば、0.0001cc〜0.01cc−が可能となった。
スクイーズポンプ1に加圧手段7を付設したことか
ら、従来はスクイーズポンプ1のみでは吸込不可能な銀
ペーストやグリース等の被圧送体10を、スクイーズポン
プ1に確実に吸込ませることができる。
シリンジ2をスクイーズポンプ1と空気加圧部11と
の間に介装することにより、被圧送体10は、吸込チュー
ブ15内で非連続状となることなく、スクイーズポンプ1
内に供給されるため、安定した状態で圧送される。
圧力調整機構12にて、シリンジ2に供給する加圧空
気の圧力を調整することができるので、種々の特性(粘
度等)の被圧送体10に対応して、微調整することができ
る。
圧力調整機構12と、スクイーズポンプ1での微調整
と、微調用ノズル8との相乗効果として、高精度に、か
つ、一層広範囲にわたる極微量の吐出量調整が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す簡略構成図である。 1……スクイーズポンプ、2……シリンジ、3……ピス
トン、5……圧力センサー、6……電磁弁、7……加圧
手段、8……微調用ノズル、10……被圧送体、11……空
気加圧部、12……圧力調整機構、14……吐出チューブ、
15……吸込チューブ、16……吹とばしチューブ、17……
ロータ、18……接続管、19……ポンピングチューブ、P
……空気圧。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータ17の回転駆動に伴って、ポンピング
    チューブ19内の被圧送体10がしごき出されてくるスクイ
    ーズポンプ1を備えると共に、該スクイーズポンプ1
    が、上記ロータ17の回転速度と間欠的運転タイムを増減
    調整することで、上記被圧送体10の極微量圧送を調整可
    能として構成され、 かつ、空気圧を感知する圧力センサー5と、該センサー
    5から送られる信号にて開閉して上記空気圧を調節する
    電磁弁6と、から成る圧力調整機構12を有する空気加圧
    部11を備え、 該空気加圧部11から送られてくる空気圧Pによって内部
    を被圧摺動するピストン3を内有すると共に該ピストン
    3にて内部に収納された上記被圧送体10を加圧して送り
    出すシリンジ2と、上記空気加圧部11と、から成る加圧
    手段7を、上記スクイーズポンプ1のポンピングチュー
    ブ19の吸込端に接続された吸込チューブ15に付設し、 さらに、上記ポンピングチューブ19の吐出端に接続され
    た吐出チューブ14の先端に、エアーを間欠的に吹出す吹
    とばしチューブ16が択一的に接続される接続管18…を分
    岐状に複数個有する微調用ノズル8を付設し たことを特徴とする微量圧送装置。
JP1989141371U 1989-12-05 1989-12-05 微量圧送装置 Expired - Lifetime JP2573983Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0380030U JPH0380030U (ja) 1991-08-15
JP2573983Y2 true JP2573983Y2 (ja) 1998-06-04

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ID=31688274

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48106506U (ja) * 1972-03-13 1973-12-11
JPS60233387A (ja) * 1984-05-04 1985-11-20 Fujikura Ltd 回転機器における液体供給装置

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JPH0380030U (ja) 1991-08-15

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