JPH0642754U

JPH0642754U - ティッシュ箱

Info

Publication number: JPH0642754U
Application number: JP8569792U
Authority: JP
Inventors: 誠二厨屋
Original assignee: 誠二厨屋
Priority date: 1992-11-02
Filing date: 1992-11-02
Publication date: 1994-06-07

Abstract

(57)【要約】【目的】ティッシュ箱の一面に止め具を配した扉を設
け、中底になる面にコイルバネ等の弾性部材を装着した
ティッシュ箱を提供する。【構成】ティッシュ箱（２）の一面に止め具（５）を配
した扉（９）を設け、中底になる面にコイルバネ（４）
等の弾性部材を装着したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、ティッシュ箱の一面に止め具を配した扉を設け、中底となる面に弾性部材を装着したティッシュ箱に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のティッシュ箱には、底や側面にミシン目の入った爪が設けられていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来のティッシュ箱には、残り少なくなってきた時にティッシュを押し上げるための爪が箱の底や側面に設けられていたが、この爪を利用してもティッシュが横にずれ落ちたりして最後まで楽に引き抜くことが困難であった。

【０００４】また、そのような爪が設けられているのを知らない人も多く、知っていても爪を起こす作業が面倒で実際に使用されることはほとんどなかった。

【０００５】本案は、上記のような欠点を除くために考案されたもので、図面を参照して説明すれば、ティッシュ箱（２）の中底に装着したコイルバネ（４）等の弾性部材の復元力を利用するため、ティッシュ（１）を常に安定した状態で押し上げることができる。故に、最後の一枚まで楽に引き抜くことができるのである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

本考案は、上記目的を達成するために、ティッシュ（１）を納めるティシュ箱箱（２）の中底にコイルバネ（４）等の弾性部材を装着した構造のティッシュ箱である。

【０００７】

【作用】

従来どおり、ティッシュ（１）を引き抜き使用するだけでよく、あとはティッシュ箱（２）の中底に装着したコイルバネ（４）等の弾性部材が、その復元力で常にティッシュ（１）を安定した状態で押し上げる働きをするため、最後の一枚まで楽に引き抜くことができるのである。それに、ティッシュ（１）が無くなっても新たにティッシュを補充してやれば何度でも使用可能である。

【０００８】

【実施例１】実施例について図面を参照して説明する。ティッシュ箱（２）の一面に止め具（５）を配した扉（９）を設け、中底になる面にコイルバネ（４）等の弾性部材を装着したティッシュ箱。

【０００９】本考案は、上記のような構造であるから、ティッシュ（１）が残り少なくなってきても、コイルバネ（４）等の弾性部材がその復元力で常にティッシュ（１）を安定した状態で押し上げているため、最後まで楽にティッシュ（１）を引き抜くことができるのである。

【００１０】

【実施例２】他の実施例を図２に基づいて説明する。第１の実施例と同じ部分には、同一の符号をつけてある。第１の実施例と異なるのは、コイルバネ（４）を板バネ（６）に代えたものである。

【００１１】

【実施例３】他の実施例を図３に基づいて説明する。第１の実施例と同じ部分には、同一の符号をつけてある。第１の実施例と異なるのはコイルバネ（４）を形状記憶合金（７）に代えたものである。

【００１２】

【実施例４】他の実施例を図４に基づいて説明する。第１の実施例と同じ部分には、同一の符号をつけてある。第１の実施例と異なるのはコイルバネ（４）を弾力スポンジ（８）に代えたものである。

【００１３】

【考案の効果】

本考案は、上記のとおり構成されているので、次の効果が望める。

【００１４】ティッシュ（１）を最後の一枚まで楽に引き抜くことが可能になるため、従来のティッシュ箱使用時にみられた、爪を起こす作業や、ティッシュが残り少なくなてきたとき、箱の中に落ち込んで取り出しにくかったという、イライラした思いをしなくてすむのである。

【００１５】また、ティッシュ（１）が無くなっても補充できる構造になっているため、何度でも使用できる。故に、今まで使い捨てにされていた外箱が不用になるため、紙の節約ができる。しいては、ゴミを減らすことにもなり、環境保護や資源保護にも大いに役立つものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の第１の実施例を示す斜視図である。

【図２】本考案の第２の実施例を示す斜視図である。

【図３】本考案の第３の実施例を示す斜視図である。

【図４】本考案の第４の実施例を示す斜視図である。

【図５】本考案の構造を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ティッシュ２ティッシュ箱３ティッシュ取り出し口４コイルバネ５止め具６板バネ７形状記憶合金８弾力スポンジ９扉

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ティッシュ箱（２）の一面に止め具（５）
を配した扉（９）を設け、中底になる面にコイルバネ
（４）等の弾性部材を装着したティッシュ箱。
【請求項２】請求項１に記載のティッシュ箱に於いて、
コイルバネ（４）を板バネ（６）としたティッシュ箱。
【請求項３】請求項１に記載のティッシュ箱に於いて、
コイルバネ（４）を形状記憶合金（７）としたティッシ
ュ箱。
【請求項４】請求項１に記載のティッシュ箱に於いて、
コイルバネ（４）を弾力スポンジ（８）としたティッシ
ュ箱。